機甲戦記ドラグナー

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機甲戦記ドラグナー
ジャンル ロボットアニメ
アニメ
監督 神田武幸
アニメーション制作 日本サンライズ→サンライズ
製作 名古屋テレビ
創通エージェンシー
日本サンライズ→サンライズ
放送局 名古屋テレビ
放送期間 1987年2月7日 - 1988年1月30日
話数 全48話
コピーライト表記 ©1987 創通・サンライズ
テンプレート使用方法 ノート

機甲戦記ドラグナー』(きこうせんきドラグナー)は、1987年(昭和62年)2月7日から1988年(昭和63年)1月30日まで名古屋テレビテレビ朝日系で毎週土曜日17:30 - 18:00に全48話が放送された、サンライズ(制作当初:日本サンライズ)制作のロボットアニメ

目次

[編集] 概要

[編集] 放映前企画など

本作は前述の放送枠にて富野由悠季が『戦闘メカ ザブングル』から『機動戦士ガンダムΖΖ』までの5年間にわたり務めた総監督を『銀河漂流バイファム』の神田武幸にバトンタッチした。『ZZ』に引き続き、バンダイが企画・スポンサー・商品化している。

本作のコンセプトは「ガンダムをリニューアルする」ということである[1]。ここに神田は「バイファムのちょっと上の新兵の話をやりたいねえ」という要素を追加、本作の方向性が決まった。バンダイは多色成型と共通のポリキャップを使うプラモデルの販売を企図。本作の登場ロボットはそれを前提としたデザインになっている。

上記のように、両者には共通する点が幾つか見られ、代表的なものとして

  • 3編隊の主役メカ
  • 専用のカスタム機を駆る美形のライバル
  • 民間人が軍の新兵器をいきなり運用することになる
  • 宇宙市民を中心とした独裁国家が地球に独立戦争を仕掛ける

などがある。逆にガンダムから変更された点として

  • 遠い未来の話ではなく21世紀(放映当時から百年後)の話。
  • 主役メカの3機の内、ガンタンクは人気がなかったのでD-3のみガンダムとは違うイメージ(電子戦機)にした。
  • ホワイトベースのような架空の艦ではなく、現実の空母から発進。
  • 試作機(ドラグナーシリーズ)より量産型(ドラグーン)の方が性能が上(現実では試作型より性能が劣る事はまず無い)。
  • 携行火器としてビーム兵器ではなく実体弾を使用。
  • 敵独裁国家の根拠地はスペースコロニーよりは実現の余地があるとされる月面。

など、ガンダムを一層リアルにしたものになっている。

放送前の製作段階で様々な混乱があった様子が、マスメディア掲載の情報から伺えるという状況であった。作品タイトル(=主役メカ名称)が『ドラグナー』と決まる以前、速報的に毎号情報を掲載していたバンダイの模型情報では『キャバリアー戦記グランダスト』の仮題で紹介した翌月には『亜空戦記グランダルス』と紹介、その翌月にはまた別の仮題を掲載……という状態が続いた。またギガノス軍マークが決定する以前、メカデザインの大河原邦男はギガノス側MAのマークが入る箇所に『科学忍者隊ガッチャマン』の敵・ギャラクターのマークを仮に書き込んでいたが、この設定画がそのまま模型情報に掲載されるという事態が起こっている。同誌では翌月号でこの件に関する謝罪と説明が掲載された。

[編集] 前期

登場人物たちの掛け合いや作劇自体をコメディを含めたライトタッチな雰囲気で描いており、意外なキャラクター同士を恋愛関係にして意表を突いたり、終盤では主人公を差し置いて敵陣営に属するライバルが主役顔負けの活躍を見せている。

前期オープニングに登場するドラグナー1型は、原画を担当した大張正己により思い切ったデフォルメがされていたが、本編やプラモデルとのギャップが非常に大きかったため、14話からは数カットが元デザインに近いものへ差し替えられている。しかし、このデフォルメ版ドラグナー1型は「バリグナー」という通称が付けられるほど高い人気を博し、後にこのデフォルメ版への換装キットがB-CLUBから発売されている。

[編集] 後期

しかし、終盤のライバルの活躍こそ話題にはなったが、当時の視聴者に対しては新鮮な驚きを与えることはできなかった。また話が進むにつれ作画の差異が目立ち、序盤に多く見られたコミカルな描写も散発的になって行った。メカニカルデザインを担当した大河原邦男は後に、「良いスタッフに恵まれたのに歯車が上手く噛み合わなかった作品」と述懐している。

放送当時は、関連商品の売れ行きが不調だったため中盤から路線変更し、上記のような散発的なギャグのほか、「生身での修行の結果、銃弾をかわせるようになる」といった描写も取り入れられた。この時期にサブキャラクター・デザイナーとして、演出のみならず絵の面でもギャグ描写の得意な芦田豊雄がチーム入りしたことも、作品の性格を明確に変えている[2]

後期主題歌は、1987年当時アイドル歌手であった山瀬まみが歌っており、この後期オープニングの作画は大森英敏が担当している。

[編集] 放映終了後

この時間帯では『戦闘メカ ザブングル』以来リアルロボット路線が続いていたが、この頃になるとファミコンブームの絶頂期と重なっていた時期であったため、リアルロボット作品の人気も下り坂であり、当作でリアルロボットの連作は一旦終了する。その後は共同製作の『宇宙伝説ユリシーズ31』(製作は東京ムービー)を一本置いて、『鎧伝サムライトルーパー』からはまたヒーロー物路線に戻った。

ビデオ化された事がなく、後にLDで発売しているが、DVDの爆発的普及期と発売が重なったため売れ行き不調となり、廃盤となっている。しかし、2001年に発売された『スーパーロボット大戦A』に登場したことをきっかけに『スーパーロボット大戦シリーズ』には現在までに通算4回登場。そのほかリアルロボット系アクションゲーム『A.C.E.』にも登場し、2005年冬にDVD-BOXが発売された。

[編集] その他

  • 草彅剛主演のドラマ『TEAM』の劇中にて、アニメファンという設定の主人公が被疑者の少年の部屋から本作のビデオを発見し、驚喜しながら少年の母親に譲ってくれるよう頼み、無事に譲り受けるという、上記の「幻の作品」を元ネタにした小話がある。
  • 角川文庫から『小説 機甲戦記ドラグナー』が刊行されている。著者は園田英樹。巻末には永井豪が解説を寄稿している。
  • オープニングにおいて夢色チェイサーの作曲者の表記が筒"見"京平となっているが、これは誤植である。正しくは筒"美"京平
  • 機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央が演出に参加している(当時は福田満夫)。本作のDVD-BOXのインタビューで福田は「ドラグナーの経験」が『SEED』に活かされたように述べている。また『SEED』には本作へのリスペクトがあるそうである。

[編集] ストーリー

舞台は西暦2087年。月に誕生した軍事政権による統一国家・ギガノス帝国地球連合に対して一方的に独立を宣言し、宣戦を布告。戦火はスペースコロニーと地球本土に拡大し、月面のマスドライバーメタルアーマー (MA) などの兵器によって、地上の7割はギガノスに占拠されていた。

そんな中、スペースコロニー「アルカード」の住人である主人公・ケーン・ワカバタップ・オセアノライト・ニューマンの3人は、ひょんなことから新開発メタルアーマー・D兵器ドラグナー)のパイロットとして登録されてしまい、追撃部隊を撃破する。こうして、彼らはギガノス帝国の追撃艦隊と戦いながら地球連合軍本部を目指すことになる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 登場人物

[編集] 地球連合軍

[編集] ドラグナー遊撃隊

ケーン・ワカバ
- 菊池正美
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は准尉(当初は三等空士)。
メタルアーマー「ドラグナー1」・「D-1カスタム」のパイロット。
西暦2070年8月4日生、身長172センチ、体重59キロ、血液型B。
本編の主人公。日本TOKYO出身の日系2世。父は地球連合軍参謀のジム・オースチン、母は中立コロニー「アルカード」入国管理官のアオイ・ワカバ。ただし両親は離婚し、母と暮らしていた。母方の祖母はギガノス占領下の青森で暮らしている。
元々はアルカードにある民間のアストロノーツアカデミーの生徒。アカデミー時代はリーゼントに上着はスタジャンというスタイルだった。輸送船アイダホでドラグナーのパイロットに任命された直後にお目付け役のベン軍曹に髪をバッサリ切られる。
基本的には直情型かつ熱血漢で、後先考えないで突っ走るタイプ。ドラグナーのパイロットとなってしまったのもアルカードを強襲したギガノスに一泡吹かせようとケーンが言い出したことが原因である。リンダに一目惚れし、その想いは彼女の秘密を知ってからも変わらなかった。
アルカードでギガノス軍の侵攻に遭い偶然軍事機密のディスクを手にして逃げ込んだ先に偶然ドラグナーが保管されており、このディスクが偶然ドラグナーのものであったことからパイロットとして登録されてしまう。以後、なし崩しに地球連合軍の軍人となり、ギガノス帝国軍との戦いの渦中に置かれこととなる。元々民間人であったため、戦闘については素人だったが、数々の戦いを経てエースパイロットとして敵にも知られるまでに成長していく。
輸送艦アイダホ救出の際には、拿捕されていた中継基地を丸ごと爆破し、多数の艦船とMA、9000名以上の人員を葬り去った。
地球に降下してからは英雄として扱われ、6階級特進[3]となったことなどから増長する場面も多々あったが、友人ビルの死などにより素行はやや落ち着くことになった。また、カムチャッカ半島沖のギガノス軍補給基地強襲においてはMA20機以上を基地ごと潰し、日本では青森の竜飛岬の要塞を爆破、中国大陸においてはグン・ジェム隊を壊滅させ秘密基地を爆破するなど凄まじい活躍を見せる。なお、グン・ジェム隊には当初は実力差から苦戦を強いられていたが、わずか3日間の修行で相手の切っ先をかわす「見切り」を身につけ力関係の逆転に成功した。
宇宙機動要塞攻略戦においては母親を人質に取られたため、やむなく乗機とともにギガノス帝国軍に投降し、忠誠を示すため地球連合軍と戦っていたが、リンダとベン軍曹が母親の救出に成功したおかげで反撃に転じ、マイヨと共闘してドルチェノフに深傷を負わせた。
タップ・オセアノ
声 - 大塚芳忠
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は准尉(当初は三等空士)。
メタルアーマー「ドラグナー2」・「D-2カスタム」のパイロット。
西暦2070年5月13日生、身長172センチ、体重72キロ、血液型O。
ニューヨーク出身のアフリカ系アメリカ人。黒人。チューインガムを噛み陽気で音楽好きという当時のステレオタイプ的な黒人像で描かれている。両親と兄弟姉妹はギガノス占領下のニューヨークに住んでいる。
ケーン同様、元々はアストロノーツアカデミーの生徒。偶然ドラグナー2に乗り込み、戦いの渦中に置かれてしまう。
ロックが好きで、携帯CDプレイヤーでよく聴いている。最初のCDプレイヤーはギガノス軍の基地に仕掛けた爆弾の起爆装置として使われることになる。ローズに想いを寄せており、彼女が肺炎で倒れた際には、出撃せずに看病し続けた。
ライト・ニューマン
声 - 堀内賢雄
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は准尉(当初は三等空士)。
メタルアーマー「ドラグナー3」のパイロット。
西暦2069年10月9日生、身長175センチ、体重62キロ、血液型A。
イギリス出身。父は地球連合軍欧州統括理事会常任理事。祖父は元英国下院議員で貴族のバーモント卿という名門の家系。
ケーン、タップと同じくアストロノーツアカデミーの生徒。偶然ドラグナー3に乗り込み、戦いの渦中に置かれてしまう。
コンピューター好きであったため、ドラグナー3の特性を最大限活かしていた。戦闘中にドラグナー3で分析した情報を元に事態の打開策を立てるなど、ドラグナーチームの知恵袋的存在。
ジェームス・C・ダグラス
声 - 大滝進矢
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は大尉(以前は少尉)。
本来はドラグナー1の正式パイロットになるはずだった。ケーン達がドラグナーパイロットとなってからは、教官として彼らを鍛える任に就いた。
宇宙機動要塞攻略戦において、本来のドラグナーパイロットとしての本領を発揮する機会を得て、自らドラグーンに搭乗し、ドラグーン隊の隊長を務める。
ダイアンに気があったようだが、ケーン達の計らいもあって彼女は部下であるベンと結婚してしまう。
リンダ・プラート
声 - 藤井佳代子
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は特務中尉。
西暦2070年11月25日生、身長160センチ、体重47キロ、血液型A。
ソビエト連邦(現ロシア連邦)出身。父はドラグナーの開発者であるラング・プラート、兄は元ギガノス帝国軍のエースパイロットであるマイヨ・プラート。本作のヒロイン。
難民として輸送艦「アイダホ」に乗り合わせていた。
かつては電子工学を専攻していた。
父や兄との複雑な境遇から当初は心を閉ざしていたが、ケーンの熱烈なアタックを受けるうち、次第に心を開いていく。
宇宙機動要塞攻略戦においては、ベン軍曹と共にケーンの母親を救出し、ケーンの地球連合軍に対する攻撃を止めさせるきっかけをつくった。
ローズ・パテントン
声 - 平松晶子
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は特務少尉。西暦2070年9月30日生、身長155センチ、体重46キロ、血液型AB。
難民として輸送艦「アイダホ」に乗り合わせていた。
戦争で行方不明になった両親を探している身だが、常に明るく振る舞っている。
当初は自分に思いを寄せるタップをまるで意識していなかったが、次第にまんざらでもなくなってきたらしく、彼が敵に捕らわれた時には心配する様子も見せた。
ベン・ルーニー
声 - 島香裕
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は軍曹。
独身。妹が一人いる。終戦後、ダイアン・ランスと結婚する。
輸送艦「アイダホ」にてD兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていたが、突如軍人となったケーン達3人を厳しくしごき上げた。スキンヘッドと厳めしい面構えだったが、意外に人情派なところもあり、ケーン達にとっては頼れる兄貴分でもある。この関係はケーンたちが昇進し、軍曹の上官となってからも変わることはなかった。
宇宙機動要塞攻略戦においてはケーンの母親を救出する作戦を上申し、リンダ特務中尉と共に救出にあたった。

[編集] その他

ジム・オースチン
声 - 嶋俊介
地球連合軍第2海洋戦域軍参謀。
ケーン・ワカバの実父。生き方の違いにより妻のアオイ・ワカバとは離婚している。結婚生活は13年間であった。息子のケーンからは出世ばかり考え家族を捨てた男として嫌われている。
ヤム
声 - 戸谷公次
地球連合軍所属。階級は少佐。
ドラグーン隊の隊長。拳法の達人でもあり、ケーンに自身の父親であるラオチュンの修験道場を紹介する。
ダイアン・ランス
声 - 勝生真沙子
地球連合軍情報部所属。階級は少尉。西暦2064年6月27日生、身長165cm、体重52キロ、血液型A。
難民として「アイダホ」に乗り合わせていたが、実は地球連合軍諜報員でリンダとローズの警護と中国大陸の重慶までの同行の任に就いていた。
重慶到着後は別の任務のため転属となったが、終戦後ベン・ルーニーと結婚した。
ゲーム『SUNRISE WORLD WARfrom サンライズ英雄譚』ではガンダムシリーズに登場する、ラビアンローズの艦長として勤めた。
ギニール
声 - 池水通洋
地球連合軍第1機甲中隊隊長。階級は少尉。
戦闘ポッドのパイロット。妹へのプレゼントをケーンに託し、ドラグナーを守ろうと戦死した。
小説版ではフルネームが「グレッグ・H・ギニール」とされている。
ロイ・ギブソン
声 - 秋元羊介
輸送艦「アイダホ」の艦長。
D兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていた。無断でドラグナーを持ち出すケーン達を警戒しつつも黙認した。
ケニー・ダンカン
声 - 柴本広之
輸送艦「アイダホ」の航海長。
D兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていた。

[編集] ギガノス帝国軍

[編集] 指導者

ギルトール
声 - 大木正司
ギガノス帝国軍元帥。元は某国の将校だったが地球の腐敗を憂い、月面の各基地に駐屯していた地球各国の駐留軍を纏め上げて反乱を起こし「統一帝国ギガノス」の実質的指導者となる。
ラング・プラートとは親友であったが、理念の違いから袂を分かつ。その子マイヨに対しては全幅の信頼を寄せていた。
マスドライバーを使用して地球連合軍の要所を攻撃していたが、戦争の理念を優先し、全面攻撃には最後まで首を縦に振らなかった。
気高い人物ではあるが、上層部の腐敗を止められず、これによる若手将校の反乱を許してしまっていた。
ドルチェノフ中佐に暗殺され、地球の行く先を憂いながら息を引き取る。
小説版には「メサイア・ギルトール」とフルネームが設定されている。
ドルチェノフ
声 - 飯塚昭三
ギガノス帝国軍総統(以前は中佐)。
以前から急進派として名を馳せていたようで、ギルトール元帥にマスドライバーによる地球全面攻撃を再三にわたり訴えていたが、全て拒否されていた。業を煮やしたドルチェノフはギルトールを暗殺(マイヨに罪を着せたのは彼が連れてきた部下である)。中佐の階級であるにもかかわらず総統の座を引き継いだ。しかし、マスドライバーはマイヨに破壊されたため、地球全面攻撃は実現できなかった。
総統就任後は戦局の劣勢を打開すべく宇宙機動要塞の建造を推進した。ドラグナーに対しては、アオイ・ワカバを事実上の人質に取ってケーン・ワカバを投降させた。
MAパイロットとしての能力は非常に高く、反乱軍の鎮圧に際しては自ら先頭に立ち圧倒的な実力を見せつけ、宇宙機動要塞内の戦闘においても旧世代のダインに搭乗していたにもかかわらず、新鋭機に乗るクリューガーに対しマイヨが「貴様の腕では無理だ」と交戦を止めようとするなど、エースパイロット級の腕前であることがうかがえる。
最期はギルガザムネを駆りケーンやマイヨと戦うが、ギルガザムネの欠陥により敗退する。この際に脱出装置が作動しなくなり、コクピットに閉じこめられたまま宇宙機動要塞とともに月面へ散った。
クレスタ・ラナ・ギルトール
小説版のオリジナルキャラクター。ギルトールの息子。マイヨ・プラートに教育を受ける美形の天才少年。パイロットとしての能力はマイヨに匹敵する。小説版に登場しないドルチェノフの代わりに登場する。

[編集] 親衛機甲兵団

マイヨ・プラート
声 - 小杉十郎太
ギガノス帝国軍親衛機甲兵団第一師団所属。階級は大尉。
西暦2062年3月6日生、身長180センチ、体重70キロ、血液型A。
メタルアーマー「ファルゲン」のパイロット。
通称「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれるエースパイロット。高潔な軍人である彼は、多くのギガノス軍人の尊敬を集めていた。軍人としては模範と呼べる有能な人物であったが、その反面、肉親の情愛よりも国家の大義を選ぶほど家族を省みない一面もあり、争いを望まない妹のリンダからは失望されていた。
ギルトール元帥に心酔しており、彼を裏切った父ラング・プラートを憎んでいる。D兵器(ドラグナー)追撃でケーン達とは幾度も戦うことになるが、部下の専行や各方面で友軍の協力が得られなかったことなどから失敗を重ねることとなり、遂には追撃の任を解かれ最前線である南部戦線に左遷させられる。このことが一因でマイヨを慕う親衛機甲兵団の反乱が発生する。
この親衛機甲兵団の反乱騒ぎを裏で主導した疑いをかけられ、月面司令本部へ召還され反乱軍の説得にあたるが、その最中にドルチェノフ中佐によるギルトール元帥殺害の場に居合わせ、ドルチェノフの計略により「ギルトールを殺害した反逆者」という濡れ衣を着せられる。ギルトール元帥の遺志によりマスドライバーを破壊するが、ギガノス軍の追撃を受け行方不明となる。
南太平洋上にある海岸に漂着したマイヨは、偶然にもプラクティーズの3人に発見され、その後は一時生きる意味を見失っていたが、プラクティーズの説得やグン・ジェム隊のミンとの関わりを経て、自らの濡れ衣とギルトール元帥の無念を晴らすために再起を決意。月へと向かいドルチェノフ率いる宇宙機動要塞へ突入し、ドルチェノフを討つ。宇宙機動要塞放棄時には要塞とともに死ぬことを考えたが、ドラグーンに搭乗してやって来たラングの説得により要塞を脱出した。
その義理堅く、理想を貫こうとする実直な姿勢から、主人公達であるケーン達よりも人気が高く、ストーリーの終盤では主役であるケーンを差し置いての活躍を見せている。最終回エンディングクレジットにおいてもラストを締めくくっている。
ダン・クリューガー
声 - 柏倉つとむ
ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。
西暦2067年6月22日生、身長173センチ、体重60キロ、血液型O。
メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。
プラクティーズの中では最もマイヨ・プラートに心酔していた。
宇宙機動要塞潜入時に、マイヨや仲間達を守るためドルチェノフに機体を蜂の巣にされ、壮烈な死を遂げる(『スーパーロボット大戦シリーズ』では最後まで生存する)。
カール・ゲイナー
声 - 島田敏
ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。
西暦2067年7月1日生、身長175センチ、体重62キロ、血液型A。
メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。
ウェルナー・フリッツ
声 - 竹村拓
ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。
西暦2067年7月12日生、身長176センチ、体重65キロ、血液型AB。
メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。

[編集] グン・ジェム隊

グン・ジェム
声 - 加藤治
ギガノス帝国海洋戦域機動軍F軍団グン・ジェム別働隊隊長。階級は大佐。
メタルアーマー「ゲイザム」のパイロット。
グン・ジェム隊は通称「ギガノスの汚物」と呼ばれ、ならず者の集団として敵味方双方に恐れられている。
「グン・ジェム四天王」を配下に置き、中国大陸の奥地にあるギガノス帝国軍軍事秘密工場の護衛の任に就いている。
右目は失明しているため眼帯を付けている。これは地球連合軍ヤム少佐の父親ラオチュンとの決闘により負傷したものである。
残忍で狡猾、金儲けに目がない一方で、パイロットとしての能力はケーンを遙かに凌駕している。ドラグナー遊撃隊との戦闘以前のMA撃墜数は17機以上で、グン・ジェムの通った後には雑草も生えないと言われている。グン・ジェムの圧倒的な力に、ケーンは悪夢にうなされるほどであった。
豪胆な反面、部下思いでもあり、特に四天王のゴルとガナンが戦死した際は、機体の損傷も顧みずゲイザムで出撃しようとした。
試作型のギルガザムネを持ち出して弔い合戦に及ぶが、思考コントロールシステムの暴走により味方であるジン中尉を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。
ゴル
声 - 島香裕
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第1中隊長。階級は大尉。
メタルアーマー「スターク・ゲバイ」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人。大男。人質となったリンダに一目惚れする。感情が高ぶると専用のガトリングガンを発砲する癖がある。グン・ジェム隊の中でコメディリリーフであった。
ゴル隊は防衛線の要を担当しており、部隊がドラグナーに襲撃された際には、部下のMAパイロットがゴルの名前を叫んで撃破され、グン・ジェムからその際の不在を強く叱責されていることなどから、パイロットとしての能力は極めて高いようである。
無限軌道砲を駆り、単独でドラグナーに挑んだが、砲の爆発に巻き込まれ死亡する。
ガナン
声 - 笹岡繁蔵スーパーロボット大戦シリーズでの代役 - 大友龍三郎
「グン・ジェム四天王」の一人でギガノス帝国軍グン・ジェム隊第2中隊長。階級は大尉。
メタルアーマー「スターク・ガンドーラ」のパイロット。
殺人犯が軍服を着ているとまで評される凶暴性を持つ。
痩せ型の大男で、いつも釘を咥えている。
ケーンに動きを見切られ、機体を真っ二つにされて戦死する。
ミン
声 - 島津冴子
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第3中隊長。階級は大尉。砂漠の赤いバラと呼ばれる。フルネームは「リー・スー・ミン」
身長約185センチ。本作男性キャラの大半よりも大柄で屈強な体格で、顔立ちは「あまり美しいとはいえない」。
メタルアーマー「スターク・ダイン」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人で、ドラグナー遊撃隊との戦いに四天王で唯一生き残った。
グン・ジェム隊壊滅後は、ドラグナー討伐の任を受けたハイデルネッケン少佐に合流し連合軍艦隊を追っていたが、乗艦がマイヨ・プラートに接収されたことがきっかけとなり、彼と行動を共にした。
宇宙機動要塞潜入時には「ギルトールの死はドルチェノフによる暗殺だった」ことを暴いた。
当初は凶暴かつがさつな性格で、グン・ジェム隊に立ち寄ったプラクティーズを囮にした事もある。マイヨに一目惚れしてからは女らしくなり、彼らとチームを組んで出撃するようになる。
ジン
声 - 島田敏
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第4中隊長。階級は中尉。
メタルアーマー「スターク・ダウツェン」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人。美形だがそれに反する凶悪さを持つといわれる。武器にサイを持っている。
思考コントロールシステムの暴走により正気を失ったグン・ジェムを止めようとギルガザムネに近付いたところ一刀両断され戦死する。

[編集] ゲルポック隊

ゲルポック
声 - 西村知道
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は少佐。
メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。
ドラグナーを倒すため月面総司令部派遣隊としてグン・ジェム隊に送り込まれる。重い病を患っているらしく、頻繁に咳き込んで吐血をすることもあり、時々スプレータイプの薬剤を吸引している。
隊の中では指揮・攻撃を担当する。通常時には銃器は持たず、攻撃時に初めてチェンドルより受け取る。
ドラグナー討伐のためグン・ジェム隊に派遣されるが、手柄を奪われることを嫌ったグン・ジェム隊は非協力的どころか、ゲルポックが任務を遂行した場合には彼を殺害しようとさえ考えており、事実上は孤立無援の状態であった。それでも独自にドラグナー遊撃隊を誘き出すことに成功し、最初の戦闘ではD-2カスタムの捕獲に成功する。しかし、D-2カスタムの主砲の不意打ちを食らい、これを庇ったアデンが戦死する。以降はグン・ジェム隊のジン中尉をアデンの代役として加入させるが、ジンの協力は実のところゲルポック隊の活動を妨害するためのものであった。そして、実際にドラグナー遊撃隊との2度目の戦闘では、ジンの故意の失態によりドラグナーを撃墜するチャンスを逃してしまい、再びドラグナーに挑むものの今度はジンの裏切りによりまたも失敗し、D-1カスタムのレーザーソードで機体を貫かれて戦死する。
芦田豊雄の設定書への書き込みによれば、北方謙三がモデルとのこと。
チェンドル
声 - 千葉耕市
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は特務中尉。
メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。
彼の「ヤクトゲルフ」はプラクティーズ配備の機体とは異なり、武器弾薬収納用のバックパックを備えている。
隊の中では支援を担当し、必要に応じて武器・弾薬をゲルポックに渡すことを主な任務とする。
危機に陥ったゲルポックを助けようとレーザーサーベルでD-1カスタムに挑むが、ゲルポック機と共に撃破され戦死する。
アデン
声 - 星野充昭
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は中尉。
メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。
隊の中ではレーダー・電子戦を担当。
D-2カスタムによる不意打ちを受けたゲルポック機の盾になって戦死。

[編集] その他

ブリード
声 - 牛山茂
ギガノス帝国軍陸上戦域アジア方面軍司令官。階級は中将。グン・ジェムの直属の上司であるが、グン・ジェムの功績で昇進してきたため頭が上がらなかった。
パウエル
声 - 牛山茂
ギガノス帝国軍海洋戦域軍D軍団司令官。階級は中将(以前は少将)。猫嫌い。
教え子であるマイヨ・プラートのよき理解者であった。前線視察中に負傷し一時車椅子生活となる。南太平洋で玉砕する。潜水艦の艦橋でウイスキーグラスで乾杯しての最期であった。
ハイデルネッケン
声 - 滝口順平
ギガノス帝国軍所属。階級は少佐。通称「総統の腰巾着」。
グン・ジェム隊壊滅後にドラグナー追撃の任にあたった。改良型ギルガザムネを駆りドラグナー遊撃隊に戦いを挑むがギルガザムネの欠陥を突かれ機体を破壊される。その後、ミン大尉とともに宇宙に出たドラグナーを追っていたところ、搭乗していた輸送船が反乱軍(元ギガノス帝国軍)のマイヨ・プラートに接収される。そしてマイヨを騙し討ちにする形で逃走をはかるが、これに怒ったマイヨに追撃され討たれる。
パーキンズ
声 - 牛山茂
ギガノス帝国軍親衛隊隊長。マイヨの直属の上司。
グルテン
声 - 牛山茂
ギガノス帝国軍海洋戦域軍所属。階級は中尉。
パウエルの部下。
チェホフ
声 - 飯塚昭三
かつて上官に責任を押し付けられ降格されたため、階級は中尉。
搭乗していた輸送船を修理するため、100年近く前に廃棄されたEC宇宙総合実験センター(ESA)に立ち寄っていたところ、漂流していたドラグナーを捕獲する。捕虜にしたケーン達に戦士の心得を教えるが、プラクティーズの3人にドラグナーの引き渡しを拒否したため反逆罪を理由に銃殺される。

[編集] 民間人

ラング・プラート
声 - 千葉耕市
D兵器(ドラグナー)及びドラグーンの開発者。マイヨとリンダの父親。好物は饅頭。
ギルトール元帥とは同志であったが、理念の違いから袂を分かつ。
元々はギガノス帝国において最新鋭MA「D兵器」を開発していたが、地球連合軍にD兵器を引き渡して亡命した。亡命後は中国の重慶で地球連合軍の量産型MA「ドラグーン」を開発。
娘のリンダには妻も子も捨てた殺人兵器の設計者だと思われ、息子のマイヨからは裏切り者とされ反目し合っていた。後にリンダからは理解を得られ、マイヨとは和解することになる。
ドラグーン完成後は地球連合軍に関わりドラグナー遊撃隊の設立やギガノス軍宇宙機動要塞攻略の作戦立案に携わった。
アオイ・ワカバ
声 - 火野カチ子
中立コロニー「アルカード」の入国管理官。
ケーンの母であり、地球連合軍参謀ジム・オースチンの元妻。
「アルカード」がマスドライバーで破壊された際に行方不明となっていたが、実際にはギガノス軍の捕虜収容所に収容されていた。その後、ギガノス軍宇宙機動要塞に移送され息子ケーンの投降の陽動に利用されるが、ベン軍曹とリンダ特務少尉に救出される。
ミツ・ワカバ
声 - 峰あつ子
ギガノス占領下となっている日本の青森で農家を営んでいる。
アオイ・ワカバの母であり、ケーン・ワカバは孫にあたる。
青森の竜飛岬に設置された要塞を破壊するため、村の住人とともにケーンたちに協力する。
ソウル・ジルセット
声 - 鈴木れい子
難民として「アイダホ」に乗り合わせていた。医師であり、地球降下後は難民キャンプに志願した。
ビル・ブライアン
声 - 鳥海勝美
ケーン達3人とはアストロノーツアカデミーの同級生だった。
ケーンたちより先に地球に移住するが、移住先がギガノス軍の占領下にあったためギガノス軍の兵士となった。後にギガノスの偵察機に乗っていたところをドラグナー2に撃墜され、捕虜としてケーンたちと再会することになる。その後、捕らわれていた空母から脱走するが、逃走中に偶然ドラグナーとファルゲンの戦闘に出くわす。このときドラグナー1のピンチを救おうと携帯ミサイルランチャーで友軍であるマイヨのファルゲンを攻撃。このためファルゲンの反撃を受け瀕死の重傷を負い、最期はケーンたちに見守られながら息を引き取った。
ヤム・ラオチュン
声 - 千葉耕市
元地球連合軍大佐。ヤム少佐の父親。軍時代にグンジェムと禁じられていた真剣による試合を行い右手を失った。これが原因で野に下り山奥で修行生活を送っていた。
ヤム少佐の紹介で訪れたケーンに「見切り」を伝授した。

[編集] その他

[編集] ナレーション

声 - 石塚運昇


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 登場メカ

メタルアーマー
メタルアーマー(MA)とはメタルワーカーと呼ばれる作業用ロボットを発展させた人型の兵器である。
標準的な全高は17メートル前後。動力には核融合炉が用いられる。
基本的には宇宙空間、大気圏内いずれでも活動可能。新規に開発された機種は標準で大気圏内の飛行能力を持つものが多いが、初期の機種においては飛行能力は有していない。このため、主戦場が地球に移るとこれらの機体にはフォルグ(リフター)と呼ばれる飛行ユニットが付加されている。
大気圏内の飛行に特化したフォルグアーマー(FA)や、水中活動が可能な機種も存在する。

詳細は「メタルアーマー」を参照

ポッド
本来は宇宙空間での作業用に作られた機体。これを基に戦闘用に特化した「戦闘用ポッド」がMA開発以前の地球連合軍の宇宙における主力兵器であった。しかし、MAにはほとんど歯が立たなかった。ポッド以外の地球連合軍の宇宙用兵器としては宇宙高速戦闘艇も存在したが、劇中での登場は僅かであった。
宇宙機動要塞
ギガノス軍が緒戦の劣勢を打開すべく月の裏側で密かに建造した移動可能な超巨大要塞。バイオフィードバックシステムによる驚異的な機動性と攻撃力を持ち、ギガノス軍本部攻略に向かう地球連合軍の艦隊に甚大な被害を与える。しかし、地球連合軍の電磁波攻撃により宇宙機動要塞の根幹であるバイオフィードバックシステムを破壊され、さらに2射目の電磁波攻撃によってコントロールを完全に失い月面に激突した。機体は正面から見ると十字に顔状の凹凸を持った構成となっている。
無限軌道砲
ギガノス軍の軍事機密工場で開発された無限軌道で自走する超巨大な砲台。主砲は1門でその砲身断面は方形である。この他、2連装の機関砲を4門搭載しており、MAの着艦デッキも有している。ドラグナー遊撃隊に守備の不在を突かれ撃破される。
鉄騎兵
機関砲とミサイルランチャーを装備したギガノス軍の大型装甲バイク。ギガノス軍艦船よりチューブを介して目標とする施設やコロニーに侵入し、制圧する。あるいは軍事施設の警備などが目的の兵器である。タイヤは磁気を帯びており、金属の壁面ならば壁伝いに走る事も可能。この兵器で培った技術を元にして後にガンツァーが設計されたものと思われる。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ

エンディングテーマ

  • イリュージョンをさがして(第1話 - 第26話)
    歌:鮎川麻弥、作詞:竜真知子、作曲:馬飼野康二、編曲:鷺巣詩郎
  • Shiny Boy(第27話 - 最終話)
    歌:山瀬まみ、作詞:森雪之丞、作曲:井上大輔、編曲:大谷和夫

[編集] 放送リスト

サブタイトル 脚本 ストーリーボード 演出 作画監督
1 炎の日 五武冬史 横山裕一朗 篠幸裕 遠藤裕一
2 廃墟の死闘 星山博之 鹿島典夫 鹿島典夫
日高政光
中村旭良
3 ギガノスの蒼き鷹 松崎健一 谷田部勝義 福田満夫 山田きさらか
4 男たちの戦場 五武冬史 浜津守 浜津守 服部憲知
5 誓いの出撃 星山博之 高松信司 棚沢隆 松本清
6 戦士への試練 松崎健一 菊池一仁 篠幸裕 遠藤裕一
7 さらばチェホフ 五武冬史 山崎和男 日高政光 中村旭良
8 捕虜奪回作戦(前編) 星山博之 鹿島典夫 福田満夫 山田きさらか
9 捕虜奪回作戦(後編) 平野靖士 川瀬敏文 棚沢隆 松本清
10 体あたりの防戦 星山博之 高松信司 杉島邦久 服部憲知
11 熱望の大地 松崎健一 滝沢敏文 篠幸裕 遠藤裕一
12 それぞれの帰還 平野靖士 ふくだみつお 福田満夫 山田きさらか
13 マスドライバー発射指令 五武冬史 菊池一仁 日高政光 中村旭良
14 新たなる旅立ち 星山博之 杉島邦久 杉島邦久 服部憲知
15 Dドラグナー艦隊危機一髪 松崎健一 井内秀治 棚沢隆 大森英敏
16 補給基地の罠 星山博之 篠幸裕 篠幸裕 遠藤裕一
17 ノーラッド破壊工作 五武冬史 ふくだみつお 福田満夫 八幡正
18 奇襲の蒼き鷹 松崎健一 杉島邦久 杉島邦久 山田きさらか
19 飛行兵器Dドラグナー 星山博之 滝沢敏文 日高政光 中村旭良
20 洋上の再会 奇数和十八 篠幸裕 篠幸裕 服部憲知
21 MAメタルアーマー奪取作戦 鎌田秀美 井内秀治 関田修 大森英敏
22 ギガノス要塞破壊命令 平野靖士 ふくだみつお 福田満夫 遠藤裕一
23 対決マイヨ・プラート 五武冬史 谷田部勝義 杉島邦久 八幡正
24 上海大逃走 奇数和十八 井内秀治 日高政光 山田きさらか
25 D兵器改造計画 松崎健一 川瀬敏文 篠幸裕 中村旭良
26 恐怖のグンジェム 星山博之 谷田部勝義 関田修 服部憲知
27 見参! ドラグナー遊撃隊 五武冬史 アミノテツロー 日高政光 中村旭良
28 脅威の毒蛇部隊 五武冬史 ふくだみつお 福田満夫 八幡正
29 潜入! リンダを救え 奇数和十八 杉島邦久 杉島邦久 大森英敏
30 必殺! チェーンソー・アタック 松崎健一 井内秀治 関田修 遠藤裕一
31 月からの刺客 星山博之 篠幸裕 篠幸裕 山田きさらか
32 復讐の狙撃兵スナイパー 平野靖士 ふくだみつお 福田満夫 服部憲知
33 ギガノスの異変 奇数和十八 井内秀治 日高政光 中村旭良
34 迫撃! 土蜘蛛作戦 松崎健一 谷田部勝義 関田修 大森英敏
35 恐怖! 無限機動砲 五武冬史 杉島邦久 杉島邦久 遠藤裕一
36 猛攻! 怒りのグンジェム 星山博之 篠幸裕 篠幸裕 山田きさらか
37 打倒! 毒蛇の青竜刀 奇数和十八 日高政光 日高政光 中村旭良
38 登場! 究極のM・Aメタルアーマー 松崎健一 ふくだみつお 福田満夫 服部憲知
39 壮絶! グンジェムの最期 平野靖士 杉島邦久 棚沢隆 小田不二夫
40 狡猾! ハイデルネッケン少佐 星山博之 井内秀治 関田修 遠藤裕一
41 復活! ギガノスの蒼き鷹 奇数和十八 篠幸裕 篠幸裕 中村旭良
42 発動! ギガノス無敵要塞 五武冬史 井内秀治 日高政光 菊池城二
43 決断! 巨大要塞攻撃指令 奇数和十八 ふくだみつお 福田満夫 服部憲知
44 非情! ドラグナー対ドラグナー 松崎健一 井内秀治 関田修 山田きさらか
佐藤英幸
45 特攻! 復讐の蒼き鷹 星山博之 井内秀治 篠幸裕 中村旭良
46 突入! アオイワカバ救出 五武冬史 横山裕一朗 棚沢隆 大貫健一
大張正己
47 肉迫! ミン大尉の猛追 五武冬史 日高政光 日高政光 平田淳二
48 大宇宙おおぞらの凱歌 五武冬史 ふくだみつお 福田満夫 中村旭良

[編集] プラモデルなどの展開

放送当時のキャラクター商品はガンダムシリーズ同様、バンダイによるプラモデルが主力であった。初期のMAは1/144スケールにてほとんどがキット化されており、平均価格帯も400円から500円と手頃で、かつ出来の良いものが多かった。主役機DシリーズにはBB弾発射ギミックを組み込んだオプション武器がついており、後のリフター装備版はこのパーツを除くことで同じ価格を維持している。組み立て説明書にはバリエーション機体のイラストが掲載されていた。このシリーズで特筆されるのは、D-1のストライプカラーリングを素組みの状態でリアルに再現するため、白色成型パーツに青と赤のプラスチックを鋳込むという、システムインジェクションを1パーツ内で導入したことである。また、従来のデカールに替わり極薄のシールが採用され塗装なしに設定に近い色分けを再現できるように工夫されるなど、初心者でも手軽に組める工夫が随所に盛り込まれていた。この他、初代ガンダムシリーズ以来の「武器セット」も発売され、特に可動指付き手首は上級者にも重宝された。

後期に登場するMAはプラモデルとしての発売はされなかったが、キャバリアー0等、ガレージキットで発売されたものもある。また、前期オープニングで大張正己ファンの注目を集めたデフォルメ版D-1を1/144キットとパーツ交換することで再現する換装セットが、Bクラブから発売されている。しかし、設定との差異を強烈にアピールした頭部と肩、そして開いた手のパーツのみという商品構成であり、設定とシルエットの異なる足に関しては換装パーツがなかったため、この商品を利用しても中途半端な形でしか再現できなかった。

1/100スケールではD-1カスタムのみ発売される。こちらも1/144と同仕様のシステムインジェクションや、半完成のフレームに外装パーツを取り付ける構成等、これらの経験が後のガンプラに受け継がれた要素が多数ある意欲的なプラモデルであった。

数度の再発売が行われているが、近年は2008年に久しぶりにギガノス軍MAも含めて販売された。主役機Dシリーズはリフター装備版のみの販売が行われた。しかし、諸事情により放送当時よりも値上がりしている。 2006年の静岡ホビーショーでは、バンダイの新シリーズリアルロボットレボリューションの候補として参考展示されていた(発売未定)。

2007年後期には魂SPECにてD-1が2種類のバージョンで発売された。まず10月に『オープニング・シルエット』と名付けられたバージョンが発売された。これは前期OPの大張正己バージョンで、リフターも付属している。続いて12月に設定バージョンのD-1とキャバリアーがセットになったバージョンを発売。こちらにも設定版のリフターが付属される。このバージョンでは武器が追加され、さらにキャバリアーが一般モデルで商品化された。過去にもガレージキットで発売はされていたが、一般モデル化はされていなかった。このキャバリアーはオープニング・シルエットバージョンにも装着可能である。両方とも基本フレームはほぼ同じものを使用しているが、外見は大幅に違う。

[編集] コミカライズ

単行本化されていないが、『コミックボンボン』に連載されていたコミカライズ版が存在する。神田正宏による約半年の連載。当初はアニメ版に準拠したストーリー展開をしているが、途中からオリジナル展開となり、D-1カスタムが登場したところで連載が終了している。

オリジナル要素としては、ラング・プラートの宿敵であるハグラー教授が開発した、本来「ドラグナー」として採用されるはずだったMA「ゲルニカ」をマイヨが操り、ナイフのみのD-1でケーンと一騎打ちするほか、ギガノスの特殊工作員ピンク・J・フォックスがドラグナーのパイロット登録解除を行ってケーン達を混乱させるも、後にドラグーンの開発に携わり、実戦投入された際にはドラグーン隊の隊長として参戦するなど、特筆すべき要素が多い。

[編集] ゲーム展開

ツクダホビーのボードゲーム(『D-WEAPON D-ウェポン』- 戦術級・『METAL ARMOR メタルアーマー』- 戦術級)を除けば、ドラグナー単独でのゲームタイトルは事実上存在しないが、スーパーロボット大戦シリーズに登場したことが、本作がリバイバルされDVD-BOX発売にまで至る大きな要因となったと言える。

ドラグナー遊撃隊の連携攻撃完全版など、原作で観られることのなかったものの再現のほか、スーパーロボット大戦シリーズのお家芸とも言える他作品とのコラボレーションが行われ、ギガノス要塞やマスドライバーにデビルガンダムが取りついた「デビルギガノス要塞」「デビルマスドライバー」などが登場する。

スーパーロボット大戦シリーズ以外にはAnother Century's Episodeシリーズへの登場が上げられる。3作目の『ACE3 THE FINAL』には、大河原邦男デザインの新機種「ファルゲンカスタム」が登場するなど、作品終了20年経過後に新しい動きがあるという珍しい現象が起きている。

[編集] 脚注

  1. ^ GREAT MECHANICS 7
  2. ^ グン・ジェム四天王など、漫画的「悪党」の登場や、実在人物がモデルだと設定書に書き込んだりする「お遊び」など
  3. ^ それまで目上だった軍曹を突然追い抜いて士官=准尉になった。

[編集] 外部リンク

[編集] 前後番組の変遷

名古屋テレビ 土曜17時台後半
前番組 番組名 次番組
機動戦士ガンダムΖΖ
(1986.3.1 ‐ 1987.1.31)
機甲戦記ドラグナー
(1987.2.7 ‐ 1988.1.30)
宇宙伝説ユリシーズ31
(1988.2.6 ‐ 4.23)
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