新機動戦記ガンダムW

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新機動戦記ガンダムW
ジャンル ロボットアニメ
アニメ
監督 池田成
高松信司(代行/クレジットなし)
シリーズ構成 隅沢克之
キャラクターデザイン 村瀬修功
メカニックデザイン 大河原邦男カトキハジメ
石垣純哉
音楽 大谷幸
アニメーション制作 サンライズ
製作 テレビ朝日、サンライズ
放送局 テレビ朝日
放送期間 日本の旗 1995年4月7日 - 1996年3月29日
香港の旗 1997年9月9日 - 1998年3月5日
アメリカ合衆国の旗 2000年3月6日 - 2000年5月11日
話数 全49話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

新機動戦記ガンダムW』(しんきどうせんきガンダムウイング NEW MOBILE REPORT GUNDAM WING)は、『ガンダムシリーズサンライズ制作のテレビアニメ1995年(平成7年)4月7日から1996年(平成8年)3月29日まで全49話がテレビ朝日系列で毎週金曜日17時00分 - 17時30分にて放送された。略称は「GW」。米国では最初に放送されたガンダムシリーズ作品である。平均視聴率は4.35%。

概要[編集]

前作『機動武闘伝Gガンダム』の人気の中心が低年齢層だったのに対し、本作ではガンダムのパイロットを始めとする主要キャラクター全員を美少年に設定、女性を対象としたメディア展開(後述の#関連作品を参照)を行うなどし、結果的に多くの女性ファンを獲得した。バンダイビジュアルの運営するブロードバンドコンテンツで本作品は「アニメ・ロボット・美少年」のカテゴリージャンルに配されている。しかしシリーズ構成の隅沢克之によると元々女性ファンの獲得を意識して制作したわけではなかったという[1]。平成ガンダムと呼ばれる『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』の中でも人気が高い作品のひとつであり、翌年にはOVA新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』が発売、劇場版の公開など多数のメディア展開へと発展した。

大河原邦男によると本作も前作同様、世界各国をイメージした5機のガンダムが登場する。各国のイメージはバンダイにより指示されており、それぞれ日本西洋中東アメリカ中国とされている。ただし、前作のGガンダムよりも、各国のイメージは抽象化している[1]。隅沢によれば、前作では5機のガンダムパイロットがいたものの主人公は一人だったが、本作では5人全員が主人公役扱いになっている[1]

他のガンダムシリーズ同様、物語の主軸は戦争であるが、その中でも本作では特に戦略や人間性についての様々なジレンマが描かれている。また、古今東西の軍人、思想家の思想や言葉が多数引用されているのも本作の特徴の一つである。また、女性キャラクターについて、「あの頃よくあったロリキャラは好きじゃなかった」と述べ[2]、それまでのロボットものにある、添え物のような女性キャラではない、自立した女性を意識してキャラクター作りをしたという[3]

監督は池田成、キャラクターデザインは村瀬修功が担当した。しかし、半年ほど経った時点で池田が監督を辞任する事態となり、『黄金勇者ゴルドラン』の監督だった高松信司が同作と同時進行で番組後半を担当した。ただし、クレジットはされていない。隅沢によると前作がガンダムファンに不評だったために、本作は当初『ファースト』から『Vガンダム』までのガンダムの再現を目指したものだった[1]。しかし、10話が放映される頃には池田成が、当初の案をすっかり忘れてストーリーを展開。池田が辞めた後に、隅沢が「池田さんがやりたかったであろう内容」として、当初の案を復活させて物語を構築した。このため後半は従来のガンダムに近いものになっている。また主役機は5機のガンダムだが、主人公達の機体の乗り換えが他のガンダム作品と比べても多いのが本作の特徴の一つと言える。

アメリカ合衆国では2000年3月6日よりカートゥーンネットワークTOONAMI枠にて『Mobile Suit Gundam Wing』のタイトルで放送が開始され、米国で初めて放映されたガンダムシリーズ作品となった。放送コードの関係上、流血などの残虐性の強い場面には修正が施されているが、2001年からはアダルトスイム枠にて無編集版が放送されている[4]。サンライズの海外営業部次長の渡辺靖夫によると、世界的に受けるキャラクターやドラマを持つ作品。欧米以外の国々でも放映され、ガンダム史上放映された国が最も多い。

タイトルロゴ[編集]

本作品のタイトルロゴは複数の種類が存在する。

  • 「新機動戦記ガンダムW(ウイング)」という表記。
    • 主にTVのOPやDVDのジャケット等に使われる代表的なもの。
  • 「新機動戦記ガンダムW GUNDAM WING」という表記。日本語表記の下に英語表記が入る。

ガンダムVS.ガンダムでは混在して使われて。各作品のタイトルロゴで作成されている公式サイトのバックでは後者、MS・パイロット一覧のページ等では前者が使われている。また、ゲーム本編の出撃デモやEDでは前者が使用されている。

続編の『NEXT』の公式サイトでは後者で統一されている。ゲーム本編や家庭用版のサイトは前者、家庭用説明書の参戦機体のページでは後者が使われている。

物語[編集]

宇宙開発が始まった年をアフターコロニー(A.C.)歴1年と定め、人類は宇宙コロニーの開発を始めた。しかし地上・宇宙での紛争や様々な疾病、技術的な問題もあり、L1にてコロニーが初めて完成するまで1世紀を要した。地上の紛争が原因で、宇宙への移民は増大し人口の流出に伴い地上の各国家は衰退の兆しを見せ始めていた。そこで各国家は地球圏統一連合を設立し、コロニーの影響力に対抗しようとした。

A.C.165年、連合と対立するコロニー居住者達は、この問題を調停するための機関はヒイロ・ユイを代表に選出した。彼は非暴力・非武装の完全平和主義を掲げ、宇宙の心宣言を提唱し、コロニーや地上に賛同者が現れるもA.C.175年に暗殺される。彼の死によりコロニー側は混乱し、連合はスペシャルズ(後のOZ)のMS部隊を派遣。地上でも、ヒイロ・ユイの思想に賛同したサンクキングダムを始めとする国々が連合の武力によって蹂躙されてしまう。

以後、連合軍は圧倒的な軍事力で各コロニーを制圧し、宇宙機雷によりコロニー間の連絡が寸断される時期が長く続いた。

A.C.195年、地球圏統一連合の支配に反目する一部のコロニー居住者による地下組織が「オペレーション・メテオ」を発動させる。それは流星に偽装した5機のモビルスーツ(MS)「ガンダム」をパイロットと共に地球に降下させ、破壊活動に行わせるというものである。しかしこの作戦は事前に「M作戦」の名で連合及びOZに察知されていた。このため工作員の一人ヒイロ・ユイの乗機は地球への降下中に、OZの攻撃輸送機との遭遇戦で海に落下、その後リリーナ・ドーリアンと出会うこととなる。そして互いを知らぬまま地球に降下した他の工作員たち、デュオ・マックスウェルトロワ・バートンカトル・ラバーバ・ウィナー張五飛も、ガンダムパイロット同士や様々な人間と出会い、時代を動かしていくこととなる。

5機のガンダムとそのパイロットは地上に降り立つと、連合の中にその存在を隠すOZが傘下に置く施設を集中的に破壊し、ガンダムの威力を連合やOZの間に轟かせた。しかしガンダム単機の行動はやがて限界に達する。情報戦に長けたOZは彼らを逆に泳がせ、偽情報を流し連合内の軍縮論者達を一掃させ、更にそれに乗じて「オペレーション・デイブレイク」を発動。全世界で同時に連合に対するOZの反乱を成功させてしまう。OZはガンダムのパイロット達に対し、コロニーを人質にした上で降伏を迫り、ヒイロはガンダムを敵に渡すことはできないとし、ウイングガンダムを自爆する選択肢を選ぶ。

その後、宇宙に残った連合の残党もOZが新たに開発した無人兵器モビルドールの前に駆逐されていく。OZとそれを支援するロームフェラー財団は、有人のモビルスーツに代わるモビルドールを戦場に投入することで、地球圏の支配という野望を達成しようとしていた。しかし、OZ総帥トレーズ・クシュリナーダは戦争は生身の人間が戦うべきであるという独特の美学を主張し、財団の方針と対立、OZ総帥を解任されてしまう。財団内部でトレーズを支持する一派が内紛を起こし、戦火は各地に飛び火していく。

やがて宇宙で、コロニーの武装勢力がホワイトファングを名乗り蜂起し、かつてゼクス・マーキスを名乗っていたミリアルド・ピースクラフトを指導者に祭り上げ、真のオペレーション・メテオを実行しようとする。それは、大型のコロニー(x-18999)を地球に落下させ、これによって混乱した地球を5機のガンダムで制圧するというものである。しかし、ガンダムを設計した5人の科学者はそれに反対して指令内容を変更し、大量虐殺の実行者となる事を拒否した。

一度は歴史の表舞台から退いていたトレーズが世界国家元首に着任して地球上の軍事力を統一し、ホワイトファングとの戦いに挑む。5人のガンダムパイロット達はそれぞれが己の信じる道を信じて戦い、また5人の科学者も自身の命と引き換えに、地球に落下する巨大戦艦リーブラの軌道を変える。最後のリーブラの破片を射つヒイロの一撃が、戦争の歴史に一旦の幕を引いた。

登場人物[編集]

登場人物の名前は数に由来しているものが多い。

  • ヒイロ・ユイ=1(日本語の「唯一」の唯)
  • レディ・アン=1(フランス語 un)
  • デュオ・マックスウェル=2(ラテン語 duo の英語読み)
  • トロワ・バートン=3(フランス語 trois)
  • カトル・ラバーバ・ウィナー=4(フランス語 quatre)
  • 飛=5(中国語
  • サンク・キングダム=5(フランス語 cinq)
  • ゼクス・マーキス=6(ドイツ語 sechs)
  • セプテム=7(ラテン語 septem)
  • アハト=8(ドイツ語 acht)
  • オットー=8(イタリア語 otto)
  • ルクレツィア・ノイン=9(ドイツ語 neun)
  • デキム・バートン=10(ラテン語 decim)
  • ギンター=10(ラテン語 ginta)
  • ツバロフ=12(ドイツ語 zwölf)
  • トレーズ・クシュリナーダ=13(フランス語 treize)
  • カーンズ=15(フランス語 quinze)
  • セディッチ=16(イタリア語 sedici)
  • ベンディ=20(イタリア語 venti)
  • トラント=30(フランス語 trente)
  • ノベンタ=90(スペイン語 noventa)
  • ミリオン=100万(英語 million)
  • ミリアルド=10億(フランス語 milliard)

など

登場兵器[編集]

スタッフ[編集]

シリーズスタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ
JUST COMMUNICATION』(第1話 - 第40話)
作詞・作曲・編曲・唄 - TWO-MIXキングレコード
実際の作詞は永野椎菜、作曲は馬飼野康二、編曲は永野椎菜,高山みなみが担当している。
RHYTHM EMOTION』(第41話 - 第49話)
作詞・作曲・編曲・唄 - TWO-MIX(キングレコード)
実際の作詞は永野椎菜、作曲は高山みなみ、編曲は永野椎菜,高山みなみが担当している。
エンディングテーマ
『It's Just Love』(第1話 - 第49話)
作詞 - 松本花奈 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 多田光裕 / 唄 - 大石ルミ(アポロン)

TVオンエアで、前期OPテーマ『JUST COMMUNICATION』のOP作画は、第1話から17話までは劇中のバンクシーンを一部共用したものを使っており、第18話から新しい作画になった。ビデオソフト版や再放送では、第17話までも第18話以降のもの差し替えられている。

後期OPテーマの『RHYTHM EMOTION』は、1995年11月に新OPテーマとしてCDが発売されていたにも関わらず、OPテーマとして使用されたのは翌年の2月からで、2か月間しか使用されなかった。そうなった明確な理由は不明だが、2010年発売のG-SELECTIONブックレットによると「池田監督が途中降板したため、キャラクターデザインの村瀬修功がOPの作画を担当することになったが、完成が大幅に遅れ、結局完成したのは最終回直前になったため」とのこと。なお、後期OP作画は、ほとんどが劇中のバンクシーンを編集したものだった。

また、OPテーマがなかなか変わらなかったことに関して、作詞者の永野椎菜は後に「今でこそ笑えるが、当時は胃が痛んだ」と語っている[5]

各話リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 コンテ 作画監督
第1話 1995年
4月7日
少女が見た流星 隅沢克之 青木康直 池田成 西村誠芳
第2話 4月14日 死神と呼ばれたG(ガンダム) 原田奈奈 佐久間信一
藁谷均
第3話 4月21日 ガンダム5機確認 湊屋夢吉 西村誠芳
第4話 4月28日 悪夢のビクトリア 渡邊哲哉 重田敦司
第5話 5月5日 リリーナの秘密 青木康直 西森章 佐久間信一
藁谷均
第6話 5月12日 パーティー・ナイト 面出明美 原田奈奈 川瀬敏文 菱沼義仁
筱雅律
第7話 5月19日 流血へのシナリオ 千葉克彦 森邦宏 貞光紳也 西村誠芳
第8話 5月26日 トレーズ暗殺 隅沢克之 吉本毅 越智浩仁 佐久間信一
藁谷均
第9話 6月2日 亡国の肖像 面出明美 青木康直 千明孝一 西村誠芳
第10話 6月9日 ヒイロ閃光に散る 千葉克彦 原田奈奈 池田成 佐久間信一
藁谷均
第11話 6月16日 幸福の行方 面出明美 森邦宏 西村誠芳
第12話 6月23日 迷える戦士たち 千葉克彦 渡邊哲哉 安部邦博
西村誠芳
土器手司
第13話 6月30日 キャスリンの涙 隅沢克之 吉本毅 湊屋夢吉 佐久間信一
藁谷均
第14話 7月7日 01爆破指令 面出明美 青木康直 池田成 西村誠芳
第15話 7月14日 決戦の場所南極へ 川瀬敏文 土器手司 千明孝一 佐久間信一
藁谷均
第16話 7月21日 悲しき決戦 隅沢克之 森邦宏 湊屋夢吉 西村誠芳
第17話 7月28日 裏切りの遠き故郷 千葉克彦 渡邊哲哉 池田成 佐久間信一
藁谷均
第18話 8月4日 トールギス破壊 川瀬敏文 青木康直 川瀬敏文 西村誠芳
第19話 8月11日 バルジ強襲 面出明美 吉本毅 千明孝一 佐久間信一
藁谷均
第20話 8月18日 潜入、月面基地 千葉克彦 森邦宏 池田成 西村誠芳
第21話 8月25日 悲しみのカトル 面出明美 渡邊哲哉 湊屋夢吉 佐久間信一
藁谷均
第22話 9月1日 独立を巡る戦い 千葉克彦 青木康直 西森章
池田成
西村誠芳
第23話 9月8日 死神に戻るデュオ 隅沢克之 吉本毅 湊屋夢吉 佐久間信一
藁谷均
第24話 9月15日 ゼロと呼ばれたG(ガンダム) 川瀬敏文 森邦宏 浜津守 西村誠芳
第25話 9月22日 カトルVSヒイロ 池田成 渡邊哲哉 池田成 佐久間信一
藁谷均
第26話 9月29日 燃えつきない流星 隅沢克之
池田成
青木康直 西村誠芳
第27話 10月13日 勝利と敗北の軌跡 隅沢克之 青木康直
森邦宏
森邦宏 佐久間信一
藁谷均
第28話 10月20日 すれ違う運命 森邦宏 西村誠芳
第29話 10月27日 戦場のヒロイン 池田成 吉本毅 池田成 佐久間信一
藁谷均
第30話 11月3日 リリーナとの再会 千葉克彦 森邦宏 湊屋夢吉 西村誠芳
第31話 11月10日 ガラスの王国(サンクキングダム) 隅沢克之 原田奈奈 西森章 佐久間信一
藁谷均
第32話 11月17日 死神とゼロの対決 千葉克彦 青木康直 湊屋夢吉 西村誠芳
第33話 11月24日 孤独な戦場 面出明美 渡邊哲哉 日高政光
渡邊哲哉
佐久間信一
藁谷均
第34話 12月1日 その名はエピオン 隅沢克之 吉本毅 高松信司
渡辺信一郎
西村誠芳
第35話 12月8日 ウーフェイ再び 森邦宏 湊屋夢吉
森邦宏
佐久間信一
藁谷均
第36話 12月15日 王国(サンクキングダム)崩壊 千葉克彦 青木康直 武井良幸
日高政光
西村誠芳
第37話 12月22日 ゼロVSエピオン 隅沢克之 渡邊哲哉 西森章
渡邊哲哉
佐久間信一
藁谷均
第38話 1996年
1月12日
女王(クイーン)リリーナ誕生 面出明美 吉本毅 日高政光
青木康直
西村誠芳
第39話 1月19日 トロワ戦場へ帰る 隅沢克之 森邦宏 湊屋夢吉
森邦宏
佐久間信一
藁谷均
第40話 1月26日 新たなる指導者 千葉克彦 青木康直 青木康直
西森章
西村誠芳
第41話 2月2日 バルジ攻防戦 面出明美 渡邊哲哉 日高政光
渡邊哲哉
佐久間信一
藁谷均
第42話 2月9日 リーブラ発進 隅沢克之 原田奈奈 谷口悟朗
杉島邦久
西村誠芳
第43話 2月16日 地上を撃つ巨光(オーロラ) 面出明美 吉本毅 湊屋夢吉
吉本毅
佐久間信一
藁谷均
第44話 2月23日 出撃Gチーム 千葉克彦 森邦宏 西森章
森邦宏
西村誠芳
第45話 3月1日 決戦の予感 面出明美 青木康直 青木康直
日高政光
佐久間信一
藁谷均
第46話 3月8日 ミリアルドの決断 隅沢克之 渡邊哲哉 谷口悟朗
杉島邦久
西村誠芳
第47話 3月15日 激突する宇宙 千葉克彦 原田奈奈 日高政光 佐久間信一
藁谷均
第48話 3月22日 混迷への出撃 隅沢克之 吉本毅 西森章 西村誠芳
第49話 3月29日 最後の勝利者 青木康直 青木康直
渡邊哲哉
佐久間信一
藁谷均

各話のタイトルが表示されるときの音楽は、第1話、第2話、第39話、第47話から49話だけ独自のものになっている。第1・2話は加えて、後半開始時(CM後)の音楽も独自のものである。第1話、第47話から49話の後半開始時の音楽は共通である。

第27、28話はそれぞれ総集編。

タイトルコールはヒイロ役の緑川光が担当した。次回予告ナレーションは2話分と4~48話分を同じく緑川光が、新番組予告(1話分)と3話分、49話分はリリーナ役の矢島晶子が担当した。

放送局[編集]

同時ネット(金曜17時00分-17時30分)
時差ネット
  • 宮城県 KHB 東日本放送 水曜17時00分-17時30分
  • 福島県 KFB 福島放送 木曜17時30分-18時00分
  • 長野県 abn 長野朝日放送 木曜17時00分-17時30分
  • 近畿広域圏 ABC 朝日放送 金曜16時30分-17時00分
    朝日放送では、テレビ朝日系列で土曜17時から放送されていた勇者シリーズを金曜17時から先行放送していたため、当枠は金曜16時半からの先行放送となった。これは前後のガンダムシリーズでも同様の措置が取られていた。
放送終了後に放送

関連作品[編集]

本作品はTVシリーズを中核として、様々な派生作品がメディアミックス手法の下製作されている。ガンダムシリーズのうち、一つの作品のみでTV放送、OVA化、劇場公開、ラジオドラマ化、CDドラマ化、小説化、オリジナルのコミック化、玩具化、ゲーム化されたガンダム作品は、本作が初にして2014年現在唯一である。

ガンプラ[編集]

キャラクターグッズ[編集]

ムービックアニメイトより、フィギュア・カード・アクセサリーなど、多数のキャラクターグッズが発売されている。同社は古くよりガンダムシリーズのグッズを発売しているが、明確に女性ファンを対象としたグッズを発売したガンダム作品は本作が初である。この商品展開の成功が後のガンダムシリーズのグッズ展開にも受け継がれている。

漫画・小説[編集]

ノベライズ
角川スニーカー文庫からアニメの内容をほぼ踏襲した形の小説版が、全5巻で出ている。神代創作。
コミカライズ
ときた洸一の作画でコミックボンボンに連載、全3巻で単行本化されている。
小説版、漫画版ともに最後はヒイロ達がテラ・フォーミングのために火星へ行くところで終わっているが、これはTV版の初期のプロットをもとに描かれたためである。
2003年に発売された漫画のKPC版では、ラストでヒイロたちが火星に行く部分が全く別の新作に差し替えられている。
新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜
皆川ゆかによる小説。時系列などが本編と整合がとられていないため、パラレルワールド的作品として扱われる。
新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO
かんべあきら作、月刊アニメV月刊アニメディア増刊)連載の漫画。本編での時間(A.C.195年)の十数年前の、本作での主要登場人物の前史が描かれている。これは元々、アニメで使用される予定のストーリーだったが、スケジュールの都合上、棚上げ状態となっていた内容を漫画化したものである。また、巻末に『Endless Waltz』の後日談『PREVENTER 5(サンク)』が掲載されている。なお、小説版『Endless Waltz』では、本作との繋がりを意図的に含めた内容となっている。
新機動戦記ガンダムW グランドゼロ
TVシリーズとOVAの間を描く漫画。冬凪れく作、ふぁんデラ月刊Asuka増刊)連載。
新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST
TVシリーズとOVAの間を描く漫画。ときた洸一作、覇王マガジンコミックボンボン増刊に掲載。
新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET
TVシリーズとOVAの間を描くラジオドラマ及び漫画。あさぎ桜作、月刊アニメV連載。
新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT
本作の外伝作品として、プラモデルを中心とした企画および漫画。漫画版は2誌で発表され、コミックボンボン連載『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』は作画をときた洸一、MSデザインを阿久津潤一が担当。コミックジャパン掲載『新機動戦記ガンダムW外伝 G-UNIT』はみずきたつが担当したが、こちらは掲載誌の休刊により未完となっている。
新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜
プラモデルの販促を核とした単発の冊子『新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ最強プレイングブック』掲載の外伝作品。
SATANAS
ガンダムエースで掲載された漫画。椎隆子作。TVシリーズの物語からおよそ100年前のA.C.94年を舞台にした外伝作品。打ち切りに近い状態で全2話で終了している。
新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
ガンダムエースの企画「ガンダムW プロジェクト」第1弾の小説。2010年8月号にプロローグを掲載し、同年10月号より本連載を開始。隅沢克之作。イラストはあさぎ桜。『Endless Waltz』の数十年後を舞台にした続編作品である。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光
ガンダムエースの企画「ガンダムW プロジェクト」第2弾の漫画。2010年11月号より連載。シナリオ隅沢克之、漫画小笠原智史。ストーリーはTVシリーズをなぞっているが、MSのデザインがEW版に変更されており、新訳「ガンダムW」を謳っている。

OVA・映画[編集]

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
TVシリーズの物語から1年後を舞台に、真のオペレーション・メテオを実行せんとするデキム・バートンとマリーメイア軍の反乱を描いたOVA
ノベライズでは『EPISODE ZERO』の内容を詳細に描いた節がある。
後に再編集され、追加映像を加えた「特別篇」が劇場公開された。

ゲーム[編集]

新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL
1996年3月29日にバンダイから発売されたスーパーファミコン対戦型格闘ゲーム。他の格闘ゲーム作品にはあまり見られない独特のシステムを採用しており、ボタン同時押しと十字キーの組み合わせで、ガードしながらのダッシュや、空中ダッシュ、ジャンプ後の落下速度の減少といった特殊アクションが可能で、スピーディーなゲーム展開となるのが特徴である。カプコンからリリースされた格闘ゲーム版『X-MEN』の影響を強く受けており、多くの共通したシステムを有する。
そのほか、『スーパーロボット大戦シリーズ』などの、ガンダムやロボットアニメのクロスオーバー作品にも登場している

カセットコレクション[編集]

ドラマCD以前のカセットテープによるボイスドラマ。どちらもコメディー作品になっている。
なおどちらも男性キャラのみの出演となっている。後者に関してはGチームのみの出演。
アニメイトカセットコレクション 新機動戦記ガンダムW シークレットオペレーション
女性疑惑が浮上したカトルにどぎまぎするWチームや正しい青少年の明るい喋り方をする五飛、正しい「任務完了」の使い方を描いたエピソードなどが収録されている。
  1. オペレーション0「任務了解」
  2. オペレーション1「ウィナー家の秘密」
  3. オペレーション2「基礎知識講座」
  4. オペレーション3「五飛の修行」
  5. オペレーション4「果てしなき戦い」
  6. オペレーション5「任務完了」
  7. 声優コメント
各話の間に、アイキャッチ代わりにGチームがそれぞれの台詞を交換して喋る企画がある。
アニメイトボイスカセット 新機動戦記ガンダムW ボイスコレクション Gチーム編
"番組"という名目で、Gチームがそれぞれのお題に沿った台詞を喋る、といった内容のカセット。
上記の「アニメイトカセットコレクション 新機動戦記ガンダムW シークレットオペレーション」と比べ、再生時間が短い。
  1. モーニングコール
  2. 留守電メッセージ
  3. 励ましメッセージ
  4. ラブコール

その他書籍[編集]

角川書店
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別編 フィルムブック
  • 新機動戦記ガンダムW 写真集
  • 新機動戦記ガンダムW COMPLETE OPERATION
旭屋出版
  • 新機動戦記ガンダムW コンプリートフィルムブック
  • NEW MOBILE REPORT GUNDAM W THE MOVIES IX ENDLESS WALTZ SPECIAL EDITION
講談社
  • 新機動戦記ガンダムW エンドレスワルツ パーフェクト・ファイル(1)-(3)
  • 新機動戦記ガンダムW パーフェクトアルバム
  • 新機動戦記ガンダムW 公式MSカタログ
  • 新機動戦記ガンダムW ポストカードブック
  • 新機動戦記ガンダムW 超百科
ケイブンシャ
  • 新機動戦記ガンダムW キャラクターズコレクション(1),(2)
ラポート
  • 新機動戦記ガンダムW キャラ・コレクション
  • 新機動戦記ガンダムW 大事典
青磁ビブロス
  • 新機動戦記ガンダムW 1st OPERATION
  • 新機動戦記ガンダムW 2nd OPERATION
メディアワークス
  • 新機動戦記ガンダムW 〜Wing Season A.C.195〜
  • 新機動戦記ガンダムW データコレクション(1)
  • 新機動戦記ガンダムW 完全収録 ヒストリー・オブ・サンクキングダム
学習研究社
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
ムービック
  • 新機動戦記ガンダムW 設定記録集 PART-I、PART-II
  • GUNDAM WING MEMORIALS 〜Final Wing 195〜
  • GUNDAM WING MEMORIALS II 〜The Legend of Forever〜
  • GUNDAM WING DIGITAL MEMORIALS CD-ROM ISBN-4-89601-306-9 C0876(制作協力:リンク工房)
  • THE GUNDAM ON THE AFTER COLONY GUNDAM WING ENDLESS WALTZ THE OFFICIAL ART BOOK(非売品)
実業之日本社
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 最強プレイングブック
徳間書店
  • 新機動戦記ガンダムW FIVE G BOYS
一迅社
  • 新機動戦記ガンダムW MSエンサイクロペディア
竹書房
  • 新機動戦記ガンダムW
ブッキング
  • サンライズアートワークス 新機動戦記ガンダムW
プラモデル解説ムック
  • 新機動戦記ガンダムW Wファイル キャラクターサイド(ハイコンプロプラモデルウイングガンダム特典)
  • 新機動戦記ガンダムW Wファイル モビルスーツサイド(ハイコンプロプラモデルガンダムデスサイズ特典)
アニメビジュアル
  • 新機動戦記ガンダムW 劇場公開記念 VISUAL BOOK(1998年6月号)
アニメージュ
  • NEW WORLD GENERATION(1997年10月号)
  • GW おたからBOOK(1995年11月号)
アニメディア
  • 新機動戦記ガンダムW (秘)オペレーション(1995年9月号)
  • 新機動戦記ガンダムW VISUAL BOOK(1995年11月号)
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(1997年8月号)
  • 新機動戦記ガンダムW クライマックスBOOK THE MEMORIAL(1996年4月号)

アンソロジーコミック[編集]

多数の公式アンソロジーが、複数の出版社より刊行されている。アニメ雑誌などで掲載された作品を編集したものと、一般公募で集められた同人誌を集め掲載した同人誌競作集の二種が存在する。サンライズ公認のアンソロジーであるが、表現規制はほとんど無いに等しく、様々なジャンルの作品が掲載された。特に青磁ビブロスラポートムービック等から発刊されたものには、一般的に企業から認可されづらい、やおい同人誌専門の競作集が多数存在する。ガンダムシリーズのメディア展開の中で、このように大々的なアンソロジー展開が、行われたのは2011年現在本作のみとなっている。また、延べ50冊以上に渡り刊行され続けたが、1998年を境に突如、各社からの発行が停止している。なお、サンライズは同じ1998年に、同人誌等の二次創作物の禁止を含む著作権規定を打ち出している。
学習研究社
ノーラコミックスぽっけシリーズより全7巻。描き下ろし作品と『月刊コミックPocke』本誌で連載されていた作品で構成されている。
ムービック A-cllection
星雲社
  • ウイング・プロジェクト ガンダムコミックアンソロジー 新機動戦記ガンダムW ISBN 4-7952-1836-6
ラポート ラポートコミックス
  • 世紀末ウイング伝説 新機動戦記ガンダムW パロディ作品集 ISBN 4-89799-270-2
  • Wビート 新機動戦記ガンダムW パロディ競作集(全4巻) ISBN 4-89799-189-7
  • 風の行方 新機動戦記ガンダムW パロディ競作集 ISBN 4-89799-281-8
  • オペレーションW 新機動戦記ガンダムW パロディ競作集(全8巻) ISBN 4-89799-173-0
  • オペレーションW Endless Waltz 新機動戦記ガンダムW パロディ競作集(全3巻) ISBN 4-89799-243-5
  • オペレーションW THE NEXT 新機動戦記ガンダムW パロディ競作集 ISBN 4-89799-268-0
  • LAGRANGE 新機動戦記ガンダムW パロディ作品集 ISBN 4-89799-202-8
ホビージャパン ホビージャパンコミックス アミューズメント・アンソロジー・シリーズ
ラポートデラックス
太田出版 OHTA COMICS
  • ガンダムボーイズ 新機動戦士ガンダムW YAOI小説&コミックアンソロジー ISBN 4-87233-262-8
キャロット出版
  • プロジェクト0 新機動戦記ガンダムW コミックアンソロジー(全4巻) ISBN 4-906533-20-5
オークラ出版 OAKコミックス
  • MOVING ACTION 新機動戦記ガンダムW パロディアンソロジー(全2巻) ISBN 4900780588
青磁ビブロス F' PACKS
  • RISING EARTH 新機動戦記ガンダムW 同人誌アンソロジー(全13巻) ISBN 4-88271-401-9
桜桃書房 GAコミックス
  • WILD WINGS 新機動戦記ガンダムW パロディアンソロジー(全3巻) ISBN 4-7567-0283-X
メディアワークス メディアコミックス
ブロッコリー
大洋図書
  • 超新星 〜SUPER NOVA〜 新機動戦記ガンダムW コミックアンソロジー ISBN 4-88672-834-0

ソフト展開[編集]

VHSLDDVDBD
VHSは全13巻、その他にEVEN NUMBERS・ODD NUMBERS(総集編)の4巻が1995年に順に発売された。翌々年の1997年には続編であるOVA、Endless Waltzが全3巻で順に発売された。さらに1999年にはEndless Waltz特別篇(劇場版)が発売された。
LDは全7巻。第1巻と第5巻の初回版にはEndless Waltzを含めた全巻が収納可能なBOXが付属している。Endless WaltzもVHSと同じく全3巻で発売された。
DVDはDVD-BOXとして「COLLECTION NUMBER」がIからVまでの5巻で2000年に発売された。IからIVがテレビシリーズで、Vは総集編であるEVEN NUMBERS・ODD NUMBERSとEndless Waltzで構成されている。2001年にはEndless Waltz特別篇、2007年には映像にHDリマスターを施した全12巻と総集編2本とEndless WaltzのDVD、及びそれらをまとめた3つのDVDメモリアルボックスが発売された。この内BOX Iには1巻から6巻まで。BOX IIには7巻から12巻まで。BOX IIIには総集編2巻とEndless Waltz(OVA版)が入っている。このボックスにはEndless Waltz特別篇は入っていない。また2010年には歴代ガンダムシリーズの廉価版DVD-BOX、G-SELECTIONの発売の一環として、HDリマスター版BOXのIとII(全49話)を1つにまとめた物とIIIの廉価版の本作のBOXが発売された。なお、Endless Waltz特別篇のみDVD商品でHDリマスターが施された物は発売されていない。
BDは2011年にHDリマスターを施したEndless Waltz特別篇が発売された。
TVシリーズのBlu-ray BOXは2013年11月22日に「Box1」(第1話 - 第25話)と2014年1月29日に「Box2」(第26話 - 第49話)が発売された。こちらはBDBoxのために制作されたHDリマスター版を収録している。

ネットラジオ[編集]

HDリマスターDVDボックスの販促としてBEAT☆Net Radio!にてトークラジオ『新機動戦記ガンダムW 緑川光の任務、了解』が配信された。全10回。

また.ANIME限定購入者特典としてオリジナルショートドラマがボックス各巻の発売に合わせて計3話配信された。

キャラホビ2007のステージイベントでは緑川光置鮎龍太郎がゲストで参加し、後日デジタルビート上で一部その模様が公開された。

パーソナリティ[編集]

  • 緑川光

ゲスト出演者[編集]

  • 関俊彦(3回、4回)
  • 置鮎龍太郎(6回、7回、9回、10回、ドラマ2話)
  • 折笠愛(9回、10回)

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b c d 新機動戦記ガンダムW(ウイング) (パーフェクト・アーカイブ・シリーズ 10)
  2. ^ 三栄書房『ガールズガンダム』(2009)のインタビュー。
  3. ^ 竹書房『新機動戦記ガンダムW』(2007)
  4. ^ http://www.animenewsnetwork.com/encyclopedia/anime.php?id=26
  5. ^ TWO-MIXのベスト・アルバム『BPM "BEST FILES"』(1997年、キングレコード)のライナーノーツより。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 金曜17:00枠
前番組 番組名 次番組
機動武闘伝Gガンダム
(1994年4月22日 - 1995年3月31日)
新機動戦記ガンダムW
(1995年4月7日 - 1996年3月29日)
機動新世紀ガンダムX
(1996年4月5日 - 12月27日)