フラミンゴ
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フラミンゴ(Flamingo)とはフラミンゴ目フラミンゴ科フラミンゴ属に属する鳥の総称である。非常に長い脚と首を持つ大型の鳥である。
何万羽にもなるフラミンゴの群れが、空をピンク色に染めて飛翔する様は広く知られている。
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分布 [編集]
アフリカ、南ヨーロッパ、中南米の塩湖や干潟に生息する。塩湖やアルカリ性の湖といった特殊な環境に適応しており、数千羽から百万羽程度の巨大な群れを形成する。
形態と生態 [編集]
体色は淡いピンク色から鮮やかに紅色をしている。フラミンゴが紅色なのは、餌であるエビやカニを食べているからと言う説もあるが、藍藻類の色素、β-カロテンやカンタキサンチンによるものである。孵化した直後の体色は白く、これらを含むプランクトンや藻類(スピルリナ)を摂取することで体色が紅色になる。色素を摂取しない状態が続くと徐々に体色が色褪せ、最終的には白色に戻る。動物園で飼育する場合、飼料に色素を添加する事で羽色を維持している。
クチバシは中央部で急角度で下に曲がり、「へ」の字状の形状をしている。クチバシの縁にはラメラと呼ばれるヒゲ状の組織があり、これで水中の藍藻類や小動物を漉しとって食料としている。(濾過摂食を参照)
ノドにある腺からフラミンゴミルクと呼ばれる栄養豊富な分泌液を出す。これをヒナに口移しで与える事で子育てをする。同様な例として、ピジョンミルクで子育てをするハトが挙げられる。母乳を分泌する哺乳類以外でこのような子育てをするのは珍しい。
水辺にいる時は主に片足で立っている。これは水に体温を奪われにくくするためだと言われている。 また脚部は大地溝帯に点在する強いアルカリ湖(pH12前後)に耐えるようになっている。
分類 [編集]
フラミンゴ目はフラミンゴ科フラミンゴ属の5種1亜種からなる小さなグループである。
近年の研究 [編集]
フラミンゴ等の水鳥をDNA系統分類した近年の研究では、フラミンゴはカイツブリ類に最も近いという結果が発表された[1]。
種 [編集]
- オオフラミンゴ Phoenicopterus ruber
- ベニイロフラミンゴ P. r. ruberと、ヨーロッパフラミンゴ P. r. roseusの2亜種からなる。ベニイロフラミンゴはカリブ海沿岸地域に生息している。全長約145cmで、鮮やかな紅色をしている。ヨーロッパフラミンゴは地中海周辺からインドにかけて生息している。全長約110cmで、淡いピンク色をしている。
- コフラミンゴ Phoenicopterus minor
- 比較的小型のフラミンゴで、アフリカからインドにかけて生息する。最も個体数の多いフラミンゴで、400万羽以上が生息している。
- アンデスフラミンゴ Phoenicopterus andinus
- コバシフラミンゴ Phoenicopterus jamesi
その他 [編集]
フラミンゴ(Flamingo)という名前はラテン語で炎を意味するflammaに由来しているとされる。
和名はベニツルとされているが、もう殆ど死語として扱われている。
フラミンゴを輸送するときは、動き回る事による体力の消耗を防ぐため、パンストにくるんで頭だけ出す状態にする[2]。時に「世界一不味い鳥」と形容されることがある[要出典]が、現在ではワシントン条約で保護されているため、一般現代人に味の真偽を知る術は無い。
ギャラリー [編集]
脚注 [編集]
- ^ Study of Aquatic Bird Genes Reveals Surprising Relationships and Evolutionary History, 7 July 2001, "the Proceedings of the Royal Society"
- ^ 「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」(フジテレビ)2006年3月15日放送分より
参考文献 [編集]
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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