超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!

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超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!
監督 山口晋
総監督
佐藤順一
脚本 山口宏
原作 吉崎観音
出演者 渡辺久美子
川上とも子
小桜エツ子
中田譲治
子安武人
草尾毅
斎藤千和
平松晶子
能登麻美子
石田彰
池澤春菜
広橋涼
水樹奈々
郷里大輔
音楽 鈴木さえ子
主題歌 みんなあなたを愛してる
編集 板部浩章
製作会社 テレビ東京
NAS
サンライズ
配給 角川映画(現・KADOKAWA
公開 2009年3月7日
上映時間 約78分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!
次作 超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!
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超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそう げきしんドラゴンウォリアーズであります!)は2009年3月7日公開の劇場版『ケロロ軍曹』の第4弾。上映時間は約78分。同時上映は『ケロ0 出発だよ! 全員集合!!』。

概要[編集]

本作から劇場版の作品ナンバーがタイトルから無くなっている。なお、本作では過去3作では脇役だった日向秋がストーリー本筋に絡んでくる。

2009年7月24日にDVD(通常版・豪華版の2バージョン)が発売された。同時上映の短編も収録されている(レンタル版には収録されていない)。2010年3月22日BSジャパンで初めてテレビ公開された(エンディングの省略はなし)。2010年3月26日にはテレビ東京で地上波として初めて放映された。

川上とも子が、日向冬樹の声を担当した最後の作品でもある。

あらすじ[編集]

日本・奥東京市、アメリカ・ニューヨーク、フランス・パリ、オーストラリア・シドニー、アフリカ・タンザニアに謎の巨大なアーチが出現して1カ月後、ケロロ小隊の面々は各地に散りその調査を行っていた。桃華と共にパリを訪れていたタママは、ある夜謎の歌声に誘われ姿を消してしまう。ほどなくして、NYのギロロ、シドニーのクルル、タンザニアのドロロも竜の形をしたエネルギー体に襲われ消息を絶つ。

ケロロと冬樹、夏美の3人は桃華からタママがいなくなったとの連絡を受け、タママを探すべくパリに向かうが、途中でタママが変貌したと思われるドラゴンの襲撃を受け墜落。桃華と合流し、彼女の親友である少女・シオンと出会うことになる。

劇場版のみの登場人物[編集]

フェリシタシオン・ドゥ・ドラクーン(シオン)[1]
声 - 水樹奈々
桃華の親友でドラクーン家の当主。1年前に両親を亡くし、10歳という若さにして当主の座を継いだ。カールのかかった水色の髪をしており、常にベレー帽を被っている。語尾に「~なのです」と付ける。家庭環境が厳しくて、家に篭もりがちであったことにより、普通の学校へ行けず桃華以外の友達はいなかった。気丈な性格で両親が死んでも涙ひとつ見せなかったが、内心では「家族」を渇望している。アンチバリアで見えないはずのケロロ小隊を普通に見ることができる。
世界中のあちこちに巨大なアーチ「竜のしっぽ」を出現させた張本人であり、その目的は地球に眠っていた巨大な竜「地球竜」を蘇らせるためである。そのプロセスに従ってケロロ以外の小隊メンバー全員を記憶を失った凶悪なドラゴンに変えてしまった(後にケロロも自分の意思でドラゴンになるが、他のメンバー同様暴走してしまうことになる)。地球竜を蘇らせると地球が死の星になってしまうと聞かされ、ケロロ達に地球竜の卵がモン・サン・ミシェルに隠されていることを伝えた。後に暴走したドラゴンの角に触ると正気に戻せると知り、ドラゴン化したケロロに「私を地球竜の所まで連れてって」と頼み、暴走した地球竜を正気に戻そうと奮闘する。
ピエール
声 - 郷里大輔
屈強な肉体を持つ、シオン御付の執事。シオンのことをとても大切に思っている様子。元ストリートファイターで、ポールとはその頃からのライバル。
相撲が得意らしく執事服の下にまわしを付けており、さらに相撲をする際、髪の一部が髷に変化する[2]
地球竜(ちきゅうりゅう)
地球の中心部で眠っていた謎の竜。クルルによると数万年前、ドラゴン型の宇宙生物があちこちの惑星に卵を産みつけたらしく、地球竜もその内の1つらしい。ただしドラクーン家に地球竜に関するマニュアルが最低でも地球歴1897年製(マニュアルに書かれたモン・サン=ミシェル寺院が現在の形に完成した年)である事から、このドラゴン型宇宙生物を利用した何らかの侵略・破壊的な何かに利用する為に宇宙人がドラゴンの習性を理解・応用した事が事実上明らかになっている(孵化にはケロン人が絶対条件である事から、ケロン軍もしくは他組織による人工生命体の一種であるとも取れる)。
卵は惑星のエネルギーを自分だけの養分にして、新しいドラゴン型の生物になって飛び立つらしく、劇中登場した個体は腹部に卵を抱えている、というより卵から顔や羽が生えている。
テララ
声 - 大谷育江
劇中の最後の最後で登場するケロン人(幼年期)似の生物。シオンのベレー帽は、後にテララの物となっている。性格は明るく無邪気で、シオンが大好き。
クルル曰く、地球竜が地球に全エネルギーを返還した時に発生した余剰物質であるという。シオンによると地球竜の思いやりの心が詰まっているらしい。テララという名前はシオンがずっと前から考えていた名前だという。
密漁者
声 - はらさわ晃綺増岡太郎
感じの悪い2人組でアフリカの砂漠でゾウの密猟を行っていた。2頭のゾウを銃で撃ち殺そうとした所をドラゴン化したドロロに止められ、乗っていた車を剣で真っ二つにされる。
TVレポーター
声 - 加藤夏希
ドラゴンとなったケロロ小隊が世界中に現れた時に、その事をレポートしていた人。
観光客
声 - 河村唯アイドリング!!!12号)、朝日奈央ラブベリー/アイドリング!!!15号)
モン・サン・ミシェルに観光に来ていた普通の地球人。

主題歌・挿入歌[編集]

備考[編集]

  • 原作第174話にて、本作とは別の原因でケロロドラゴンが登場している。また、同話ラストにはおまけとして、本作における事件を起こす前のシオンとピエールが登場している。また、ピエールのシオンの呼び方も劇場版では「フェリシタシオン様」だが、原作の方は「シオン様」となっている。
  • アニメ282話Aパートには、西澤家美術館に桃華・シオン・テララの写真が飾られている。そのため、同話は本作の後のエピソードであるということが明示されている。
  • 放映時期にアニメでは川上とも子の病気療養に伴い日向冬樹役を桑島法子が担当していたが、この作品では闘病中に収録を行った川上が冬樹を担当している。その後、川上は2011年6月9日卵巣がんで死去し、上記の通り本作は川上が冬樹の声を当てた最後の作品となった。
  • アニメ356話Aパートは『ケロロ小隊 真ドラゴンウォリアーズ であります』のサブタイトルからわかるとおり、本作の続編と呼べるエピソードでシオンとテララ及びドラゴン化したケロロ小隊が再登場[3]している。また、ガルルの口から劇場版でケロロ小隊がドラゴンになった理由及び劇中では詳しく語られなかった竜の書のについても補完されている。

ケロ0 出発だよ! 全員集合!![編集]

劇場版のみの登場人物・声の出演[編集]

主題歌[編集]

脚注[編集]

  1. ^ フェリシタシオン・ドゥ・ドラクーン(シオン)は何回かアニメにも登場している。
  2. ^ 声を担当する郷里大輔は、『ストリートファイターII MOVIE』などで、相撲を得意とするストリートファイターエドモンド本田の声を担当している。
  3. ^ なお、ピエールは声を演じた郷里大輔が死去しているため登場せず。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]