サン=ルイ島

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サン=ルイ島の位置
トゥルネル橋から見た島の南側
サン=ルイ=アン=リル教会

サン=ルイ島 (サン=ルイとう、île Saint-Louis) は、シテ島と並んで「パリ発祥の地」と呼ばれ、パリの中心部に位置するセーヌ川の中州。パリ4区に属し、ノートルダム・ド・パリのあるシテ島のセーヌ川上流、東側(ノートルダム大聖堂の後ろ側)にある。

古くから大貴族や著名人が邸宅を構える最高級住宅街として知られ、世界的大富豪ロスチャイルド家も邸宅を所有していた(現在はカタールの王族に売却)。日本人では女優の岸恵子が住む。

名前の由来は聖王ルイ(サン・ルイ)である。ただし、彼が建てたサント・シャペルは下流のシテ島にある。また、フランス革命期には「友愛島」(île de la Fraternité) と改称されたこともある。

観光名所[編集]

  • パリの有名なアイスクリーム屋ベルティヨンは、サン=ルイ=アン=リル通り29番地から31番地に店を出している。

サン=ルイ島とつながっている橋[編集]

この島に渡れる橋は以下の5本である。

サン=ルイ島にゆかりのある有名人[編集]

ランベール館 (Hôtel Lambert) 居住者

脚注[編集]

  1. ^ 1968年10月、アラン・ドロンのボディガードであったステファン・マルコヴィッチが射殺体で発見された事件(マルコビッチ事件、L'affaire Marković)では、アランとナタリー・ドロン夫妻のほか、クロードら大統領夫妻も巻き込まれた。同事件は迷宮入りした。
  2. ^ Nancy Cunard: Heiress, Muse, Political Idealist Lois G. Gordon, Professor Lois Gordon, Columbia University Press, 2007. 118 p
  3. ^ he Golden Moments of Paris: A Guide to the Paris of the 1920s John Baxter, Museyon, 2014/03/01. 233 p

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯48度51分06秒 東経2度21分23秒 / 北緯48.85167度 東経2.35639度 / 48.85167; 2.35639