枢木スザク

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枢木 スザク(くるるぎ スザク)は、テレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物(声:櫻井孝宏、少年時代:渡辺明乃)。

個人データ[編集]

  • 誕生日:皇暦2000年7月10日
  • 血液型:O型
  • 星座:かに座
  • 身長:176cm(R2の頃には身長が伸びているとスタッフが語った)

人物[編集]

ルルーシュの親友。日本の名家・枢木家出身だが、絶縁状態にある。皇神楽耶とは親戚。温厚で生真面目な性格だが、幼少期はやんちゃな暴れん坊肌だった。日本最後の内閣総理大臣・枢木ゲンブの嫡子であり、幼少時は藤堂道場の門下生として藤堂と面識がある。

日本がブリタニアに侵攻されエリア11になってからは、名誉ブリタニア人となっている。このためブリタニア人からは露骨な人種差別を受け、日本人からも「裏切り者」呼ばわりされる、後述のような出世を遂げた後でも、日本人からは「ゼロの仇」「日本を売った男」として暗殺されそうになったこともあり、軍内でもあまり良い評価をされていない。

過去の経歴[編集]

ブリタニアによる日本侵攻前にルルーシュやナナリーと出会い、親友となる。侵攻後も日本陸軍の73式中型トラックに救出され一時避難場所に行くまではルルーシュと一緒であったが、ルルーシュと離れ離れとなった。

7年前、戦争を起こさせないために、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていた実父ゲンブを衝動的に殺害してしまう。その結果、敗戦国となった日本の惨状を目の当たりにし、「間違ったやり方で得た結果に意味はない」という考えに至り、結果より過程を重んじるようになる。その為、目的のためには手段を問わず結果を最重視するルルーシュとは相容れず、対立する運命となる。

終戦時にはルルーシュがスザクの身柄保護に関わり(「7年前の借り」はこのこと)、戦後は自ら名誉ブリタニア人に志願しブリタニア軍に入隊。当初は一等兵だったが、最新鋭KMFであるランスロットの騎士着任に伴い准尉に、そしてユーフェミアの騎士に選任後は少佐に昇格。当初、自分はブリタニア人でも騎士でもないのでKMFには乗れないと述べていたが、その後、訓練だけは受けていたとも語った。卓抜なKMF操縦技術のほか、超人的な身体能力、藤堂道場(日本拳法)のものではない格闘技術を有している。

言動・性格[編集]

愚直なまでの素直な性格と、それが日本のためになると信じブリタニアを内部から変えていこうとする行動力の持ち主。名誉ブリタニア人であるために、軍内では白眼視され、同じ日本人からは裏切り者と呼ばれながらも実績を積み重ねていくが、武力の行使者である軍人という自身の想いと二律背反する立場からロイドには「その矛盾はいつか君を殺すよ」などとからかい混じりに指摘されている。その愚直さはたびたび友誼を結ぶルルーシュの個人的な危機を救う反面、戦場にあって敵対者としての“ゼロ”の行動を妨げている。また、自分の中の規律や考えに固執するところがあり、時折それを他人に押し付ける面もある。学園では周囲の親しい友人達から「天然」と評されており、時々空気の読めていない言動をする。女性との接し方には慣れている様子で、制作スタッフからは「経験豊富」などと語られた。

ルルーシュの力を誰よりも認めており、コンビネーションにおいても抜群の相性であるため、自分とルルーシュが力を合わせれば出来ないことは無いと堅く信じている。

隠蔽された父殺しの呵責から自罰的なメンタリティを抱くようになっており、戦闘では常に自分の身を危険に晒そうとし、大胆な行動を取るようになっている。またマオには危険に身を置きたがる根本動機を暴かれ「ただの偽善」と看破されて苦しみ悶える場面があった。隠し通してきた自分の真実をルルーシュが否定せずにいてくれたことで落ち着きを取り戻し、以後は必要とあれば人に打ち明けるようになった。

ユーフェミアの騎士着任後にも己の罪を省み騎士章を返上するが、のちに自身を肯定してくれたことやユーフェミアの目指す理想に己の望む正しさを感じたことから再び彼女の騎士となる。

一見柔和にも見えるが、それはある意味で演技である。本来はお坊ちゃん育ちのため我侭で気性が荒く、一旦好きになった人間に対しては独占欲や執着が非常に強い。子どもの頃は一人称も「僕」ではなく「俺」だったが、父殺しは自分のそういった性格も原因と考え性格を変え、その後は感情を抑えて過ごしてきた。

R2ではルルーシュと完全に敵対しており厳しい態度を取るが、ルルーシュが危機に陥った時には無意識に助けることや、二人で以前のように笑いあうこともあり、憎み切れていない己に戸惑う。ユーフェミアの仇としつつも彼の真意は別にあるのではないかという思いも生まれており、シャーリーの「許せないことなんて無い」という言葉をきっかけに、ルルーシュと真に向き合い対話する。

ギアスによる呪い[編集]

神根島での戦闘時に、ゼロを道連れにしようと計るがゼロのギアスで「生きろ」と命じられ、以降は自分の命の危機に遭った時に、何があっても生きるための行動(身体を保護するリミッターが外れる等)を起こすようになる。長らく、それを「呪い」として忌み嫌っていたが、フレイヤの一件以降、自我を保ち発動状態の心境を認識できるようになり、ナイトオブゼロとなって以降は、それを強靭な精神力で押さえ込む事で、自身の潜在能力を極限まで引き出す力に変えており、ラウンズ(というよりも人間)とすら一線を画し人の域を遥かに凌駕する圧倒的な戦闘能力を誇るようになる。ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』では「ギアスの呪縛」という名称で能力化された。

原作アニメでの活躍[編集]

コードギアス 反逆のルルーシュ[編集]

テロリストとして活動していたカレンらに強奪された毒ガス入りのカプセルを取り戻すために向かった現場でルルーシュと再会。クロヴィス親衛隊からカプセルの本当の中身を知ったルルーシュを殺す命令を受けるが、それを拒否して撃たれてしまう。しかし、ロイド率いる特別派遣嚮導技術部(特派)に一命を救われ、ランスロットのデヴァイサー(操縦者)に選ばれた。

その後、純血派によってクロヴィス殺害犯に仕立てられ、軍事法廷に護送されるところをゼロに救出され、仲間として誘われるが思想の相違によりこれを拒否。クロヴィス殺害容疑が不問になった後は特派に転属(ルルーシュ達生徒会メンバーには「技術部に転属した」と言っていたため、KMFで戦場に出ていると思われることはなかった)、偶然出会ったユーフェミアに気に入られ、彼女の口利きでアッシュフォード学園に入学する。入学当初は嫌がらせを受けたりもしていたが、後に自身の飼い猫となるアーサーが起こした騒動の際ルルーシュのピンチを救ったことで生徒会メンバーに認められ、同時にルルーシュの推薦により生徒会に入会する。

戦場ではナンバーズを区別するというコーネリアの意向により、重宝される立場では無かったが、黒の騎士団とそれに加わった藤堂との戦闘がきっかけでランスロットのパイロットであることが世間に知られ、ユーフェミアによって彼女の選任騎士に選ばれた。

行政特区日本式典の混乱の中で、目の前でゼロに撃たれたユーフェミアが死亡。さらには、V.V.と接触してギアスの存在を知らされたことで、ゼロへの復讐のためトウキョウ租界での先陣に乱入。やがて戦線を離脱したゼロを追ってたどり着いた神根島で、ゼロの正体がルルーシュである事を暴く。ルルーシュを問い詰めるも「全ては過去」と切り捨てられたことで激昂し、彼の理念、存在すら否定した。

コードギアス 反逆のルルーシュR2[編集]

神根島にてゼロ=ルルーシュを捕らえシャルルに差し出したことで、皇帝直属部隊ナイトオブラウンズの一員、ナイトオブセブンの地位を得る。

ナイトオブワンとなってエリア11を領地として得ることを目標に、世界各国での紛争にて多大な功績を挙げ、「ブリタニアの白き死神」と畏怖されるようになる。後にエリア11総督に任命されたナナリーの総督補佐として、エリア11に赴任。復活を果たしたゼロの正体をルルーシュではないかと疑い、休学していたアッシュフォード学園に一時復学した。

自ら記憶を取り戻したゼロであることを明かし、ナナリーを守るよう懇願したルルーシュと和解しかけるも、シュナイゼルの介入で行き違いの末再び決別する。その直後の第二次トウキョウ決戦で、紅蓮聖天八極式との対決で命の危険に陥ったことで、かけられたギアスが発動して大量破壊兵器フレイヤを放ち、トウキョウ租界を壊滅寸前にまで追い込んでしまう。その凄惨たる結果を目の当たりにしたことから、過去の過ちと自罰的なメンタリティに影響されたそれまでの信念を放棄し、「必要なものは結果」という考えに至る。

早急にナイトオブワンとなるべく、シュナイゼルのクーデター宣言に乗じてシャルル暗殺を決意するが、神根島でシャルルとマリアンヌの計画の全容を知り、ルルーシュと共にシャルルとマリアンヌの計画を阻止。その後ルルーシュと立てた計画<ゼロレクイエム>完遂のため、ブリタニア皇帝となったルルーシュの騎士ナイトオブゼロに任命され、ランスロット・アルビオンを駆り彼に協力する。計画の完遂の為に、自らをルルーシュの弱さと敵を排除する「剣」と称する。

シュナイゼルらとの最終決戦でカレンの紅蓮聖天八極式と戦い、激闘の末に相討ちとなり死亡したと発表されたが密かに脱出に成功しており、「独裁者」ルルーシュによる旧ブリタニア勢力および黒の騎士団幹部の公開処刑の場にゼロの姿で現れ、ルルーシュを「世界の憎しみの象徴」として涙ながらに討つ。その際ルルーシュから「罰として枢木スザクを捨て正義の味方として仮面を被り続け、人並みの幸福をもすべて世界に捧げてもらう」と告げられたことに「そのギアスたしかに受け取った」と答え、新たなる(二代目)ゼロとして世界を導いていく役目を担うこととなった。

コードギアス 亡国のアキト[編集]

ナイトオブラウンズの一人として軍師ジュリアス・キングスレイの護衛の任に就き、サンクトペテルブルクに着任する。彼のことは快く思っていない。

その他メディアでの描写[編集]

基本的にDVD・BD特典のピクチャードラマ(イラストドラマ)、『コードギアス反逆のルルーシュ Sound Episode1~6』、画集『MUTUALITY』掲載の大河内一楼によるショートストーリーのみが原作アニメ準拠となっており、それ以外の関連作品は本編と異なる設定が大小ある為、原作アニメ準拠の作品では無い。

ピクチャードラマ(イラストドラマ)[編集]

DVD1巻
ルルーシュ・ナナリーとの出会いを描く。当時のスザクは乱暴な性格だった。
DVD3巻
彼の放課後が描かれ、リヴァル、ロイドやセシルと語らう。なおリヴァルとの会話で、軍に入る前にお世話になったという女性の話が出てくる。しかし、その女性は既に死んでいる。
DVD7巻
男女逆転祭りで女装を披露。乗り気ではないルルーシュに対して、軍隊の余興で女装をやらされて慣れてしまっていたためノリノリ。
DVD9巻
ゼロとの決戦前、昔のルルーシュ達との別れを回想する。ルルーシュに父殺しを告白しようとしたができず、彼の反逆の誓いを聞きながら何も言えなかった事を悔いており、ルルーシュは自分が正すべきだと決意する。
R2 DVD2巻
戦場で一人の少女を助けるも、彼女に人殺し、悪魔、と罵られる。また、シャルルからは鬼神の働きと称される。同時に少女に自分を恨ませる姿勢と「裏切りの騎士」、「同族殺し」と呼ばれていることをセシルは気にかけていた。
R2 DVD8巻
C.C.と酒盛りをしているセシルがスザクをかつて帰らぬ人となった男性と被せているのが判明し、明確に惹かれているのを明かした。C.C.はセシルにスザクを愛しているのかを聞くが、セシルは愛という言葉の定義によると言ってはっきりとはしなかった。
R2 DVD9巻
アッシュフォード学園の再建に訪れるナナリーにゼロとして付き添う。みんなとは会話こそしないが打ち上げられた花火を一緒に見ながら、この場に居ないルルーシュに「また嘘をついたね。けどみんなを笑顔にする」と語るように彼のことを思うのだった。この時の彼の心境は嘗ての親友に戻っていた。

DVDマガジン[編集]

昔から年上の女性に好かれるという事実がルルーシュによって明かされた。

ドラマCD[編集]

長編「戻らない夏の日」
ルルーシュと反目しながら、彼の生き方に惹かれつつある。誰にも頼ろうとしないルルーシュにわけのわからない苛立ちを覚えるが、行方不明になったナナリーを共に探し、ルルーシュと友達になる。
STAGE9.725「決戦前夜」
ナリタ戦前の夜中にルルーシュの部屋へ訪れる。ノックはするが許可を貰う前に部屋に入る行動をルルーシュに怒られるが、ルルーシュが秘密主義すぎると反論し、流れで昔話になる。ルルーシュのベッドに女の髪(C.C.のもの)を見つけ彼女がいると勘違いする。戸惑うルルーシュに「僕らもう17歳なんだから、そういう事があっても普通だろ」と平然と言い放ち、女性経験の豊富さを窺わせた。
「妄想バトル!ルルーシュVSスザク」
ずば抜けた体力を女性キャラ達から指摘され、セシルによると手でランスロットの足を持ち上げたという。

小説版[編集]

彼がルルーシュと出会った当時はルルーシュをブリタニア人として嫌悪していたが、彼の性格や気質を認め始める。ナナリーと仲良くなれたのは、兄であるルルーシュと親友となったためであると考えていた。

そして穏やかに月日が流れていくが、ある日、ブリタニア側から依頼を受けたゲンブが、ナナリーを殺そうとする。ゲンブの部下によって気絶させられたルルーシュからナナリーの事を託されたスザクは、藤堂の刀で父を刺してナナリーを救う(「ザ・スニーカー」に先行収録されていた分ではゲンブがナナリーを実際に殺そうとする場面があったが、文庫版ではスザクとゲンブの会話となっている)。そして彼は「二度と自分の為に力を使わない」事をルルーシュに誓い、自らを「僕」と呼んで涙を流す。

藤堂はスザクの才能を見抜いており、剣の道のみならず武道全般における彼が「天才」であると感じていた。ルルーシュとナナリーを誘拐しようとする大人達を木刀で打ちのめすなど、子供の頃から戦闘能力は高かった。

R2では、シャルルからルルーシュがゼロとしての記憶を取り戻した際にはナナリーを殺すよう密命を受けていた。

ナイトオブラウンズ
ナイトオブセブン就任の際にジノのトリスタンと馬上試合を行い、勝利する。その試合前にジノからは人間として大事な物を失った目をしていると見られていた。

漫画版[編集]

Asuka版[編集]

物語開始当初からアッシュフォード学園に通っている。特派に所属する事になるのはホテルジャック事件後で、ユーフェミア救出の功績による昇進が反発を招いたため、形式的に配置換えされた。マオとの接触は早く、彼がシャーリーやルルーシュと接触する前に、情報収集に来たマオと遭遇。その際、マオにトラウマを見破られる。本作では主にVTOLに搭乗する。

反攻のスザク[編集]

この作品の主人公。ロイドが開発した「強化歩兵スーツとしてのランスロット」を装備する。

懐中時計は、枢木家に代々伝わる物で、ゲンブから貰った。スザクはゲンブを尊敬していたが、ゲンブがシャルルと取引をし日本を売り渡そうとしていた事に絶望し父を殺した。

スザクのような能力を強く持った人間は「調整者」と呼ばれ、スザクはレナルドが「王の力」と呼んでいた力の片鱗を持っている可能性が示唆されている。

後にシュナイゼルの騎士となるがC.C.からシュナイゼルの計画を知り、ルルーシュと共闘する。そして、C.C.のコードを受け継ぎ不老不死となった。

ナイトメア・オブ・ナナリー[編集]

エリア11に配属される前からユーフェミアの騎士であり、階級も少佐である。シュナイゼルによってユーフェミアの騎士として推薦された。ナナリーの前に現れ、ルルーシュの死をナナリーと共に涙する。

ユーフェミアとは同じ信念を持つ者同士として信頼しあっており、二人の「大望」実現のため、サイタマ戦に望む。そこでゼロを「KMFと同等の機動兵器」として対処し、ランスロットと生身で凄まじい戦闘力を誇るゼロと互角の死闘を繰り広げた。尚、ゼロはスザクの事を契約なしにギアスを行使する者「ワイアード(つながりし者)」であると悟る。作中では一部のギアス能力者(本作ではギアスユーザーと呼ばれる)の存在を感じ取るシーンがある他、ゼロの存在を感じ取った時には不快感と苦痛を感じていた。ゼロは「ルルーシュを越える魔王の器の持ち主」と驚いているが、彼自身のギアス能力(ワイヤードが使うギアス能力はワイヤードギアスと呼称される)は描かれなかった。

ルルーシュ、ナナリーとの馴初めはアニメ本編とほぼ同じだが、父ゲンブ殺害を行ったのは彼ではない。「魔王ゼロ」を親友ルルーシュを魔道に惑わせたものとして憎む一方、「ルルーシュ」として出会ったときには抜刀しながらも斬りかかることができなかった。

パイロットスーツ(本作では騎士としての礼服も兼ねている)は肩から腕にかけてに青い日本の鎧を模したパーツが付いている、所持している剣はブリタニア風の装飾が施されている日本刀。

ゲーム版[編集]

ニンテンドーDS版
展開次第でゼロに「仲間になれ」というギアスをかけられ、彼の「仲間」になる。その後もゼロのやり方に疑問を持ちつつも、ユーフェミアを助け出した場合、彼女の騎士となると決意して迷いを吹っ切る。一方でユーフェミアを殺してしまう展開ではゼロにかけられたギアスを自ら解除して、ゼロに襲い掛かってくる。
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
こちらを参照。
テイルズ オブ グレイセス エフ
本人は登場しないが、有料ダウンロードコンテンツにスザクのコスチュームがあり、主人公のアスベルに着せることができる。ちなみにアスベルの声はスザクと同じく櫻井孝宏が担当している。
Another Century's Episode:R
『第2次スーパーロボット大戦Z』前の客演作品。原作シナリオは中華連邦の戦の最中で発生した次元の歪みに巻き込まれ、惑星エリアへ飛ばされた。最初はゼロ(ルルーシュ)らイレギュラー達との共闘を拒み、介入したシーズン(本作の敵組織)の一人であるスプリング・ワン彼らを誘うが、彼女の目的が既にゼロに見破られ、ゼロの説得により共闘を選ぶ。終盤ではゼロの星刻解放の策を成功させ、ルキアーノを誘い出した。なお、ランスロット・アルビオンも登場しているが、スザクはナイトオブセブンのままとなっている(同時に搭乗時のパイロットスーツもそのまま)。無事元の世界に戻ってきた時、ゼロと2人で、これまで経験してきた話をした後、ゼロに誘いの言葉を持ち掛けられたが断り、ゼロの敵として戦い続けることを宣言し、ブリタニア側に戻っていった。
第2次スーパーロボット大戦Z
前編にあたる『破界篇』ではアニメ第1期の内容が再現されている。主人公チーム「ZEXIS」には黒の騎士団も参加しているためスザクは当初敵として登場するが、ゼロの正体を知ったユーフェミアの計らいにより、命令違反への懲罰人事という体裁でZEXISに配属される。しかしユーフェミアの死とV.V.からギアスの存在を教えられたことを契機に離反し、再び敵に回る。
後編の『再世篇』における「ゼロ・レクイエムルート」でのスザクは、ほぼアニメ第2期どおりの行動をとるが、ゼロ・レクイエム完遂後にルルーシュがZEXISによって蘇生させられたため、彼にゼロの仮面を返却する。そして自らは公式には死亡扱いのままZEXISに復帰し、エンディング後もゼロとともに平和の敵と陰ながら戦い続けることを選ぶ。
一方「黒の騎士団ルート」ではゲーム独自の展開となり、ルルーシュが正体を暴かれた後も過去を捨てゼロとしての戦いに徹することで黒の騎士団やZEXISから信任を得ている。この事態を飲み込めないスザクはなおも私怨に基づいて攻撃を仕掛けるが、空回りした挙句シャルルの封印後に捕虜となる。しかし、アッシュフォード学園での友人だった沙慈とルイスの危機を見かね、スメラギに解放されてミスター・ブシドーの襲撃を喰い止め、そのままZEXISに復帰する。当ルートではこのとき「今の僕は空っぽの騎士だ。」とスザクがかつての称号を呼ばれ、自嘲気味に否定した際にブシドーから「ナイトオブゼロ[1]」と名づけられた。ゼロとはその後も互いにわだかまりを抱いていたが、実は生きていたユーフェミアと彼女とともに現れたコーネリアから(ラウンズおよびユーフェミアの)騎士の地位を剥奪される形で過去と決別し、人々の相互理解を促すダブルオーライザーのトランザムバーストの光の中で完全に和解する。こちらでは表向きは行方不明となっており陰ながらゼロ(ルルーシュ)を支えている。

主な搭乗機[編集]

  • Z-01 ランスロット
    • Z-01/A[2] ランスロット・エアキャヴァルリー
    • Z-01/D[3] ランスロット・コンクエスター
  • Z-01Z ランスロット・アルビオン

脚注[編集]

  1. ^ つまりこのルートでのナイトオブゼロとはゼロ(ルルーシュ)の騎士という意味ではなく空っぽ(=0)の騎士という意味である。
  2. ^ 月刊アニメージュ9月号より
  3. ^ 月刊アニメージュ10月号より