怒首領蜂最大往生

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怒首領蜂最大往生
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
Xbox 360
開発元 [AC]:ケイブ
発売元 [AC]:ケイブ
人数 1 - 2人
メディア [AC]:業務用基板
[360]:DVD-ROM
発売日 [AC]:2012年4月20日
[360]:2013年5月30日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
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怒首領蜂最大往生』(どどんぱちさいだいおうじょう)は2012年稼働開始のアーケードゲーム。開発元はケイブ。『怒首領蜂大往生』の流れを汲む弾幕系シューティングである。なお、本作がケイブのアーケードゲーム、家庭用ゲーム最後の作品である。

概要[編集]

音楽は『怒首領蜂大往生』『怒首領蜂 大復活』に引き続き、並木学が担当。キャラクターデザインは凪良が担当している。

タイトルの「」は、ケイブ代表取締役社長の高野健一と池田恒基の判断によって入れられた[1]

登場人物[編集]

首領蜂隊第一級戦闘員
自機のパイロットでありプレイヤーの分身。これまで容姿などは設定されていなかったが今作にて初めてデザインが発表された[2]。パイロットスーツ姿のみで性別等は不詳。[3]
通信オペレーター
声:下田麻美
首領蜂隊司令部直属の女性隊員。母艦より自機へ状況報告や激励などのサポートを行う。魅力的な彼女の声は首領蜂隊の隊員の間で人気があるという。
ロケテスト版の段階では声のみで容姿等の設定は無かったが、反響により急遽デザインとプロフィールが設定された。
なお、桜夜は彼女の事を「オペ子」と呼ぶ。
エレメントドール
自機のサブパイロット兼サポートシステム。
朱理(しゅり)
声:ゆかな
タイプAに乗り込むエレメントドール。
大人の女性の容姿で高飛車かつ攻撃的な性格。実践的なデータを好む。生半可なパイロットには心を開かない。戦場を潜り抜いてきた事に絶大な自信を持つ。
余談だが、ステージ3クリア後の戦闘結果画面に出てくる彼女の背面グラフィックには大佐らしき肖像画がある。又、ワイングラスを手に持っているが彼女達エレメントドールがワイン等を飲めるかどうかは不明。
衣装はパーティードレス(戦闘服)、白衣と眼鏡(私服)、スリングショット風(水着)。
光(ひかり)
声:喜多村英梨
タイプBに乗り込むエレメントドール。
幼さが残る少女の容姿でマスター(パイロット)の意見を尊重する傾向がある。性格も幼さが出ている。
落成してからあまり年月が経っていないモデル。
衣装は和服風(戦闘服)、薄手のキャミワンピース(私服)、スクール水着風(水着)。
真璃亜(まりあ)
声:能登麻美子
タイプCに乗り込むエレメントドール。
年頃の少女の容姿で"自分の主人に忠実"をモットーとする。物事を冷静過ぎるほどに判断し、状況や主人の思考も考慮、分析して支援するタイプ。
エレメントドールとしては標準的なモデルらしい…。
衣装はメイド服風(戦闘服)、セーラー服(私服)、ビキニ風(水着)。
桜夜(さや)
声:平野綾
Xbox 360版の新・Xbox 360モードに登場[4]し、タイプDに乗り込むエレメントドール。
陽菜と同じく究極のエレメントドールとして開発されていたが、陽菜の開発凍結後は通常のエレメントドールとして運用される。その後、陽菜が陽蜂として現れたとき、これを撃退する特命を受ける。
衣装はワンピース(戦闘服)、チェック柄ツーピース(私服)、かぼちゃパンツのセパレート(水着)。
陽蜂(ひばち)
声:悠木碧
特定の条件で出現する隠しラスボス。前作に登場したラスボス「]-[|/34<#! 」と同様「エレメントドーター」と呼ばれる人型機動兵器だが、今作では「]-[|/34<#! 」とは逆に人型から蜂に変身する。
かつては「陽菜(ひな)」という名で呼ばれており[5]、エレメントドールの究極の存在として開発がすすめられていたが、開発目的と剥離したような目的達成への思考理論(人間を人間ではない別な存在へと変えるために行動する)が見られたため封印に至る。
無邪気なほどに明るい性格と口調が特徴で、人に尽くすのを生きがいとするが、陰蜂との出会いで上記の思考理論にたどり着き暴走する。
戦闘開始時に羽を生やす行動は『エスプガルーダ』シリーズのオマージュと思われる。
陰蜂(いんばち)
声:悠木碧[6]
2012年8月31日に公式開発ブログにて存在が発表された[7]隠しラスボス。出現条件は判明しているだけでも陽蜂を遥かに凌ぐ難易度。
陽蜂と同じ姿をしたエレメントドーターで、陽蜂の暴走を促した張本人[5]。誰が何の目的で制作し、陽蜂の暴走を促したのかは不明。

システムとスコアボーナス[編集]

操作方法[編集]

1レバー+3ボタン。

  • Aボタン連打かCボタン押下でショットが発射される。
  • Aボタン押しっぱなしでレーザーが発射される(優先順位はショットより上)。レーザー発射中は自機の移動速度が遅くなる。
  • Bボタン押下でボムが発射される。ハイパーシステムがLv1以上になっていればハイパーシステムを優先して発動する。

「大復活」と同じくパワーアップアイテムは登場せず、常にフルパワー状態でプレイできる。

自機[編集]

自機は以下の3機種から1つを選択する。 エレメントドールは各機体にひもづく3機種となっている。『怒首領蜂大往生』とは異なり、機体とエレメントドールを分けて選ぶことはできないが、後述するドレスシステムにより同様の仕様となっている。

自機選択時、オートボムの設定が可能。オンにした場合は、被弾時に1つでもボムを所持していればストックを全て消費して効果の短いボンバーを発動する(ハイパーシステムが使用可能になっても発動可能)。オフにした場合は、ミスして復活した後にボムの最大ストックが1つ増える。

タイプA
エレメントドール:朱理
機体は移動速度が速く前方集中型のショットを持つ、赤い戦闘機。
攻撃範囲は狭いが移動速度の使い分けが明白。また、ショットの威力が最も大きいので、クリアに最も近い。
タイプB
エレメントドール:
機体はオプションのショット発射方向が自機の左右移動に合わせて変化する、緑の攻撃ヘリコプター。
今作はローターが緑色に発光するようになった。
移動速度は標準的。オプションが可変式の為、使いこなすには少々コツが必要。
タイプC
エレメントドール:真璃亜
機体は移動速度が遅い代わりに広範囲のワイドショットを持つ、前進翼が特徴的な青い戦闘機。
レーザーを強化(エキスパート強化含む)すると通常状態(ショット撃ち含む)とレーザー発射時の移動速度の差がほとんど無くなる。[8]
その代わり、武装の使い分けが明白。初心者にもお勧めの機体である。
タイプD
エレメントドール:桜夜
Xbox 360版で追加された機体で、初期状態では新・Xbox 360モード専用で、他のモードでは選択不可(タイプAからCは新・Xbox 360モードでは選択不可)だが、ショップでタイプD使用可能を購入するとコマンド入力で使用可能になる。
オプションからはレーザー(通常のレーザーとは異なり、貫通性と威力はかなり低い)を撃ち、タイプBと同様に可変式となっている。
新・Xbox 360モードでの陽蜂戦第2形態以降は本機は第2形態へ変形するが、新・Xbox 360モード専用になっている。

ドレスシステム[編集]

機体選択後、自機の性能を強化するエレメントドールの服を選択する。 『怒首領蜂大往生』のエレメントドール選択とほぼ同様。

戦闘服(ショット強化)
ショットの攻撃範囲と破壊力が強化される。敵の数が多い場面に有利となる。
この装備でレーザーを撃つと移動速度が劇的に遅くなる。ボム所持数が最も多いため、緊急時にも比較的安定して対処できる。
私服(レーザー強化)
それぞれ個性を生かしたカジュアルな服装になる。
レーザーの破壊力が強化される。また、レーザーに貫通力が付与される(固い敵は貫通不可)。ボスや固い敵に有利となる。ボム数はショット強化よりも少なくなる。
水着(エキスパート強化)
それぞれボディラインが出やすい水着姿になる。
これを選んだ場合、ショットとレーザーの両方が強化される。ボム所有数は初期1個、最大でも2個と最も少ない。
ただし、敵の攻撃も激しくなり、他のドレスに比べ難易度が飛躍的に上がる。2人同時プレイの場合、片方がこちらを選択するとこちらの難易度になる(いわゆる2周目難易度、あるいは『虫姫さま』のウルトラモードに近い上級者向けのドレス)。

アイテム[編集]

ボムアイテム
取得すると、ボム所有数が1つ増える。特定の敵を撃破した際に排出される。
最大数までボムを取得した状態でさらに取得すると、マキシマムボーマスが発生し一定時間毎にスコアを獲得する。
その状態で追加取得すると獲得倍率強化、ノーミスでステージをクリアするごとにスコア獲得時間の間隔が3段階まで早まるようになる。
1UPアイテム
自機のストック数が1つ増える。
スコアアイテム
蜂アイテム
従来のシリーズと同じ。ノーミスを維持している状態で最後の1つを獲得すると2倍になる。

GP(ゲットポイント)システム[編集]

シリーズ伝統のスコア獲得システム。

敵撃破、またはレーザーで攻撃するとGPメーターが溜まり始め、メーターが現存している間はヒットカウンターとGPボーナスが加算され、ヒットカウンターが加算されるたびにGPボーナスに応じたスコアを得られる(道中の敵限定でステージボスは対象外)。 GPボーナスは敵の撃破点やスコアアイテムも累計されて計算される。

GPメーターが最大まで溜まると、敵撃破時にスコアアイテムが出現するようになる。 蜂アイテム取得時や下記のハイパーシステム終了時にはGPメーターが一気に最大まで溜まる。

逆に放置するとGPメーターは減少し続け、GPメーターが切れてしまった場合は、GPボーナスおよびヒットカウンターが3割減らされた上でメーターが回復するまで減少し続ける。ボス戦時やメーター低下速度が緩やかになる。

ステージクリア時にも、その時点でのヒット数がヒットボーナスとしてカウントされる。

ハイパーシステム[編集]

スコアアイテム獲得時や蜂アイテム獲得時、またはレーザー、オーラで敵を攻撃し続けたとき、ハイパーメーターが上昇し、メーターが溜まりきることでハイパーシステムが発動可能になる。また、発動せずにメーターが溜まりきれば発動レベルが向上し、最大レベル10まで強化することができる。

発動時は、敵弾をスコアアイテムに変え一定時間ハイパー発動状態となり、発動したレベルに応じてショットとレーザーの威力・範囲の上昇、ヒットカウンターの上昇値・加算間隔の向上、GPボーナスに最高3倍までの倍率がかかるようになる。ただし、発動レベルに応じてゲームランクが1から5まで引き上がる。

ハイパー発動中のプレイヤーは、スコアアイテム獲得時にハイパーメーターが上昇しなくなる代わりに、ヒットカウンターにヒットが加算される効果が付く。レーザーでもハイパーメーターは上昇しなくなるが、オーラで攻撃した場合や蜂アイテム取得時は発動中であっても上昇させることができ、メーターが溜まるたびに敵弾消去が発生するようになる。

新・Xbox 360モードでは発動中はライフ回復アイテムが出現する。

ステージ構成[編集]

移植版[編集]

2013年5月30日にXbox 360版が発売。[9][10]

従来と同じ通常版と限定版に加え、上の物が用意された超限定版の3種類が存在する。

また、OPはLMD村濱章司制作のアニメーションが採用された。

追加要素[編集]

追加要素は以下の通り。

新・Xbox 360
名前の通り桜夜を主人公にしたモード。残機制からライフゲージ制に変更され、常に桜夜とオペレーターのフルボイスで再現される。
アーケードHD
アーケード版の高解像度に書き直したモード。ゲームシステムはアーケード版と同じ。
チャレンジ
アーケードHDに存在し、特定の条件でクリアするモード。
ノービス
前に存在した『虫姫さま ふたりVer1.5』の家庭用版をはじめとした敵弾量を大量に減少した初心者用のモード。
Ver.1.5
アーケード版に存在した『虫姫さま ふたり』『怒首領蜂 大復活』にも見かけ、アーケード版に存在しなかった家庭用オリジナルのモード。アーケードHDから変更点が存在する。
ショップ
貯めたコインで壁紙、特殊オプション、ボイスBGMを購入できるモード。コインはモードをプレイ、アーケードHDの中にあるチャレンジをクリアすると入手できる。
スコアアタック&スコアアタック(Team)
単独用スコアアタックに加え、チーム用のスコアアタックを用意したモード。途中参加またはコンティニュー不可能。オンラインランキング対応。

主題歌[編集]

Xbox 360オープニング『星屑ガランドウ
歌:平野綾 作詞・作曲・編曲:すずむP
Xbox 360エンディング『Heading For Tomorrow
歌:Zwei

脚注[編集]

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  1. ^ 『怒首領蜂最大往生』移植決定記念緊急インタビュー(前編)【よりぬきファミ通Xbox 360 10月号】 - ファミ通.com
  2. ^ 本作以前にも主人公となるパイロットの顔やシルエットはエンディングなどで描かれていたが、全身像は今回初となる。
  3. ^ 体格を見る限りでは男性と思われる。
  4. ^ Xbox 360版『怒首領蜂 最大往生』追加キャラ“桜夜”が公開!あわせて浅田プロデューサーにケイブの現状も聞いてみた - 電撃オンライン
  5. ^ a b Xbox 360版新・Xbox 360モードより。
  6. ^ 新・Xbox 360モードではボイスなし。
  7. ^ [1]
  8. ^ 実際には通常状態の方が僅かに移動速度が速い。
  9. ^ [2]
  10. ^ Xbox360版『怒首領蜂最大往生』発売日が5月30日に決定

外部リンク[編集]