翔んだカップル

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翔んだカップル
ジャンル ラブコメ・恋愛・少年漫画
漫画:翔んだカップル
作者 柳沢きみお
出版社 講談社ワニブックス(文庫版)、スコラ(文庫版)
掲載誌 週刊少年マガジン
発表期間 1978年3月19日号 - 1981年3月11日号
巻数 15冊
10冊(文庫版)
漫画:新・翔んだカップル
作者 柳沢きみお
出版社 講談社
掲載誌 マガジンSPECIAL
発表期間 1983年 - 1985年5号
巻数 4冊
漫画:続・翔んだカップル
作者 柳沢きみお
出版社 講談社
掲載誌 なし(書き下ろし)
発表期間 1986年4月 第1巻発行 - 1987年11月 第7巻発行
巻数 7冊
漫画:翔んだカップル21
作者 柳沢きみお
出版社 双葉社
掲載誌 Weekly漫画アクション
巻数 10冊
テンプレート - ノート 

翔んだカップル』(とんだカップル)は、柳沢きみお漫画作品。『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』、『翔んだカップル21』の4作品からなる。さらに、『翔んだカップル』を原作とした実写映画およびテレビドラマも制作されている。漫画の『翔んだカップル』は1979年(昭和54年)度、第3回講談社漫画賞少年部門受賞。

漫画版[編集]

ストーリー[編集]

翔んだカップル[編集]

主人公・田代勇介(たしろゆうすけ)は、共学の私立高校・北条高校に入学し、上京してきた。外国に行っているおじ夫婦宅の一軒家に独りで住むことになり、不動産屋に男性の同居人探しを依頼した。ところが、不動産屋の手違いから、可愛く無邪気ながらも気の強い少女・山葉圭(やまばけい)と同じ屋根の下で共同生活を送る羽目になる。勇介は圭に好意を抱くが、自分の気持ちに素直になれず、顔を合わせれば口ゲンカの日々。そんな勇介にクラスの才女・杉村秋美(すぎむらあきみ)が興味をもち急接近。勇介は秋美との仲を深める一方で圭への想いも捨てられず、2人の間で揺れ動くことになる。圭は次第に勇介への想いを自覚するようになるが、秋美への嫉妬が障壁となって想いを素直に伝えることができない。大学受験が迫る中、勇介は圭と秋美との関係、そして将来の進路に答えを出していく。

新・翔んだカップル[編集]

大学生となった勇介と圭は交際を始めていた。勇介は人生の進路が定まらず思い悩み、圭は勇介とサークルの先輩・藤木との間で揺れ動く。

続・翔んだカップル[編集]

大学卒業を控え、勇介はプロボクサーになることを決意するが、圭は危険が伴うボクシングをすることに反対する。そのことが原因でやがて2人は破局を迎えることになる。

翔んだカップル21[編集]

勇介・圭・秋美は50歳になり、それぞれ子供をもうけていた。勇介の息子・勇一が圭の娘・佳奈と出会ったことをきっかけに3人は再会し、独身同士の勇介と秋美が接近。一方、3人の子供たちは親子2代にわたる三角関係に陥る。

主要登場人物[編集]

翔んだカップル[編集]

田代 勇介(たしろ ゆうすけ)
シリーズ全作品に登場。『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』の主人公。地方の中小企業経営者の息子。高校時代は杉村秋美との関係に耽溺し、ファーストキス、さらには肉体経験をもち、半同棲生活を送る。山葉圭とは相思相愛でありながらすれ違いを続ける。
圭と秋美の双方に心惹かれつつ、最終的には秋美との関係を解消。
1年生のころはボクシング部に所属するも退部。3年生になってから陸上部に所属する。
山葉 圭(やまば けい)
シリーズ全作品に登場。『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』のヒロイン。物語序盤で不動産屋の手違いから勇介と共同生活を送る。高校時代は勇介に好意を抱きながらも勇介と杉村秋美との関係に嫉妬し、素直に想いを伝えることができなかった。
杉村 秋美(すぎむら あきみ)
『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『翔んだカップル21』に登場。医師の娘。高校時代は学内随一の秀才だった。勇介に興味を抱き、勇介の圭への想いを認識しつつ積極的にアプローチをかける。
勇介と肉体関係を持ち、半同棲生活を送るがやがて別れを告げられる。
中山 わたる(なかやま - )
『翔んだカップル』に登場。勇介の級友。圭に好意を抱く。圭と同居生活を送りながら杉村とも関係を深める勇介に嫉妬し、勇介と圭との同居生活を破綻に追い込む。憤りのあまりノイローゼになり、立ち直りを見せた矢先に事故死。
和田先生(わだ -)
高校時代の勇介の担任を3年間にわたって務めた。圭、秋美、中山の1年生時の、久保井の3年生時の担任でもある。勇介と圭の「同居生活」を密告するメモを見た際、独自の判断により最悪の事態を切り抜けさせる。進路の事も含め、勇介にとって一番の恩師。
絵里(えり)
『翔んだカップル』に登場。秋美の留学や中山の死にショックを受けていた勇介と交際するが、圭に嫉妬して関係を悪化させて傷害事件を起こし、勇介と別れる。その後、勇介との交際歴を隠したまま今川と付き合い、肉体関係を結ぶ。
町井(まちい)
『翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』に登場。ボクシングジムのトレーナー。高校時代の勇介にボクサーとしての素質を見出した。大学生になった勇介と再会し、プロボクサーとなった勇介の指導にあたる。
今川(いまがわ)
『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』に登場。勇介の友人。勇介を諦めた絵里と交際したことがある。二浪の末大学に合格。
河島(かわしま)
『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』に登場。勇介の友人。陸上部に所属し、後に勇介を陸上部へ誘う。
久保井(くぼい)
『翔んだカップル』に登場。3年生の時の勇介の級友。河島と交際する。
平岩(ひらいわ)
『翔んだカップル』に登場。北条高校を卒業した大学生。秋美に想いを打ち明ける。平岩の方が秋美に合っていると思い込んだことが、勇介が秋美から離れていく一因になる。
本郷 雄二(ほんごう ゆうじ)
『翔んだカップル』に登場。圭の幼なじみ。圭に想いを寄せ、高校2年の1学期に広島から北条高校へ転校してくる。
織田 隼人(おだ はやと)
『翔んだカップル』に登場。北条高校ボクシング部のキャプテンでミドル級の高校チャンピオン。序盤に圭を巡って勇介と騒動を巻き起こす。

新・翔んだカップル[編集]

田代 勇介(たしろ ゆうすけ)
『翔んだカップル』に続き主人公。高校卒業後に圭と交際を始め、大学3年生の時、圭と結ばれる。
高校から引き続き陸上部に所属するも、大会時に虚しさを覚え退部。その後、荷物の中から高校時代のグローブを見つけ、ボクシングを始める。しかし、怪我を心配する圭の想いをくみ取り、ボクシングも辞める。
山葉 圭(やまば けい)
『翔んだカップルに続きヒロインとして登場。高校卒業後に勇介と交際する。
藤木(ふじき)
『新・翔んだカップル』に登場。大学時代の圭が所属したテニスサークルの先輩。圭に想いを寄せ、幾度もアプローチを試みる。
老人
『新・翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』に登場。元実業家。大学2年生だった勇介をジョギングのパートナーに雇い、人生の岐路に立つ勇介を激励し続けた。勇介の成長を見届けつつ、『続・翔んだカップル』の終盤に病死。

続・翔んだカップル[編集]

田代 勇介(たしろ ゆうすけ)

主人公。偶然町井と出会い、そのままボクシングを再開することに。さらにプロ試験を受け合格。現役大学生ボクサーとして脚光を浴びるも、けがを心配する圭との関係は悪化。ボクシングと交際の二者択一を迫られ、ボクシングを選び圭と破局する。大学中退後、ボクサーとして東洋太平洋チャンピオンとなり、世界タイトルを狙える位置にまで上り詰めたが、拳を痛め引退した。
山葉 圭(やまば けい)
『翔んだカップルに続きヒロインとして登場。プロボクサーとなった勇介と関係が悪化し、大学4年生の時に破局。その後、大学ラグビーのスターであった海城和彦と交際を始めるも、海城の負傷により別れる。
寺島 瞳(てらしま ひとみ)
『続・翔んだカップル』に登場。名門女子大に通う社長令嬢。圭と別れた後の勇介と交際。ボクサーを引退した勇介に興味を失い、勇介のもとを去る。
海城 和彦(かいじょう かずひこ)
『続・翔んだカップル』に登場。大学ラグビーのスター選手で、勇介と別れた圭と交際を始める。試合中の負傷がもとで下半身不随になり、圭の求婚を断って音信を絶った。物語終盤で衰弱の末病死。
黒木田 茂(くろきだ しげる)
『続・翔んだカップル』に登場。勇介と同時期にプロライセンスを取得したボクサー。ライト級の日本チャンピオンの座を巡り、2度にわたって勇介と対戦。勇介が唯一敗戦を喫した相手。
遠山 シゲル(とおやま - )
『続・翔んだカップル』に登場。勇介が所属したボクシングジムの後輩。試合中に脳内出血を起こし死亡。そのことが勇介と圭の破局を招くことになる。

翔んだカップル21[編集]

※苗字の〔〕は、本人または親の結婚によって姓が変わった登場人物の結婚後の苗字を表す。

田代 勇介(たしろ ゆうすけ)
シリーズ全作品に登場。『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』の主人公。ボクサーとしては世界タイトルを狙える位置にまで上り詰めたが拳を痛め引退。その後別の女性(名前は正子)と結婚し息子(田代勇一)が生まれる。妻とは40歳の頃に死別。警備会社に勤務。
50歳の時に杉村秋美と再会し再婚。
山葉〔白木〕 圭(やまば〔しらき〕 けい)
シリーズ全作品に登場。『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『続・翔んだカップル』のヒロイン。高校卒業後に勇介と交際するが大学3年の時に破局。続いて交際した海城和彦と死別。その後別の男性と結婚し、娘(白木佳奈)を産む。広島県出身。
杉村〔田代〕 秋美(すぎむら〔たしろ〕 あきみ)
『翔んだカップル』、『新・翔んだカップル』、『翔んだカップル21』に登場。医師の娘。高校時代は学内随一の秀才だった。勇介と肉体関係を持ち、半同棲生活を送るがやがて別れる。

その後未婚のまま崎野潤の娘(杉村真由子)を産む。50歳の時に勇介と再会し結婚。鎌倉でジュエリーショップを経営。京都府出身。

田代 勇一(たしろ ゆういち)
『翔んだカップル21』の主人公。田代勇介の息子。フリーター。山葉圭の娘・白木佳奈と相思相愛の関係になるが、やがて杉村秋美の娘・杉村真由子にも惹かれ始める。9月26日生。
白木 佳奈(しらき かな)
『翔んだカップル21』のヒロイン。山葉圭の娘。勇一と相思相愛の関係になる。大学生。フィットネスクラブのインストラクターをしている。
杉村〔田代〕 真由子(すぎむら〔たしろ〕 まゆこ)
『翔んだカップル21』に登場。杉村秋美の娘。大学生。勇一に興味を抱き、積極的にアプローチをかける。11月3日生。
崎野 潤(さきの じゅん)
『翔んだカップル21』に登場。真由子の父。不倫関係にあった秋美が妊娠したとき、潤が病弱な妻を捨てることができなかったことで秋美は未婚の母となる道を選んだ。物語中盤に秋美母娘に看取られながら病死。
小岩 等(こいわ ひとし)
『翔んだカップル21』に登場。外務官僚。佳奈と交際していたが、勇一が現れたことで別れを告げられた。
山田 加奈(やまだ かな)
『翔んだカップル21』に登場。人妻。勇一を逆ナンパし、交際する。勇一の初体験の相手。
リカポン
『翔んだカップル21』に登場。佳奈の友人。

物語の構成要素[編集]

恋愛[編集]

勇介・圭・秋美の三角関係[編集]

三人の高校時代に展開された。

高校1年時

勇介は物語開始当初から圭に好意をもっていた。しかしまもなく秋美のことも意識しはじめ、秋美の積極的なアプローチを受け入れキスを交わし、一人暮らしをする秋美の部屋に入り浸るようになる。圭は勇介と秋美との関係を勘づくようになってから次第に勇介のことを意識しはじめるが、関係を深める2人への嫉妬から勇介に対し素直に感情を表すことができなくなる。2学期に秋美が海外留学に出た間も2人はすれ違いを続け、勇介は秋美への想いを募らせる。圭は勇介へ想いを伝えようとしたものの、拒絶されてしまう。

高校2年時

春になり秋美が帰国。勇介は心の安らぎを求めて秋美への依存を強め、肉体関係を結ぶ(なおこの時期、勇介は町井から勇介が一番好きなのは圭だが相性が合うのは秋美だと指摘される)。勇介はしばらく秋美と半同棲生活を送るが密告により解消される。叔母のもとで下宿することを強いられた秋美は退学を覚悟で叔母の家を飛び出し、親から自立することに成功するが、その過程で秋美が自己決定に関する強い意思を発揮する一方自らの行動や人生に対する迷いも見せるのに対して有効なアドバイスができない勇介は自分自身に無力感を覚え、秋美との間に精神的な隔たりを感じるようになる。高校3年を前にした春休みに、勇介は想いを寄せる対象を圭一人に絞り、秋美と別れることを決意。勇介と秋美の交際および三角関係は終わりを迎えた。(ただしこの後も勇介が心理的に圭と秋美との間を揺れ動き、本当に好きなのは秋美ではないかと迷う場面は度々登場する。また、秋美が勇介との破局を苦悩する場面も登場する)

勇介と圭の交際[編集]

秋美と別れた勇介は圭との関係を徐々に修復させ、高校卒業後に交際を開始。圭の心が勇介と藤木との間で揺れ動く場面もあったが交際は順調に続く。しかしボクシングと交際の二択を迫った圭に対し勇介がボクシングを選んだことで二人の関係は破局を迎えた。

勇介と秋美の結婚[編集]

50歳のときに三人は再会。勇介は圭の後押しを受けて秋美に求婚。秋美はこれを受け入れ、2人は夫婦となった。

勇一・佳奈・真由子の三角関係[編集]

勇一と佳奈は知り合って間もなく互いに惹かれあうようになった。やや遅れて勇一と知り合った真由子も勇一に興味を抱くようになり、勇一も徐々に真由子に惹かれ始め、三人は三角関係に陥った。やがて勇一と佳奈は交際を開始し半同棲生活を送るようになるが仲がこじれ、その間に勇一は真由子とも肉体関係を結んだ。どちらをとるか選択を迫られた勇一が悩む場面で『翔んだカップル21』は完結する。

ボクシング[編集]

勇介は高校時代、勧誘されるままにボクシング部に入部。まもなくボクシングキャプテンの織田を倒すためジムに入門し、町井の指導を受ける。その際町井は勇介のボクサーとしての素質を見抜いていた。勇介は大学入学後将来の進路が定まらない中、2年生の終わりに大学クラブ活動で再び始めたボクシングにのめりこむようになる。3年生の時にプロボクサーとなり、圭との破局を選択してまでもボクシングに没頭した。通算成績23戦22勝(20KO)1敗。獲得タイトルはライト級日本チャンピオン(防衛5回)、ライト級東洋太平洋チャンピオン(防衛4回)。世界ランキング第8位。

作品中の設定の変更[編集]

時系列

『翔んだカップル』冒頭では、勇介の入学式が1978年度のものとして行われている。一方、『続翔んだカップル』7巻によると、勇介のプロボクシングデビュー戦は1985年12月に行われている。この時勇介は大学3年生であるが、勇介は浪人をせずに大学に合格しているため、『翔んだカップル』冒頭から5年半あまりが経過していることになる。『翔んだカップル』を基準にすると勇介は1983年度に大学3年になっていることになり、2つの作品の間で2年間の時間の修正が行われたことになる。また、『続翔んだカップル』には29歳の勇介と圭がお互いに独身で出会う場面があるが、『翔んだカップル21』では50歳の勇介と圭にそれぞれ21歳の子供がいる設定になっており、2作品間に若干の時間設定の変更がみられる。

その他

『続翔んだカップル』では、勇介は拳を痛めてボクサーを引退したが、『翔んだカップル21』では息子の勇一が肩を痛めて引退したと語るシーンがある。

映画版[編集]

翔んだカップル
監督 相米慎二
脚本 丸山昇一
原作 柳沢きみお
製作 多賀英典
出演者 鶴見辰吾
薬師丸ひろ子
尾美としのり
石原真理子
音楽 小林泉美
撮影 水野尾信正
編集 井上治
製作会社 キティ・フィルム
配給 東宝
公開 日本の旗 1980年7月26日
日本の旗 1982年4月29日
上映時間 106分
122分(オリジナル版
製作国 日本の旗 日本
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翔んだカップル』(とんだカップル)は、1980年7月26日東宝系で全国劇場公開された。鶴見辰吾薬師丸ひろ子にとって初主演映画。

第2回ヨコハマ映画祭新人監督賞、脚本賞、主演女優賞受賞。第4回日本アカデミー賞話題賞受賞(作品部門)。

1982年4月29日ディレクターズ・カット版に当たる『翔んだカップル オリジナル版』が公開された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌・挿入歌[編集]

同時上映[編集]

まことちゃん

製作[編集]

1979年、キティ・フィルム代表多賀英典が映画『翔んだカップル』への出演交渉した時、薬師丸は何処の芸能事務所にも所属していなかった。そのため、多賀は薬師丸本人に直接出演交渉を行った。当初、薬師丸は出演を固辞していた[注 1]が、高倉健のアドバイス[注 2]もあり、最終的には出演を了承した[1]

外部リンク[編集]

テレビドラマ版[編集]

翔んだカップル[編集]

1980年10月3日 - 1981年4月10日までフジテレビ系で放送。全27話。コメディータッチのドラマで、回が進むにつれ原作とはかけ離れた内容となっていった。

レギュラー放送前にずうとるび今村良樹が勇介を演じた単発ドラマが放送された。出演者は、今村以外はレギュラー放送と同じだったらしい。[1]

この番組終了後、『翔んだライバル』『翔んだパープリン』とタイトルに“翔んだ”のついたドラマが続けて放送されたが、内容は繋がっていない。

それまで注目されることのなかった出演者のNG(失敗テイク)を採り上げた最初の番組と言われている。番組の最後にNG集として毎週2〜3個のNGを放送していた。特に廊下のシーンでセットの壁が倒れるNGは有名で、繰り返し放映されていた。
NGを採り上げたきっかけは、編集が終了し番組を納品するという段になって、タイムキーパーのミスで番組の尺(時間)が足りないことが発覚し、苦肉の策として穴埋めにNG集を付け足したというものであった。[2]そして、このNG集がその後の『NG大賞』に繋がった。

画面にコンピュータグラフィックスによる効果(登場人物の気持ちを表現するため流れ星を飛ばすなど)を多用している点も画期的だった。当時は同手法が開発されたばかりで、画像処理にコストと手間がかかった。この作品以降は各テレビ局が多くの番組で使用することになる。

企画はキティフィルム金田晴夫で、映画版にもプロデューサーとして関わっており[3]、また、東映大泉ビデオスタジオ (現在は吸収されて東映テレビ・プロダクション[4])でセット撮影が行われるとともに、美術デザイナー桑名忠之や、照明技師梅谷茂録音技師林鉱一らをはじめとする東映東京撮影所のスタッフが制作に関わった。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

フジテレビ 金曜19時台後半枠
【当番組よりドラマ枠】
前番組 番組名 次番組
正解のないクイズ
(1979.10 - 1980.6)

ドカベン(再)
(1980.7 - 9)
翔んだカップル

新・翔んだカップル[編集]

1984年1月23日7月23日に、フジテレビ系の月曜ドラマランドで放送。全2話。

出演者[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 女優に向いていないと自己判断していて、かつ、将来映画の裏方になりたいという希望もあった。
  2. ^ 薬師丸に多賀を信用して映画への出演を勧めた

出典[編集]

  1. ^ 「薬師丸ひろ子"カ・イ・カ・ン"はいかにして生まれたのか」(多賀英典氏インタビュー)、『FLASH』 2013年8月20・27日号。
  2. ^ TBSラジオ小島慶子 キラ☆キラ2011年5月19日放送分、「コラ☆コラ」コーナーより
  3. ^ 金田晴夫allcinema ONLINE, 2010年8月17日閲覧。
  4. ^ 東映テレビプロと大泉ビデオスタジオ合併Impress Watch, 2010年8月17日閲覧。