GTO (漫画)

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GTO
ジャンル 学園漫画
漫画: GTO
作者 藤沢とおる
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 少年マガジンKC
発表期間 1997年2号 - 2002年9号
巻数 25巻
アニメ
監督 阿部記之
シリーズ構成 十川誠志
キャラクターデザイン 宇佐美皓一
音楽 本間勇輔
製作 フジテレビ、SPEビジュアルワークス、スタジオぴえろ
放送局 フジテレビ系
放送期間 1999年6月 - 2000年9月
話数 全43話+総集編
漫画: GTO SHONAN 14 DAYS
作者 藤沢とおる
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 少年マガジンKC
発表期間 2009年28号 - 連載中
巻数 未発行
テンプレート使用方法 ノート
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漫画作品日本
漫画家日本
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漫画雑誌
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漫画作品
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漫画雑誌

GTO』(ジーティーオー)は、藤沢とおるによる日本漫画作品。講談社週刊少年マガジン』において、1997年2号から2002年9号まで掲載されたのち、2009年28号より「GTO SHONAN 14DAYS」として復活し、現在連載中である。

ここでは1999年から2000年にかけて放送されたテレビアニメ版についても記述する(1998年に放送されたテレビドラマ版については別項目を参照)。

目次

[編集] 概要

東京吉祥寺武蔵野市)を舞台に、私立高校の教師に着任した元暴走族の鬼塚英吉が、学園全体に巣くう数々の問題を型破りな方法で解決し、活躍する姿を描いた学園漫画。この教師は、スケベ(変態)でバカで単純で、女性には不潔故にちっともモテない童貞でもある型破りな元ヤンキーであり、22歳にもなって趣味は覗きとAV鑑賞とコスプレであり、一度だがオナニー姿を女教師や女子生徒達に目撃される天然系の間抜けでもある。おバカキャラとして近親感を与える人物ながらも、男相手の喧嘩では最強であり、校舎の屋上から転落しても、銃弾で数発撃たれても、車にひかれても不死身である(一度だが、寿司代支払うために当たり屋を行う)。そんなキャラのため、生徒からジャワ原人もしくはゾンビとも言われるものの、時として深い人生哲学をのぞかせるユニークなキャラクターであり、様々な作品に影響を与えた。

現代の社会家庭教育問題を多く取り扱っているのが特徴。教師の実態や本音、少年少女の心の内などが描かれ、学校というシステムの病巣に鋭く迫っている。一方で無茶苦茶なギャグや時事ネタ、オタク向け(『新世紀エヴァンゲリオン』や『機動戦士ガンダム』)のネタも多く、絵の丁寧さとギャグシーンとのギャップが高く評価されている。また、丁寧なキャラクター作りで登場人物の個性が実に生き生きと描かれており、少年誌(少年漫画)であるにも関わらず多くの女性ファンにも支持された。

作品タイトルの「GTO」はGreat Teacher Onizuka(グレート ティーチャー オニヅカ)の頭文字をとったもの。不良時代の鬼塚を描いた『湘南純愛組!』の続編だが、特に物語が連続している部分は回想シーンなどで補強されているため、前作を知らなくても問題無く読むことができる。

1998年(平成10年)、第22回講談社漫画賞少年部門受賞。同年にテレビドラマ化・小説化、翌年アニメ化・映画化がなされた。

[編集] あらすじ

[編集] 本編

かつて最強の不良「鬼爆」として湘南に君臨した鬼塚英吉(22)は、高校中退(湘南の高校)の後に大検を受け大学(優羅志亜大学)に(替え玉試験で)入学した。彼は持ち前の体力と度胸、そして純粋な一途さと若干の不純な動機で教師を目指したが、教員採用の面接試験を前に暴力沙汰寸前の行為を働き、挙句に面接を受けた学校で、中退させられた生徒に対する教師の態度に腹を立て、とうとう後先考えずに暴力を振るう。

しかし、そんな無茶苦茶だが目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする彼の行為に、東京吉祥学苑理事長の桜井が目を付け、ある事情を隠して採用する。学園内に蔓延する不正義や生徒内に淀むイジメの問題、そして何より体面や体裁に振り回され、臭いものに蓋をして見て見ぬ振りをしてしまう大人らに、その大人達を信じられなくなってしまい屈折した子供達。この学園内には様々な問題が山積していたのである。

桜井は、この無茶苦茶な男が問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託したのであった。

[編集] 「Live in 北海道」編(小説版)

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[編集] 「SHONAN 14DAYS」編

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注意以降の記述でGTO(漫画・小説・アニメ)に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] 登場人物

登場人物の一部は、『新世紀エヴァンゲリオン』などといった過去様々なアニメ作品主要人物との共通性も囁かれているが、特に作者筋から明言はされておらず、こういった「キャラクター類型探し」はファンの様々な憶測を呼んでいる。

[編集] 主要人物

鬼塚英吉(おにづか えいきち)
高木渉
主人公。22歳の童貞。昭和50年8月3日生まれ。血液型はB型。神奈川県出身。愛車はKawasaki ZII(担保価値千円)。
高校時代は親友・弾間龍二と共に「鬼爆コンビ」として湘南最強の不良であった。五流大学の優羅志亜大学時代は、「大学史上最悪の寄生虫」と呼ばれていたが、空手部の主将に上り詰めており、戦闘力においては本作でも最強である。ゲームにおいても超人的な腕前だが、RPGのダンジョン系要素は苦手であったり、格闘ゲームでは吉川にかなわないなど最強ゲーマーではない。本人に自覚はない様子だが、割と整った顔立ちで、作中ではあずさ・朋子・麗美など彼に好意を寄せる女性も多い。しかし品性に大いに難があり、本能に任せた直情行動をするため、自らチャンスを逃している節もある。麗美からは直接告白を受けるが、ギリギリで踏みとどまった。
徳川八代目将軍松平健(アニメ版ではさらに西田敏行)と答えるなど、学力は基本的に小学生程度(もしくはそれ以下)であり、大検から卒業論文まで全て「替え玉君」がこなしていた。しかし、全国模試の直前に必死で勉強をした結果、短期間のうちにテストで8割以上の点数を取れる実力を身に付け、全国模試で満点による一位をとるまでに至り、この頃から努力家としての一面ものぞかせるようになった。しかし、全国模試の成績が満点となっていたのは、桜井理事長の根回しによるものであった。本人の「ジツリキ」で満点を取っていたかどうかは不明だが、クラスの生徒である菊池が答案を採点し驚く場面がある(この際の真相は不明[1])。
当初は大学に通いながらバイトに精を出す日々を送っていたが、街である女子高生と知り合った出来事がきっかけとなり教師を目指す。教育実習の時点で自分に対して脅迫を行った学校の不良たちを拷問と恐怖を与えること[2]で完全に手なずけ、既に「グレートティーチャー」としての才能をのぞかせる。自身の失念で公立高校採用試験を受けられず、募集の遅い私立の東京吉祥学苑の面接を受ける。その際には、履歴書作成からして全く問題外であり、更には当日に自分の撃退した痴漢が教頭の内山田でありしかも面接官だったことも手伝って、無残な採用試験となった。しかし、不良をクズ呼ばわりする内山田に喰らわせたジャーマンスープレックスから、桜井理事長に可能性を見出され採用される(担当は社会科)。その後は、学校内の一角に住む羽目になるが、どのようにしてか電気を引いてゲームをエンジョイしており、特に不自由ない生活である模様。
学園内最悪と言われる3年4組の担任(後に副担任)となり、生徒との対立や嫌がらせ、その生徒自身が抱えている苦悩に、あるいは学苑全体を巻き込むトラブルに巻き込まれ続けるが、悪運の強さに加え人脈・腕力・コネ・行動力・不死身とも言える生命力を総動員して問題を見事に解決し、生徒達の信頼と人望を得ていく(ただし、アニメでは不幸の手紙の祟りを信じて病弱になってしまった)。鬼爆コンビ時代の無数の喧嘩に加えて、教師になってからも無茶をし続けたために、命にかかわるほどの「爆弾」を頭に抱え、一度心停止状態に陥り死亡するも、これまた不死身の生命力で復活する。
冬月あずさ(ふゆつき あずさ)
声:折笠富美子
ヒロイン早稲田大学第一文学部卒で、吉祥学苑の国語教師。着任当初は3年2組の担任だったが、新人事によって3年4組担任となる。22歳の独身。新潟県出身。鬼塚とは同期で採用された。胸が小さい事を少し気にしている。身持ちが固く、真面目で処女である。恥ずかしさのあまり暴走すると鬼塚ですら制御不能であり、鬼塚が全国模試に挑戦した時などは教育マシンと化した。 車の運転は下手である。
着任当初は可愛らしい容姿と快活な性格で、男子生徒には大いに人気を博すも、女子生徒から陰湿な嫌がらせ[3]を受け、自らの思い描く理想と現実の違いに苦しんだこともあったが、一人の人間(または教師)として成長していく。生徒・教師という壁を作らずに、常に一人の人間として接する鬼塚を尊敬し、教師の理想像を見いだす。同時に、普段は同じ職場の親しい同僚として接しているも、本人も気づかないうちに恋愛感情を抱く。

[編集] 東京吉祥学苑中等部・3年4組生徒

表面的には真面目な生徒の揃った、しかし結託して教師を脱落させるための「担任イジメ」を行い担任を徹底的に排斥、次々に廃人自殺(未遂)に陥れた凶悪なクラス。だが常識外れの教師・鬼塚によって、その各々が徐々に更生していく。

村井國男(むらい くにお)
声:関智一
中学生にして金髪のヤンキー。真っ正直で一本気。出自による事情で母子家庭であり、極度のマザコンである。若く美人な母に気があるらしい鬼塚を警戒していた。初め鬼塚を陥れようとするが、逆に失敗して墓穴を掘り、自身が危うくなったところで鬼塚に助けられる。その後も幾度となく衝突するが、文句を言いながらも何だかんだで世話になり、後にクラスの中で最も鬼塚を信頼して手助けをするようになる。また、本人も義憤と優しさを併せ持つ好漢に成長する。こっくりさんによる「クラスで一番足の裏の臭い男でありインキンにかかっている(真偽は定かでない)」という言いがかりをつけられている。前年度の東学模試において、全国で下から100番の成績をとるほどの勉強嫌いで高等部の内部進学が危ない状況である。そのことから「サル」呼ばわりされている(ただしアニメでは全国で167位に入っている)。学苑のスーパーアイドル・深田葵に想いを寄せているが、鯨川冬美に対してもまんざらでもないようである。しかしそれとは裏腹に、サメ女・鱶田久美子に好意を持たれる破目となり本人は困惑している模様。
菊地善人(きくち よしと)
声:緑川光
メガネをかけた天才少年。空手の有段者でもある。「クールでカッコイイ」と異性に人気がある。天才筋という共通点からか、誰とも打ち解けたがらない神崎麗美とは多少の交流がある。パソコンの扱いが得意で、合成写真作りやクラッキング技術にも詳しい。趣味でチャットをしており、ハンドルネームは「キクジロー」。担任イジメにおけるクラスのリーダー格(参謀役)の一人。直接助けられた吉川を除いては鬼塚の本質に気づき、最も早く与することになる。村井のように表にこそ出さないが、鬼塚を信頼しており嫌がらせを仕掛ける生徒を陰で牽制している。東学模試では、鬼塚に学年1位を取らせるため、IQ180の自らの学力で援護したり、移動教室の必要資金を手早く集める方法を即座に見つけ出したりと、「鬼塚派」の中でも多大な力を発揮した。
神崎麗美(かんざき うるみ)
声:三石琴乃
オッドアイを持つ天才少女。雅や朋子とは幼なじみ。IQは200を超え、文部省認定の特別待遇児である。証拠を一切残さずに破壊活動(「授業テロ」)を行い、過去に何人もの教師を恐怖のどん底に追い詰めた。小学生時代の担任や母親のせいで人間不信になり、登場するまで不登校だった。普段は冷淡で尊大な態度により周囲を遠ざけている。その反面、授業テロをしなくなった後も甘えに似た我儘で鬼塚を振り回したり嫉妬心を露わにするなど幼稚な一面も見せる。鬼塚の仕掛けた「特別課外授業」で「教師という存在」に対する自分の考えを改め、以後村井や菊池と共に高い知能を駆使して鬼塚に助力する。母の会社が倒産したことを機に、不仲だった母と和解して事業の手伝いをしている。
実は精子バンクを利用して造られた試験管ベビーである。天才的な頭脳や容姿はそのためで、この事実は自身の秘密としている。小学校の頃、担任であった藤森(ふじもり)にクラス全員の前でその秘密を暴露されてから、教員の無知を徹底的に嫌悪するようになった。鬼塚と接していく中で、その中にある真直ぐな性格と優しさに好意を抱く。一度、鬼塚に駆け落ちを提案した事もある(キスも求めたが未遂に終わった)。二度も自殺未遂を起こしており、その一つの要因は鬼塚の死によるもの。「SHONAN 14DAYS」では、鬼塚への弁解の条件として、未成年にも関わらず「子作り」を要望してきた。
野村朋子(のむら ともこ)
声:川澄綾子
愛称「トロ子」。実家はラーメン屋『ミンメイ』。愛称の由来は非常にトロいことから。100m走に1分かかったり、スクランブルエッグをホットケーキ(みたいなもの)にしたり、偏差値一桁という成績を取ったりと、恐ろしくトロい少女(要するに天然ボケドジっ娘)。何でも真面目に悩んでしまう性質もあり、それが判断の遅さに拍車をかけている模様。中学生にしてFカップという並外れたスタイルの持ち主。感受性が強く友達思いで、優しい心を持つ純粋な性格。引っ込み思案な性格を変えるため、鬼塚により芸能オーディションに参加させられる。最初は緊張で自分の名前もろくに言えないほどだったが、普段砂場でしていた人形遊びで知らず知らずのうちに磨かれていた演技力・表現力を評価され、結果特別審査員賞を受賞し、芸能界入りを果たす。トップアイドルになったら鬼塚に告白しようと思っている。作中外伝的な「GTO(ぐれえと・とろこ・おっぱい)」では主役を務めた。
吉川のぼる(よしかわ のぼる)
声:岡野浩介
ひ弱なイジメられっ子の少年。3年4組の生徒で最初に鬼塚と打ち解けた。手先が器用で、ゲームやアニメのオタクである。思春期であるにも関わらず、陰毛は生えていない。友達が出来ず、気弱な性格が災いして男女ともに酷いイジメを受け、自殺未遂まで起こす。しかし、初めての友達となった鬼塚との出会いと手助けを通じて、中盤から終盤にかけて大きな成長を遂げた。彼に対して陰惨なイジメを執拗に繰り返していた杏子は、後に成長した彼の頼もしさと優しさに魅せられ更生、遅まきの恋心を抱く。
初期は目も小さめに書かれモブキャラ的外見だったが、次第に美少年に変化していった。杏子との恋愛話の時点では、初期と比べると性格も合わせて殆ど別人である。
藤吉晃二(ふじよし こうじ)
声:諏訪部順一
村井の悪友。黒髪のロン毛で、いわゆるジャニーズ系の少年。5人兄弟の次男で、家は貧乏の子だくさん。弟妹の世話に普段汲々としている。教師イジメを辞めた理由は「鬼塚はいじめるより一緒に遊んでいる方が楽しいから」。雅に惚れており、クラスで孤立化しても親密に接し続けた。欲に負けて集金使い込み事件を起こすが、責任を感じて自らのアルバイトで戻すだけの行動力もある。多少元気があり余っているものの、一本気で一途な男である。
草野忠明(くさの ただあき)
声:柳知樹
村井の悪友。母親が極端な肥満体型であることが唯一悩みの種らしく、母親の話題が出るたびに傷ついている。また、鬼塚にしばしば「スカ野」もしくは「スカトロ」呼ばわりされている。なかなか素直になり切れないが、気が良く明朗な性格である。転校生の常盤愛に一目惚れして、何かにつけて彼女を「天使」と表現して見とれている。村井や藤吉とツルんでいるので作中によく登場するが、登場人物の生徒の中では彼に纏わるエピソードは常盤愛登場後のくだり以外はほとんどない。
相沢雅(あいざわ みやび)
声:野田順子
本編におけるキーパーソンであり、元2年4組・現3年4組が担任イジメ(担任ハズシ)を始めたきっかけの秘密を握っている。性格は明るく友達は多かったが、それは表面的な演技に等しく、心の奥底では人間的では無い家庭(主に父親)を憎悪していたり、気に入らないクラスメイトを潰す為に周囲を扇動して攻撃させたりしている、3年4組を率いる黒幕。親友である飯島冴子と白井知佳子と行動を共にすることが多い。父親は銀行の重役と、金持ちで裕福な家庭である。
かつての担任・扇(おうぎ)による自分へのレイプ事件が原因で大人に対する復讐を考えていた。しかし、それは扇に恋愛感情を抱いていた雅が彼を困らせるために出した大胆な狂言であった。家庭問題が解決した後は元の素直な性格へと戻っていったが、あまり登場しなくなった。中盤で髪を青く染め、終盤近くで金髪、最後は元の黒髪になっている。
上原杏子(うえはら あんこ)
声:岡村明美
有名な教育評論家を母親に持つイジメっ子の少女。昔気質の不良(スケバン)のような性格で、気に食わない者は徹底的に攻撃するが、信頼した相手は決して裏切らない。浅野麻由子や泉尚子と結託して、吉川を残酷かつ精神的なやり方でイジメていた。吉川の裸の写真を撮ったことがきっかけで鬼塚にリベンジされて、3人とも尻の落書き写真を撮られてしまった[4]。実は本人も、小さい頃に兄から酷いイジメを受けていた過去を持つ。沖縄の修学旅行での最中に再びイジメようとしたが、共に遭難した吉川に命を助けられたことから恋心を抱き、後に鬼塚らが仕組んだドッキリを機に、敵役を演じていた鬼塚・草野・藤吉ら3人の前で吉川に対する秘めた想いを告白する。他人の彼氏と比べると変わっている自分の趣味に悩みながらも、精神的な逞しさのある吉川に強く惹かれて、吉川の良き恋人になっていく。
浅野麻由子(あさの まゆこ)
声:浅井清己
上原杏子や泉尚子と行動を共にすることが多い。容姿はショートカットでボーイッシュ、意外に巨乳である(泉との会話より)。目立った活躍は少ないものの一部の読者からはかなりの人気を博した。基本的に杏子と手を組む悪友であるが、沖縄では問題や事故が発生するたびに杏子に責任を擦り付ける言動が度々見られた。
泉尚子(いずみ なおこ)
声:川澄綾子
上原杏子や浅野麻由子と行動を共にしている。容姿は横分けのロングヘアー。上述の野村朋子ほどではないが、かなりの天然キャラであると思われる。
和久井繭(わくい まゆ)
桜井理事長の孫。モデルのような美少年。姿を現すまでは不登校だった。アゲハという恋人がいる。飄々とした態度を取っているが、重度のトラウマを持っている(家庭問題以上のトラウマを持つ模様[5])。周囲を徹底的に見下しており、「大人」を忌み嫌っていたが、鬼塚との「腕相撲勝負」によって、鬼塚と自分の格の違い(体を張る者と影で扇動する者の差)を思い知り、考えを改める。事件後、鬼塚を認めて菊池らと和解した。以後はよく菊池と行動して手助けをさせている場面がある(菊池の格闘の師匠を務めることも)。途中で芸能界デビューする。最終話で薬害ドラマの主演が決まり、その会見で自分の持病を暴露するような描写があった。
渋谷翔(しぶや しょう)
後半から登場する転入生。大人しい性格をした少年で、イジメられていたところを吉川と宮森に助けられ親友となる。しかし、その正体は大門美鈴の直属である「天使部隊」のリーダーで、本性は残忍。精神状態が不安定になると、嘔吐したり爪を噛む描写が多い。前の学校では同級生や担任の教師によるイジメを受け、更には実の母親に性的虐待を受け続け、四面楚歌の生き地獄に耐えかねた末に殺傷事件を引き起こし、自身も自殺未遂を起こした。これが原因で重度のトラウマと激しい被害妄想を抱える。その後、当時カウンセラーを勤めていた大門に出会い、「母」として精神的に依存。テコンドーを叩き込まれ、天使部隊のメンバーの中でも最も凶悪な人格の持ち主となってしまった。精神が不安定になると錯乱しやすく、物語終盤は彼の暴走で様々な悲劇を生むが、責任を感じた大門や鬼塚、同じ境遇を持つ吉川などに救われた模様。最終話では鬼塚達の根回しにより保護観察処分を受けた。
常盤愛(ときわ あい)
渋谷翔と同時期に転校してきた女子生徒。ツインテールが印象的なロリ系美少女で、可愛いもの好きな女の子。しかし彼女も天使部隊の一員という裏の顔を持つ。付き合った男に騙されて輪姦された経験があり、激しい男性不信に陥っている。渋谷には劣るもののテコンドーに長けている。主に柿沼美穂(かきぬま みほ)井崎慶子(いざき けいこ)と行動を共にする。後に自らのまいた種が原因で身の危険に陥るが、鬼塚の教育指導と菊池との対決により歪んだ信念を捨て、自ら天使部隊から離脱した。終盤は鬼塚と菊池に協力するようになるが、徐々に情緒不安定に陥っていく渋谷の事も心配していた模様。美穂と慶子共々再び天使部隊へ赴いて渋谷への説得を試みるが、逆に渋谷の怒りを買って仲間達と共に重傷を負ってしまう。事件後は容態が回復しているようで、最終話では鬼塚の影響か、教育実習生のバストサイズを手で判定した。
石田拓海(いしだ たくみ)
元2年4組の生徒。担任を暴行したことで退学(表向きは転校)となり、沖縄の施設に送られた(これが担任イジメの発端)。その後はネット上で菊池(キクジロー)に接触、秘密裏に学苑内の様子を探っていた。ハンドルネームは「砂クジラ」。後に復学する。
宮森勇気(みやもり ゆうき)
ひきこもりの少年で、極道一家の息子。過激派だが根は心優しい性格の持ち主。優しい母親を亡くして以来、友情の軽薄さに痛感して心を閉ざし、トカレフで武装して、長らく自室にひきこもり(もとい立て篭もり)するようになった。鬼塚と吉川の説得を受け、再び外を出て登校するようなる。ひきこもり以前に、学校の教師達からは厄介者扱いされていたようである。吉川とは時刻表友達。
飯島冴子(いいじま さえこ)
声:本田貴子
相沢雅の取り巻きの一人。鬼塚の初就任時は菊地らと共に担任外しの主要メンバーとして描かれていたが、すぐに菊地と村井・藤吉・草野の3人組が鬼塚を慕うようになり、神崎が担任イジメから離反した(雅の元を離れた)為、いわゆる「鬼塚派」が目立つ描写が増え、希薄な存在になってしまった。雅への友情は厚く、クラスメートと仲良くしたい気持ちを持ちながらも、孤独な雅と共にいることを選んだ。しかし修学旅行での写真をに雅に見られ、一方的に裏切り者呼ばわりされてしまう。全ての問題解決後は雅とも「元の関係」に戻ったであろう様子。
白井知佳子(しらい ちかこ)
声:小林恵美
相沢雅の取り巻きの一人。大人しい性格で、眼鏡をかけている。芸能オーディションでの一件以来、雅や飯島と一緒に行動することが多い。自らもオーディションに応募したが写真審査落ちになり、オーディションの予選を通過した雅に嫉妬している模様。
引田留々香(ひきた るるか)
呪い白魔術が好きな少女。白魔術でかけた恋愛成就の相手が(手違いで)鬼塚になってしまい、友人の円(まどか)美子(みこ)と協力して黒魔術の力で中和しようとした。3人で鬼塚の陰毛を採取して黒魔術の力がかかった(効果の有無は不明)怪しげなクッキーで鬼塚を殺害しようとしたが、不運にも好きな相手が食べそうになったため、自分が食べることで処理してしまい、あまりの悲しさにえもいわれぬ顔で泣いた(殆ど自業自得であるが)。かなりの被害妄想を持っており、その後も懲りずに鬼塚を呪い殺そうと目論んでいる。
浅倉恵(あさくら めぐみ)
声:白鳥由里
転校生である少女。過去に転入してきた際うまくクラスに馴染めず、落ち込んでいた時に内山田教頭に励まされてから、内山田に敬愛を抱く。内山田のような先生になる事が夢。
ガンダム三兄弟
ガンダムオタクの少年三人組。白井木馬(しらい もくば、声:古谷徹時田晴男(ときた はるお、声:関智一三島軍人(みしま ぐんじ、声:緑川光の通称(それぞれホワイトベースハロランバ・ラルというあだ名がある)。修学旅行の時には、神崎麗美と部屋や肝試しの班などが一緒になった。ガンダムをよく知らない麗美にガンダムについて語りまくってくる。IQ200以上でとてつもない語学力・知識を持つ麗美でさえ、ガンダムの話の意味がわからず、夜はうなされて一睡もできなかったという。セイラ・マスの髪型が似ている麗美のことを「セイラさん」と呼んでいることなどから、彼女に気がある模様。好きな作品は『0080ポケットの中の戦争』でクリスバーニィの一騎打ちをアルが止めようとするシーンが印象に残るとのこと。
余談ではあるが、声を演じた声優陣は全員ガンダムシリーズの主人公の声を担当している。また、主役の鬼塚を演じた高木も『機動新世紀ガンダムX』の主人公の声を担当している。

[編集] 東京吉祥学苑の教師

内山田ひろし(うちやまだ ひろし)
声:長島雄一
学苑に3人いる教頭の一人で団塊の世代にあたる51歳。常時鬼塚の天敵ながらも、最強(鈍感)な鬼塚にいつも一方的に振り回されストレスを貯め込んでいる。些細なことまで口うるさい、人間的スケールの小さな教育者の典型的人物であり、油症で歯槽膿漏である(口が臭い)。そして見事なハゲ頭であるため、頼んでもいないのにカツラメーカーから毎日ダイレクトメールを送られている。
1946年、栃木県鹿沼市生まれ。血液型はA型(彼が怪我をした際に浅倉から輸血された血液がA型であったことから。)学生時代は「神童」と呼ばれ、戦時中、陸軍学校で最期まで生徒のために尽くした父を尊敬し、その遺志を継ぐべく、東京教育大学(現筑波大学)を卒業し教職に就く。
既に家庭での居場所は無い状態にある。妻との肉体関係は既に5年間(以上)全く無く、どうやら妻は十数年間もの間、近所の肉屋・肉の星野(にくのほしの)不倫関係にあるようで、ガングロギャル系な娘の良子(よしこ)も実は肉屋の子供である可能性が高い(良子によると、学校で星野の子供と双子に近いくらい似ていると言われるらしい)。そんな娘からは「臭い」と罵られる他、内山田の後風呂は「ヌルヌルして気持ちが悪い」と言って必ずお湯を取り替えられ、内山田のパンツは箸でつまんで洗濯機に入れられる等、煙たがられている(しかもその箸は犬のウンコ用だったものが使い回されている)。ついでに、飼い犬のえいきちにまでバカにされている(この「えいきち」は、鬼塚と偶然ながらも、名前のみならずV字カットのヘアスタイルまで同じで、内山田のストレスの原因となっている)。
家庭に恵まれない情緒不安定の反動によって(或いはスケベオヤジキャラとして)、電車内のシーンでは必ず痴漢行為を行っている。また、風俗店が大好きで好みの女の子のいる店の割引チケットを、女の子の写真の切り抜きとともに常に持参している他、かばんの中身は岩波文庫のカバーで隠した官能小説や、育毛剤が常時入っている。そして、大切な愛車のクレスタは鬼塚に偶然ながらも毎回(ただしうち一回は原作・アニメともに自身の操縦で)壊される等、哀愁漂いながらも、徹底的なお笑いキャラして存在する。学生時代ワンダーフォーゲル部の部長を務めたことが彼の最大の誇りで、不幸続きで幸の薄い人生の支えとなっている(いかなる苦労も谷川岳の苦しさに較べれば大したことは無い、こそ彼の座右の銘である)。愛車は前述したように、鬼塚により5回も破壊され、既に保険がきかなくなっており、保険会社の若手に怒鳴られて土下座した事数回。ハゲ頭での土下座姿は、インパクトが強いが、他のシーンも含めて多く登場する。
学苑内の問題や家庭内の不和により多くの持病を抱えており、とくに鬼塚の非常識な行動などが原因で便秘血尿が出るほどストレスを溜め込んでいる。当然ながら鬼塚のことを忌み嫌っており、「エボラウイルス」「スペースデブリ」「学苑のガン」「クラミジア」「Q熱リケッチア」「ダイオキシン」「ウジ虫」などと罵ったり、夜な夜な人目を忍んで神社に丑の刻参りをしている。それらによってストレス解消のために通勤電車・バスの中で痴漢行為をしている。一度、私服警官に痴漢をしているところを目撃されて捕まりそうになり、その現場を鬼塚に目撃されてしまい、自らが進めていた進退会議を中止したことがある。
新人教師の頃は理想の教育者(聖職者)になることを目標として努力していたが、様々な経緯もあって、いつの間にか自己保身しか考えない大人になってしまい、神崎麗美を巡る騒動で自分が自己保身にばかり走っていたことに気づかされ、不本意ながらも鬼塚を認めるようになる。しかし、影で鬼塚が自分の娘に手を出そうとしていた事も後に知った為、全てにおいて認めているわけでは無い。
実は生徒の事を第一に考える教師の鑑の面も持ち合わせている。終盤になると保険屋に土下座までしてやっと下りた保険金で買ったクレスタと自分の身体を犠牲にして屋上から落下した雅と鬼塚を救う。従って彼は根っからのダメ教師ではなく、丸山などに比べると、まだずっと良識的な人物と言える。
桜井良子(さくらい りょうこ)
声:岡本嘉子
理事長。温厚な性格で、理想主義的。孫は和久井繭で、彼に対しては甘くなる。数々の問題を抱える学苑の未来を変える可能性を鬼塚に感じ、非常勤として問題クラスの3年4組を託す。各界への影響力が強く、大物政治家との繋がりを持つ。学園内の施政者として「毒を持って毒を制す」との発言もあり、善意の目的のためなら時に残酷だが適切な判断を下す。趣味の一環として学園内の売店でパンを売っている。プロレス特撮のファンであるためか、鬼塚を「カール・ゴッチ」や「ナショナルキッド」などに見立てている。小説版では、鬼塚を北海道の私立中学校に短期赴任させた張本人。
丸山一八(まるやま いっぱち) 
校長。内山田教頭と同様、眼鏡を掛けているとともに、見事なハゲ頭であるが、やや頭頂部が尖っていることから始業式で鬼塚に「ザビエル」というあだ名をつけられ、次第に生徒や内山田(の心情)からもザビエル呼ばわりされる。校長でありながら頼りない上に現状維持しか考えない甲斐性無しでもあり、内山田に容姿が少々似ているが(ツルっ禿げとメガネ)、性格は内山田を上回る卑屈振りである。常習的な風俗通いや仮病による病院への逃げ込みなどが元で、終盤に教育委員会のクーデターグループの陰謀で島流し同然の形で姉妹校の北海道のムカチャッパ学園へ左遷された。その後もムカチャッパで泣きながらも元気に過ごしている状態が何度か描かれており、最終話で再び校長として学苑に戻る。一皮剥けたと思われるが、単に日焼けしただけだった。
山王丸浩司(さんのうまる こうじ)
声:掛川裕彦(第3・4話のみ辻つとむ
31歳の社会地理教師。眼鏡をかけた優男。典型的な中立派で、鬼塚にも普通に接する数少ない教師。一応は鬼塚の人柄にかなりの理解を持っていると言える人物で、彼とも良き友人となっている。鬼塚が着用していたチョーカーは彼が贈ったもの。
小茶谷宏(こちゃたに ひろし)
声:千葉一伸
38歳の理科教師。目が大きく小柄な体格なので、「チワワ」と呼ばれる。独身で何度もお見合いをしているが、全て(128回)失敗に終わっている。専ら様々な騒動に巻き込まれ、散々な目に遭っている。
勅使川原優(てしがわら すぐる)
声:古谷徹
24歳の数学教師。東大卒。本人曰く星座はへびつかい座。血液型はAB型。幼い頃から高級官僚をめざしてエリート教育を受けるも、国家公務員試験に不合格(実は勅使川原家を嫌う官僚による差し金であった)となったため教師になる。その際に出会った冬月に一目惚れして、彼女の見えないところでストーカー行為を行っていた。父と兄は共に大蔵省(現・財務省)勤務のエリートであり、本来は真面目で優しい性格だが、他愛の無い父親を始め、その兄と常に比較されてきたことが心に影を落とす。
少年時代は、昆虫学者になりたいという純粋な夢を持つごく普通の少年であった。エリート至上主義である父親からはテストで優秀な成績を収めたのにも拘らず100点満点ではないという理由で卑下され続け、学校では極めて優等生であった為にいじめられた過去があり、またその鬱憤の反動でいじめっ子に報復の傷害事件を起こしてしまった事がある(その直後、父から家系の名誉に泥を塗ったとして平手打ちを食らった)。幾度となく鬼塚に振り回され、徐々に精神状態は悪化の一途を辿り、情緒不安定に陥っていく。
最後は自らが起こした拉致監禁行動がばれたことで暴走し警官を殴って、拳銃を奪い、学校篭城事件を起こすも、止めに来た鬼塚に敗れて、兄の言葉に真実を知り、周囲と和解して落ち着いたところで警察に自首した。そして教師も辞め、刑に服した(アニメでは修学旅行直後にストーリーが終了することもあってか、情緒不安定による引きこもり程度で済んだ)。なお、今でも父親を尊敬している。
袋田はじめ(ふくろだ はじめ)
声:中田和宏
32歳の体育教師。日体大(日暮里体育大学)卒。自称日体大の筋肉番付一位であり、大きなホクロが特徴的なブ男であり、ワキガで常時汗臭く「肉体を鍛えること」を無上の悦びとしている典型的な体育会系の単純な男である。好きな歌はヤングマンである。体育の授業中に女子生徒に対して痴漢行為などのセクハラを行うことがひそかな趣味である。元ヤンである鬼塚に強い対抗意識を持ち、幾度となく勝負を挑むが、まともに勝負する気の無い鬼塚にはいいようにからかわれて、情熱が空回りして完全なおバカキャラに成り果てている。生徒指導等で壁にぶつかると、或いは困難な事態に直面すると、パニックを起こして必ず腕立て伏せを行う。或る意味では鬼塚以上のバカであり、脳ミソ筋肉系らしきおバカな奇行で、内山田教頭と並ぶお笑いキャラとして描写されている。
森高尚子(もりたか なおこ)
26歳の養護教諭。容姿端麗で「ナオコちゃん」と呼ばれ親しまれている。常時セクシーで派手な服装をしている。鬼塚の理解者でもあるが、破天荒な行動には頭を痛めている。ややミーハーでありながらも、かなりの才色兼備で、鬼塚に対しても、冷静に中立的に観察している。修学旅行前には冬月に対して「水着は女の戦闘服」という発言をした程、性的にはオープンである。
アニメ版には登場せず、彼女に代わって『湘南純愛組!』に登場した女教師・嘉手納南風(かでな なお、声:松谷彼哉が登場する。
桜井ただし(さくらい ただし) / 桜田ただし(さくらだ ただし)<アニメ>
声:鈴木勝美
42歳の英語教師。学年主任であり、次期教頭候補。理事長と同姓だが、血縁関係では無い(そのためアニメでは苗字が「桜田」になっている)。ルー大柴の様に会話の中に不自然な英語を使うのが特徴。紳士ぶっているが、盗撮(アニメでは女装)が趣味という危ない一面があり、変態行為を相沢に見られて利用されたことがある。少年(中学)時代、教室で我慢できず排便をしてしまい、鼻の穴が大きいという理由で、「ウンコマン」と「コンセント」というあだ名を付けられる等、酷いイジメを受けた過去があり、今でもトラウマになっているが、大学時代では馬鹿にされていた部分を逆に自身のネタにして、周囲のムードメーカーになっていたようである。愛車は198万円の中古のメルセデス・ベンツ190E。意外にも妻子持ちで、内山田に比べると家庭面では恵まれていた。
大門美鈴(だいもん みすず)
34歳の若さで丸山に代わり、校長を務める巨乳美人。桜井理事長の理想主義的な教育方針を疎み、理事会が送り込んだキャリアウーマン。生徒のプライバシーを管理することで学苑を統制しようとする、冷徹な性格を持つ悪女。中学時代、かつては公立から入学した優等生で、父親が放火で逮捕されており、それらが原因で同級生らの嫉妬によるイジメを受け、更に当時唯一信頼していた担任・桜井良子が裏切ったと思い込み、自殺しようと学校に火を放った過去を持つ。このトラウマが元で「人間は所詮悪である」と考えている。当初は順調に陰謀は進んでいったと思われたが、鬼塚の活躍で計画は思うように進まず、渋谷の暴走や桜井理事長の逆襲を受けたことで計画は破滅する。最後は放火された学園の中で助けてくれた鬼塚の事を認め、後に桜井理事長のアシスタントとして更生する。

[編集] 東京吉祥学苑の生徒達

伊藤(いとう)
吉祥学苑中等部3年5組の生徒。全国模試で鬼塚と菊池に負けて情緒不安定だった勅使河原をバカにした発言をしたため、平手で50回以上殴られ鼓膜が破れてしまったらしい。
深田葵(ふかだ あおい)
吉祥学苑中等部3年2組の生徒。評判が良い学苑のアイドル。部活動にも熱心に取り組んでいる様子で、あまり女に興味がない菊地でさえ「あいつは特別」と認めている。桜井ただしに盗撮されかけたことがあった。
アニメでは彼女に該当するキャラクターとして藤田茜(ふじたあかね)が登場しているが、深田とはキャラの性格や行動が違うものとなっている。
鱶田久美子(ふかだ くみこ)
吉祥学苑中等部3年2組の生徒。村井のことが好きな少女。笑うとまるでサメが口を開けているように見えるブ女子。あだ名は「フカちゃん」。苗字がアルファベットで書かれていたせいで、村井はラブレターの主を深田葵と勘違いして、映画館でのデートに行ったことで知り合う。
鯨川冬美(くじらかわ ふゆみ)
吉祥学苑中等部3年2組の生徒。身長181cmで、男性も抜かすほど大きいが、性格はとても優しい女の子。あだ名は「クジ」。名門校からスカウトが来るほど体格・運動神経に恵まれているのだが、本人はスポーツにそれほど特別な興味はないらしく、漫研に所属している。イジメられていたところを村井に助けてもらったことがきっかけで、村井のことが好きになった。
アゲハ
高等部生徒の女子で、繭の恋人である爆乳美少女。胸にアゲハチョウ刺青がある。繭の頼みで鬼塚らを罠に誘い込む役割をした、相当な演技派。「腕相撲勝負」の時点では鬼塚を認めていた。現在、繭が芸能界デビューした後も傍にいる。

[編集] 鬼塚の友人

弾間龍二(だんま りゅうじ)
声:千葉一伸
前作『湘南純愛組!』で鬼塚と「鬼爆コンビ」を組んだ親友で、一緒に飲みに行ったり殴りあったりする仲。昭和51年3月30日生まれ。血液型はA型。バイクショップの雇われ店長。常識のある苦労人で、相変わらず無茶な鬼塚の尻拭いをしょっちゅうさせられたりもしているが、殴り合って水に流すなど男気溢れる性格をしている。恋人の長瀬渚(ながせ なぎさ)との関係は良好。
冴島俊行(さえじま としゆき)
声:矢尾一樹
『湘南純愛組!』の頃からの鬼塚の悪友。高校時代は湘南で「鎌倉の狂犬」の異名をとっていたが、どういうわけか警察官に(階級は巡査)。凶暴なヤクザ顔が特徴。押収品の持ち出し・横流しの他に、マルチ商法や偽ブランド品・麻薬・拳銃・保護動物の密輸、密入国の手引きなど、数多くの違法行為を行っている。しかし、時として鬼塚の為に手助けをすることがあり、憎めない面も併せ持つ。世相の風刺ギャグを担当するキャラクターそのものである。

[編集] その他

村井樹里亜(むらい じゅりあ)
声:緒方恵美
村井國男の母親。27歳。容姿端麗な人物。喫煙者でもある。中学時代(14歳)の頃に子供を授かるが、当時の男に逃げられてしまい、それ以降は女手ひとつで國男を育て上げてゆく。工事現場に勤務しており、そこでショベルカーなどを操縦している。鬼塚と浮気程度ではないが何かと交流があり、國男はそのことを日々心配している。
冬月まこと(ふゆつき まこと)
冬月あずさの妹で高校3年生。姉よりも頭脳明晰かつクールな性格で、探偵になるのが夢。勅使河原優が姉の失踪に関与しているといち早く見破った。
勅使川原武流(てしがわら たける)
勅使川原優の兄。子供の頃から優秀な頭脳と発達した運動神経を持ち、さらに絶対音感も備わっている。落ち着いた性格で人望もある。しかし現在は、大蔵官僚の地位を不正によってクビになり、中卒の社長が営んでいる会社に勤めているが、優にはその事実を隠していた。本当は幼少時の頃より優の苦しみを誰よりも理解していたが、優が自分よりも劣っているという理由だけで母に暴力を振るう身勝手な父から母を守る為に、優を助ける事までは出来ず、現在もその事で優に強い負い目を感じている。
優が精神的に限界を迎え吉祥寺学園の学校篭城事件を起こしてしまったのをニュースで知り、彼の元へと駆けつけ、自分と父に起こっていた真実を伝える。
板垣(いたがき)
桜井理事長の秘書。鬼塚を教師として採用し、採用後も何かと目をかける理事長に苦言を呈している。一時期は大門の秘書にも就いていたが、これは反理事長派の動向を掴ませるための桜井理事長の差し金であったことがわかる。反理事長派の面々にとどめを刺すため、菊池や拓海を使って学校内のコンピューターシステムを混乱に陥れる作戦を打つなど、普段の風貌からは想像できない切れ者の一面を持つ。

[編集] GTO(ぐれえと・とろこ・おっぱい)

GTO本編に挿入される形で単行本11~12巻に掲載された、外伝的な位置づけの作品。野村朋子の芸能界での活躍を描く。全7話だが、一部が本編にもリンクしている。

野村朋子(のむら ともこ)
芸能プロダクション・ピンクエレファント所属。昭和60年9月25日生まれ。血液型はO型。T157 B87 W59 H85。マガジンに最初載っていた時はT156だったが、改められた。
はじめはマイナーな仕事がほとんどだったが、敏腕マネージャー・宗方によって全国区に売り出される事になる。将来の夢は「日本一のアイドルになること」と「先生のお嫁さん」。作中のファンなどからは愛称として「トロちゃん」と呼ばれている。
沖ノ島一路(おきのしま いちろ)
声:岡野浩介 
野村朋子のマネージャー。かなり一途な性格で、周りが見えなくなってしまうこともある。朋子に純愛の片思いにも似た好意を抱いており、またの演技の才能に感銘を受け朋子をスカウトした本人である。宗方の登場によって、セカンドマネージャーに降格される。その後は繭のセカンドマネージャーにもなるが、苦労が絶えない日々を送っている。学生時代には、明治大学のアイドル研究部に所属していた。本編にも登場し、鬼塚にたかられたりしている。愛車は初代Mini
宗方(むなかた)
突如現れ、朋子のマネージャーになった男。見た目はヤクザ風だが、業界では凄腕と評判。しかし、彼が手がけたアイドルは売れる子も多いが消える子も多く、黒い噂が絶えないことから、沖ノ島は恐々とさせられている。持ち前の頭脳と数々の戦略で朋子を有名にしていく。後に本編にも登場し、繭のマネージャーにもなる。
星野めぐみ(ほしの めぐみ)
アニメ版で登場したMGPC(マガジングラビアプリンセスコンテスト)参加者の一人。紹介式で朋子によって恥をかかされたことを恨み、自身が所属するマーニングプロの力で不正行為(朋子宛の葉書を自分のものにする等)を行いプリンセスの座に就くも、その後八百長が発覚し失脚した。

[編集] 小説版オリジナルキャラクター

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市川楽(いちかわ らく)
小説版における語り部。どことなく本編に登場する男子生徒・吉川のぼるに似ている。
桂木綾乃(かつらぎ あやの)
小説版におけるキーパソン。

[編集] 「SHONAN 14DAYS」のオリジナルキャラクター

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白鳥あやめ(しらとり あやめ)
本編に登場する冬月あずさの親友で、児童養護施設の教員。
葛城美姫(かつらぎ みき)
あやめが勤める白鳥児童養護施設に居候している少女の一人。どことなく本編に登場する女子生徒・相沢雅に似ている。家庭環境によるものか、重度の過激派。鬼塚を目の仇にしている。

[編集] GTO用語

ここでは、重要視される語句のみ記述する。

私立東京吉祥学苑(しりつとうきょうきっしょうがくえん)
鬼塚の勤務する学苑。幼等部・初等部・中等部・高等部・大学を擁する巨大一貫校のマンモス校。作中では「名門」と呼ばれる為、おそらく歴史も長く、実績も相当なものがあると思われる。所在地は東京都武蔵野市吉祥寺近辺と推測される。系列の姉妹校に「ムカチャッパ学園」(鬼塚曰く「ムツゴロウ王国」)があり、その所在地は北海道ムカチャッパ共和国にある(2巻参照)。アニメでは「私立東京聖林学苑」となっている。
天使部隊(てんしぶたい)
校長となった大門美鈴が学園を表と裏から掌握するために極秘裏に校内に送り込んだ学生部隊。リーダー格だった渋谷翔と常盤愛を含み構成員は10人以上で、幾つかの小グループに分かれて行動する。全員が中学生となっているが、実年齢はバラバラで高校生の年齢である者もいる。イジメレイプ家庭問題といった悲惨な過去を持つ少年少女の集まりであり、自殺未遂をした者達でもある。カウンセラー時代の大門が育て上げた戦闘部隊で、校内にある学園運営の障害を取り除くという目的のもと、自身らの活動は正義だと信じて疑わないが、暴力事件を起こしたり、自殺に追い込んだりする等、手段を選ばない危うさを持つ。しかし、後に常盤は(美穂と慶子共々)鬼塚に寝返る。最後はリーダーの渋谷の暴走により壊滅的被害を受けた。
理事会のクーデターグループ(仮称)
桜井理事長の口から出てきた不穏分子で、教育の理想を推進する桜井を追放して学園支配と利権を追求することが目当て。丸山校長を転勤させ、大門校長を送り込んだ黒幕的存在でもある。しかし立場を追われた桜井の腹心で秘書、板垣と復学した拓海の策略で、存在とこれまでの所業を文部省調査課に暴露され、全員が失脚した模様。

[編集] 小説版

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[編集] SHONAN 14DAYS

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白鳥児童養護施設(しらとりじどうようごしせつ)
家庭問題により事実上の孤児となった児童(少年少女)を保護する施設。

[編集] ストーリーの矛盾点及び問題点

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以上でGTO(漫画・小説・アニメ)に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 書誌情報

[編集] 単行本

少年マガジンKC
  1. 1997年5月16日刊行 ISBN 4-06-312411-8
  2. 1997年7月17日刊行 ISBN 4-06-312436-3
  3. 1997年9月17日刊行 ISBN 4-06-312455-X
  4. 1997年11月17日刊行 ISBN 4-06-312481-9
  5. 1998年1月16日刊行 ISBN 4-06-312503-3
  6. 1998年4月17日刊行 ISBN 4-06-312538-6
  7. 1998年6月17日刊行 ISBN 4-06-312559-9
  8. 1998年8月17日刊行 ISBN 4-06-312583-1
  9. 1998年11月17日刊行 ISBN 4-06-312619-6
  10. 1999年3月17日刊行 ISBN 4-06-312665-X
  11. 1999年6月17日刊行 ISBN 4-06-312688-9
  12. 1999年8月17日刊行 ISBN 4-06-312727-3
  13. 1999年11月17日刊行 ISBN 4-06-312773-7
  14. 2000年1月17日刊行 ISBN 4-06-312791-5
  15. 2000年4月14日刊行 ISBN 4-06-312824-5
  16. 2000年7月17日刊行 ISBN 4-06-312848-2
  17. 2000年9月14日刊行 ISBN 4-06-312882-2
  18. 2000年12月15日刊行 ISBN 4-06-312914-4
  19. 2001年3月16日刊行 ISBN 4-06-312947-0
  20. 2001年6月15日刊行 ISBN 4-06-312980-2
  21. 2001年8月10日刊行 ISBN 4-06-313006-1
  22. 2001年11月16日刊行 ISBN 4-06-313041-X
  23. 2002年3月15日刊行 ISBN 4-06-313073-8
  24. 2002年4月17日刊行 ISBN 4-06-313097-5
  25. 2002年4月17日刊行 ISBN 4-06-313098-3

[編集] 小説版

[編集] その他

  • 『GTO公式ガイドブック B・A・D action 200 文部省非推薦 超B級BOOK』(講談社KCデラックス、1998年) ISBN 4-06-333951-3
  • 『GTO公式ガイドブック B・A・D action 200 (2) 先生は教えてくれない』(講談社KCデラックス、1999年) ISBN 4-06-334029-5
  • 『アニメ版 GTOキャラクター完全ガイド』(講談社KCデラックス、1999年) ISBN 4-06-334089-9

[編集] テレビドラマ

GTO (テレビドラマ)」を参照

[編集] テレビアニメ

1999年6月から2000年9月、フジテレビ系列、全43話+特別編。当初は水曜19:30〜20:00の放送だったが、1999年10月からは日曜19:30〜19:58に枠移動(とともに2分短縮)した。学校の名前がドラマ版と同じ「聖林学苑」になるなど、設定が異なる部分もある。さらに、日曜に枠移動後、プロ野球・ヤクルト横浜戦のナイター中継(主に明治神宮野球場横浜スタジアムでのホームゲーム)とFNSの日27時間テレビ特番の乱発で、放送回数が極端に減ってしまっていた事もあり、ドラマ版の様なヒットとはいかず、フジテレビ系列がいかにヤクルト・横浜戦と特番偏重の態度を取っていたかが伺われる。DVD化の際は一部のBGMが差し替えられている。原作の藤沢とおるはアニメ化の際、「ドラマでは高校生になってしまったのが残念だったので、中学生の設定でアニメ化されたことは嬉しい」という旨のコメントを残した。なお、藤沢も第2話の受験者役でゲスト出演している。

2008年ロシア連邦通信監理委員会が同国のアニメ専門チャンネル・2X2で放送されている本作の内容に対して性表現及び暴力表現、犯罪の扇動に繋がる描写が多数含まれているとして問題視する意見を表明したことが明らかになった[6]

[編集] スタッフ

[編集] ゲストキャラ・声の出演

[編集] 主題歌

[編集] オープニングテーマ

  1. (放送第1回〜第16回)「Driver's High
    歌:L'Arc〜en〜CielKi/oon Records
  2. (第17回〜第45回)「ヒトリノ夜
    歌:ポルノグラフィティSME RECORDS

[編集] エンディングテーマ

  1. (第1回〜第16回)「Last Piece」
    歌:Kirariマーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  2. (第17回〜第33回)「しずく」
    歌:奥田美和子Sony Records
  3. (第34回〜第43回,第45回)「CHERISHED MEMORIES」
    歌:THE HONG KONG KNIFEKING RECORDS
  4. (第44回〜最終話)「Driver's High」
    歌:L'Arc〜en〜Ciel

※ 放送第42回,第45回は総集編であり、放送ストーリー数は全43話(Lesson1〜Lesson43)となる。

フジテレビ 水曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
GTO
フジテレビ 日曜19:30枠
GTO

[編集] パチスロ台

GTO (パチスロ)」を参照

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 原作・アニメにおいても正答率などは一切描写されていない。
  2. ^ 原作では仲間の暴走族を引き連れて、アニメ版では銀蝿トリオに絡んでいた暴走族をビビらせて、井の頭公園の噴水で水責めなどを行った。
  3. ^ 例として、常盤愛に「箱入り」呼ばわりされ、天使部隊の常盤愛ら3人からスカートを引き裂かれた挙句パンティをハサミで切り取られ、さらに常盤から「冬月先生はノーパン、露出狂」といったメールをバラ撒かれ、観衆の前で公開処刑されることになってしまった(が、その直前に鬼塚に助けられる)。
  4. ^ アニメ版では規制の都合上、パンツに落書き。
  5. ^ なんらかの薬害被害者で、父親が加害者側の人間と思われるが、作中に説明描写が無い。
  6. ^ アニメ「GTO」にロシアの検閲がクレーム(バラエティ・ジャパン、2008年12月9日)

[編集] 外部リンク

講談社漫画賞少年部門
第21回 平成9年度
龍狼伝
山原義人
第22回 平成10年度
『GTO』
藤沢とおる
第23回 平成11年度
カメレオン
加瀬あつし