ダイヤのA

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ダイヤのA
ジャンル 野球漫画少年漫画
漫画
作者 寺嶋裕二
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
発表期間 2006年第24号 - 連載中
巻数 16巻(2009年6月現在)
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ダイヤのA』(ダイヤのエース)は、週刊少年マガジン2006年第24号から連載している寺嶋裕二野球漫画

目次

[編集] 概要

野球漫画は“弱小校からの這い上がり”が多いが、強豪校への野球留学を肯定的に描いている。作中の舞台となる青道高校は校舎や「人間是宝」や「今日学べ」と書いてあることから、埼玉栄高校をモデルにしていると思われる。(また、県内でも1番多く県外の部員がおり、野球強豪校でありながら甲子園に遠ざかっている点等共通点も多い) 第53回(平成19年度)小学館漫画賞少年向け部門受賞。週刊少年マガジン連載作品の同賞受賞は本作が初めてである[1]。発行部数は500万部突破。

[編集] ストーリー

中学最後の大会、統合により廃校の決まっている母校・赤城中の名を残すために出場するも、一回戦で自らの暴投により負けてしまった沢村栄純。仲間たちと高校でリベンジをと考えるなか、東京の名門・青道高校からスカウトが訪れる。気乗りしないまま見学に訪れた青道での、天才捕手・御幸一也との出会いが沢村の野球人生を大きく変える…。

[編集] 登場人物

[編集] 青道高校・一軍

沢村 栄純(さわむら えいじゅん)
主人公投手右翼手(ただし右翼手は一試合のみ)。左投げ左打ち。一年。背番号20。O型。長野県赤城中学出身。球速はMAX130kmにも満たないが、肩関節と手首の柔らかさにより上下左右に変化するナチュラルムービングファストボールを投げる。肩はそこそこだが、送球までムービングするので外野手には不向き。バッティングは草野球レベルだが、何故かバントだけは上手い(150kmのマシンにも当てられる上、ライン上に転がせる)。フィールディングやクイックなどもクリス(後述)の指導のおかげで、かなりうまくなっている。だが、牽制はまだまだ下手である。タイヤを引いてランニングするのが日課。
片岡監督の「グローブでカベを作れ」とのアドバイスにより、ギリギリまで球の出所が見えないフォームを手に入れボールの球威も上がったが、その分コントロールが非常に悪くなった。最終的に足を高く上げる本来のフォームと、グローブを潰す新型のフォームを組み合わせたフォームを習得し、現在は制球力と球速のアップを投球面での課題として練習に取り組んでいる。
技術的にはまだまだ足りないものが多いが、タイミングの取りづらい変則的なフォームとキレのあるクセ球、そして多少のピンチにも動じずぶつかってゆける気持ちの強さという稀な資質を持っている。
球質の軽さから外野まで打球を運ばれることがあり、自分と同じタイプのピッチャーである薬師の真田のようにゴロの数を多くしたいと言う考えから、稲実戦前日にカットボールを覚えた(本人は分かっていなかったが、仙泉の真木との対決でインコースへのカットボールを1球投げて三振にとっている)。
実家は父、母、祖父の四人暮らし。当初は地元の高校に進学して仲間と共に野球を続けるつもりだったが、赤城中での最後の試合を観戦した青道の野球部副部長兼スカウトの高島礼にその才能を認められ、見学に訪れた青道で御幸一也と出会い、自分の力を試すため、仲間の後押しと共に推薦入学を決めた。今まで部活動としての野球などはやっているが本格的な指導を受けていない。おまけに田舎出身で野球は見るよりやるタイプであり、トドメに中学通算0勝という経歴なためか野球の知識は細かいところが抜けている。学業成績は悪く、数学は分数で止まっているほどだが、期末試験は金丸の指導もあってか、かろうじて赤点は回避できた。米門西校戦で公式戦初登板。
基本的に先輩(特にクリス)には礼儀正しいが、なぜか御幸にはタメ口である。名前のモデルは沢村栄治菅波栄純から。フォームのモデルは藤井秀悟和田毅
御幸 一也(みゆき かずや)
捕手。右投げ左打ち。二年。背番号2。B型。東京都江戸川シニア出身。スポルディングサングラスがトレードマーク。類稀なリード力と捕球力、優れた強肩を誇る青道の頭脳として、既にレギュラーの座を不動のものとしている。扇の要。打撃力も高いが、ムラがあり、ランナーがいない時の成績は悪い。相手の勝負球を狙い打つのが好物。打順は6番。中学時代から様々な高校からラブコールを受けていた天才。一年時には雑誌に紹介記事が掲載されている。ヒッティングマーチは山本リンダの「狙いうち」。中学時代は成宮たち稲実2年生と知り合いだったらしく、御幸を除いて全員稲実に入学している。
飄々とした性格で基本的にかなりの自由人。歯に衣着せぬタイプのため、しばしばチームメイトに「性格が悪い」と評されることもあるが、あえて嫌われ役を演じている節も有る。あまり強い感情を表に出すタイプではない為、本性が見えない所も多々見受けられる(作中でも、激高した事は殆どない)。元々の性格の悪さも相俟って、同級生から倉持と一括りにされて「友達いない」と言われている。なんだかんだ言いながらも、沢村は彼のことを信頼している。
中学時代に全く歯が立たなかったクリスを同じ捕手として非常に尊敬している。
彼の中学時代を描いたサイドストーリーが本誌の綴じ込み付録として掲載されたことがある(第6巻に掲載)。名前のモデルはあだち充の「みゆき」と上杉和也から。
降谷 暁(ふるや さとる)
投手左翼手。右投げ右打ち。一年。背番号11。O型。長身。北海道苫小牧中学出身。浮き上がるかと錯覚するかのような150km/hの剛速球を投げる怪物ピッチャー。打撃力も怪物クラスで、強肩を生かしてレフトを守ることもある(本人は不満げ)。後にSFFも取得した。
一見するとクールに見えるが、実はかなりの天然ボケで、分かりやすい性格。いつも無愛想だが、内には秘めたる闘志が漲っている。表には出さないが、沢村の明るく誰とでも話せる性格を羨ましく思っている。他人の話(特に、自分にとって都合の悪い話)をよく無視する。学業成績は悪く、一年夏の期末試験は赤点で追試を受けていた。
中学時代は自分の球を取れる捕手がおらず、先輩から遠ざけられていた。そのため一人壁に向かって投げる不完全燃焼な日々を過ごしていた。青道に進学したのは、雑誌で紹介されていた御幸なら自分の球を捕球してくれるに違いないと考えてのことだった。以上のような経緯から、投げることに対する執着心は非常に強い。一般入試を受験しての入学なので、野球部には一般での入部である。自分の球を簡単に捕球する御幸を尊敬している。御幸以外に自分の球を取れる者はいないと思い込んでいたが、3年生の捕手・宮内(後述)が意図も簡単に捕球した際には、驚いた様子を見せていた。
入学後、早々に他校や取材陣から注目を浴びるが、試合経験の少なさからくるペース配分や守備の未熟さ、東京の夏の暑さもあってスタミナのなさなど、沢村同様に足りないものが多い。夏の地方大会予選では開幕投手を任される。
小湊 春市(こみなと はるいち)
二塁手、右投げ右打ち。一年。背番号19。AB型。神奈川県陽光中学出身。降谷と同じクラス。中学での通算打率は6割3分5厘を記録している。小柄ながら、偽装サインの使用や長い木製バットを短く持つなどして、相手バッテリーを揺さぶる技巧派。好機にも強い一番打者タイプ。グラブ捌きもよく、守備も良いが、スタミナに難あり。入部テストでは、肩・B、走塁・B、持久力・C、50m走、6秒8の評価。
冷静かつ大胆なプレーを得意とするが、根は恥ずかしがり屋で、褒められるとすぐ照れる。が、たまにキツイことを言う。沢村と親しく、「栄純君」と呼んでおり、沢村からは「春っち」と呼ばれている。小さい頃から兄の亮介に憧れており、プレーも瓜二つ。小さい頃はいじめられていた。
一年生全員と二・三年の主力以外との対抗戦で好成績を残し、沢村とともに二軍に昇格した。二軍でも一番打者に抜擢されるなど活躍し、一軍に昇格する。夏の合宿で上級生との体力差に自信を無くしかけるが、上を見据えて努力する同室の前園(後述)の姿を見てやる気を取り戻す。
倉持 洋一(くらもち よういち)
遊撃手、両投げ両打ち(基本は右投げ)。二年。背番号6。A型。千葉県出身。沢村のルームメイト。俊足堅守の一番打者で、運動神経はチーム1。
イタズラ好きで、沢村をパシリ兼スパーリングパートナーにしている。「ヒャハハ」という笑い声が特徴。よく喋り、うるさい人だが、いざという時は先輩としての顔になる。捉えどころのない御幸に対抗できる数少ない人物。性格の悪さから御幸と一括りにされて「友達いない」と言われているが、中田(後述)とはゲーム仲間。御幸と丹波の確執を見抜くなど、意外と人間観察力に優れている。幼い頃レスリングをしており、現在もよく沢村に(無理矢理)技をかけている(が、沢村の関節が柔軟な為、関節技が決まらない)。中学時代は問題児で、地元の高校から声がかからず東京へ。趣味はゲームと沢村イジメだが、少しでも目を離すと暴走・オーバーワークしがちな沢村を常に気にかけ、ぶっきらぼうながらも制止したり面倒を見たりする、意外に優しい一面も持ち合わせている。名前のモデルは倉持陽一から。
増子 透(ますこ とおる)
三塁手。右投げ右打ち。三年。背番号5。O型。東京都出身(中学は埼玉)。野球部副主将。沢村のルームメイト。超重量級選手で大食漢だが、動きは意外と素早い。典型的なパワーヒッターで、詰まった当たりでもホームランに出来る五番打者。直球には滅法強いが変化球には弱い。
温厚な性格でプリンが好物。エラーした際には喋るのを禁止するという自分ルールを持っている(その際会話は筆談)。たまに『うがう!』などの声を出す。沢村のことを「沢村ちゃん」と呼んでいる。実家は酒屋だが近々コンビニになるらしい。
集中力を欠いたエラーをしたことで監督の怒りを買い、レギュラーを外されていたが、紅白戦で沢村の球をホームランにするなどの活躍で、スタメンに復帰した。名前の由来は、マスコット(バット)を折る。ますこっとおる・ますことおる、という説がある。沢村との対戦で見せたバットを短く持ってのバッティングを片岡監督に評価され夏の大会もバットを短く持って打席に立っている。
準決勝の仙泉学園戦当日の朝、バリカンで髪の毛を整える際に髪の長さを調整するアタッチメントを付け忘れた為に丸坊主になると言う失態を演じる。
丹波 光一郎(たんば こういちろう)
投手、右投げ右打ち。三年。背番号1。A型。身長185cm。東京都出身。青道のエース。縦に大きく割れるカーブを武器にする本格派投手。ストレートはMAXで140km。後にフォークを取得する。中学時代は市大三高の真中の控え投手だった。打順は8番に座ることがほとんど。投球時に、「ふしっ」と掛け声をするのが特徴。
素材はピカイチだがノミの心臓のため、本番(強豪校)に弱かった。その極度のあがり症は入部当初から知られ、期待の目で見ていた指導陣と目を合わせられないほどだったらしい。クリスと親しく、その仲はピッチングでの悩みを打ち明けるほどで、彼と再びバッテリーを組めることを願っていた。反面、先輩にも物怖じしない御幸のことは苦手としている。エースナンバーへのこだわりは非常に強く、降谷を敵視しているが、同時に彼に守備のアドバイスをする一面もある。好きな本は「太郎に訊け!」シリーズ。
二年の秋に肘を故障しており、三年の春に復帰。故障明けの春の大会、市大三高との試合で滅多打ちに会い、エースから下ろされてしまうが、降谷の存在が刺激となり、紅白戦などを経て徐々に復調。修北高校との練習試合で、自ら歩み寄って御幸と和解し、完璧なピッチングを見せるが、直後に顎に死球を受け、負傷してしまう。しかし監督の意向でエースナンバーは彼に託されることになった。復帰後は途中降板したけじめとしてスキンヘッドにしている。夏の大会前の修北戦で、最後まで投げられなかった為スキンヘッドにしたところ、稲実の成宮からはデッドボールのショックでハゲたと言われ、伊佐敷や亮介からはピカ一郎呼ばわりされたり散々な扱われ方をされている。
準々決勝の薬師戦でついに復活。怪物打者轟雷市を三振に仕留める。準決勝の仙泉戦で先発を務める。
初期から登場しているキャラの内の一人であったにもかかわらず、フルネームが判明したのは61話になってからだった。作者曰く「名前は決まっていたが、出すタイミングを逃した」らしい。
結城 哲也(ゆうき てつや)
一塁手。右投げ右打ち。三年。背番号3。O型。東京都出身。野球部主将。勝負勘の良さから、四番打者を任されている。ボール球を殆ど振らず、甘い球を確実に打ち砕く打撃力は昨年の甲子園準優勝校である大阪桐生の松本監督をして「別格」と言わしめるほど。プロからも注目されているが、本人は全くプロに興味がない。普段はあまりホームランを狙わない。(夏の地方大会三回戦では、コールドを決めるサヨナラホームランを狙って打った)。
現在、伊佐敷と共に監督から投手の練習を指示されている。ヒッティングマーチはルパンⅢ世のテーマ。
物静かだが、プレーでチームを牽引する。部員からは、「哲さん」と呼ばれる。「己を鍛えるため」青道に入学したというストイックな性格だが、意外とノリはいい。中学時代から実力はあったが体が小さく、あまり目立つ存在ではなかった。将棋好きだがかなり弱く、御幸によく負かされている。家は青道の近所にあり、青道へは通いで来ている。名前のモデルとなったかどうかは定かでないが、チャンバラトリオの元メンバーと同姓同名。天然な一面もあり、沢村からは「リーダー」と呼ばれている。打法およびプレースタイルのモデルは落合博満
伊佐敷 純(いさしき じゅん)
中堅手。右投げ右打ち。三年。背番号8。A型。神奈川県出身。野球部副主将。顎髭が特徴の強面だが、背はあまり高くない。強肩強打の三番打者で、常にフルスイングだが、振り切りつつも右打ちする技術もある。1年上の東を尊敬している。元投手だったが、ノーコンが直らなかったため外野手に転向した。外野からの返球は常にストライク。丹波の負傷後、監督からの指示で投手の練習をしている。
短気でガラが悪く、何をするにしても叫び、後輩から恐れられているが、実は姉の影響で少女漫画が大好きという意外な一面も。打席に入るときだけは礼儀正しい。部員や一般生徒からも「青道のスピッツ」と呼ばれている。沢村からは、「ヒゲ先輩」と呼ばれている。
小湊 亮介(こみなと りょうすけ)
二塁手。右投げ左打ち。三年。背番号4。B型。神奈川県出身。青道一の技巧派で、選球眼が非常に良い。倉持との二遊間は鉄壁の守備を誇る。
小柄で、いつもニコニコしているが、見た目と裏腹にかなりの毒舌で負けず嫌い。後輩からは伊佐敷以上に恐れられている。自分と同じ道を選んだ弟・春市に対しては、敢えて厳しい言動、態度で接している。小さい頃はいじめられていた春市をいつも守っていた。沢村からは「お兄さん」と呼ばれている。
宮内 啓介(みやうち けいすけ)
捕手。右投げ右打ち。三年。背番号12。O型。埼玉県出身。一軍の二番手キャッチャー。がっちりとした体格で、筋トレが趣味。鼻息が荒い。マシンの球なら150km/hでも捕球技術を持ち、降谷のストレートを簡単に捕球して見せた。
三年で後が無いため、御幸に対抗心を抱いている。丹波とは練習で組むことが多く、フォークの習得にも協力していた。リード面や勝負強さで御幸に劣っており、また本人もそれを自覚しているため、ボールだけは絶対に後逸しないように心に決めている。投手の緊張をほぐすために股間を揉む事がよくあるが、嫌がられている。沢村からは「マッスル先輩」と呼ばれている。好きなものはカブトムシ。
川上 憲史(かわかみ のりふみ)
投手。右投げ右打ち。二年。背番号10。A型。埼玉県出身。一軍の二番手投手。コントロール抜群のサイドスロー。一年の秋から試合に出場しており、リリーフ経験が豊富。決め球はストライクゾーンからボールゾーンに落ちるスライダー。
沢村が青道の見学に来た際、バッティングピッチャーとして東に滅多打ちにされ罵倒されていた。
紅白戦で二番手に登板し、沢村に振り逃げされ、春市にタイムリーを打たれるが一点に抑えた。
入部当初から投手実績を認められていたが、自身の少し控え目な性格の為、上級生の東からよく檄を飛ばされていた。
一人で音楽を聴くのが好きで、月に2冊は音楽雑誌を購入している。同じ一軍で同級生の外野手・白州とは気の合う友達。また、太田部長から絶大な信頼を得ている。名前のモデルは川上憲伸から。
坂井 一郎(さかい いちろう)
左翼手。右投げ右打ち。三年。背番号7。A型。埼玉県出身。打順は8番。準決勝からは7番に座る。3年の春から好調をキープしレギュラーに選ばれたが、降谷と交代させられることが多い。長打もある中距離バッターで、同級生の門田とは同じポジションのライバル関係。入部当初、青道のレベルの高さについていけず、一度だけ退部を考えた事がある。
毎日の素振りを欠かさず、グローブ、スパイクの手入れも欠かさず毎日やっている。最後の夏に背番号を貰った日は一睡もできなかった(夢だと覚めてしまうから)。青道一の苦労人キャラ。そのためか凡退したり三振したりする描写がとても多い。そのためか決勝の稲城実業戦ではスタメン落ちになってしまった。愛読書は大空のサムライ。名前のモデルは坂井三郎から。
白州 健二郎(しらす けんじろう)
右翼手。右投げ左打ち。二年。背番号9。AB型。東京都出身。打順は7番。準々決勝から9番に座る。2年の春の大会からレギュラーに抜擢されている。
堅実な守備職人で、ミートが上手く、バントも上手い。バッターの特徴を見抜いて守備位置を変えるなど、守備を楽しむタイプの選手(大阪桐生との試合でのスライディングキャッチ、米門西校戦でのスクイズなど、地味ながら確実に仕事をこなしている描写が多い)。
控えめな性格だが、闘志を内に秘めている。同じ一軍で同級生の投手・川上とは気の合う友達。憧れの選手はイチロー。名前のモデルは白州次郎から。
門田 将明(かどた まさあき)
右翼手。右投げ右打ち。三年。背番号13。A型。東京都出身。丸刈りで目つきが悪い。打順は2番。明川戦では代打を出された坂井に変わり守備についている事や前述より本来のポジションは左翼手と考えられる。一塁ランナーコーチを務めている。バッティングの不調で、同級生の坂井にレギュラーポジションを譲ったが、守備力と肩には定評がある。薬師戦では降谷に代わり守備固めとして左翼の守備についた。決勝の稲城実業戦では坂井に代わりスタメンに。
楠木 文哉(くすのき ふみや)
遊撃手。右投げ右打ち。三年。背番号14。O型。東京都出身。打順は6番。温厚な性格で、野球部以外にも友達が多い。よく声が通るので、三塁ランナーコーチを務めている。
樋笠 昭二(ひがさ しょうじ)
三塁手。二年。背番号15。スキンヘッドに太い眉が特徴で、「トッキュー!!」の一ノ宮一陽(通称・一ノ宮塾長)そっくりである。打順は7番。
田中 晋(たなか しん)
背番号16。角刈りで細目。ブルペンで投球を受けている描写がよく見られる。
遠藤 直樹(えんどう なおき)
背番号17。メガネが特徴。名前のモデルはココリコの遠藤章造田中直樹から。
山崎 邦夫(やまざき くにお)
背番号18。逆立てた金髪が特徴。名前のモデルは山崎邦正から。

[編集] 青道高校・二軍・三軍

滝川・クリス・優(たきがわ くりす ゆう)
捕手。右投げ右打ち。三年。B型。東京都丸亀シニア出身。父親が元プロ野球の二世選手。かつて都内ナンバー1と呼ばれた捕手で、中学時代、御幸は一度も彼に勝てなかった。通称クリス
青道でも正捕手として大いに期待されていたが、周囲の大きな期待がプレッシャーとなり、故障した右肩を隠して試合に出続け、2年の夏の大会直前に全治一年の重傷を負ってしまう。高校野球最後の一年は二軍で暮らすことになったが、自分の3年間に誇りを持ち、少しでも仲間の役に立つために部に残った。
自身の怪我の経験もあってか指導方針は基礎を重視したトレーニングだが、クリス本人のシビアな性格もあってか、反りが合わず投手をあきらめる選手が多く、わざと選手を潰している、御幸にレギュラーを取られておかしくなったとの黒い噂まで立っていた。沢村もこの例外ではなく、当初は互いの本質を全く知らずに激しく反発しあっていた。しかし、沢村がクリスの怪我の事実と経緯を知った事がきっかけで徐々に互いに歩み寄り、現在では良好な師弟関係を築いている。試合に出ることに対しては、「ブランクの有る自分にチャンスが与えられるわけが無い」と、少々卑屈になっている面もあったが、沢村や監督、同学年の槙原達の後押しを受けて、黒士館との試合で再びマスクを被った。
ボソボソと小さな声で喋り、当初は目つきも暗かったが、何事にも前向きな沢村に触発されて目の輝きを取り戻す。努力家で妥協しない性格で、同学年からの信頼は今でも厚い。チームきっての野球知識を持ち、現在は記録員兼コーチ役を務めている。沢村の指導をしている描写が多い。いつも手にしているノートブックには選手の膨大な情報が詰まっている。名前のモデルは滝川クリステルから。
前園 健太(まえぞの けんた)
一塁手。右投げ右打ち。二年。二軍。打順は五番。春市と同室。パンチ力はあるが、大振りなのが欠点。
関西弁を喋り、一見するとかなりガラが悪いが、沢村が他の先輩を差し置いて一軍に上がったことを不満とする同級生達を諭したり、一年の早朝練習に付き合うなどと気配りの出来る人物で、向上心の高い努力家である。クリスには当初不信感を抱いていたが、黒士館との試合後は彼を信頼している。同級生の中田、小野と一緒にいる事が多い。チームメイトからは「ゾノ」「マエケン」と呼ばれている。モデルは清原和博
中田 中(なかだ あたる)
遊撃手。右投げ右打ち。二年。二軍。打順は六番。
語尾に「だな~」「なんだな~」をつけて喋る。倉持とはゲーム仲間。青道へは通いで来ている。同級生の前園、小野と一緒にいる事が多い。名前のモデルは中村中から。
小野 弘(おの ひろし)
捕手。右投げ。二年。二軍。打順は八番。
黒士館高校との試合、沢村の新フォームによる荒れ球を取ることが出来ず、クリスに交代させられる。二年の中ではクリスの本来の実力を知っていたようで、前園ら他の二年がブランクの有るクリスの出場に不満を感じる中、素直に交代に従っていた。同級生の前園、中田と一緒にいる事が多い。
金丸 信二(かねまる しんじ)
一年。左打ち。松方シニア出身の野手。金髪。クリスと同室で、沢村とは同じクラス。
クリスから一軍の一年三人(沢村・降谷・春市)の監視役を任されている。当初は見習い部員扱いだった沢村を見下していたが、上級生との対抗戦以降、徐々に彼の実力と並々ならぬ努力を認め始め、今では期末試験勉強の面倒を見たり、自ら申し出て投げ込みに付き合ったりしている(直接、一軍昇格した沢村に「お前は俺達一年の代表だ」と言っている)。名前のモデルは金丸信から。
槙原(まきはら)
三年。二軍。右投げ。丸刈りに太い眉毛が特徴。クリスの実力・過去を良く知っており、黒士館高校との試合で、出場に迷いを感じる彼の後押しをした。現在は斎藤、桑田と共に一軍のサポートをしている。名前のモデルは槙原寛己から。
斎藤(さいとう)
三年。二軍。右投げ。角刈り。現在は槙原、桑田と共に一軍のサポートをしている。名前のモデルは斎藤雅樹から。
桑田(くわた)
三年。二軍。左投げ。金髪でキツネ目。春市、前園と同室。青道ではベンチ入りできなかったが、最後まで同級生と共に部活を全うしたいと思っている。現在は槙原、斎藤と共に一軍のサポートをしている。名前のモデルは桑田真澄から。

[編集] 青道スタッフ

片岡 鉄心(かたおか てっしん)
青道高校野球部監督。元投手。右投げ右打ち。グラサンがトレードマークのヤクザと見紛う強面(雰囲気がタッチ柏葉英二郎に似ている)だが、まだ30代。母校に恩返しをするためにプロ入りを蹴って指導者としての道を歩む。まだバリバリの現役で、遠投は100mを超える。一人で三年生相手に日が暮れるまでノックをしたり、バッティングピッチャーとして140キロ前後の球を200球近く投げるなど、スタミナはある意味底なし。
表面上は非常に厳格で冷酷だが、実力と気迫が備わっている者はきちんと認める。最後のチャンスで一軍に上がれなかった3年に対しても、感謝と気遣いの言葉をかけるなど、優しい面も持ち合せている。また試合の際、観客からの呼びかけは選手よりも多いことがあり、観客からの人気はある。選手と話をする際、枝で地面をイジる癖がある。近年甲子園出場から遠ざかっているせいで、監督解雇の声が上から上がっている。沢村からは「グラサン」「将軍」「ボス」と呼ばれている。
太田(おおた)
青道高校野球部部長。揉み上げが特徴の小太りの男性。かなりの小心者で、少しでもピンチになると落ち着かなくなる。良くも悪くも常識人で、野球の事となるととかく熱くなる高島や片岡に呆れる事も。二年の川上がお気に入り。
高島 礼(たかしま れい)
青道高校野球部副部長で、学校理事長の娘。26歳。沢村に才能を見出しスカウトに訪れた美女。ふくよかな胸囲と眼鏡が外見的特徴。野球のことに関しては監督同様熱く真摯に取り組む。中学1年当時の御幸を3年生と思い込み、本気でスカウトするなど天然なところもある。名前のモデルは高島礼子から。
吉川 春乃(よしかわ はるの)
マネージャー。一年。沢村と同じクラス。不器用なためかマネージャーの仕事に慣れず、やめることも考えたが、沢村の人から笑われながらもやる気を失わない姿に励まされ翻意する。エースを目指す沢村を応援している。
藤原 貴子(ふじわら たかこ)
マネージャー。三年。春乃の先輩マネ。吊り目の美人。仕事をこなせない春乃をよく叱っているが、監督にチームの一員としてユニフォームを渡された際、感極まって涙ぐむ一面も。
梅本 幸子(うめもと さちこ)
マネージャー。二年。春乃の先輩マネ。黒髪を二つ結びにしている。
夏川 唯(なつかわ ゆい)
マネージャー。二年。春乃の先輩マネ。ベリーショートで前髪が長め。

[編集] 市大三高

前回センバツベスト8の西東京の強豪。前年の秋の大会で青道を破ったが、春の大会では逆に青道に敗れる。打線の怖さは青道とほぼ互角。夏の大会は準々決勝で青道と当たると思われていたが、第三回戦で薬師高校との乱打戦の末に敗退した。モデルは日大三高

田原 利彦(たはら としひこ)
市大三高監督。「真中ボーイ」「青道ハイスクール」など、なぜかカタカナ交じりで話す。御幸をスカウトしていた。名前のモデルは田原俊彦から。
真中 要(まなか かなめ)
市大三高三年。投手。右投げ。背番号1。高速スライダーが決め球のエース。丹波とは同じ中学だった。春の大会ではセンバツの疲れもあってか、御幸に満塁ホームランを打たれるなど青道打線に滅多打ちに会ったが、夏の大会までには調子を取り戻していた。しかし薬師との試合、初回で轟のツーランでリズムを崩し、ライトに退く。7回に再びマウンドに上がるが、今度は轟のピッチャーライナーが肩に直撃。執念で轟はアウトに打ち取るものの、そのまま負傷退場となる。この一幕で勢いを失ったチームは試合に敗れ、ベンチで最後の夏を終えた。丹波を下の名前で呼ぶ。
大前 隆広(おおまえ たかひろ)
市大三高三年。キャプテンで4番サード。薬師戦でスリーランを打つなど能力は高い。

[編集] 稲城実業

毎年青道、市大三高と甲子園を争う、西東京の強豪校。去年の甲子園出場校。2年生レギュラーのほとんどが強豪シニア出身で成宮に勧誘されて入学した。モデルは早稲田実業

国友 広重(くにとも ひろしげ)
稲城実業監督。常に仏頂面で目つきが鋭く、妙な迫力がある。
成宮 鳴(なるみや めい)
稲城実業二年。投手。左投げ左打ち。背番号1、打順は5番。一年時に2番手で登板し、青道を零封したエースピッチャー。関東No,1サウスポーとよばれる。MAX148キロの速球と、スライダーフォークチェンジアップが武器。性格は原田にたしなめられることや、監督の意見を無視して交代させられるなど子供っぽい部分があるが、自分のピッチングには、絶対の自信を持っている。本人いわく、「打席で驚く人の顔を見るのが1番好き」。御幸とは「鳴」「一也」と名前で呼び合っている。一年前の甲子園3回戦で結果的には決勝点となる暴投をしてしまったことを悔やんでフォームを崩した時期があった。愛称は「鳴(くん)」。名前のモデルはアニメ映画「あらしのよるに」のメイ役が成宮寛貴だったことから。フォームのモデルは工藤公康と思われる。
原田 雅功(はらだ まさとし)
稲城実業三年。捕手。右投げ右打ち。背番号2、打順は4番。ゴツイ顔をした大柄の選手。結城いわく、「広角に打ち分ける技術を持っている」らしい。不用意な言動の多い成宮の静止役。口調はぶっきらぼうだが、考え方は慎重で、青道を冷静に評価している。本人曰く御幸の事が嫌いらしい。愛称は「雅(さん)」。名前のモデルは浜田雅功から。
神谷 カルロス(かみや かるろす)
稲城実業二年。中堅手。右打ち。背番号8、打順は1番。トリッキーな打撃と走塁で相手を乱すリードオフマン
白河 勝之(しらかわ かつゆき)
稲城実業二年。遊撃手。右打ち。背番号6、打順は2番。バントエンドランなどなんでもできる典型的な2番打者。クリスと同じシニア出身。
吉沢 秀明(よしざわ ひであき)
稲城実業三年。三塁手。打順は3番。シャープな打撃でチャンスメークができる選手。名前のモデルは滝沢秀明から。
山岡 陸(やまおか りく)
稲城実業二年。一塁手。右打ち。背番号3、打順は6番。長打が魅力。
平井 翼(ひらい つばさ)
稲城実業三年。二塁手。打順は7番。巧打者。名前のモデルは今井翼から。
矢部 浩二(やべ こうじ)
稲城実業二年。背番号15、レギュラーを取り損ねたため補欠。山岡と同じシニア出身。名前のモデルは矢部浩之から。
井口 雄大(いぐち ゆうだい)
稲城実業三年。控え投手。ほかのチームなら即エースになれる実力がある。名前のモデルは元ダイエー出口雄大と現ロッテ井口資仁から。
多田野 樹(ただの いつき)
稲城実業一年。控え捕手。名前のモデルは現日本ハム多田野数人から。
富士川

[編集] 黒士館高校

東東京の古豪。青道の二軍と対戦した。モデルは国士舘

財前 直行(ざいぜん なおゆき)
黒士館高校三年。右打ち。金髪。かつてシニアでクリスと鎬を削った投手。当時の彼には結城、伊佐敷も手も足も出なかったらしい。
高校でも一年で既にエースで4番に抜擢されていたが、夏の大会直前、試合中のアクシデントにより左ヒザ靭帯断裂の大怪我をしてしまい、現在も完治していない。青道の二軍との試合で、リハビリ明けのクリスを狙った作戦でバッテリーを苦しめるが、粘った末に沢村に三振に打ち取られる。乱暴な口調で一見すると性格が悪そうだが、本当はチームメイト思いで信頼も厚い。名前のモデルは財前宣之から。最後の夏は地方大会序盤で敗れる(詳細は明らかになっていないがクリスが読んでいた新聞に結果のみ載っていた)。

[編集] 大阪桐生高校

大阪を代表する強豪。去年の夏の甲子園準優勝校。部員平均の背筋力が180kgを超え、全国一とも言われるパワー野球が持ち味。守備も堅実でチームの結束力の強さも長所の一つ。青道と練習試合を組む。モデルは大阪桐蔭と桐生第一。

松本 隆広(まつもと たかひろ)
大阪桐生高校監督。恰幅のいい福耳の男性。常にえびす顔だが、食えない性格をしている。練習の厳しい鬼監督。選手のモチベーションの保ち方、相手の弱点を的確に付く采配など、監督としての力量は確か。名前のモデルはB'z松本孝弘から。
館 広美(たち ひろみ)
大阪桐生高校三年。投手。右投げ右打ち。エースで四番、桐生の中心選手。球質の重いボールが武器。変化球はスライダー。
試合を最大限楽しむタイプ。かなり人相が悪く、調子が良い時には満面の笑顔になるのだが、とても怖い。実はシャイな性格。名前のモデルは舘ひろしから。
柴田 恭平(しばた きょうへい)
大阪桐生高校三年。キャプテン。補欠だが、陽気な性格でチームを励ます。眉毛が濃い。名前のモデルは柴田恭兵から。

[編集] 米門西高校

西東京の公立校。粘り強く守り抜き、ワンチャンスをモノにするタイプのチーム。青道の初戦の相手。

千葉 順一(ちば じゅんいち)
米門西校監督。口髭とメッシュの入った髪が特徴の豪快な男性。名前のモデルは千葉真一
菊永 正明(きくなが まさあき)
米門西校二年。投手、外野手。左投げ。背番号1。球速は最大で120km後半、コントロールはあまり良くない。持ち球はカーブとスライダー。三人兄弟の次男で、趣味はビリヤード。青道との試合は二番手で登板。名前のモデルは池永正明
南平 守(みなみだいら まもる)
米門西校三年。投手。右投げ。背番号10。アンダースロー。打順は7番。公式戦にはほとんど出ず、二年間のほとんどをフォームの取得に費やしていた。スピードは無いが、その分タイミングが取りづらいボールを投げる。青道との試合に先発。

[編集] 都立村田東高校

西東京。青道の三回戦の相手。

石橋 貴志(いしばし たかし)
村田東高校監督。名前のモデルは石橋貴明

[編集] 明川学園

西東京練馬区。青道の四回戦の相手。もともと進学校のためあまり野球には力を入れておらず、かつては一回戦負けが当たり前だったが、留学生・楊の野球に対する熱意により代変わりつつある新鋭校。左打者がスタメンの9人中7人と多い。

尾形 一成(おがた かずなり)
明川学園監督。「てゆっか」が口癖。誰にでも丁寧な口調で話す。楊からは「日本の父」と慕われている。名前のモデルはイッセー尾形
楊 舜臣(よう しゅんしん/ヤン シュンチェン)
明川学園二年。投手。右投げ右打ち。背番号1。打順は5番。台湾からの語学留学生。その卓越した制球力から「精密機械」と呼ばれる。球速は130km前半。変化球はあまり投げないがカーブとフォークが持ち球。メガネが特徴。チームメイトや監督からは、「舜」又は「舜臣」と呼ばれている。
クールで無愛想だが、野球に対する熱意は強く、特に日本で野球が出来ることに対する感謝は並ならぬものがある。部活の仲間や監督から厚い信頼を得ているが、本人も同様に感謝の気持ちを持っている。黙々と練習をこなす努力家で、練習ポリシーはひたすら実践。明川学園エースにして同高の打撃投手はすべて彼が務め、毎日200球以上投げ込んでいる。彼の練習熱心な姿や打撃投手としての役割が副産的効果となり、打撃陣のレベルアップにもつながった。
NPBで活躍する台湾人にあこがれて野球を始めたが、その台湾人を確実に弱点を突く精密な投球でキリキリ舞いさせた日本の野球に憧れ、それがそのまま投球スタイルになる。そのためか力で投げるタイプの降谷をあまり評価していない。ちなみにユーミンが好きで、試合前にリラックスするために聞いているようだ。名前のモデルは同じ台湾人の陳舜臣だが、彼は生まれも育ちも日本。また語学留学と言う設定は、陳氏が大学で語学を専攻していた事が由来と思われるが、陳氏が専攻していたのはヒンディー語で、むしろ来歴としては林威助が近い。なお、ピッチングフォームは上原浩治がモデルと思われる。
白鳥(しらとり)
右翼手。左打ち。背番号9。キャプテン。打順は4番。
二宮(にのみや)
中堅手。左投げ左打ち。背番号8。通称「ニノ」。打順は1番。
橋本(はしもと)
三塁手。右投げ左打ち。背番号5。打順は2番。
対馬(つしま)
二塁手。左打ち。背番号4。打順は6番。
大西(おおにし)
遊撃手。左打ち。背番号6。打順は3番。
国見(くにみ)
一塁手。右投げ左打ち。背番号3。打順は7番。
関口(せきぐち)
捕手。右投げ右打ち。背番号2。打順は8番。
高田(たかだ)
左翼手。右投げ左打ち。背番号7。打順は9番。

 

[編集] 薬師高校

西東京の新鋭校。三回戦で市大三高を乱打戦の末に破り、波乱を巻き起こした。チーム全員が相当バットを振り込んでおり、爆発力のある打線で大量点を奪う超攻撃型野球が持ち味。

ちなみに薬師高校は本誌に掲載された読みきりの「橋の下のバットマン」にて登場しており、設定は多少違うものの雷市が主人公で、雷蔵、真田も登場していた。

轟 雷蔵(とどろき らいぞう)
薬師高校監督。雷市の父親。40歳まで社会人野球の現役選手だったが引退後会社を辞め無職に。その間、河原で子供達に野球を教えていた。昨年から監督に就任し、この夏では長年打撃指導してきた一年生3人を加え、チームをベスト8まで押し上げた。借金がある。見た目に反して下戸
轟 雷市(とどろき らいち)
三塁手。右投げ左打ち。雷蔵の息子。一年。背番号20。打順は4番。青道戦では1番を任される。「カハハハ」という笑い声が特徴。
市大三高戦でエースの真中から特大のツーランを放ち、一躍注目を浴びる。また、降谷の高めのストレートをフェンス直撃の二塁打にしたり、沢村のインコース高めの釣り球を流し打ちでホームランにするなど、相手投手の決め球を完璧に捉え、心をへし折ることができる怪物スラッガー。反面、守備には粗さが目立ち、大暴投をして味方からヤジられている場面もあった。
小中学校では野球部に所属せず、「金のなる木」と書かれたマスコットバット(異様な重量がある)で黙々と素振りをする日々を送ってきた。そのため野球に餓えており、投手との対決を心底楽しんでいる。試合前にはビデオで相手チームの投手の投球を徹底的に観察し、球筋をイメージして打席に立つ。
ベンチではよくバナナを食べている。
三島 優太(みしま ゆうた)
一塁手。右投げ右打ち。一年。背番号17。打順は3番。青道戦でも3番を任されている。
薬師高校一年生クリーンナップの一人。長打力に定評がある。幼少期、秋葉と同じ少年野球チームに所属していた。雷市をライバル視しており、同時に友達第一号でもある。轟親子やチームメイトに「ミッシーマ」と呼ばれているが、本人は気に入っていない。雷蔵が目をつけた選手の一人。
秋葉 一真(あきば かずま)
左翼手。右投げ左打ち。一年。背番号19。打順は5番。青道戦では2番を任されている。
薬師高校一年生クリーンナップの一人。市大三高戦ではホームランやサヨナラヒットを打つなど活躍した。幼少期、三島と同じ少年野球チームに所属していた。雷蔵が目をつけた選手の一人。雷市から「アッキー」と呼ばれている。
真田 俊平(さなだ しゅんぺい)
投手。右投げ右打ち。二年。背番号18。
薬師高校の実質的なエースで、インコース主体の強気のピッチングが持ち味。そのせいか、デッドボールも多い。右打者の胸元をえぐるシュートと左打者のインコースに食い込むカットボールを武器とし、直球も御幸の推定では140km以上。市大戦では8回から登板し2イニングを無失点に抑え、チームのサヨナラ勝ちを導いた。左足に大きな負担のかかるフォームであり、故障の影響もあって長いイニングは投げられない。それでも一度マウンドに上がれば全力投球でチームを鼓舞するため、監督やチームメイトからの信頼は厚い。
山内 豊
右翼手。右投げ右打ち。三年。背番号9。主将。打順は2番。青道戦では4番に座る。
福田 大輝
二塁手。右投げ左打ち。三年。背番号4。打順は1番。青道戦では5番に座る。通称「福さん」。
三野 勇人
投手。右投げ右打ち。三年。打順は6番。真田の代わりの先発投手だが大前や増子などにホームランを打たれるなど活躍は出来ていない。
渡辺 達也
捕手。右投げ右打ち。背番号2。打順は7番。通称「ナベ」。
小林 圭佑
遊撃手。右投げ右打ち。背番号6。打順は8番。
大田 功
中堅手。右投げ右打ち。背番号8。打順は9番。

[編集] 仙泉学園

東京都八王子。西東京ベスト4。ベスト8常連校で青道、市大に並ぶ名門校として最近名を上げてきているが、他校からお呼びがかからなかった選手が多い。

鵜飼 一良(うがい かずよし)
仙泉学園高校監督。全国各地の高校を渡り歩き、監督業を始めて40年になる。地味ながらも堅実なチーム作りには定評がある名将。ボヤくのが特徴。青道戦では選手達に自信を教えて上げられなかったことが敗北につながったと感じ、まだまだだなと実感している。木内幸男野村克也権藤博を掛け合わせたようなキャラクター。
真木 洋介(まき ようすけ)
投手。身長195cm。長身から繰り出される威力があるボールが決め球。カーブは日本一の高さから放たれると言われている。中学時代は青道高校に強い憧れを持っていたが声がかかることは無かった為(実際は青道の野球に飛び込む勇気がなかったからだったとのこと)、仙泉学園に入学した。青道高校と戦うことに強いこだわりを持っている。打順は下位であるが長打力があるらしい。青道戦ではチャンスに打席が回ってくるものの、沢村のクロスファイヤーによって見逃し三振に倒れる。青道戦の終盤では、青道にこだわりすぎてチームの為の投球が出来ず、それが負けにつながってしまったことを涙ながらに後悔した。
日野(ひの)
投手 真木に変わり登板したものと推測される。
八木 (やぎ)
捕手

[編集] 桜沢高校

西東京ベスト4。稲実と対戦した。都内有数の進学校で20年連続の初戦敗退だったが、長緒達の努力でシード校を破るまでに成長した。モデルは都立国立。ちなみに16巻に登場する背景は国立高校がそのまま描かれている。

菊川 早苗(きくかわ さなえ)
桜沢高校監督。生徒達からは教授と呼ばれている。長緒達の入学以前は顧問の立場でしかなかったが、彼らの入学でチームを強くすることへの意識が芽生え、野球を勉強して自ら監督として指導するようになった。しかしノックは未だに下手らしい。名前のモデルは菊田早苗から。
長緒 アキラ(ながお あきら)
投手。右投げ右打ち。背番号1。三年。ナックルボーラーであり、桜沢高校のエース。
日所と稲本と同学年で、彼らとの中学時代は同じチームの補欠だったらしい。甲子園出場を目標に掲げており、それが桜沢を弱小校から準決勝に駒を進めるまでに成長させた。高校生活の全てをナックルボールの習得に捧げ、稲実の打線ですら彼のナックルを完全に捉えることはできないほど。投げる球がそれしかないため、常に禅のマインドで精度の高い投球を心掛けている。
稲実戦では3回までは無失点の好投を見せたが、成宮のピッチングの重圧から4回、守備が立て続けにエラー。さらには投球のリズムに影響が及びナックルを失投、原田にスリーランを打たれ、その後も猛打を浴びてコールド負けを喫した。名前のモデルは中尾彬から。
日所好己
捕手。
稲本正明
背番号6。

[編集] その他

沢村 栄徳(さわむら えいとく)
栄純の祖父。70歳。栄純にスカウトが来た時、栄純の友人宅へ自慢しに行った。教育方針はビンタ。
若菜(わかな)
沢村の幼なじみ。中学時代は同じ野球部に選手として所属し、クラスも一緒だった模様。寮生活の沢村とは携帯電話メールで時折連絡を取り合っている(が、最近は勝手に倉持が返信しているらしい)。
東 清国(あずま きよくに)
沢村が中学三年だった当時、プロ入りが決まっていた強打者。右打ち。高校通算本塁打42という怪物。相手が誰であろうと常にフルスイングするのが信条。関西弁で話す。かなり腹が出ており、本人も気にしている。青道高校に見学に来ていた沢村と喧嘩になり、対決することに。少々天狗になっていたこともあり、沢村と御幸の急造バッテリー相手に三振で敗れる。卒業後はプロ野球の2軍で10kgのダイエットをさせられており、監督の片岡からも痩せろといわれた。自分の気に入った選手にだけしか怒鳴らないとのことで、川上にもっと自信を持って投げるようにとアドバイスした。現在の3年生が入部してきた当初はクリスを除き、全員をボロカス扱いしていた。打法のモデルは中村紀洋
J・アニマル・M
クリスの父親。かつてはプロ野球界で活躍した野手で、現在はお茶の間の人気者。たまに芸人扱いされる。クリスのトレーナーとしてリハビリの指導をしており、クリスは彼を尊敬している。真夏に選手を酷使する高校野球のシステムに疑問を持ち、当初はクリスが部活に出ることに反対していたが、黒士館高校との試合で、一つのプレーにも全力で挑むクリスの姿を見て彼の高校野球に懸ける情熱を知り、彼を応援するようになった。名前のモデルはアニマル・レスリーから。
峰 富士夫(みね ふじお)
月刊『野球王国』記者。一年時の御幸の記事を書いたことがある。名前のモデルは峰不二子から。沢村の投げ方に注目している。
大和田 秋子(おおわだ あきこ)
月刊『野球王国』記者。長身の女性。メガネフェチで御幸がお気に入りらしい。名前のモデルは和田アキ子から。

[編集] エピソード

[編集] 脚注

[編集] 関連項目


小学館漫画賞少年向け部門
第52回 平成18年度
『結界師』
田辺イエロウ
第53回 平成19年度
ダイヤのA
寺嶋裕二
第54回 平成20年度
『クロスゲーム』
あだち充
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