トランプ
トランプは、カードを使用した室内用の玩具。多種多様なゲームに用いられるほか、占いの道具としても手品(マジック)の小道具としてもよく用いられる。
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名称[編集]
英語圏では playing cards(プレイングカード)と呼ばれる。日本語の「トランプ」は「切り札」を意味する英語のtrumpに由来する。
かるたはポルトガル語cartaに由来する。
ほかの言語では、英語と同様に「遊戯用カード」を意味する語を使うことが多いが、南欧各地では、スペイン語の「baraja・naipes」のようにトランプを意味する専用の語がある。マレーシアの「daun terup」は日本語と同様に英語の「trump」に由来する(daun=葉)。特定のゲームの名前がトランプを指すようになった言語もある。たとえば、中国語の「撲克(プーコー)牌」やタイ語の「ไพ่ป๊อก(パイ・ポーク)」はポーカーに由来する。またベトナム北部で「tú lơ khơ(トゥー・ロー・ホー)」と呼ぶのは、ロシアで人気のあるドゥラークというゲームの名前が中国語経由で伝わったものである。インドネシア語の「kartu remi」は、ラミーに由来する。ギリシャ語の「τράπουλα(トラプラ)」は、ベネチアの古いゲームの名である「トラッポラ」(英語版記事)に由来する。
カードの構成[編集]
トランプ一組の構成は国によって異なるが、日本で一般的に使われているトランプはフランスタイプまたは英米(アングロアメリカン)タイプと呼ばれる。これは世界で最も普及している一般的な構成である。
52枚のカードから構成されるが、通常はジョーカー1〜2枚を含んだ53〜54枚の形で市販されている。ジョーカーが2枚含まれる場合は1枚はエキストラ・ジョーカー(準札)としてもう1枚よりも色を抑えて印刷されることが多い。また、英字の説明書が1枚つく場合もあり、これをジョーカーと同じ扱いとする場合もある。
ジョーカー以外の52枚の札は、スペード、ハート、クラブ、ダイヤの4種のスート(絵柄マーク)に分かれており、各スートには13の「ランク」(番号)の札がある。
13のランクは、A(エース)、2、3、4、5、6、7、8、9、10、J(ジャック[1])、Q(クイーン)、K(キング)となっている。J・Q・Kの3つのランクには通常人物の画像が描かれており、まとめて「絵札」と呼ばれる。上下逆に持ったときにひっくり返す手間を省くため、絵札には上下に2つの半身像が描かれていることが多い。この形式を「ダブルヘッド」と呼ぶ。多くのゲームではエースは単なる1ではなく、Kよりも強いカードとして扱われることが多い。2をデュースと呼ぶ事もある。エースおよびデュースは元々それぞれダイスの1および2を表す言葉である。以前は3〜6はそれに倣って順にトレイ、ケイト、シンク、サイスと呼んでいた事もある。
カードの左上と右下の端には通常「Q♥」のようにインデックスが記されている。
以上の1揃えで、デッキ(deck、デックとも)またはパックと呼ぶ。
| スート | エース | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ジャック | クイーン | キング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クラブ | |||||||||||||
| ダイヤ | |||||||||||||
| ハート | |||||||||||||
| スペード |
サイズ[編集]
標準的なトランプのカードの大きさには、ブリッジサイズとポーカーサイズの二種類がある。
- ブリッジサイズ
- 約58mm×約89mm(2 1/4 × 3 1/2 in)。横幅が狭いので、手に持つ枚数が多いゲームに適している。
- ポーカーサイズ
- 約63mm×約88mm(2 1/2 × 3 1/2 in)。横幅が広いので、手に持つ枚数が少ないゲームに適している。ISO 216のB8とほぼ同じである。
ただし、「ブリッジ」「ポーカー」という名称は便宜的なものであり、ブリッジサイズのトランプでポーカーをプレイしても、なんの問題もないどころか、アメリカのカジノの大部分はポーカーをするのにブリッジサイズのカードを使用している[2]。
トランプ以外のカードゲームやトレーディングカードでも、これらのサイズを踏襲しているものが多い。
各地のカード[編集]
日本で一般的なスートは、国によってはあまり一般的でない。1デッキの枚数も20から108枚、ヨーロッパでは32枚や36枚というものが多く、ほとんどの日本人がトランプと言えば52枚を思い浮かべると同様にイタリアでは40枚、ロシアでは36枚が常識であるという。アメリカでもピノクル専用の48枚のカードが市販されている。特殊な例では、フィリピンで112枚というものが存在する(四色牌に似た「クワホ」というゲーム用)。
ラテンタイプ[編集]
イタリア、スペイン及びラテンアメリカ諸国で使われているスートで、剣、カップ、貨幣、杖(もしくは棍棒)よりなる。剣がスペード、カップがハート、貨幣がダイヤ、杖がクラブに対応する。ヨーロッパにカードが現れた当初の形式を保っており、16世紀の日本に伝えられたカードもこの形式であった。
各スートはそれぞれ、騎士(剣)、僧職(聖杯)、農民(棍棒)、商人(貨幣)を表すとも言われる。ただしこれに特別な根拠はなく、俗説のひとつと見た方がよい。プレイングカードをベースに、『トランプ』と呼ばれる絵札を加えてタロットへと発展する際、小アルカナに付加された、いわゆるこじ付けの一つと思われる。このため、「占いに使われるタロットカードの小アルカナに愚者(フール)の札を加えてトランプが発生した」という説も間違いとされている。タロットはもともとは遊戯用のカードで、占いに転用されるようになったのは18世紀になってからである。近年ではタロットの方が、ゲームをより複雑で面白くするためにトランプに絵札を加えていったのではないか、とされており、逆にトランプからタロットが派生したと考えられている。
カードは全体的に細長い。
スペインのカードには10がなく、多くのゲームでは8や9も使用しないことが多い。絵札は sota(ナイトの従者、10)・caballo(ナイト、文字通りには「馬」、11)・rey(王、12)からなる。イタリアのカードは8・9・10がなく、絵札は fante(歩兵、ジャック相当)・cavallo(ナイト、「馬」)・re(王)からなる。
下はスペイン式カードの絵札である。王のインデックスが13でなく12になっていることに注意。
| rey | caballo | sota |
ポルトガルでも、かつてはラテンタイプのカードを使用していた。現在はフランスタイプを使用しているが、スートの名前はラテンタイプのものをそのまま流用している。また、ブリスコラ(英語版)というゲームはポルトガルではジャックがクイーンより強いが、これはジャックの絵柄がかつての騎士に、クイーンが従者に似ているためである。
| イタリアのラテン式スート | ||||
|---|---|---|---|---|
| スペイン様式(スペインおよびイタリアの大半で使用) | ||||
| ピアチェンツァ | ||||
| ナポリ | ||||
| シチリア | ||||
| ローマ | ||||
| サルデーニャ | ||||
| イタリア様式(北イタリアの一部で使用) | ||||
| ベルガモ | ||||
| トレヴィーゾ | ||||
| トリエステ | ||||
| トレント | ||||
| ブレシア | ||||
| ボローニャ | ||||
| 和訳 イタリア語 スペイン語 |
剣 Spade Espadas |
カップ Coppe Copas |
貨幣 Denari Oros |
棍棒 Bastoni Bastos |
ドイツタイプ[編集]
ドイツのスートは鈴・心臓・木の葉・ドングリよりなる。木の葉とドングリは、絵札以外では中央に生えた木の枝からはえているように描かれる。9と10のカードは鈴と心臓では縦3列にマークを配置するが、木の葉とドングリは中央に木があるために2列にならざるを得ず、配置の仕方が異なる。ドイツのゲームでは、低位のカードを使用しないことが多い。たとえばスカートでは2から6までを使用しない。Aに相当するカードは「ダウス」と呼ばれるが、これは実は2のことである。絵札は「ウンター(低ジャック)・オーバー(高ジャック)・ケーニヒ(王)」よりなる。
スイスのスートは鈴・盾・野バラ・ドングリよりなる。やはり2から5までを使用しないのが普通である。
フランスタイプ(英米タイプ)[編集]
15世紀の後半にフランスで現在日本で見る形のスートが生まれた。当時は多色刷りの技術がなく、色はステンシルを使って手で塗っていたため、製造を容易にするためにドイツタイプのスートを単色に変更し、スートのシンボルの形を極端に単純化したものである。フランスタイプのカードは16世紀の英国に伝わり、英国の植民地支配とともに世界中に広く普及した。
英語圏では、スートのデザインはフランスと同じであるが、名称のスペードはイタリア語の spada (剣)に由来し、クラブは「棍棒」の意味であるなど、ラテンタイプに由来する名前がついている。
フランス語ではジャックにあたるカードは valet、クイーンは dame、キングは roi であり、インデックスにも通常「V・D・R」の文字が記されている。
主なトランプ製造メーカー[編集]
- アメリカ
- 日本
- 任天堂
- エンゼルプレイングカード
- 大日本トランプ
- 日本カルタ - ウインドミル
- 天田印刷加工 - ジブリ関連などのキャラクター製品
- 昇文堂-オリジナルトランプ製造
- イギリス
- ワディントン・プレイングカード・カンパニー
- フランス
- フランスカルタ社(グリモーとも)
- スペイン
- エラクリオ・フルニエ社
- オーストリア
- ピアトニク社
- ベルギー
- Cartamundi(カルタムンディ)社
かつてのトランプ製造メーカー[編集]
- 日本
- エーストランプ(東洋トランプ)
- 平凡トランプ
- ユニバーサルトランプ
歴史[編集]
起源[編集]
起源は諸説あり、はっきりとはわかっていない。古くは古代エジプトに由来するとする説などが存在していたが、現在中国説が最も有力であり、また、全て東方に発生したものが欧州に移入されたとする点では一致している。これら東方に発生したものを西アジア方面から復員した十字軍やサラセン人などの手によって欧州に伝えられた可能性が高い。
- 古代エジプト起源説
- 1816年にイギリスのサミュエル・ウェラー・シンガーが自著「プレイングカードの歴史」にて紹介した古代エジプトの神秘哲学がタロットというトランプに表象されていることから非常に古くからエジプトにトランプがあったとする説。しかし近年の研究で、現存する最古のタロットカードよりも古いトランプの現物や記録が存在することなどから、タロットの方がプレイングカードから派生したと考えられ、この説に関しては現在は否定的な意見が多く、最近ではタロットと古代エジプトの関係も否定されている。
- インド起源説
- チェスとともに6世紀ごろのインドで発祥したとする説。ジプシーが7世紀ごろにインドから欧州に伝来したとされるが、信憑性は薄いとされている。
- 中国起源説
- 12世紀以前の中国に「葉子」というトランプの一種があったことから、これが欧州に伝わったとする説。ただしこの葉子がどのようなゲームであったかはわかっていないし、明代以降の紙牌と連続性があるかどうかもわかっていない。
アラブのカード[編集]
| 貨幣の6・ポロの4・カップのキング | ||
トプカピ博物館所蔵の15世紀ごろのマムルーク朝のカードは、偶像崇拝に抵触しないように、絵札には人物は書かれておらず、かわりに文字で説明がされている。このためスート名と絵札の名前が判明している。完全な形で残っているわけではないが、貨幣(ダラーヒム)、カップ(トゥーマーン)、刀剣(スユーフ)、ポロ競技用のスティック(ジャウカーン)の4つのスートがあり、各スートには1から10までの数札と王(マリク)、総督(ナーイブ)、第二総督(ナーイブ・サーニー)の3種類の絵札があったと考えられている。カップのスート名「トゥーマーン」はトルコ語で「万」を意味する語であり、中国の紙牌のスートである「万子」との関連性が考えられる。
欧州への伝来[編集]
起源が定まっていないことから欧州への伝来についても諸説あるが、少なくとも14世紀には欧州各地に記録が見られることから相当数広まっていたと考えられる。欧州に最初にトランプが出現したのは14世紀前半のイタリアとされているが、スペイン説も有力。カードの構成は当時のアラブのカードのデザインを襲用しているが、スートのうちポロスティックは、ポロ競技になじみの薄い欧州において、イタリアでは儀式用の杖、スペインでは棍棒に変化した。
15世紀も後半になると、フランスではスートがダイヤ、スペード、ハート、クラブに変わり、絵札の騎士が女王と差し替えられた。現在広く普及しているイギリスのスタイルは、このフランスの形式を発展させたものである。
日本への伝来[編集]
16世紀に、ポルトガルからトランプが伝来した。当時のトランプはラテンスートで48枚の札からなっていた。ポルトガル語のカルタ(carta)がそのまま日本語となり、漢字では賀留多、歌留多、紙牌などと書かれた。1597年に長宗我部元親が「博奕かるた諸勝負」を禁止していることから、この頃には既にカルタが相当流行したものと考えられる。また1634年の角倉船の絵馬にはトランプをしている男女の絵がある。
ポルトガルから伝わったカルタをもとに日本で作られたカルタは天正かるたと呼ばれる。天正かるたはその最初の札に「天正金入極上仕上」と記してあったことから、後世そのように呼ばれた。天正かるたの枚数を増やしたうんすんカルタの名前は17世紀後半の『雍州府志』や太田南畝の『半日閑話』などに見ることができる。これら西洋カルタ系統のものは早くから賭け事に使われ、江戸幕府でもかるたの賭け事をしばしば禁じた。株札・花札などは、いずれもこの系統のカルタから変化したものである。
また、日本古来より存在した歌貝(貝あわせ)などを発展させ、札を西洋かるたの様式にして作られた百人一首などのカルタは系統が異なるものである。
トランプが再び盛んに行われるようになるのは明治時代になってからである。トランプの名は1886年に出た桜城酔士の「西洋遊戯かるた使用法」に見られ、トランプのゲームと奇術(マジック)が紹介されている。最初はアメリカ、イギリスからの輸入であったが、やがて国産品もつくられるようになり、1953年に任天堂がプラスチック素材を取り入れたトランプを開発・販売。それが世界に広がり[要出典]、現在ではプラスチック素材が取り入れられたトランプが大きく普及している。現在日本国内にて普通に見られるのは、国産メーカーの品、欧州、アメリカ、中国、台湾からの輸入品が多い。プラスチックのトランプは従来ポリ塩化ビニルが多く使われていたが、環境問題への対応のため、最近はPETなどへの置き換えが進みつつある。
デザイン[編集]
フランスではトランプの絵札に実在もしくは伝説の人物を当てはめることがしばしばあった。現在の絵札のデザインの元となっているのは、16世紀にフランスのパリで作られたものであるが、その当時は以下の通りの人物に当てはめられていた。
- キング
- クイーン
- スペード:パラス(ギリシャ神話のトリトンの娘。もしくは友人であるパラス・アテナ。こちらはギリシア神話の戦いの女神で、ローマ神話ではミネルウァ)
- ハート:ユディト(英語読みから「ジューディス」とも。『旧約聖書』外典の一つである「ユディト記」に登場するユダヤの女戦士、もしくはカール大帝の子ルートヴィヒ1世の妻)
- ダイヤ:ラケル(旧約聖書のヤコブの妻)
- クラブ:アルジーヌ(英語読みから「アージン」とも。名前はラテン語の女王を意味する単語・regina(レーギーナ)のアナグラムから(regina→Argine)。モデルはシャルル7世の妻であるマリー・ダンジュー(Marie d'Anjou、アラゴンのマリーとも)、もしくは愛人のアニェス・ソレル(Agnès Sorel)、またはこの二人を混合したものとされている)
- ジャック
これに対して、ルーアンではスペード、ハート、ダイヤ、クラブの順に、キングをダビデ、アレキサンダー、カエサル、カールと、クイーンをパラス、ユディト、ラケル、アルジーヌと、ジャックをヘクトル、ラ・イル、オジェ、ランスロットとされているが、歴史的にはパリのほうが巷間に広まって現在に至っている。因みに、現在アメリカや日本で広まっているデザインは、このフランスのカードを発展させたイギリスのカードに由来し、特定のモデルはいない。
トランプの税金[編集]
1628年、イングランド政府はスペードのエースに税金をかけ、それに捺す納税証明印のデザインを複雑にすることで偽造を防止した。スペードのエースのみダイヤ・クラブ・ハートのそれと比べて大きくデザインされ、中央にマークが入れられたりしているのは、その名残である。
日本では、1902年に施行された骨牌税(こっぱいぜい)法により税が課されるようになり、1957年には同法が改正されトランプ類税法となった。この法律の規定により、パッケージに証紙を貼る事が義務化されていた(なお、いわゆる「児童用トランプ」は非課税)。 1989年の消費税導入時に統合廃止された。
代表的なトランプゲーム[編集]
- 1人で遊ぶもの(ソリティア)
- 主として2人で遊ぶもの
- 主として3人で遊ぶもの
- 主として4人で遊ぶもの
- ホイスト
- コントラクトブリッジ
- スペード
- ハーツ(ブラック・レディ、ブラック・マリアとも呼ばれる)
- ピノクル
- 複数のプレイヤーで遊ぶもの又は人数不定のもの
その他のトランプゲーム[編集]
- ソリティア
- 子供向けのゲーム
- ギャンブル向けのゲーム
- 日本特有のトランプゲーム
- (日本の)ナポレオン、ツー・テン・ジャック、絵取り(絵札取り。ツー・テン・ジャックと類似)、点取り、ゴニンカン、オイチョカブ
トランプに関する作品[編集]
- スペードの女王(アレクサンドル・プーシキン)
- 不思議の国のアリス(ルイス・キャロル)
- カードミステリー―失われた魔法の島(ヨースタイン ゴルデル)
- ガルガンチュア物語(アントニ・クラベ)
- 誰が配ったの?(リング・ラードナー)
- バッツル夫人のホイスト小論
- カナリヤ殺人事件(S・S・ヴァン=ダイン)(ポーカー)
- ひらいたトランプ(アガサ・クリスティ)(コントラクト・ブリッジ)
- 四つの兇器(ジョン・ディクスン・カー)(バセット)
- カジノ・ロワイヤル(イアン・フレミング)(鉄道ゲーム chemin de fer:バカラの一種)
- ムーンレイカー(イアン・フレミング)(コントラクト・ブリッジ)
- ゴールドフィンガー(イアン・フレミング)(カナスタ)
- トランプ台上の首(横溝正史)
- トランプ殺人事件(竹本健治)(コントラクト・ブリッジ)
- ファイナルファンタジー零式
- Grand Slam: Thirteen Great Bridge Stories (1975; Eugene Roger, James Edwards編)(コントラクト・ブリッジに関する小説のアンソロジー)
- トランプとスートをモチーフにしたキャラクター
トランプに関する俗説[編集]
トランプに限らず、ゲームに関する歴史は一般的に記録されにくい。また、トランプは手品や占いの小道具として用いられることが多く、それらは神秘性を求めるため多くの俗説が生まれた。
以下は、歴史的に関連していないため間違いとされている。
- トランプはタロットから生まれた。ジョーカーはタロットのフール。
- 1人遊び(ソリティア)は占いがゲームとして発展したものである。
- カードの4つのスートは四季を示し、カードが52枚あるのは1年が52週であることから来ている。
また、エースを1、ジャックを11、クイーンを12、キングを13として52枚の数を合計すると364になり、これにジョーカーを1として足すと365(一年の日数)になる。この計算は正しいものの、意図的なものでなく偶然であるとされる。なお、この場合エキストラジョーカーは閏年(一年が366日)のためと解釈できる。
Unicode[編集]
Unicode の U+1F0A0 - 1F0FF はトランプ (Playing Cards) の絵柄である。
| 記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
|---|---|---|---|---|
| 🂠 | U+1F0A0 |
- | 🂠🂠 |
トランプ裏面 PLAYING CARD BACK |
| 🂡 | U+1F0A1 |
- | 🂡🂡 |
スペードのA PLAYING CARD ACE OF SPADES |
| 🂢 | U+1F0A2 |
- | 🂢🂢 |
スペードの2 PLAYING CARD TWO OF SPADES |
| 🂣 | U+1F0A3 |
- | 🂣🂣 |
スペードの3 PLAYING CARD THREE OF SPADES |
| 🂤 | U+1F0A4 |
- | 🂤🂤 |
スペードの4 PLAYING CARD FOUR OF SPADES |
| 🂥 | U+1F0A5 |
- | 🂥🂥 |
スペードの5 PLAYING CARD FIVE OF SPADES |
| 🂦 | U+1F0A6 |
- | 🂦🂦 |
スペードの6 PLAYING CARD SIX OF SPADES |
| 🂧 | U+1F0A7 |
- | 🂧🂧 |
スペードの7 PLAYING CARD SEVEN OF SPADES |
| 🂨 | U+1F0A8 |
- | 🂨🂨 |
スペードの8 PLAYING CARD EIGHT OF SPADES |
| 🂩 | U+1F0A9 |
- | 🂩🂩 |
スペードの9 PLAYING CARD NINE OF SPADES |
| 🂪 | U+1F0AA |
- | 🂪🂪 |
スペードの10 PLAYING CARD TEN OF SPADES |
| 🂫 | U+1F0AB |
- | 🂫🂫 |
スペードのJ PLAYING CARD JACK OF SPADES |
| 🂬 | U+1F0AC |
- | 🂬🂬 |
スペードのC PLAYING CARD KNIGHT OF SPADES |
| 🂭 | U+1F0AD |
- | 🂭🂭 |
スペードのQ PLAYING CARD QUEEN OF SPADES |
| 🂮 | U+1F0AE |
- | 🂮🂮 |
スペードのK PLAYING CARD KING OF SPADES |
| 🂱 | U+1F0B1 |
- | 🂱🂱 |
ハートのA PLAYING CARD ACE OF HEARTS |
| 🂲 | U+1F0B2 |
- | 🂲🂲 |
ハートの2 PLAYING CARD TWO OF HEARTS |
| 🂳 | U+1F0B3 |
- | 🂳🂳 |
ハートの3 PLAYING CARD THREE OF HEARTS |
| 🂴 | U+1F0B4 |
- | 🂴🂴 |
ハートの4 PLAYING CARD FOUR OF HEARTS |
| 🂵 | U+1F0B5 |
- | 🂵🂵 |
ハートの5 PLAYING CARD FIVE OF HEARTS |
| 🂶 | U+1F0B6 |
- | 🂶🂶 |
ハートの6 PLAYING CARD SIX OF HEARTS |
| 🂷 | U+1F0B7 |
- | 🂷🂷 |
ハートの7 PLAYING CARD SEVEN OF HEARTS |
| 🂸 | U+1F0B8 |
- | 🂸🂸 |
ハートの8 PLAYING CARD EIGHT OF HEARTS |
| 🂹 | U+1F0B9 |
- | 🂹🂹 |
ハートの9 PLAYING CARD NINE OF HEARTS |
| 🂺 | U+1F0BA |
- | 🂺🂺 |
ハートの10 PLAYING CARD TEN OF HEARTS |
| 🂻 | U+1F0BB |
- | 🂻🂻 |
ハートのJ PLAYING CARD JACK OF HEARTS |
| 🂼 | U+1F0BC |
- | 🂼🂼 |
ハートのC PLAYING CARD KNIGHT OF HEARTS |
| 🂽 | U+1F0BD |
- | 🂽🂽 |
ハートのQ PLAYING CARD QUEEN OF HEARTS |
| 🂾 | U+1F0BE |
- | 🂾🂾 |
ハートのK PLAYING CARD KING OF HEARTS |
| 🃁 | U+1F0C1 |
- | 🃁🃁 |
ダイヤのA PLAYING CARD ACE OF DIAMONDS |
| 🃂 | U+1F0C2 |
- | 🃂🃂 |
ダイヤの2 PLAYING CARD TWO OF DIAMONDS |
| 🃃 | U+1F0C3 |
- | 🃃🃃 |
ダイヤの3 PLAYING CARD THREE OF DIAMONDS |
| 🃄 | U+1F0C4 |
- | 🃄🃄 |
ダイヤの4 PLAYING CARD FOUR OF DIAMONDS |
| 🃅 | U+1F0C5 |
- | 🃅🃅 |
ダイヤの5 PLAYING CARD FIVE OF DIAMONDS |
| 🃆 | U+1F0C6 |
- | 🃆🃆 |
ダイヤの6 PLAYING CARD SIX OF DIAMONDS |
| 🃇 | U+1F0C7 |
- | 🃇🃇 |
ダイヤの7 PLAYING CARD SEVEN OF DIAMONDS |
| 🃈 | U+1F0C8 |
- | 🃈🃈 |
ダイヤの8 PLAYING CARD EIGHT OF DIAMONDS |
| 🃉 | U+1F0C9 |
- | 🃉🃉 |
ダイヤの9 PLAYING CARD NINE OF DIAMONDS |
| 🃊 | U+1F0CA |
- | 🃊🃊 |
ダイヤの10 PLAYING CARD TEN OF DIAMONDS |
| 🃋 | U+1F0CB |
- | 🃋🃋 |
ダイヤのJ PLAYING CARD JACK OF DIAMONDS |
| 🃌 | U+1F0CC |
- | 🃌🃌 |
ダイヤのC PLAYING CARD KNIGHT OF DIAMONDS |
| 🃍 | U+1F0CD |
- | 🃍🃍 |
ダイヤのQ PLAYING CARD QUEEN OF DIAMONDS |
| 🃎 | U+1F0CE |
- | 🃎🃎 |
ダイヤのK PLAYING CARD KING OF DIAMONDS |
| 🃑 | U+1F0D1 |
- | 🃑🃑 |
クラブのA PLAYING CARD ACE OF CLUBS |
| 🃒 | U+1F0D2 |
- | 🃒🃒 |
クラブの2 PLAYING CARD TWO OF CLUBS |
| 🃓 | U+1F0D3 |
- | 🃓🃓 |
クラブの3 PLAYING CARD THREE OF CLUBS |
| 🃔 | U+1F0D4 |
- | 🃔🃔 |
クラブの4 PLAYING CARD FOUR OF CLUBS |
| 🃕 | U+1F0D5 |
- | 🃕🃕 |
クラブの5 PLAYING CARD FIVE OF CLUBS |
| 🃖 | U+1F0D6 |
- | 🃖🃖 |
クラブの6 PLAYING CARD SIX OF CLUBS |
| 🃗 | U+1F0D7 |
- | 🃗🃗 |
クラブの7 PLAYING CARD SEVEN OF CLUBS |
| 🃘 | U+1F0D8 |
- | 🃘🃘 |
クラブの8 PLAYING CARD EIGHT OF CLUBS |
| 🃙 | U+1F0D9 |
- | 🃙🃙 |
クラブの9 PLAYING CARD NINE OF CLUBS |
| 🃚 | U+1F0DA |
- | 🃚🃚 |
クラブの10 PLAYING CARD TEN OF CLUBS |
| 🃛 | U+1F0DB |
- | 🃛🃛 |
クラブのJ PLAYING CARD JACK OF CLUBS |
| 🃜 | U+1F0DC |
- | 🃜🃜 |
クラブのC PLAYING CARD KNIGHT OF CLUBS |
| 🃝 | U+1F0DD |
- | 🃝🃝 |
クラブのQ PLAYING CARD QUEEN OF CLUBS |
| 🃞 | U+1F0DE |
- | 🃞🃞 |
クラブのK PLAYING CARD KING OF CLUBS |
| 🃏 | U+1F0CF |
- | 🃏🃏 |
ジョーカー PLAYING CARD BLACK JOKER |
| 🃟 | U+1F0DF |
- | 🃟🃟 |
ジョーカー白 PLAYING CARD WHITE JOKER |
脚注[編集]
関連項目[編集]
- カードゲーム
- カードマジック
- シャッフル (カード)
- フラリッシュ
- トランプタワー
- 任天堂 - 日本で代表的なトランプ製造業者で、絵柄をカスタムしたトランプの受注生産も請け負っている。
- U.Sプレイング・カード社 - 世界で代表的なトランプ製造業者
- トランプ類税