竹本健治

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竹本 健治(たけもと けんじ、1954年9月17日 - )は日本推理作家兵庫県相生市生まれ。東洋大学中退。代表作『ウロボロスの偽書』『ウロボロスの基礎論』『ウロボロスの純正音律』は、著者自身、綾辻行人小野不由美島田荘司などの実在の人物が架空の推理小説の中に登場するポストモダン的なメタ小説。

目次

[編集] 経歴

[編集] 作品

『虚無への供物』の中井英夫に推薦を受け、探偵小説専門誌『幻影城』にいきなり長編連載という破格のデビューを飾り、そのデビュー作『匣の中の失楽』によっていわゆるメタミステリー・アンチミステリー作家として注目される。『幻影城』廃刊後、いわゆる「ゲーム三部作」を発表。一時期ミステリーを離れSF小説に活動の場を移す。新本格ブームを受けて、実名小説(本人曰く擬似推理小説・ミステロイド)『ウロボロスの偽書』を『奇想天外』に発表。現在に至るまでマイペースなスタンスを崩さず執筆を続けており、ミステリ界においてカルト的な支持を受けている。

シリーズ探偵はIQ200の天才囲碁少年・牧場智久。先述の「ゲーム三部作」をはじめ、(著者の流儀では)比較的正攻法に近いミステリに一貫して主役として登場している。基本的にミステリは長編、SFや幻想小説の非ミステリは短篇を旨とする。

趣味の囲碁の腕前は相当なもので、小説家にならなければ囲碁棋士になっていたと本人は語っている[要出典]。大学時代から囲碁部に参加。2009年には「第4回文人碁会」で優勝し、第4回朝日アマ囲碁名人戦全国大会に特別出場。また漫画書きの心得もあり、牧場を主人公とした漫画『入神』では友人の漫画家、小説家がアシスタントとして参加して話題を呼ぶ。

2010年7月に発売されたプレイステーション・ポータブル(PSP)用の本格推理ゲーム『トリックロジック』では「明かりの消えた部屋で」「ブラッディー・マリーの謎」という2本のシナリオを書いている。

[編集] 作品リスト

  • 匣の中の失楽 (1978)
  • 囲碁殺人事件 (1980)
  • 将棋殺人事件 (1981)
  • トランプ殺人事件 (1981)
  • 狂い壁 狂い窓 (1983)
  • 腐蝕の惑星 (1986)
  • クー (1987)
  • 殺戮のための超・絶・技・巧~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ (1988)
  • タンブーラの人形つかい~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ2 (1988)
  • 兇殺のミッシング・リング~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ3 (1989)
  • "魔の四面体(テトラヘドロン)"の悪霊~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ4 (1990)
  • カケスはカケスの森 (1990)
  • ウロボロスの偽書 (1991)
  • 殺人ライブへようこそ (1991)
  • 凶区の爪 (1992)
  • 妖霧の舌 (1992)
  • 閉じ箱 (1993)
  • 眠れる森の惨劇 (1993) →改題:緑衣の牙
  • ウロボロスの基礎論 (1995)
  • 月花霧幻譚〜TORICO〜(ゲーム) (1996)
  • 闇に用いる力学[赤気篇](1997)
  • 風刃迷宮 (1998)
  • 入神(漫画) (1999)
  • 鏡面のクー (2000)
  • フォア・フォーズの素数 (2002)
  • クレシェンド (2003)
  • 闇のなかの赤い馬 (2004)
  • 虹の獄、桜の獄(2005)
  • 狂い咲く薔薇を君に~牧場智久の雑役~ (2006)
  • ウロボロスの純正音律 (2006)
  • キララ、探偵す。 (2007)
  • キララ、またも探偵す。 (2008)
  • せつないいきもの~牧場智久の雑役~ (2008)
  • ツグミはツグミの森 (2009)
  • トリックロジック シーズン1 『明かりの消えた部屋で』 (2010)
  • トリックロジック シーズン2 『ブラッディ・マリーの謎』 (2010)

[編集] 外部リンク

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