ファイナルファンタジー零式

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ファイナルファンタジー 零式
FINAL FANTASY TYPE-0
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PlayStation Portable
PlayStation 4 (HD)
Xbox One (HD)
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 北瀬佳範
ディレクター 田畑端
シナリオ 千葉広樹
岡部沙羅
音楽 石元丈晴
佐藤賢太郎
御子柴利恵子
美術 野村哲也
直良有祐
人数 1人(シングルプレイ時)
メディア UMD2枚組
Blu-ray Disc (HD)
発売日 PlayStation Portable
日本の旗 2011年10月27日
日本の旗 2012年11月6日(UH版)
PlayStation 4, Xbox One
日本の旗 2015年3月19日
アメリカ合衆国の旗 2015年3月17日
欧州連合の旗 2015年3月20日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
売上本数 日本の旗 748,716本[1]
その他 データインストール対応[2]
容量
Disc1 554 MB/865 MB
Disc2 651 MB/1242 MB
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ファイナルファンタジー 零式』(ファイナルファンタジー レイシキ、FINAL FANTASY TYPE-0、略称:FF零式零式など)は、スクウェア・エニックスから2011年10月27日に発売されたPlayStation Portable (PSP) 用RPG。『ファイナルファンタジーXIII』を中心とする作品群「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」のひとつ。

概要[編集]

2006年5月に、『ファイナルファンタジー アギトXIII』(ファイナルファンタジー アギト サーティーン、FINAL FANTASY Agito XIII)というタイトルで携帯電話用アプリとして発表[注 1][3]。その後、2008年8月にプラットフォームがPSPに変更。2011年1月に、タイトルが『ファイナルファンタジー 零式』に変更となった[注 2]

タイトルが変更になったのは『ファイナルファンタジーXIII』の関連作品ではなく、「マルチプレイが特徴の、新しいシリーズ」のスタートであることを強調するためだが、同じ神話を共有するファブラ・ノヴァ・クリスタリス作品であることに変更はないとしている[4]。なお、スマートフォンiOSAndroid)向けとして、本作と世界観を共有するRPG『ファイナルファンタジー アギト』が2014年5月より配信されている。

テーマソングには日本のロックバンドBUMP OF CHICKENが本作の為に書き下ろした『ゼロ』が起用された[5]。なお、ディレクターを務めた田畑端は「この曲無くして本作は完成しない」とコメントした[6]

2011年8月11日から同年11月21日まで、無料体験版として『FINAL FANTASY 零式 試作型番-ナツビ-』が配信された。この体験版では、主人公達の夏服を入手する事ができ、体験版のセーブデータを製品版に引き継ぐことで、製品版で夏服を着用する事が可能である[7]。なお、スクウェア・エニックスメンバーズにて夏服を入手できる手段もある[2]。その後、同年11月22日より、製品版の一部をそのままプレイ可能な無料体験版『FINAL FANTASY 零式 体験版【ゼロシキ】』が配信されている。アクセサリ「グロウエッグ」と、主人公14人分の夏服を所持した状態でスタートすることができる。また、『ゼロシキ』のセーブデータは夏服・アイテム・キャラクターのレベルなどは全て製品版に引き継ぎ可能となっている[8]

2014年6月、PlayStation 4Xbox One向けに本作のHDリマスター版を開発中であることが発表された。

評価[編集]

評価
ゲームレビュー
評価者 点数
週刊ファミ通 PSP: 39(10,9,10,10)/40[9]

2011年10月30日付のメディアクリエイト週間ソフトセルスルーランキング、ファミ通週間ゲームソフト販売ランキングで首位を獲得。初動売上は47.2万本を記録した[10]。また、2011年10月度のファミ通月間ゲームソフト販売ランキングで首位を獲得した。

週刊ファミ通の2011年10月20日号では、「外伝とは思えない高密度な『ファイナルファンタジー』作品。」、「キルサイトなどのシステムによって戦闘がとても気持ちいい。」、「アクション性の高い作品になっており、既存の『ファイナルファンタジー』作品とは大きく異なっており、なおかつ圧倒的なボリュームになっている。」と評された[9]

システム[編集]

ブレイクサイト[編集]

ロックオン中に敵の隙が生じると、黄色いサイトが出現する。ブレイクサイトが表示されている瞬間に攻撃すると敵に大きなダメージを与えることが出来る。

キルサイト[編集]

ロックオン中の敵に隙が生じると、赤いサイトが出現する。キルサイトが表示されている瞬間に攻撃すると敵を一撃で倒すことができる。

周回制[編集]

ストーリーをクリアすると、所持金やアイテム、キャラクターレベル等を引き継いだ状態で本編の二周目、三周目を最初からスタートできる。

飛空艇[編集]

第二章からギルを払うと領土内の街へ移動できる。軍事演習を進めていくと西ネシェル地区に行けるようになり、ダンジョンをクリアすれば入手可能。飛空艇の名前はセッツァーと言う。

ストーリー[編集]

魔導院ペリシティリウム朱雀に集う生徒達は13のクラスにわけられ、厳しい規律と訓練のもと、日常と現実を共に過ごす。

絆で結ばれし仲間は鋼と血の戦いの中、クリスタルに誓いを立てる。

その門が開かれたとき、真実の人間の物語に命を賭す。

登場人物[編集]

主人公は12人[11]いる。パーティメンバーは主人公12人+マキナとレムの、合計14人。マキナとレムは、この物語のもう一方の主人公で別枠だが使うことも出来る[12]

登場人物は30 - 40人との事[13]。また、過去のFFシリーズの作品群に出演経験のある声優も多く起用されている。

朱雀領ルブルム[編集]

0組(クラスゼロ)[編集]

マキナとレムを除き、メンバーの名前はトランプの数字が由来であり、それぞれエース、シンク、サイス、エイト、ジャック達は7歳の時に、デュース、トレイ、ケイト、セブン、ナイン、クイーン達は8歳の時に魔法局管理下の「外局」と呼ばれる施設に引き取られ、候補生配属に向けて育成された。候補生としての登録はアレシアの子供とされている。

エース (Ace)
声 - 梶裕貴
男性。使用武器はカード。825年土の月(7月)10日生まれ。16歳[14]。身長168センチメートル[14]
一の座「受け取る力」を司る。
一見クールそうに見えるが、根はやさしい少年。よくアレシアに教えて貰った歌を口ずさんでいるが、これは本作のテーマ曲でもある『ゼロ』の歌詞である。
デュース (Deuce)
声 - 花澤香菜
女性。使用武器は笛。826年水の月(2月)8日生まれ。16歳[14]。身長158センチメートル[14]
二の座「優しき力」を司る。
温厚でまじめで頑張り屋。心優しく、丁寧な言葉使いだが、その口調に似合わず頑固な一面もある。防御魔法を得意とする。
トレイ (Trey)
声 - 中村悠一
男性。使用武器は弓。825年岩の月(3月)1日生まれ。17歳[14]。身長184センチメートル[14]
三の座「知の力」を司る。
冷静沈着に振る舞い、あまり隙を見せない。持ちうる知識を延々と話そうとするところがあり、大抵止められる。
ケイト (Cater)
声 - 茅原実里
女性。使用武器は魔装銃。825年氷の月(6月)9日生まれ。16歳[14]。身長161センチメートル[14]
四の座「勇敢なる力」を司る。
自信家で直情的。負けず嫌いでどんな状況でもめげずに元気いっぱい突き進む。
背中のリュックには魔法銃で使用する魔晶石が入っている。
シンク (Cinque)
声 - 豊崎愛生
女性。使用武器はメイス。826年火の月(1月)12日生まれ。16歳[14]。身長163センチメートル[14]
五の座「純真なる力」を司る。
人と違うところで浮き沈みするので何をしでかすか分からない。
サイス (Sice)
声 - 沢城みゆき
女性。使用武器は大鎌。825年嵐の月(11月)13日生まれ。16歳[14]。身長166センチメートル[14]
六の座「執着する力」を司る。
言葉遣いが悪く、思ったことをはっきりいうきつい部分があるが、自身にとっての善悪をしっかり持っている。
セブン (Seven)
声 - 青木まゆこ
女性。使用武器は鞭剣。824年熱の月(9月)23日生まれ。17歳[14]。身長170センチメートル[14]
七の座「認識する力」を司る。
面倒見がよく同性の下級生に人気がある。頼まれごとをなかなか断れない謙虚な面を持つ。冷気魔法が得意。
エイト (Eight)
声 - 入野自由
男性。使用武器は格闘。825年嵐の月(8月)30日生まれ。16歳[14]。身長165センチメートル[14]
八の座「冷静なる力」を司る。
状況を素早く判断する冷静さを持ち、自身の感情を抑えるが、実は負けず嫌いな一面がある。
ナイン (Nine)
声 - 小野大輔
男性。使用武器は槍。825年水の月(2月)13日生まれ。17歳[14]。身長185センチメートル[14]
九の座「行動する力」を司る。
直情的で一本気。常に白黒はっきりつけないと気が済まない。言葉使いが荒い。
ジャック (Jack)
声 - 鈴村健一
男性。使用武器は刀。825年嵐の月(8月)17日生まれ。16歳[14]。身長182センチメートル[14]
十の座「無知なる力」を司る。
いつも笑顔でポジティブ思考の、0組一のお調子者。軽口をたたく為、励ましの言葉が軽く見えてしまうことも。
クイーン (Queen)
声 - 小清水亜美
女性。使用武器はソード。825年火の月(1月)24日生まれ。17歳[14]。身長165センチメートル[14]
十一の座「賢き力」を司る。
清廉潔白で聡明。自身が持つ剣のようにまっすぐな性格で、不正を許さない委員長タイプ。雷魔法が得意。
キング (King)
声 - 杉田智和
男性。使用武器は二丁拳銃。824年空の月(12月)7日生まれ。17歳[14]。身長187センチメートル[14]
十二の座「決断する力」を司る。
日々鍛練をストイックに積む。思考の切り替えが早く、無駄が嫌いで口数が少ないクールな青年。
マキナ・クナギリ (Machina Kunagiri)
声 - 神谷浩史
男性。使用武器はレイピア。17歳[14]。身長175センチメートル[14]
失われた座の一つ「恐れ」を司る。
0組に新しく配属された候補生でレムと幼馴染。心優しい青年で、朱雀でも上位の実力者として知られる優等生。0組に配属される前は2組に所属していた。
レムと暮らしていた村は朱雀、ミリテス皇国の国境沿いにあったが、モルボル変異種の疫病が発生し、モルボル菌による伝染病に冒され、広がりを阻止する為に皇国に大勢の村人が殺害され村は焼き払われて消失している。
レム・トキミヤ (Rem Tokimiya)
声 - 白石涼子
女性。使用武器はダガー。17歳[14]。身長160センチメートル[14]
失われた座の一つ「愛」を司る。
0組に新しく配属された候補生でマキナと幼馴染。品行方正で、やさしくまじめな少女。0組に配属される前は7組に所属していた。
魔導院の人間には隠しているが、幼少期から脳の病気に侵されておりアレシアから定期的に診断を受けている。
ティス (Tiz)
声 - 寺門仁美
失われた座の一つ「老い」を司る。
リーン・ジョーカー (Lean Joker)
声 - 内山昂輝
失われた座の一つ「苦しみ」を司る。

サブキャラクター[編集]

クラサメ・スサヤ (Kurasame)
声 - 櫻井孝宏
26歳、身長177センチメートル。
0組の指揮隊長。朱雀四天王の元メンバーで「氷剣の死神」と呼ばれていた。従者として朱雀トンベリを連れている。
現役を引退した今でもその力はすさまじく、時には戦闘中に0組を援護することも。
イザナ・クナギリ (Izana)
声 - 藤原啓治
21歳、身長175センチメートル。
マキナの兄。物語冒頭、魔堂院解放作戦時に0組のメンバーにCOMMを渡す任務で殉職してしまう。
カリヤ・シバル6世 (Khalia Chival VI)
声 - 家弓家正
62歳、身長185センチメートル。
魔導院ペリシティリウム朱雀の174代院長であり、朱雀の最高責任者。
モーグリ (Moogle)
声 - 諸星すみれ
Military Operation Organization Guidance / Logistics Expert」のバクロニム。シンクからは「もぐりん」と呼ばれている。
0組から12組までのクラスに各モーグリが所属している。
ナギ・ミナツチ (Naghi)
声 - 森久保祥太郎
19歳、身長178センチメートル。
軽い口調で神出鬼没。0組と他部署の伝令役。
リィド (Ryid)
声 - 小林正寛
25歳、身長220センチメートル。玄武出身。愛用武器はパイルバンガー。
力は人を守るためにあるという思想をもっている。
カルラ・アヤツギ (Carla)
声 - 平野綾
17歳、身長166センチメートル。自称「炎の商売人」。
候補生としては成績優秀な優等生であるが、金銭にがめつく裏で商売などを行っている。
ムツキ・チハラノ (Mutsuki)
声 - 松本まりか
15歳、身長146センチメートル。
他人は害を齎すものと思い込んでおり、常に爆弾を持ち歩いている。本人に自覚はないが発明の天才である。
クオン・ヨバツ (Quon)
声 - 置鮎龍太郎
18歳、身長188センチメートル。
魔法知識を豊富に持っており、新種の魔法や究極の魔法を追い求めている。他人には冷たい態度をとるが、魔法や自分に関する事では話が長い。
アリア (Aria)
声 - 野中藍
15歳、身長145センチメートル。0組の従卒。
普段はおとなしく小さな声で話していたが、休戦時に0組から大きな声で話すように頼んだ所、独特の口調でペラペラと話し続けた。普段おとなしくしていたのは0組の従卒として所属する際に母親から喋るのを止められていたためである。
皇国脱出の際に銃弾を受け倒れたが、カトルに助けられ自らを下僕として仕えた。
カヅサ (Kazusa)
声 - 石田彰
26歳、身長182センチメートル。
武装第六研究所の研究主任の一人であり、クラサメ、エミナとは同期であり交友関係もある。
エミナ (Emina)
声 - 田中理恵
25歳、身長168センチメートル。
候補生専属の指揮隊長であるが、受け持っている組はない。文武両道で才色兼備であり男女共に人気が高い。
アレシア・アルラシア (Arecia Al-Rashia)
声 - 田中敦子
身長165センチメートル。八席議会の一員であり魔法局の局長。マキナとレムを除く0組のメンバーからは「マザー」と呼ばれ慕われている。
院生局局長 (Cadetmaster)
声 - 池田昌子
48歳、身長160センチメートル。八席議会の一員であり院生局の局長。議会では候補生の視点で意見を発言している。本名はミオツク・オオフマキ。
名門貴族出身の権力者であり、訓練生時代は特別待遇により実戦経験はない。
軍令部長 (Commandant)
声 - 内海賢二
53歳、身長168センチメートル。八席議会の一員であり朱雀軍の統括者。本名はスズヒサ・ヒガト。
学術局局長 (Provost)
声 - 千葉繁
66歳、身長175センチメートル。八席議会の一員であり学術局の局長。議会では慎重に物事を運んでいる。本名はザイドウ・テキセ。
候補生時代は座学で好成績を修めている。その後、様々な研究理論を発表していった結果、前学術局局長から推薦を受けてが学術局局長に就任した。
兵站局局長 (Commissar)
声 - 野沢雅子
50歳、身長160センチメートル。八席議会の一員であり兵站局の局長。発言には無駄がなく常に核心をついている。本名はタヅル・キスガ。
シュユ・ヴォーグフォウ・ビョウト (Zhuyu)
声 - 東地宏樹
身長185センチメートル。朱雀クリスタルの甲型ルシ。自分が誰か忘れない為に候補生の服を着装している。
セツナ (Caetuna)
声 - 井上麻里奈
身長174センチメートル。朱雀クリスタルの乙型ルシ(ゲームでは甲型と表記されているがそれ以外は乙型になっている。)オリエンスのルシの中で最古参である。
古い言葉使いをする為、セツナとの会話は成立しない事が多い。
魔堂院では裏のルシと言われている。また、ルシの能力として全ての秘匿大軍神を召喚する事が出来るので「伝説の召喚士(サモナー)」とも称されている。
カスミ (Kasumi)
声 - 寿美菜子
タチナミ (Tachinami)
声 - 羽多野渉

ミリテス皇国[編集]

シド・オールスタイン (Cid Aulstyne)
声 - 森山周一郎
47歳、身長180センチメートル。
ミリテス皇国の元師。各国に存在するクリスタルを全て手中に収めようと目論み、クリスタルを封印する技術を開発した。
カトル・バシュタール (Qator Bashtar)
声 - 石川英郎
28歳、身長190センチメートル。
ミリテス皇国軍准将。准将であるが前戦に立っている。魔道アーマーの操縦に長けている。「完全帰還者」と言うあだ名がある。4歳離れた妹がいたが自身が誘発した何らかの事件により死亡してしまった。0組の従卒のアリアが妹に似ていた為、下僕として生かしていた。
クンミ・トゥルーエ (Qun'mi)
声 - 豊口めぐみ
24歳、身長160センチメートル。白虎クリスタルの乙型ルシで、能力は「機械に限界以上の力を与える」力。自尊心が強い。
魔導院攻略作戦失敗後、玄武へのアルテマ弾投下作戦に参加し投下したが、自身も巻き込まれ大地と融合してしまった。
ニンブス (Nimbus)
声 - 諏訪部順一
身長192センチメートル。白虎クリスタルの甲型ルシ。白虎クリスタルがシドに抑えられているためシドの命令通りに動いていた。
空中に魔法陣を展開し、光の矢を放つ攻撃を得意としている。

ロリカ同盟[編集]

ギルガメッシュ (Gilgamesh)
声 - 中井和哉
身長220センチメートル。玄武クリスタルの甲型ルシ。
戦場では常に武器を追い求めている。
エンキドゥ (Enkidu)
声 - 白熊寛嗣

コンコルディア王国[編集]

アンドリア・カヤ・トランカ・ファム・フォーチュリオ (Andoria)
声 - 林原めぐみ
48歳、身長135センチメートル。コンコルディア王国の女王。蒼龍クリスタルの乙型ルシで、その特殊能力は「竜と話せる力」だと言われているが、実際には限りなく正しい未来予知。唯一、蒼龍クリスタルの化身であるソウリュウと心を通わせることが可能。
蒼龍王 (Concordian King)
声 - 福山潤
42歳。身長132センチメートル。コンコルディア王国初の男性の王。
クラエス・ホシヒメ・ミスカ・サンセスト (Celestia)
声 - 水樹奈々
32歳、身長135センチメートル。コンコルディア五星近衛兵団『暁』の守護を担っている。
コンコルディアの名門家系の長女であり、幼少期は厳しく育てられた。しかし、景色を見ているうちに道に迷うなどおおらかな面も見せることがある。
クレメンテ・ユウヅキ・ネス・ピースメーク (Yuzuki)
声 - 小林ゆう
23歳、身長130センチメートル。コンコルディア五星近衛兵団『夕月』の守護を担っている。
成績優秀である事が評価され、守護に昇格した。ホシヒメとは遠縁の仲であり彼女に対してライバル心を抱いている。
蒼龍武官
声 - 日笠陽子

その他[編集]

ディーヴァ (Diva)
声 - 坂本真綾
オリエンスの歴史を螺旋の外から見守る女神。
ナレーション
声 - 秋元羊介
謎の仮面の人物
本名はガーラ。
ミューリア
ガーラの従者。ゲームには採用されていない。

世界観[編集]

オリエンス
本作の舞台である東方国家群。クリスタルを持つ四ヶ国の総称。

朱雀領ルブルム[編集]

首都は魔導院ペリシティリウム朱雀。院長のカリヤ・シバル6世を元首とした八席議会によって統治されている。オリエンスの中でも気候が安定した豊かな国であり魔法を元にした道具、チョコボなどの生物との共存が行われている。

ミリテス皇国[編集]

首都はイングラム。専制君主国家であり、本国以外はルシのみが力を使うことが出来るクリスタルの力を魔導アーマー、銃器などの兵器制作の供給源として使用している。オリエンス四ヶ国では一番の兵力を持っている。

ロリカ同盟[編集]

首都はロリカ。玄武クリスタルの力を国民は体内に取り込み肉体強化を行う。また、クリスタルの力で武具を製作することも可能である。

コンコルディア王国[編集]

首都はマハマユリ。国の重要な役職は全て女性で構成されている女性中心の国家である。蒼龍クリスタルの力で竜、モンスターと心を通わせる事が可能であり、その力で国民生活や軍事力を高めている。国民の体系は小柄であり、武器は長い槍を用いる。

用語[編集]

クリスタル
ルシに使命を与える存在。
ルシ
クリスタルに選出された人の力を超えた能力を持つ存在。甲型ルシ、乙型ルシの2種類が存在し、甲型ルシは戦闘力に優れたルシ。乙型ルシは特殊能力を持つルシである。
ペリシティリウム
クリスタルを管理する組織。
アギト
オリエンス伝承に登場する言葉であり、民衆からは「救世主」であると認識されている。
フィニス
オリエンス伝承に登場する言葉であり、民衆からは「厄災」であると認識されている。
五星近衛兵団
ペリシティリウム蒼龍を守る5つの兵団。兵団の長の事を守護と呼んでいる。
八席議会
朱雀領ルブルムの最高決定機関であり「軍令部」、「魔法局」、「内務局」、「渉外局」、「編纂局」、「兵站局」、「学術局」、「院生局」の8席で構成されている。なお、議会ではルシや諜報部、院長が参加することもある。
元は魔導院の運営を目的とした組織であった。
ファブラ協定
鴎歴448年にペリシティリウム間で定められた協定。それぞれのクリスタルには不可侵であることを意味している。
クリスタルジャマー
クリスタルの力を無力化する機械。
魔導アーマー
ミリテス皇国が開発した兵器。
ミッションカラー クリムゾン
朱雀の闇の任務。諜報部が窓口。公にする事が出来ない任務の事を指し示している。

主なスタッフ[編集]

テーマソング[編集]

エンディングテーマ 「ゼロ
歌:BUMP OF CHICKEN、作詞・作曲:藤原基央、編曲:BUMP OF CHICKEN
オープニングではアコースティックギターアレンジVer.が使用されているほか、エンディングで流れるものはゲーム用のアレンジが入っている。

関連商品[編集]

サウンドトラック[編集]

2011年10月26日に発売。初回限定盤、通常盤の2種リリースであり、前者にはブックレット、ゲームトレーラーを収録したボーナスDVDが同梱、豪華特殊パッケージ仕様になっている。作曲、編曲は全て石元丈晴が手掛けている。CDディスクは3枚組の構成になっている。

2011年11月7日付のオリコン週間アルバムチャートでは25位を獲得。デイリーチャートでは10月28日付で5位を獲得した。また、2011年11月7日付のBillboard JAPAN Top Albumsでは17位を獲得した。

攻略本[編集]

(全出版社:スクウェア・エニックス)

ファイナルファンタジー零式 ワールドプレビュー
2011年10月13日発売。出演声優のサイン、キャラクター紹介、出演声優インタビュー、スタッフインタビューが収録。
FINAL FANTASY 零式 PSP版 救世主指南ノ書
2011年10月27日発売。任務解説、メインキャラクターの能力解説、ディレクターの田畑端インタビューが収録。特典として『FF-TCG』のPRカード「マキナ」が同梱されている。
2011年11月7日付のオリコン週間BOOK総合チャートで8位を獲得。推定売上部数は17050部を記録した[15]
ファイナルファンタジー零式 ポストカードブック
2011年10月27日発売。キャラクターイメージCGイラスト、キャラクター紹介が収録。
ファイナルファンタジー零式 アルティマニア
2011年11月30日発売。キャラクター紹介、シナリオ攻略、マップ攻略、スタッフインタビューなどが収録。
2011年12月12日付のオリコン週間BOOK総合チャートで2位を獲得。推定売上部数は38765部を記録した[16]
朱ノ秘史 ファイナルファンタジー零式 公式設定資料集
2012年2月23日発売。主要キャラクターのCGイラスト、登場人物、軍神、飛空艇や背景などの未公開設定画などが収録[17]

小説[編集]

GAME NOVELS ファイナルファンタジー零式 Change the World -The Answer-
2012年4月21日発売。
GAME NOVELS ファイナルファンタジー零式 2巻 Change the World 〜最後から二番目の真実〜
2012年6月28日発売。

漫画[編集]

ファイナルファンタジー零式
2012年4月21日発売。
ファイナルファンタジー零式外伝 氷剣の死神 1巻
2012年9月22日発売。
ファイナルファンタジー零式外伝 氷剣の死神 2巻
2013年1月22日発売。
ファイナルファンタジー零式外伝 氷剣の死神 3巻
2013年6月22日発売。
ファイナルファンタジー零式外伝 氷剣の死神 4巻
2013年11月22日発売。

漫画版[編集]

作画:塩沢天人志、シナリオ:千葉広樹により月刊少年ガンガン2011年12月号より連載。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ "AGITO" とはラテン語で「行動をおこす」という意味が込められている。
  2. ^ これに伴い、タイトルのロゴ及び背後イラストの色彩も変更されている。
  3. ^ 『アギトXIII』発表当初は当時のモバイル事業部責任者だった伊藤幸正がプロデューサーとされていた。伊藤は2009年頃にはカプコンへ移籍しているのが確認できる([1] 2012年9月24日閲覧)。

出典[編集]

  1. ^ 電撃PlayStation』Vol.511、アスキー・メディアワークス、2012年、214頁。
  2. ^ a b “「データインストール」と「夏服」について”. 0組日誌 (スクウェア・エニックス). (2011年10月27日). http://blog.jp.square-enix.com/reishiki/2011/10/27/post_3.html 2011年10月27日閲覧。 
  3. ^ 『ファイナルファンタジーXIII』、その3つの異なる作品の内容に迫る!”. ファミ通.com. KADOKAWA (2006年5月9日). 2012年4月26日閲覧。
  4. ^ プレイステーション・ポータブル専用ソフト「FINAL FANTASY Agito XIII」タイトル名変更および発売時期決定のお知らせ”. スクウェア・エニックス (2011年1月18日). 2013年11月23日閲覧。
  5. ^ “BUMP OF CHICKENの新曲“ゼロ”がPSP用ソフト「FINAL FANTASY 零式」のテーマソングに”. RO69 (ロッキング・オン・ホールディングス). (2011年7月20日). http://ro69.jp/news/detail/54752 2011年7月20日閲覧。 
  6. ^ “BUMP OF CHICKENが「FF零式」テーマソング書き下ろし”. ナタリー (ナターシャ). (2011年7月20日). http://natalie.mu/music/news/53375 2011年7月20日閲覧。 
  7. ^ “【体験版】試作型番-ナツビ-配信決定!”. 0組日誌 (スクウェア・エニックス). (2011年8月5日). http://blog.jp.square-enix.com/reishiki/2011/08/05/--.html 2011年8月22日閲覧。 
  8. ^ “FF零式体験版【ゼロシキ】配信スタート!”. 0組日誌 (スクウェア・エニックス). (2011年11月22日). http://blog.jp.square-enix.com/reishiki/2011/11/22/ff_1.html 2011年11月23日閲覧。 
  9. ^ a b 週刊ファミ通2011年10月20日号』、エンターブレイン、2012年10月、 49頁。
  10. ^ 「FINAL FANTASY 零式」が47万本を販売でハーフミリオン目前の「週間販売ランキング+」。「星のカービィ Wii」「アイドルマスター2」なども登場”. 4Gamer.net. Aetas (2011年11月3日). 2012年3月5日22:10閲覧。
  11. ^ インタビュー『ファイナルファンタジーXIII』”. 電撃オンライン. KADOKAWA. 2013年11月23日閲覧。
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  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 『ファイナルファンタジー零式 ワールドプレビュー』(スクウェア・エニックス刊)より。
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  17. ^ 「ファイナルファンタジー零式 公式設定資料集 朱ノ秘史」が発売”. 乙女☆速報. デトネイター (2012年2月23日). 2012年4月13日閲覧。

外部リンク[編集]