YAWARA!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
YAWARA!
ジャンル 柔道ラブコメディ青年漫画
漫画
作者 浦沢直樹
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
発表期間 1986年 - 1993年
巻数 29冊
映画:(実写版)
監督 吉田一夫
制作 東宝映画
マイカルグループ
封切日 1989年4月15日
上映時間 97分
アニメ
監督 ときたひろこ
アニメーション制作 マッドハウス
製作 読売テレビ
キティ・フィルム
放送局 読売テレビ・日本テレビ系列
放送期間 1989年10月16日 - 1992年9月21日
話数 124話
映画:YAWARA! それゆけ腰ぬけキッズ!!
監督 ときたひろこ
制作 読売テレビ
キティ・フィルム
日本ビクター
封切日 1992年8月1日
上映時間 60分
アニメ:YAWARA! Special
ずっと君のことが…。
監督 浅香守生
アニメーション制作 マッドハウス
製作 日本テレビ、読売テレビ、
バップキティ・フィルム
放送局 日本テレビ系列
放送期間 1996年7月19日 - 同日
金曜ロードショー
話数 1話
テンプレート - ノート

YAWARA!』(ヤワラ)は、浦沢直樹による日本漫画、またそれを原作としたアニメ作品である。

概要[編集]

1986年から1993年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載された。第35回(平成元年度)小学館漫画賞受賞作。単行本全29巻。漫画文庫版は全19巻。

柔道をテーマにしたスポーツ漫画としては異例の大ヒットを記録し、柔道ブームを巻き起こした。元は青年向け漫画であったため、初期にはお色気シーンもあったが、物語が進むにつれ徐々に減っていった。柔道ブームの火付け役でもあり、幅広い年齢層に多大な人気を博した。また、女子柔道の強者はそれまで『姿三四郎』からとったニックネーム女三四郎と呼ばれることが多かったが、この作品以降は「やわらちゃん」と呼ばれるようになった。この呼び名は谷亮子(連載当時は田村亮子)の愛称の元となったことでも知られている(#その他参照)。

1989年に読売テレビ(日本テレビ系列)でテレビアニメ化され、同年に実写映画化もされている。アニメは1992年まで放送され、2008年現在フジテレビ739で再放送されている。また、テレビアニメでは放送されなかったバルセロナオリンピック編は、後にアトランタオリンピックに合わせ、金曜ロードショーでTVスペシャルとして放送された。

あらすじ[編集]

天才柔道家の祖父、猪熊滋悟郎の元で3歳から稽古に明け暮れている「普通」の少女・猪熊 柔が、祖父滋悟郎に大学進学・就職で一方的に決めつけられ、恋愛においてもほとんど許されないなか、祖父滋悟郎の凄さは実感しつつ反発していながらも、徐々に天性の才能を発揮・自覚し、日本国内を始め世界のスポーツの祭典アトランタオリンピックまで雄飛してゆく姿を描く柔道恋愛漫画作品である。祖父の口癖が「金メダル」と「国民栄誉賞」で、主人公の柔にその2つを受賞させるべく奮闘している。しかし当の柔は、本当に強い相手と勝負する時には純粋に柔道を楽しみつつ、いわゆる賞にはほぼ興味がなく、序盤は普通の女の子への願望で柔道をやめたがっていた。中・終盤は父、猪熊虎滋郎への複雑な思い出と、劇的な再会、高校時代のジョディ・ロックウェルの突然の訪問、三葉女子短期大学での、普通の女子大生になりたいと思いつつ、柔とほぼ同じ境遇でプリマを目指しながら挫折した伊東(後に、花園)富士子などの様々な人物との出会いにより、次第に自分の柔道に対する思いに正直になり、成長していく。

連載開始時の柔は高校2年生で、すっかり弱小になっていた武蔵山高等学校柔道部を自らの意思とは裏腹に結果的に盛り上げてゆく。その後も祖父、滋悟郎との厳しい稽古を受けつつ、普通の女の子を目指し、三葉女子短期大学家政学部に入学し、社会人になる際は、5歳の時に巴投げをしてしまい、修業の旅にでてしまった父、虎滋郎をさがすべく旅行代理店を中心に就職活動を続ける。しかし様々な要因が交錯しつつ柔道を中心とする生活が続く。柔と新聞記者の松田耕作の出会いは、柔が街中で引ったくりを巴投げするところを松田が目撃したことによる。二人は初めこそお互いに不器用であったが、ソウルオリンピック・ユーゴスラビア柔道世界選手権大会・バルセロナオリンピックを通じて、お互いの存在の重要性を確信していく。

登場人物[編集]

猪熊家[編集]

猪熊 柔(いのくま やわら)
- 皆口裕子
本作品の主人公。初登場当時の年齢は16 - 17歳。恋もおしゃれもしたい都立武蔵山高校に通う女子高生だが、実は祖父・滋悟郎から幼年期より柔道の手ほどきを受けた天才柔道少女。階級は48kg以下級。得意技は一本背負い。その雰囲気からは柔道が強いようには見えず、転んだ時もわざと受身を取らないなど、実力をひた隠しにしていた。しかし、街でひったくり犯を巴投げしたことが日刊エヴリースポーツの記者である松田耕作にスクープされ、その後次第にその存在が知られてゆく。その実力は天分の才も滋悟郎の指導もあるが、並の柔道部員では一日として実行できない練習を毎日欠かさず行っている(行わされている)こともある。その普通でなさがコンプレックスで、柔道や実力の披露を極力避けていた。段位は第1回クジTV杯柔道選手権大会直前に初段。後に弐段になっている。
高校卒業後は三葉女子短大家政科に進み、卒業後鶴亀トラベルに就職。ともに柔道部がないことが選択の理由だったが、柔の実力と実績から結局どちらにおいても柔道部が創設されてしまう。鶴亀トラベルでの主な業績は柔道と職務上二つある。同業の「本阿弥トラベル」(社長は風祭)から、数百億円単位の仕事を奪う。ただし、上司の羽衣の捨て身の言動も要因ではある。
富士子とともに、マックイーンバーガーでアルバイト経験もあるが、滋悟郎と出くわしたことで退職する。
ソウルオリンピック無差別級金メダル、バルセロナオリンピック48kg以下級、無差別級金メダル、国民栄誉賞受賞。試合で負けたのは、父・虎滋郎が本阿弥さやかのコーチであることを知ったショックで試合を放棄した不戦敗の1回のみ。
自宅は東京都世田谷区「北下沢」。生年月日は1969年12月8日(コミックス13巻)。恋愛に関してはウブであり、三葉女子短大柔道部内で富士子と花園が付き合っているのを一人だけ気付いていなかったり、風祭の遠回しなプロポーズに気付かなかったりと、やや鈍い面もある。松田耕作と風祭進之介の間で長い間気持ちが揺れていたが、松田耕作の取材を越えた優しさに次第に惹かれていき、自分をいつでも見守ってくれる、かけがえのない大切な存在と気づく。最終的に松田耕作と結ばれ、アメリカへの旅立ちを見送った。藤堂・富士子・ジョディ・本阿弥さやかをはじめ、作品途中で結婚・引退をする選手が続出していく中で、柔だけが結婚することなく一貫して柔道を続けている。
猪熊 滋悟郎(いのくま じごろう)
声 - 永井一郎
柔の祖父。語尾に「ぢゃ」が付くのが特徴。1935年から1939年にかけて全日本柔道選手権大会5連覇(自称6連覇から8連覇まで、気分によって変動)の実績を持つ柔道家。段位は七段(自称八から十段まで気分によって変動)。年齢を重ねてもなお、ジョディに戦わずして負けを認めさせ、テレシコワの左腕を極め、男子日本代表選手を投げ飛ばす実力を持つ。現在は接骨院を経営し、イモリなどを煎じた薬を処方する。また、自宅に道場を併設している。食い意地が張っており、柔の試合を観戦する時にはたくさんのお菓子を持って席につく。著書として「柔の道は一日にしてならずぢゃ」があり、世界中の柔道家のバイブルとなっている。作品中で、有名な柔道選手・コーチが必ず同書を所持しているエピソードが随所に見られる。ポイント勝ちなどに頼らない「一本取る柔道」がモットー。
自信家であり面会した相手に自身の武勇伝をとうとうと語ることがある。目立ちたがりであり、大会の度に、呼ばれてもいないのに実況席などに乱入しては物を食べながら解説役をすることもある。名前を覚えるのが苦手なのか、横文字が苦手なのか名前をいいかげんに覚えたり、見た目で呼んだりしている。かなり頑固な性格で、柔が三葉女子短大や鶴亀トラベルに入ってもなお、辞めさせて西海大学へ入れようと画策する。
柔には非常に厳しい評価をし、たとえ勝ったとしても試合内容に説教するのがお決まりでほぼ褒める場面がない。他選手たちにも基本厳しい評価をするが、柔ほどではなく自身の認める柔道をする者は立場、国籍など問わず評価する。
設定上は1914年山形県で生まれ、1935年に上京、翌年全日本柔道選手権に初優勝し牛尾カネコにプロポーズをしている。新婚旅行熱海へ行った。
猪熊滋悟郎の若い時のエピソードは、『JIGORO!』として単行本化・アニメ化(都合3話)もされている(後述)。また戦時中は陸軍に召集され、東南アジアに出征しており戦地で終戦を迎えている。
猪熊 玉緒(いのくま たまお)
声 - 藤田淑子
柔の母。失踪した夫・虎滋郎の行方を追って全国を探し回り、家を長く留守することも多い。優しくて芯の強い女性であるが、かなりおっとりした部分もある。「お父さんがツチノコヒバゴンに襲われたんじゃないかと思ったこともあった」らしい。玉緒不在時の家事は柔がする。滋悟郎曰く玉緒の料理(主に和食)は絶品。
猪熊 虎滋郎(いのくま こじろう)
声 - 岡部政明
柔の父で滋悟郎の息子。やはり柔道家で1974年の全日本柔道選手権で優勝しているが、柔が5歳の時に失踪した。柔に投げ飛ばされたのが原因とされ、そのことが柔が柔道を嫌う原因となっていた。のちに本阿弥さやか・マルソー(フランス代表)などのコーチになり、柔にとっての強力なライバルを育てる。滋悟郎に似て食い意地が張っており、好みの菓子の種類も見事に同じである。クレープ屋で滋悟郎と再会した際も、同じ「チョコバナナクレープ」を注文していた。しかしその時は顔を見合わせることはなく、「久しぶりぢゃの」という滋悟郎の声だけで2人は別れる。性格は実父の滋悟郎に比べ温和であるが、本阿弥さやかに対し自分の指示に従わせ、師弟関係を成り立たせることができる(風祭進之介評)など、指導力は高い。
猪熊 カネコ(いのくま カネコ)
声 - 皆口裕子
滋悟郎の妻で柔の祖母にあたる。旧姓牛尾。既に亡くなっている。滋悟郎が「心の師」と仰ぐ牛尾馬之助の一人娘で、馬之助死後の道場を切り盛りしていたが衰退激しく、しばしば地上げ屋に狙われていた。滋悟郎は1934年に上京してきて出会い、一目惚れをして、後結婚にこぎつける。滋悟郎を一本背負いで投げ飛ばしており、滋悟郎にして「強かった」と言わしめている。若い頃は柔にそっくりだった。

日刊エヴリースポーツ[編集]

世間的には「三流紙」と位置付けられているスポーツ新聞。人手不足を理由にスポーツ欄担当記者が芸能欄の仕事も担っている。『Happy!』や『20世紀少年 / 21世紀少年』にも登場(ただし、世界観は同じなのかどうかは不明)。西海大学柔道場での柔と藤堂のエキシビジョンマッチを主催した他、猪熊柔関連の記事においては的確な読みにより独占的にスッパ抜いている。

松田 耕作(まつだ こうさく)
声 - 関俊彦
若手新聞記者。登場時24歳。「三流紙の三流記者」と表現されることが多々あるが、自分の仕事に情熱的であり、試合の感動がよく伝わる記事を書く。その為、虎滋郎や羽衣は日刊エヴリーの松田耕作署名記事のファンで、面識が無くとも「信用できるのは松田だけだ」、「松田の記事が一番うまい」などのエピソードが挿入されるなど、非常に優秀な記者である。その実力は、後述のアメリカ行きを命じられた際に、編集長の発言(後述)にも現れている。また、虎滋郎の件でショックを受け柔道をやめていた柔が再起したきっかけも、松田の記事だった。猪熊滋悟郎もそういう風に面と向かって松田をなじる事はあるが、松田の柔に関する記事をデビュー当初からスクラップして保存していたり(これが前述の再起のきっかけとなる)、柔を西海大編入させる為の企みに利用するなど認めてないわけではない。
仕事への情熱が柔との関係の進展の障害となるが、柔のためになることであれば、時に仕事を投げ打ってでも協力する。取材中に、柔が引ったくり犯を「下着丸見え」で巴投げするところを目撃し、彼女に柔道の天賦の才を感じ、興味を持つ。以後彼女の身辺を調べて接触するが、いつしか取材対象を越えた恋愛感情が生まれる。同僚のカメラウーマン加賀邦子に熱愛され、何度も柔との仲を邪魔されるが、柔への思いと努力によって危機を乗り切り、最終的には柔にとって心の支えとなる大切な存在になる。柔が国民栄誉賞を受賞したと同じくして、現地の記者のトラブルにより代替要員としてアメリカ行きを命じられ、それを機に身を引くつもりであったが、成田空港出発前の別れの土壇場で告白し、柔と結ばれる。山形県出身で、実家は民宿を経営。移動手段はバイクの描写が多いが、事故を起こして滋悟郎から治療を受けている描写も多い。
鴨田(かもだ)
声 - 茶風林
カメラマン。松田の相棒。ずんぐりした体型でパイナップルのような頭をしている。邦子の入社と同時に芸能部に転属され、松田とのコンビは解消される。その後、バルセロナ五輪選考の女子柔道最終予選を前に松田から呼ばれ、再び松田と組むようになった。バルセロナの女子柔道48kg級で邦子を捜しに行った松田の代わりに記事を書くが、編集長にヘタクソと言われた。
加賀 邦子(かが くにこ)
声 - あきやまるな
新人カメラマン。松田と組んでいた鴨田に代わり、編集長が組ませた(アニメでは最初、鴨田に加えて邦子を付ける形だったが、のちに邦子だけになる)。巨乳メガネという風貌。実家は銭湯(アニメ版では『ヘルシーランド加賀』というスーパー銭湯)を営んでおり、おねだりするだけで海外への旅費をもらえるなど、羽振りが良い。叱られたことをきっかけに松田のことを意識し始め、「こぉさくぅ」と呼ぶようになる。松田との関係は邦子の完全なる片想いであったが、熱烈なアタックを繰り返し、周りの人間に対しては「結婚まで秒読み」などと吹聴していた。その様を度々見た柔は彼女と松田が付き合っていると思い込んでいた。時にさやかと意気投合することもあり、風祭と結託し、自分と松田、風祭と柔をくっつけようと工作したこともあった。バルセロナ滞在中に人身売買目的で誘拐されるが、松田らに救出される。その際に松田から柔への想いを伝えられ、涙を流しつつも潔く諦め柔の背中を押す。
編集長
声 - 岸野一彦
松田をよく怒鳴りつけているが、スポーツ記者としての資質は認めている。柔の国民栄誉賞受賞が決まった後、松田にアメリカ行きを命じる。局長から「あの若造がいなくなって肩の荷が降りたろう」と言われた際には、「いや、痛手です。奴は磨けば光る」と発言した。

本阿弥家関係者[編集]

本阿弥 さやか(ほんあみ さやか)
声 - 鷹森淑乃
本阿弥財閥の令嬢で、並外れた運動能力と負けん気の強さを武器に、テニス乗馬水泳など数多くのスポーツで頂点に立っていたが、心が満たされることはなかった。たまたま柔と滋悟郎に出会ったことがきっかけで柔道の道へ進むことになり、以後は柔の国内でのライバルとなる。階級は柔と同じ48kg以下級だが、柔より背が高い。ワンレンの髪型の美女で、一度着た服は二度と着ない、高慢なキャラでお嬢様っぷりを見せつける。派手好きで目立ちたがり屋なため、内股などの派手な投げ技を好む。ただし、勝負では姑息な手を使うことはなく、強くなるためならどんな修行でも厭わない。伊東と引き分けたり、ソウルオリンピック48kg以下級決勝で韓国のキム・ヨンスクに敗れる。その後、柔の父である虎滋郎をコーチに迎え修行を重ねる。1991年には柔が休業中にバルセロナ世界選手権で金メダルなど世界一に輝く。1992年にバルセロナオリンピック出場を賭けた柔との代表戦では派手な立ち技主体の戦法をかなぐり捨てて、地味だが蟻地獄のような寝技主体の型へと変わる。前歯が差し歯であることをずっと秘密にしてきたが、柔と出会った当初にアクシデントから知られてしまい、それ以来敵視し始める。以後、試合中などに何度か差し歯が取れるシーンがある。聖身女学館高校からそのまま同大学に進むが、武者修行のせいで留年した。婚約者となった風祭進之介と結婚。以後は「サーヤ」「進ちゃん」と呼び合う。
本阿弥 錦之助
声 - 鈴木泰明
さやかの父で、本阿弥グループ総帥。政財界に様々な人脈を持つ。タマランチとは愛称で呼び合う間柄。一人娘のさやかを溺愛している。
徳永
声 - 島田彰
さやか付きの執事運転手。腰の低い老人。さやかのことを第一に行動し、柔に気がある風祭を密かに監視していることもある。
風祭 進之介(かざまつり しんのすけ)
声 - 神谷明
本阿弥の柔道コーチ。登場時は大学生。実家は酒造会社を経営し、裕福な家庭で育つ。イギリス留学の経験もあるため、語学も堪能。都心のマンションに暮らし、BMWを愛車としている。柔道の実力は国内屈指といわれるが、極度のあがり性のため、実績では一勝もあげていない。一方、女性に対しては積極的で、プレイボーイ。柔との出会いはバス車内で松田にその素性を詰め寄られていた柔を救ったことに始まり、のちには柔の家庭教師を務めたりもした。その後さやかが風祭に恋したことがきっかけで、卒業後は「本阿弥トラベル」に入社、まもなく社長になると同時にさやかの婚約者となる。本当は柔のことが好きだったが、さやかとの結婚で得られる地位と名誉の魅力も諦め切れず、結局優柔不断ぶりが災い(一応バルセロナで告白はしているが、恋破れた)しさやかと結婚することになる。頭の中(思考時)では自分のことを「しんちゃん」と呼ぶ。
蒲田
さやかのボディーガード。柔道4段。

伊東・花園家[編集]

伊東 富士子(いとう ふじこ) → 花園 富士子(はなぞの ふじこ)
声 - 川島千代子
柔の同級生で静岡県出身。3歳の頃からバレエをやっており世界一を目指していたが、身長が伸びすぎ(175cm。アニメ版では180㎝)、トゥシューズが入らなくなったことなどを理由に断念。その後、三葉女子短大に進学し、青春をやり直す決意をする。短大のゴルフサークル(アニメ版ではアイドル研究会)の受付で柔と知り合う。バレエと柔道とジャンルは異なるが、自分が目指した世界一の夢を柔なら叶えられると期待する。しかし柔が柔道をやめたがっていることを知り、友人として柔を励まし、自らも柔道を始める。階級は61kg以下級。使える技は大内刈りと内股だけだが、バレエで鍛えた柔軟性と長身、独特のリズムで繰り出すキレのある技が武器で、初対戦のさやかを相手に引き分けに持ち込むなど、滋悟郎も認めるほど高い才能を開花させた。緊張しやすいことが弱点。白帯で世界選手権選考大会決勝まで上り詰め、苦戦するも福岡国際女子柔道優勝経験などがある大林貴代相手に判定まで持ち込み判定負けとなるも、その実力を認められてユーゴスラビアの世界選手権では強化選手に選ばれ日本選手団と共に現地へ。そして急遽無差別級に出場しマルチネスに逆転一本勝ちを収め、準決勝でソ連のテレシコワに最後は逆転負けを喫したものの、技ありを奪うなど追い詰めた。短大卒業後は西海大に編入。全日本女子柔道選手権大会準優勝や福岡国際女子柔道優勝と戦績を重ねる。1991年に花園薫とできちゃった結婚したことで引退し、長女・富薫子を産む。出産後、再び柔道をやめようとした柔を復帰させるため、現役に復帰。バルセロナオリンピックで初戦で僅差でアダムスに敗北するも、敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを獲得する。滋悟郎には「のっぽのねえちゃん」と呼ばれている。実家は静岡。一人暮らしをしているアパートでは、コーヒー、紅茶、こぶ茶などを揃えて来客をもてなしていた。
花園 薫(はなぞの かおる)
声 - 菅原正志
武蔵山高校の柔道部主将で、弱小柔道部を一人で支えていた。階級は95kg超級。モアイ像のような風貌で、両親と6人の弟妹も同じ顔をしている。「自分はあまりにふがいなく…」が口癖である。
柔に初恋をするが、想いを告げることはできなかった。卒業後は蛯天堂体育大学に進学、柔道部に入部。柔を通して富士子と出会い、三葉女子短大柔道部の練習を手伝ううちに意気投合し、付き合うようになる。富士子の活躍に触発され猛練習に励むが、彼女に追いつきたいという焦りもあり力任せな柔道をするため、なかなか良い結果が出せなかった。しかし、柔や滋悟郎の指導を受けた後は、大学柔道の大会で勝ち続け、学生チャンピオンである西海大学の稲垣と互角に戦えるほど強くなった(時間切れで敗れた)。彼女持ちなのを他の部員にやっかまれ疎まれていた時期もあったが、風呂場でみんなが驚くほどのイチモツを示し、評価を一変させた。その後に富士子の妊娠が判明、結婚をする(仏滅の13日の金曜日の大殺界に挙式)。結婚後は柔道をやめ、引越し会社で働きながら大学で勉強を続けて教員免許取得を目指した。
花園 富薫子(はなぞの ふくこ)
声 - こおろぎさとみ
花園薫と富士子の間に産まれた女児。1991年10月10日生まれ。目と眉毛が富士子、その他のパーツが薫にそっくり。富士子が試合中に気弱になると大声で泣き出し、気合を入れさせる。通称「フクちゃん」。
富士子の父、母
声 - 坂東尚樹/ 巴菁子
富士子の両親。静岡で「伊東園」という茶屋を営んでいる。夫婦で家業をずっとこなしてきたため、バルセロナへの遠征が初めての海外旅行であった。2人とも長身。夫婦仲は良さそうだが、恐妻家を思わせるシーンも多い。登場当初は富士子が柔道に励むのを止めさせようと必死になっていた。

柔道選手[編集]

藤堂 由貴(とうどう ゆき)
声 - 峰あつ子
黒百合女子大の72kg超級選手。日本選手権の覇者。柔のデビュー戦(エキシビジョン)の対戦相手。巨体ながらさやかや富士子との対戦でも負けるなど、主要登場人物の引き立て役になることが多い。しかし、日本代表選手として五輪や世界選手権にも出場し、ソウルオリンピックでは銀メダルを獲得しているなど、実力は決して低くない。富士子に「トドさん」、滋悟郎からは「トドのねえちゃん」と呼ばれている。アニメ版では滋悟郎と負けず劣らずの食いっぷりを見せていた。
ジョディ・ロックウェル
声 - 一城みゆ希
カナダの女子柔道72kg超級選手、柔の親友。怪力だが心優しい女性。世界選手権72kg超級の覇者。柔の記事を新聞で見て単身来日。猪熊家にしばらく居候して日本語を学ぶが常に「〜だわさ」というなどやや崩れた日本語。柔と猪熊家の道場で手合わせをした際に、腕を傷めたことから決着がつかず、いつか大きな国際大会で対戦することを約束して帰国した。その後この約束は、柔道を辞めようとする柔の気持ちを何度も引き止めることとなる。柔と出会う前は体格と身体能力の高さだけで戦っていたが、以後はテクニックも兼ね備えた最強のライバルとして成長する。1987年の世界選手権無差別級では決勝戦でテレシコワに敗れ、1988年のソウルオリンピック無差別級でも準決勝でテレシコワに敗れた。のちに重量挙げ選手のルネ・シマールと結婚する。その後何度も対戦のチャンスがあったが実現せず、原作中クライマックスとなるバルセロナオリンピックの無差別級決勝で5年ぶりに最強のライバルとして再戦を果たす。辛子明太子が大好物で、本人は『カラスメンコダイコ』と覚えている。滋悟郎からは「ジョデー」と呼ばれている。
アンナ・テレシコワ
声 - 水谷優子
ソ連の女子柔道72kg超級選手。貧しい農家の出身で、6歳で才能を見出されて社会主義国の英才教育を受けるようになる。角刈りのヘアスタイルで(そのため滋悟郎には「角刈りねえちゃん」と呼ばれる。のちに「テレナントカ」とも)、勝つためなら非情な手段も厭わない、冷徹なキャラクター。ジョディと同様、柔の存在を知り、試合をしたいと考えるようになり、柔と会話するために日本語も習得。得意技は裏投げ。1987年の世界選手権無差別級で優勝。柔とはソウルオリンピック無差別級決勝で初対戦するが、ジョディに怪我を負わせたとして柔の怒りを買い一本背負いで敗北。その後、再戦に執念を燃やし、ソ連崩壊など現実社会の影響を受けながらも、生活に困らない日本でのコーチの話を断って鍛え続けた。バルセロナオリンピック無差別級準決勝で柔と対決、一進一退の攻防の末敗退するも、滋悟郎に「天晴な試合」と評価され、三位決定戦でも完勝。最後の五輪と決めていたバルセロナで、中古車の密売業者となった元コーチと再会する。
ベルッケンス
声 - 佐々木るん
ベルギーの女子柔道72kg以下級選手。世界選手権5連覇など、柔が世界の表舞台に立つまで、女子柔道界の女王として君臨してきた。トップモデルとして活躍する美貌の持ち主でもある。絶好調であったソウルオリンピックで柔と対戦したが、立ち会っただけで柔の実力を感じ、全くペースをつかめないまま完敗を喫する。その後は柔の時代の到来を感じて引退。モデル業に専念すると宣言した。
キム・ヨンスク
声 - 林玉緒
韓国の女子柔道48kg以下級選手。韓国の秘密兵器と呼ばれている。柔道に韓国相撲を取り入れている。さやかが世界一周武者修行中に戦った最後の相手として大苦戦をし、判定でも五分五分で遺恨を残す。1988年のソウルオリンピック48kg以下級の決勝でさやかに勝利して金メダルを獲得した。
フルシチョワ
声 - 滝沢ロコ
テレシコワと同じソ連の代表で女子48kg以下級。「小型テレシコワ」と称されるように、裏投げなどの豪快な技を得意とする。ユーゴスラビアでの世界選手権にて、決勝戦で柔と対戦して敗れる。その後は柔との再戦を望んでいたが、バルセロナの世界選手権決勝でさやかに完敗。テレシコワ同様、日本企業でのコーチの話を断って鍛錬を積む。バルセロナオリンピックでも初戦でマルソーに敗れるも、敗者復活戦を勝ち上がり銅メダルを獲得した。滋悟郎からは「フルチン」と呼ばれている。
クリスティン・アダムス
声 - さとうあい
カナダの女子61kg以下級の柔道選手で、ソウルでは選考会前に負傷して出場できなかった有望株。ジョディの結婚式でのエキシビジョンで柔と対戦して敗れて以降、柔を目標として成長していくが、作中で再戦することはなかった。ユーゴスラビア世界選手権女子61kg以下級で優勝し、無差別級では決勝でテレシコワに敗れて準優勝。バルセロナオリンピックは女子61kg以下級カナダ代表で出場し、1回戦で花園富士子と対戦した。僅なところで勝利したが、好勝負に相手の強さを認める(「絶対勝つわ。1回戦で戦った富士子のためにも」と発言していることからも解る)。以降も勝ち進んで富士子を敗者復活戦へ導き、決勝でも圧勝。松田をして「1回戦が事実上の決勝戦だった」と言わしめた。
マルチネス
声 - 水原リン
キューバの女子72kg超級選手。ユーゴスラビア世界選手権が初めての国際大会出場となる。他の多くの選手と同じく、打倒柔を目指している。無差別級で富士子と戦いポイントで圧倒的優勢になるも逆転負け。超級でジョディと2回戦うも敗れる。バルセロナオリンピック無差別級で柔と戦うも敗れる。滋悟郎には「招き猫」と呼ばれる。
マルソー
声 - 荒木香恵
柔道王国フランスのバルセロナオリンピック女子48kg以下級代表。柔と同程度の小柄な選手。さやかのフランス道場破りツアーではさやかの稽古相手を務めていた。成績もヨーロッパ選手権5位と無名だったが、虎滋郎に柔のライバルとして見出され、急成長を遂げる。プレッシャーと無縁の楽しむ気持ちと柔張りの一本背負いを備え、ロシアのフルシチョワを破るなど破竹の勢いで決勝進出。決勝戦では開始早々一本背負いを繰り出し柔から技ありを取るが、柔の一本背負い封じで自分の柔道の型を忘れてしまい、柔の一本背負いを喰らい敗北。勝利したり、技が決まると両手でガッツポーズをする。滋悟郎には「マルちゃん」と呼ばれる。

柔道関係者[編集]

祐天寺 豪造(ゆうてんじ ごうぞう)
声 - 仲木隆司
西海大学柔道部監督。バルセロナオリンピックの柔道チーム監督も務める。体格、特に顔はたびたびコミックの1コマ全体を占めるほど大きいが、気は小さい。柔の実力を見て、西海大への進学を勧めるが拒否されてしまう。滋悟郎が度々西海大へと柔を編入させようと(果ては後述の鶴亀トラベル入社後も)したことから、名門大学ということをさておいても指導者としての手腕は確かなもので、滋悟郎にも気に入られている。
ポルナレフ
声 - 上田敏也
フランス・セーヌ大学柔道部監督。風祭とは旧知の関係。滋悟郎に心酔し、「○○ですヂャ」と彼の口癖を真似ている。風祭を「カバ祭」と言い続けるなど、いささか微妙な日本語と陽気さが特徴的。名前とされている。
タマランチ
声 - 矢田稔
国際オリンピック委員会会長。本阿弥錦之助とはロス五輪以来の付き合いで愛称で呼び合う間柄。柔の試合に感動し、無差別級の開催を決定する。柔の試合を見て滋悟郎の言う「柔よく剛を制す」の本質に目覚め、以後滋悟郎を先生と呼ぶようになる。ソウルオリンピックの際には滋悟郎を穴場の焼肉店に連れて行くなどし、親睦を深めていた。愛称は「タマちゃん」。
石倉
声 - 稲葉実
筑紫大柔道部監督。大学女子柔道団体対抗戦である紫陽花杯では三葉女子短大の柔に五人抜きされて敗北。その後、指導者として打倒柔を目標とし、筑紫大選手が柔と対戦するも全て敗北した。
犀藤(さいとう)
声 - 西尾徳
解説者として登場。柔の練習を見て、その才能にショックを受ける。大の柔ファンで、彼女の話題になると顔が赤くなる。滋悟郎の本で柔道に目覚め、先生と呼びとても尊敬している。
山下泰裕
声 - 藤本譲
解説者として実名で登場。また、虎滋郎とかつて対戦した経験があるという設定になっている。実写映画版では本人が出演している。

武蔵山高校[編集]

かおり / 和美 / 清水
声 - 松岡洋子 / 光野栄里(現・原えりこ) / 冬馬由美
柔の高校時代の友人。かおりは太めの体型、和美はメガネをかけ、清水は細い体型である。高校卒業後は全く登場しない。
河野 / 安井 / 畑山 / 富岡
声 - 金丸淳一 / 菅原淳一 / 桜井敏治 / 巻島直樹
柔道部員たち。須藤が入部するまで、この4人に花園を加えた5人でようやく団体戦が組めるほどの状態であった。部員でなかった須藤にすらあっさり負けてしまうほど弱く(のちにリベンジし、須藤が入部)、高校卒業後はいずれも柔道を辞めている。バルセロナオリンピックの柔の試合は、4人で集まり一緒にテレビ観戦していた。
須藤
声 - 塩屋翼
柔の2年後輩。いわゆる不良で腕っ節に自信があり、女好きでスケベ。柔に言い寄るが、2年の柔道部員との柔道対決で完敗してからは心を入れ替えて部員となり、柔との約束を守ってケンカもやめる。一番の問題児で、他の部員とも心を通わすことは無かったが、同時期に入部した100名の部員の中で猪熊の特訓に唯一残った人物。作品終盤に寿司屋の板前見習いとして登場する。自分が握った寿司がなかなか褒めてもらえず、先輩職人にも暴言を吐かれ、嫌気が差して辞めてやろうとした瞬間、金メダル直前の柔をテレビで目撃し、高校時代を思い出して涙を流しながら寿司を握る。
錦森 広之
声 - 三ツ矢雄二
女子生徒からの人気を一身に集める、当校のアイドル的存在。ジョニーズ事務所からスカウトされ、卒業後にアイドルデビューすることがすでに決まっている。柔も彼のファンであり、電話や手紙で思いを伝えようとするが勇気を出せずじまいだった。滋悟郎の策略で不良に襲われた際に柔に助けられるが、その強さを目の当たりにして柔を避けるようになった。卒業後はアイドルとして一時代を築いたようだが、バルセロナオリンピックの頃はようやく時代劇の端役を得るまでに落ちぶれる。仕事への意欲を失いかけていたが、柔とジョディの死闘を見て情熱を取り戻し、与えられた役を演じきる。

三葉女子短大[編集]

おしゃれな校風の女子短期大学。学科は家政科がある。推薦入試はなく一般入試のみ。そのためか大会などに出場するような部活動などは存在せずちょっとしたサークルしかない。柔の祖父滋悟郎にはミーハー女子大と呼ばれている。当初は柔道部が無かったが、伊東富士子によって創設された。ちなみに同短期大学は、『MASTERキートン』の主人公の娘・平賀百合子の友人が推薦で合格した学校と同名であるが、本作と世界観を同一にしているのかどうかは不明である。

南田 陽子(みなみだ ようこ)
声 - 鈴木みえ
柔道部員。通称ナンダ。付き合った男性の数は20人を超えるが、男運が無く、よくフラれる。フラれてやけっぱちになっていたところを富士子に柔道の達人と勘違いされ、柔道部に入部する。振られ続けるコンプレックスからか練習にも熱心で、素人4人組では一番の実力者になる。卒業後は警察官になり天職にもなれた感があった。テレビアニメ版では柔と出会う前にも、風祭に振られた女として第6話でワンショットだけ登場している。試合開始直後の出足払いによる奇襲が得意で、それで筑紫大の強豪を破っている。技を仕掛ける時に「○○(男の名前)のバカヤロー!」とフラれた相手の名前を叫ぶ癖がある。
日陰 今日子(ひかげ きょうこ)
声 - 冬馬由美
柔道部員。通称キョンキョン。体重36kgという華奢な体格。体が弱く、声も小さく存在感が薄い。体を丈夫にするために柔道部に入部する。柔のアドバイスで、相手もほぼ素人とはいえ聖身女学館の選手を破るまでになった。部活の結果、血色がかなり良くなり声も大きくなった。卒業後は保育士になる。
四品川 小百合(よしながわ さゆり)
声 - 東美江
柔道部員。大柄な女性で、ダイエットのために柔道部に入部する。しかしダイエット効果は確認できないままだった。その体重を活かした絞め技で強豪セーヌ大学の選手から一勝をあげている。実家はとんかつ屋。卒業後は大手デパートの店員となる。
小田 真理(おだ まり)
声 - 斉藤庄子
柔道部員。通称マリリン。邦子以上にグラマーな体をしている。痴漢によく遭うため、護身のために柔道部に入部する。自己愛が強く、場の空気が読めず(読もうとしない)トンチンカンな発言を繰り返す。卒業後は女優を目指していたが、成り行きで人気AV女優となってしまった。高級マンションで一人暮らしをするほど稼いでいる。本編では、試合で唯一、一勝もしていない。団体戦でもレギュラーを今日子に奪われている。

鶴亀トラベル[編集]

設立30年近い旅行代理店。「まごころの鶴亀」がキャッチフレーズ。かつては旅行業界で本阿弥トラベルに次ぐ万年2位といわれていたが、ここ数年はスペリオール旅行社の台頭で3位と4位をいったりきたりしている中堅旅行社。しかし、テレビCMを盛んに打ったり、『温泉パック』という人気商品を持っていたりしており、そこそこの規模はある。当初は柔道部を持っていなかったが、柔が入社したことがきっかけで柔道部が設立された。

大田黒
声 - 亀井三郎
社長。柔が就職活動をした際、緊急役員会議を開き、柔獲得に動く。柔獲得に動き出した他の会社が柔道部がある中、鶴亀トラベルだけ柔道部がなかったため、柔道から離れたかった柔の希望に沿っており、柔が入社となった(後に柔道部が設立される)。業界トップの本阿弥トラベルに業績で押されていたため、柔がさやかを倒すシーンを楽しみにしている。部下に対しては強気だが、気は小さい。自宅はそれなりの邸宅。
羽衣
声 - 西川幾雄
柔の上司。スポーツ好きで、松田の記事のファン。特に柔道に関しては花園夫妻に早くから着目していたなど確かな目を持つ。「社内一仕事をしない男」と言われ、無口で存在感が薄くうだつが上がらない(いわゆる窓際族)。この男なら柔の柔道の妨げにならないだろう、という理由で教育係に選ばれた。全日本選手権当日には柔と共に北海道へ接待ゴルフに出ていたが、柔を試合に出場させるため、独断で柔を東京へ送り返す。その後、クビを覚悟で開き直った言動に出たのが功を奏し、大手企業2社(加藤忠商事とトヨ産自動車)を顧客として本阿弥トラベルから奪取した手柄(大田黒曰く、400億円の契約の手柄。本阿弥トラベルの社長となっていた風祭もこれには非常にうろたえていた)を認められ、課長代理に昇進する。柔道に詳しいので、柔道部の設立に携わる。バルセロナオリンピック時は観戦団添乗員兼猪熊柔応援団長となる。団地暮らしで、家族に関係が冷え切っている妻と中学校受験を控えた息子・勝男(声 - 山田恭子)がいる。

その他の登場人物[編集]

実況アナウンサー / ニュースキャスター
声 - 大塚芳忠
アニメにおいてはその都度顔は違うが、声優はいつも同じだった。
ユーゴスラビアのタクシー運転手
声 - 松尾銀三
ユーゴスラビアでの世界選手権の際、父の病気のために遅れて入国した松田が乗ったタクシーの運転手。松田からは「ユーゴのおじさん」と呼ばれている。はじめは陽気に歌いのんびり運転していたが、柔のファンであり、松田が取材に向かっていることを知ると猛スピードで会場へ走らせた。のちにユーゴスラビア紛争で国を追われる様にバルセロナへ移住、そこでもタクシーの運転手をしており、偶然松田と再会、そこで再び松田の危機を救うことになる。

このほか、端役で高山みなみ横山智佐矢島晶子らも声の出演をしている。

刊行情報[編集]

アニメ版[編集]

TVシリーズ[編集]

YAWARA! a fashionable judo girl!』(1989年10月16日 - 1992年9月21日、全124話)

日本テレビ系列で、毎週月曜日の19時30分 - 20時00分に放映された。製作は読売テレビキティ・フィルムが、アニメーション制作はマッドハウスが担当した。平均視聴率は14.7%。

主題歌の部分ではOP・EDともに、柔が色々なファッションに身を包んで登場していることがほとんどだが(原作の表紙や扉絵からの流用が多い)、これは監督のときたひろこが「普段は柔道着ばかり着て女の子らしい服装をする機会が少ないから、せめてOP・EDの中だけでも色々な服を着せてあげたかった」という意向を持っていたため。なお、本編はモノラル放送だったが、本放送時のみ主題歌の部分だけはステレオ放送になっていた。

製作は途中で多賀英典から伊地智啓に変わっているが、これは多賀が不祥事を起こして経営から引退したことによる。同時期にキティ・フィルム製作だった『らんま1/2熱闘編』でも同様に製作が替わっている。

全124話中メインの話は計119話で、他に総集編2話(第54・55話)と滋悟郎の昔話(第19・37・90話。原作は『JIGORO!』として他の短編を含めて単行本化)をまとめた3話がある。原作をベースとしてはいるが、オリジナルの話も時折見られたほか、一部オリジナルのキャラクターを置いたこともあった。また、ソウルオリンピックはソウルでのワールドカップに変更されている。

その日のストーリーが終わったら、「バルセロナオリンピックまであと○○日」と字が書かれるシーンで締めくくられた(バルセロナ開催中は「開催中」と書かれ、オリンピック終了後は滋悟郎の格言が書かれた)。

TVシリーズでは、バルセロナオリンピック選考の女子柔道最終予選までであり、オリンピックで戦うシーンは放送されなかった。これは、テレビ放送終了時にはバルセロナオリンピックそのものが終了しており、そのうえ原作でもまだそのシーンまで描かれていなかったため(原作でバルセロナオリンピックの無差別級決勝が描かれたのは『ビッグコミックスピリッツ1993年34号=7月26日発売であった)、やむを得ない部分はあった。そこで、1996年のアトランタオリンピックの際に後述の『YAWARA! Special ずっと君のことが…。』が金曜ロードショー枠で放送されて、完結したことになった。

CS局のフジテレビONE(旧フジテレビ739)・フジテレビNEXTで再放送されている(フジテレビ739での放送前には日テレプラス&サイエンス(現・日テレプラス)、キッズステーション衛星劇場でも放送されていた)。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ
「ミラクル・ガール」(第1 - 43話)
作詞 - 亜伊林 / 作曲 - 藤井宏一 / 編曲 - 根岸貴幸 / 歌 - 永井真理子
雨にキッスの花束を」(第44 - 81話)
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲 - KAN / 編曲 - 佐藤準 / 歌 - 今井美樹
※アルバムretourの収録曲でシングルとしては発売されていない。また、放送では2番の歌詞の前半と1番の歌詞の後半を組み合わせて使用している(本編内容とのマッチングを考慮してと見られる)。TBS系『クイズダービー』第761回(1990年10月20日放送分)の歌詞問題で使われた。
負けるな女の子!」(第82 - 102話)
作詞・作曲・歌 - 原由子 / 編曲 - 小林武史
「YOU AND I」(第103 - 124話)
作詞・作曲 - 陣内大蔵 / 編曲 - 根岸貴幸 / 歌 - 永井真理子
エンディングテーマ
「スタンド・バイ・ミー」(第1 - 43話)
作詞 - 松本隆 / 作曲 - 矢萩渉 / 編曲 - 萩田光雄 / 歌 - 姫乃樹リカ
笑顔を探して」(第44 - 81話)
作詞・作曲・歌 - 辛島美登里 / 編曲 - 若草恵
「少女時代」(第82 - 102話)
作詞・作曲・歌 - 原由子 / 編曲 - 小林武史、桑田佳祐
原由子が1988年に斉藤由貴に提供した曲のセルフカバー。放送では、1番の歌詞の前半〜2番の歌詞の後半〜コーダという曲構成になっている。
「いつもそこに君がいた」(第103 - 124話)
作詞・作曲 - LOU / 編曲 - 松浦晃久、LAZY LOU's BOOGIE / 歌 - LAZY LOU's BOOGIE

各話リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
1 1989年
10月16日
めざせバルセロナ!国民栄誉賞をとる少女ぢゃ!! 井上敏樹 ときたひろこ 桜井邦彦
2 10月23日 みつけた!柔のライバルは究極のお嬢さまぢゃ!! 山田勝久 浜崎博嗣
3 10月30日 風祭登場!恋にうつつをぬかすとは何事ぢゃ!! さかいあきお
4 11月6日 柔を試合に出す作戦!これがわしのやり方ぢゃ!! 菅良幸 坂田純一 百瀬義行
5 11月13日 いざ実戦!柔の道は一日にしてならずぢゃ!! 岡村豊 滑川悟 君塚勝教
6 11月20日 ついに激写!嵐を呼ぶ大スクープぢゃ!! 坂田純一
7 11月27日 ホッホッホッ!日本をゆるがす柔ブームぢゃ!! 井上敏樹 森川滋 浦畑達彦 高坂希太郎
8 12月4日 もう柔道なんて‥‥あたし試合に出ます!! さかいあきお
9 12月11日 柔のデビュー戦!アッという間に一本ぢゃ!! 菅良幸 坂田純一 滑川悟 君塚勝教
10 12月18日 お母さんと一本背負い!90年代は柔の時代ぢゃ! 井上敏樹 坂田純一 桜井邦彦
11 1990年
1月8日
柔人気で高校大パニック! 高橋義昌 森川滋 滑川悟 君塚勝教
12 1月15日 柔コーチの課外授業! 菅良幸 藤原洋英 栗原玲子
13 1月22日 柔の心は葉山にゆれた! 井上敏樹 高坂希太郎 浦畑達彦 高坂希太郎
14 1月29日 柔のデートは監視がいっぱい! 菅良幸 千明孝一 君塚勝教
15 2月5日 柔に恋の挑戦状! 井上敏樹 ときたひろこ 桜井邦彦
16 2月12日 柔の武道館デビュー! さかいあきお 佐藤雄三
17 2月19日 柔の愛のメッセージ 高橋義昌 森一浩 君塚勝教
18 2月26日 決戦!柔vsさやか 菅良幸 藤原洋英 栗原玲子
19 3月5日 滋悟郎その愛青春怒涛編 井上敏樹 平田敏夫 野田卓雄
20 3月12日 柔にビッグなお客様 菅良幸 永丘昭典 浦田保則 佐藤雄三
21 3月19日 柔と青い目の居候 井上敏樹 しばきひろた 森一浩 君塚勝教
22 4月16日 レッツ ファイト ヤワラ! 菅良幸 さかいあきお 兼森義則
23 4月23日 シーユー アゲイン 柔 ときたひろこ 桜井邦彦
24 4月30日 柔の家庭教師は恋の達人 井上敏樹 高坂希太郎
25 5月7日 恋と受験と柔の気持ち 高橋義昌 坂田純一 森一浩 君塚勝教
26 5月14日 柔に衝撃の招待状! 藤原洋英 佐藤雄三
27 5月21日 柔と恋の四角関係 井上敏樹 ときたひろこ 大久保富彦
28 5月28日 我が青春のマドンナ柔 菅良幸 坂田純一 桜井邦彦
29 6月4日 もうひとつの片思い 井上敏樹 しばきひろた 浦田保則 君塚勝教
30 6月11日 一人ぼっちの一本背負い 菅良幸 さかいあきお
31 6月18日 受験日のプレゼント 高橋義昌 片山一良 佐藤雄三
32 6月25日 合格発表は荒れ模様 井上敏樹 藤原洋英 北尾勝
33 7月2日 めざせ全日本選手権! 菅良幸 坂田純一 君塚勝教
34 7月9日 ライバルたちの競演 しばきひろた 浦畑達彦 大久保富彦
35 7月16日 お嬢サマの執念 井上敏樹 森川滋 桜井邦彦
36 7月23日 嗚呼花園!涙の卒業式 高坂希太郎
37 7月30日 滋悟郎その愛純愛飛翔編 井上敏樹 平田敏夫 逢坂浩司
38 8月6日 心ウキウキ女子大生活 菅良幸 森脇真琴 君塚勝教
39 8月13日 ブルーナイトヨコハマ 坂田純一 佐藤雄三
40 8月20日 富士子さんの秘密! 高橋義昌 浅香守生 北尾勝
41 8月27日 一日だけのアルバイト 川崎裕之 福富博 君塚勝教
42 9月3日 ディスコで一本背負い! 井上敏樹 藤原洋英 大久保富彦
43 9月17日 無差別級こそ柔の道ぢゃ! 森川滋 浦畑達彦 桜井邦彦
44 10月15日 代表選手今夜発表! ときたひろこ 兼森義則
45 10月22日 ワールドカップが終わったら… 菅良幸 しばきひろた 元永慶太郎 君塚勝教
46 10月29日 開幕!ワールドカップ 川崎裕之 坂田純一 高坂希太郎
47 11月5日 危うし!日本女子柔道!! 菅良幸 奥脇雅晴 神田直人 逢坂浩司
48 11月19日 無差別級の強豪たち 井上敏樹 浅香守生 北尾勝
49 11月26日 柔VS女王ベルッケンス 片山一良 浦畑達彦 桜井邦彦
50 12月3日 柔と戦うために… 菅良幸 藤原洋英 君塚勝教
51 12月10日 虎滋郎からの手紙 井上敏樹 坂田純一 佐藤雄三
52 12月17日 死闘!テレシコワ戦!! 浅香守生 大久保富彦
53 1991年
1月7日
松田の独占インタビュー 島崎大基 神田直人 北尾勝
54 1月14日 総集編1 すべてはあの一瞬からはじまった!! ときたひろこ 桜井邦彦
55 1月21日 総集編2 来た見た勝った!世界一の柔道ガール!!
56 1月28日 私、柔道やめます! 坂田純一 君塚勝教
57 2月4日 富士子さんの決意 菅良幸 千明孝一 逢坂浩司
58 2月11日 カナダからの手紙 川崎裕之 岡村豊 佐藤雄三
59 2月18日 最後の一本背負い!? 藤原洋英 北尾勝
60 2月25日 日本一弱い柔道部 菅良幸 浅香守生 君塚勝教
61 3月4日 究極の特訓メニューぢゃ! 川崎裕之 高坂希太郎
62 3月11日 あぶないデビュー戦! 菅良幸 島崎大基 浦畑達彦 桜井邦彦
63 3月18日 秘技!白鳥の湖!! 川崎裕之 坂田純一 佐藤雄三
64 4月15日 私、出てみようかな 井上敏樹 高遠和茂 元永慶太郎 君塚勝教
65 4月22日 富士子と恋と柔道と 菅良幸 大久保富彦 浅香守生 大久保富彦
66 4月29日 みんな柔を倒したい! 神田直人 逢坂浩司
67 5月6日 立ちはだかる大きな壁 川崎裕之 藤原洋英 北尾勝
68 5月13日 白鳥VS重戦車 浅香守生 君塚勝教
69 5月27日 がんばってキョンキョン! 森脇真琴 桜井邦彦
70 6月3日 邪魔者は消えなさい! 菅良幸 坂田純一 高坂希太郎
71 6月10日 電光石火の一本背負い 井上敏樹 高遠和茂 浦畑達彦 佐藤雄三
72 6月17日 なるか!驚異の5人抜き 岡村豊 君塚勝教
73 6月24日 猪熊虎滋郎動く! 菅良幸 神田直人 大久保富彦
74 7月1日 柔の就職戦線異状あり! 井上敏樹 藤原洋英 北尾勝
75 7月8日 恋の体重別選手権 ときたひろこ 逢坂浩司
76 7月15日 あったまきちゃった!! 菅良幸 福富博 君塚勝教
77 7月22日 新必殺技!くるみ割り人形!! 川崎裕之 坂田純一 桜井邦彦
78 7月29日 笑顔の一本背負い! 浅香守生 佐藤雄三
79 8月5日 がんばれ富士子!一等賞は目の前だ!! 井上敏樹 岡村豊 高坂希太郎
80 8月12日 世界選手権代表決定! 菅良幸 神田直人 君塚勝教
81 9月9日 富士子の強化合宿初体験! 川崎裕之 森脇真琴 北尾勝
82 10月14日 開幕!ユーゴスラビア世界選手権 菅良幸 藤原洋英 佐藤雄三
83 10月21日 世界の強豪目白押し! 井上敏樹 大久保富彦 浅香守生 大久保富彦
84 10月28日 初めてのプレッシャー 坂田純一 君塚勝教
85 11月4日 世界にはばたく白鳥の湖 菅良幸 奥脇雅晴 神田直人 桜井邦彦
86 11月11日 絶好調と絶不調! 浅香守生 北尾勝
87 11月18日 爆走!パッパラーおじさん 川崎ヒロユキ 岡村豊 佐藤雄三
88 11月25日 大激突!白鳥の湖VS裏投げ!! 井上敏樹 藤原洋英 君塚勝教
89 12月2日 不敗神話! 川崎裕之 高坂希太郎 高坂希太郎
藤田しげる
90 12月9日 滋悟郎その愛 ―感涙友情編― 菅良幸 ときたひろこ 阿部司
91 12月16日 今度は卒業記念試合ぢゃ! 川崎裕之 坂田純一 大久保富彦
92 1992年
1月6日
発覚!究極の陰謀 井上敏樹 神田直人 君塚勝教
93 1月13日 キョンキョン命がけ! 浅香守生 佐藤雄三
94 1月20日 太っててよかった! 川崎裕之 奥脇雅晴 浅香守生 北尾勝
95 1月27日 一本とって勝てィ! 井上敏樹 滑川悟 高坂希太郎
96 2月3日 帰ってきたお嬢サマ 川崎裕之 福富博 浅香守生 佐藤雄三
97 2月10日 卒業式が終わったら… 菅良幸 藤原洋英 大久保富彦
98 2月17日 ファーストキス! 井上敏樹 山田勝久 君塚勝教
99 2月24日 新入社員の初仕事 菅良幸 森脇真琴 北尾勝
100 3月2日 北海道と武道館 川崎裕之 神田直人 佐藤雄三
101 3月9日 不戦敗にはさせない! 菅良幸 岡村天斎 君塚勝教
102 3月16日 走れ!全日本選手権!! 川崎ヒロユキ 浅香守生 高坂希太郎
103 4月13日 さやか怒濤の快進撃 菅良幸 滑川悟 北尾勝
104 4月20日 宿命の対決! 井上敏樹 阿部司 君塚勝教
105 4月27日 お嬢様の秘密兵器 坂田純一 藤田しげる
106 5月4日 夢の親友対決! 藤原洋英 佐藤雄三
107 5月11日 …泊まっていこうかな 大久保富彦
108 5月18日 男たちの決意! 神田直人 君塚勝教
109 5月25日 花園、炎のアイラブユー! 浅香守生 高坂希太郎
110 6月1日 わたしのチャンピオン 滑川悟 北尾勝
111 6月8日 富士子 衝撃の引退宣言! 菅良幸 坂田純一 藤田しげる
112 6月15日 お父さんのうしろ姿 阿部司 君塚勝教
113 6月22日 不敗神話が終わる時 森脇真琴 大久保富彦
114 6月29日 世界一のお嬢サマ 神田直人 高坂希太郎
115 7月6日 富士子ママの挑戦! 滑川悟 藤田しげる
116 7月20日 バカこくでねえ! 坂田純一 大久保富彦
117 7月27日 最高のプレゼント 阿部司 高坂希太郎
118 8月3日 さやかの極秘特訓 井上敏樹 神田直人 藤田しげる
119 8月17日 爆弾発言! 滑川悟 桜井邦彦
120 8月24日 復活の一本背負い! 坂田純一 佐藤雄三
121 8月31日 バルセロナへ行くんだから 阿部司 君塚勝教
122 9月7日 はじめての一等賞 岡村天斎 大久保冨彦
123 9月14日 死闘 坂田純一 高坂希太郎
124 9月21日 ずっと君のことが ときたひろこ 藤田しげる

TVスペシャル[編集]

YAWARA! Special ずっと君のことが…。』(1996年7月19日 21時03分 - 22時54分放映)

7月20日に開幕するアトランタオリンピックに合わせ、金曜ロードショーで放映された。設定はバルセロナオリンピックからアトランタオリンピックに変更になっている。ちなみに放送時には田村亮子が映画解説者としてゲスト出演している。視聴率は関東地方で16.6%、関西地方で17.9%。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

主題歌「Today is another day」
作詞 - 坂井泉水 / 作曲 - 織田哲郎 / 編曲 - 池田大介 / 歌 - ZARD
挿入歌「見つめていたいね」
作詞 - 坂井泉水 / 作曲 - 栗林誠一郎 / 編曲 - 明石昌夫 / 歌 - ZARD
主題歌、挿入歌共にアルバム「TODAY IS ANOTHER DAY」に収録されている。

劇場用アニメ[編集]

YAWARA! それゆけ腰ぬけキッズ!!』 (1992年8月1日公開、60分、配給:アルゴプロジェクト)

原作者の原案によるオリジナルストーリー。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

主題歌「大好きなシャツ」
作詞・作曲・編曲 - DOUBLE K'O' CORPORATION / 歌 - 渡辺満里奈
この曲は、TVシリーズ版でも挿入歌として使われたことがある。
挿入歌「WHAT'S THE PARADISE?」
作詞 - 岡田ヨシアキ / 作曲 - 松橋秀信 / 編曲・歌 - THE MINKS
2009年現在、DVDは限定BOXと北米版のみ(北米版は40話までの収録)で、レンタルはされていない(VHS版は販売用とレンタルがあった)。DVDはファイブエースのカタログには「うる星やつら」などと同様に単巻での販売を予定していたが、限定BOXという形式に落ち着いた。

ゲーム[編集]

YAWARA!(PCエンジンCD-ROM²/SUPER CD-ROM²両対応、1992年10月1日発売、ソフィックス)
コマンドを選択しながら、TVアニメを見るような感覚でストーリーを楽しむデジタルコミックアドベンチャーゲーム)。CD-ROMの特性を活かし、TVシリーズのアニメーターが手掛けた原画によりアニメーション処理されたグラフィックとTVアニメと同じキャストによるフルボイスで、単行本1巻から6巻までのストーリーが再現されている。物語は松田耕作の視点で進む。主題歌は、OPが「ミラクルガール」、EDが「スタンド・バイ・ミー」。
YAWARA!2(PCエンジンSUPER CD-ROM²1994年9月23日発売、ソフィックス)
前作と同じデジタルコミック。原作のソウル五輪終了後から三葉女子短大の紫陽花杯優勝までの物語が収録されており、今作では伊東富士子の視点で物語が進む。また他に「対戦型の柔道アクションゲーム」「クイズ」「キャラクターデータベース」などのオマケモードも収録されている。主題歌は、OPが「YOU AND I」、EDが「いつもそこに君がいた」。

実写版映画[編集]

YAWARA!』 は1989年4月15日にアニメ化より先に、浅香唯主演で実写映画化。柔道家やプロレスラーがカメオ出演している。製作は東宝映画マイカル(現:イオンリテール)。配給は東宝。上映時間は97分。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

同時上映[編集]

冬物語

その他[編集]

  • 作品のモデルは、「女三四郎」と呼ばれた山口香(全日本選手権10連覇・世界選手権金メダル・ソウル五輪銅メダルなど)といわれる。作中には彼女の名前をもじった「山田香」という選手が出てくる。
  • 谷亮子シドニーアテネ五輪48kg級金メダル)は、「ヤワラちゃん」(YAWARAちゃん、柔ちゃん)の愛称で報道されている(初優勝当時は山口同様、「女三四郎」といった呼び方が多かったが、優勝翌日に「YAWARA出現」という見出しを付けたスポーツ新聞も存在した)。
  • 同時間帯は当番組から『アニメ☆7ヤッターマン)』にかけて、アニメ枠となっていた(ただし1994年4月 - 9月の間は、バラエティ番組『即席!明るい改造計画』放送のため中断していた)。しかし2009年4月6日に『サプライズ』を開始したことで、アニメ枠は消滅した。
  • 長野県テレビ信州では日本テレビ系列とテレビ朝日系列とのクロスネット局だった関係でYAWARA!は1991年3月まで日曜日の朝7時半から時差ネットされていた。長野朝日放送の開局によりテレビ信州が日本テレビ系列のマストバイ局となり同時ネットとなった。
日本テレビ系列 月曜19:30枠(これ以後読売テレビ製作)
前番組 番組名 次番組
美味しんぼ
(火曜19:30へ移動。
ここまで日本テレビ制作)
YAWARA!