荒木香衣

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あらき かえ
荒木 香衣
プロフィール
性別 女性
出生地 日本の旗 日本大阪府
誕生日 11月6日
事務所 フリー
活動
活動時期 1986年 -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

荒木 香衣(あらき かえ、11月6日[1] - )は、日本声優大阪府生まれ、北海道育ち。旧名:荒木 香恵

経歴[編集]

大阪府に生まれる。小学校2年生で北海道に引っ越し、3年生で1か月だけ香川県、次に大阪の門真市、4年生で北海道の苫小牧市に引っ越す。父親の仕事の都合で高校卒業までに7回転校を繰り返している[2]

幼少の頃からテレビの影響で演劇の世界に憧れていた。主演女優になって脚光を浴びたいという気持ちではなく、ただ本当に芝居がしたかったという[3]。高校3年生の秋に演劇の道に進む決意をする[2]。北海道の高校を卒業後、舞台役者になるために上京。東京俳優生活協同組合(俳協)養成所に入所し、俳優科に半年間在籍した。進級試験で上のクラスに上がれなかったため、劇団に入団する。そこで荒木の舞台を観た声優事務所のマネージャーにスカウトされたことがきっかけで、声の仕事を始める[2]。テレビアニメの初仕事は『めぞん一刻』の園児役。セリフは「つまんない」の一言のみだったが、前日から緊張で「つまんない、つまんない」とセリフが頭の中を回っていたという[2]。その後、賢プロダクションに所属。声の仕事よりもNHKのリポーターやステージの司会など、顔出しの仕事を中心に行う。次にアーツビジョンに移籍し、アニメの仕事が中心となった[2]

1993年に『美少女戦士セーラームーン』シリーズで、急病の三石琴乃に代わり7話にわたって主人公の月野うさぎ / セーラームーン役を代演。代役が決まってからアフレコまで数日しかなかったため、急遽現場に入ることになる。最終話付近の大事な場面、うさぎはすでに完成されたキャラクターで、荒木は役作りのために精神的にかなり追いつめられたという[4]。演じることに必死で、自分ができることはすべて出しつくしたが、うさぎには似せられず、「荒木の味」というまでには持っていけなかったと振り返っている。しかし、第1シリーズ最終回のうさぎのセリフである「普通の生活に戻りたい」は本当に頭を真っ白にして心から言えたと述べている[4]。後にシリーズ続編でちびうさ / セーラーちびムーン役を担当した。ちびうさ役は、オーディションなしで決定している。最初にマネージャーからこういう役だと原作を見せてもらい、「この役を私が演らせてもらえるのか」と嬉しかったことを覚えているという[5]。1995年、『ふしぎ遊戯』の夕城美朱役で、テレビアニメでは初めての主役に抜擢される[4]

2003年8月前後から2010年5月まで81プロデュースに所属していた。現在はフリーで活動中。フリー後に荒木香衣に改名する[6]

人物[編集]

初対面の人に素の自分を見せるのがあまり得意ではないという[3]。人見知りな自分を何とかしたいと思ったことも、演劇の道に入った理由の1つだとしている[7]。荒木は何かを決めるまでは長いが、1度決心すれば、とことん進む猪突猛進だと自己分析している[7]。大阪で2日後に公演する舞台に急遽出演を誘われて、その日のうちに大阪に出発したこともある[7]。自他ともに似ていると認めるキャラクターは美朱で、共演者の坂本千夏からは「ほんとにあなたは、ばか正直で、どこまでもまっすぐ走って転んじゃう。美朱そっくり」とコメントされたと述べている[7]

吉田小南美は劇団青杜時代の後輩で、私生活でも仲がよいとされる[要出典]

『セーラームーン』で三石の代役に抜擢された理由には、「元々『セーラームーン』の主役オーディションにおいて、最終選考まで残っていた」ということも要因だという[要出典]。シリーズ第2作『セーラームーンR』は代演中に放送開始となったため、アイキャッチにおけるムーンの声も荒木が担当。三石が復帰した後も新録はされず、R最終回まで荒木が吹き込んだものが流れることとなった。セーラームーンに参加して、1番変化したことは「食べられるようになりました」と答えている[8]

出演作品[編集]

テレビアニメ[編集]

1986年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2007年

2008年

  • ゲゲゲの鬼太郎(第5作)(娘)
  • (女中2)
  • 全力ウサギ(オジョウ、ソウチョウチルドレン)

2009年

2012年

  • 名探偵コナン(大賀美佐子)

OVA[編集]

1990年

1991年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1999年

2003年

2004年

2005年

劇場アニメ[編集]

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1999年

2000年

2001年

2002年

ゲーム[編集]

1991年

1993年

1994年

1995年

  • あすか120%マキシマ BURNING Fest.(豊田可莉奈)
  • ヴァンパイア ハンター Darkstalkers' Revenge(フェリシア)
  • エーゲ海の雫(月の女神アルテミス)
  • 美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY(ちびうさ / セーラーちびムーン)
  • 美少女戦士セーラームーンS(ちびうさ / セーラーちびムーン)※3DO
  • 美少女戦士セーラームーンS くるっくりん(ちびうさ / セーラーちびムーン)
  • 美少女戦士セーラームーンSuperS ふわふわパニック(ちびうさ / セーラーちびムーン)

1996年

1997年

1998年

1999年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

  • SDガンダム GGENERATION SPIRITS(パメラ・スミス、リリア・フローベール、ジャクリーヌ・シモン、ペギー・リー)
  • テイルズ オブ ファンダム Vol.2(ジェイド・カーティス〈幼少時代〉)

2008年

2009年

  • SDガンダム GGENERATION WARS(ジャクリーヌ・シモン、ペギー・リー)

2010年

2011年

  • SDガンダム GGENERATION 3D(ペギー・リー)
  • SDガンダム GGENERATION WORLD(ペギー・リー)

2012年

2013年

2014年

吹き替え[編集]

ドラマCD[編集]

その他のCD[編集]

ラジオドラマ[編集]

  • NHK-FM FMシアター
    • 笑う盲導犬(岡田朋子)
    • ロストハウス(実田えり)

その他[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『日本音声製作者名鑑2007』、小学館、2007年、ISBN 978-4095263021
  2. ^ a b c d e 『声優ヒストリー』60頁。
  3. ^ a b 『声優ヒストリー』56頁。
  4. ^ a b c 『声優ヒストリー』58頁。
  5. ^ 『アニメージュ12月号増刊 ボイスアニメージュ VOL.5 』 徳間書店 、1995年、102頁 。
  6. ^ アニマックス「ボイスパワー2010〜オープニング〜」(2010年8月21日放映)に出演の際に荒木香衣として紹介される。
  7. ^ a b c d 『声優ヒストリー』59頁。
  8. ^ 『アニメージュ12月号増刊 ボイスアニメージュ VOL.5』104頁。
  9. ^ キャラクター”. デジモンアドベンチャー. 2012年11月17日閲覧。

参考文献[編集]

『声優ヒストリー 12人の声優が歩んだ軌跡 』 徳間書店1997年ISBN 978-4197200153 。

外部リンク[編集]