財閥
財閥(ざいばつ)とは、一族の独占的出資による資本を中心に結合した経営形態。
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概要 [編集]
以下のような定義が一般的。
「財閥(ざいばつ)」という語は1900年前後に使われ始めた造語で、当初は同郷の富豪を指したようだが、明治末期には同郷に限らず一般に富豪の一族を意味するようになった。
今日の学界においては、「財閥とは、家族または同族によって出資された親会社(持株会社)が中核となり、それが支配している諸企業(子会社)に多種の産業を経営させている企業集団であって、大規模な子会社はそれぞれの産業部門において寡占的地位を占める。または、中心的産業の複数部門における寡占企業を傘下に有する家族を頂点とした多角的事業形態」という規定が通説的である。— 日本経営史―日本型企業経営の発展・江戸から平成へ― 有斐閣、1995年
日本の財閥 [編集]
日本の経済史では、戦前に大手を揮った財閥をさすことが多い。戦前には、三井・三菱・住友・安田などの財閥があった。これらは、1945年の日本の降伏の後、1947年に、連合国軍最高司令官総司令部の指令により解体させられた。
詳細は「財閥解体」を参照
もっとも、根拠法である過度経済力集中排除法が8年後に逆コースの一環として廃止された。
海外ではZaibatsuとも呼ばれる。
財閥解体後も、四大財閥などは企業グループとして再結集している。
四大財閥 [編集]
安田財閥を除く3つを特に三大財閥と呼ぶ。
江戸時代成立の財閥 [編集]
四大財閥以外の明治成立の財閥 [編集]
大正財閥 [編集]
昭和期の新興コンツェルン [編集]
上記の財閥と異なり、創業者には技術者出身が多い。このため、重工業中心で「芋づる」方式と呼ばれる、企業間において関連性の強い生産関係を持つ。既存の財閥では貧弱な化学産業を中心に発展していった。海外での市場を狙い、日産コンツェルンは満州で、日窒コンツェルンは朝鮮で鉱山などの事業を展開し、現地社会にも強い影響を残した。また、理研コンツェルンは理化学研究所の活動資金調達のために成立したユニークなコンツェルンであり、同族支配が行なわれず、「農村工業化」などを打ち出して新潟県柏崎市などで地方の工業化につとめた。
逆に、既成財閥に較べて金融部門が弱いため、第二次世界大戦中には経済統制と既成財閥系の銀行団によって侵食されて、財閥解体前に実態を失ったコンツェルンも多かった。
なお、経営政策の面では、理研コンツェルンを除いて既存の財閥同様に同族運営がなされており、その点で「新興財閥」という言い方もある。
その他の財閥 [編集]
新興コンツェルン以外で、昭和初期~第二次世界大戦中に発展した中堅財閥。これらは原安三郎が率い朝鮮で事業を展開した中外コンツェルンや沖縄・大東諸島においてプランテーション・鉱山事業をおこなった大日本製糖を中心とした藤山コンツェルン、マレーシア・シンガポールを拠点として鉱山・海運・化学事業を手がけた石原産業など、おもに朝鮮や南方における諸事業を展開して成長した。ただし、既成財閥に較べて有力な金融機関や持株会社を持たず、新興コンツェルンに較べて技術力や事業の連関性が劣っていたため、いずれも中小規模に留まった。
中島飛行機は第二次世界大戦中に急速に発達した財閥で、軍用機の生産から鉱山・貿易・水産などの非飛行機部門にも進出した。なお、南満州鉄道も多角化を推進した事から財閥の一つとする場合もある。
- 中島飛行機(財閥解体後、主要5社が合同し、富士産業・現富士重工業を設立)
- 石原産業
- 藤山コンツェルン(大日本製糖(現大日本明治製糖))
- 中外コンツェルン(旧朝鮮紡織、日本化薬、中外鉱業等)
- 是川グループ
- 横河グループ - 財閥としての色彩は薄かった。
中央財閥と地方財閥 [編集]
東京、横浜、大阪、神戸の四都市に本社をおく財閥を中央財閥、その他を地方財閥と定義されるが、全国的規模の企業活動を行っていた財閥を中央財閥、各地域に限定された企業活動を行っていた財閥を地方財閥と分類することができる。また大阪・神戸周辺には中央財閥だけでなく中堅・零細の財閥も多数集中していた。これらを阪神財閥と総称する。財閥形成の過程として、片倉財閥の様に製糸業に注力するなど、一つの事業に集中して投資し、芋づる式に発展する場合が多い。また、呉錦堂財閥や小曽根財閥の様に中心的な生産事業を保有せず、統轄司令部としての持ち株会社が、様々な企業に投資することで財閥を形成する多角的投資財閥がある。江戸時代の日本最大の豪商、鴻池財閥は、家業以外への進出を禁じた家憲によって、金融業から他の事業へ営業分野の拡大は図らなかったが、明治期以降は同家の名声を欲する財界の要請で、鴻池家が様々な企業の発起人となり、大株主として君臨したことから、投資財閥の性格をもっていたとも言える。
財閥解体には繋がらなかった場合も多く、存続企業としては松坂屋、旧東海銀行(→UFJ銀行→現三菱東京UFJ銀行)(ともに伊藤財閥)、キッコーマン(茂木財閥)などがある。
阪神財閥 [編集]
大阪府
- 安宅財閥(創業者:安宅弥吉、流れを汲む企業:アタカ大機、住友林業、伊藤忠商事など)
- 石原財閥(創業者:石原広一郎、流れを汲む企業:石原産業、富士チタン工業、ISKなど)
- 伊藤忠財閥(創業者:伊藤忠兵衛、流れを汲む企業:伊藤忠商事、アイ・ロジスティクス、綾羽、伊藤忠アーバンコミュニティ、伊藤忠エネクス、伊藤忠オリコ保険サービス、伊藤忠紙パルプ、伊藤忠食品、伊藤忠製糖、伊藤忠テクノソリューションズ、伊藤忠ハウジング、伊藤忠ファイナンス、伊藤忠丸紅鉄鋼、イルムスジャパン、エキサイト、オリエントコーポレーション、キャプラン、久米島製糖、シーアイ化成、ジャパン・エンターテイメント・ネットワーク、ジャパンフーズ、東京センチュリーリース、デサント、ドルチェ、ファミリーマート、不二製油、プライムデリカ、プリマハム、ヤナセ、吉野家ホールディングス、リオンドール、丸紅、エスフーズ、東武ストア、日清オイリオ、ダイエー、丸紅インフォテック、日清丸紅飼料、丸紅コミュニティ、丸紅エネルギー、丸住製紙、興亜工業、新日本レイキなど)
- 伊藤萬財閥(創業者:伊藤萬助 (初代)、流れを汲む企業:ユニチカ、三菱東京UFJ銀行など)
- 岩井財閥(創業者:岩井勝次郎、流れを汲む企業:総合エネルギー、双日マシナリー、双日ツーリスト、日本橋梁、日本精鉱、日商エレクトロニクス、サンウエーブ工業、大末建設、ヤマザキナビスコ、双日新都市開発、フュージョンコミュニケーションズ、双日プラネット、双日インフィニティ、双日食料、さくらインターネット、フジ日本精糖など)
- 大林財閥(創業者:大林芳五郎、流れを汲む企業:大林組、大林道路、新星和不動産など)
- 竹中財閥(創業者:竹中藤兵衛正高、流れを汲む企業:竹中工務店、竹中土木、竹中道路など)
- 岸本財閥(創業者:岸本五兵衛、流れを汲む企業:商船三井など)
- 久原財閥(創業者:久原房之助、流れを汲む企業:JXホールディングス、JX日鉱日石金属、JX日鉱日石エネルギー、日立製作所、T&Dフィナンシャル生命保険、日立造船、ユニキャリア、ユニバーサル造船、日産自動車、日産化学工業、日本水産、ニチレイ、日油など)
- 弘世財閥(創業者:弘世助三郎、流れを汲む企業:日本生命、あいおいニッセイ同和損保、アロマスクエア、大宮ソニックシティ、新星和不動産、ニッセイアセットマネジメント、ニッセイ基礎研究所、ニッセイ情報テクノロジー、日本マスタートラスト信託銀行など)
- 武田財閥(創業者:武田長兵衛、流れを汲む企業:武田薬品工業、キリン協和フーズ、和光純薬工業など)
- 田辺財閥(創業者:田辺五兵衛、流れを汲む企業:田辺製薬など)
- 寺田財閥(創業者:寺田甚兵衛、流れを汲む企業:ユニチカ(テラボウ)、住友ゴム工業(旧オーツタイヤを買収→吸収合併)など)
- 鳥井財閥(創業者:鳥井信治郎、流れを汲む企業:サントリーホールディングスなど)
- 山口財閥(創業者:山口吉郎兵衛、流れを汲む企業:三菱東京UFJ銀行など)
- 藤田財閥(創業者:藤田伝三郎、流れを汲む企業:藤田組、南海電気鉄道、小坂鉄道、太平興業、片上鉄道、藤田観光、東海汽船など)
- 広岡財閥(創業者:広岡久右衛門 流れを汲む企業:りそな銀行、大同生命など)
- 村井財閥(創業者:村井吉兵衛、流れを汲む企業:東洋印刷、日本たばこ産業など)
兵庫県
- 伊藤財閥(創業者:伊藤長次郎、流れを汲む企業:山陽鉄道、三井住友銀行、神栄など)
- 乾財閥(創業者:乾新兵衛、流れを汲み企業:乾汽船、イヌイ倉庫など)
- 牛尾財閥(創業者:牛尾梅吉、流れを汲む企業:ウシオ電機、KDDIなど)
- 内田財閥(創業者:内田信也、流れを汲む企業:明治海運など)
- 岡崎財閥(創業者:岡崎藤吉、流れを汲む企業:三井住友銀行、ニッセイ同和損害保険、内外ゴム、ダイハツ工業、山陽特殊製鋼、日本生命など)
- 小曽根財閥(創業者:小曽根喜一郎、流れを汲む企業:阪神電鉄、九州電気軌道、日本毛織(ニッケ)、宝塚尼崎電気鉄道、オリエンタルホテルなど)
- 勝田財閥(創業者:勝田銀次郎、流れを汲む企業:勝田汽船、勝田ホールなど)
- 兼松財閥(創業者:兼松房治郎、流れを汲む企業:兼松、兼松エレクトロニクス、日本オフィス・システム、兼松ペトロ、兼松日産農林、ホクシン、アディダスジャパン、新東亜交易など)
- 嘉納財閥(創業者:嘉納治郎右衛門、流れを汲む企業:菊正宗酒造、白鶴酒造)
- 川西財閥(創業者:川西清兵衛、流れを汲む企業:新明和工業、阪神競馬場、川西倉庫など)
- 呉錦堂財閥(創業者:呉錦堂、流れを汲む企業:太平洋セメント(旧小野田セメント→秩父小野田)など)
- 小林財閥(創業者:小林一三、流れを汲む企業:阪急阪神ホールディングスなど)
- 山邑財閥(創業者:山邑太左衛門、流れを汲む企業:櫻正宗など)
- 鈴木財閥(創業者:鈴木岩治郎、流れを汲む企業:神戸製鋼所、神鋼商事、シンフォニアテクノロジー、帝人、ナブテスコ、サッポロビール、アサヒビール、太平洋セメント、ニッカウヰスキー、IHI、いすゞ自動車、太陽鉱工、昭和シェル石油、三井化学、日油、ダイセル、日本化薬、双日、日本海運、三井住友海上、双日、サンデン交通など)
- 辰馬財閥(創業者:辰屋吉左衛門、流れを汲む企業:辰馬本家酒造、甲陽学院中学校・高等学校、商船三井、日本興亜損害保険など)
- 八馬財閥(創業者:八馬兼介、流れを汲む企業:三井住友銀行、大関酒造、八馬汽船など)
- 範多財閥(創業者:エドワード・ハズレット・ハンター、流れを汲む企業:日立造船、ユニバーサル造船、内海造船など)
- 山下財閥(創業者:山下亀三郎、流れを汲む企業:商船三井、三井住友海上、住友重機械工業など)
その他の地方財閥 [編集]
- 板谷財閥(北海道、創業者:板谷宮吉、流れを汲む企業:板谷商船、そごう、北洋銀行、北海道電力、マスミューチュアル生命保険)
- 相馬財閥(北海道、創業者:相馬哲平、流れを汲む企業:北海道銀行、北洋銀行など)
- 津島財閥(青森県、創業者:津島惣助、流れを汲む企業:青森銀行など。太宰治の生家としても知られる。)
- 辻財閥(秋田県、創業者:辻兵吉(初代)、流れを汲む企業:辻兵、秋田銀行など)
- 三浦・長谷川財閥(山形県:創業者、三浦家と長谷川家、流れを汲む企業:山形銀行など)
- 伊沢・氏家財閥(宮城県:創業者、伊沢家と氏家家、流れを汲む企業:七十七銀行など)
- 鹿島財閥(東京都、創業者:鹿島岩吉、流れを汲む企業:鹿島建設など)
- 清水財閥(東京都、創業者:清水喜助、流れを汲む企業:清水建設など)
- 五島財閥(東京都、創業者:五島慶太、流れを汲む企業:東京急行電鉄など)
- 服部財閥(東京都、創業者:服部金太郎、流れを汲む企業:セイコーホールディングス、セイコーエプソンなど)
- 石井財閥(東京都、創業者:石井絹治郎、流れを汲む企業:大正製薬など)
- 田中財閥(東京都、創業者:田中玄蕃、流れを汲む企業:ヒゲタ醤油など)
- 原財閥(神奈川県、創業者:原善三郎、流れを汲む企業:横浜銀行、横浜商工会議所、三溪園など)
- 大川財閥(埼玉県、創業者:大川平三郎、流れを汲む企業:王子ホールディングスなど)
- 堤財閥(埼玉県、創業者:堤康次郎、流れを汲む企業:西武グループなど)
- 岩崎財閥(茨城県、創業者:岩崎清七、流れを汲む企業:住友大阪セメントなど)
- 東芝財閥(茨城県、創業者:田中久重、流れを汲む企業:東芝、日鉄鋼管、タンガロイ、コバレントマテリアル、東芝機械、IHIシバウラ、駅探、EMIミュージック・ジャパン、ショウゲート、京セラケミカル、日本GEシリコーン、デンカ生研、昭和電線ホールディングスなど)
- 茂木財閥(千葉県、創業者:茂木啓三郎、流れを汲む企業:キッコーマン、利根コカ・コーラボトリングなど)
- 濱口財閥(千葉県、創業者:濱口儀兵衛、流れを汲む企業:ヤマサ醤油など)
- 正田財閥(群馬県、創業者:正田文右衛門、流れを汲む企業:正田醤油、日清製粉グループ本社など)
- 根津財閥(山梨県、創業者:根津嘉一郎 (初代)、流れを汲む企業:東武鉄道、東武百貨店、南海電気鉄道、東京メトロ、富国生命、日清製粉グループ本社、サッポロビール、日本精工、東京電力、東京新聞、東武ストア、精養軒(本家)、松屋など)
- 名取財閥(山梨県、創業者:名取家、流れを汲む企業:山梨中央銀行など)
- 白勢財閥(新潟県、創業者:白勢春三 、流れを汲む企業:東北電力、第四銀行、白勢商事など)
- 鍵富財閥(新潟県、創業者:鍵冨三作 、流れを汲む企業:第四銀行など)
- 斎藤財閥(新潟県、創業者:斎藤喜十郎 、流れを汲む企業:第四銀行、佐渡汽船、燕喜館など)
- 山口財閥(新潟県、創業者:山口権三郎 、流れを汲む企業:新日本石油など)
- 中野財閥(新潟県、創業者:中野貫一 、流れを汲む企業:新日本石油、国際石油開発帝石など)
- 西脇財閥(新潟県、創業者:西脇済三郎、流れを汲む企業:太陽生命保険など)
- 馬場財閥(富山県、創業者:馬場道久、流れを汲む企業:馬場汽船など)
- 高広財閥(富山県、創業者:高広次平、流れを汲む企業:北陸銀行など)
- 広海財閥(石川県、創業者:広海ニ三郎、流れを汲む企業:広海商事など)
- 右近財閥(石川県、創業者:右近権左衛門、流れを汲む企業:日本興亜損害保険など)
- 大和田財閥(福井県、創業者:大和田荘七、流れを汲む企業:福井銀行、三菱東京UFJ銀行など)
- 豊田財閥(愛知県、創業者:豊田佐吉、流れを汲む企業:トヨタ自動車、豊田自動織機、ジェイテクト、豊田通商、デンソー、朝日航洋、KDDI、豊和工業、愛知製鋼など)
- 岡谷財閥(愛知県、創業者:岡谷總助宗治、流れを汲む企業:岡谷鋼機など)
- 伊藤財閥(愛知県、創業者:伊藤次郎左衞門、流れを汲む企業:大丸松坂屋百貨店(松坂屋)、三菱東京UFJ銀行、名古屋観光ホテル、揚輝荘)
- 瀧財閥(愛知県、創業者:瀧浜右衛門、流れを汲む企業:瀧定名古屋など)
- 神野・富田財閥(愛知県、創業者:富田重助、流れを汲む企業:名古屋鉄道など)
- 森村財閥(愛知県、創業者:森村市左衛門、流れを汲む企業:森村グループ、LIXILグループなど)
- 中野財閥(愛知県、創業者:中野又左衛門、流れを汲む企業:ミツカンなど)
- 御木本財閥(三重県、創業者:御木本幸吉、流れを汲む企業:ミキモトなど)
- 鈴与財閥(静岡県、創業者:初代鈴木與平、流れを汲む企業:鈴与、清水銀行、鈴与シンワート、味の素製薬など)
- 片倉財閥(長野県、創業者:片倉市助、流れを汲む企業:片倉工業、片倉チッカリンなど)
- 小坂財閥(長野県、創業者:小坂順造、流れを汲む企業:信越化学工業、信濃毎日新聞、信越ポリマー、信越放送、電算(前者の子会社)など)
- 渡辺財閥(岐阜県、創業者:渡辺甚吉、流れを汲む企業:十六銀行など)
- 島津財閥(京都府、創業者:島津源蔵 (初代)、流れを汲む企業:島津製作所、ジーエス・ユアサコーポレーション、大日本塗料など)
- 西川財閥(滋賀県、創業者:西川甚五郎、流れを汲む企業:西川産業など)
- 上山財閥(和歌山県、創業者:上山英一郎、流れを汲む企業:キンチョールなど)
- 大原財閥(岡山県、創業者:大原孫三郎、流れを汲む企業:倉敷紡績、クラレ、中国銀行、中国電力、中国新聞、中国放送など)
- 松田財閥(広島県、創業者:松田重次郎、流れを汲む企業:マツダなど)
- 橋本財閥(広島県、創業者:橋本龍一、流れを汲む企業:広島銀行など)
- 渡辺財閥(山口県、創業者:渡辺祐策、流れを汲む企業:宇部興産、西部石油、宇部マテリアルズ、宇部三菱セメント、テレビ山口など)
- 中部財閥(山口県、創業者:中部幾次郎、流れを汲む企業:マルハニチロホールディングスなど)
- 坂口財閥(鳥取県、創業者:坂口平兵衛 (初代)、流れを汲む企業:山陰合同銀行、日本海新聞、山陰放送など)
- 麻生財閥(福岡県、創業者:麻生太吉、流れを汲む企業:麻生 (企業)、麻生ラファージュセメントなど)
- 安川財閥(福岡県、創業者:安川敬一郎、流れを汲む企業:安川電機、黒崎播磨、明治鉱業など)
- 貝島財閥(福岡県、創業者:貝島太助、流れを汲む企業:貝島化学工業など)
- 伊藤財閥(福岡県、創業者:伊藤伝右衛門、流れを汲む企業:福岡銀行など)
- 石橋財閥(福岡県、創業者:石橋正二郎、流れを汲む企業:ブリヂストンなど)
- 出光財閥(福岡県、創業者:出光佐三、流れを汲む企業:出光興産など)
- 太田財閥(福岡県、創業者:太田清蔵(初代)、流れを汲む企業:東邦生命保険、博多大丸、太田記念美術館など)
- 伊丹財閥(佐賀県、創業者:伊丹弥太郎、流れを汲む企業:九州電力、中部電力、西日本鉄道、九年庵 など)
- 深川財閥(佐賀県、創業者:深川喜次郎、流れを汲む企業:深川造船所など)
- 古賀財閥(佐賀県、創業者:古賀善平、流れを汲む企業:佐賀銀行など)
- 古荘財閥(熊本島県、創業者:古荘健次郎、流れを汲む企業:肥後銀行、熊本ファミリー銀行、鶴屋百貨店、トキハ、九州産交、シロヤパリガンなど)
- 岩谷財閥(鹿児島県、創業者:岩谷松平、流れを汲む企業:日本たばこ産業など)
- 岩本財閥(鹿児島県、創業者:岩本信兵衛、流れを汲む企業:山形屋など)
などがあげられる。
十五大財閥 [編集]
四大財閥に、GHQによる財閥解体指令を受けた11財閥を加えたものを、特に十五大財閥と呼ぶ。その多くは解散し、6大銀行グループに取り込まれていった。
- 三菱財閥(創業者:岩崎弥太郎)
- 住友財閥(創業者:住友政友)
- 三井財閥(創業者:三井高利)
- 鮎川財閥(創業者:鮎川義介)
- 浅野財閥(創業者:浅野総一郎)
- 古河財閥(創業者:古河市兵衛)
- 安田財閥(創業者:安田善次郎)
- 大倉財閥(創業者:大倉喜八郎)
- 中島財閥(創業者:中島知久平)
- 野村財閥(創業者:野村徳七)
- GHQは以上を10大財閥と指定した。
- GHQは以上を15大財閥と指定した。
日本国外の財閥 [編集]
EU [編集]
ドイツ
北欧諸国
フランス
- ルノー・トラックスはミシュラン(※前述)に買収されたのち、現在トラック専業大手のボルボ(※前述)に買収
イギリス
イタリア
- フィアット-イタリア最大の企業集団。創業家のアニェッリ家が支配する。
- フィニンヴェスト - 現代イタリアにおける大手の複合企業体(新興財閥扱い)。後に首相となるシルヴィオ・ベルルスコーニにより設立、同国の有力プロサッカーチーム・ACミランの買収に関与。
- ベネトン - 創業家のベネトン家の持ち株会社・シントニア社は高速道路運営会社のアトランティアなど複数社を支配。
- ウニクレーディト・イタリアーノ
ベネルクス三国
- グループ・ブリュッセル・ランバート-ベルギー有数の巨大投資会社。
- フィリップス
北アメリカ [編集]
アメリカ
ロックフェラー、モルガン、メロンをアメリカ三大財閥(デュポンを加えて四大財閥)と呼ぶが、モルガンの凋落に伴いデュポンと入れ替えて三大財閥と見る動きもある。
廃業した財閥
ロシア [編集]
アジア [編集]
韓国
「:Category:韓国の企業グループ」も参照
- 現代(ヒュンダイ)グループ
- 三星(サムスン)グループ
- LG(エルジー、ラッキーグムソン)グループ
- SK(エスケイ、ソンギョン)グループ
- ロッテグループ
- ヘテグループ
- 韓進(ハンジン)グループ
- 斗山(ドゥサン、とさん)グループ
- コーロングループ
- ハンファグループ
- 錦湖(クムホ)アシアナグループ
- ポスコグループ
- KT(ケイティ)グループ
※売上高の多い韓国電力公社、韓国道路公社、大韓住宅公社などを財閥としてカウントすることがある。
廃業した財閥
中国・台湾(企業グループ扱い)
- CITICグループ - 中国最大の投資グループで政府系。
- BYD
- イースト・ホープ・グループ - 中国最大の穀物・農産品メーカー。
- 希望電子(ホープ・エレクトロニクス)- 中国大手の新興電子部品メーカー。
- ニュー・ホープ・グループ - 中国の不動産業。イースト・ホープより分離。
- 台湾プラスチック・グループ(王永慶)-台湾最大の化学メーカー。
- 鴻海精密工業-世界最大のEMS企業。
- 国泰金融控股-蔡家支配の金融財閥。
- 富邦金融控股-同上。
香港
- 長江実業グループ
- ジャーディン・マセソン
- スワイヤー・グループ
- ワールドワイドシッピング(包玉剛)
インド
財閥はイギリス統治時代から続いており中でもビルラ 、リライアンス、タタはインド三大財閥(インドの財閥参照)とも呼ばれている。
- ビルラ財閥
- リライアンス財閥
- タタ財閥
- マヒンドラ財閥
- ヒーロー財閥
- ミッタル・スチール
- キルロースカル(キルロスカ)財閥 - トヨタと自動車工場の運営で合弁。次いで2012年6月にセコム・豊田通商(前者の中核商社)と合弁で南インドへの民営新病院建設を発表。
トルコ
サウジアラビア
- キングダム・ホールディング・カンパニー - 王族系投資会社
イエメン
- サウジ・ビンラディングループ - アラビア屈指の同族系企業グループ。主力のプラント建設業は本来、ラーディン一族の祖業の一つであった。
レバノン
- サウジ・オジェ - レバノン最大のゼネコン。イエメンの『サウジ・ビンラディン』とは建設業では双璧といわれる。
タイ
カンポジア
- ロイヤルグループ - 同国最大で東南アジアで有数の財閥。
アフリカ [編集]
南アフリカ
エジプト