魔法騎士レイアース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
| ウィキポータル |
| 漫画作品(日本) |
| 漫画家(日本) |
| 漫画原作者 |
| 漫画雑誌 |
| カテゴリ |
| 漫画作品 |
| 漫画 - 漫画家 |
| プロジェクト |
| 漫画作品 - 漫画家 |
| 漫画雑誌 |
『魔法騎士レイアース』(マジックナイトレイアース Magic Knight Rayearth)は、CLAMPによるファンタジー漫画、アニメである。
目次 |
[編集] 概要
1993年11月から1996年4月まで月刊少女漫画雑誌『なかよし』で連載された。また、1994年から1995年にかけてアニメ化され、のちの1997年にはOVA化もされた。
CLAMPはこの作品によって『なかよし』に初登場。「少女漫画に搭乗型の巨大ロボットが出た例が無いので、自分達で出して初登場という事にしよう」という意図もあったという。
基本的に典型的な剣と魔法といったファンタジーロールプレイングゲームの世界を模している。また、作中で登場する固有名詞の多くに、自動車関連の固有名称が用いられている。
[編集] あらすじ
1993年、東京タワーでの社会見学中、中学2年生の3人の少女、光、海、風が偶然出会った途端に異世界「セフィーロ」に召喚される。導師クレフの導きを受けて、3人は魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出る事になる。
神官ザガートはセフィーロの要である“柱”のエメロード姫を捕らえ、セフィーロは危機に陥った。3人の魔法騎士はザガートを倒すための協力者らと出会い、武器と防具を手に入れて成長させ、困難を乗り越え、立ちはだかるザガートの手下と戦い、ついに魔神を手に入れ、ザガートに戦いを挑む。しかし、その先に待ち構えていた意外な結末に、3人の少女はそこで初めて魔法騎士の真の意味を知ることとなる。
第二章では、第一章での結末を受けて、東京タワーで再会した彼女たち3人が今度は自らの意志でセフィーロに赴き、崩壊の危機に加えて他国の侵攻に晒されているセフィーロの為に、そして彼女たち自身の後悔を断ち切るために戦う事になる。
なお、「第一章」「第二章」の呼称はビデオリリース時に名づけられたもので、TV放映時は第一章の終わりに「第一部 終」とテロップが入っていたことから、当初の呼称は「第一部」「第二部」であった事が窺える。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
「魔法騎士」サイドの登場人物の多くは頭身が「シリアス」「ややギャグ」「ギャグ」の3パターンに変化する。
[編集] 魔法騎士(マジックナイト)
- 獅堂 光(しどう ひかる)
- 声優:椎名へきる
- 本作の主人公。3人の魔法騎士の1人。14歳の中学2年生。8月8日生まれ。身長145cm。O型。好物はアイスクリーム。家族は両親と3人の兄がいるが、父は幼稚園児の頃の光に剣道で負けたため修行の旅に出ており、長い間家には帰っていないらしく、代わりに兄3人には大切にされている。テーマカラーは赤。明るく元気いっぱいで誰とでも仲良くなれる性格だが、言い出したら聞かない頑固な一面も持つ。3人の兄の影響か、ややボーイッシュなしゃべり方をするが、一人称は「私」。海、風の事は「ちゃん」付けで呼んでいる。身長が低く、童顔であり、よく実年齢よりも幼く見られるのが若干コンプレックスである[1]。また、女子校に通っており、学年を問わず人気がある。3人の中で1番運動神経がいい。愛犬の閃光(ひかり)を飼っているためか、動物と意思疎通をはかる事ができる。3頭身の描写になると時々猫の耳とシッポが出る。
- 東京タワーにおいて他の2人と共にセフィーロへと召喚される。クレフより授けられた魔法はその性格のとおり炎の魔法。実家が剣道の道場で、小さい頃から剣道を習っていたため剣が得意。プレセアに創ってもらった剣は、他者が手にすると炎を発する。炎の神殿において炎の魔神・レイアースに認められ、それを「纏う」ようになる。
- 他の2人より一足先に魔法を習得し、襲ってきたアルシオーネを「炎の矢」で撃退した。沈黙の森を抜けた後のアルシオーネとの再戦では、海が負傷した怒りで魔法の威力を上げてアルシオーネと一騎打ちを行うが苦戦、海の魔法で勝利を収めた。エテルナでは愛犬・閃光の幻と戦い「紅い稲妻」を習得。
- アニメでは、アスコットの魔物・ビガー(光が拾ってヒカリと名付けていた)を葛藤の末倒す。
- カルディナに操られて風を攻撃した事もある。ラファーガとの対戦では剣しか使えない相手に魔法を使うのはフェアではないという理由から、最後まで剣のみで対戦した。3人の中では最後に魔神を手に入れた。
- その性格から色恋には無縁だったが、第二章ではランティスと惹かれ合っていく。
- 作中での髪型は細い1本の三つ編みだったが、連載予告時のイラストでは髪型がポニーテールだった。
- 龍咲 海(りゅうざき うみ)
- 声優:吉田古奈美(現在の芸名は吉田小南美)
- 3人の魔法騎士の1人。光と同じ中学2年生。3月3日生まれ。身長158cm。A型。家族は両親のみ。テーマカラーは青。モデルのような美人と評されるが、言葉がキツい上に言いたい放題しゃべるため、初対面の印象はあまり良くない。クレフと初対面時には、子供と呼ばれた事から「そっちだってどう見ても10歳前後じゃない」と発言した。光と風の事は呼び捨てで呼ぶ。典型的なお嬢様タイプで、実際、お嬢様御用達の学校に通っている。根は仲間思いの優しい少女であり、非常に傷つきやすい。
- アニメ版ではアルシオーネを救えなかった事を相当引きずっていたらしく、自分は意気地なしであると吐露している。
- 学校ではフェンシング部に所属しており、原作第1部で召喚された日は大会の3日前である。
- 東京タワーで光や風と一緒だったときに突然セフィーロへ召喚される。初めは無理矢理連れてこられた事からイヤイヤ旅をしていた。クレフより授けられた魔法は水。第一章で「水の龍」、「蒼い竜巻」を習得し、第二章では新魔法「氷の刃」を習得した。プレセアに創ってもらった細身の剣は、他人が持つと水になって流れ落ちる。海の神殿において、水の魔神・セレスに認められ、後にそれを「纏う」ようになる。
- マッチョが嫌いらしく、第2章ではチゼータの守護精霊・ラクーンとラシーンには特に強い拒絶反応を示していた。
- 恋愛関係に関しては明言を避けており、アニメ版ではクレフに好意を示し告白する寸前までいったものの、それ以上は発展しなかった。
- 趣味は「ケーキ作り」だが、本人は甘いものが苦手である。しかしセフィーロに召喚された時に「ハーゲンダッツのアイスクリームが食べられなくなる」と嘆いている。原作版折り込みのオールカラー漫画「ボーナスステージ」で、その事を指摘された海が「味見は他の人に食べてもらって聞く」と答えたため、光と風が「(それって、実験台?)」と青ざめていた。3人の魔法騎士の中で1番背が高い。
- 沈黙の森を抜け出した際に、アルシオーネの奇襲を受けて重傷を負うが、苦戦する光を助けたいと願う思いで、魔法「水の龍」を覚え、アルシオーネを撃退した。その後エテルナでは両親の幻と戦う。アスコットと対戦後、アスコットを諭した(その後アスコットに好意を持たれる)。3人の中では最初に魔神を手に入れた。後半登場のバトルコスチュームは、ハイレグレオタードにロングブーツとなっている
- アニメ版ではチゼータに捕らわれ、チゼータの民族衣装〔アラブの踊り子風の衣装〕着用時に「お腹の出てない服にしてほしかった」と発言しているが、更に露出の多いハイレグレオタードのコスチュームに関しては文句を言わなかった。
- 鳳凰寺 風(ほうおうじ ふう)
- 声優:笠原弘子
- 3人の魔法騎士の1人。光や海と同じ中学2年生。12月12日生まれ。身長156cm。A型。家族は両親と姉がいる。テーマカラーは緑。いつもおっとりにこにこしていて、敬語でしゃべっているが、非常に頭が良く、策略家である。しかしある事がきっかけで、素直な性格になる。一人称は原作は「私(わたし)」アニメでは「わたくし」。光、海の事は「さん」付けで呼ぶ(フェリオのみ呼び捨て)。女子校に通っている模様。
- 東京タワーで光達と出会い、その直後にセフィーロへ召喚される。クレフより授けられた魔法は風。3人の中で唯一回復魔法や防御魔法がある。弓道部に所属しているので得意武器は弓矢だが、後にプレセアに創ってもらった武器は剣である。剣は成長するにつれて、他の2人のように形が変化することはないが、長くなる(最終的には身長を上回った)。また、自分が持てば羽のように軽いが、他の人が持てば地面にめり込むほど重くなる。空の神殿において、風の魔神・ウィンダムに認められ、後にそれを「纏う」ようになる。普段彼女は眼鏡をかけているが、魔神に乗り込み防具を身に纏うと眼鏡が無くなる(その服装で魔神の外に降り立つ事も可能。光も海も同様)。
- 好きな食べ物はてっさ、塩辛、もずくと渋いものが多い。前述したとおり、弓道が得意だが、OVAではピアノ(上級レベル)を弾いている他、アニメでは歌も披露している。
- アニメの第3話では、100m程先にある、魔物を生み出す岩を弓矢で射止める。この戦いの後でフェリオからマジックアイテムをもらい、いつでも通信できるようになった。
- アルシオーネとの戦いで重傷を負った海を助けたいという思いで、回復魔法「癒しの風」を習得する。また、伝説の泉エテルナで攻撃魔法「碧の疾風」を発動させ、自分自身の幻を倒した。海の神殿ではアスコットが召喚した魔物に苦戦する海を助けるため、新魔法「防りの風」を発動させる。空の神殿でのカルディナとの戦いでは、操られた光と海に攻撃されたが、最後まで二人を信じて反撃はしなかった。その際に束縛魔法「戒めの風」を習得し2人を拘束。風も操られそうになったが、「碧の疾風」でカルディナを撃退した。
- アニメ第7話では囮となったフェリオを助けたいと願う強い思いで、剣を成長させ、前の戦いでは歯が立たなかったアスコットの魔物を倒す。また第二章では一時ファーレンに捕らわれたが、フェリオに救出された。その後、デボネアが生み出した魔物との戦いで新魔法「碧の烈風」を習得した。
- 連載予告時のイラストでは眼鏡をかけていなかった。また、フェリオとは第二章で相思相愛となった。左手の薬指にフェリオにもらったリング(本来はピアス)をはめている。
- モコナ
- 声優:白鳥由里
- 白くてふわふわな謎の生き物。魔法騎士たちの水先案内人。
「モコナ」を参照
[編集] セフィーロ
主人公三人が突如として飛ばされてきた異世界。いわゆる剣と魔法のファンタジー世界であり、ここでは「心の強さ」が全てを決定する要素となる。「柱」と呼ばれる元首の祈りによって世界が支えられており、もし「柱」が祈る事ができなくなれば、セフィーロも崩壊してしまうという。ちなみにセフィーロの空はオートザムから望遠鏡を使えば見えるらしい。 名前の由来は、日産・セフィーロ。
- エメロード姫
- 声優:緒方恵美
- セフィーロの「柱」たる女性。彼女の祈りなしにはセフィーロは成り立たないが、臣下であるザガートを愛してしまうという、柱として持ってはいけない想いを持ってしまったため、自身を水の牢屋に幽閉し、殺害してもらう為に異世界から魔法騎士を召喚した。金髪のふわふわ長髪に幼女のような姿だが、物語のクライマックスで成長した姿へと変わる。フェリオという弟がいる。彼女は魔法騎士に倒される結末を迎えるが、OVA盤のみ精霊として登場し最後まで生存する。身長125cm。名前の由来は三菱・エメロード。
- クレフ
- 声優:佐々木望
- セフィーロで最高位の導師(魔導士。読み方はグル)。光たち3人に魔法を授けた人物。気が短く、その容姿は幼く見えるが、実は745歳(本人談)。ザガート、ランティス、アルシオーネの師匠でもある。
- アニメ版で巨大なセフィーロの城全体を結界で包むなどの実力を持つ。アルシオーネの精獣を撃破後、突如背後に現れたザガートの気配に反応が遅れ、石化されてしまう(石化はザガートが死亡した事で自動的に解けた)。
- 魔法騎士の3人の少女たちに“伝説”の真実を伝えず、そして彼女たちの心を傷つけた事に罪悪感を持っている。彼の言葉が正しければ、エメロード姫より年上と言う事になり、セフィーロの先代の柱にも仕えていた事になる。また、水の牢屋に入ることを選んだエメロードからモコナを受け取っている。
- アニメ版の最終話で海に告白されかけている(海本人が途中でやめた)。彼の年齢が745歳である事は公式設定であるが、アニメ版でクレフは自分の年齢を語っていない。身長120cm。
- 名前の由来はマツダ・クレフ。
- アニメで彼の役を担当した佐々木望は、745歳という年齢と、海とのミニラブコメをビデオの映像特典でネタにしている。
- プレセア
- 声優:篠原恵美
- セフィーロで最高位の創師(ファル。武器職人)。クレフの勧めで「沈黙の森」に家を建て、モコナと暮らしている。光たち3人にエスクード製の武器を創って与えた。クレフに好意を寄せている。
- アニメ版では、その際にアスコットが放った魔物の攻撃で崩れた館の下敷きになり、死亡する。
- 趣味は折檻で、モコナの耳を引っ張る、魔法騎士3人を釜茹でにするなど、未遂に終わっているが、過激な内容である。ときどき他人の話を聞かず、己の想像の世界で遊んでしまう癖がある。好きな食べ物はブイ・テック(セフィーロの果物。ホンダのVTECエンジンに由来)。光からもらった地球の世界のお菓子の味にも満足している。身長166cm。
- 名前の由来は日産・プレセア。
- フェリオ
- 声優:山崎たくみ(子供時代の17話は冬馬由美)
- エスクードを探す光たちが「沈黙の森」で出会った少年。髪の毛は緑色で、鼻と頬に傷がついており、体ほどもある剣をもっている。「沈黙の森の出口に案内する代わりに、森を出るまで自分たちの護衛をする」という風が出した条件で、魔法騎士たちとともに行動する。沈黙の森を出て、アルシオーネの襲撃を受けても「自分たちが約束したのは沈黙の森を出るまで」「これは自分たちの戦い」と言って助太刀を頼まなかった風に惚れた。実はエメロード姫の弟で、セフィーロの王子。身長160cm。
- 第二章では風と相思相愛の間柄になる。また、彼が両耳につけている金色のピアスは、「大切な人が出来たら差し上げなさい」と姉・エメロードからもらったもの。
- 名前の由来はホンダ・シビックフェリオ。
- アニメで彼の役を担当した山崎たくみが、予告で「出番が減ってるぞ」と念を押した事をネタにしていた。
- ランティス
- 声優:小杉十郎太
- 魔導師(イル)となれるほどの魔力と、剣闘士(ダル)をも凌ぐ剣術を兼ね備えたセフィーロで唯一の魔法剣士(カイル)。クレフの弟子の一人で、ザガートの実弟。その姿と声はまさに兄の生き写しである。以前はラファーガの前任の親衛隊長で、兄ザガートと共にエメロード姫の補佐をしていたのだが、柱制度に疑念を抱き、突如行方をくらます。その後、各国を転々としていたがオートザムに最も長く滞在していた。オートザムでも一目置かれており、アニメ版でのファイターメカ同士の決闘で、無敗だったイーグルの乗るFTOに性能の劣る量産機で土を付けたほど。オートザム政府から正式なファイター登録(軍への入隊)を勧められたが断った。柱崩壊の際にセフィーロに帰還。冷静で理性的な人物で、兄を倒した光たち魔法騎士の立場や胸中にも理解を示す。キーマンになる人物。酔うと周囲のものに抱きつく癖がある。身長198cm。
- アニメでは黒ずくめの服装をすることが多く、また黒い馬のような精獣に騎乗することも多い。
- アニメ版では光に母の形見であるネックレス状の手鏡を渡す。
- 名前の由来はマツダ・ランティス。
- プリメーラ
- 声優:白鳥由里
- ランティスが連れている妖精。一方的にランティスに付きまとっている。パステルピンクのチュチュのような服を着ており、髪の色はペパーミントグリーン。危ないところを助けてくれたランティスに一目惚れし、以後命の恩人たる彼と行動を共にしている。治癒魔法や強化魔法も使え(呪文は両方とも「フーチュラ」だが、強化魔法〔漢字表記は魔法増幅〕、アニメ版は治癒魔法として使用)、戦闘時はランティスの補佐も行う。ランティス自身にはその気は無いが、彼女はランティスとの幸せな未来を夢見ており、そのため、ランティスに近づく女性にすぐやきもちを焼く。モコナとは海に次ぐ漫才コンビである(モコナに食べられた事もある)。身長24cm。
- 名前の由来は日産・プリメーラ。
- 偶然だが、当時、アニメでプリメーラ役を担当していた白鳥の愛車はマツダ・ランティスであった。
- シエラ
- 声優:篠原恵美
- アニメ版のオリジナルキャラ。プレセアの双子の妹。光達やクレフ、アスコットを傷つけたくなくて「プレセアが蘇生した」と称して姉のふりをしていた。姉との違いは胸にある鳥形のあざ。また劇中の発言によると、伝説の武器の修理は出来るが新しい武器を作る事だけは出来ない。彼女もまたクレフに好意を寄せている。身長166cm。
- 名前の由来はゼネラルモーターズのピックアップトラック(GMCシエラ)、欧州フォードのセダン、あるいはスズキ・ジムニーの小型乗用車バージョンから。ジムニーの海外名の一つでもあり、セガサターン版のゲームにはジムニーというオリジナルの魔物も登場している。
[編集] ザガート一派
エメロード姫の臣下でありながら彼女をさらい、セフィーロを支配・崩壊へ導こうと語られていたザガートとその部下たち。アルシオーネとTVアニメ版のイノーバを除いて部下たちは全員がザガートへの忠誠心から彼に従っているわけではなく、それぞれの事情でザガートの下についている。部下たちは原作では当初5人いたが、その後4人に減っている。
- ザガート
- 声優:小杉十郎太
- セフィーロの柱であるエメロード姫の祈りを補佐する神官(ソル)。クレフの弟子の1人である。黒い装束に身を包み、クラウンを飾った、床近くまである黒い長髪を毛先近くでまとめている。ランティスという弟がいる。穏やかで思慮深い性格であったが、とある想いから、魔法騎士を抹殺しようと刺客を向ける。そして空中宮殿に現れた魔法騎士を自らが創造した魔神で迎え撃ち、圧倒的な力を見せつけるが、魔法騎士達3人の「セフィーロを救い、一緒に東京に帰る」という意思の強さには敵わず、合体魔法「閃光の螺旋」を受け、敗北。そしてエメロード姫に自由になるよう言い残し、消滅した。
- 身長208cm。名前の由来は、イタリアのカロッツェリア、ザガート。
- アルシオーネ
- 声優:天野由梨
- かつてクレフの弟子だった女性の魔導士(イル)。アニメ版では魔操士。ザガートに恋慕してクレフを裏切る。しかし、魔法騎士の抹殺に2度(アニメ版では3度)失敗し、結果ザガートの失望を買って処刑され、消滅してしまった。
- アニメ版では処刑はされず、ザガートの魔法で滝の中に拘束されていたが、アスコットを唆して復活。第二章でデボネアに拾われる形で再登場し、デボネアの居場所を教え消滅する(後述)。
- エメロード姫とザガートが相思相愛である事を知らずに、彼に尽くした(アニメでは第二部で知る)。名前の由来は、スバル・アルシオーネ。
- アスコット
- 声優:高山みなみ
- 海の神殿で魔法騎士を襲った子供の招喚士(パル)。モンスター(魔獣)と心を通わせられる力を持っていたが、その力ゆえに周囲から迫害を受けていた。しかし、ザガートにモンスターと一緒に住める場所を提供してもらい、その恩義から彼の陣営に加わる。魔法騎士を倒せなかったアルシオーネに代わって魔法騎士を攻撃してくる。
- アニメでは、それ以前にも何度も友達であるモンスターを呼び出し攻撃させていたが、最終的に海によって改心する。
- それ以来海に想いを寄せるようになり、再会したときには、海とつりあう様に身長も急に高くなり青年の姿になっていた。なかなか海に告白する勇気が出ない為、毎日魔獣を相手に気合を入れている。前髪が長いので、緑色の細い目が見えない事が多い。原作第2部ではクレフに魔法を教わったらしく、自身の魔法で敵を撃退するシーンがある。身長170cm(成長時)。名前の由来はホンダ・アスコット。
- カルディナ
- 声優:永島由子
- 空の神殿で魔法騎士を襲った(アニメでは、空の神殿で襲ってくるのはイノーバで、海の神殿から空の神殿に向かう途中に戦う)、関西弁で話す踊り子兼幻惑師(ラル)。ザガートに金で雇われた。アスコットの事を弟のように非常に可愛がっている。失敗したアスコットに代わり、魔法騎士に攻撃をしかけてくる。踊る事で相手を意のままに操る事が出来、魔法騎士達を同士討ちさせようとしたが、風の強い意思を知り撤退(本人曰く「これ以上は契約外労働」)。原作第2部ではラファーガと恋仲である事が判明する。チゼータの出身で、踊り子をしながら旅をしていたがセフィーロに腰を据えたもので(ラファーガとの仲が原因であることが示唆されている)チゼータのタータ・タトラ姉妹の事や、彼女達の召喚するジンの事も知っていた。
- アニメでは二丁のナイフを手に魔物と戦った。身長166cm。名前の由来はトヨタ・カルディナ。
- ラファーガ
- 声優:岸野幸正
- 炎の神殿で魔法騎士を襲った剣闘師(ダル)。エメロード姫を護衛する親衛隊長だったが、術によりザガートの操り人形と化していた。圧倒的な剣技で光を追い込むが、光の剣に触れ炎を浴び、洗脳が解ける。原作第2部ではカルディナと恋仲である事が判明する。ランティスとは馬が合わないらしく、柱消滅と同時に敵国から帰ってきたことと、カルディナとキスをしようとしている現場を偶然通りかかったランティスに目撃された事を気にしている。身長206cm。名前の由来はホンダ・ラファーガ。
- イノーバ
- 声優:置鮎龍太郎
- アニメ版のオリジナルキャラ。かつてエメロード姫がザガートに贈った精獣であり、エメロード姫とザガートが相思相愛であることも知っている。ザガートの力で人間の姿になり副官を務める。主であるザガートの事を「猊下(げいか)」と呼び、主の思いのために魔法騎士抹殺を誓う。空の神殿ではフェリオを人質にとり、風に対して魔法騎士にならないよう脅迫するが失敗。二度と人間の姿に戻れなくなる事を承知で、自ら志願して元の精獣の姿に戻り、魔法騎士に決戦を挑むも敗れる。身長188cm。名前の由来はホンダ・アスコットイノーバ。
[編集] オートザム
セフィーロの外に存在する、高度に機械化された近未来的な文化の共和制の国。球状の星からトゲ状の岩が突き出た形をしており、そのトゲは星の核から地表を貫く形で生えている。居住区のあるエリアという設定である。環境汚染(アニメ版は精神エネルギーの枯渇)が深刻化している為、人々はドーム型の居住区に住んでいるが、国土自体が死んでいっている為、滅亡を免れない運命にある。余談だが、セフィーロにケーキは存在しないのに対し、オートザムには存在する。名前の由来は、マツダの販売チャンネルの一つ、オートザム。
- イーグル・ビジョン
- 声優:緒方恵美
- オートザム軍の最高指揮官(コマンダー)で、最強のファイター。オートザム国大統領の令息でもある。オートザムの環境汚染(アニメ版では精神エネルギーの枯渇)を食い止める為、柱システムを解明するためセフィーロに侵攻。重度の精神エネルギー欠乏症に陥っており、病状が進行すると永遠に眠り続けて(ジェオ曰く「廃人」)しまう。医者にはセフィーロまで持たないと言われていた。普段はおとなしい性格で、会議中に眠ってしまったり、何も無い真平らな道で転んだりするなど抜けた所があるが、FTOに搭乗すると冷徹な性格に変わる。
- 柱候補の一人として光と共に柱への道を通って試練に挑む。当初はオートザム再生が目的であるとジェオや周囲にも語っていたが、真の目的は、既に末期症状の自分が柱となって犠牲になる事で、セフィーロの人々や何よりランティスを守る事。そして自分は、そのままセフィーロと共に永遠の眠りにつく事だった。光の柱就任が決定した後、資格の無いものとして消滅するはずだったが、光達3人やランティスの強い意思を受けたモコナが柱への道を全面的に開放したため、海と風に光共々救出され無事帰還。その際に症状が急激に悪化したのか眠り続けているが、命は取り留めており、その後はセフィーロで療養する。
- アニメ版では同じく柱候補に選ばれ、柱システム解明とオートザムの再生方法の共同研究を条件にセフィーロと講和。その後ランティスを捕らえていたレガリアと魔法騎士との戦いに介入、病状による吐血を引き起こし追い詰められるも、特攻を仕掛けてランティスを救出する。しかしデボネアの怒りを受け、FTOと共に爆散した。首の後ろに針状のナイフを隠し持っており、以前に羊羹ナイフとして使用していた為、ランティスに見破られた。身長180cm。名前の由来はクライスラー社の大型乗用車であったイーグル・ビジョン。愛機はFTO。
- ジェオ・メトロ
- 声優:梁田清之
- オートザム旗艦NSXの副司令官(サブコマンダー)で、彼自身も有能なファイター。巨漢で豪快な性格でイーグルの親友である。セフィーロ侵攻に関しては反対はしていないものの、いろいろ思う所があるらしい。度々眠ってしまうイーグルの体調に疑問を感じていた。料理が得意だが下戸。また、極度の甘党でもあり、会議だと言ってはお菓子を持ち込み、自分の部屋のあちこちにも菓子を隠している。またケーキや羊羹なども作って、イーグル達にご馳走している。柱システム崩壊後も度々セフィーロを訪れている。身長201cm。名前の由来はスズキ・カルタスの海外名のひとつだったジオ・メトロ。愛機はGTO。
- ザズ・トルク
- 声優:金丸淳一
- NSXの整備士(メカニック)で、修理なら電子レンジから戦艦まで何でもこなす。イーグルの愛機・FTOが大好きで同行した。外見は10代半ばだが、ジェオと違い、酒豪である。ジェオとよくじゃれ合っている。現在、年下の彼女募集中。アニメ版では光に好意を寄せていた。アニメ版では、理想のタイプは年下で髪が短く、自分より背の低い子だと語っていたが、本人曰く「年上も嫌いじゃない」との事である。身長145cm。名前の由来はウクライナのメーカー・ザズとトルク。
[編集] ファーレン
セフィーロの外に存在する、中国風文化を持つ帝政の国。土星の環の様な物を二つ持っている赤い星でその7割が海。リングの部分を除き、星の周囲を赤いガラスのようなバリアーが覆っている。経済的にも豊かで本来ならばセフィーロに侵攻する必要性の少ない国。名前の由来は、フォルクスワーゲンとアウディのディーラー。
- アスカ(阿洲花)
- 声優:西村ちなみ
- ファーレンの第一皇女。ファーレン唯一の帝位継承者だが、すでに両親共に他界してしまっている。セフィーロをお菓子一杯の国にするという、子供らしい欲望でセフィーロ侵攻を決定した。ファーレン皇室に伝わる幻術の使い手で未熟だが、才能は豊からしい。わがままな性格であるが、根は素直で、国と国民の事を一番に考える優しい心の持ち主。武術は得意だが勉強が大嫌いで、チャンアンに怒られるが、まったく気にしない。実はサンユンの事が好きである。海と同じくチゼータの守護精霊が嫌いらしく「悪趣味で気持ち悪い」と評し、アニメでは風と弓で対決する時の的にした。また、レイアース等の魔神に関しては「かっこいい」と気に入っており、欲しがっていた。「奥義:幻術糸」をセレスに使用し、操った事もある。
- オートザムとチゼータとの会談の際、イーグルからセフィーロとファーレン両国を幸せにすることは出来ない(どちらかを選ばなければならない)と指摘され、撤退する様要請される。思案の末、柱になることを諦めたものの、ファーレンを治める為にも、セフィーロで起こった事実を知らなければならないという結論に至り、オートザムの要請を拒否し、開戦に踏み切る。柱システムが崩壊し停戦した後は、自らセフィーロを訪れているようである。身長92cm。名前の由来はいすゞ・アスカ。
- サンユン(山伊)
- 声優:こおろぎさとみ
- アスカの乳兄妹でお側役の少年。ギャグな顔をしているが思慮深い性格で弓も嗜む、文武に優れた人物。将来アスカの手助けになればと、様々な分野の勉強も惜しまない努力家。チャンアンからも将来帝位を継ぐアスカの良き補佐官になってくれればと期待されている。好物は桃饅頭。アスカの事が好きだが身分が違う為、一生明かすつもりはないらしい。身長101cm。名前の由来は韓国のメーカー・双竜(サンユン、正式呼称は雙龍(サンヨン)自動車)
- チャンアン(長庵)
- 声優:宮内幸平→石森達幸
- ファーレンの大臣で、まだ幼いアスカの代わりに摂政として政治を行う老人。普段は長い眉に隠れて目の部分は見えないが、びっくりした時などに見えることがある。また非常に長い、真っ白のあごひげも蓄えている。アスカの幻術の才能、天性の明るさ、素直で優しい所を見抜いて良い君主になってくれればと願っている。そのため、アスカに厳しく接するのでアスカには口うるさいと思われているが、本人は気にしていない。皇族とは親類関係にあるらしく、多少の幻術は使える。カラオケが趣味で、夜歌ってから寝るらしい。身長146cm。名前の由来は中国のメーカー・長安(チャンアン)。
- 巨大サンユン
- アスカがサンユンをモデルに「奥義:画竜転生の術」で創り出した幻。巨体で、セフィーロの城ほどの大きさである。その巨大さにものを言わせ、チゼータの守護精霊を小さな虫ケラのごとく投げ捨てたり、TVアニメ版ではNSXにとび蹴りしたり、オーバーヒートを起こしたNSXを抱えて飛んだりもした。必殺技は口から発射する怪光線。チャンアンには「これも趣味がいいとは…」と冷評されたが、アスカ本人は相当気に入っているらしく、原作では1度きりだったが、TVアニメ版は「(以前創った)獅子より強い」と言って頻繁に呼び出している。タトラにも「可愛い」と気に入られている。なお、原作ではモデルとなったサンユンに良く似ていたが、アニメ版では水墨画風のデザインになっていた。
[編集] チゼータ
セフィーロの外に存在する、インド風文化を持つ王制の国。小さな球状の主星の左右から横にラグビーボールを半分にした状態の重力発生装置が生えている。国土は真ん中の小さな主星のみで大変狭い。勉強不足のアスカでさえ「あの、せっっまい国かや?」と知っているほど、領土が小さい事で有名。名前の由来は、イタリアの自動車メーカー、チゼータ・モロダーSRL。
- タトラ
- 声優:井上喜久子
- チゼータ第一王女。普段はおっとりしているが、チゼータ最強の戦士でもあり、戦闘時などは王族に相応しい毅然たる態度で物事に臨む。妹のタータの事は誰よりも大事に思っている。
- オートザムとの会談の席で、イーグルが死ぬ覚悟であることをいち早く見抜いた。また、全面開戦を決定したタータの本心を見抜き「タータが幸せならそれでいい」と彼女の意見を尊重した。そしてタータに「死を覚悟した者に勝てるのは、命の尊さを知ってる者だけ」と諭した。柱システム崩壊後もタータと共に度々セフィーロを訪れているようである。
- アニメでの戦闘武器は新体操のリボンのように操れる光の剣で、タータが海に敗れた後、軽装の服に着替えて海と戦うが敗北。セフィーロへの侵攻を中止した。身長168cm。名前の由来はチェコの大型車メーカー・タトラ。
- タータ
- 声優:久川綾
- チゼータ第二王女。気丈な性格で王族らしく正々堂々としているが、姉のタトラには頭が上がらない。本人曰く「タトラ姉様の笑顔ほど怖いものは無い」との事である[2]。国土が狭い事を大変気にしており、領土拡大の為にセフィーロに侵攻する。あくまでも本人は武力併合ではなく、話し合いによる統合を望んでいた。興奮すると口調が関西弁になる。海と異なりマッチョ(ジン)が好みらしい。
- オートザム、チゼータとの3ヶ国会談の際、イーグルからセフィーロより撤退する様提案があったが、国土滅亡の危機にあるオートザムが新天地を求め、セフィーロの人民を弾圧するかもしれないと考えたタータは、国軍を持たないセフィーロの為に戦うことを決め提案を拒否。オートザムとの全面開戦に踏み切った。柱システム崩壊後、タトラと共にチゼータの代表としてセフィーロを訪れている。
- アニメではアラビア風の剣と盾を手に戦う。二度海と勝負するも、どちらも敗北している。身長162cm。名前の由来はインドの財閥で自動車も生産しているタータ。
- ラシーン
- タトラを守る守護精霊で、タータのラクーンと総称して“ジン”と呼ばれる。ラクーンとは性格も多少異なるらしい。守護精霊を操るには相当強い心が必要。原作では茶色、アニメでは赤い体色をしている。名前の由来は日産・ラシーン。
- ラクーン
- タータを守る守護精霊で、代々の王位継承者に憑く。固有の形態は持っていない為、何にでも変身できるが、基本的にはランプの精のような姿をしている。見た目はマッチョだが女性が操っているため、気持ちの悪い動き方に拒絶反応を示す者も多い(海・アスカなど)。原作では茶色、アニメでは青い体色をしている。また、アニメではラシーンと合体して海とタータ・タトラが決闘した闘技場に変身した。名前の由来はホンダの電動アシスト自転車、または過去に製造していた原動機付自転車のホンダ・ラクーンから。
[編集] セフィーロ(裏)
- デボネア
- 声優:高畑淳子
- アニメ版オリジナルキャラ。セフィーロ全土の人間の不安などから具現化した存在で、すべてを闇の世界に沈めようとしている。ノヴァやアルシオーネをも己の目的のために利用する狡猾な性格。最後はレガリアと同化し、魔法騎士に戦いを挑む。なお、原作ではエメロードが使用する魔法に“金爆殺襲(デボネア)”が存在する。名前の由来は三菱・デボネア。
- 「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」の高麗国編にて、キィシムとして正式にフィードバックされる。
- ノヴァ
- 声優:伊藤美紀
- アニメ版オリジナルキャラ。光の心が生み出した存在で、東京に戻る際に光の中にあった、エメロードとザガートを殺したことによる強いマイナスの感情が彼女を生んだ。その為光と同じ顔で、光と同じ炎の魔法が使える。クレフはランティスに対し、「ノヴァはヒカルの心の一部であり、彼女を倒せばヒカルの心の一部は永遠に失われる」と説明していたが、その話を聞いたランティスは、襲撃してきたノヴァに抵抗できなかった。デボネアが作り上げた魔神レガリアを駆り、光に固執して彼女とその仲間たちに戦いを挑みボロボロになるまで痛めつけた事もあった。一人ぼっちで泣いていた時にそばにいると言ったデボネアを「デボネアお母様」と呼んで懐いている。最後は光と融合するような形で消滅した。
- 元ネタは『戦え!!イクサー1』のイクサー2。平野俊弘監督に登場シーンをイクサー2と同じにしてくださいとCLAMPが頼み込んだ経緯がある。イクサー2を経由しての『人造人間キカイダー』のハカイダーである。イクサー2に準じてノヴァのテーマ曲は、ハカイダーの歌のパロディになっている。身長145cm。名前の由来はシボレー・ノヴァ。
- アルシオーネ
- 声優:天野由梨
- ザガートの本心(エメロードが想い人だったと言う事実)を知って捨てられた所を、デボネアによって助けられた。魔法騎士たちによって発見され、ランティスに連れ帰られるが、その後ノヴァが侵入するために利用される。デボネアの力で強化されると同時に呪いをかけられており、デボネアについてしゃべろうとすると闇の力によって消滅させられてしまう。結局は、最終話で海と風にデボネアの居場所を告げ、消滅する。名前の由来はスバル・アルシオーネ。
[編集] 登場する主な魔神・ロボット
- 炎神レイアース
- 声優:田中秀幸
- 光が操る事のできる炎の魔神(マシン)。一角と炎のたてがみがある赤い狼(獅子)の姿を持つ。炎の神殿で眠りについていた。イーグルいわく攻撃重視で、剣の威力は3機中最強。“炎”、“情熱”、“未来”を司る。原作で、その正体が柱を殺す事を目的に創造られた兵器であると同時に創造主の下僕であった事が明かされる。原作版では柱制度崩壊を受け、モコナと他2体の魔神と共に別次元へと消えていった。モコナと同様に、自動車関係の名称が付いておらず「RAY-EARTH」は「光る大地」と言う意味がある。
- アニメの第二章では光に心の中で時々話しかけた事もあった。
- OVA版ではレクサス(ライオンの姿)だが、Vol.2で破壊された事がある。
- 初期設定の段階での命名案も“レクサス”だった。レクサスについてはトヨタのブランドの一つから。
- 海神セレス
- 声優:玄田哲章
- 海が操る事のできる水の魔神。青い龍の姿を持つ。海の神殿で眠りについていた。“水”、“優しさ”、“現在”を司る。イーグルいわく機動力重視。名前の由来はトヨタ・カローラセレス。
- 空神ウィンダム
- 声優:大塚明夫
- 風が操る事のできる風の魔神。4つの翼がある緑色の鳳凰の姿を持つ。空の神殿で眠りについていた。“風”、“知性”、“過去”を司る。イーグルいわく防御重視。なお、名前の由来はトヨタ・ウィンダムから。
- 合体魔神レイアース
- 3体の魔神が合体したもの。容姿はレイアースを主とし、主翼にウィンダムの羽、副翼にセレスの翼、そして、単体の時には見られなかったセレスの尻尾を持つ。エメロードを倒す時と、柱への道から脱出する時の2回、アニメ版では同じくエメロードを倒す時と、イーグルが殺された時と、デボネアを倒すときの3回合体した。
-
- 閃光の螺旋(ひかりのらせん)
- 3体の魔神の魔力を収束させて放つ合体魔法。原作では魔神ザガートを3体で包囲し、それぞれが構えた武器に浮き出た魔方陣から魔力を放っていたが、アニメ版では3体のイメージカラーである赤、青、緑の魔力が魔方陣から放たれ、螺旋を描きながら1つの光に収束する描写となっている。第二章では合体魔神の指先から放たれた。OVA版では合体魔神レイアースが構えた剣の刃が左右に開き、そこから放射状に発射された魔力が1つの光に収束している。
魔神はいずれも自らの意志を持ち、魔法騎士の意志の強さを認めた場合のみに共に戦う。また、TVアニメ版では魔法騎士の事をそれぞれ名前で呼ぶようになる。3人が愛用する武器と魔法を使用する他、3体の魔力を組み合わせた合体魔法「閃光の螺旋」が使用出来る。ただし、第二章では合体魔神になった時のみに使用した。
- 魔神ザガート
- ザガートが魔法騎士を迎え撃つために、持てる心の力を注いで創造した魔神。ザガートと同じく、黒の甲冑を纏った中世の騎士のような風貌をしている。凄まじい力で魔法騎士等を圧倒するも、合体魔法「閃光の螺旋」を受けて消滅。作中では名前は明らかにされていないが、サウンドトラックでは魔神ザガートと表記されていた。
- 魔神エメロード
- ザガートを殺された事に激怒し深く悲しんだエメロードが、魔法騎士への復讐のために創造した魔神。4本足のケンタウロスのような姿をしている(アニメ版では2本脚)。魔法騎士への激しい恨みと憎しみで、彼女たちをまったく寄せ付けなかったが、最後は合体魔神レイアースに胸を貫かれ消滅した。この魔神も名称は作中では明らかにされず、サウンドトラックにて表記されていた。
- FTO
- オートザムの白いファイターメカ(ロボット)。イーグルの乗機。機動性と白兵戦に優れる。武装はビームソードとバルカン砲、捕獲バリア、シールド、またそれ以外にも多数のミサイルとシールド結界を張るビット状のメカがあるが、アニメでは描かれていない。
- 圧倒的な力を見せつけるが、柱候補として光と交戦中に右翼を破壊され、柱への道から脱出するときに消滅。
- アニメ版48話では、ノヴァが駆る魔神レガリアとの戦闘で、ランティスの救出と引き換えに大破。さらにデボネアの攻撃によって消滅した。イーグル専用の配色と、量産型の配色の2種類がある(機能は同じ)。名前の由来は三菱・FTO。
- GTO
- オートザムの緑色のファイターメカ。ジェオの乗機。ビーム砲とハーケンを装備し、遠距離戦に長ける。イーグルが起動パスワードを変えてしまったために機能を停止してしまい、モニターに映る程度でしか登場しない。
- アニメではFTOと共に出撃し魔法騎士達と戦った。名前の由来は三菱・GTO、またはフェラーリ・288GTO、ポンティアック・GTOなど。
- 魔神レガリア
- ノヴァが操る事のできる黒い魔神で、デボネアが創造しノヴァに与えたもの。ノヴァと同様に光と同じ魔法を使いこなし、さらに他の魔導師を内部に取り込む事で、その者の魔法を操る事もできる。アニメ版48話においてFTOや合体魔神レイアースとの戦闘で破損し、デボネアの攻撃を受け下半身が吹っ飛び大破したものの、デボネアがレガリアの上半身の破片と融合、最後の敵として立ちふさがる。名前の由来はトヨタ・マークIIのグレード名であるグランデ レガリアから。
[編集] 戦艦・要塞
- NSX
- オートザムの巨大戦艦。ラグナ砲をはじめ多数のビーム砲やミサイル発射口、シールドなどを装備しており攻防共に戦闘能力は高い。また、FTOなどの戦闘マシーンを多数収容しリニアカタパルトを備える。アニメでのNSXは、『宇宙戦艦ヤマト2』等に登場する戦艦・アンドロメダに似ている。名前の由来は、ホンダが生産していたスポーツカーNSX。
- 童夢
- ファーレンの移動要塞。龍の形を模しており、炎のたてがみをなびかせて飛ぶ。タトラ曰く「長くて可愛い」らしい。龍の口部分から火球を発射できる。名前の由来は、かつてスーパーカー「零」を試作した童夢。
- ブラヴァーダ
- チゼータの移動要塞。カレー鍋のような形をしている(アスカ談)。艦首からは守護精霊を出す事が出来る。また、船首の女性像の目からビームを放てる(原作では、その女性像の頭上に守護精霊が飛び出して実体化する)。名前の由来は、オールズモビル・ブラヴァーダ。
[編集] その他の用語
- 魔法騎士(マジックナイト)
- セフィーロに口伝えで残されている伝説。「セフィーロに危機が迫った時、異世界から魔法騎士が召喚され、魔神の力を借りて戦う」というもの。当初、主人公の三人はその伝説について「単純な勧善懲悪の物語」という、冒頭におけるクレフの説明を鵜呑みにしていたが、それは誤りであり、魔法騎士の真の姿とは、「柱」がセフィーロに害悪をもたらす存在になったとき、「柱」を殺すために呼び出される異界の人間の事であった。エメロード姫はザガートを愛し、セフィーロ全体よりも彼の事を大切に思うようになってしまい、セフィーロに住む人間では柱を傷つける事ができないため、自分を殺してもらうために三人を呼び出した。
- なお、クレフと原作でのフェリオの発言と、クレフがエメロード姫の在位中から柱システムへの疑問を感じていた事実を総合すると、過去に最低でも1度は光達以外の人物が、魔法騎士として召喚され柱の交代がなされた事になる。
- 柱
- 祈りの力で国を支えるセフィーロの元首であり、セフィーロそのものである存在。その宿命と宗教的存在意義から、日本国における天皇との類似性が指摘される。生前退位や自死は許されず、セフィーロをひたすら愛する事を求められており、それ以外に少しでも心揺らぐ事があれば世界が崩壊への道を歩むという設定である。人一人が世界そのものを背負うというその重圧と、「人柱」を連想させるような残酷な運命から、セフィーロの人の中にも、そのシステムの存在に疑問を持つ者が存在する(クレフ、ランティス、フェリオなど)。だがオートザムなど国が滅びる事が決定的な国からは魅力的なシステムとして狙われる。作中では光が柱になり、柱システムが無くなる事を祈ったために消滅した。
- エスクード
- 魔法騎士専用の武器を作るために必要な、伝説の鉱物。これで作られた武器は、持ち主の成長に合わせて形状を変えていく。名前の由来は、スズキ・エスクード。
- エテルナ
- エスクードがあるという伝説の泉。横から見るとただの「線」が空中に浮いているようにしか見えないが、上から見てみると泉に見えるという、“二次元の泉”である。名前の由来は三菱・エテルナ。
- 魔神(マシン)
- 魔法騎士に力を貸して共に戦うと伝えられる存在。その正体は巨大ロボットで、普段は動物の姿で神殿に眠っている。なお、セフィーロに元から存在していた魔神は三体だけだが、ザガートは自らの力で自分用の魔神を創造していた。
- 精神エネルギー
- オートザムの機械全般を動かす為に必要な燃料。人の精神、生きる為のエネルギーそのものである。心が全てを決めるセフィーロと意味は似通っているが、オートザムの場合は人の精神、生きる為の力その物であるため、オートザム人はまさに寿命を削りながら生活をしている。アニメ版では高度に機械化した影響で惑星自体が膨大な精神エネルギーを必要としているため、既に枯渇が始まっており、それを食い止める術を柱システムに見出し、セフィーロへ侵攻してきたと言う事になっている(原作では環境汚染)。
- 幻術
- ファーレン皇室に代々伝わる術。筆で書いた絵を実体化させたり(画竜点睛の術)、糸を使って他のものを操ったり(幻術糸)することが出来る。膨大な心の強さを必要としており、劇中で多用したアスカが過労で倒れてしまった。術者はアスカとチャンアン(未使用)。
[編集] テレビアニメ
読売テレビ制作・日本テレビ系列局にて1994年10月17日から1995年11月27日まで月曜日の19:30 - 20:00に放送された。1995年12月23日に放送された総集編「マジックナイト・レイアース増刊号」を含めると、全50話。テレビ宮崎は未放送。
メインタイトルロゴ『魔法騎士レイアース』の表記が全部カタカナの“マジックナイト・レイアース”に直されたのは43話(1995年10月16日放送分)から。なお、放送中の1995年10月より、東京ムービー新社はキョクイチ東京ムービーと表記変更(合併は11月)したが、アニメ本編終了まで東京ムービー新社名義でクレジットされていた(総集編は東京ムービー名義で表示)。
第1部は芸術文化振興基金助成作品として制作されOPにクレジットされている。
原作とTVアニメ版とでは、話の展開や設定が多少異なっている。その差異について詳しくは下記に後述する。
セガトイズ製キャラクターグッズの第1号となった。 放映当時CMにも力を入れていたのかレイアースを実写版で製作しCMで放映されていた。このときの光、海、風の3人を演じていたのは南青山少女歌劇団のメンバーである(光役:広橋佳以、海役:飯田未、風役:千葉紗子)。
BGMの楽曲はティーン世代の女性コミックファン、ゲームファンに好評だった『CDシアター ドラゴンクエスト』のコンセプトを踏襲して、同じ作曲家が作っている。
1995年1月16日放送分の第11話「異世界セフィーロの魔神伝説」の翌日に阪神淡路大震災が発生。連日民放各社が時間帯に関係なく地震報道を放送している中、被災地のキー局である読売テレビは、翌週の第12話「恐るべき幻惑士 カルディナ」を予定通り放送した。
第一章オープニングで、田村直美が歌った「ゆずれない願い」は売り上げ100万枚を越えるヒットを記録し、田村は同曲で1995年の『NHK紅白歌合戦』に出場した。
[編集] 声の出演
主要な声の出演については、登場人物の節を参照の事。
※ミラ、セラ、シエラ、イノーバ、ノヴァ、デボネアはTVアニメ版オリジナルキャラクター(セラはセガサターン版のゲームでは別の設定で登場。声優は同じくこおろぎさとみ)。ミラはダイハツ・ミラ、セラはトヨタ・セラから。
- 獅堂覚:飛田展男
- 獅堂優:千葉一伸
- 獅堂翔:菊池正美
- 海のパパ:塩沢兼人
- 海のママ:伊藤美紀
- 海の先輩:冬馬由美(9話)
- 鳳凰寺空:小林優子
- ナレーション:島津冴子、吉成圭子(19話、各種特別編のみ)
[編集] スタッフ
- シリーズ構成・脚本:まるおけいこ・中村修(18話まで)、大川七瀬(19話以降)
- シリーズ構成監修:大川七瀬(18話まで)
- キャラクターデザイン:石田敦子
- モンスターメカデザイン:山根理宏(やまねまさひろ)
- デザインワークス(21話以降):森木靖泰
- オープニングディレクター:大張正己
- 美術監督:石垣努
- 撮影監督:野村隆
- 音響監督:浦上靖夫
- 音楽:松尾早人
- 音楽監修:すぎやまこういち
- 音楽プロデューサー:堀尾裕樹(ポリグラム)
- 編集:岡安肇(岡安プロモーション)
- 色彩設計:平山礼子
- 文芸担当:小野田博之
- 製作担当:小島哲
- 企画開発:野田直彦(東京ムービー新社)
- 企画協力:宮川明子、渡辺哲也(電通)
- 監督:平野俊弘
- 脚本協力(18話まで):大川七瀬
- 脚本原案(18話まで):まるおけいこ
- コンテ:平野俊弘、千明孝一、新田義方、亀垣一、中山岳洋、飯島正勝、小枝マリ、松村康弘、まついひとゆき、中野頼道、高木真司、佐藤真人、岡崎幸男、きくちみちたか、篠原俊哉、鍋島修
- 演出:元永慶太郎、千明孝一、新田義方、亀垣一、保谷太郎、中野頼道、まついひとゆき、高木真司、長岡康史、岡崎幸男
- 作画監督:石田敦子、後藤圭二、竹内昭、本橋秀之、中山岳洋、小林多加志、久保博志、平山円、中島弘明、渡部迅子、阿部純子、山根理宏、門之園恵美、西岡忍、後野真津里、服部和美、河村明夫、石野聡、坂井久美
- 原画:スタジオWAVE、中村プロダクション、アニメロマン、スタジオワンパック、スタジオ絵夢RX、イマジン、虫プロダクション、スタジオファンタジア、スタジオアクセル、スタジオムー
- 動画チェッカー:江野沢柚美、いのせふじお、川崎浩充、林夢地
- 色指定:平山礼子、西川裕子、木村早苗、清水千世子、松尾加栄子
- 特殊効果:林好美、前川孝、山本公
- 動画:中村プロダクション、アニメワールド大阪、ミゾ企画、東京アニメーションセンター、エム・アイ、スタジオワンパック、じゃんぐるじむ、イマジン、スタジオエッグ、ソウルキッズ、スタジオマーチ、はだしプロ、スタジオブーメラン
- 背景:石垣プロダクション、葵竜窟、スタジオユニ、スタジオキャッツ、獏プロダクション、アテネアートスタジオ、スタジオマーサ
- 撮影:トムス・フォト、スタジオコスモス
- 撮影協力:天平フィルム、スタジオコール、スタジオコスモス
- 整音:山本寿、大城久典
- 効果:佐々木純一(アニメサウンドプロダクション)
- 録音スタジオ:A・P・Uスタジオ
- CG製作:中川真一、小野弘司
- CG協力:Kodak
- 広報:木村元子、阿倍慎一郎→蔭山衣子
- 演出助手:矢野驚
- 設定進行:西村政行
- 編集:小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋、三宅圭貴
- タイトル:マキ・プロ
- 制作進行:西村政行、松元晃、上村弘隆、泉岳男、青木隆介、中川聡、中谷浩二、岡村隆一、青木佐智子、小林弘明、田沼勉、横山敏
- 音響制作:オーディオ・プランニング・ユー
- 音楽制作:ポリドール(現:ユニバーサルミュージック)、スギヤマ工房
- 現像所:東京現像所
- 協力:リップルフィルム、東京キッズ
- 制作協力:電通
- 製作:読売テレビ、東京ムービー新社
[編集] 主題歌
第一章
- オープニング「ゆずれない願い」歌:田村直美(第1回アニメーション神戸 主題歌賞受賞曲)
- エンディング1「明日への勇気」歌:吉成圭子(第1 - 18話)
- エンディング2「明日への勇気 アコースティック・ヴァージョン」歌:吉成圭子
- エンディング2は第20話のみの特別バージョン。
第二章
- オープニング1「キライになれない」歌:中村あゆみ(第21 - 42話)
- オープニング2「光と影を抱きしめたまま」歌:田村直美(第43 - 49話)
- エンディング1「ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて」歌:本田美奈子(第21 - 42話)
- エンディング2「いつか輝く」歌:吉成圭子(第43 - 49話)
- イメージアルバム(キャラクターソング集)も2枚制作され、Vol.1は大川七瀬、Vol.2は及川眠子がプロデュースした。
なお、これらの曲の歌詞には全て主人公3人の名である「光」「海」「風」の文字が入っている。
[編集] サブタイトル
1話 - 20話が第一章、21話 - 49話が第二章。
- 伝説のマジックナイト始動
- 沈黙の森の創師 プレセア
- 謎の美少年剣士 フェリオ
- 執念の魔操士 アルシオーネ
- 伝説の鉱物 エスクード
- 命をかけたプレセアの武器
- 捨て身のフェリオ砂漠の恋
- 召喚士アスコットの恐怖の罠
- マジックナイト最大の危機!
- よみがえる伝説の魔神セレス
- 異世界セフィーロの魔神伝説
- 恐るべき幻惑士 カルディナ
- この世界でいちばん大切なもの
- 光、海、風のゆずれない願い
- 第二の魔神・空神 ウィンダム
- 強敵! 剣闘士ラファーガ
- イノーバの正体とよみがえる記憶
- 最後の魔神・炎神 レイアース
- 対決! 魔法騎士 vs ザガート
- 伝説の魔法騎士! 驚異の真実
- 出発(たびだち)と新たな絆
- セフィーロと三つの国
- オートザムの侵攻とランティス
- 魔法騎士と戦艦NSX
- 光と夢の中のノヴァ
- 魔法騎士とファーレンのアスカ
- セフィーロの柱の秘密
- 光とランティスの危険な旅
- イーグルと捕われた光
- ノヴァと悪魔の魔神レガリア
- チゼータの移動要塞と戦えない光
- 海・風とファーレン・チゼータ
- 光の願いとプレセアの秘密
- 光と引き裂かれた友情
- 海とタータ・タトラの野望
- 風対アスカ! 命がけの弓勝負
- 甦れ! 光の剣
- イーグル・セフィーロ城総攻撃!
- セフィーロ城 大混戦!
- 魔法騎士とひとときの安らぎ
- ノヴァとの戦いと魔物の正体
- 巨大サンユン vs NSX!
- 王冠の部屋と柱の記憶
- 真剣勝負! 海 vs タータ・タトラ
- 絶体絶命! ランティスの危機
- 光・衝撃! ノヴァの真実
- 真の柱は!? 光か、イーグルか!?
- 果てしない戦い!
- 勝利への道! 信じる心が開く明日!
[編集] 前後番組
| 読売テレビ制作・日本テレビ系列 月曜19:30枠(本作以降再びアニメ枠) | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
魔法騎士レイアース
|
||
[編集] ビデオ・DVD
- ビデオソフト
- レンタル用VHS版:第一章5+第二章7の全12巻
- 店頭販売用VHS版:第一章7+第二章10の全17巻(単価4,000円)
- LD版:第一章5+第二章7+特別編1の全13巻(単価5,000円)
3バージョン共に1995年3月 - 1996年4月にポリグラムからリリースされた。
- DVD-BOX
- 第1版:第一章4+第二章6の全10巻編成で、1999年6月16日にポリグラムからリリースされた。
- 第2版:第一章4+第二章6+特別編1+サントラCD1の全12巻編成で、2005年5月27日にバンダイビジュアルからリリースされた。
- DVD (単品)
- 2005年12月23日から2006年2月24日にかけて、バンダイビジュアルより全10巻でリリースされた(単価5,000円)。
[編集] 原作とTVアニメ版の違い
レイアースは原作コミック版が一章・二章の3巻ずつ計6巻と少なく、TVアニメ化するのに伴ない、オリジナルの話やオリジナルキャラクターを挿入したりと、原作とTVアニメ版とでは話の展開や設定が異なる部分がある。特に第二章は大きく異なり、原作を大きく突き放した形でオリジナルのストーリー展開がなされている。そのためか、TVアニメ版の設定資料とでもいうべき脚本集全4巻が1995年10月 - 1996年2月に講談社文庫からリリースされている(単価570円)。
- 物語の舞台となる年代が原作では1993年だが、TVアニメでは放送時期に合わせて1994年となっている。
- 原作では登場しなかったTVアニメ版のオリジナルのキャラクターが多数登場した(イノーバ、ノヴァ、デボネア、セフィーロの村人・民衆など)。
- ザガートはセフィーロの支配ではなく、エメロード姫を守るために魔法騎士と敵対した。そのため、原作でザガートは無駄な弾圧や殺戮を行わなかったのに対し、TVアニメ版初期のザガートはセフィーロの民衆を弾圧し、エメロード姫付親衛隊をラファーガを除いて殺害するなど、セフィーロの支配が目的のような描写があり、エメロード姫を攫っていくシーンまで存在する。これに対し平野監督はCLAMP大川との対談で「打ち合わせをしなかったのが悪かった」と謝罪している。
- 原作では生存しているプレセアやイーグルなどが、TVアニメ版では死亡している。
- 第一章終了時点で原作では死んだ事になっているアルシオーネがTVアニメ版では生存している。イーグルとアルシオーネの最期は共に魔法騎士を助け、デボネアに殺されるという形をとる。
- セフィーロの王子であるフェリオが、王族であるにもかかわらず城の外にいた理由が異なる。原作は「剣の修行や昼寝に夢中で、殆ど城には戻らなかった」であるのに対し、TVアニメ版は「幼い頃、エメロード姫によって記憶を消されて旅芸人一座に拾われた」となっていた。
- フェリオが沈黙の森で分かれる時に風に渡したものが、原作はリング状のピアスでTVアニメはマジックアイテム(通信録音機能を持ったオーブ)となっている。
- 原作ではセフィーロの物を東京に持ち込む事は原則不可能だが、TVアニメ版は使用不能になるだけで持ち込む事は可能である。
- 柱の概念が異なり、原作は柱の概念が“道”であるのに対し、TVアニメ版は“柱の証”と言われ、柱になる者によって形が変わる設定である。
- オートザムの危機の設定とイーグルの病状が異なる。原作は「環境汚染の深刻化」「眠気」で、TVアニメ版は「精神エネルギーの枯渇」「吐血」。大川曰く、「両方をごっちゃにするファンが多くて驚いた」との事。
- 原作では魔法騎士が他国からの侵略者と関わる場面が、最後を除いて描かれていないのに対し、TVアニメ版では最初から顔を会わせたり、魔法騎士が各国に捕らわれる(光はオートザム、海はチゼータ、風はファーレン)など、各国の指揮官と直接関わる場面が多く、魔法騎士が他国の民族衣装を着用した事もある。
- ランティスが城の外に出る理由が異なり、原作は柱への道の捜索、TVアニメ版は取り残された人の救出であった。
- アニメ化に伴ない出血や流血の場面がかなり抑えられている。
- 原作では、魔法とジョブ(職業)の読み方がセフィーロ独自の言葉であるのに対し、TVアニメ版は日本語読み。
- TVアニメ版では風が「碧の旋風」という新魔法を習得する。
- TVアニメではエメロード姫が生きている間にシエラがどこで何をしていたのかという事や、モコナと魔神達の正体については謎のままとなっている。
- 魔法騎士の3人を再びセフィーロに召喚したのは原作では創造主モコナだが、TVアニメ版は彼女たち自身となっている。
- 原作では、全てを終えた後、魔法騎士の3人はセフィーロと東京を自由に行き来できるようになったのに対し、TVアニメ版ではそのような描写が一切ない。
[編集] ゲーム
セガより発売
- セガサターン版
- ハマるロープレの第3弾として発売。アクションRPG。マップを移動しながら、画面上に点在する敵キャラクターを操作キャラで倒していく戦闘システムで、敵と出会うたびに画面が切り替わったりはしない。画面演出は独特であり、階段で他階に移動する際の風景は切り替えや暗転を使用せずに連続的に切り替えるなど、メモリが多く二次元画像を一度に多く読み込めるセガサターンの長所を遺憾なく発揮している(その反面、多数のデータを一度に読み込むために街の移動やダンジョンの出入りの際はロード時間が長くなってしまっている)。この独特な演出はセガの自社製作であり、続作のサクラ大戦などの画面演出の原形となっている。
- 流し台やタンスなど、特に意味のない物に対して先頭のメンバーがセリフを言ったり、イベントごとに3人それぞれの絵日記(ゲームの進行そのものには影響しない)が追加されていくなど、主人公3人のキャラクタの掘り下げを綿密にし、キャラクターゲームながら全体的に丁寧な造りとなっている。また、ボスにはいわゆる根負けシステムが採用されており、負けてもゲームオーバーにはならず再戦すると弱体化しているなど、総じて難易度は抑えめにされている。アミュレットの収集というやりこみ要素もあるが、基本的には純粋にゲームを楽しむよりもストーリーを楽しむ事を重点的に作られている。
- 物語の発端と最終的な目的以外は、原作・アニメ版とも異なったストーリー展開となっており、オリジナルキャラクターも多数登場する(上記で説明のあった「セラ」はこのゲームでは10歳の少女という設定になっている)。イベントシーンなどにアニメーションが多数挿入されており、序盤は本編からの流用が多いものの、風の武器が剣から弓に変更されていることや、ほぼオリジナルストーリーだということもあり、中盤以降はアニメスタッフによる新規描き下ろしアニメが多用されている。
- 魔神の声は全て玄田哲章が担当している。原作・アニメ版では成長と共に長大化していく剣を使っていた風だが、このゲームでは3人の戦闘能力の個性化を図るためか最後まで弓を使用する(つまりエスクード製の弓である)。また、原作・TVアニメ版には登場しないオリジナルの魔法や技が複数登場する。
- 原作・アニメ版ともに悲劇的なストーリーという事で話題になったが、このゲーム版ではさらに救いの少ないストーリーとなっている。ザガート側の人物のうち、ザガート、エメロード姫、イノーバ、アルシオーネ、ラファーガ(洗脳)は魔法騎士に敗れて、アスコットは半狂乱になったカルディナの一撃を受けて、カルディナはイノーバに処刑されてと、いずれも死亡する悲劇的な展開となっている(原作ではアルシオーネ、TVアニメ版ではイノーバを除いて全員生存)。一方でプレセアはTVアニメ版のように途中で死んだりはせず最後まで生存している。また、フェリオとエメロード姫の関係については、このゲームでは何も触れられていない。
- 初回版は三平方BOX仕様に加え、レイアースファンブックおよびパワーメモリー用のインデックスシール付き。
- 余談だが、米国ではサターン最後のソフトとして発売された。
- ゲームギア版
- 1
- ストーリーはオリジナルで、姿を消してしまったモコナを追うというものになっている。
- フェリオが変装の達人となっているなど、原作とは一部設定が異なり、魔法に関しても原作とは効果が全く違うものがある。
- レイアースのロゴがプリントがされたゲームギア本体と本カセット、モコナのアミュレットがセットになったゲームギア+1も発売された。
- 本作のストーリーをもとにした外伝漫画がるんるんに掲載された。
- 2
- 再びセフィーロに戻ってきた3人を魔法騎士に育てるのが目的の育成シミュレーション。育て方によっては魔法騎士以外にも剣士や魔術師などもになる。
- 魔法騎士にするにはアイテムの入手が必要であり、3人同時に魔法騎士にするにはメモを取りながらの複数回プレイが必要。
- キッズコンピュータ・ピコ版
- トミーより発売
- スーパーファミコン版
- 原作、アニメにはない多彩な魔法が用意されている。3人の冒険だが、途中ではフェリオ、アスコット、カルディナ、ラファーガと共に冒険を続けるシーンもある。各キャラクターの掛け声も聞ける(味方キャラクターのみ)。
- プレセアは最後まで生きており、クレフも石にはならない。
- 1周目のエンディングはバッドエンドだが、2周目以降はハッピーエンドになるというやり込みを狙った隠し要素も存在する。
- ゲームボーイ版
- 1
- 森の中で見つけた絵の中に迷い込み、そこから脱出するというストーリー。3人は別々に行動する。
- 当時ゲームボーイでは珍しかった、声優によるボイスサンプリングが話題となった。
- 2
- 色泥棒に奪われた色を取り戻すというストーリー。前作の続きとなっている。
- 前作で好評だったボイスサンプリングは数を増やしている。
[編集] OVA
OVA版『レイアース』は全3巻で、VHS/LD版が1997年7月25日 - 12月10日にポリグラムから(単価7000円)、DVD-BOX版が2002年11月27日に講談社からリリースされた(8000円)。他に『特別編-希望の翼』(ディレクターズカット版)はVHS/LD版が1998年にポリグラムから発売されている。
『なかよし』1996年3月号と同時発売となったTVアニメ版の脚本集の最終巻の巻末において大々的な告知が行なわれた。
原作・TVアニメ版とは大きく設定が異なっている。
- このOVA版では、「セフィーロ」の人々や魔神が東京に出現し、中学校の卒業式を翌週に控えた光たちが地球の運命を懸けた戦いに巻き込まれて行くストーリーになっている。3人のスタート時の年齢は原作・TVアニメ版よりおよそ1歳半年上という設定になっている。
- 原作・TVアニメ版では、光達3人は「セフィーロ」に召喚される直前に社会見学で訪れていた東京タワーで初めて出会ったのだが、OVA版では最初から同じミッション系の中学校(女子校の模様)に通っており、性格や所属している部活動なども多少異なる(原作・TVアニメ版では、光は剣道部、海はフェンシング部、風は弓道部。OVA版では、光は新体操部、海はテニス部、風は無所属)。
- 光とクレフの身長が、原作・TVアニメ版よりも高くなっている。
- 原作・TVアニメ版ではロボットに近いデザインだった魔神がOVAでは生物的になっている。そして魔神の内部では、光たちは原作・TVアニメ版では専用の防具を着ているが、OVA版では全裸である。魔神とは作中で「術者(光たち)と精獣が一体化した姿」と語られており、文字通り術者の肉体と精獣が合体した姿が魔神である。
- 光たちやアルシオーネ、フェリオらが使用する魔神は共通して魔神で傷ついた場所と同じ場所(アルシオーネは右手を潰され、フェリオは左まぶたが切れたなど。アスコットに至っては、激しく傷ついているため、操縦者を見せないほど)が傷付いているが、光たちは降りたら傷が治っているのに対し、アルシオーネらは降りても傷ついたままである。呪文も、光たちは「サイノス」、アルシオーネ達は「我と契約せし…」と異なっている。
- フェリオ、アルシオーネ、アスコット、ザガートも精獣と魔神を持つ(但しザガートの魔神は、作中ではイーグルが操る)。
- エメロード姫の弟が、フェリオではなくイーグルになっている。
- 原作・TVアニメ版であったような「明るさ、ギャグ的要素」はほとんどなく、シリアスで全体的に少々暗めのストーリー展開となっている。また、光たち3人の恋愛要素は、このOVA版では触れられていない。
声優は基本的にTVアニメ版と同じ。
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
エンディング「All You Need Is Love」歌:田村直美
- ※TVアニメ版の全ての曲の歌詞に入っていた「光」「海」「風」の3人の名の文字は、この曲の歌詞に限って入っていない。
[編集] その他
CLAMPの歴代作品のキャラクターが登場する『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』で、本作からはモコナ、プリメーラ、エメロード姫、カルディナ、イーグル、ジェオ、ランティスなどが登場しているほか、魔神レイアース、セレス、ウィンダムも「巧断(くだん)」と言う名で登場。光、海、風の3人も連載6年目にして、さくらの同級生として登場している。 さらに、光と海の持つ剣も阿修羅王と夜叉王を神にすることによって次元の魔女が受け取った対価と類似している。 また、大半は三菱自動車の車両名が使用されていたが、この会社の自動車は裏番組の「関口宏の東京フレンドパークII」で登場している(主にパジェロ)。 レイアースに登場する自動車名で2009年3月時点で車名を変更されずに現在も生産が続けられているのは「スズキ・エスクード」一車種のみで、大半は廃盤となっている。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
|
||||||||||||||


