魔法騎士レイアース
| 魔法騎士レイアース | |
|---|---|
| ジャンル | 少女漫画 異世界ファンタジー |
| 漫画 | |
| 作者 | CLAMP |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | なかよし |
| レーベル | KCデラックス |
| 発表期間 | 1993年11月号 - 1996年4月号 |
| 巻数 | 全6巻(旧版単行本) 全6巻(新装版) |
| アニメ | |
| 原作 | CLAMP |
| 脚本 | 大川七瀬、まるおけいこ |
| キャラクターデザイン | 石田敦子 |
| アニメーション制作 | 東京ムービー新社 |
| 製作 | 読売テレビ、東京ムービー新社 |
| 放送局 | 読売テレビ |
| 放送期間 | 1994年10月17日 - 1995年11月27日 |
| 話数 | 全49話 |
| OVA:レイアース | |
| 原作 | CLAMP |
| 監督 | 平野俊貴 |
| シリーズ構成 | 中村学 |
| キャラクターデザイン | 門之園恵美 |
| アニメーション制作 | トムス・エンタテインメント |
| 製作 | 講談社、ポリグラム トムス・エンタテインメント |
| 発表期間 | 1997年7月25日 - 1997年12月10日 |
| 話数 | 全3話 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
| ウィキプロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
![]() |
|---|
『魔法騎士レイアース』(マジックナイトレイアース Magic Knight Rayearth)は、CLAMPによる日本の漫画作品。またはそれを原作としたテレビアニメ、ゲーム、OVAなどの作品。
目次 |
[編集] 概要
1993年11月から1996年4月まで『なかよし』で連載されたファンタジー漫画作品。また、1994年から1995年にかけてアニメ化され、のちの1997年にはOVA化もされた。
基本的に典型的な剣と魔法といったファンタジーロールプレイングゲームの世界を模している。また、作中で登場する固有名詞の多くは、自動車関連の固有名称が用いられている。
[編集] あらすじ
1993年、東京タワーでの社会見学中、中学2年生の3人の少女光、海、風が偶然出会った途端に異世界「セフィーロ」に召喚される。導師クレフの導きを受けて、3人は魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出る。神官ザガートがセフィーロの要である“柱”のエメロード姫を捕らえ、セフィーロは危機に陥っていたのだ。ザガートを倒すための協力者らと出会い、立ちはだかるザガートの手下を退けながら、数々の困難を乗り越えることで武器と防具を成長させ、ついに魔神を手に入れた3人の魔法騎士。彼女らがザガートに戦いを挑んだその先には…。
それから数ヵ月後。東京タワーで再会した彼女たち3人が今度は自らの意志でセフィーロに赴き、崩壊の危機に加えて他国の侵攻に晒されているセフィーロのために、そして彼女たち自身との決着をつけるために戦う…。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 登場人物
[編集] メインヒロイン
- 獅堂光(しどう ひかる)
- 声 - 椎名へきる
- 魔法騎士の1人。14歳の中学2年生、8月8日生まれ、身長145cm、O型、アイスクリームが好き。両親と3人の兄の6人家族。幼稚園児の頃、父親に剣道で勝っている(父親はその時のショックで修行の旅に出ている)。長い間家には帰らない父親に代わり、3人の兄から可愛がられている。テーマカラーは赤。明るく元気いっぱいで誰とでも仲良くなれる反面、非常に頑固者。ややボーイッシュ口調で、一人称は「私」。年齢よりも幼く見られやすい。女子校に通い、学年を問わず人気者。3人の中で1番運動神経が抜群。愛犬は閃光(ひかり)。動物と意思疎通ができる。3頭身の描写になると、時々猫の耳とシッポが出る。
- 東京タワーにおいて他の2人と共にセフィーロへと召喚される。クレフより授けられた魔法は炎の魔法。実家が剣道道場で、小さい頃から剣道を習っていたため剣が得意。炎の神殿において炎の魔神・レイアースを手に入れる。
- 恋愛には無縁だったが、第二章ではランティスと惹かれ合う。心の強さは随一。
- 作中での髪型は細い1本の三つ編みだったが、連載予告時のイラストではポニーテールだった。
-
- 炎の矢(ほのおのや)
- 炎で出来た矢を生み出し、敵に向けて乱射する。
- 紅い稲妻(あかいいなずま)
- エテルナの試練で現れた、閃光(ひかり)の幻影を倒す際に習得。
- 龍咲海(りゅうざき うみ)
- 声 - 吉田古奈美
- 魔法騎士の1人。中学2年生、3月3日生まれ、身長158cm、A型、両親のみの3人家族。テーマカラーは青。3人の中では1番長身。お嬢様御用達の学校に通っている。フェンシング部所属。エテルナへ行く時に借りた剣も、後にプレセアに創ってもらった剣も、光の物より細身。3人の中では一番美人。興奮しやすく怒りっぽい反面、根は仲間思いで優しく非常に繊細。口調は典型的な女言葉で、一人称は「私」、他人への呼称も基本的に呼び捨てである。
- 東京タワーで光や風と一緒だった時に突然セフィーロへ召喚される。クレフより授けられた魔法は水。第1部で「水の龍」、「蒼い竜巻」を習得し、第2部では新魔法「氷の刃」を習得した。海の神殿において、水の魔神・セレスを手に入れる。趣味はケーキ作りでありながら、本人は甘いものが苦手。他人に毒味(?)させて自分は食べないようである。初恋の相手はクレフらしい。
-
- 水の龍(みずのりゅう)
- 龍の姿を象った水が敵に襲い掛かる。初登場は沈黙の森を抜けた直後の対アルシオーネ戦。
- 蒼い竜巻(あおいたつまき)
- エテルナの試練で現れた、両親の幻影を倒す際に習得。
- 氷の刃(こおりのやいば)
- 原作第2部で習得。アスカの「幻術糸」を破るために使用。アニメでも第二章で習得したが、こちらは再生能力の高い魔物を倒すため。
- 鳳凰寺風(ほうおうじ ふう)
- 声 - 笠原弘子
- 魔法騎士の1人。中学2年生、12月12日生まれ、身長156cm、A型。好きな食べ物はてっさ、塩辛、もずくと渋いものが多い。両親と姉の4人家族。テーマカラーは緑。名門の女子校に通っている模様。いつもおっとりした笑顔で、敬語口調な反面、非常に頭が良く策略家。一人称は「私(わたし)」、アニメでは「わたくし」。
- 東京タワーで光達と出会い、その直後にセフィーロへ召喚される。クレフより授けられた魔法は風。3人の中で唯一回復魔法や防御魔法がある。弓道部所属(※後にプレセアに創ってもらった武器は剣)。空の神殿において、風の魔神・ウィンダムを手に入れる。普段彼女は眼鏡をかけているが、魔神に乗ると眼鏡が消える。フェリオとは恋仲。連載予告時のイラストでは眼鏡無しだった。
-
- 癒しの風(いやしのかぜ)
- アルシオーネの魔法攻撃を受け、瀕死に近い状態に陥った海を癒すために使った。体の傷は治せるが、精神力を消耗したことによる疲労は回復できないらしい。
- 碧の疾風(みどりのしっぷう)
- エテルナの試練で現れた、自身の幻影を倒す際に習得。
- 防りの風(まもりのかぜ)
- 海の神殿で、アスコットと対峙する海を、アスコットが招喚した魔物の攻撃から護るために習得。
- 戒めの風(いましめのかぜ)
- 空の神殿で、カルディナに操られた光と海の動きを止めるために習得。原作では、第2部において光の道から弾き出された光を受け止める際にも使用。
- 碧の旋風(みどりのせんぷう)
- アニメ第二章のオリジナル魔法。碧の疾風よりも強力。再生能力の高い魔物を倒すため習得。
[編集] セフィーロ
主人公3人が突如として飛ばされてきた異世界。いわゆる剣と魔法のファンタジー世界であり、心の強さが全てを決定する要素となる。柱と呼ばれる元首の祈りによって世界が支えられており、もし柱が祈る事ができなくなれば、セフィーロも崩壊する。セフィーロの空はオートザムから望遠鏡を使えば見えるらしい。柱システム崩壊後は、新しい国づくりへ動き出した。
- モコナ
- 声 - 白鳥由里
- 白くてふわふわな謎の生き物。魔法騎士達の水先案内人。クレフがエメロード姫から受け取り、その後、プレセアに預けられた。プレセアへの悪戯が好きな様子。実は地球やセフィーロ・宇宙を創った全ての創造主である(アニメ版にはこの設定はない)。デザインは猫井椿。
- エメロード
- 声 - 緒方恵美
- セフィーロの柱たる女性。彼女の祈りなしにはセフィーロは成り立たない。万人(セフィーロに生きる命全て)の幸せを祈らなければならない身でありながら、臣下である一個人(ザガート)を1人の女として愛したが為、自身を水の牢屋に幽閉、殺害してもらうために異世界から魔法騎士を召喚した。波打つ長い金髪に幼女姿だが、終盤、ザガートの死の悲しみのあまりに大人へと成長、自身も復讐鬼と化し、魔法騎士に襲い掛かる。魔法騎士に倒され、死を以てザガート1人のものになれる事を喜びながら絶命する。OVA版では精霊として登場し、最後まで生存する。
- 作中で使用した魔法は、「光衝招撃(サイノス、英語で「目標」「注目の的」などを意味する「cynosure」から取られた造語)」と「金爆殺襲(デボネア、英語で「愛想の良い、礼儀正しい、陽気な」の意味)」。
- クレフ
- 声 - 佐々木望
- セフィーロで最高位の導師(グル。位の高い魔法使い)。光達3人に魔法を授けた人物。小柄かつ若そうに見えるが、745歳の年長者(本人談)。ザガート、ランティス、アルシオーネの師匠でもある。気が短い。アニメ版では、巨大なセフィーロの城全体を結界で包むなどの実力者。なお、最終話で海に告白されかけている。
- 魔法騎士として召喚された3人の少女に“伝説”の真実を伝えなかったのが原因で、彼女達の心を傷つけたことに対して罪悪感を感じている。水の牢屋に入ることを選んだエメロードからモコナを受け取っている。
- 作中で使用した魔法は、「魔法伝承(アクセプト、魔法を伝える。光達には合わせて防具も与えた)」と「稲妻招来(サンダス、稲妻を放ち攻撃する)」、「殻円防除(クレスタ、球形のシールドを張って身を守る)」、「精獣召喚(クレフト、精獣を呼び出す)」、「精獣戻界(スレイヤ、精獣を異界に戻す)」。「精獣召喚」と「精獣戻界」は対になる魔法。
- 声優は、745歳という年齢と、海とのミニラブコメをビデオの映像特典でネタにしている。
- プレセア
- 声 - 篠原恵美
- セフィーロで最高位の創師(ファル。武器職人)。長い金髪をポニーテールにまとめた女性。クレフの勧めで沈黙の森に家を建て、モコナと暮らしている。クレフに好意を寄せている。
- 光たち3人にエスクード製の武器を創って与えた。武器を創る際には、精神力を相当消耗するらしい。趣味は折檻で、モコナの耳を引っ張る、人間を釜茹でにするなど、未遂に終わっているが過激な内容である。時々他人の話を聞かず、自分の想像の世界で遊ぶ癖がある。好きな食べ物はブイ・テック(セフィーロの果物)。光からもらった地球の世界のお菓子の味にも満足している。
- アニメ版では、その際にアスコットが放った魔物の攻撃で崩れた館の下敷きになり死亡する
- フェリオ
- 声 - 山崎たくみ / 子供時代:冬馬由美
- エスクードを探す光達が沈黙の森で出会った少年。緑色の髪に、鼻と頬に傷がついており、身長と同じくらいの長さの剣をもつ。風が出した交換条件により、魔法騎士達とともに行動する。実はエメロードの弟。
- 風とは恋仲。彼が両耳につけている金色のピアスはエメロード姫からもらったもので、後に片方を風に贈る。
- アニメ版では当初、記憶喪失の状態で旅芸人の一座にいた。後、風に通信機能を持つ赤いオーブ(マジックアイテム)を贈る。
- ランティス
- 声 - 小杉十郎太
- 強い魔力と高い剣術を兼ね備えた、セフィーロで唯一の魔法剣士(カイル)。クレフの弟子の一人で、ザガートの弟。ラファーガの前任の親衛隊長で、兄と共にエメロード姫の補佐をしていたのだが、柱制度に疑念を抱き、突如行方をくらます。その後、各国を転々としていたがオートザムに最も長く滞在していた。イーグルとも親しい。
- オートザムでも一目置かれており、アニメ版でのファイターメカ同士の決闘で、無敗だったイーグルの乗るFTOに性能の劣る量産機で土を付けたほど。オートザム政府から正式なファイター登録(軍への入隊)を勧められたが断った。
- 柱崩壊の際にセフィーロに帰還。冷静で理性的な人物で、兄を倒した光達魔法騎士の立場や胸中にも理解を示す。光とは恋仲。アニメ版では光に母の形見(ネックレス状の手鏡)を渡していた。
- 作中で使用した魔法は、「稲妻招来(サンダス)」、「雷衝撃射(クロノス、ギリシア神話に登場する時間の神から。稲妻招来より強力な魔法)」、「殻円防除(クレスタ)」、「精獣召喚(クレフト)」(描写はないが、対になる「精獣戻界(スレイヤ)」も使えると思われる)。
- プリメーラ
- 声 - 白鳥由里
- ランティスが連れている妖精。髪の色はペパーミントグリーン。服は薄いピンク色をした、チュチュのようなデザイン。危ないところを助けてくれたランティスに一目惚れし、以後命の恩人たる彼と行動を共にしている。背中にある4枚の羽で空を飛んで移動できるが、たいていはランティスの肩に座っている。
- 治癒魔法や強化魔法も使え(呪文は両方とも「フーチュラ」だが、強化魔法〔漢字表記は魔法増幅〕、アニメ版は治癒魔法として使用)、戦闘時はランティスの補佐も行う。ランティスとの幸せな未来を夢見ているが為、少々嫉妬深い。モコナとは漫才コンビでもある。身長24cm。
- 作中で使用した魔法は「魔法増幅(フーチュラ)」。上述の通り、原作とアニメで効果が異なる。
- シエラ
- 声 - 篠原恵美
- アニメ版オリジナルキャラクター。プレセアの双子の妹。光達やクレフ、アスコットを傷つけたくなくて「プレセアが蘇生した」と称して姉のふりをしていた。姉との違いは胸にある鳥形のあざ(半裸でないと分からない)。武器の修理は出来るが、新しい武器を作ることだけは出来ない。彼女もまたクレフに好意を寄せている。
[編集] ザガート一派
ザガートとその部下達。アルシオーネとイノーバ以外、部下達は全員がザガートへの忠誠心から彼に従っている訳ではない。ザガートの死後、部下達はセフィーロのために尽力する(アニメ版のアルシオーネ以外)。
- ザガート
- 声 - 小杉十郎太
- エメロードの祈りを補佐する神官(ソル)。クレフの弟子の1人。黒い装束に身を包み、冠を飾った、床近くまである黒い長髪を毛先近くでまとめている男性。穏やかで思慮深い性格であったが、とある想いから、魔法騎士を抹殺しようと刺客を向ける。そして空中宮殿に現れた魔法騎士を自らが創造した魔神で迎え撃ち、圧倒的な力を見せつけるが、魔法騎士達3人の意志の強さにかなわず、合体魔法「閃光の螺旋」を受け敗北。そしてエメロードに自由になるよう言い残し、消滅した。
- 作中で使用した魔法は、「闇爆殺襲(ストラトス)」と「銀爆殺襲(ディアブロ、イタリア語で悪魔の意味)」、「闇衝招撃(レクサス)」。
- アルシオーネ
- 声 - 天野由梨
- かつてクレフの弟子だった女性の魔導士(イル)。アニメ版では魔操士。ザガートに恋慕して師匠を裏切る。エメロードとザガートが愛し合っていることを知らずに彼に尽くした。魔法騎士の抹殺に2度(アニメ版では3度)失敗し、結果ザガートに失望され、消された。
- アニメ版では消滅せず、第二章でデボネアに拾われ、魔法騎士達の前に立ちふさがるが、ランティスに敗れ幽閉される。当初はザガートの事などで心を閉ざしていたが、海や風・シエラに諭され、最期はデボネアに殺される。
- セガサターン版ではかげろうのアイアイ、生命の木、ラカタクの滝、ひそかなる大穴、真実なる火山で光達との戦いに敗れ、消滅する。
- 作中で使用した魔法は、「氷尖撃射(アライア)」と「氷槍投射(アライル)」、「氷流切刃(アストラ)」。全て氷属性の攻撃魔法。その他に「殻円防除(クレスタ)」、「精獣召喚(クレフト)」も使っているため「精獣戻界(スレイヤ)」も使用可能と思われる。
- アスコット
- 声 - 高山みなみ
- 海の神殿で魔法騎士を襲った、子供の召喚士(パル)。魔獣と心を通わせられる力を持っている。ザガートに魔獣と一緒に住める場所を提供してもらい、その恩義から彼の陣営に加わる。アルシオーネに代わって魔法騎士を攻撃してくる。
- 最終的に海によって改心する。それ以来海に好意を寄せる。第2部では身長をかなり伸ばした様子。
- セガサターン版ではひそかなる大穴でカルディナとの説得に失敗し、光達が半狂乱になったカルディナの一撃を受ける所で庇い、死亡する。
- 作中で使用した魔法は「魔獣召喚(マキシマ、魔獣を召喚する)」。第2部では「衝電破激(アスキス)」という魔法をクレフから教わった。
- アニメにて登場した、本人の魔獣はアタランテ、パジェロ(南米に棲むヤマネコ、パジェロから)、ビガー(活力等、若さを意味する英語から)、デューシー、カペラ(ぎょしゃ座の首星カペラから)。
- カルディナ
- 声 - 永島由子
- 空の神殿で魔法騎士を襲った(アニメでは、海の神殿から空の神殿に向かう途中に戦う)、関西弁で話す踊り子兼幻惑師(ラル)。ザガートに金で雇われた。アスコットを弟のように非常に可愛がっている。失敗したアスコットに代わり、魔法騎士に攻撃をしかけてくる。
- 踊ることで相手を意のままに操ることができ、魔法騎士達を同士討ちさせようとしたが、風の強い意思を知り撤退。ラファーガとは恋仲。チゼータ出身で、踊り子をしながら旅をしていた(関西弁はチゼータの方言)。そのため、タータ・タトラ姉妹のことや、彼女達の召喚するジンのことも知っていた。
- セガサターン版ではひそかなる大穴で光達を庇い死亡したアスコットの仇を討つため、自暴自棄になって光達を襲うも、戦いに敗れ、光に説得される寸前にイノーバに魂ごと消去される。
- ラファーガ
- 声 - 岸野幸正
- 炎の神殿で魔法騎士を襲った剣闘師(ダル)。エメロードを護衛する親衛隊長だったが、術によりザガートの操り人形と化していた。圧倒的な剣技で光を追い込むが、地面に突き刺さった光の剣に触れた際に炎を浴び、洗脳が解ける。後にカルディナと恋仲に。ランティスとは馬が合わないらしい。
- セガサターン版ではさざめきの森で光達との戦いに敗れ、イノーバに殺されるが、最後に自分を取り戻した。
- イノーバ
- 声 - 置鮎龍太郎
- アニメ版オリジナルキャラクター。かつてエメロードがザガートに贈った精獣であり、2人が愛し合っていることも知っている。ザガートの力で人間の姿になり副官を務める。主(ザガート)を猊下と呼び、主の思いのために魔法騎士抹殺を誓う。
- 空の神殿ではフェリオを人質にとり、風に対して魔法騎士にならないよう脅迫するが失敗。二度と人間の姿に戻れなくなることを承知で、自ら志願して元の精獣の姿に戻り、魔法騎士に決戦を挑むも敗れる。
[編集] オートザム
セフィーロの外に存在する、高度に機械化された近未来的な文化の共和制の国。球状の星からトゲ状の岩が突き出た形をしており、そのトゲは星の核から地表を貫く形で生えている。居住区のあるエリアという設定である。環境汚染(アニメ版は精神エネルギーの枯渇)が深刻化しているため、人々はドーム型の居住区に住んでいるが、国土自体が死んでいっているため、滅亡を免れない状況にある。ケーキが存在する。
- イーグル・ビジョン
- 声 - 緒方恵美
- オートザム軍の最高指揮官(コマンダー)で、最強のファイター。オートザム国大統領の令息でもある。オートザムの環境汚染(アニメ版では精神エネルギーの枯渇)を食い止めるため、柱システムを解明するためセフィーロに侵攻。重度の精神エネルギー欠乏症に陥っており、病状が進行すると永遠に眠り続ける。
- 普段はおとなしい性格で、会議中に眠ったり、何も無い真平らな道で転んだりするなど抜けた所があるが、FTOに搭乗すると冷徹な性格と化す。
- 柱候補の一人として光と共に柱への道を通って試練に挑む。光の柱就任が決定した後、資格の無いものとして消滅するはずだったが、光達3人やランティスの強い意思を受けたモコナが柱への道を全面的に開放したため、海と風に光共々救出され無事帰還。その後、セフィーロで療養中(症状も徐々に回復しつつある)。
- アニメ版では同じく柱候補に選ばれ、柱システム解明とオートザムの再生方法の共同研究を条件にセフィーロと講和。その後ランティスを捕らえていたレガリアと魔法騎士との戦いに介入、病状による吐血を引き起こし追い詰められるも、特攻を仕掛けてランティスを救出する。デボネアの怒りを受け、FTOと共に爆散した。
- ジェオ・メトロ
- 声 - 梁田清之
- オートザム旗艦NSXの副司令官(サブコマンダー)で、彼自身も有能なファイター。巨漢で豪快な性格でイーグルの親友である。セフィーロ侵攻に関しては反対はしていないものの、いろいろ思う所があるらしい。度々眠るイーグルの体調に疑問を感じていた。料理が得意で下戸。極度の甘党。柱システム崩壊後も度々セフィーロを訪れている。
- ザズ・トルク
- 声 - 金丸淳一
- NSXの整備士(メカニック)で、修理なら電子レンジから戦艦まで何でもこなす。イーグルの愛機・FTOが大好きで同行した。外見は10代半ばで酒豪。ジェオとよくじゃれ合っている。
- アニメ版では光に好意を寄せていた。年下で髪が短く、自分より背の低い子が好みらしい。本人曰く「年上も嫌いじゃない」。
[編集] ファーレン
セフィーロの外に存在する、中国風文化を持つ帝政の国。土星の環の様な物を二つ持っている赤い星でその7割が海。リングの部分を除き、星の周囲を赤いガラスのようなバリアーが覆っている。経済的にも豊かで本来ならばセフィーロに侵攻する必要性の少ない国。
- アスカ(阿洲花)
- 声 - 西村ちなみ
- ファーレンの第一皇女。ファーレン唯一の帝位継承者であり、既に両親は共に他界。セフィーロをお菓子一杯の国にするという、子供らしい欲望でセフィーロ侵攻を決定した。ファーレン皇室に伝わる幻術の使い手で、まだ未熟だが、才能は豊からしい。わがままな性格であるが、根は素直で、国と国民のことを一番に考える優しい心の持ち主。武術は得意だが、勉強が大嫌いでチャンアンに怒られるが全く気にしない。サンユンが好き。レイアースなどの魔神に関しては「かっこいい」と気に入り、欲しがっていた(庭で飼うつもりらしい)。
- 原作では柱システムが崩壊した後、自らセフィーロを訪れているようである。
- サンユン(山伊)
- 声 - こおろぎさとみ
- アスカの乳兄妹でお側役の少年。ギャグな顔をしているが、思慮深い性格で、文武に優れた人物。将来アスカの手助けになればと、様々な分野の勉強も惜しまない努力家。チャンアンからも将来帝位を継ぐアスカの良き補佐官になってくれればと期待されている。
- 好物は桃饅頭。アスカのことが好きだが身分が違うため、一生明かすつもりはないらしい。
- チャンアン(長庵)
- 声 - 宮内幸平→石森達幸
- ファーレンの大臣で、まだ幼いアスカの代わりに摂政として政治を行う老人。アスカの幻術の才能、天性の明るさ、素直で優しい所を見抜いており、良い君主になってくれればと願っている。アスカに厳しく接するので彼女には口うるさいと思われているが、本人は気にしていない。皇族とは親類関係にあるらしく、多少の幻術は使える。カラオケが趣味で、夜歌ってから寝るらしい。
- 巨大サンユン
- アスカがサンユンをモデルに「奥義:画竜転生の術」で創り出した幻。巨体で、セフィーロの城ほどの大きさである。その巨大さにものを言わせ、チゼータの守護精霊を小さな虫ケラのごとく投げ捨てたり、TVアニメ版ではNSXにとび蹴りしたり、オーバーヒートを起こしたNSXを抱えて飛んだりもした。必殺技は口から発射する怪光線。チャンアンには「これも趣味がいいとは…」と冷評されたが、アスカ本人は相当気に入っているらしく、原作では1度きりだったが、TVアニメ版は「(以前創った)獅子より強い」と言って頻繁に呼び出している。タトラにも可愛いと気に入られている。原作ではモデルとなったサンユンに良く似ていたが、アニメ版では水墨画風のデザイン。
[編集] チゼータ
セフィーロの外に存在する、アラブ風文化を持つ王制の国。小さな球状の主星の左右から横にラグビーボールを半分にしたような形状の重力発生装置が生えている。国土は真ん中の小さな主星のみで大変狭い。方言が存在するが、現実世界の関西弁と同じものである。勉強不足のアスカでさえ知っているほど、領土が小さい事で有名。
- タトラ
- 声 - 井上喜久子
- チゼータ第一王女。普段はおっとりしているが、チゼータ最強の戦士でもあり、戦闘時などは王族に相応しい毅然たる態度で物事に臨む。妹を誰よりも大事に思っている。
- オートザムとの会談の席で、イーグルが死ぬ覚悟であることをいち早く見抜いた。また、全面開戦を決定したタータの本心を見抜き彼女の意見を尊重している。そして妹に「死を覚悟した者に勝てるのは、命の尊さを知っている者だけ」と諭した。柱システム崩壊後も、妹と共に度々セフィーロを訪れているようである。
- アニメ版ではタータが海に敗れた後、軽装の服に着替えて海と戦うが敗北。セフィーロへの侵攻を中止した。
- タータ
- 声 - 久川綾
- チゼータ第二王女。気丈な性格で王族らしく正々堂々としているが、姉には頭が上がらない。本人曰く姉の笑顔ほど怖いものは無い。国土が狭いことを大変気にしており、領土拡大のためにセフィーロに侵攻する。あくまでも本人は武力併合ではなく、話し合いによる統合を望んでいた。姉とは対照的に男勝りな口調だが、興奮すると関西弁になる。
- オートザム、チゼータとの3ヶ国会談の際、イーグルからセフィーロより撤退する様提案があったが、国土滅亡の危機にあるオートザムが新天地を求め、セフィーロの人民を弾圧するかもしれないと考えたタータは、国軍を持たないセフィーロのために戦うことを決め提案を拒否。オートザムとの全面開戦に踏み切った。柱システム崩壊後、姉と共にチゼータの代表としてセフィーロを訪れている。
- アニメ版では二度海と勝負するも、どちらも敗北している。
- ラシーン
- タトラを守る守護精霊で、タータのラクーンと総称して“ジン”と呼ばれる。ラクーンとは性格も多少異なるらしい。守護精霊を操るには相当強い心が必要。原作では移動要塞「ブラヴァーダ」の艦首にある女神像の付近に、ラクーンと共に顕現する。
- ラクーン
- タータを守る守護精霊で、代々の王位継承者に憑く。固有の形態は持っていないため、何にでも変身できるが、基本的にはランプの精のような姿をしている。見た目はマッチョだが、女性が操っているため、気持ちの悪い動き方に拒絶反応を示す者も多い。
- アニメではラシーンと合体して海とタータ・タトラが決闘した闘技場に変身した。
[編集] セフィーロ(裏)
- デボネア
- 声 - 高畑淳子
- アニメ版オリジナルキャラクター。セフィーロ全土の人間の不安などから具現化した存在で、すべてを闇の世界に沈めようとしている。ノヴァやアルシオーネをも己の目的のために利用する狡猾な性格。最後はレガリアと同化、魔法騎士に戦いを挑む。
- 『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』の高麗国編にて、キィシムとして正式にフィードバックされる。
- ノヴァ
- 声 - 伊藤美紀
- アニメ版オリジナルキャラクター。もう1人の獅堂光。光と顔がそっくりで、光と同じ炎の魔法が使える。デボネアが作り上げた魔神レガリアを操る。デボネアを母親のように懐いている。光に固執しており、何度も光を襲ったが、最後は彼女を受け入れた光と融合した。
- 元ネタは『戦え!!イクサー1』のイクサー2。
[編集] 登場する主な魔神・ロボット
- 炎神レイアース
- 声 - 田中秀幸
- 光が操ることのできる炎の魔神(マシン)。一角と炎のたてがみがある赤い狼(獅子)の姿。炎の神殿で眠りについていた。イーグルいわく攻撃重視で、剣の威力は3機中最強。“炎”、“情熱”、“未来”を司る。正体は、柱を殺すことを目的に創造された兵器兼創造主の下僕。柱制度崩壊を受け、モコナと他2体の魔神と共に別次元へと消えていった。
- 自動車関係の名称が付いてない。RAY-EARTHは英語で「光る大地」。
- アニメの第二章では光に心の中で時々話しかけたこともあった。
- OVA版ではレクサス(ライオンの姿)として登場したが、Vol.2で破壊された。初期設定の段階での命名案も「レクサス」だった。
- 海神セレス
- 声 - 玄田哲章
- 海が操ることのできる水の魔神。青い龍の姿。海の神殿で眠りについていた。“水”、“優しさ”、“現在”を司る。イーグルいわく機動力重視。
- 空神ウィンダム
- 声 - 大塚明夫
- 風が操ることのできる風の魔神。4つの翼がある緑色の鳳凰の姿。空の神殿で眠りについていた。“風”、“知性”、“過去”を司る。イーグルいわく防御重視。
- 合体魔神レイアース
- 3体の魔神が合体したもの。容姿はレイアースを主とし、主翼にウィンダムの羽、副翼にセレスの翼。セレスの尻尾は単体では青だが、こちらは赤になっている。原作ではエメロードを倒す時と、柱への道から脱出する時の2回、アニメ版では同じくエメロードを倒す時と、イーグルが殺された時と、デボネアを倒すときの3回合体した。
-
- 閃光の螺旋(ひかりのらせん)
- 3体の魔神の魔力を収束させて放つ合体魔法。原作では魔神ザガートを3体で包囲し、それぞれが構えた武器に浮き出た紋章から魔力を放っていたが、アニメ版では3体のイメージカラーである赤、青、緑の魔力が魔法陣から放たれ、螺旋を描きながら1つの光に収束する描写となっている。第二章では合体魔神の指先から放たれた。OVA版では合体魔神レイアースが構えた剣の刃が左右に開き、そこから放射状に発射された魔力が1つの光に収束している。
魔神はいずれも自らの意志を持ち、魔法騎士の意志の強さを認めた場合のみに共に戦う。TVアニメ版では魔法騎士のことをそれぞれ名前で呼ぶ。3人が愛用する武器と魔法を使用する他、3体の魔力を組み合わせた合体魔法「閃光の螺旋」が使用出来る。※第二章では合体魔神になった時のみに使用した。
- 魔神ザガート
- ザガートが魔法騎士を迎え撃つために、持てる心の力を注いで創造した魔神。ザガートと同じく、黒の甲冑をまとった中世騎士のような風貌、身につけた紫のマントはビーム系攻撃を弾く。凄まじい力で魔法騎士たちを圧倒するも、合体魔法「閃光の螺旋」を受けて消滅。サウンドトラックでは魔神ザガートと表記されていた。
- 魔神エメロード
- ザガートを殺されたことに激怒し深く悲しんだエメロードが、魔法騎士への復讐のために創造した魔神。4本足のケンタウロスのような姿(アニメ版では2本脚)。白を基調とするが、成長後のエメロードがまとう赤や紫といった濃い色も触手(髪)などに見受けられる。魔法騎士への激しい恨みと憎しみで、彼女たちをまったく寄せ付けなかったが、最後は合体魔神レイアースに胸を貫かれ消滅した。名称は作中では明らかにされず、サウンドトラックにて表記されていた。
- FTO
- メタリックな白を基調とした、オートザムのファイターメカ(ロボット)。イーグルの乗機。機動性と白兵戦に優れる。武装はビームソードとバルカン砲、捕獲バリア、シールド、またそれ以外にも多数のミサイルとシールド結界を張るビット状のメカがあるが、アニメでは描かれていない。
- 圧倒的な力を見せつけるが、柱候補として光と交戦中に右翼を破壊され、柱への道から脱出するときに消滅。
- アニメ版48話では、ノヴァが駆る魔神レガリアとの戦闘で、ランティスの救出と引き換えに大破。さらにデボネアの攻撃によって消滅した。イーグル専用の配色と、量産型の配色の2種類があり、頭部とひざから下のデザインはイーグル専用機のみ異なる(装備は同じ)。
- GTO
- オートザムの緑色のファイターメカ。ジェオの乗機。ビーム砲とハーケンを装備し、遠距離戦に長ける。原作ではイーグルが起動パスワードを変えた為に機能を停止、モニターに映る程度でしか登場しない。アニメではFTOと共に出撃し魔法騎士達と戦った。
- 魔神レガリア
- ノヴァが操ることのできる黒い魔神で、デボネアが創造しノヴァに与えたもの。ノヴァと同様に光と同じ魔法を使いこなし、さらに他の魔導師を内部に取り込むことで、その者の魔法を操ることもできる。アニメ版48話においてFTOや合体魔神レイアースとの戦闘で破損し、デボネアの攻撃を受け下半身が吹っ飛び大破したものの、デボネアがレガリアの上半身の破片と融合、最後の敵として立ちふさがる。
[編集] 戦艦・要塞
- NSX
- オートザムの巨大戦艦。ラグナ砲をはじめ多数のビーム砲やミサイル発射口、シールドなどを装備しており攻防共に戦闘能力は高い。また、FTOなどの戦闘マシーンを多数収容しリニアカタパルトを備える。アニメでのNSXは、『宇宙戦艦ヤマト2』等に登場する戦艦・アンドロメダに似ている。
- 童夢
- ファーレンの移動要塞。龍の形を模しており、炎のたてがみをなびかせて飛ぶ。タトラ曰く「長くて可愛い」らしい。龍の口部分から火球を発射できる。
- ブラヴァーダ
- チゼータの移動要塞。カレー鍋のような形をしている(アスカ談)。艦首からは守護精霊を出す事が出来る。また、船首の女性像の目からビームを放てる(原作では、その女性像の頭上に守護精霊が飛び出して実体化する)。
[編集] その他の用語
- 魔法騎士(マジックナイト)
- セフィーロに口伝えで残されている伝説。「セフィーロに危機が迫った時、異世界から魔法騎士が召喚され、魔神の力を借りて戦う」というもの。当初、主人公の三人はその伝説について単純な勧善懲悪の物語と誤解していた。実は、「柱」がセフィーロに害悪をもたらす存在になったとき、「柱」を殺すために呼び出される異界の人間のことである。過去に最低でも1度は魔法騎士が召喚され、柱の交代がなされた模様。
- 柱
- 祈りの力で国を支えるセフィーロの元首であり、セフィーロそのものである存在。生前退位や自死は許されず、セフィーロをひたすら愛することを求められている。国以外に少しでも心揺らぐことがあれば世界が崩壊への道を歩む。人一人が世界そのものを背負うというその重圧と、人柱を連想させるような残酷な運命から、セフィーロの人の中にも、そのシステムの存在に疑問を持つ者が存在する。作中では光が柱になり、柱システムを消滅させた。
- エスクード
- 魔法騎士専用の武器を作るために必要な、伝説の鉱物。これで作られた武器は、持ち主の成長に合わせて形状を変えていく。
- エテルナ
- エスクードがあるという伝説の泉。横から見るとただの線が空中に浮いているようにしか見えないが、上から見てみると泉に見える“二次元の泉”である。
- 魔神(マシン)
- 魔法騎士に力を貸して共に戦うと伝えられる存在。その正体は巨大ロボットで、普段は動物の姿で神殿に眠っている。なお、セフィーロに元から存在していた魔神は三体だけだが、ザガートは自らの力で自分用の魔神を創造していたし、エメロード姫も一瞬にして魔神を創造した。
- 精神エネルギー
- オートザムの機械全般を動かすために必要な燃料。心の力が全てを決めるセフィーロと意味は似通っているが、オートザムの場合は人間が持つ精神力であり、生きるための力その物であるため、オートザム人はまさに寿命を削りながら生活している。
- アニメ版では、高度に機械化した影響で惑星自体が膨大な精神エネルギーを必要としているため、すでに枯渇が始まり、それを食い止める術を柱システムに見出し、セフィーロへ侵攻してきた(原作では環境汚染が深刻な状態になったため)。
- 幻術
- ファーレン皇室に代々伝わる術。筆で書いた絵を実体化させたり(画竜転生の術)、糸を使って他のものを操ったり(幻術糸)することが出来る。膨大な心の力を必要とし、劇中では多用したアスカが過労で倒れた。術者はアスカとチャンアン(未使用)。
[編集] テレビアニメ
読売テレビ制作・日本テレビ系列(NNS加盟局)にて1994年10月17日から1995年11月27日まで月曜日の19時30分から20時00分に放送された。本編は全49話だが、1995年12月23日には総集編「マジックナイト・レイアース増刊号」が放送された。
本作で一度中断した月曜19時台のアニメ枠が復活し、2009年4月に『サプライズ』が平日19時台に設置されるまで一貫してアニメが放送された。当初の放送期間は1年間だったが、3ヶ月延長された。
メインタイトルロゴ『魔法騎士レイアース』の表記が全部カタカナの『マジックナイト・レイアース』に直されたのは第43話(1995年10月16日放送分)から。なお、放送中の1995年10月より、東京ムービー新社は「キョクイチ東京ムービー」と表記変更(合併は11月)したが、アニメ本編終了まで「東京ムービー新社」名義でクレジットされていた(12月の総集編ではそれ以前の社名である「東京ムービー」名義で表示)。
キャラクターデザインに石田敦子が起用されたのは、当時勇者シリーズで頭角を現していた石田の画風をCLAMPのメンバーが気に入り、アニメ化に際しての条件として指名したため。これによって石田は東京ムービー新社とサンライズのスタジオを行き来する多忙な日々を送る事となった。音楽についてもすぎやまこういちでと要望を出していたが、すぎやまは当時ドラゴンクエスト他一部のゲーム作品を除いて第一線を退いていたので監修という形に留まり、作曲はすぎやまと縁の深い松尾早人が担当した。監督についても、CLAMPは当時石田の夫だった大張正己を指名したが大張は多数の作品に携わっていてシリーズ全体に関わる事は不可能だったためこれを固辞し、代わりに演出方面での師匠である平野俊弘を紹介している。結果的に大張はオープニング演出を手がけた他、本編の作画にも僅かながら参加した。
「マジックナイト・レイアース増刊号」はアニメの総集編の他、キャラクターや名場面をピックアップした特別編となっており、光役の椎名、海役の吉田、風役の笠原が顔出しで出演した。
原作とは設定や話の展開が異なる部分がある。その差異について詳しくは下記に後述する。
第1部は芸術文化振興基金助成作品として制作されOPにクレジットされている。
セガトイズ製キャラクターグッズの第1号となった。放映当時CMにも力を入れていたのかレイアースを実写版で製作しCMで放映されていた。このときの光、海、風の3人を演じていたのは南青山少女歌劇団のメンバーである(光役:広橋佳以、海役:飯田未、風役:千葉紗子)。
BGMの楽曲は『CDシアター ドラゴンクエスト』のコンセプトを踏襲して、同じ作曲家が作っている。
1995年1月16日放送分の第11話「異世界セフィーロの魔神伝説」の翌日に阪神淡路大震災が発生。連日民放各社が時間帯に関係なく地震報道を放送している中、被災地のキー局である読売テレビは、翌週の第12話「恐るべき幻惑士 カルディナ」を予定通り放送した。
第一章オープニングで、田村直美が歌った「ゆずれない願い」は売り上げ100万枚を越えるヒットを記録し、田村は同曲で1995年の『NHK紅白歌合戦』に出場した。
[編集] 声の出演
主要な声の出演については、登場キャラクターの節を参照の事。
※ミラ、セラ、シエラ、イノーバ、ノヴァ、デボネアはTVアニメ版オリジナルキャラクター(セラはセガサターン版のゲームでは別の設定で登場。声優は同じくこおろぎさとみ)。ミラはダイハツ・ミラ、セラはトヨタ・セラから。
- 獅堂覚(しどう さとる 光の長兄) - 飛田展男
- 獅堂優(しどう まさる 光の次兄) - 千葉一伸
- 獅堂翔(しどう かける 光の三兄) - 菊池正美
- 海のパパ - 塩沢兼人
- 海のママ - 伊藤美紀
- 海の先輩 - 冬馬由美(9話)
- 鳳凰寺空(ほうおうじ くう 風の姉) - 小林優子
- ナレーション - 島津冴子、吉成圭子(19話、各種特別編のみ)
[編集] スタッフ
- 原作・オリジナルデザイン→キャラクター原案 - CLAMP
- 監督 - 平野俊弘
- シリーズ構成 - まるおけいこ・中村修(18話まで)、大川七瀬(19話以降)
- シリーズ構成監修 - 大川七瀬(18話まで)
- キャラクターデザイン - 石田敦子
- モンスターメカデザイン - 山根理宏(やまねまさひろ)
- デザインワークス - 森木靖泰(21話以降)
- オープニングディレクター - 大張正己
- 色彩設計 - 平山礼子
- 美術監督 - 石垣努
- 撮影監督 - 野村隆
- 音響監督 - 浦上靖夫
- 音楽 - 松尾早人
- 音楽監修 - すぎやまこういち
- 音楽プロデューサー - 堀尾裕樹(ポリグラム)
- 編集 - 岡安肇
- 脚本協力 - 大川七瀬(18話まで)
- 脚本原案 - まるおけいこ(18話まで)
- CG製作 - 中川真一、小野弘司
- CG協力 - Kodak
- プロデューサー - 諏訪道彦(読売テレビ)、中村重喜(電通)、岩田幹宏→吉岡昌仁(東京ムービー新社)
- 制作協力 -電通
- 製作 - 読売テレビ、東京ムービー新社
[編集] 主題歌
[編集] 第一章
- オープニング「ゆずれない願い」
- エンディング1「明日への勇気」
- 歌 - 吉成圭子(第1 - 19話)
- エンディング2「明日への勇気 アコースティック・ヴァージョン」※第20話のみの特別バージョン
- 歌 - 吉成圭子
[編集] 第二章
- オープニング1「キライになれない」
- 歌 - 中村あゆみ(第21 - 42話)
- オープニング2「光と影を抱きしめたまま」※TV放送のみ別バージョンOP映像が第21話から30話まで放送されていたが、DVD版では収録されていない。
- 歌 - 田村直美(第43 - 49話)
- エンディング1「ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて」
- 歌 - 本田美奈子(第21 - 42話)
- エンディング2「いつか輝く」
- 歌 - 吉成圭子(第43 - 49話)
イメージアルバム(キャラクターソング集)も2枚制作され、Vol.1は大川七瀬、Vol.2は及川眠子がプロデュースした。
なお、これらの曲の歌詞には全て主人公3人の名である「光」「海」「風」の文字が入っている。
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第一章 | |||||
| 1 | 伝説のマジックナイト始動 | まるおけいこ | 平野俊弘 | 元永慶太郎 | 石田敦子 |
| 2 | 沈黙の森の創師 プレセア | 千明孝一 | 後藤圭二 | ||
| 3 | 謎の美少年剣士 フェリオ | 新田義方 | 竹内昭 | ||
| 4 | 執念の魔操士 アルシオーネ | 中村修 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
| 5 | 伝説の鉱物 エスクード | 中山岳洋 | 元永慶太郎 | 中山岳洋 | |
| 6 | 命をかけたプレセアの武器 | まるおけいこ | 飯島正勝 | 保谷太郎 | 小林多加志 |
| 7 | 捨て身のフェリオ砂漠の恋 | 千明孝一 | 後藤圭二 | ||
| 8 | 召喚士アスコットの恐怖の罠 | 中村修 | 小枝マリ | 新田義方 | 竹内昭 |
| 9 | マジックナイト最大の危機! | まるおけいこ | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
| 10 | よみがえる伝説の魔神セレス | 中村修 | 平野俊弘 | 元永慶太郎 | 中山岳洋 |
| 11 | 異世界セフィーロの魔神伝説 | まるおけいこ | 松村康弘 | 中野頼道 | 小林多加志 久保博志 |
| 12 | 恐るべき幻惑士 カルディナ | 中村修 | まついひとゆき | 後藤圭二 | |
| 13 | この世界でいちばん大切なもの | 千明孝一 | 平山円 | ||
| 14 | 光、海、風のゆずれない願い | 大川七瀬 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
| 15 | 第二の魔神・空神 ウィンダム | まるおけいこ | 小枝マリ | 元永慶太郎 | 中山岳洋 |
| 16 | 強敵! 剣闘士ラファーガ | 中村修 | まついひとゆき | 後藤圭二 | |
| 17 | イノーバの正体とよみがえる記憶 | 大川七瀬 | 中野頼道 | 中島弘明 | |
| 18 | 最後の魔神・炎神 レイアース | 中村修 | 千明孝一 | 平山円 | |
| 19 | 対決! 魔法騎士 vs ザガート | 大川七瀬 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
| 20 | 伝説の魔法騎士! 驚異の真実 | 中山岳洋 | 元永慶太郎 | - | |
| 第二章 | |||||
| 21 | 出発(たびだち)と新たな絆 | 大川七瀬 | まついひとゆき | 後藤圭二 | |
| 22 | セフィーロと三つの国 | 小枝マリ | 元永慶太郎 | 平山円 | |
| 23 | オートザムの侵攻とランティス | 高木真司 | 渡部迅子 | ||
| 24 | 魔法騎士と戦艦NSX | 中山岳洋 | 中野頼道 | 中山岳洋 | |
| 25 | 光と夢の中のノヴァ | 佐藤真人 | 長岡康史 | 山根理宏 | |
| 26 | 魔法騎士とファーレンのアスカ | まついひとゆき | 後藤圭二 | ||
| 27 | セフィーロの柱の秘密 | 岡崎幸男 | 平山円 | ||
| 28 | 光とランティスの危険な旅 | 小枝マリ | 元永慶太郎 | 中山岳洋 | |
| 29 | イーグルと捕らわれた光 | 中山岳洋 | 中野頼道 | 阿部純子 | |
| 30 | ノヴァと悪魔の魔神レガリア | きくちみちたか | 元永慶太郎 | 石田敦子 | |
| 31 | チゼータの移動要塞と戦えない光 | まついひとゆき | 後藤圭二 | ||
| 32 | 海・風とファーレン・チゼータ | 篠原俊哉 | 岡崎幸男 | 平山円 | |
| 33 | 光の願いとプレセアの秘密 | まついひとゆき | 中山岳洋 | ||
| 34 | 光と引き裂かれた友情 | 中山岳洋 | 中野頼道 | 阿部純子 | |
| 35 | 海とタータ・タトラの野望 | 小枝マリ | 元永慶太郎 | 山根理宏 | |
| 36 | 風対アスカ! 命がけの弓勝負 | 鍋島修 | 長岡康史 | 後藤圭二 門之園恵美 |
|
| 37 | 甦れ! 光の剣 | まついひとゆき | 平山円 西岡忍 |
||
| 38 | イーグル・セフィーロ城総攻撃! | 亀垣一 | 後野真津里 | ||
| 39 | セフィーロ城 大混戦! | 中山岳洋 | 岡崎幸男 | 石野聡 木崎文智 |
|
| 40 | 魔法騎士とひとときの安らぎ | 佐藤真人 | 元永慶太郎 | 西岡忍 | |
| 41 | ノヴァとの戦いと魔物の正体 | まついひとゆき | 服部和美 河村明夫 |
||
| 42 | 巨大サンユン vs NSX! | 小枝マリ | 元永慶太郎 | 平山円 石野聡 |
|
| 43 | 王冠の部屋と柱の記憶 | 中山岳洋 | 長岡康史 | 中山岳洋 | |
| 44 | 真剣勝負! 海 vs タータ・タトラ | なかやまたけひろ | 中野頼道 | やまねまさひろ 平山円 西岡忍 坂井久美 |
|
| 45 | 絶体絶命! ランティスの危機 | まついひとゆき | 門之園恵美 | ||
| 46 | 光・衝撃! ノヴァの真実 | 佐藤真人 | 元永慶太郎 | 西岡忍 | |
| 47 | 真の柱は!? 光か、イーグルか!? | 岡崎幸男 まついひとゆき 鍋島修 |
岡崎幸男 | 石野聡 | |
| 48 | 果てしない戦い! | 小枝マリ | 元永慶太郎 | 平山円 | |
| 49 | 勝利への道! 信じる心が開く明日! | まついひとゆき | 石田敦子 やまねまさひろ |
||
| 読売テレビ制作・日本テレビ系列 月曜19:30枠(本作以降再びアニメ枠) | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
魔法騎士レイアース
|
||
|
||||||||||||||||||||||||
[編集] ビデオ・DVD
- ビデオソフト
- レンタル用VHS版:第一章5+第二章7の全12巻
- 店頭販売用VHS版:第一章7+第二章10の全17巻(単価4,000円)
- LD版:第一章5+第二章7+特別編1の全13巻(単価5,000円)
3バージョン共に1995年3月 - 1996年4月にポリグラムからリリースされた。
- DVD-BOX
- 第1版:第一章4+第二章6の全10巻編成で、1999年6月16日にポリグラムからリリースされた。
- 第2版:第一章4+第二章6+特別編1+サントラCD1の全12巻編成で、2005年5月27日にバンダイビジュアルからリリースされた。
- DVD(単品)
- 2005年12月23日から2006年2月24日にかけて、バンダイビジュアルより全10巻でリリースされた(単価5,000円)。
レンタルはされていない。
[編集] 原作とTVアニメ版の違い
特に第二章は、オリジナル展開の話である。詳細は以下の通り。
- 舞台年代が原作では1993年、TVアニメでは1994年。
- アニメ版オリジナルのキャラクターが多数登場(イノーバ、ノヴァ、デボネア、セフィーロの村人・民衆など)。
- ザガートはセフィーロの支配ではなく、エメロード姫を守るために魔法騎士と敵対したのだが、TVアニメ版初期のザガートはセフィーロの支配が目的のように描写されていた(後に原作と同様に修正され、最終的にはエメロード姫のために散っていった)。
- プレセアやイーグルなどがTVアニメ版では故人となる。
- アルシオーネがTVアニメ版では生存(第一章)、イーグルとアルシオーネの最期は共に魔法騎士を助け、デボネアに殺される。
- フェリオが王族であるにもかかわらず城の外にいた理由が、原作では「剣の修行や昼寝に夢中で、ほとんど城には戻らなかった」、TVアニメ版は「幼い頃、エメロード姫によって記憶を消されて旅芸人一座に拾われた」。
- フェリオが沈黙の森で分かれる時に風に渡したものが、原作はリング状のピアス、TVアニメはマジックアイテム(通信録音機能を持ったオーブ)。
- 原作ではセフィーロの物を東京に持ち込むことは原則不可能(柱システム崩壊後は可能になったようである)、TVアニメ版は使用不能になるだけで持ち込むことは可能な模様。
- 原作は柱の概念が“道”であるのに対し、TVアニメ版は“柱の証”と言われ、柱になる者によって形が変わる。
- オートザムの危機は、原作では「環境汚染の深刻化」、TVアニメ版は「精神エネルギーの枯渇」。イーグルの病状は原作では「眠気」、TVアニメ版は「吐血」。
- 原作では魔法騎士が他国からの侵略者と関わる場面がほとんどない。TVアニメ版では各国の指揮官と直接関わる場面が多い。
- ランティスが城の外に出る理由が、原作では柱への道の捜索、TVアニメ版は取り残された人の救出。
- 出血や流血の場面がかなり控えめ。
- 原作では魔法とジョブ(職業)の読み方がセフィーロ独自の言葉、TVアニメ版は日本語読み。
- TVアニメ版では、風が新魔法「碧の旋風」を習得する。
- TVアニメでは、エメロード姫の生存期間シエラの境遇や、モコナと魔神達の正体については謎のまま。
- 魔法騎士の3人を再びセフィーロに召喚したのは、原作ではモコナ、TVアニメ版は彼女たち自身。
- 原作では、全てを終えた後、魔法騎士の3人はセフィーロと東京を自由に行き来できる。TVアニメ版では行き来できない。
- 原作では3体の魔神はえんじん、かいじん、くうじんと呼称される。アニメではえんしん、かいしん、くうしんと呼称されている。また顔の部分のデザインが大きく異なっている。
[編集] ゲーム
| ジャンル | アクションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | セガサターン |
| 発売元 | セガ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | CD-ROM |
| 発売日 | 1995年8月25日 |
| 価格 | 4,800円 |
[編集] 魔法騎士レイアース(セガサターン)
1995年8月25日にセガより4,800円で発売されたアクションRPG。キャッチコピーである「ハマるロープレ」シリーズの第3弾。初回版は三平方BOX仕様に加え、レイアースファンブックおよびパワーメモリー用のインデックスシールが付いた。米国ではサターン最後のソフトとして発売された。
マップを移動しながら、画面上に点在する敵キャラクターを操作キャラクタで倒していく戦闘システムで、敵と出会うたびに画面が切り替わったりはしない。画面演出は独特であり、階段で他階に移動する際の風景は切り替えや暗転を使用せずに連続的に切り替えるなど、メモリが多く二次元画像を一度に多く読み込めるセガサターンの長所を遺憾なく発揮している(その反面、多数のデータを一度に読み込むために街の移動やダンジョンの出入りの際はロード時間が長くなってしまっている)。この独特な演出はセガの自社製作であり、続作の『サクラ大戦』などの画面演出の原形となっている。
ほぼフルボイスになっており、流し台やタンスなど特に意味のない物に対して先頭のメンバーがセリフをしゃべったり、イベントごとに3人それぞれの絵日記(ゲームの進行そのものには影響しない)が追加されていくなど、主人公3人のキャラクタの掘り下げを綿密にし、キャラクターゲームながら全体的に丁寧な造りとなっている。また、ボスにはいわゆる根負けシステムが採用されており、負けてもゲームオーバーにはならず再戦すると弱体化しているなど、総じて難易度は抑えめにされている。アミュレットの収集というやりこみ要素もあるが、基本的には純粋にゲームを楽しむよりもストーリーを楽しむ事を重点的に作られている。
物語の発端と最終的な目的以外は、原作・アニメ版とも異なったストーリー展開となっており、オリジナルキャラクターも多数登場する(上記で説明のあった「セラ」はこのゲームでは10歳の少女という設定になっている)。イベントシーンなどにアニメーションが多数挿入されており、序盤は本編からの流用が多いものの、風の武器が剣から弓に変更されていることや、ほぼオリジナルストーリーだということもあり、中盤以降はアニメスタッフによる新規描き下ろしアニメが多用されている。原作・アニメ版では成長と共に長大化していく剣を使っていた風だが、このゲームでは3人の戦闘能力の個性化を図るためか最後まで弓を使用する(つまりエスクード製の弓である)。また、原作・TVアニメ版には登場しないオリジナルの魔法や技が複数登場する。
原作・アニメ版ともに悲劇的なストーリーということで話題になったが、このゲーム版ではさらに悲劇的なストーリーとなっている。ザガート側の人物のうち、ザガート、エメロード姫、イノーバ、アルシオーネは魔法騎士に敗れて、アスコットは半狂乱になったカルディナの一撃を受けて、カルディナとラファーガ(洗脳)はイノーバに処刑されてと、いずれも死亡する悲劇的な展開となっている(原作ではアルシオーネ、TVアニメ版ではイノーバを除いて全員生存)。一方でプレセアはTVアニメ版のように途中で死んだりはせず最後まで生存している。また、フェリオとエメロード姫の関係については、このゲームでは何も触れられていない。
最終決戦は魔神を切り替えて戦闘を行うシューティング風のゲームになっている。
魔神の声はスタッフロールではセレス表記のみだが、レイアース、ウィンダムも玄田哲章が担当している。
ゲームオリジナルキャラクターとしてルキノ(秋元羊介)、カルタス(速水奨)、セラ(こおろぎさとみ)、アベニール(梅津秀行)、アルティナ(皆口裕子)、ネロ(山田恭子)が登場する。
主題歌はTVアニメと同じ「ゆずれない願い」
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームギア |
| 発売元 | セガ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | ロムカセット |
| 発売日 | 1994年12月16日 |
| 価格 | 4,800円 |
[編集] 魔法騎士レイアース(ゲームギア)
1994年12月16日にセガよりゲームギアで4,800円で発売されたRPG。同日に「ゲームギア キャラクターパック 魔法騎士レイアース」として、ゲームギア本体との同梱版も15,800円で発売された。レイアースのロゴとモコナがプリントがされたゲームギア本体(色はレッド)と本カセット、モコナのアミュレットがセットになっている。カセットも本体カラーに合わせ赤色になっている(通常は黒)。
ストーリーはオリジナルで、姿を消してしまったモコナを追うというものになっている。フェリオが変装の達人となっているなど、原作とは一部設定が異なり、魔法に関しても原作とは効果が全く違うものがある。
戦闘シーンはスロットバトルと呼び、ルーレットで攻撃の順番を決まったり、ルーレットの回転が速いほど攻撃力が上がるなど独特のシステムになっている。
本作のストーリーをもとにした外伝漫画がるんるんに掲載された。
| ジャンル | SLG |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームギア |
| 発売元 | セガ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | ロムカセット |
| 発売日 | 1995年8月4日 |
| 価格 | 4,800円 |
[編集] 魔法騎士レイアース2 ~ making of magic knight ~
1995年8月4日にセガよりゲームギアで4,800円で発売された育成シミュレーションゲーム。なお、サターン版とゲームギアの2作のCMはすべて光、海、風の3人の実写版で製作された。
再びセフィーロに戻ってきた3人を魔法騎士に育てるのが目的。育て方によっては魔法騎士以外にも剣士や魔術師などもになれる。8つの育成メニューを毎日1つ実行して50日間で3人のパラメータを上げていく。
魔法騎士にするにはアイテムの入手が必要であり、3人同時に魔法騎士にするにはメモを取りながらの複数回プレイが必要。主人公3人の成長度合いでエンディングが変化する。
タイトルBGMに第2章オープニングテーマである「キライになれない」が使用されている。
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| 発売元 | トミー |
| 人数 | 1人 |
| メディア | ロムカセット |
| 発売日 | 1995年9月29日 |
| 価格 | 9,800円 |
[編集] 魔法騎士レイアース(スーパーファミコン)
1995年9月29日にトミーよりスーパーファミコンで9,800円で発売されたRPG。
原作の第1部をベースにしているが、原作やアニメにはない多彩な魔法が用意されている。3人の冒険だが、途中ではフェリオ、アスコット、カルディナ、ラファーガと共に冒険を続けるシーンもある。各キャラクターの掛け声も聞ける(味方キャラクターのみ)。
プレセアは最後まで生きており、クレフも石にはならない。1周目のエンディングはバッドエンドだが、2周目以降はハッピーエンドになるというやり込みを狙った隠し要素も存在する。
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームボーイ |
| 開発元 | パンドラボックス |
| 発売元 | トミー |
| 人数 | 1人 |
| メディア | ロムカセット |
| 発売日 | 1995年6月2日 |
| 価格 | 4,500円 |
[編集] 魔法騎士レイアース(ゲームボーイ)
1995年6月22日にトミーよりゲームボーイで4,500円で発売されたRPG。制作はパンドラボックス。
森の中で見つけた絵の中に迷い込み、そこから脱出するというストーリー。光、海、風のそれぞれ各シナリオが分かれており、3人は別々に行動する。全てクリア後に3人が一緒になる。低年齢層向けのため、難易度は抑えられている。
当時ゲームボーイでは珍しかった、声優によるボイスサンプリングが話題となった。
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームボーイ |
| 開発元 | パンドラボックス |
| 発売元 | トミー |
| 人数 | 1人 |
| メディア | ロムカセット |
| 発売日 | 1995年10月27日 |
| 価格 | 4,500円 |
[編集] 魔法騎士レイアース2nd ミッシングカラーズ
1995年10月27日にトミーよりゲームボーイで4,500円で発売されたRPG。スーパーゲームボーイに対応している。制作は前作同様パンドラボックス。
前作の続きとなっていて、色泥棒に奪われた色を取り戻すというストーリー。前作で好評だったボイスサンプリングは数を増やしている。前作と比べるとパズル要素が強くなっており、その為やや難易度も上がっている。
[編集] その他
- キッズコンピュータ・ピコ版
- トミーより発売
[編集] OVA
OVA版『レイアース』は全3巻で、VHS/LD版が1997年7月25日 - 12月10日にポリグラムから(単価7000円)、DVD-BOX版が2002年11月27日に講談社からリリースされた(8000円)。他に『特別編 -希望の翼-』(ディレクターズカット版)はVHS/LD版が1998年にポリグラムから発売されている。
原作・TVアニメ版とは大きく設定が異なっている。スタッフも大幅に変更されているが、担当声優は同じ。
- 「セフィーロ」の人々や魔神が東京に出現し、中学校の卒業式を翌週に控えた光たちが地球の運命を懸けた戦いに巻き込まれて行くストーリー。時期は原作・TVアニメ版よりおよそ1年半後。
- イーグルを除くセフィーロ外のキャラクターやアニメオリジナルキャラクターは登場しない。
- 3人とも最初から同じミッション系の中学校(女子校の模様)に通っている。性格や所属部なども多少異なる。
- 光とクレフが、原作・TVアニメ版よりもやや長身。
- 魔神が生物的キャラ。そして魔神の内部では、光たちは全裸。術者の肉体と精獣が合体した姿が魔神である。なお、術者が精獣と一体化する際の呪文が、光達と敵方で異なる。
- 光が操る魔神の名前は「レクサス」(レクサス、セレス、ウィンダムが合体した形態の名称が「レイアース」である)。
- フェリオ、アルシオーネ、アスコット、ザガートも精獣と魔神を持つ(※ザガートの魔神は、作中ではイーグルが操る)。
- エメロード姫の弟がイーグル。
- エメロード姫が精霊のような存在であり、死亡しない。
- ザガートは、光達によって倒されるのではない。
- 明るさ、ギャグ的要素はほとんどなく、シリアスな内容。光たち3人の恋愛要素もない。
[編集] スタッフ(OVA)
- 監督 - 平野俊貴
- 脚本 - 中村学
- キャラクターデザイン - 門之園恵美
- 魔神デザイン原案 - キクチミチタカ
- 絵コンテ - 平野俊貴、まついひとゆき
- 演出 - 元永慶太郎、模財久太郎(3)
- メカデザイン - 紺野直幸
- 精獣デザイン - 後藤圭二
- 作画監督 - 西岡忍(1、3)、斎藤久(2)、宍戸久美子(3)、糸島雅彦(3)
- 美術監督 - 加藤浩、佐藤勝(3)
- 色彩設計 - 中山久美子
- 撮影監督 - 野村隆
- 編集 - 岡安肇
- 音響監督 - 浦上靖夫、小林克良
- 音楽 - 佐橋俊彦
- プロデューサー - 角田研、山内文恵、吉岡昌仁
- アニメーション制作 - トムス・エンタテインメント
- 製作 - 講談社、ポリグラム、トムス・エンタテインメント
[編集] 主題歌(OVA)
- エンディング「All You Need Is Love」
- 作詞 - 田村直美、作曲 - 田村直美・Joey Carbone、編曲 - Ichiro、歌 - 田村直美
[編集] 刊行書籍
KCデラックス 講談社 A5判
- 魔法騎士レイアース 1 1994年7月22日 ISBN 4-06-319530-9
- 魔法騎士レイアース 2 1994年11月22日 ISBN 4-06-319549-X
- 魔法騎士レイアース 3 1995年3月6日 ISBN 4-06-319566-X
- 魔法騎士レイアース2 1 1995年7月26日 ISBN 4-06-319610-0
- 魔法騎士レイアース2 2 1995年12月18日 ISBN 4-06-319663-1
- 魔法騎士レイアース2 3 1996年4月23日 ISBN 4-06-319698-4
KCデラックス 講談社 B6判
- 魔法騎士レイアース 1 2002年12月17日 ISBN 4-06-334642-0
- 魔法騎士レイアース 2 2002年12月17日 ISBN 4-06-334643-9
- 魔法騎士レイアース 3 2002年12月17日 ISBN 4-06-334644-7
- 魔法騎士レイアース2 1 2003年1月23日 ISBN 4-06-334659-5
- 魔法騎士レイアース2 2 2003年1月23日 ISBN 4-06-334660-9
- 魔法騎士レイアース2 3 2003年1月23日 ISBN 4-06-334661-7
※無印の旧版単行本各3巻には付録漫画が収録されているが、新装版にはその付録漫画は収録されていない。
講談社 ワイド判
- 魔法騎士レイアース ILLUSTRATIONS COLLECTION 1995年3月25日 ISBN 4-06-324513-6
- 魔法騎士レイアース2 ILLUSTRATIONS COLLECTION 1996年5月10日 ISBN 4-06-324517-9
KCブックス 講談社 A6判
- 魔法騎士レイアース脚本集 1 1995年10月31日 ISBN 4-06-330202-4
- 魔法騎士レイアース脚本集 2 1995年11月30日 ISBN 4-06-330203-2
- 魔法騎士レイアース脚本集 3 1995年12月18日 ISBN 4-06-330204-0
- 魔法騎士レイアース脚本集 4 1996年1月30日 ISBN 4-06-330205-9
KCデラックス 講談社 A4判
- 魔法騎士レイアース設定資料集 1996年3月28日 ISBN 4-06-319688-7
[編集] 音楽CD
[編集] 主題歌シングル
- ゆずれない願い (1994年11月9日発売) PODH-1230
- 明日への勇気 (1994年12月1日発売) PODH-1231
- キライになれない (1995年5月10日発売) PODH-1250
- ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて (1995年5月10日発売) PHDL-1031
- 光と影を抱きしめたまま (1995年10月25日発売) PODH-1277
- いつか輝く (1995年10月25日発売) PODH-1278
- 魔法騎士レイアース プチキャラCD (1995年発売) PH-098
- All You Need Is Love (1997年7月24日発売) PODX-1029
[編集] イメージソング
詳細は「魔法騎士レイアース イメージソング」を参照
- モコナの絵かきうた (1995年3月25日発売) POCH-1001
- いつか天使になれる (1995年5月25日発売) PODH-1258
- そよ風のソナチネ (1995年6月25日発売) POCH-1261
- 少女よ、大志を抱け! (1995年7月15日発売) POCH-1264
- モコナ音頭でぷぷぷのぷ (1995年7月26日発売) POCH-1003
- RUN/闇の夢 (1995年11月10日発売) PODX-1004
- 聖夜の天使たち (1995年12月1日発売) PODX-1005
[編集] サウンドトラック
詳細は「魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック」を参照
- 魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック1 選ばれた少女達 (1994年12月1日発売) POCH-1424
- 魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック2 伝説の騎士 (1994年12月1日発売) POCH-1425
- 魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック3 ゆずれない願い (1995年3月25日発売) POCH-1490
- 魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック4 新しい絆 (1995年6月25日発売) POCH-1504
- 魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック5 光・海・風 (1995年7月15日発売) POCH-1505
- 魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック6 いつか輝く (1995年11月25日発売) POCH-1546
- レイアース オリジナルサウンドトラック 1st Half (1997年8月27日発売) POCX-1076
- レイアース オリジナルサウンドトラック 2nd Half (1997年10月29日発売) POCX-1077
- セガサターン魔法騎士レイアース オリジナルサウンドトラック (1995年8月25日発売) POCX-1009
[編集] ボーカルアルバム
- 魔法騎士レイアース Best Song Book (1997年1月10日発売) POCX-1050
- With Rayearth (1997年11月24日発売) POCX-1078
詳細は「魔法騎士レイアース Original Song Book」を参照
- 魔法騎士レイアース Original Song Book (1995年9月20日発売) POCX-1008
- 魔法騎士レイアース Original Song Book2 (1996年1月1日発売) POCX-1015
詳細は「魔法騎士レイアース EXTRA」を参照
- 魔法騎士レイアース EXTRA 獅堂光スペシャル (1997年12月17日発売) POCX-1084
- 魔法騎士レイアース EXTRA 龍咲海スペシャル (1997年12月17日発売) POCX-1085
- 魔法騎士レイアース EXTRA 鳳凰寺風スペシャル (1997年12月17日発売) POCX-1086
- 魔法騎士レイアース EXTRA モコナスペシャル (1997年12月17日発売) POCX-1087
[編集] 関連作品
本作からはモコナ、プリメーラ、エメロード、カルディナ、イーグル、ジェオ、ランティス及びデボネア、魔神レイアース・セレス・ウィンダムも獣形態にて「巧断(くだん)」として登場している。光、海、風の3人もさくらの同級生として登場している(※本作とは「同じ魂を持った(異世界の)別人」である)。さらに、レイアース、セレス、ウィンダム、セフィーロの紋章が移動の魔法陣に使われたりしている。
『こばと。』
単行本第1巻にて、プリメーラに相応するキャラクターが登場している。
OVAで光たちが通っている中学校はCLAMP学園らしい。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
|
|||||||||||||||||
