坂道のアポロン
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| 漫画:坂道のアポロン | |
|---|---|
| 作者 | 小玉ユキ |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 月刊flowers |
| レーベル | フラワーコミックスα |
| 発表期間 | 2007年11月号 - |
| 巻数 | 既刊8巻 |
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『坂道のアポロン』(さかみちのアポロン)は、小玉ユキによる日本の漫画作品。
『月刊flowers』(小学館)にて、2007年11月号から連載されている。単行本は2012年2月現在既刊8巻。作者にとって、1巻を超える長さの連載作品は初めてである。
「このマンガがすごい! 2009」オンナ編で1位を獲得し、注目を浴びる。第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。
作者の産休の為、2010年5月号から7月号まで休載。
2011年12月にテレビアニメ化が発表された。2012年4月より放送予定。
目次 |
[編集] あらすじ
1966年初夏、船乗りの父親の仕事の都合で、横須賀から長崎県の田舎町へ転校してきた男子高校生・西見薫。
転校初日、バンカラな男・川渕千太郎との出会いをきっかけに、ジャズの魅力にはまり、薫の高校生活は思わぬ方向へ変化していく。
更に、薫は千太郎の幼馴染・迎律子に、律子は千太郎に、千太郎は上級生の百合香にと、それぞれの恋の行方も複雑になっていく。
[編集] 登場人物
※声はテレビアニメのキャスト。
[編集] メインキャラ
- 西見 薫(にしみ かおる)
- 声 - 木村良平
- 本作の主人公。船乗りの父親の仕事の都合で、幼い頃から何度も転校を繰り返してきた。秀才で真面目だが、繊細で人付き合いも苦手。ある時からストレスで吐く癖がついてしまう。伯父の家に居候しているが、年下の従姉妹と伯母に嫌味を言われる日々を送っており、窮屈な思いをしている。
- 律子の無垢な笑顔に癒され、恋に落ちる。千太郎からは、「ボン」と呼ばれる。
- 小学生の頃から、ピアノを弾いていた。クラシックしか弾いたことがなかったが、千太郎に挑発され、ジャズに挑むようになる。
- 川渕 千太郎(かわぶち せんたろう)
- 声 - 細谷佳正
- 大柄で野蛮な少年。豪快かつ型破りな性格で、学校中から「札付きのワル」と恐れられているが、面倒見が良く正義感も強い。クリスチャン。首に母親の形見のロザリオを下げている。律子とは幼なじみ。日本とアメリカのハーフだが、日本人の母親は千太郎を残して姿を消し、叔父夫婦に引き取られた。妹と弟(叔父の子)が2人ずつおり、とても慕われている。百合香のことを好きになる。サラ・ボーンという鳩を飼っている。
- ジャズのドラム担当。
- 迎 律子(むかえ りつこ)
- 声 - 南里侑香
- 薫のクラスのクラス委員。そばかす顔の少女。純粋で優しい性格。クリスチャン。家はレコード店。千太郎のことが好き。
[編集] 高校生
- 深堀 百合香(ふかほり ゆりか)
- 声 - 遠藤綾
- 薫達の上級生。ミステリアスな雰囲気を持つ美少女。薫・千太郎・律子が3人で遊びに行った時、不良に絡まれているところを千太郎に助けられる。
- 千太郎に招待されて行った店で出会った淳一を好きになる。
- 丸尾 重虎(まるお しげとら)
- 声 - 村瀬歩
- 薫たちのクラスメイト。メガネをかけた小太りの、人の良さそうな少年。無線部に入っており、趣味はQSLカード集め。薫を無線部に勧誘するがあっさり断られる。兄がベンチャーズのファンで、その影響で実はギターの腕前もなかなか。
- 松岡 星児(まつおか せいじ)
- 声 - 岡本信彦
- 2年に進級し、千太郎と同じクラスになった。歌を歌うのが好きで、将来は上京してスターになり、兄弟や両親を楽させるのが夢で、そのために方言を使わないように心がけている。千太郎をロックバンドに誘う。
- 山岡 竜之介(やまおか りゅうのすけ)
- 転入生の薫を集団でしめようとして千太郎に前歯を折られる。松岡のバンド仲間の一人。ビートルズファン。実家は裕福。
- 時枝(ときえ)
- 2年生の時の薫と律子のクラスメイト。律子が薫を好きだと思い込み、律子を後押しする。
[編集] 大学生
- 桂木 淳一(かつらぎ じゅんいち)
- 声 - 諏訪部順一
- 律子の隣人で、家は『しらゆり』というケーキ店。千太郎からは淳兄と慕われている。トランペット奏者。
- 親の反対を押し切って東京の大学へ行くが、学生運動に巻き込まれた事から退学し、勘当される。
- 室井(むろい)
- 桂木のジャズ仲間。サックス奏者。淳一のアジをきっかけに無関心だった学生運動にのめり込む。機動隊との乱闘で両手の骨が砕ける重症を負う。
- 有田 勲(ありた)
- 学生運動の活動家。警察に捕まり、後を淳一に託す形になる。
[編集] その他
- 迎 勉(むかえ つとむ)
- 声 - 北島善紀
- 律子の父。レコード店を経営している。ジャズ好きで、店の地下に練習用の防音室を持っている。コントラバス奏者。
- 小夜子(さよこ)
- 薫の母親。農村の出で、読み書きができなかったことを西見家の恥さらしだと罵られ、家を出た。
- 幸子(さちこ)・康太・太一・千恵(ちー子)
- 千太郎の妹・弟達。特に幸子は薫にも懐いている。
- まり子
- 声 - 佐藤亜美菜(AKB48)
- 薫が同居させてもらっている伯父宅の娘。薫の従姉妹。わがままな性格。
[編集] オリジナルサウンドトラック
作中に登場した楽曲などを収録したオリジナルサウンドトラックが、2009年9月16日、EMIミュージック・ジャパンより発売される。
収録曲
- モーニン (アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)
- ブローイン・ザ・ブルース・アウェイホレス・シルヴァー
- いつか王子様が (quasimode)
- チュニジアの夜 (アート・ブレイキー)
- バット・ノット・フォー・ミー (チェット・ベイカー)
- アス・スリー (ホレス・パーラン)
- ラヴ・フォー・セール (キャノンボール・アダレイ)
- イージー・トゥ・ラヴ (サラ・ヴォーン)
- マイ・フェイヴァリット・シングス (quasimode)
- バグス・グルーヴ (ミルト・ジャクソン)
- ブルー・トレイン (ジョン・コルトレーン)
- マイ・ファニー・ヴァレンタイン (ビル・エヴァンス&ジム・ホール)
[編集] 収録作品
- 種男(タネオ)
- 『凛花』(小学館)第3号掲載、第1巻収録
- 多忙な日々が続き、正に枯れかけ寸前のOL・志田。ある朝目覚めると、部屋に知らない男がいた。水しか飲まないその男を、種男と名付ける。何も話さない種男だが、志田の生活は次第に潤っていく。
- インターチェンジ
- 『凛花』第4号掲載、第2巻収録
- 高速道路の出口のループを10周すると、忘れたいことをきれいに忘れることができる。少しの間だけ付き合っていた彼に教えてもらったこのおまじない。その彼の訃報を聞き、溢れ出てくる想い出を止めようと晴子はループするが……。
- バグズコンチェルト
- 『凛花』第5号掲載、第3巻収録
- 友達との電話中、突然耳の中に小さな虫が入ってしまう。気持ち悪い、早く出したいと思うが、虫は「愛しのオカベ様に告白したい」と言ってきて……。
- エレベーター・チャイルド
- 『凛花』第6号掲載、第4巻収録
- エレベーターガールの仕事中、腰の曲がった老人が乗ってくる。上昇していくと同時に男性は若返っていき、どこか見覚えのある少年へと変わっていく。少年の正体は……。
- 天井娘
- 『凛花』第7号掲載、第5巻収録
- マンションの階下から響く不快な音。下の階には確かこぎれいな女性が住んでいたはず。下のベランダにバスタオルを落としてしまった男は、仕方なく女性を訪ね、ついでに文句を言おうとすると、女性が天井から逆さまにくっついていた……。
[編集] 書誌情報
小玉ユキ 『坂道のアポロン』 小学館〈フラワーコミックスα〉 既刊8巻(2012年2月現在)
- 2008年4月25日発売、ISBN 978-4-09-131670-7
- 2008年10月10日発売、ISBN 978-4-09-132174-9
- 2009年3月10日発売、ISBN 978-4-09-132268-5
- 2009年8月10日発売、ISBN 978-4-09-132626-3
- 2010年1月8日発売、ISBN 978-4-09-133019-2
- 2010年6月10日発売、ISBN 978-4-09-133198-4
- 2011年2月10日発売、ISBN 978-4-09-133650-7
- 2011年11月10日発売、ISBN 978-4-09-134115-0
[編集] テレビアニメ
2012年4月より、フジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送予定。
[編集] スタッフ
- 原作 - 「坂道のアポロン」小玉ユキ(小学館「月刊flowers」連載)[1]
- 監督 - 渡辺信一郎[1]
- 脚本 - 加藤綾子、柿原優子[1]
- キャラクターデザイン - 結城信輝[1]
- 総作画監督 - 山下喜光[1]
- 音楽 - 菅野よう子[1]
- アニメーション制作 - MAPPA/手塚プロダクション[1]
[編集] 出典
[編集] 外部リンク
| フジテレビ ノイタミナ 第1部 | ||
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坂道のアポロン
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