あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ジャンル 伝奇ラブコメ
小説
著者 岡田麿里
出版社 メディアファクトリー
掲載誌 ダ・ヴィンチ
レーベル MF文庫ダ・ヴィンチ
連載期間 2011年3月号 - 7月号
刊行期間 2011年7月25日[1] -
巻数 既刊1冊
アニメ
原作 超平和バスターズ
監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
音楽 REMEDIOS
アニメーション制作 A-1 Pictures
製作 「あの花」製作委員会
放送局 フジテレビノイタミナほか
放送期間 2011年4月 - 6月
話数 全11話
漫画
原作・原案など 超平和バスターズ
作画 泉光
出版社 集英社
掲載誌 ジャンプスクエア
レーベル ジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表期間 2012年5月号 - 連載中
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル 文学アニメ
舞台のモデルとなった秩父市街地
旧秩父橋から見た、新秩父橋。本作のキービジュアルのひとつとして登場する[2]

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(あのひみたはなのなまえをぼくたちはまだしらない。)は、A-1 Pictures制作の日本テレビアニメ作品。2011年4月から6月までフジテレビノイタミナ枠などで放送された。全11話。略称は「あの花」、「あのはな[3]

目次

[編集] 概要

アニプレックスフジテレビA-1 Picturesが手がける完全オリジナルアニメーション企画「ANOHANA PROJECT」として2010年12月に始動した。監督は長井龍雪、脚本を岡田麿里、キャラクターデザインを田中将賀が務め、2008年に放送されたテレビアニメ版『とらドラ!』を手がけたスタッフ[4][5]が名を連ねている。また、テレビアニメ版と並行して、岡田による小説版が『ダ・ヴィンチ』で連載された。

幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆や成長といった内容を扱う、ドラマ性を重視した内容が志向されており、物語の展開に従って複雑化していく人間関係なども描かれる[6]。死んだはずの幼馴染であるヒロインが幽霊として主人公の前に現れるというファンタジー的な題材が用いられてはいるが、作中では彼女を型通りの幽霊のように描写することは避けられており、生きた人間と変わらず振る舞う姿を描写しながらも、その姿が鏡に映らなかったり、主人公以外の人物たちにその姿が見えていないことを示すことで、彼女が霊的な存在であることを描写している[6]

作中で具体的な地名に言及する場面は少ないものの[注釈 1]埼玉県秩父市が舞台設定のモデルとなっており[7][6][8][9]、実在する建物、風景などが多く登場する[7][10]。監督を務めた長井龍雪は舞台について、東京との微妙な距離感や山に囲まれた土地の閉塞感といった雰囲気を舞台に重ねたとしている[6]

舞台となる秩父に向かう路線(池袋線西武秩父線)を持つ西武鉄道が本作に対して協力的であり、劇中で同社の電車(西武4000系電車)や駅(飯能駅西武秩父駅)などが登場する。また、放送開始を控えた2010年12月に運行したメイドトレインの車内では「超平和バスターズ」のステッカーが配布され、放送開始後には同駅構内や中吊り広告などで番組宣伝ポスターが掲示されている。2011年9月に開催されたイベント(後述)でも協力として加わったほか、記念乗車券なども発売している(後述)。

渋谷パルコPart.1にあるノイタミナショップ[11]秋葉原UDX内にある東京アニメセンター[12]で作品の中で登場する秘密基地が再現された。なお、作中の小道具の一部は実在する商品を使用している(主にサントリーカルビー赤城乳業などの商品)。

監督の長井は、本作の内容があまりアニメらしくないことから、視聴者に受け入れられるのかという不安や葛藤も抱いていたとしているが、放送が始まると丁寧な演出などが話題になったという[6]。2011年6月29日に発売されたBlu-ray第1巻の初動売り上げは約3万1000枚で、Blu-rayメディアにおけるテレビアニメ第1巻の初動売り上げとしては発売当時で史上3番目という記録を残した[13]

平成23年度(第15回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選出[14]2012年芸術選奨新人賞メディア芸術部門を受賞。

[編集] あらすじ

幼い頃は仲が良かった宿海仁太本間芽衣子安城鳴子松雪集鶴見知利子久川鉄道ら6人の幼馴染たちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。

高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた6人は再び集まり始める。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] 登場人物

[編集] 超平和バスターズ

幼馴染六人組で結成した何でも平和目的とするグループで芽衣子の死によって解散していたが、物語を通して再び復帰することとなった。

宿海 仁太(やどみ じんた) / じんたん
- 入野自由(幼少時 - 田村睦心
主人公。秩父市立緑ヶ丘第三中学校卒[注釈 2]。かつては幼馴染達のリーダー的存在だったが、ある日自分が芽衣子に照れ隠しで心にもない言葉を吐いて逃げてしまった後、芽衣子が死んでしまい、自身の心に深い傷を負うことになってしまう。その後、さらに母・塔子の死や高校受験の失敗などもあり、地区内でも底辺のレベルである市立緑ヶ丘高校に入学せざるを得なくなった。学校では、受験に失敗したトラウマもあって自ら周囲に壁を作り、学校からは足が遠のき、半ば引きこもりのような生活を送っていた。
引きこもってからは人混みや不特定多数の人間と交わることを苦手とするようになる。外出する際は、ニット帽や黒縁眼鏡を身に着けて知り合いに出会っても認識されないようにしていた時期もあったが、芽衣子の願いを叶えて成仏させるために行動するうちに引きこもりから脱却した。
しかし仲間の危機を放っておけない性分な点は今でも変わっておらず、鳴子が周囲からあらぬ誤解を受けた際に身を呈して庇ったり、芽衣子を成仏させるためにバイトを掛け持ちするなど無理をしていた。
自分だけに見える芽衣子については、物語の当初は幻想だと自分に言い聞かせてわざと冷たい態度をとっていたが、まもなくその存在を認め、普通に接するようになった。また、物語の比較的早い段階から超平和バスターズの他の4人に打ち明け、共に芽衣子の願いを叶えるための行動をとっていたが、確定的な証拠を示さなかったため、終盤まで信じてもらえず、特に集とは事あるごとに衝突が生じていた。
共に暮らすうちに、芽衣子とずっと一緒に居たいという気持ちにもなっていったが、生まれ変わりによる再会を信じる芽衣子の意思を尊重し、結局は最後に、超平和バスターズのメンバーと一緒に芽衣子を成仏させた。その後は再び学校に通い始めた。
集によると昔は頭が良く運動もできる少年で、自宅の居間には中学校のマラソン大会や市内の硬筆展の賞状などが飾ってある[15]。他、今でも物事の飲み込みが早く要領も良い。利き腕は左。変わった文字デザインのTシャツをよく着用している。
4月16日生まれ、B型、好きな色は赤。身長165cm[16]、体重55kg。
本間 芽衣子(ほんま めいこ) / めんま
声 - 茅野愛衣
ヒロインロシア人[17]の血を引く母イレーヌから受け継いだ銀髪碧眼と白い肌から、儚げな印象を与えるクォーター[18]の少女。天真爛漫な性格で、超平和バスターズのマスコット的存在であった。幼い頃の夏のある日に川に転落して亡くなり、その出来事が超平和バスターズのメンバーそれぞれに心の傷を与えている。
仁太が高校に進学した年の夏に、霊的な存在として突然成長した姿で仁太の前に現れる。仁太以外の人間の目には映らず、声も聞こえないが、多少の物理的干渉力を持ち、仁太に対しては生きている人間と遜色なく接することができる。容姿は成長して現れたものの、記憶は死亡したときのままであり、仁太たちと比べその言動には幼さが前面に出ている。なぜか秘密基地以外では文字を書くことができず、仁太以外の超平和バスターズのメンバーに芽衣子の存在が明らかになった後は、イレーヌから預かった芽衣子の形見の日記で筆談を行うようになった。
願いがあっての出現のはずが、芽衣子本人は願いの内容を覚えておらず、願いを叶えるために仁太が試行錯誤することになり、超平和バスターズのメンバーが再交流することになった。
最終話で芽衣子の願いが判明したが、それは、気を張って泣くことをやめた仁太を心配した、仁太の母・塔子と交わした約束である、仁太を『泣かせる』というものであった。
約束が果たされ、芽衣子自身の想いであった超平和バスターズのメンバーのわだかまりが解決されていくと、芽衣子は徐々に存在が薄れながら弱っていき、声は聞こえるが仁太の目にも映らなくなってしまう。最後の力で、メンバーのひとりひとりに手紙を書いて思いを届けると、自身の姿が超平和バスターズ全員に見えるようになり、かくれんぼで見つけられたという形をとって、メンバーたちに見送られながら成仏した。
9月18日生まれ、A型、好きな色は白[19]。身長147cm[16]。体重36kg。
安城 鳴子(あんじょう なるこ) / あなる
声 - 戸松遥
仁太と同じ市立緑ヶ丘高校に在学している。高校進学後、見た目は派手になっているが、子供の頃と同じくゲーム好きでゲーム・ショップでアルバイトしている。集曰く男性に免疫がない。
幼い頃は黒縁眼鏡とくせ毛が原因で、芽衣子と正反対だった自分にコンプレックスを抱き、芽衣子には愛憎半ばずつといった感情を抱いていた。自分の発言がきっかけで芽衣子が死んでしまったことを悔やんでいる。幼少時代はアナルという単語の意味を知らなかったので平気だったが、現在は幼少時代のあだ名が恥ずかしいようで、仲間以外の人がいるところで呼ばれると慌てて否定する。
芽衣子と塔子が死んで以来関係が薄くなっていたが、仁太のことが気になっていて、同じ高校に入れて嬉しかったということを集に打ち明けている。物語の当初は仁太のことを苗字で呼び距離を置いていたが、後に昔のあだ名で呼ぶようになる。その後仁太に気持ちを打ち明けたものの、取り合ってもらえなかった。しかしそれでも仁太のことをあきらめきれずにいる。
物語の中盤で、高校の友達との付き合いに流されたあげく、素行を誤解され校内に悪い噂が広まったことで、仁太と同じく不登校になっていたが、芽衣子の成仏後は復学する。利き腕は左(バーベキュー中に左手で箸を持っていたことから)
山羊座でA型。身長164cm[16]
松雪 集(まつゆき あつむ) / ゆきあつ
声 - 櫻井孝宏(幼少時 - 瀬戸麻沙美
仁太の第1志望だった王大付属高校に通っている。学業の成績は学年2位と優秀。校内の一部の女子にはモテる模様。負けず嫌いな性格で、幼い頃から芽衣子に好意を、仁太に対抗心とコンプレックスを抱いていた。現在の仁太に複雑な感情を抱き冷たい態度を取るが、自身も仁太との過去と芽衣子のことが忘れられず、過去に囚われたままの自分を自覚している。
過去に芽衣子に告白するが、うやむやにされ、それが芽衣子の死んだ日の出来事であったために、自分の行為が芽衣子の死に繋がってしまったのではないかという強い罪の意識にも囚われており、仁太への対抗心と芽衣子への執着心が相まって、芽衣子の姿を模した女装をして秘密基地の周辺を歩き仲間達に目撃させる、という常識を外れた行動に出ていた。知利子の機転でバスターズ全員にその姿と心情を晒すことになり、思い込みや囚われから立ち返る切っ掛けとなったため、知利子には感謝の言葉を伝えている。しかし、存在しないはずの芽衣子の存在を語る仁太とはその後も衝突し、芽衣子の存在が明らかになった後は、一人だけ芽衣子のことが見える仁太に嫉妬するようになった。同じ報われない片思いを続けている鳴子には同類意識を感じている。
物語当初は芽衣子以外をあだ名で呼んでいなかったが、最終的には仲間全員を再びあだ名で呼ぶようになり、仁太のこともリーダーとして認め今までの態度を改めた。
なお企画段階には「怪我で挫折を経験した野球少年」という設定もあったが、作中では用いられず没設定となった[20]
身長181cm[16]。体重68kg。好物は八ツ橋
鶴見 知利子(つるみ ちりこ) / つるこ
声 - 早見沙織
大人っぽい性格で、趣味は読書。集と同じ高校に通っている。集に追いつくために学業に励み、学年4位の成績を修めている。他人を気にしないそぶりだが、内心ではかなり気にかけている。仁太には普段とは違う柔軟な性格に変化する。観察力に優れており、他人に流されやすい鳴子の行動や、集が今でも芽衣子のことを引きずっていることに気づいていた。そのため、早い段階で集の異変を察し、仁太に協力を求めた。
集とは一緒に行動することが多いため、学校では集に好意を寄せる女子達との関係はあまりよくない模様。自身も幼い頃から密かに集を想い続けているが、態度に表すことはほとんどなく、集には気づいてもらえなかった。芽衣子には敵わないと思っている上に、集のことをよく理解している鳴子には当初嫉妬心を抱き険悪な仲だったが、最終的には和解した。
幼い頃は眼鏡をしておらず髪も短かったが、第10話では長かった髪を切って昔の髪型に戻している。昔はよくスケッチブックを持ち歩いており、今も絵を描くのが得意。
なお企画段階では「実は腐女子」という設定が付けられていたが、没設定となり作中では用いられなかった[20]
身長170cm[16]
久川 鉄道(ひさかわ てつどう) / ぽっぽ
声 - 近藤孝行(幼少時 - 豊崎愛生
幼い頃は小柄でクラスでは『みそっかす』だったが、仁太達に仲間に入れてもらった後は、皆の弟分となった。現在は立派に成長して偉丈夫になったが、高校に進学せずアルバイトで稼いだ資金で世界中を放浪しており、日本では超平和バスターズの秘密基地だった家屋で暮らしている。無邪気で人懐こい性格は昔と変わらず、現在の仁太に対しても幼い頃と同じように接する。仁太の行動に対して「じんたんつえー」と感嘆するのが恒例となっているが、物語当初は引きこもりがちだった仁太を後押しし、仲間達が再結集するための行動力を発揮した。第3話からは、産経新聞の配達アルバイトを始めている。
当初から霊が見えるという仁太の言葉を信じ、何かと芽衣子の存在を探ろうとしたり、実際に交流を試みようと行動を起こしたりしていた。
実は芽衣子の事故直後に衰弱する彼女の姿を目撃していたが、恐怖心から芽衣子をおいて逃げ出してしまった。そのことに対して罪の意識を持っており、上述の世界中を旅する生活も逃避から始めたことである。芽衣子が成仏した後は高認試験合格を目指して行動を始めた。
身長185cm[16]。物語内では様々な柄のアロハシャツを着用している。

[編集] その他

宿海 篤(やどみ あつし)
声 - 小形満
仁太の父親。家に引きこもる仁太にも気さくな態度で接している。息子を含め可愛いものを見ると「可愛い~」と茶化す癖があり、仁太にも咎められている。いつも禿げた頭を覆う帽子をかぶっている。引き篭もりがちの仁太を咎めないなど、一見放任主義のように見られがちだが、仁太の生活はかなり正確に把握している。死んだ妻の仏壇に向けて仁太の周りのことなどをよく報告している。作中では敢えて職業不詳の人物として描かれているが、裏設定では考古学に携わる大学職員とされる[21]
宿海 塔子(やどみ とうこ)
声 - 大原さやか
仁太の母親。故人。レーズン入りの蒸しパンを作るのが得意で、よく超平和バスターズのこどもたちに振舞っていた。仁太と同じく左利き。生前、自分が闘病生活に入ってから、幼い仁太が泣くことをはじめ感情を表に出すことを我慢するようになったことを気に病んでおり、芽衣子の申し出を受け入れる形で「仁太にもう一度涙を流させてほしい」と彼女にお願いをする。
本間 イレーヌ(ほんま イレーヌ)
声 - 大浦冬華
芽衣子の母親で、ロシア人[17]ハーフ。芽衣子の死を現在でも引きずっている。夕食に芽衣子の好物だったカレーを作った日は、欠かさず仏壇に供えるなどしていた。仁太たちに対して表面的には普通に振舞っていたが、内心では自分の娘を置いて彼らだけが成長していく姿を見るのが辛く、理不尽な憎しみの感情を抱いていた。花火作りに関しても、死んだ娘をダシにして遊んでいると曲解し、一度は花火職人に協力を中止させた。後に学の支えにより、芽衣子の死や、その悲しみをきちんと受け止めるようになり、仁太たちとも和解する。
本間 聡志(ほんま さとし)
声 - 水原薫
芽衣子の弟。「さー君」と呼ばれている。姉である芽衣子を亡くし、芽衣子の死を未だに引きずっているイレーヌと、向き合おうとしない父の間に育ち、スレた態度の内側に寂しさを隠している。そんな秘めた思いを、両親に向かって解放したことで、結果的に本間家の家族は打ち解けることができた。
本間 学(ほんま まなぶ)
声 - 保村真
芽衣子の父親。当初は芽衣子の死から目を逸らしていたが、後に家族と共に過去と向き合いながら前に進むことを決めた。
春菜(はるな)、亜紀(あき)
声 - 水原薫 、牧野由依
鳴子と同じ高校に通うクラスメイト。色黒の肌をしているのが春菜、ショートカットヘアの髪型をしているのが亜紀。高校の内外で共に良く三人で行動していた。服装や言動が軽薄で、知利子にまとめて「お股が緩そうな友達」と評される。付き合いの悪くなった鳴子に対して「友達やめようかと思った」など不穏な言動を投げかけていたが、最終話では復学した鳴子を気遣う場面が見られた。

[編集] スタッフ

  • 原作 - 超平和バスターズ
  • 監督 - 長井龍雪
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 田中将賀
  • プロップデザイン - 冷水由紀絵
  • アートアドバイザー - 石垣努
  • 美術監督 - 福島孝喜
  • 色彩設計 - 中島和子
  • CG・撮影監督 - 那須信司
  • 編集 - 西山茂
  • 音楽 - REMEDIOS
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 製作 - 夏目公一郎、冨川八峰、寺田篤
  • チーフプロデューサー - 清水博之、山本幸治
  • プロデューサー - 斎藤俊輔、尾崎紀子
  • アニメーションプロデューサー - 岩田幹宏
  • アニメーション制作 - A-1 Pictures
  • 制作 - 「あの花」製作委員会アニプレックスフジテレビジョン電通

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「青い栞」(第1話 - 第10話)
作詞・作曲 - 尾崎雄貴 / 編曲・歌 - ガリレオ・ガリレイ
  • 最終話ではエンディングテーマとして使用。
エンディングテーマ「secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)」(第1話 - 第10話)
作曲・作詞 - 町田紀彦 / 編曲 - とく Sound Produced by estlabo
歌 - 本間芽衣子(茅野愛衣)、安城鳴子(戸松遥)、鶴見知利子(早見沙織
劇中歌「I Left You」(最終話)
Words and Music - REMEDIOS / Arranged by - Kazuhito Fujiki

[編集] 各話リスト

# タイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 超平和バスターズ 岡田麿里 長井龍雪 田中将賀
2 ゆうしゃめんま 篠原俊哉 室井ふみえ 奥田佳子
3 めんまを探そうの会 森田宏幸 吉村愛 荒木弥緒、緒方美枝子
4 白の、リボンのワンピース 今泉賢一 道下康太、岡崎洋美
5 トンネル 田中孝行 中村直人
6 わすれてわすれないで 藤森カズマ 原田孝宏 本村晃一
7 ほんとのお願い 伊藤智彦 山崎秀樹
8 I wonder 吉村愛 荒木弥緒、井口真理子
緒方浩美、斉藤美香
9 みんなとめんま 伊藤智彦 今泉賢一 岡崎洋美、道下康太
山本篤史
10 花火 篠原俊哉 坂崎忠、奥田佳子
最終話 あの夏に咲く花 長井龍雪 田中将賀、中村直人
本村晃一、山崎秀樹
大舘康二、道下康太
奥田佳子

[編集] 放送局

放送対象地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
関東広域圏 フジテレビ 2011年4月14日 - 6月23日 木曜 25:15 - 25:45 制作局 ノイタミナ枠第2部
近畿広域圏 関西テレビ 2011年4月19日 - 6月28日 火曜 26:28 - 26:58 アニメわ〜く!第2部
中京広域圏 東海テレビ 2011年4月21日 - 6月30日 木曜 26:35 - 27:05
日本全域 BSフジ 2011年5月21日 - 7月30日 土曜 26:00 - 26:30 BSデジタル放送 ノイタミナ枠第2部
熊本県 テレビ熊本 2011年7月11日 - 9月19日 月曜 26:00 - 26:30 基幹局以外では唯一放送
北海道 北海道文化放送 2011年7月17日 - 10月2日 日曜 25:45 - 26:15
日本全域 フジテレビTWO 2012年5月12日 - 土曜 24:00 - 24:30 CS放送

[編集] 関連商品

[編集] Blu-ray Disc/DVD

Blu-ray Discは完全生産限定版、DVDは完全生産限定版と通常版が発売。両者とも全6巻。限定版は田中将賀描き下ろし三方背ケース&デジジャケット&ピンナップ 仕様で、特典CD、絵コンテ集、6Pライナーノーツが付属される。副音声として追加されるオーディオコメンタリーは、入野自由、茅野愛衣、戸松遥と各巻ごとのゲストが担当する。なお第1巻は、テレビ未放送のオリジナルエンディングバージョンであり、またイベントチケット優先販売申し込み券が封入。

収録話 コメンタリーゲスト 特典CD 規格品番 発売日
完全生産限定版 通常版
1 第1話 REMEDIOS オリジナルサウンドトラックVol.1 BD ANZX-9901
DVD ANZB-9901
ANSB-9901 2011年6月29日
2 第2話
第3話
近藤孝行 REMEDIOS オリジナルサウンドトラックVol.2 BD ANZX-9903
DVD ANZB-9903
ANSB-9903 2011年7月27日
3 第4話
第5話
櫻井孝宏
早見沙織
REMEDIOSオリジナルサウンドトラックVol.3 BD ANZX-9905
DVD ANZB-9905
ANSB-9905 2011年8月24日
4 第6話
第7話
櫻井孝宏
早見沙織
近藤孝行
BD ANZX-9907
DVD ANZB-9907
ANSB-9907 2011年9月21日
5 第8話
第9話
「あの花」ラジオ出張版
「あの日聞きたかったセリフをゆきあつはまだ知らない。」
BD ANZX-9909
DVD ANZB-9909
ANSB-9909 2011年10月26日
6 第10話
第11話
入野自由
長井龍雪
岡田麿里
田中将賀
「あの花」ラジオ特別編
「あの日作ったあの花の話を僕達はまだしてない。」
BD ANZX-9911
DVD ANZB-9911
ANSB-9911 2011年11月23日

[編集] 電子出版物

iPhone/Android端末向け
  • 『あの花』公式キャラブック 2011年6月2日配信 NRM Publishing 株式会社関広 無料配布
  • 『あの花』公式コンプリートブック 2011年9月14日 NRM Publishing 株式会社関広 『あの花』公式キャラブックを改定した
  • 『あの花』公式ビジュアルブック 2011年9月14日 NRM Publishing 株式会社関広

[編集] WEBラジオ

[編集] あの日聞いたラジオの名前を僕たちはまだ知らない。

アニメ公式サイトにて配信中。タイトルは『あの日聞いたラジオの名前を僕たちはまだ知らない。』。隔週木曜26時ごろ更新(第12回までは、関東広域圏でのアニメ放送直後である毎週木曜26時頃更新されていた。また、地域による放送日時の違いから生じるネタバレ防止のためにオープニングが3パターン存在していた。)。

[編集] パーソナリティ

[編集] 配信期間

  • 配信期間:2011年4月15日 - (配信中)

[編集] コーナー

メールコーナー
ふつおたのコーナー。
こんしゅうのめんま
めんまが言いそうな台詞を募集。
かわいいのコーナー
第7回の放送から始まったコーナー
愛衣・おぼえていますか
世間のさまざまな物事について茅野に「おぼえていますか?」と問いかけるコーナー。コーナー名の由来は楽曲「愛・おぼえていますか」の「愛」をパーソナリティの名前に置き換えたもの。
ニックネームのコーナー
リスナーが昔つけられた変なニックネームを紹介。

[編集] ゲスト

  • 第13回 - 入野自由(宿海仁太〈じんたん〉役)
  • 第14回 - 近藤孝行(久川鉄道〈ぽっぽ〉役)
  • 第15回 - 早見沙織(鶴見知利子〈つるこ〉役)
  • 第16回 - 櫻井孝宏(松雪集〈ゆきあつ〉役)
  • 第17回 - 戸松遥(安城鳴子〈あなる〉役)
  • 第20回 - 近藤孝行
  • 第21回 - 早見沙織
  • 第22回 - 戸松遥
  • 第23回 - 櫻井孝宏
  • 第24回 - 入野自由

[編集] 楽屋裏ラジオ「ひみつきち」

ラジオ本編とは別に、『楽屋裏ラジオ「ひみつきち」』が配信されている。(ラジオ本編配信ページの、花びらのマークをクリックすると『楽屋裏ラジオ「ひみつきち」』配信ページにジャンプできる)

  • パーソナリティ: ツイ(アニプレックス宣伝担当)
  • ゲスト: 茅野愛衣(本間芽衣子〈めんま〉役)
  • 配信期間:(『あの日聞いたラジオの名前を僕たちはまだ知らない。』と同じ)

[編集] 小説

テレビアニメの脚本を手がけた岡田麿里による小説化作品が、『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)にて2011年3月号から7月号まで連載された。2011年7月[1]よりMF文庫ダ・ヴィンチより既刊1冊が刊行されている。

岡田によれば、テレビアニメ版は企画当初、スラップスティックで性的な要素を含んだ作風が想定されていたが、長井や田中の意見を取り入れる過程で友情の話に絞り込むことになった[22]。一方の小説版は、テレビアニメ版よりも岡田が当初想定していた作風に近いものになっているという[23]。小説版では、テレビアニメ版では明言されなかった登場人物の心情や、小説独自のエピソードなども描かれている[1]

[編集] 既刊一覧

岡田麿里(著)、メディアファクトリー〈MF文庫ダ・ヴィンチ〉、既刊1冊。

  • 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)』、2011年7月25日発売[1]ISBN 978-4-8401-3957-1

[編集] 漫画

泉光による漫画化作品が『ジャンプスクエア』(集英社)2012年5月号より連載中。話数カウントは「第○話」。

[編集] 記念硬券乗車券

2011年9月23日に、西武秩父駅限定で1冊1500円の記念きっぷを5000セット限定販売した[24]

2011年10月に、龍勢まつり記念乗車券として第二弾を5000セット販売した。販売箇所は西武秩父駅が先行(10月7日)し、池袋駅所沢駅でも発売(10月8日)[25]

2011年12月10日に秩父鉄道にて、「ANOHANA X’mas Train」の運転を記念して、羽生熊谷寄居大野原秩父御花畑の6駅にてポストカード付き入場券を販売したが、全ての駅にて当日完売した。また、12月25日に秩父鉄道がクリスマス☆ミニイベント限定記念入場券を秩父駅にて販売した。[26]

2012年1月21日から羽生・寄居・秩父の3駅でポストカード付き記念乗車券を各駅10,000枚全3種で発売する。同じ埼玉県(久喜市(旧鷲宮町)、春日部市等)を舞台にする『らき☆すた』及びその沿線を舞台に持つ東武鉄道との共同コラボ企画として行われ、秩父鉄道・東武鉄道双方の記念乗車券6枚を購入すると両作品のイラストが入ったクリアファイルが貰えるようになっている[27]

2012年4月14日から大野原・秩父・御花畑の3駅でポストカード付きSL&急行「あの花×芝桜」号運転時刻と記念入場券の発売した。[28]

[編集] タイアップ・イベント

2011年9月25日に、秩父市および秩父郡小鹿野町にまたがる秩父ミューズパーク野外ステージにて、主要声優陣およびアーティストによるイベント「ANOHANA FES.」が開催された。BD/DVD第1巻に優先販売申込券が同梱。本イベントのチケットで西武秩父駅から会場までのシャトルバスに乗車できた。また、2011年の龍勢祭りでも、「超平和バスターズ」名義の龍勢が実施された。

ネクソンは2011年11月16日から12月15日まで同社のオンラインゲーム『マビノギ』にてタイアップイベントを開催すると発表した[29]

2012年夏に「あの花2012夏イベント(仮)」が開催予定。

[編集] モバイル

各社でフィーチャーフォンスマートフォン向けのケータイアレンジ・着ボイス・マチキャラ・デコメ・デコフレーム・スキンサービス・めざましなど配信された。

[編集] ゲーム

2012年8月30日に5pb.より、プレイステーション・ポータブル用ソフトとして発売予定。

[編集] 脚注

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[編集] 注釈

  1. ^ 作中で舞台が秩父市であることを明示するのは、第1話にてあなるが所持していた高校の封筒に「秩父市立緑ヶ丘高等学校」と書かれていた箇所のみである。
  2. ^ 秩父市内に緑ヶ丘という地名はあるものの、実在しない架空の中学校である。

[編集] 出典

  1. ^ a b c d 商品詳細 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。上”. メディアファクトリー. 2011年7月28日閲覧。
  2. ^ 『オトナアニメ』vol.21、61,75頁。
  3. ^ もともとは「あのはな」が正式。「あの花」の長井龍雪監督らに「あのはな」の裏話を聞いてきた.ZAPAnet総合情報局(2011年11月21日)2011年11月24日閲覧 。
  4. ^ オトナアニメ』vol.20、洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年5月9日、144頁。ISBN 978-4-86248-711-7
  5. ^ 「変化する物語」、『月刊ニュータイプ』第27巻第6号、角川書店、2011年3月、 178頁、 雑誌07009-03。
  6. ^ a b c d e “切ない“青春ファンタジー”アニメが話題 ノイタミナ新作、丁寧な演出にネットで絶賛”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2011年5月29日). http://mantan-web.jp/2011/05/29/20110528dog00m200025000c.html 2011年5月29日閲覧。 
  7. ^ a b “「あの花」放映開始 秩父が舞台モデルのアニメ”. 埼玉新聞 (埼玉新聞社). (2011年4月17日) 
  8. ^ “アニメ『あの花』の電子書籍アプリ、無料提供”. 読売新聞 (読売新聞社). (2011年6月6日). http://www.yomiuri.co.jp/net/news/bcn/20110606-OYT8T00858.htm 2011年6月29日閲覧。 
  9. ^ 『オトナアニメ』vol.21、60-61,73頁。
  10. ^ 『オトナアニメ』vol.21、60-61頁。
  11. ^ 超平和バスターズの“秘密基地“~ノイタミナ「あの花」SHOP in 渋谷パルコ~期間限定開催!|ノイタミナグッズ販売のノイタミナ オンラインショップ
  12. ^ 東京アニメセンターに「あの花」展が 東京アニメセンター公式サイトより。
  13. ^ “切ない“青春ファンタジー”アニメのBD1巻が初登場首位 テレビアニメ史上3位”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2011年7月6日). http://mantan-web.jp/2011/07/06/20110705dog00m200042000c.html 2011年7月14日閲覧。 
  14. ^ 文化庁メディア芸術プラザ2012年3月25日閲覧
  15. ^ ノイタミナショップ内でのイベントで展示されていた表彰状より。
  16. ^ a b c d e f 「第四章 イラストレーション」『アニメ『あの花』公式キャラブック(無料版)』(電子書籍) ANOHANA PROJECT、NRMパブリッシング(原著2011年6月1日)、電子初版、42頁。2011年6月16日閲覧。
  17. ^ a b 『オトナアニメ』vol.21、50頁。
  18. ^ 小説版より。
  19. ^ secret base~君がくれたもの~初回限定版ブックレット
  20. ^ a b 『オトナアニメ』vol.21、71頁。
  21. ^ 長井龍雪&田中将賀、『オトナアニメ』vol.21、70頁。
  22. ^ ちばむ (2011年7月26日). “『あの花』、企画当初はドタバタのエロ要素が入っていた”. ダ・ヴィンチ電子部. メディアファクトリー. 2011年7月28日閲覧。
  23. ^ “『あの花』の最終回は、あの伝説的テレビが元ネタ!?”. ニコニコニュース. ダ・ヴィンチ (ニワンゴ). (2011年7月26日). http://news.nicovideo.jp/watch/nw91785 2011年7月28日閲覧。 
  24. ^ 西武鉄道ニュースリリース 9月23日(金・祝)より西武秩父駅限定でアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の記念乗車券を発売します。(pdf)
  25. ^ 西武鉄道ニュースリリース 10月8日(土)より池袋駅・所沢駅・西武秩父駅の3駅でアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の「龍勢まつり記念乗車券」を発売します。(pdf)
  26. ^ ANOHANA X’mas Train運転記念入場券の発売について
  27. ^ 東武鉄道・秩父鉄道合同企画 大人気アニメ「らき☆すた×あの花」記念乗車券 を発売します!
  28. ^ SL&急行「あの花×芝桜」号運転時刻と記念入場券の発売について
  29. ^ あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。タイアップ|マビノギ

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

フジテレビ ノイタミナ 第2部
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