西武4000系電車
西武4000系電車(2009年8月)
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| 編成 | 4両 |
| 起動加速度 | 2.3 km/h/s |
| 営業最高速度 | 105 km/h |
| 減速度 | 3.5 km/h/s(常用最大) 4.5 km/h/s(非常) |
| 車両定員 | トイレ付クハ124人 トイレなしクハ126人 モハ137人 |
| 全長 | 20,000 mm |
| 全幅 | クハ2,850mm モハ2,811 mm |
| 全高 | クハ4,065mm パンタ付モハ4,208mm パンタなしモハ4,065 mm |
| 車両質量 | トイレ付クハ30.8t トイレなしクハ29.1t モハ40t |
| 軌間 | 1067(狭軌) mm |
| 電気方式 | 直流1500V |
| モーター出力 | 150kW |
| 編成出力 | 2400kW |
| 歯車比 | 86:15 (5.73) |
| 制御装置 | 電動カム軸式抵抗制御 MMC-HTB-20E(弱め界磁起動1段、直列12段、並列13段、弱め界磁5段) |
| 台車 | FS372・FS072 |
| ブレーキ方式 | HSC-D (抑速ブレーキ付) |
| 保安装置 | 西武形ATS 秩父鉄道形ATS |
| 製造メーカー | 東急車輛製造 |
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この表について
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西武4000系電車(せいぶ4000けいでんしゃ)は、1988年(昭和63年)に登場した西武鉄道の近郊形電車。
目次 |
[編集] 概要
本系列は、1988年(昭和63年)に101系の台車・制御装置・主電動機などの機器を流用して東急車輛製造で製造された。飯能 - 西武秩父間(池袋線・西武秩父線)のサービス改善と、秩父鉄道秩父本線への直通運転を目的として登場した。車両の塗装は8500系などと同じライオンズカラーであるが、本系列では赤・青・緑の帯の間に白のラインも入るなど異なる点もある。西武鉄道の特急車両以外の車両としては初めて妻面の窓を廃止したり、妻面以外の広告枠をなくしたりしている他、蛍光灯には連続型のカバーが取り付けられている。
保有車両数は4両編成12本(48両)である。全車両が武蔵丘車両基地に所属する。
[編集] 概説
1編成4両で組成されている。飯能方の先頭車(クハ4000形奇数番車)には和式トイレと清涼飲料水の自動販売機、くず物入れ、空き缶入れが設置されていたが、2002年(平成14年)のワンマン運転対応改造(後述)により自動販売機とくず物入れ、空き缶入れが撤去され、立ち席スペースとなった[1]。
客用扉は半自動両開き2扉。ドアレールには凍結防止用のヒーターを備える。冬季や冷房使用時の車内保温・保冷時はドア横の開閉ボタン(外は開ボタンのみ)でドアを開閉することができる。車内の座席はセミクロスシートで、扉間のクロスシートは向かい合わせボックス席だが間隔は1640mmと広い。側窓は座席1ボックスごとに1段下降式、見晴らしの良い大型2連窓を配している。また、本系列には西武鉄道と秩父鉄道のATSが搭載されている。その他、2編成連結した列車が行き先によって途中で分割することを考慮して、片方の編成のみに放送できる装置を備えている。
製造時期によって仕様が若干異なり、大別すると前期形、後期形の2タイプとなる。
- 前期形(4001 - 4015編成)は、1988年から1989年(平成元年)にかけて廃車された101系(171・173・141・143・145・147・179・181編成の順に廃車)の機器を流用して製造されたグループである。クハ4009以降はトイレの連結面側に換気扇のカバーが追加された。
- 後期形(4017 - 4023編成)は、1992年(平成4年)の秩父鉄道への乗り入れ列車を増発するために同年に廃車された101系(163 - 169編成)の機器を流用して製造されたグループである。ベンチレーターがステンレス製になり、正面貫通扉窓のワイパーがシングルアームタイプとなり、側面の開閉ボタンの位置が低くなった。
[編集] 車内の様子
[編集] 運行線区
主に池袋線飯能駅 - 西武秩父線西武秩父駅間で使用されている。
同区間の営業列車は土休日に池袋 - 西武秩父駅間を走る快速急行、特急列車、多客輸送時の臨時列車以外はすべて当形式での運転である。8両編成の列車と4両編成の一部の列車以外はワンマン運転。
土休日ダイヤでは2編成を連結した8両で快速急行として池袋駅から、平日ダイヤでは各駅停車として飯能駅から秩父鉄道秩父本線の三峰口駅・長瀞駅に乗り入れる運用にも就く。その際は、横瀬駅で分割・併合を行い、三峰口駅発着列車は西武秩父駅に停車して折返し、長瀞駅発着列車は西武秩父駅の外側を通る連絡線を経由して近接の御花畑駅に停車する。なお、長瀞行はかつて寄居駅(1993年までは野上駅)まで乗り入れていた。
一時期、秩父鉄道において日中の間合い時を利用して線内区間列車に充当されていたが、同線列車のワンマン運転開始により中止されている。
本系列は、池袋線・西武秩父線以外の西武線(新宿線や狭山線など)にも臨時列車などで運用されることがある。
- 1995年(平成7年)11月に西武鉄道の前身となる川越鉄道(現在の新宿線本川越 - 東村山間と国分寺線)の開業100周年を記念し、臨時列車として本川越 - 国分寺間を往復して、新宿線・国分寺線に初めて入線した。
- 1999年(平成11年)と2002年(平成14年)10月の「西武トレインフェスティバル」開催時にも臨時列車として西武新宿 - 西武秩父間を往復した。
- さらに2008年(平成20年)8月19日には「西武線ミステリートレインで行く秩父鉄道パレオエクスプレスの旅」のイベント列車に充当され、Aコースは西所沢→寄居→三峰口→所沢間、Bコースは西武園→三峰口→寄居→所沢間で運行した。これにより往路のBコースの列車(4003編成)が西武園線に初めて入線し、さらには往路のAコース(4011編成)の終着駅となった寄居駅にも1年5ヶ月ぶりに入線した。
- 回送として南入曽車両基地に入線したこともある。
- その他、1990年代前半から毎年8月中旬の土曜日又は日曜日の西武ドーム(名称の変遷は当該記事を参照)での埼玉西武ライオンズ主催試合開催日にライオンズファンの秩父市民を西武鉄道が招待する目的で西武秩父 - 狭山線西武球場前間で本系列を使用するヘッドマーク付の特別臨時団体電車が運転されている。
- 一時期4021編成と4023編成には「北辰の梟」号と称したヘッドマークが取り付けられていた[2]。
[編集] 改造工事
1994年(平成6年)に秩父鉄道においてもATSを設置したため、秩父鉄道用ATS車上装置が設置された。
2002年にはワンマン運転開始にあたってマスコンハンドルを多摩川線、多摩湖線の101系ワンマン仕様車と同じタイプのデッドマン装置付きに交換、車掌スイッチ・半自動ドアスイッチの交換、車内監視カメラ、運転士用放送装置、自動放送(戸閉め予告機能付)などの設置、車端部クロスシートのロングシート化され自動販売機のあったところには立席スペースとされた。
2003年からは検査時に電動車の集電装置をシングルアームパンタグラフへ交換し、2007年までに全編成が交換された。また、前面貫通扉のワイパーを電動式に改造した編成も存在する。
2008年6月15日には、4023編成が本系列では初めて幕交換を施行し、約1週間程で全編成に施行された。種別表示以外の内容は変わらず、秩父鉄道線内区間運用関連の行先表示も存在する。
4001編成と4003編成は補助電源装置としてSIVを搭載している[3]。
[編集] 編成表
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← 飯能
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| 形式 | クハ4001 | モハ4101 | モハ4101 | クハ4001 |
|---|---|---|---|---|
| 車両番号 | 4001 4003 4005 4007 4009 4011 4013 4015 4017 4019 4021 4023 |
4101 4103 4105 4107 4109 4111 4113 4115 4117 4119 4121 4123 |
4102 4104 4106 4108 4110 4112 4114 4116 4118 4120 4122 4124 |
4002 4004 4006 4008 4010 4012 4014 4016 4018 4020 4022 4024 |
- 奇数のモハはパンタグラフ2基と抵抗器、偶数のモハはMG(モハ4102と4104はMGの代わりにSIV)とコンプレッサーを搭載。
[編集] 脚注
- ^ 車椅子器具や非常通報装置は取り付けていないため、車椅子スペースとはしていない。
- ^ 西武鉄道ニュースリリース「がんばれ 受験生! 北辰の梟号」
- ^ 「大手私鉄車両ファイル」 『鉄道ファン』2011年9月号、交友社
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