飯能駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
飯能駅
北口(2010年6月)
北口(2010年6月)
はんのう - Hannō
SI25 元加治 (2.7km)
(0.8km) 東飯能 SI27
所在地 埼玉県飯能市仲町11-21
駅番号 SI 26
所属事業者 西武鉄道
所属路線 池袋線
キロ程 43.7km(池袋起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面4線
乗降人員
-統計年度-
32,293[1]人/日
-2011年-
開業年月日 1915年大正4年)4月15日
南口(2010年6月)
西武秩父方面列車(2005年1月)
有楽町線直通列車(左)と池袋方面列車(右)(2005年1月)

飯能駅(はんのうえき)は、埼玉県飯能市仲町にある、西武鉄道池袋線である。駅番号はSI26

概要[編集]

駅の構造や運転系統上、当駅から先の西武秩父方面は西武秩父線と思われることがあるが、当駅 - 吾野間も池袋線である[2]

池袋方面からの池袋線の列車は特急と土休日の快速急行を除き基本的に当駅で折り返す。また、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線副都心線からの直通列車も当駅で折り返す[3]。当駅より西武秩父方面に運行される列車種別は各駅停車快速急行(当駅から西武秩父方面は各駅に停車)、急行、特急のみとなっている。西武秩父方面の各駅停車は当駅 - 西武秩父(一部は秩父鉄道線三峰口長瀞まで直通)間で運行されており、池袋方面の列車とは当駅で乗換えとなる。運転本数も当駅を境に西武秩父方面が少なくなる。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線、島式ホーム2面3線、計3面4線の地上駅であり、橋上駅舎を有する。

池袋方面と西武秩父方面の直通電車は当駅で方向転換する(いわゆるスイッチバック型の駅である)[4]。このため、当駅から先西武秩父方面が西武秩父線と勘違いされることがあるが、正確には吾野駅までは池袋線である。

南口側が1番ホーム、北口側が特急専用の5番ホームである[4]。西武秩父方面の列車が主に入線する2・3番ホームは線路を共有しており、車両両側の扉扱いを行うことにより、1・4番ホームに入線する池袋方面の列車と対面乗り換えが可能なようになっている。

駅南側には4本の側線がある。また、駅東側の線路配線は多数の列車が同時進入・発車ができるように工夫されている。駅西側の車止め側には若干線路が延びており、駅西側の道路を跨いで向かい側にも線路があるが、道路部分の線路・踏切は撤去されている。

コンコースの5番ホーム側には中間改札があり、ここで特急券の所持をチェックしている(5番ホーム入口の自動改札機に特急券(のみ)を切符同様に入れて通過(ホームに入場)する形式になっており、(西武秩父方面からの)特急の到着時間に近づくと改札手前の券売機で特急券を購入することもできる[4]。なお特急券チケットレスサービスSmoozは自動改札機は使えないため専用の係員通路にて係員に購入履歴画面を提示して通る)。

トイレは改札内コンコース部にある[4]ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも併設されている[4]が、多機能トイレ内に非常用の係員呼び出しボタンは設置されていない。

配線図[編集]

西武鉄道 飯能駅 構内配線略図

小手指
所沢練馬
池袋方面
西武鉄道 飯能駅 構内配線略図
吾野西武秩父
三峰口長瀞方面
凡例
出典:[5]
2001年12月15日現在


機回し線跡の車止め(2010年10月)

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先 備考
1・2
3・4
池袋線
(一般種別)
上り 所沢池袋新木場渋谷横浜方面 池袋方面は主に1・4番ホーム、西武秩父方面は主に2・3番ホーム
下り 西武秩父方面
5 池袋線
(特急)
上り 所沢・池袋方面 中間改札設置
下り 西武秩父方面
  • 2001年(平成13年)12月14日までは1 - 5番ホームの付番が逆(特急ホームが1番ホーム)だった。

駅ビル・構内店舗[編集]

構内店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「飯能駅の店舗情報」を参照。

  • 飯能ステーションビル
    • 西武飯能PePe - 出店店舗の詳細は公式サイト「フロアガイド」を参照。
    • ヘリテイジ・リゾーツ飯能(旧・飯能プリンスホテル
      飯能プリンスホテルの飲食部門が2010年に熊谷市でホテルを経営するヘリテイジに移管されヘリテイジ・リゾーツ飯能となった[6][7]のに続き、宿泊部門についても2012年10月にヘリテイジに移管され[6]、ヘリテイジ・リゾーツ飯能と併せ「ホテル・ヘリテイジ飯能」となった[7][8]
  • TOMONY飯能店
  • 飯能市役所 飯能駅サービスコーナー
  • スポルト飯能ボウル
  • 日高屋 飯能駅南口店

利用状況[編集]

1日平均乗降人員は以下の通りである。

  • 2004年度:35,075人[9]
  • 2005年度:34,822人[9]
  • 2006年度:34,858人[9]
  • 2007年度:34,668人[1]
  • 2008年度:34,709人[1]
  • 2009年度:34,106人[1]
  • 2010年度:32,932人[1]
  • 2011年度:32,293人[1]

2005年度 - 2009年度はおおむね34,000人台で推移していたが、2010年度は大きく減少した。

駅周辺[編集]

北口[編集]

南口[編集]

南口ロータリーの中央には、夢馬(むーま)という世界一大きい木馬が2004年7月に設置された。2005年にギネス・ワールド・レコーズ認定されている[10]


路線バス[編集]

西武バス国際興業バスイーグルバスの路線が発着する。

北口[編集]

南口[編集]

  • 西武バス飯能営業所担当路線

歴史[編集]

  • 1915年大正4年)4月15日 - 開業。
  • 1929年昭和4年)9月10日 - 吾野までの開業により終点でなくなる。
  • 1989年平成元年)12月11日 - 橋上駅舎化により新たに南口を開設。同時に従来の駅出入口は北口と称することになる。
  • 1990年(平成2年) - 池袋線飯能 - 吾野間を運行系統上分割。池袋方面および西武秩父方面の起・終点となる。
  • 1992年(平成4年)5月28日 - 南北自由通路使用開始。
  • 1992年(平成4年)10月23日 - 西武飯能ステーションビル開業[11]
  • 2001年(平成13年) - 改札口の有人通路をオープンカウンター式に変更。

付記[編集]

  • かつては元加治までの間にある八高線との交差付近に笠縫信号所が設けられており、ここから下り側が単線であった。これは八高線の橋脚間の広さが単線分しかなかったためである。その後、八高線の橋梁改築や複線化用地確保によって西武線の複線区間が延伸したので、同信号所は二度にわたり順次当駅寄りに移設されている。沿線に民家が建て込み単線分の敷地しかなかったため、2001年12月までは単線区間が残っていたが、飯能駅までの複線化完成により同信号所は廃止された。
飯能短絡線(東飯能駅方面を望む) 飯能短絡線(笠縫信号所方面を望む)
飯能短絡線(東飯能駅方面を望む)
飯能短絡線(笠縫信号所方面を望む)
  • 笠縫信号所(2代目)付近から東飯能駅へ直接乗り入れる連絡線の計画があり、用地は確保され、所沢方面⇔西武秩父方面への貨物列車や直通特急が通過できるように考えられていた。しかし、貨物列車はすでに廃止され、特急の本数も少なく、飯能市などの通過反対意見も根強いことから、工事は中断されている。
    ただし、西武鉄道としては「将来、武蔵丘車両基地武蔵丘車両検修場との回送や工場の入・出場往来のメリットがある」として、あくまで「工事は『休止』」と表明している。


隣の駅[編集]

西武鉄道
池袋線
  • 特急「ちちぶ」停車駅、特急「むさし」始発・終着駅
快速急行(東飯能側は当駅から各駅に停車)
入間市駅 (SI23) - 飯能駅 (SI26) - 東飯能駅 (SI27)
急行(当駅から東飯能側は上りのみ運転)・各駅停車
元加治駅 (SI25) - 飯能駅 (SI26) - 東飯能駅 (SI27)
通勤急行(上りのみ運転)・快速・準急
元加治駅 (SI25) - 飯能駅 (SI26)
  • 小手指以西の通勤準急の定期運用は2008年6月14日のダイヤ改正をもって休止され、2013年3月16日の改正をもって停車駅表からも削除された。
  • 芝桜鑑賞期間と秩父夜祭開催時には、臨時列車として東飯能側へも通勤準急・準急が延長運行されることがある。この場合、東飯能方も各駅に停車する。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.2 2007年度〜2011年度 池袋線・西武秩父線・西武有楽町線・豊島線・狭山線・山口線 (PDF) - 西武鉄道
  2. ^ 駅構内の案内表示板などでは「西武秩父方面」などと表記している。一時期、池袋線に乗り入れる東京メトロ車両の停車駅案内では、飯能から先が「西武秩父線」と表記されていたが、2010年3月6日ダイヤ改正(副都心線明治神宮前土休日限定の急行停車化)に伴い新しいものに交換されたため、その表記はなくなった。
  3. ^ 当駅は東京メトロ所属及び東急所属・横浜高速鉄道の車両が発着する旅客駅としては最西端駅にあたる。回送列車も含むと、駅ではないが武蔵丘車両基地が最西端となる。
  4. ^ a b c d e 飯能駅 駅構内マップ - 西武鉄道
  5. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』 通巻第716号 2002年4月 臨時増刊号 「特集 - 西武鉄道」、巻末折込「西武鉄道 配線略図」
  6. ^ a b “プリンスホテル 9月に飯能撤退 ヘリテイジ引き継ぎへ”. 東京新聞. (2012年5月23日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120523/CK2012052302000133.html 2012年5月23日閲覧。 
  7. ^ a b “当社保有施設の一部施設の賃貸先変更に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 西武鉄道, (2012年5月22日), http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2012/__icsFiles/afieldfile/2012/05/22/20120522hannoph.pdf 2012年5月23日閲覧。 
  8. ^ 飯能プリンスホテルの営業終了のお知らせ
  9. ^ a b c 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.1 2002年度〜2006年度 池袋線・西武秩父線・西武有楽町線・豊島線・狭山線・山口線 (PDF) - 西武鉄道
  10. ^ その大きさは世界一!飯能の巨大木馬「夢馬」 (PDF) - 埼玉県庁
  11. ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]