西武有楽町線
| 路線総延長 | 2.6 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 1,067 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 1,500 V(直流) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 複線区間 | 全線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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西武有楽町線(せいぶゆうらくちょうせん)は、東京都練馬区内の練馬駅 - 小竹向原駅間を結ぶ西武鉄道の鉄道路線。路線名に「西武」を含む。
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概要 [編集]
旧都市交通審議会(現在の交通政策審議会)の答申第11号にある8号線(有楽町線)の一部であり、西武池袋線と東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線を連絡している。
練馬駅構内以外は全区間が地下区間で、地下鉄乗り入れのために車内信号閉塞式 (ATC) を西武鉄道で唯一採用している。さらに、西武鉄道で唯一の全区間複線の路線でもある。
起点は練馬駅であるが、列車運行上は小竹向原駅から練馬駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。
路線名称について [編集]
「西武秩父線」と同様に「西武」を含めた「西武有楽町線」が正式な路線名である。これは、8号線(有楽町線)の一部であることに由来し、東京地下鉄の「有楽町線」と区別するためのものであり、俗称ではない。
路線データ [編集]
運転 [編集]
当路線内のみの運行となる列車は設定されていない。小竹向原駅が起終点となる列車も上下の初電・終電各1往復のみで、それ以外の列車は当路線を介して西武池袋線と東京地下鉄有楽町線・東京地下鉄副都心線との相互直通運転を実施している。相互直通運転区間は、飯能駅(池袋線) - 新木場駅(有楽町線)・渋谷駅(副都心線)間である。2013年3月16日からは、副都心線を経由して東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線とも相互直通運転を行い、元町・中華街駅(みなとみらい線)まで直通している[1]。
列車種別として「快速」(終日)、「準急」(朝・夕方以降)、「各停」(終日)、また2013年3月16日からは「快速急行」(平日日中、土曜・休日朝 - 日中)も設定されている[1][2]も設定されているが、当路線内は全列車が各駅に停車する。本数等の内訳は以下のとおり(平日ダイヤによる)。
- 朝のピーク時は16本/時。副都心線へは飯能発快速(副都心線・東横線・みなとみらい線内急行)4本と石神井公園発各駅停車2本が直通。有楽町線へは小手指発準急(有楽町線内各駅停車)4本と清瀬または石神井公園発各駅停車6本が直通する。
- 日中は8本/時。副都心線とは飯能小手指発着快速急行(副都心線内急行、東横線・みなとみらい線内特急)各1本、保谷・石神井公園発着各駅停車各1本が、有楽町線とは小手指発着各駅停車が2本と保谷発着各駅停車2本が直通する。
- 夕方は8本/時。副都心線からは飯能行き快速(みなとみらい線・東横線内通勤特急、副都心線内急行)2本と清瀬行き各駅停車2本(みなとみらい線・東横線内急行または各駅停車、副都心線内各駅停車)2本が、有楽町線からは清瀬行き各駅停車2本と保谷行き各駅停車2本が直通する。
土曜・休日ダイヤは、夕方は1時間あたり副都心線からは飯能行き快速(みなとみらい線・東横線・副都心線内各駅停車)と小手指行き各駅停車(みなとみらい線・東横線内特急、副都心線内急行)と石神井公園行き各駅停車(みなとみらい線・東横線内急行、副都心線内各駅停車)が各2本ずつ、有楽町線からは石神井公園行き各駅停車2本の計8本が直通する。なお、この中には清瀬発着も含まれている。また、日中は上記と同様である。
快速急行・快速・準急の全列車と一部の副都心線直通の各駅停車については小竹向原で種別変更を行う。この場合、西武側(池袋線・西武有楽町線)の列車種別と東京地下鉄側(有楽町線・副都心線)で異なる列車種別となる(例:西武側では「快速」だが東京地下鉄側では「(副都心線の)急行」)[3]。
西武ドームへの観客輸送 [編集]
西武ドームでの野球開催時に限り、有楽町線新木場発・副都心線渋谷方面(元町・中華街発)からの西武球場前行が運行される。有楽町線・副都心線との相互直通運転開始以前は西武狭山線・西武池袋線と西武新宿線・多摩湖線・山口線レオライナーで運転されていた野球臨時列車であったが、西武池袋線との直通運転を開始した1998年シーズンから有楽町線直通、2008年6月14日から副都心線直通が設定され、新木場・渋谷発の西武球場前行が運転されるようになった。2013年3月16日以降は、元町・中華街発(みなとみらい線・東急東横線・副都心線直通)の西武球場前行が設定され[1]、みなとみらい地区および横浜駅や新横浜駅(横浜線菊名駅乗り換え)からの球場アクセスが向上した。
以下の記述は2013年3月16日改正のダイヤに基づく。
- 行き(西武球場前行き)の列車
- 新木場発(平日ナイトゲーム開催日のみ)は所沢行きの各停を延長する形で1本、元町・中華街発は快速飯能行き(平日)、快速急行小手指行き(土曜・休日)の運転変更により、いずれも西武線内は快速としてデーゲーム開催日は2本、ナイトゲーム開催日は1本運転される。土曜・休日デーゲーム開催日の元町・中華街発2本のうち、1本目は東京メトロの車両、2本目は東急の車両の10両編成で運転される。ナイトゲーム開催日は新木場発、元町・中華街発ともに自社車両の10両編成となる。
- 帰り(西武球場前発)の列車
- 新木場行き(平日ナイトゲーム開催日のみ)は保谷始発の各停を延長する形で1本、元町・中華街行き(平日ナイトゲーム、土曜・休日デーゲーム開催日のみ)は平日は保谷始発の各停、土曜・休日は清瀬始発の各停を延長する形でそれぞれ1本設定されている。新木場行きは東京メトロの車両の10両編成、元町・中華街行きは東急または横浜高速鉄道の車両の8両編成である。
使用車両は「当線の使用車両」を参照。このうち自社車両である6000系で運転される場合は先頭車の前面にヘッドマークが装着されていることもある(埼玉西武ライオンズの球団ロゴマークのヘッドマークの使用が多いが、場合によっては埼玉西武ライオンズのチーム応援キャンペーンや埼玉西武ライオンズの人気選手の応援企画の特製ヘッドマークを掲出して運転されることもある。さらに、プロ野球オープン戦やパ・リーグ公式戦開幕・オールスターゲーム・プレーオフ・日本シリーズといった試合の開催時には、開催記念の特製ヘッドマークを掲出して運転されることもある)。
1998年の運行開始当初は夏休みやゴールデンウィークなどの限られた期間中の野球開催日に新木場発の清瀬行を延長する形で下り2本だけの運転であったが、2001年頃のダイヤ改正から西武線の野球開催時の増発ダイヤに組み込まれ、西武ドームでの公式戦全試合やオープン戦などの野球開催時に上下数本が運行されるようになった。
なお、車両運用上の都合や折り返し時間の関係等により、本来のダイヤ上では東京地下鉄の車両で運転されるダイヤを西武の車両(6000系)に車種変更して運行されることがある。例として事前に小手指駅(車種変更をおこなう折り返し駅)で東京地下鉄の車両から西武の車両(6000系)に車両交換を実施し、本来の東京地下鉄の車両は小手指の車庫に入庫する(車種変更をおこなう折り返し駅によっては小手指または武蔵丘の車庫まで回送される)。車両交換後の西武の車両は所定の新木場行(または渋谷行)として運行、折り返し西武球場前行(延長運転による行先変更。この例だと本来の所沢行きからの変更)となり、同駅到着後に西所沢経由で小手指(または武蔵丘の車庫)へ回送となり、入れ替わりに本来の新木場・渋谷行き用に事前に車両交換した東京地下鉄の車両を所沢駅(本来の車両運用での折り返し駅)まで回送し、本来の運用に戻しての運行である。
1999年シーズンのオールスターゲーム開催時には当時西武ライオンズに所属していた松坂大輔(1本目)と松井稼頭央(2本目)の特製ヘッドマークが掲出された新木場発の西武球場前行が西武線内急行として2本運転された(地下鉄線内は各停、西武線内は新桜台、練馬、石神井公園、以後池袋線急行停車駅と同一)。
同様に西武ドームでの音楽ライブコンサートや主要イベント(「国際バラとガーデニングショウ」など)の開催時にも新木場・元町中華街発の西武球場前行が運転されることがある。
ダイヤの乱れ [編集]
西武有楽町線・池袋線と東京メトロ有楽町線・副都心線・東武東上線でダイヤが大幅に乱れた場合は西武線と有楽町線・副都心線との直通運転は中止される。この場合、当路線は折り返し設備がないため長時間にわたって運休となり、新桜台駅に停車する列車が運行されない。この場合、同駅の利用者は江古田駅・桜台駅・小竹向原駅からの迂回を強いられることになる。
使用車両 [編集]
当線の保安装置の関係上、地下鉄乗り入れ対応車 (ATC) 以外の車両の運転ができない。
自社車両 [編集]
- 6000系 - 全て10両編成。有楽町線・副都心線いずれの直通列車にも使用。
乗り入れ車両 [編集]
東京地下鉄(東京メトロ)
東京急行電鉄(東急)
- 5000系・5050系・5050系4000番台
- 5000系・5050系は8両編成、5050系4000番台は10両編成。いずれも副都心線直通列車のみ。
横浜高速鉄道
- Y500系
- 全て8両編成。東急の8両編成と共通の運用。
過去の乗り入れ車両 [編集]
- 東京メトロ07系 - 副都心線開業とそれに伴うホームドア設置に非対応のため撤退。
歴史 [編集]
1970年5月25日に地方鉄道事業免許を取得し、その後工事を開始していた。工事の遅れから小竹向原 - 新桜台を先行して開業させることになった[4]。
1983年10月1日に開業した当初の営業区間が小竹向原 - 新桜台間であり、他の西武鉄道の路線と接続していなかったことから、帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)有楽町線の延伸区間のように扱われ、西武鉄道単独の駅でありながら、新桜台駅構内のデザインや案内サイン類に、営団地下鉄有楽町線の駅と類似したものが存在した。
また、このときには西武鉄道では車両を保有せずに、帝都高速度交通営団に保守費用などを支払い、営団7000系電車10両編成1本を賃貸借して運行をしていた。この時点では保安装置も営団ATCを使用し、列車無線装置も誘導無線装置を使用した。ただし乗務員に関しては営団職員の乗り入れは行わず、自社乗務員を配備し小竹向原で交代した。
1983年の部分開業から1998年の池袋線直通までは、日中1時間4本のサイクルダイヤであった。
年表 [編集]
- 1970年(昭和45年)5月25日 - 練馬 - 向原(仮称)間の地方鉄道敷設免許取得
- 1983年(昭和58年)10月1日 - 新桜台 - 小竹向原間(1.2km)開業。小竹向原駅より帝都高速度交通営団有楽町線との直通運転を開始する。
- ただしこの時点では、当路線は西武鉄道の他路線と接続しておらず、全線開通までの間、営団車両のみが運行された。
- 1994年(平成6年)12月7日 - 練馬 - 新桜台間(1.4km)開業(全線開業)。営団有楽町線新線との直通運転を開始する。
- 練馬駅付近の高架化工事が遅れたため、暫定的に下り線のみの単線で開業した。練馬駅の高架化工事が完成するまでは、営団有楽町線方面からの列車は練馬駅折り返しとされ、池袋線との直通は行われなかった。ただし線路自体は池袋線と接続されたため、当路線と営団地下鉄有楽町線の直通運転に西武の車両(6000系)の使用を開始した。
- 1998年(平成10年)3月26日 - 練馬駅高架化工事の完成に伴い、練馬 - 新桜台間を複線化(全線複線化)、池袋線との直通運転を開始。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団改組により、直通運転先が東京地下鉄(東京メトロ)となる。
- 2008年(平成20年)6月14日 - 東京地下鉄副都心線との相互直通運転を開始。
- 2011年(平成23年)10月4日 - 8時54分ごろ、小竹向原駅でコンクリートが落下し、信号ケーブルを切断する。この影響で17時過ぎまで運休する。この事故の影響を重く見た国土交通省関東運輸局は小竹向原駅を管理する東京地下鉄に対して早期の原因究明と再発防止を求める警告文書を発出した。
- 2013年(平成25年)3月16日 - 東京地下鉄副都心線を介して東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始、これにより西武の車両が営業運転としては初めて神奈川県内でも見られるようになった。路線図で使用するラインカラーを紫色から池袋線と同じ柿色に変更。
駅一覧 [編集]
| 駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 累計キロ | 接続路線 |
|---|---|---|---|---|
| SI06 | 練馬駅 | - | 0.0 | 西武鉄道:池袋線(飯能駅まで直通運転)・豊島線 都営地下鉄: |
| SI38 | 新桜台駅 | 1.4 | 1.4 | |
| SI37 | 小竹向原駅 | 1.2 | 2.6 | 東京地下鉄: ・ |
エピソード [編集]
- 以前は行き先によっては終電が早く、当時の営団地下鉄有楽町線内では、午後2時台に「最終 準急小手指行き」などと案内されていた。
脚注 [編集]
- ^ a b c 2013年3月16日(土) ダイヤ改正を実施します (PDF) - 西武鉄道、2013年1月22日、2013年1月23日閲覧
- ^ 副都心線はすべての列車が東急東横線へ直通! 東急東横線との相互直通運転ダイヤが決定! 池袋~横浜間を最速38分で結ぶ列車を日中15分間隔で運行 (PDF) - 東京地下鉄、2013年1月22日、2013年1月23日閲覧
- ^ 詳しくは、http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/diagram/choku/3.html[リンク切れ] を参照
- ^ 帝都高速度交通営団「東京地下鉄道有楽町線建設史」参照。
- ^ 西武線全駅で駅ナンバリングを導入します (PDF) - 西武鉄道、2012年4月25日閲覧。
関連項目 [編集]
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