ジョニー・デップ

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ジョニー・デップ
Johnny Depp

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のプレミアにて (2007年)
本名 John Christopher Depp II
ジョン・クリストファー・デップ二世
生年月日 1963年6月9日(46歳)
出生地 ケンタッキー州オーウェンズボロ
国籍 アメリカ合衆国
職業 俳優・プロデューサー
ジャンル 映画
活動期間 1984年-
活動内容 1984年:映画初出演
1997年:映画初監督
配偶者 ロリ・アン・アリソン (1983年 - 1985年)
家族 パートナー:ヴァネッサ・パラディ (1998年 - )
長女:リリー=ローズ・メロディ (1999年生)
長男:ジャック・ジョン・クリストファー (2002年生)
主な作品
21ジャンプ・ストリート
シザーハンズ
ギルバート・グレイプ
エド・ウッド
スリーピー・ホロウ
パイレーツ・オブ・カリビアン』三部作
ネバーランド
チャーリーとチョコレート工場
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

ジョニー・デップJohnny Depp、本名:ジョン・クリストファー・デップ二世、John Christopher Depp II1963年6月9日-)は、アメリカ合衆国俳優。身長178cm、体重70kg。

俗にアウトローと評される出自と、コメディから社会派作品まで果敢に挑戦し幅広く演じ分ける実力、話題の絶えない私生活やファンサービスの良さから常に注目を浴びている。


目次

[編集] 生い立ち

ケンタッキー州オーウェンズボロにて、土木作業員の父・ジョン・クリストファー・デップとウェイトレスの母・ベティ・スー・パーマーとの間に生まれる。4人兄妹の末っ子で9歳上の兄ダン、7つ違いの姉デビーと2つ違いの姉クリスティーがいる。アイルランド人ドイツ人ネイティブ・アメリカンチェロキー族)の血を引く。

家庭の事情で頻繁に転居を繰り返し、7歳の時にフロリダ州ミラマーに定住。1978年に両親が離婚。13歳のときに童貞を喪失し14歳の頃からドラッグに手を染めるなど、どん底とも言える青年時代を送った。しかし、親友との死別をきっかけに足を洗う事を決意。16歳の時に高校を中退しミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせる。

[編集] キャリア

[編集] 音楽活動

「The Kids」をリードギタリストとして率い、イギー・ポップの前座も務めた。バンドは商業的に成功を収め、さらに活動を本格化させるべくロサンゼルスに活動拠点を移し「Six Gun Method」と改名し様々なバンドとコラボレーションを行った。

近年では、オアシスの曲やローリング・ストーンズのアルバムにもギターで参加したほか、1995年にはバットホール・サーファーズギビー・ヘインズと共に「P」というバンドを結成しCDを発売した。

[編集] 初期の俳優活動

ロリ・アン・アリソンと婚姻関係にあった時に、彼女の元恋人であったニコラス・ケイジと知り合い、ケイジから俳優への転身を勧められた。その後友人の付き添いとして足を運んだオーディションの会場で出演の打診を受け1984年ホラー映画エルム街の悪夢』で初出演。その後『プラトーン』などで経験を積んだ。当初は仕事に対して消極的であったデップだが、尊敬する俳優のフレデリック・フォレストとの共演が転機となり、本格的に俳優への道を歩み出す。

製作側の説得によりフォックス放送テレビシリーズ21ジャンプ・ストリート』に主演し、一躍ジュニアアイドルとして脚光を浴びる。それでも自分が商品として扱われることやテレビドラマでの役のイメージに縛られることを恐れたため、活動の場を映画のみとすることに決めた。

[編集] 映画俳優として

1990年公開の『クライ・ベイビー』で映画初主演を果たし、同年公開の『シザーハンズ』は大ヒットするが、その後の出演作品の興行収入と知名度は付随しなかった。しかし、『ギルバート・グレイプ』などのヒューマンドラマや『エド・ウッド』といった伝記映画に立て続けに出演し俳優としての実力を身につけた。

俳優業の傍ら、親族の出自(彼の母方の曾祖母は純血のチェロキー族であり、父も同じくチェロキー族の血を引く)からインディアンの問題に関心を持っていたデップは1997年に、マーロン・ブランドを招聘し映画『ブレイブ』を監督した。

1999年にこれまでの功績が認められハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれる。

映画『ナインスゲート』で知り合ったヴァネッサ・パラディとの間に長女をもうけたことを機にデップの生活は公私共に急激に変化した(下部詳述)。2003年に子供の勧めにより出演したディズニー/ブエナビスタ共同制作の娯楽超大作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で興行面での大成功を収め、世界的な規模で爆発的な名声を獲得した[1]。同年の「ピープル」誌にて「最もセクシーな男性」に選出され、全米映画俳優組合賞主演男優賞を受賞、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。

2004年公開の『ネバーランド』でイギリスの作家ジェームス・マシュー・バリーを好演し、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。

2007年公開の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』で、初のミュージカル映画に出演。この作品でゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、アカデミー主演男優賞にもノミネートされた。

[編集] 私生活

[編集] 関係・家族

1983年に音楽活動の中で知り合ったロリ・アン・アリソンと結婚するが、1985年に離婚。その後も女優のジェニファー・グレイシェリリン・フェンウィノナ・ライダーや、スーパーモデルのケイト・モスとも交際していた。ちなみにウィノナ・ライダーと交際中、腕に「ウィノナ・フォーエヴァー」と刺青を施したが、破局後「ワィノ・フォーエヴァー(アル中よ永遠に)」に修正。その後は恋人の名を刺青にしていない。

1998年からフランスの歌手兼女優のヴァネッサ・パラディとパートナー関係(入籍はしていないが事実婚)であり、1999年5月27日に長女(リリー=ローズ・メロディ・デップ)が、2002年4月9日に長男(ジャック・ジョン・クリストファー・デップ三世)が誕生。現在はアメリカと南フランスの両方で二重生活をしている。

[編集] 論争

1994年にニューヨーク市内のホテルで暴れ、備品を破壊して逮捕される。また、1999年にはヴァネッサ・パラディとロンドンで食事をしている時に、レストランまで追いかけてきたパパラッチと喧嘩をして逮捕された。

2003年にドイツの「Stern」誌にて、「アメリカは愚かな犬」と発言し、アメリカ国内で非難が出た。

[編集] 衣装

一言で表せれば「個性的」だが、ブランドに頼らない彼独自のアレンジした着こなし方はファンのみならず、男性にも絶大な支持を得ている。 最近は帽子と眼鏡(もしくはサングラス)を合わせることが多い。また、腕に付けているビーズのブレスレットは愛娘からの手作りの贈り物である。

母親の名と、二人の子供の名、数字の3、またアルファベットの刺青を施している。なおアルファベットについては、単純に好きな文字だからと話している。

[編集] ファンとの交流

アメリカのサインコレクター雑誌「オートグラフ・マガジン」が発表した「ファンにサインする際に態度が丁寧な映画俳優」で3年連続1位に輝いている。同誌は「穏やかで気さくながら、サインをしつつファンに話し掛けて親しくなろうとする」「プレミア会場でもレストランでも、映画のロケ中でもほとんど、最高に気前良くサインしてくれる人物」と評価している。

実際にも「一人にサインをしたら、他のファン全員にもサインしなくてはいられない性分」で、空港など混雑・混乱しやすい場所ではサインを一切しないよう、スタッフから釘を刺されてしまう場合も多い。

[編集] 主な出演作品

[編集] 映画

公開年 邦題
原題
役名 備考
1984 エルム街の悪夢
A Nightmare On Elm Street
グレン・ランツ
1985 マイアミ・ホットリゾート
Private Resort
ジャック・マーシャル
1986 プラトーン
Platoon
ガーター・ラーナー
1990 クライ・ベイビー
Cry-Baby
ウェイド・”クライ・ベイビー”・ウォーカー
シザーハンズ
Edward Scissorhands
エドワード・シザーハンズ ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
1991 エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア
Freddy's Dead: The Final Nightmare
テレビの中の少年 カメオ出演
日本未公開
1992 Stuff 監督
短編映画
1993 ギルバート・グレイプ
What's Eating Gilbert Grape
ギルバート・グレイプ
妹の恋人
Benny & Joon
サム ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
アリゾナ・ドリーム
Arizona Dream
アクセル・ブラックマー
1994 エド・ウッド
Ed Wood
エド・ウッド ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
1995 ニック・オブ・タイム
Nick Of Time
ジーン・ワトソン
デッドマン
Dead Man
ウィリアム・ブレイク
ドンファン
Don Juan Demarco
ドンファン/ジョン・R・デ・マルコ
1996 ザ・カンヌ・プレイヤー
Cannes Man
本人
1997 フェイク
Donnie Brasco
ジョー・ピストーネ/ドニー・ブラスコ
ブレイブ
The Brave
ラファエル 初監督作品
1998 ラスベガスをやっつけろ
Fear And Loathing In Las Vegas
ラウル・デューク
GO!GO!L.A.
L.A. Without A Map
本人/ウィリアム・ブレイク クレジット表記なし
1999 スリーピー・ホロウ
Sleepy Hollow
イカボッド・クレーン
ノイズ
The Astronaut's Wife
スペンサー・アマコスト
ビートニク
The Source
ナレーター ドキュメンタリー
ナインスゲート
The Ninth Gate
ディーン・コルソ
2000 ショコラ
Chocolate
ルー
夜になるまえに
Before Night Falls
ボンボン/ビクター中尉
2001 フロム・ヘル
From Hell
フレッド・アバーライン
耳に残るは君の歌声
The Man Who Cried
チェーザー
ブロウ
Blow
ジョージ・ユング
2002 ロスト・イン・ラ・マンチャ
Lost In La Mancha
本人/トビー ドキュメンタリー
クレジット表記なし
2003 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
Once Upon A Time In Mexico
シェルダン・ジェフリー・サンズ
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
Pirates Of The Caribbean: The Curse Of The Black Pearl
ジャック・スパロウ アカデミー主演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
2004 フレンチなしあわせのみつけ方
Ils Se Marierent Et Eurent Beaucoup D'enfants
L'inconnu (見知らぬ男) カメオ出演
ネバーランド
Finding Neverland
ジェームス・マシュー・バリ アカデミー主演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート
英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
シークレット ウインドウ
Secret Window
モート・レイニー
2005 リバティーン
The Libertine
ロチェスター
チャーリーとチョコレート工場
Charlie And The Chocolate Factory
ウィリー・ウォンカ ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
ティム・バートンのコープスブライド
Corpse Bride
ビクター・ヴァン・ドート 声の出演
2006 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
Pirates Of The Caribbean: Dead Man's Chest
ジャック・スパロウ ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
2007 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
Pirates Of The Caribbean: At World's End
ジャック・スパロウ
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
スウィーニー・トッド/ベンジャミン・バーカー ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)受賞
アカデミー主演男優賞ノミネート
2008 Gonzo: The Life and Work of Dr. Hunter S. Thompson ナレーター 2009年日本公開予定
2009 パルナッサス博士の想像力
The Imaginarium of Doctor Parnassus
トニー 日本公開予定
Public Enemies ジョン・デリンジャー 2009年7月1日全米公開予定

[編集] テレビ

放送年 邦題
原題
役名 備考
1985 Lady Blue ライオネル・ヴィランド ゲスト出演
1986 殺しに熱きテキーラを
Slow Burn
ドニー・フレイシャー テレビ映画
1987 - 1990 21ジャンプ・ストリート
21 Jump Street
オフィサー・トーマス・“トム・ハンソン”・Jr
1987 Hotel ロブ・キャメロン ゲスト出演
1999 The Vicar of Dibley 本人 ゲスト出演
2004 キング・オブ・ザ・ヒル
King of the Hill
ヨギ・ヴィクター 声のゲスト出演
2009 スポンジ・ボブ
SpongeBob SquarePants
ジャック・カフナ・ラグナ 声のゲスト出演

[編集] 主な受賞

[編集] 脚注

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  1. ^日経エンタテインメント!」(日経BP社)の連載「負け組ハリウッドの肖像」より。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ