ロビン・ウィリアムズ

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ロビン・ウィリアムズ
Robin Williams
Robin Williams
2011年、ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊のプレミアにて
本名 Robin McLaurim Williams
生年月日 1951年7月21日(63歳)
出生地 イリノイ州シカゴ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優コメディアン声優
ジャンル 舞台映画テレビドラマ
活動期間 1972年 - 現在
BBCワールド・ディベート」にて(2008年)

ロビン・ウィリアムズRobin Williams, 1951年7月21日 - )は、アメリカ合衆国俳優コメディアンイリノイ州シカゴ出身。

来歴[編集]

父親がフォード社の重役という裕福な家庭に育つ。カリフォルニア州マリン郡の高校を卒業し、マリン大学で演技を学び、奨学金を得てジュリアード音楽院の演劇科に3年間在学、演技力に磨きをかけた。『スーパーマン』などで有名なクリストファー・リーヴとはジュリアード時代からの親友であり[1]、彼の死後も息子ウィルの後見を務める。

彼の役者としてのキャリアは、スタンダップ・コメデイアンとしてのライブ出演で始まり、その後1978年から1982年にかけて放送されたテレビシリーズ『モーク・アンド・ミンディ』(ABC)で初めて有名になった。この時期ドラッグとアルコール使用障害に溺れてしまうが、克服する。2005年公開の『ビッグホワイト』撮影時に禁酒を破っていることが発覚するも、2006年リハビリテーション施設に入り克服し出所、撮影に復帰する[2]

ロビン・ウィリアムズの演技は、大胆でハイテンションなマシンガン・トーク、即興、物真似、声真似で知られ、『グッドモーニング, ベトナム』でのDJ役、『ミセス・ダウト』での女の格好をする中年男性役、ディズニー・アニメーション『アラジン』での変幻自在な魔人ジーニーの声優などを始め、出演作の多くにその特徴が見られる。また一方では『いまを生きる』、『レナードの朝』、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のような、ペーソスに満ちたシリアスな演技も高い評価を得ている。

1980年にはロバート・アルトマン監督の『ポパイ』で映画デビューを果たし、その後キャリアのほとんどを映画を中心に積み重ねている。1987年には映画『グッドモーニング, ベトナム』で、1989年には映画『いまを生きる』で、1991年には映画『フィッシャー・キング』で、計3回もアカデミー主演男優賞にノミネートされる。そして、1997年には映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー助演男優賞を受賞。1999年にはアカデミー賞授賞式で映画『サウスパーク』主題歌「ブレイム・カナダ」を熱唱した。これに加え、1986年には米国随一の歌劇場であるニューヨークのメトロポリタン歌劇場にて伝説のスタンダップ・コメディ『Robin Williams Live at the Met』を行い、2002年にはニューヨークのブロードウェイシアターにてスタンダップ・コメディ『Robin Williams Live on Broadway』を自作自演した。声優としては、ディズニーのアニメーション『アラジン』のジーニー役をはじめ、『ロボッツ』『ハッピー フィート』などに出演した。

2002年には『ストーカー』で恐ろしいストーカー役を、『インソムニア』ではサイコ殺人の犯人を演じ、これまでの善良なキャラクターを演じるコメディ俳優のイメージを払拭する演技で高く評価された。

プライベート[編集]

2009年には心臓を患い、手術した[3]

バグダードの米軍基地「キャンプ・ビクトリー」でのパフォーマンス(2010年)

チャリティー活動にも力を入れており、慈善団体を支援するための財団(the Windfall Foundation)を当時の妻と立ち上げ、募金等さまざまな活動を行っている。2010年カンタベリー地震の折には、クライストチャーチでパフォーマンスをすると共に、その収益を全額寄付した(半分は復興のため市へ、もう半分は赤十字社へ)[4]。また、イラクとアフガニスタンに駐留するアメリカ兵のために、軍の機関USOを介して現地に出向き、パフォーマンスをした[5]

2度の結婚で3人の子供がいる(2008年に離婚し[6]、2011年に3人目の妻スーザンと再婚している[7])。2人目の妻マーサとの間に生まれた娘の名前は、彼の大好きな日本製のテレビゲームソフト『ゼルダの伝説』にちなんで「ゼルダ」と命名している。2011年にはニンテンドー3DS用ソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』のCMで親子での共演も果たした。

主な出演作[編集]

映画[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1980 ポパイ
Popeye
ポパイ
1982 ガープの世界
The World According to Garp
ガープ
1983 ロビン・ウィリアムズの 大混戦サバイバル特訓
The Survivors
ドナルド
1984 ハドソン河のモスコー
Moscow on the Hudson
1986 明日へのタッチダウン
The Best of Times
ジャック・ダンディー
クラブ・パラダイス
Club Paradise
ジャック・モニカー
ミッドナイト・ニューヨーカー
Seize the Day
トミー・ウィルヘルム
1987 グッドモーニング, ベトナム
Good Morning, Vietnam
エイドリアン・クロンナウア上等兵(DJ) ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
1988 バロン
The Adventures of Baron Munchausen
月の王 クレジット表記なし
1989 いまを生きる
Dead Poets Society
ジョン・キーティング
1990 キャデラック・マン
Cadillac Man
ジョーイ・オブライエン
レナードの朝
Awakenings
マルコム・セイヤー医師
1991 愛と死の間で
Dead Again
コジー・カーライル
殺人ピエロ狂騒曲
Shakes the Clown
インストラクター
フィッシャー・キング
The Fisher King
ペリー ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
フック
Hook
ピーター・バニング
1992 アラジン
Aladdin
ジーニー 声の出演
トイズ
Toys
レスリー・ゼボ
1993 ミセス・ダウト
Mrs. Doubtfire
ダニエル・ヒラード/ミセス・ダウトファイアー 製作・出演
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
1995 9か月
Nine Months
Dr. コスヴィッチ
ジュマンジ
Jumanji
アラン・パリッシュ
1996 バードケージ
The Birdcage
アーマンド・ゴールドマン
ジャック
Jack
ジャック・パウエル
シークレット・エージェント
The Secret Agent
クレジットなし
ハムレット
Hamlet
鑑定人
1997 ファーザーズ・デイ
Fathers' Day
デイル
地球は女で回ってる
Deconstructing Harry
メル
フラバー
Flubber
フィリップ・ブレイナード教授
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
Good Will Hunting
ショーン・マクガイヤ アカデミー助演男優賞 受賞
1998 パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー
Patch Adams
パッチ・アダムス
奇蹟の輝き
What Dreams May Come
クリス
1999 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
Jakob the Liar
ジェイコブ 出演・製作総指揮
アンドリューNDR114
Bicentennial Man
アンドリュー・マーティン
2001 A.I.
Artificial Intelligence: AI
ドクター・ノウ 声の出演
2002 ストーカー
One Hour Photo
サイ・パリッシュ
デス・トゥ・スムーチー
Death to Smoochy
レインボー・ランドルフ
インソムニア
Insomnia
ウォルター・フィンチ
2004 ファイナル・カット
The Final Cut
アラン・ハックマン
最高のともだち
House of D
パパス
NOEL ノエル
Noel
チャーリー・ボイド/司祭 クレジット表記なし
2005 ロボッツ
Robots
フェンダー 声の出演
ビッグホワイト
The Big White
ポール・バーネル
2006 RV
RV
ボブ
ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…
Man of the Year
トム・ドブス
ハッピー フィート
Happy Feet
ラモン/ラブレイス 声の出演
2007 ナイト ミュージアム
Night at the Museum
テディ・ルーズベルト
ライセンス・トゥ・ウェディング
License to Wed
フランク牧師
奇跡のシンフォニー
August Rush
マックスウェル・ウィザード・ウォラス
2009 精神科医ヘンリー・カーターの憂欝
Shrink
ホールデン
ディア・ダディ 嘘つき父さんの秘密
World's Greatest Dad
ランス
ナイト ミュージアム2
Night at the Museum: Battle of the Smithsonian
テディ・ルーズベルト大統領
オールド・ドッグ
Old Dogs
ダン
2011 ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊
Happy Feet Two
ラモン/ラブレイス 声の出演
2013 グリフィン家のウエディングノート
The Big Wedding
モニガン神父
大統領の執事の涙
Lee Daniels' The Butler
ドワイト・D・アイゼンハワー

テレビシリーズ[編集]

放映年 邦題
原題
役名 備考
1978-1982 Mork & Mindy モーク 94エピソード
1994 ホミサイド/殺人捜査課
Homicide: Life on the Street
ロバート・エリソン 1エピソード
1997 フレンズ
Friends
トマス 1エピソード
2008 LAW & ORDER:性犯罪特捜班
Law & Order: Special Victims Unit
メリット・ローク 1エピソード
2013- The Crazy Ones サイモン・ロバーツ

主な受賞歴[編集]

  • 1988年 ゴールデングローブ賞 主演男優賞(『グッドモーニング・ベトナム』)
  • 1992年 ゴールデングローブ賞 主演男優賞(『フィッシャー・キング』)
  • 1994年 ゴールデングローブ賞 主演男優賞(『ミセス・ダウト』)
  • 1997年 アカデミー助演男優賞(『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』)
  • 2005年 ゴールデングローブ賞 セシル・B・デミル賞

参照[編集]

  1. ^ Reeve, Christopher (1998). Still Me. New York: Random House. pp. 167–172. ISBN 978-0-679-45235-5. 
  2. ^ Robin Williams Comes Clean on 'GMA'”. ABC News (2006年10月2日). 2010年8月29日閲覧。
  3. ^ “ロビン・ウィリアムズ、心臓手術から順調に回復”. シネマトゥデイ. (2009年3月25日). http://www.cinematoday.jp/page/N0017214 2013年2月1日閲覧。 
  4. ^ “Robin Williams donates proceeds to Canterbury quake”. (2010年11月16日). http://tvnz.co.nz/national-news/robin-williams-donates-proceeds-canterbury-quake-3898905 2010年11月11日閲覧。 
  5. ^ Bronstein, Phil (2005年2月9日). “Good Morning, Iraq”. San Francisco Chronicle. http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/02/09/DDG5AB3TBJ38.DTL 2009年9月4日閲覧。 
  6. ^ “結婚19年目のロビン・ウィリアムズ、離婚へ”. シネマトゥデイ. (2008年3月27日). http://www.cinematoday.jp/page/N0013332 2013年2月1日閲覧。 
  7. ^ “御年60歳のロビン・ウィリアムズ、3度目の結婚!お相手は一回り以上年下のデザイナー!”. シネマトゥデイ. (2011年10月25日). http://www.cinematoday.jp/page/N0036453 2013年2月1日閲覧。 

外部リンク[編集]