アリス・イン・ワンダーランド (映画)
| アリス・イン・ワンダーランド | |
|---|---|
| Alice in Wonderland | |
| 監督 | ティム・バートン |
| 脚本 | リンダ・ウールヴァートン |
| 製作 | リチャード・D・ザナック ティム・バートン ジョー・ロス スザンヌ・トッド ジェニファー・トッド |
| 製作総指揮 | クリス・レベンゾン |
| 出演者 | ミア・ワシコウスカ ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム=カーター アン・ハサウェイ |
| 音楽 | ダニー・エルフマン |
| 主題歌 | アヴリル・ラヴィーン 「アリス(アンダーグラウンド)」 |
| 編集 | クリス・レベンゾン |
| 製作会社 | ロス・フィルムズ ザ・ザナック・カンパニー チーム・トッド |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 109分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $200,000,000[1] |
| 興行収入 | $334,191,110[1] $1,024,299,291[1] 118.0億円[2] |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『アリス・イン・ワンダーランド』(Alice in Wonderland)は、2010年公開のアメリカ映画。ティム・バートン監督。
ルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を原作に、その後日談的なストーリーとして再構成、実写とモーションキャプチャによって映画化。
目次 |
[編集] ストーリー
不思議の国[3]での冒険から13年後。19歳となり、最愛の父親を亡くしたアリス・キングスレーはパーティに出席していた。だが、このパーティーはアリスの母と姉が極秘裏に企画したアリスの婚約パーティだった。アリスは貴族の御曹司・ヘイミッシュから求愛されるが、突然の出来事に混乱してその場から逃げ出してしまう。そんな時、アリスはチョッキを着た白ウサギを追って、幼少時代に訪れた不思議の国へ再び迷い込み、そこでかつて出会ったマッドハッターやチェシャ猫達と再会。だが、不思議の国は13年前とは一変しており、赤の女王に支配された暗い世界と化していた。アリスはかつてここへ訪れた記憶を失くしていたが、自分が預言書に記されている「救世主」だと知らされ、この世界を赤の女王の支配から解放するため、赤の女王の妹である白の女王やマッドハッター達の力を借りて、赤の女王に戦いを挑むことになる。
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替え | |
|---|---|---|---|
| マッドハッター | ジョニー・デップ | 平田広明 | |
| アリス・キングスレー | ミア・ワシコウスカ | 安藤瞳 | |
| 6歳 | マイリー・エラ・チャレン | 宇山玲加 | |
| 赤の女王 | ヘレナ・ボナム=カーター | 朴璐美 | |
| 白の女王 | アン・ハサウェイ | 深田恭子 | |
| ハートのジャック | クリスピン・グローヴァー | 藤原啓治 | |
| トウィードルダム トウィードルディー |
マット・ルーカス | 小形満 | |
| アブソレムの声 | アラン・リックマン | 土師孝也 | |
| 白ウサギの声 | マイケル・シーン | 塩屋浩三 | |
| ヤマネの声 | バーバラ・ウィンザー | 京田尚子 | |
| チェシャ猫の声 | スティーヴン・フライ | 茶風林 | |
| 三月ウサギの声 | ポール・ホワイトハウス | 大川透 | |
| ベイヤードの声 | ティモシー・スポール | 廣田行生 | |
| ドードー鳥の声 | マイケル・ガフ※遺作 | 浦山迅 | |
| ジャバウォッキーの声 | クリストファー・リー | 稲垣隆史 | |
| 効果音 | フランク・ウェルカー | ||
| 長身の薔薇の声 | イメルダ・スタウントン | 定岡小百合 | |
| デカ鼻女 | ホリー・ホーキンス | ||
| チャールズ・キングスレー | マートン・チョーカシュ | てらそままさき | |
| アスコット卿 | ティム・ピゴット=スミス | 有川博 | |
| ヘイミッシュ・アスコット | レオ・ビル | 落合弘治 | |
| ヘレン・キングスレー | リンゼイ・ダンカン | 一柳みる | |
| アスコット夫人 | ジェラルディン・ジェームズ | 宮寺智子 | |
| マーガレット・キングスレー | ジェマ・パウエル | 岡寛恵 | |
| ローウェル | ジョン・ホプキンス | 楠大典 | |
| フェイス・チャタ | エレノア・ゲックス | うえだ星子 | |
| フィオナ・チャタ | エレノア・トムリンソン | 武田華 | |
| イモージェン叔母さん | フランシス・デ・ラ・トゥーア | 片岡富枝 | |
| 太鼓腹の男 | Joel Swetow | 多田野曜平 | |
[編集] 製作
[編集] 企画・脚本
ジョー・ロスは、2007年4月にリンダ・ウルヴァートンと共に映画脚本家としてウォルト・ディズニー・ピクチャーズで『不思議の国のアリス』を制作し始めた[4]。ウルヴァートンは社会・政治的な要素をストーリーに追加した[5]。同年11月、バートンはディズニーデジタル3Dによって『フランケンウィニー』の3Dリメイクと『不思議の国のアリス』の3D映画を製作する契約をディズニーと結んだ。
アリス役には多くの有名な女優が志願したが、バートンはあえてあまり有名ではない人物を選んだと語る[6]。最終的にミア・ワシコウスカに決まったことについて、リチャード・D・ザナックは、「彼女には何か本物の、純真で誠実なものがあった。典型的な映画スターの卵ではない。」と述べた[7]。ティム・バートンとジョニー・デップは7番目のコラボレーションとなる。
[編集] 撮影
本作は元々2009年内に公開される予定だったが、2010年3月5日まで延期された[8]。主要撮影の開始は2008年5月を予定していたが、遅れて9月に始まり約3カ月で終了した[9][7]。ヴィクトリア朝時代のイングランドのシーンは9月1日から10月14日のあいだにプリマスとトールポイントで撮られた。8月前半には250名ものエキストラが選ばれた。ロケはトールポイントのアンソニー・ハウス、チャールズタウン、コーンウォール、バービカンで行われた[10][11]が、そのうちバービカンの場面は映画で使われなかった。
[編集] VFX
- シニアVFXスーパーバイザー:ケン・ローストン
- VFX&アニメーション
[編集] サウンドトラック
2010年3月2日に2枚のアルバムが発売された。
[編集] ALiCE IN WONDERLaND
『ALiCE IN WONDERLaND』は、バートンと長年コラボレーションしているダニー・エルフマンによるサウンドトラックである。Billboard 200で初登場89位だった。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | Alice's Theme | 5:07 |
| 2. | Little Alice | 1:34 |
| 3. | Proposal/Down the Hole | 2:58 |
| 4. | Doors | 1:51 |
| 5. | Drink Me | 2:48 |
| 6. | Into the Garden | 0:50 |
| 7. | Alice Reprise #1 | 0:26 |
| 8. | Bandersnatched | 2:42 |
| 9. | Finding Absolem | 2:41 |
| 10. | Alice Reprise #2 | 0:38 |
| 11. | The Cheshire Cat | 2:07 |
| 12. | Alice and Bayard's Journey | 4:04 |
| 13. | Alice Reprise #3 | 0:24 |
| 14. | Alice Escapes | 1:07 |
| 15. | The White Queen | 0:36 |
| 16. | Only a Dream | 1:25 |
| 17. | The Dungeon | 2:18 |
| 18. | Alice Decides | 3:14 |
| 19. | Alice Reprise #4 | 1:01 |
| 20. | Going to Battle | 2:41 |
| 21. | The Final Confrontation | 1:41 |
| 22. | Blood of the Jabberwocky | 2:37 |
| 23. | Alice Returns | 3:14 |
| 24. | Alice Reprise #5 | 2:56 |
[編集] オールモスト・アリス
詳細は「オールモスト・アリス」を参照
2枚目のサウンドトラック『Almost Alice』には多数のアーティストが楽曲を提供している[12]。リードシングルはアヴリル・ラヴィーンの『アリス』であり、2010年1月27日に公開された[13]。
[編集] 評価
[編集] 批評
映画レビューサイトのロッテントマトでは52%の支持を得た[14]。
[編集] 興行収入
北アメリカでは3,728館で公開され、公開初日に約4100万ドルを稼ぎ、3月の初日興行成績の新記録を作った[15][16]。週末3日間の興行収入は約1億1610万ドルで、3月の週末興行収入としては『300 〈スリーハンドレッド〉』の7000万ドルを超えて歴代1位[17]、歴代の週末興行収入では『スパイダーマン』を超えて6位である[18]。また、40カ国で同時公開され、初週末に約9400万ドルを稼いだ[19]。また、188館のIMAX劇場で上映され、週末に1190万ドルを稼いで『アバター』の記録を更新した[20]。2010年公開映画では『トイ・ストーリー3』に次いで第2位の興行成績である[21]。
日本での興行収入は118億円。
[編集] DVD&Blu-ray
日本ではDVD、Blu-rayが2010年8月4日に発売。スカパーJSATではDVD発売と同時にPPV放送を開始した[22]。DVD版は8月2日-8日までのDVD売り上げが9.6万枚となり、8月16日付オリコンDVD総合週間ランキング、DVD映画週間ランキングで首位、またBlu-ray版でもBlu-ray Disc週間ランキングでも4.5万枚を売り上げ首位となった[23]。更に、TSUTAYAレンタルDVDランキングでも首位となっている[24]。
[編集] 漫画
本作をコミカライズしたコミックが日本の講談社により発行。 作者は阿部潤。
- 第一巻 2010年4月16日発売 ISBN 978-4062162722
- 第二巻 2010年8月25日発売 ISBN 978-4062162777
[編集] ゲーム
本作を原作としたゲームが2010年3月2日に発売された。プラットフォームはニンテンドーDStとWii、Windowsであり、音楽はリチャード・ジャックスが手掛けた。
[編集] 脚注
- ^ a b c “Alice in Wonderland (2010)” (英語). Box Office Mojo. 2010年10月28日閲覧。
- ^ 日本映画製作者連盟 2010年全国映画概況
- ^ 作中では『ワンダーランド(不思議の国)』は幼少時代のアリスの聞き違いであり、正式には『アンダーランド(地下の国)』と言及している。
- ^ Garrett, Dianne (April 15, 2007). “Roth resurfaces with independents”. Variety 2008年11月2日閲覧。
- ^ Roth, Zack (October 26, 2008). “On The Set of Alice In Wonderland”. ZDONK Entertainment 2008年10月26日閲覧。
- ^ Blakeley, Kiri. “Team Todd, Hollywood's Sister Act”. Forbes 2009年9月30日閲覧。
- ^ a b Wloszczyna, Susan (June 22, 2009). “First look: What a weird 'Wonderland' Burton's made”. USA Today 2009年6月22日閲覧。
- ^ McClintock, Pamela (2008年2月20日). “Disney unveils 2009 schedule”. Variety (Reed Business Information) 2008年8月15日閲覧。
- ^ Graser, Marc (2007年11月15日). “Burton, Disney team on 3D films”. Variety (Reed Business Information) 2008年8月15日閲覧。
- ^ “Burton brings Hollywood to Cornwall”. ThisisCornwall.co.uk (2008年9月29日). 2008年9月29日閲覧。
- ^ Nichols, Tristan (2008年7月31日). “Plymouth in Wonderland”. The Plymouth Evening Herald (Northcliffe Media )
- ^ Walt Disney Records (Press Release) (2010年1月12日). “Buena Vista Records Presents ALMOST ALICE Featuring Other Voices from WONDERLAND”. EarthTimes. 2010年1月15日閲覧。
- ^ Lavigne, Avril. インタビュアー:Ryan Seacrest. Interview with Avril Lavigne. On Air with Ryan Seacrest. KIIS Los Angeles, California. January 26, 2010。 2010年1月26日閲覧。
- ^ “Alice in Wonderland (2010)” (英語). Rotten Tomatoes. 2010年3月16日閲覧。
- ^ “Alice in Wonderland Daily Box Office Results”. Box Office Mojo. IMDb. 2010年3月7日閲覧。
- ^ “'Alice in Wonderland' opens strongly at box office”. Reuters. Thomson Reuters (2010年3月6日). 2010年3月6日閲覧。
- ^ “Top March Opening Weekends at the Box Office”. Box Office Mojo. IMDb. 2010年3月14日閲覧。
- ^ “Biggest Opening Weekends at the Box Office”. Box Office Mojo. IMDb. 2010年3月7日閲覧。
- ^ Goodman, Dean (2010年3月7日). “'Alice in Wonderland' leads worldwide box office”. Reuters. Thomson Reuters. 2010年3月7日閲覧。
- ^ “Alice in Wonderland Opens to Massive $210.3M Worldwide”. ComingSoon.net. CraveOnline (2010年3月7日). 2010年3月7日閲覧。
- ^ “2010 Yearly Box Office Results - Worldwide”. Box Office Mojo. IMDb. 2010年10月28日閲覧。
- ^ スカパー!、ディズニーDVD発売と同時に放送映画.com 2010年8月11日
- ^ オリコンDVDランク、『アリス・イン・ワンダーランド』首位にサーチナ 2010年8月11日
- ^ 『アリス・イン・ワンダーランド』が期待通りの首位デビュー!新作邦画も健闘-8月9日版【週間レンタルランキング】シネマトゥデイ 2010年8月11日
[編集] 外部リンク
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