ベンジャミン・バトン 数奇な人生
| ベンジャミン・バトン 数奇な人生 | |
|---|---|
| The Curious Case of Benjamin Button | |
| 監督 | デヴィッド・フィンチャー |
| 脚本 | エリック・ロス |
| 製作 | キャスリーン・ケネディ フランク・マーシャル セアン・チャフィン |
| 出演者 | ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット |
| 音楽 | アレクサンドル・デプラ |
| 編集 | カーク・バクスター アンガス・ウォール |
| 製作会社 | パラマウント映画 ワーナー・ブラザーズ ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 167分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $150,000,000[1] |
| 興行収入 | $333,932,083[1] 24.0億円[2] |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(ベンジャミン・バトン すうきなじんせい、原題: The Curious Case of Benjamin Button)は、2008年のアメリカ映画。1922年に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドによる短編小説をもとに、デヴィッド・フィンチャーが映画化。なお、フィンチャーと主演のブラッド・ピットの二人にとっては『セブン』『ファイト・クラブ』に続くコンビ作品となった。
第81回アカデミー賞では作品賞を含む13部門にノミネートされ、美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞を受賞した。
ちなみに、タイトルの"バトン"は英語で服のボタンのことであり、タイトルを日本語に訳せば「ベンジャミン・ボタン」(主人公の氏名)となる。
目次 |
[編集] ストーリー
2005年、ハリケーンがニューオーリンズに接近する中、病院で死の床に伏しているデイジーは、娘に向けてベンジャミン・バトンという男の半生について話し始める。
1918年のニューオーリンズ。80歳の姿で生まれた赤ん坊はある施設の階段に置き去りにされていた。黒人女性のクイニーはその赤ん坊を拾い、ベンジャミンと名付け、自身が働く老人施設でベンジャミンを育てる。ベンジャミンは成長するにつれ若返っていった。
1930年の感謝祭でベンジャミンは少女デイジーと出会い、ふたりは心を通わせた。仲が親密になっていくにつれベンジャミンの若返りとデイジーの成長は進み、やがて同じぐらいの年格好となった。しかし、この後も普通に年をとっていくデイジーに待っているのは「老い」。ふたりは共に同じような人生を送れることはないのだ。成長をするにつれ、ベンジャミンは彼女や周囲の人々を通じて、「生きること」とは何かを深く考えていく。
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| ベンジャミン・バトン | ブラッド・ピット | 山寺宏一 |
| デイジー | ケイト・ブランシェット | 塩田朋子 |
| エリザベス・アボット | ティルダ・スウィントン | 高島雅羅 |
| トーマス・バトン | ジェイソン・フレミング | 大塚芳忠 |
| ムッシュ・ガトー | イライアス・コティーズ | 永田博丈 |
| キャロライン | ジュリア・オーモンド | 八十川真由野 |
| 7歳のデイジー | エル・ファニング | 諸星すみれ |
| クイニー | タラジ・P・ヘンソン | 松熊つる松 |
| ドロシー・ベイカー | フォーン・A・チェンバーズ | |
| キャロライン・バトン | ジョーアンナ・セイラー | |
| ティジー | マハーシャラルハズバズ・アリ | 西嶋陽一 |
| マイク船長 | ジャレッド・ハリス | 稲葉実 |
| ベンジャミン(1935-1937年) | トム・エヴェレット | |
| 12歳のベンジャミン(1991年) | スペンサー・ダニエルズ | |
| 8歳のベンジャミン(1995年) | チャンドラー・カンタベリー | |
| 6歳のベンジャミン(1997年) | チャールズ・ヘンリー・ワイソン |
[編集] スタッフ
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
- 製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、セアン・チャフィン
- 脚本:エリック・ロス
- 撮影:クラウディオ・ミランダ
- VFX:デジタル・ドメイン、マットワールド・デジタル、ローラVFX、他全8社
- VFXスーパーバイザー:エリック・バーバ
- プロダクションデザイン:ドナルド・グラハム・バート
- 編集:カーク・バクスター、アンガス・ウォール
- 音楽:アレクサンドル・デプラ
- 衣裳デザイン:ジャクリーン・ウェスト
[編集] サウンド・トラック
[編集] 主な受賞
| 受賞 | 人物 | |
| 美術賞 | ドナルド・グラハム・バート ヴィクター・J・ゾルフォ |
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| メイクアップ賞 | グレッグ・キャノン | |
| 視覚効果賞 | デジタル・ドメイン マットワールド・デジタル ローラVFX エリック・バーバ |
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| ノミネート | ||
| 作品賞 | キャスリーン・ケネディ フランク・マーシャル セアン・チャフィン |
|
| 監督賞 | デヴィッド・フィンチャー | |
| 主演男優賞 | ブラッド・ピット | |
| 助演女優賞 | タラジ・P・ヘンソン | |
| 脚色賞 | エリック・ロス ロビン・スウィコード |
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| 撮影賞 | クラウディオ・ミランダ | |
| 編集賞 | カーク・バクスター アンガス・ウォール |
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| 衣装デザイン賞 | ジャクリーン・ウェスト | |
| 作曲賞 | アレクサンドル・デプラ | |
| 録音賞 | 該当スタッフ | |
- オースティン映画批評家協会賞:助演女優賞
- ヒューストン映画批評家協会賞:助演女優賞、撮影賞
- ナショナル・ボード・オブ・レビュー:監督賞、脚本賞
- バンクーバー映画批評家協会賞:監督賞
- ワシントンD.C.映画批評家協会賞:美術賞
- 英国アカデミー賞:メイクアップ&ヘアー賞、美術賞、特殊視覚効果賞
- 全米美術監督組合賞:美術賞(時代映画部門)
[編集] 製作
今までサスペンスやアクションを撮り続けて評価が高かったデヴィッド・フィンチャー監督が今作で初めて人間ドラマを撮り批評家からは「フィンチャーの新境地が大成功」と絶賛されアカデミー賞の作品賞にもノミネートされた。また主演のブラッド・ピットとは『セブン』 『ファイトクラブ』といった本作とはタイプの異なる作品に続いて三度目のタッグを組んだが「前2作より本作のブラッドが一番すばらしい」と評価した批評家もおりブラッドはアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた。
本作は70年代にスティーヴン・スピルバーグの監督デビュー作として企画されていたが、当時の特殊効果では不可能とされ断念。90年代にも同監督とトム・クルーズで再度、企画されていたが現実化される事はなかった。
撮影は2006年11月から2007年3月にニューオーリンズで、その後2ヶ月間ロサンゼルスで行われた。
世界で初めてコンツアーシステムを導入。全く異なる人間同士を一人の人間として合成出来る画期的なシステム。本編では老化したブラッド・ピットの顔だけを切り取り、別の役者の胴体と繋ぎ合わせる事に成功。画面を見ただけでは合成とは全く判らないほどの精巧な映像化を実現した。アップル・コンピュータの元技術者が独自に開発し、この映画で採用された。
[編集] 脚注
- ^ a b “The Curious Case of Benjamin Button”. Box Office Mojo. 2010年2月5日閲覧。
- ^ “日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2009年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2011年2月17日閲覧。
[編集] 外部リンク
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