ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
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| ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 The Lord of the Rings: The Return of the King |
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|---|---|
| 監督 | ピーター・ジャクソン |
| 製作総指揮 | ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン マーク・オーデスキー |
| 製作 | ピーター・ジャクソン バリー・M・オズボーン フラン・ウォルシュ |
| 脚本 | ピーター・ジャクソン フラン・ウォルシュ フィリッパ・ボウエン |
| 出演者 | イライジャ・ウッド ショーン・アスティン イアン・マッケラン ヴィゴ・モーテンセン |
| 音楽 | ハワード・ショア |
| 撮影 | アンドリュー・レスニー |
| 編集 | ジェイミー・セルカーク |
| 配給 | 角川ヘラルド映画・松竹 |
| 公開 | 2003年12月1日 2004年2月14日 |
| 上映時間 | 201分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $96,000,000 |
| 前作 | ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(The Lord of the Rings: The Return of the King )は、2003年のニュージーランド映画。ファンタジー映画。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の第3作目にあたる。
目次 |
[編集] ロード・オブ・ザ・リング3部作
「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」の3部構成として作られた。
- 『ロード・オブ・ザ・リング』(/旅の仲間、2001)
- 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002)
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)
[編集] プロローグ
[編集] 前回までのあらすじ
舞台は中つ国、第三紀。ホビット族のフロドが持つ指輪は、邪悪な力が込められた“一つの指輪”だった。指輪を創った冥王サウロンが再びそれを手にすれば、全世界は闇の支配下となる。指輪はモルドールの滅びの山火口「滅びの罅裂(きれつ)」に投げ込むことでしか破壊できない。指輪を捨てに行く九人の旅の仲間が結成されるが、サウロンの放つ闇の勢力に行く手を阻まれ、ボロミアが命を落とし、メリーとピピンがさらわれ、旅の仲間は離れ離れになってしまう。
その後、サウロンと手を結んだ裏切り者の魔法使いサルマンの軍と、人間の国ローハンの壮絶な戦いが勃発。ガンダルフとアラゴルン、レゴラス、ギムリがローハンを助け、からくも勝利を収める。自力で逃げ出したメリーとピピンもまた、樹木の巨人エントたちとサルマンの本拠地オルサンクの塔を襲撃する。一方、フロドとサムは使命を果たすため、指輪の前の持ち主ゴラムの道案内でモルドールを目指した。フロドは指輪を狙うナズグルに襲われ、指輪の魔力に身も心も触まれながらも、サムの献身的な助けで何とか旅を続けるのだった―。
そして、壮大な物語が遂に完結する!
最後に指輪はどうなるのか ― そしてフロドの運命は?
[編集] ストーリー
[編集] 再会
昼なお暗いモルドールの山。フロドが眠る隣でゴラムは、彼の“愛しいしと”たる指輪を初めて手に入れたときのことを思い出していた。彼はホビットの支族ストゥア族で スメアゴルと呼ばれていた。ある日、いっしょに川で魚を釣っていたデアゴルが川に落ちてたまたま指輪を拾う。スメアゴルはその指輪を見た瞬間に指輪に魅せられ、それを奪おうとしてデアゴルを殺してしまった。そのために村を追放された彼は、指輪だけを友に長い年月を過ごすうちに指輪の魔力に蝕まれ、徐々に心身ともに変貌し現在の姿になったのだ。眠りから目覚めたサムはゴラムの邪心を疑うが、フロドはそんなサムをいさめる。
森の中 裂け谷のエルフ エルロンドの娘アルウェンは、アラゴルンを愛しながらも父の言葉に従い、エルフたちとともに西方に船出する港に向っていた。が、彼女はひとりの幼い少年が、彼女の前を走っていきアラゴルンに抱きかかえられる幻を見て裂け谷に戻る。彼女は父に、自分が見たのは自分の息子であり、未来に希望はあると語り、アラゴルンの祖先イシルドゥアの折れた剣を鍛え直すよう訴える。だが。サウロンの力が増すとともにエルフの力は弱まり、アルウェンも次第に衰弱していくのだ。
一方、アラゴルンたちはサルマンの砦アイゼンガルドに向かい、そこでメリーとピピンに再会してお互いの無事を喜び合う。ピピンがサルマンの使っていた遠くを見る石=パランティーアを発見。ガンダルフが保持するが、好奇心の強いピピンはガンダルフが寝ているすきに覗いてしまう。だが、冥王サウロンも別のパランティーアを覗いているため、それを覗く者はサウロンからも見つかり彼の邪悪な力を及ぼされるのだ。ピピンもサウロンに見られて苦しめられるが ガンダルフに救われる。ガンダルフはピピンがパランティーアで見た光景から、サウロン勢のゴンドールへの進軍を知り、一行と別れ、ピピンを連れてゴンドールのミナス・ティリスに向かう。
ゴンドールで彼らを迎えたのは、愛する息子ボロミアの死を知って絶望する執政デネソールだった。ピピンは自分とメリーを救って死んだボロミアの恩に報いるために、デネソールに仕えることを申し出て 城の衛兵に任じられる。ガンダルフはデネソールにサウロンの攻撃に備えてローハンに援助を仰ぐよう勧めるが、彼はローハン軍と共にゴンドールの王の末裔アラゴルンが来て、自分が統治してきた国を奪われるのではないかと恐れて拒絶する。そこでガンダルフはピピンを使い、ローハンに援助を求めるのろしに点火する。のろしを見たローハンのセオデン王はゴンドールの援護を決意する。
[編集] 疑念
ゴンドールの執政デネソールの息子ファラミアは、オスギリアスの砦でオークの軍に破れ ゴンドールの都ミナス・ティリスに撤退する。が、父デネソールは彼に戻って砦を奪回するように命じ、ファラミアが「ボロミアではなく弟の自分が死んだほうがよかったと思っているのでは」と、問うと「そうだ」と返答する。が、ファラミアは父への愛を示すため、死を覚悟して戦場に戻っていく。
滅びの山を目指すフロドとサムの間にも事件が起きていた。ゴラムがサムを陥れようと、二人が寝ている間に唯一の食料であるレンバスをサムがひとりで食べたように偽装したのだ。フロドはゴラムの策略にのせられてサムを疑う。疑惑に苛まれるフロドはサムが指輪を運ぶことを申し出ると、彼が指輪を狙っていると誤解して「帰れ」と命じ、悲嘆にくれるサムを置き去りにしてしまう。
ローハンの馬鍬砦ではアラゴルンが焦る心を抑えていた。セオデンはこの地に各地の兵士たちを召集していたが、今ある戦力ではサウロン軍に勝てないのは明白だった。そこに裂け谷のエルフ王エルロンドがやって来る。彼はアラゴルンに鍛え直した王の剣アンドゥリルを与えて助言する。“死者の道”と呼ばれる場所に、かつてイシルドゥアに忠誠を誓いながら果たさなかったため成仏できず彷徨っている死者たちがいる、アラゴルンが命じるならば彼らは戦いに加わるだろうと。そこでアラゴルンは死者の道に向うことを決意する。するとレゴラスとギムリも「友はつねに行動を共にするものだ」と、アラゴルンが止めるのも聞かずに同行する。
彼らを見送ったローハン軍は、いよいよゴンドール王国を襲うサウロン軍との戦いに向かう。ローハンの騎士となったメリーは戦闘に参加したいと申し出るが、セオデン王も勇敢な騎士である彼の甥エオメルも、メリーの心は信じているが身体の大きさが足りないからと城に残るよう勧める。が、メリーの不満は、女性だからといつも留守居役を命じられているエオメルの妹エオウィンの不満でもあった。彼女は「友のために戦うことは誰にも止められない」と反論し、密かに男装しメリーを連れて兵士として出陣していく。
[編集] 使命
ゴンドールに向ったローハン軍はペレンノール野でサウロン勢と激突する。サウロン軍に参加しているのはオークだけではない。他にも武装したトロル・オログ=ハイ、ハラドリムと呼ばれる南方の人間たちが乗る、象に似つつはるかに巨大な獣ムマキル=オリファント、空には“おぞましい獣”に乗るナズグルたちもいる。そして戦乱中 ナズグルの首領“アングマールの魔王”が、ローハンのセオデン王に襲いかかる。王を守ろうと剣を向けたエオウィンは、魔王が「人間の男に自分は殺すことは出来ない」とせせら笑ったとき、彼女は戦士の兜を脱ぎ、長い金髪をなびかせて言う。「私は“男”ではない!」そしてホビットのメリーも攻撃に加わって、彼女はアングマールの魔王を倒す。セオデン王は彼女に微笑み、「これで恥じることなく父祖の仲間入りができる」と息を引き取るのだった。
同じ頃、ゴンドールの都ミナス・ティリスもオークの軍勢に襲われていた。執政デネソールは息子ファラミアが瀕死の重傷を負い意識不明で戻ったのを見て死んだと思い込み「執政の血筋は絶えた」と精神錯乱に陥る。そこでガンダルフがデネソールに代わってゴンドール軍の指揮を執り、自らも戦闘に加わっていく。デネソールは息子が死んだと思い込み、ピピンの説得にも耳を貸さず、ファラミアを道連れに焼身自殺しようとする。ピピンはファラミアを救おうと、戦闘の中をガンダルフを探しに行き、ガンダルフを狙うオークを仕留めるという功績を上げる。ピピンと駆けつけたガンダルフはファラミアを救うが、すでに火を放ち燃え上がったデネソールは乱心のまま塔から身を投げて果てる。
こうしてペレンノール野でもミナス・ティリスでも人間勢の苦戦が続き、もはや敗北は目前かと思われたとき ペレンノールの港に黒き船団が着く。オークたちは味方の海賊たちがやってきたと思って喜ぶが、船から現れたのはアラゴルンと彼が率いる死者たちの大軍勢だった。アラゴルンらと死者たちは瞬く間に攻め上がり、戦いはゴンドール=ローハン連合軍の勝利に終わる。
だがその頃、フロドは危機に陥っていた。ゴラムの策略で大蜘蛛シェロブの棲処に導かれ その毒針に倒れたのだ。フロドの後を追ってきたサムがシェロブを撃退。フロドを連れ去ったオークをも倒してフロドを救出するが、フロドは指輪による衰弱のあまり歩けなくなる。するとサムはフロドを背負って歩き出す。「あなたの重荷は担えませんが あなたを背負うことならできます」と。
その頃アラゴルンは、フロドが滅びの山にたどり着くまでサウロンの目をそらすため、モルドールに公然と戦いを挑むことを決意する。この戦いに勝ち目はない。だが、アラゴルンが「フロドのために」と叫んでモルドールの黒門に進むとき、すべての兵士が彼の後に続いて突き進むのだった。
果たして、フロドはその使命を果たすことができるのか。そして姿をくらましたゴラムの行方は―。
[編集] 種族
- ホビット (Hobbit)
- 「小さい人」と呼ばれる。平和を愛し、人付き合い、冗談、楽しい食事が大好き。いざとなると思わぬ勇気と持久力を示す。
- 魔法使い (Wizard)
- 第三紀に入って1000年ほど経った頃、冥王サウロンの力と戦うために遣わされた賢人。
- エルフ (Elf)
- 中つ国で最初に生を受けた最も美しい種族。殺されるか自ら死ぬ以外は不死の命を持つ。
- ドワーフ (Dwarf)
- ホビットよりは背が高く、がっしりしていて耐久力がある。手先の技術に秀でている。
- 人間 (Man)
- 有限の命の種族。肉体的、精神的にも極めてもろく、欲望に弱い。
[編集] キャスト
- フロド・バギンズ:イライジャ・ウッド(日本語吹替版:浪川大輔)
- サムワイズ・ギャムジー(サム):ショーン・アスティン(谷田真吾)
- ペレグリン・トゥック(ピピン):ビリー・ボイド(飯泉征貴)
- メリアドク・ブランディバック(メリー):ドミニク・モナハン(村治学)
- ガンダルフ:イアン・マッケラン(有川博)
- アラゴルン:ヴィゴ・モーテンセン(大塚芳忠)
- ギムリ:ジョン・リス=デイヴィス(内海賢二)
- レゴラス:オーランド・ブルーム(平川大輔)
- デネソール:ジョン・ノーブル(勝部演之)
- ボロミア:ショーン・ビーン(小山力也)
- ガラドリエル:ケイト・ブランシェット(塩田朋子)
- エルロンド:ヒューゴ・ウィーヴィング(菅生隆之)
- アルウェン:リヴ・タイラー(坪井木の実)
- セオデン:バーナード・ヒル(佐々木勝彦)
- エオウィン:ミランダ・オットー(本田貴子)
- エオメル:カール・アーバン(山寺宏一)
- ファラミア:デビッド・ウェナム(宮本充)
- ゴラム/スメアゴル:アンディ・サーキス(長島雄一)
- ビルボ・バギンズ:イアン・ホルム(山野史人)
- マドリル:ジョン・バック(廣田行生)
- ギャムリング:ブルース・ホプキンス(立木文彦)
- デアゴル:トーマス・ロビンズ(岩崎ひろし)
- ゴスモグ:ローレンス・マコーレ(宝亀克寿)
- アングマールの魔王:ローレンス・マコーレ(小林清志)
- 死者の王:ポール・ノレル(納谷六朗)
- サウロン(佐藤淳)
- イシルドゥア:ハリー・シンクレア (吉田裕秋)
- ヨールラス:イアン・ヒューズ(田中一永)
- グリムボルド:ブルース・フィリップス(藤井啓輔)
- ゴルバグ:スティーブン・ウレ (桝谷裕)
- シャグラド:ピーター・テイト(井上剛)
- エヴェラード・プラウドフット:ノエル・アプルビー(原奈津季)
- ロージー・コトン:サラ・マクレオド(林智恵)
- グリマ:ブラッド・ドゥーリフ(金尾哲夫)(SEE)
[編集] スタッフ
- 監督・脚本・製作:ピーター・ジャクソン
- 脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン
- 原作:J・R・R・トールキン
- コンセプチュアルデザイナー:アラン・リー、ジョン・ハウ
- VFX:WETAデジタル、ワーク・フィルムズ
- 音楽:ハワード・ショア
[編集] 商品
[編集] 本
- 文庫 新版 指輪物語 全9巻セット
- 指輪物語<1> 旅の仲間 上1
- 指輪物語<2> 旅の仲間 上2
- 指輪物語<3> 旅の仲間 下1
- 指輪物語<4> 旅の仲間 下2
- 指輪物語<5> 二つの塔 上1
- 指輪物語<6> 二つの塔 上2
- 指輪物語<7> 二つの塔 下
- 指輪物語<8> 王の帰還 上
- 指輪物語<9> 王の帰還 下
- 指輪物語<10> 追補編
- 単行本 指輪物語 全7巻
- 指輪物語<1> 旅の仲間 上
- 指輪物語<2> 旅の仲間 下
- 指輪物語<3> 二つの塔 上
- 指輪物語<4> 二つの塔 下
- 指輪物語<5> 王の帰還 上
- 指輪物語<6> 王の帰還 下
- 指輪物語<7> 追補編
[編集] DVD
- 王の帰還 / コレクターズ・エディション
- 品番:PCBH-50094
- 2枚組(本篇Disc・特典Disc共に片面2層)
- 本篇Disc・特典Disc共にスーパーピクチャーレーベル仕様
- 初回生産分のみブックケース入りデジパック仕様
- 王の帰還 / スペシャル・エクステンデッド・エディション
- 品番:PCBH-50095
- 4枚組(本編Disc1,2・特典Disc1,2共に片面2層)
- 本篇ディスクには、劇場未公開映像を約40分追加した特別版本篇を収録
- 特典ディスクには、「コレクターズ・エディション」と重複しない、新たな特典映像を収録
- ハードケース入りデジパック仕様
- コレクターズ・エディション トリロジーBOXセット
- 品番:PCBH-60004
- 6枚組
- 収録されるDVDの内容・仕様は、第1部~第3部「コレクターズ・エディション」と同一です
- スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOXセット
- 品番:PCBH-60005
- 12枚組
- 収録されるDVDの内容・仕様は、第1部~第3部「スペシャル・エクステンデッド・エディション」と同一です
[編集] ゲーム
- ロード・オブ・ザ・リング / 王の帰還
[編集] 受賞
アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞の11部門を受賞した。これは『ベン・ハー』と『タイタニック』に並ぶ史上最多の受賞であり、ノミネートされた全部門での受賞としては、9部門受賞の『恋の手ほどき』『ラストエンペラー』を破り新記録となった。ファンタジー映画では初めての作品賞。
また第61回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)も受賞。
[編集] 外部リンク
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