クイズ・ショウ
| クイズ・ショウ | |
|---|---|
| Quiz Show | |
| 監督 | ロバート・レッドフォード |
| 脚本 | ポール・アタナシオ |
| 原作 | リチャード・N・グッドウィン |
| 製作 | ロバート・レッドフォード マイケル・ジェイコブス ジュリアン・クレイニン マイケル・ノジク |
| 製作総指揮 | フレデリック・ゾロ リチャード・ドレイファス ジュディス・ジェイムズ |
| 出演者 | レイフ・ファインズ ジョン・タトゥーロ ロブ・モロー |
| 音楽 | マーク・アイシャム |
| 撮影 | ミヒャエル・バルハウス |
| 編集 | ステュー・リンダー |
| 配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 133分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | $24,822,619[1] |
『クイズ・ショウ』(Quiz Show)は1994年制作のアメリカ映画。1950年代に実在したNBCの人気テレビ番組「21(トウェンティワン)」をめぐるスキャンダルを、ロバート・レッドフォードが監督して映画化した。原作者はリチャード・グッドウィンであり、映画にはディックとして登場する。
目次 |
物語[編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
- 【その1】
1950年代後半、アメリカではテレビが勢いを増し、民衆は裕福な生活を渇望している時代だった。高額賞金で国民的人気のクイズ番組「21(トウェンティワン)」で連勝中のユダヤ人ハービー・ステンペル(ジョン・タトゥーロ)は、スポンサーである製薬会社から疎まれており、番組プロデューサー、ダンとアルはハービーに代わるヒーローとして、容貌、教養、家柄において文句のない大学講師、チャールズ・ヴァン・ドーレン(レイフ・ファインズ)に目を付ける。ダンとアルはクイズの問題と解答を教えようとチャールズに持ちかけるが、フェアに戦いたいとチャールズは断る。
しかし対決の日、ダンに敗退を迫られていたハービーはためらいながらもわざと誤答し、チャールズへの問題は彼の知っているものだった。ついにチャンピオンが交代した。教育水準向上の一助になると言いくるめられたチャールズは、その後も不正を続けて行く。一方冷遇され憤慨したハービーは「21」の八百長を大陪審に告発するものの、なぜか封印されてしまう。
新聞記事を読んだ立法管理小委員会の捜査官、ディック・グッドウィン(ロブ・モロー)は、テレビ局の不正を裁こうとあらためて調査に乗り出す。チャールズに近づくに連れ、彼の人柄とヴァン・ドーレン一家の知性に魅力を感じ始めるディック。しかし八百長を証明する新たな証人と確かな証拠が見つかる。
- 【その2】
高額な賞金が貰えるテレビ番組「クイズショー」。勝ち抜き戦に連続して勝ってきた冴えない風体のハービー(ジョン・タツゥーロ)は、ここへ来てテレビ局から負けろと言われる。彼の品格があまりに良くないため、これ以上の出演はマイナスだと感じたスポンサーからの要請だった。スポンサーは栄養ドリンクの売上を気にし、テレビ局は視聴率を気にする、そんな時代に突入してきた1950年代のことである。ハービーは悩んだ末、わざと誤った解答をする。このため、チャールズ(レイフ・ファインズ)が新チャンピオンとなる。彼は有名名士の息子で独身だった。端整な顔立ちと気品のある振る舞いで、一躍テレビの人気者になる。こんな彼も最初は断っていたが、視聴者の盛り上がりと、彼の希望とする「みんなが本を読むことの薦め」に一役買えるものと自分に言い聞かせ、八百長に手を貸してしまう。有名人になったチャールズを嫉妬したハービーは、「八百長が行われている」と大陪審に告発する。しかし、大陪審で取り下げとなったこの事件についての新聞記事に引っかかりを感じた立法管理委員会の捜査官であるディック(ロブ・モロー)は、テレビ局の不正についての調査に乗り出す。調査の結果、世間に八百長は暴かれる。彼は「テレビ局の社長もからむ悪事を暴きたいつもり」でいたが、結局は「チャールズ家」を不幸にしただけだった。本来の大物(テレビ局と薬品スポンサー)を告発することが出来なかったのである。
この映画の中で「放送業界」「薬品業界」「化粧品業界」がもっとも告発に対してやっかいな相手であると示唆している場面がある。
キャスト[編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| ハービー・ステンペル | ジョン・タトゥーロ | 福田信昭 |
| ディック・グッドウィン | ロブ・モロー | 牛山茂 |
| チャールズ・ヴァン・ドーレン | レイフ・ファインズ | 宮本充 |
| マーク・ヴァン・ドーレン(チャールズの父) | ポール・スコフィールド | 大木民夫 |
| ダン・エンライト(NBCプロデューサー) | デヴィッド・ペイマー | 秋元羊介 |
| アル・フリードマン(NBCプロデューサー) | ハンク・アザリア | 田中正彦 |
| ジャック・バリー(「21」司会者) | クリストファー・マクドナルド | 大塚芳忠 |
| ドロシー(チャールズの母) | エリザベス・ウィルソン | |
| サンドラ(ディックの妻) | ミラ・ソルヴィノ | 田中敦子 |
| トビー(ハービーの妻) | ジョアン・カルロ | 佐藤しのぶ |
| デイブ・ギャロウェイ(人気番組「トゥデイ」司会者) | バリー・レヴィンソン | 藤本譲 |
| 製薬会社社長 | マーティン・スコセッシ | |
| NBC社長 | アラン・リッチ | 今西正男 |
| 経理人 | グリフィン・ダン | 喜多川拓郎 |
受賞とノミネート[編集]
- 第67回アカデミー賞
- ノミネート・・・作品賞、監督賞 ロバート・レッドフォード、助演男優賞 ポール・スコフィールド、脚色賞 ポール・アタナシオ
- 第48回BAFTA 英国アカデミー賞映画部門
- 受賞・・・脚色賞 ポール・アタナシオ
- ノミネート・・・作品賞、助演男優賞 ポール・スコフィールド
- 第60回ニューヨーク映画批評家協会賞
- 受賞・・・作品賞
- 1995年ロンドン映画批評家協会賞
- 受賞・・・脚本家賞 ポール・アタナシオ
- 1994年ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)賞
- 受賞・・・作品賞トップ10
エピソード[編集]
脚注[編集]
- ^ “Quiz Show (1994)”. Box Office Mojo. 2010年4月11日閲覧。
外部リンク[編集]
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