『アパートの鍵貸します』(アパートのかぎかします、原題: The Apartment)は、1960年制作のアメリカ映画。同年のアカデミー賞にて、作品賞、監督賞など5部門受賞した。
ストーリー [編集]
ニューヨークの保険会社に勤めるさえない独身平社員のバクスター(バド)はアッパー・ウエスト・サイドのアパートに住んでいた。バドは4人の課長に自分の部屋を時間貸しして勤務評価を上げて貰っていた。彼らは浮気のためにバドの部屋を使っていたが、社内での不審なメッセンジャーの動きや不自然に高評価を受ける社員に気付いたシェルドレイク部長が5人目に割り込み課長昇進を持ちかけてくる。昇進して気を良くしたバドは以前から気になっていたエレベータガールのフランを誘うが、シェルドレイクの浮気相手がフランだった。フランは不倫を解消しようとしてシェルドレイクが帰った後の部屋で睡眠薬自殺を図る、帰宅したバドはフランの命を救うことになるが隣人のドレイファス医師やフランの家族からは誤解されてしまう。誤解は誤解を呼ぶ上に、浮気がバレて離婚する事になったシェルドレイクがフランとヨリを戻そうとする。
キャスト [編集]
主な受賞歴 [編集]
アカデミー賞 [編集]
- 受賞
- アカデミー作品賞
- アカデミー監督賞:ビリー・ワイルダー
- アカデミー脚本賞:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
- アカデミー美術賞 (白黒部門):アレクサンドル・トローネ、エドワード・G・ボイル
- アカデミー編集賞:ダニエル・マンデル
- ノミネート
- アカデミー主演男優賞:ジャック・レモン
- アカデミー主演女優賞:シャーリー・マクレーン
- アカデミー助演男優賞:ジャック・クラッシェン
- アカデミー撮影賞 (白黒部門):ジョセフ・ラシェル
- アカデミー録音賞:ゴードン・E・ソーヤー
ゴールデングローブ賞 [編集]
- 受賞
- 作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
- 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):ジャック・レモン
- 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門):シャーリー・マクレーン
- ノミネート
- 監督賞:ビリー・ワイルダー
ニューヨーク映画批評家協会賞 [編集]
- 受賞
- 作品賞
- 監督賞:ビリー・ワイルダー
トリビア [編集]
- バクスターが自宅でテレビをつけた際、ジョン・ウェイン主演の『駅馬車』や『拳銃無宿』、グレタ・ガルボ主演の『グランド・ホテル』が流れている。
- この作品が大ヒットした記念における披露宴で、ワイルダーは偶然出席していたマリリン・モンローと再会し、和解したという。モンローとは、『お熱いのがお好き』の撮影時におけるトラブルから、一時期、関係が険悪になり決別していた。この事から、次回作『あなただけ今晩は』のヒロインにモンローを起用しようと考えていたが、モンローの突然の急逝によりそれは叶わぬものとなった。
- 明石家さんまがこの映画のジャック・レモンを意識しながらテレビドラマ『男女7人夏物語』の今井良介を演じていたと、自らDJを務めるラジオ番組『ヤングタウン』の中で語っていたことがある。テニスのラケットでスパゲティの湯を切るシーンはそのまま引用して演じていた。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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ビリー・ワイルダー監督作品 |
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| 1940年代 |
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| 1980年代 |
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