エレファント・マン (映画)

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エレファント・マン
The Elephant Man
監督 デヴィッド・リンチ
脚本 クリストファー・デヴォア
エリック・バーグレン
デヴィッド・リンチ
製作 ジョナサン・サンガー
製作総指揮 スチュアート・コーンフェルド
メル・ブルックス
出演者 ジョン・ハート
アンソニー・ホプキンス
ジョン・ギールグッド
アン・バンクロフト
音楽 ジョン・モリス
撮影 フレディ・フランシス
編集 アン・V・コーツ
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 1980年10月10日
日本の旗 1981年5月9日
上映時間 124分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $5,000,000
興行収入 $26,010,864[1]
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エレファント・マン』(The Elephant Man)は、1980年制作のイギリスアメリカ合作映画デヴィッド・リンチ監督、脚本。メル・ブルックスがプロデューサーとして参加している。

19世紀のイギリスで「エレファント・マン」と呼ばれた青年ジョゼフ・メリックの半生を描いている。最優秀作品賞、主演男優賞などアカデミー賞8部門にノミネートされた。

ストーリー[編集]

19世紀ロンドン。生まれつき奇形で醜悪な外見により「エレファント・マン」として見世物小屋に立たされていた青年、ジョン・メリック(ジョン・ハート)。肥大した頭蓋骨は額から突き出、体の至るところに腫瘍があり、歪んだ唇からは明瞭な発音はされず、歩行も杖が無ければ困難という悲惨な状態だった。

ある日彼を見世物小屋で見かけた外科医、フレデリック・トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は興味を覚え、研究したいという理由で持ち主のバイツ(フレディ・ジョーンズ)から引き取り、病院の屋根裏部屋で彼の様子を見ることに。

はじめは白痴だと思われていたジョンだったが、やがてトリーブスはジョンが聖書を熱心に読み、芸術を愛する美しい心の持ち主だということに気付く。当初は他人に対し怯えたような素振りを見せるジョンだったが、トリーブスや舞台女優のケンドール婦人(アン・バンクロフト)と接するうちに心を開いていく。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ジョン・メリック ジョン・ハート 国広富之
フレデリック・トリーブス アンソニー・ホプキンス 田中信夫
カー・ゴム院長 ジョン・ギールグッド
ケンドール婦人 アン・バンクロフト
バイツ フレディ・ジョーンズ 熊倉一雄
バイツの連れている少年 デクスター・フレッチャー
寮母 ウェンディ・ヒラー

批評[編集]

アカデミー賞8部門ノミネートなどから、日本ではヒューマンな映画として宣伝されたが、一部の評論家は文芸映画風に糊塗しているだけだと嫌悪感を表明。なかでも森卓也は、その後リンチ監督の前作「イレイザー・ヘッド」が公開された際に、結局ヒューマニズムより猟奇趣味の方がこの監督の本質だったと述べている。

出典[編集]

  1. ^ The Elephant Man (1980)” (英語). Box Office Mojo. 2011年6月2日閲覧。

外部リンク[編集]