クレイマー、クレイマー
| クレイマー、クレイマー | |
|---|---|
| Kramer vs. Kramer | |
| 監督 | ロバート・ベントン |
| 脚本 | ロバート・ベントン |
| 製作 | スタンリー・R・ジャッフェ |
| 出演者 | ダスティン・ホフマン メリル・ストリープ ジャスティン・ヘンリー ジェーン・アレクサンダー |
| 音楽 | ヘンリー・パーセル アントニオ・ヴィヴァルディ |
| 撮影 | ネストール・アルメンドロス |
| 編集 | ジェリー・グリーンバーグ |
| 配給 | コロンビア映画 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 105分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『クレイマー、クレイマー』(原題: Kramer vs. Kramer)は、1979年公開のアメリカ映画。製作・配給会社はコロンビア映画。アヴェリー・コーマンの小説を原作としてロバート・ベントンが監督と脚本を担当した。主演はダスティン・ホフマン。第52回アカデミー賞作品賞ならびに第37回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞作品。原題は「原告クレイマー対被告クレイマー裁判」の意。
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目次 |
[編集] ストーリー
舞台はニューヨーク・マンハッタン。 仕事熱心の会社員テッド・クレイマーは、家事と育児を妻のジョアンナ・クレイマーに全て押し付けていた。 しかし、ジョアンナは自分が打ち込める何か仕事がしたいと夫に相談を持ちかけるが、テッドはとりあわない。 やがて、ジョアンナはテッドに別れを告げてきた。はじめは冗談だと思っていたテッドだったが、翌日会社から自宅に電話をかけても誰も出ないことから初めて事の重大さに気づく事になる。テッドの生活はその日から一変した。
テッドは5歳の息子ビリーと戸惑いながらも父子二人きりの生活を始める。ジョアンナが出奔してから1年半の間に、家事と育児に精を出すテッド。息子のビリーとの関係も以前よりも親密に成った。ところが、ジョアンナがカルフォルニアへの出奔中に成立させた離婚で、息子へのビリーの養育権を認めたにも係らず、離婚時の取り決めを反故にすべく母性を盾に養育権の奪還を裁判所に申し立てた。不毛な裁判「クレイマー対クレイマー離婚事件」で、結局テッドは「子の最良の利益(best interest of the child)」の原則により敗訴する。やがて、養育権者への引渡しの時が来た。テッドは泣きじゃくる息子のビリーを説得して、ジョアンナに引き渡そうとする。しかし、ジョアンナはこれほど父親を愛するビリーから引き離せないと言い出す。二人は、法廷での虚虚実実の応酬をわすれ、父子のアパートの1階で感極まって抱擁する。テッドはジョアンナに一人でビリーのいる部屋へと向かわせ、二人の間に関係修復の予感を残して映画は終わる。
[編集] 原作小説との相違
映画では父親のテッドが一人で家事一切を行うが、小説では面倒見の良い家政婦が週日の日中はビリーの面倒を見ている。裁判所が審理開始に先立って心理学の専門調査官を派遣しその中で二人の心中を露頂させるところが映画ではない。また、特にラストシーンは、映画ではビリーが父との別れに泣きじゃくり、父子を引き離せないと苦悶するジョアンナをアパートの一階で一人ビリーのいる階へとテッドがリフトに乗せるが、原作では電話でジョアンナの方が涙ながらに「ビリーは引き取らない、時々あっても良いか?破綻の原因は自分にある」と電話をかけるところで終わっている。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
|---|---|---|---|
| TV | BD | ||
| テッド・クレイマー | ダスティン・ホフマン | 磯部勉 | 東地宏樹 |
| ジョアンナ・クレイマー | メリル・ストリープ | 池田昌子 | 田中敦子 |
| ビリー・クレイマー | ジャスティン・ヘンリー | 渕崎ゆり子 | 矢島晶子 |
| マーガレット・フェルプス | ジェーン・アレクサンダー | 鈴木弘子 | 日野由利加 |
| フィリス・バーナード | ジョベス・ウィリアムズ | 吉田理保子 | 加藤優子 |
[編集] スタッフ
- 監督/脚本:ロバート・ベントン
- 原作:アヴェリー・コーマン
- 製作:スタンリー・R・ジャッフェ
- 撮影:ネストール・アルメンドロス
- 編集:ジェリー・グリーンバーグ
- 音楽:ヘンリー・パーセル/アントニオ・ヴィヴァルディ
[編集] 受賞/ノミネート
- 第52回アカデミー賞
- 受賞・・・作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/助演女優賞
- ノミネート・・・助演男優賞/撮影賞/編集賞
- 第37回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞/脚本賞/ドラマ部門男優賞/助演女優賞
- 第14回全米映画批評家協会賞 監督賞/主演男優賞/助演女優賞
- 第45回ニューヨーク映画批評家協会賞 作品賞/男優賞/助演女優賞
- 第5回ロサンゼルス映画批評家協会賞 作品賞/監督賞/脚本賞/男優賞/助演女優賞
- 第34回英国アカデミー賞 作品賞/監督賞/脚本賞/主演男優賞/主演女優賞ノミネート
[編集] その他
- 第23回 ブルーリボン賞 外国作品賞
- 第53回 キネマ旬報賞 委員選出外国語映画部門第1位/読者選出外国語映画部門第1位
[編集] エピソード
- アイスクリームのシーンや、グラスを割るシーンなどダスティン・ホフマンとジャスティン・ヘンリーによるアイディアが随所に存在する。また、ホフマンは当時私生活でも離婚協議の真っ最中であった。その為、監督のロバート・ベントンはホフマンに脚本のクレジットタイトルへの共同参加を打診したが、オリジナルの脚本はベントンの物であるためホフマンは打診を断った。本作品はアカデミー賞において脚本賞を受賞したのでホフマンは後年になって「打診を受け入れていれば脚本賞も受賞できた(ホフマンは主演男優賞を受賞)のに」と冗談交じりに語った。
- ビリー役のジャスティン・ヘンリーはわずか8歳でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、史上最年少記録を樹立した。
[編集] 脚注
- ^ “Kramer vs. Kramer (1979)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月20日閲覧。
[編集] 関連項目
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