スケアクロウ

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スケアクロウ
Scarecrow
監督 ジェリー・シャッツバーグ
脚本 ギャリー・マイケル・ホワイト
製作 ロバート・M・シャーマン
出演者 ジーン・ハックマン
アル・パチーノ
音楽 フレッド・マイロー
撮影 ヴィルモス・スィグモンド
編集 エヴァン・ロットマン
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 フランスの旗 1973年5月CIFF
アメリカ合衆国の旗 1973年4月11日
日本の旗 1973年9月22日
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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スケアクロウ』(Scarecrow)は、1973年公開のアメリカ映画。製作会社はワーナー・ブラザーズで、監督はジェリー・シャッツバーグ主演ジーン・ハックマンアル・パチーノ。題名は日本語で「案山子」、「みすぼらしい人」、「痩せ衰えた人」の意

解説[編集]

正反対の人格を有する二人の男が次第に友情を深めていく過程を描いたロードムービー第26回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドール国際カトリック映画事務局賞をダブル受賞。

千葉真一主演の『十字路』と『冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-』でモチーフにされるなど[1][2]、後世のテレビドラマ・映画にも影響を与えている。

あらすじ[編集]

暴行傷害服役し、6年間の刑期を終えたばかりのマックス(ジーン・ハックマン)と5年越しの船乗り生活から足を洗ったライオン/ライアン(アル・パチーノ)が出会うところから物語は始まる。

マックスは洗車屋を始めるためにピッツバーグへ、ライオンは一度も会ったことのない自分の子どもに会うためにデトロイトへ向かう。二人はヒッチハイクの途中であった。喧嘩っ早く、どこか神経質なマックス。陽気で人なつっこいライオン。正反対の二人がふとしたきっかけで意気投合し、道中を共にしていくことになる。ドライブインで巨乳の美女に「刑務所で一番欲しかった物は?」と迫られて「家庭料理」と答える。マックスが「カラスをスケア(脅かす)から案山子」というのに、ライオンは「おかしな格好のかかしを見て笑い転げて、この畑の持ち主はいい人だ、だから荒らさずにおこうと思う」という。

妹の家に寄るが、マックスの喧嘩で更生施設送りになり、牢名主に犯されそうになってライオンはケガだらけ。1ヶ月後に出所。でも、子どものプレゼントの箱はくちゃくちゃになっても手放していない。

デトロイトに着く。理髪店と教会に寄って電話すると妻は2年前に再婚し、電話を切るために「子どもは死んだ」とウソをつく。気絶して錯乱状態で病院に担ぎ込まれる。「お前がいないと洗車屋ができない、お前の面倒は俺が見る」と眠り続けるライオンに語りかけるマックス。駅の窓口で買ったピッツバーグ行きの切符は、デトロイトとの往復切符だった。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
テレビ朝日 テレビ東京
マックス ジーン・ハックマン 小池朝雄 大塚明夫
ライオン アル・パチーノ あおい輝彦 平田広明
コーリー ドロシー・トリスタン 此島愛子 金野恵子
フレンチー アン・ウェッジワース 荒砂ゆき 藤生聖子
ダーリーン アイリーン・ブレナン 麻生美代子
アニー・グリーソン ペネロープ・アレン 野沢雅子 折笠愛
ジャック・ライリー リチャード・リンチ 堀勝之祐 田中正彦

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 保科幸雄「高鳴る!冒険者たちのメロディ 燃える夢喰い男・千葉真一」 (パンフレット) 、『冒険者 (アドベンチャー) カミカゼ』、東映株式会社映像事業部、1981年11月7日、 4 - 5頁。
  2. ^ “日本初のスパイパロディで14年ぶりに主演「0093 女王陛下の草刈正雄」”. 映画.com. (2007年10月19日). http://eiga.com/news/20071019/9/ 2013年8月20日閲覧。 

外部リンク[編集]