楢山節考 (1983年の映画)
| 楢山節考 | |
|---|---|
| The Ballad of Narayama | |
| 監督 | 今村昌平 |
| 脚本 | 今村昌平 |
| 原作 | 深沢七郎 |
| 製作 | 友田二郎 |
| 出演者 | 緒形拳 坂本スミ子 |
| 音楽 | 池辺晋一郎 |
| 撮影 | 栃沢正夫 |
| 編集 | 岡安肇 |
| 製作会社 | 今村プロダクション |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 131分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『楢山節考』(ならやまぶしこう)は、1983年製作の日本映画。深沢七郎の同名小説の2度目の映画化作品。1983年のカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] 概要
- 映画製作にあたり、日本山中に村のセットを作り、3年がかりで製作された。
- 当初、おりん役は別の女優がキャスティングされて撮影が進められていたが、撮影中にその女優が入院することになり、代わりに坂本スミ子がキャステングされた。坂本は当時40歳代で実年齢を30歳も上回る老女を演じるにあたり、前歯を4本削り、歯のない役作りをした。その後、インプラント処理をしている。
- キャッチ・コピーは「親を捨てるか、子を捨てられるか。」
[編集] ストーリー
山間に囲まれた小さな山がある。その山では自給自足の生活をし、貧しさをしのぐため厳然たる掟、「曰く、結婚を許されるのは長男だけである」、「曰く、他家から食料を盗むのは重罪である」、「曰く、齢70を迎えた老人には楢山参りという姥捨ての儀式にしたがわなければならない」が存在していた。おりんは今年69であと一年すれば楢山参りが迫っていた。家族はそれぞれ問題を抱えており、長男の辰平は母親思いのいい息子だが、まもなく裏の山から後妻の嫁が来る時期が迫っており。次男の利助は頭が弱く、働かずに、いつも頭の中は性交のことを考えており、欲求が貯まると近所の豚を獣姦していた。辰平の息子のけさ吉はおりんの歯が28本あることをからかいながら、しょっちゅう村の問題のある女と付き合っては家に連れ込んでいた。おりんは楢山参りの年齢に関わらず村からは働き者、知恵ものとして重宝されていたが、村のしきたりを重んじており、なんとか楢山に行く前に息子や孫たちそれぞれの悩みを解決して旅立ちたいと願う…
[編集] キャスト
- 緒形拳:辰平
- 坂本スミ子:おりん
- 倉崎青児:けさ吉
- 左とん平:利助
- あき竹城:玉やん
- 高田順子:松やん
- 嶋守薫:とめ吉
- 辰巳柳太郎:銭屋の又やん
- 深水三章:銭屋の忠やん
- 横山あきお:雨屋
- 志村幸江:雨屋の女房
- 岡本正巳:雨屋の長男
- 岩崎聡子:杉やん
- 江藤漢:欣やん
- 清川虹子:おかね
- 倍賞美津子:おえい
- 常田富士男:仁作
- 小林稔侍:常
- 三木のり平:塩屋
- ケーシー高峰:新屋敷の父爺
- 殿山泰司:照やん
- 樋浦勉:焼松
- 小沢昭一:勝造
[編集] スタッフ
- 監督 今村昌平
- 原作 深沢七郎
- 脚本 今村昌平
- 撮影 栃沢正夫
- 照明 岩木保夫
- 音楽 池辺晋一郎
- 録音 紅谷愃一
- 編集 岡安肇
- 美術 芳野尹孝
- スチール 石黒健治
- 助監督 武重邦夫、池端俊策、月野木隆
- 製作 友田二郎
- 企画 日下部五朗
[編集] 関連項目
- 楢山節考 (1958年の映画) - 木下惠介監督
- デンデラ (小説) - 佐藤友哉原作の、姨捨山に捨てられた老婆達のその後が描かれている小説および映画
[編集] 外部リンク
- Hung, Lee Wood (2007). “Japanese Adaptation to Nature and Imamura's Ballad of Narayama - Based on the Difference between Imamura's Film and Fukasawa's Original Novel” (Japanese, introduction in English) (PDF). Studies In Comparative Culture (75): pp.55–61 2007年11月29日閲覧。.
- Natural Culturalism in The Ballad of Narayama: A Study of Shohei Imamura's Thematic Concerns (PDF)Asian Cinema 2003 (May), 14 (1), pp.146–166. Pennsylvania: Asian Cinema Studies Society. 2007年11月29日閲覧。
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