チョコレート (映画)
| チョコレート | |
|---|---|
| Monster's Ball | |
| 監督 | マーク・フォースター |
| 脚本 | ミロ・アディカ ウィル・ロコス |
| 製作 | リー・ダニエルズ |
| 製作総指揮 | マーク・ウルマン マイケル・バーンズ マイケル・パセオネック |
| 出演者 | ハル・ベリー ビリー・ボブ・ソーントン ヒース・レジャー他 |
| 編集 | マット・チェス |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
| 公開 | 2001年12月26日 2002年7月20日 |
| 上映時間 | 111分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $4,000,000[1] |
| 興行収入 | $31,273,922[1] $44,909,486[1] |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『チョコレート』(Monster's Ball)は、マーク・フォースター監督、ハリー・ベリー主演の2001年のアメリカ映画である。黒人女性と白人男性の交流と人種への偏見問題も孕んだ恋愛をシビアに描いたドラマである。上映時間は113分。
原題の「Monster's Ball」(怪物の舞踏会)は、死刑の執行前に看守達が行う宴会を指す。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] 登場人物
- レティシア・マスグローヴ (ハル・ベリー)
- 死刑囚の夫がジョージア州立刑務所に収監されていたので、息子と2人で生活してきた。子供の愛し方が判らず、過食症の子供にしばしば暴力を振るう。黒人。
- タイレル・マスグローヴ (コロンジ・カルフーン)
- レティシアの一人息子。父親のいない寂しさから過食症になり、菓子、特にチョコレートを食べる事が止められず、肥満体である。
- ハンク・グロトウスキ (ビリー・ボブ・ソーントン)
- ジョージア州立刑務所の看守。仕事に大変な誇りを持っている。白人であり、父親の影響から黒人差別者。父と息子と、3人で生活。チョコレート味のアイスが大好き。
- ソニー・グロトウスキ (ヒース・レジャー)
- ハンクの一人息子。ジョージア州立刑務所の看守。祖父・父から黒人差別主義は受け継がず、近所に住む黒人家族と深い親交があり、幼い黒人の子供達ともよく遊んでいた。
- バック・グロトウスキ (ピーター・ボイル)
- ハンクの父、ソニーの祖父。息子・孫と同じく元刑務所看守で、庭先を黒人の子供が横切っただけでも怒鳴りつける黒人差別主義者。彼の思想は息子のハンクへと受け継がれた。
- ローレンス・マスグローヴ (ショーン・コムズ)
- レティシアの夫。死刑囚。
- ライラス・クーパー (モス・デフ)
[編集] 吹き替え
- ハンク・グロトウスキ:磯部勉
- レティシア・マスグローヴ:安藤麻吹
- バック・グロトウスキ:大塚周夫
- ソニー・グロトウスキ:平田広明
- タイレル・マスグローヴ:亀井芳子
- ローレンス・マスグローヴ:西凛太朗
- その他の声の吹き替え:佐藤晴男/佐藤祐四/中川和恵/手塚秀彰/辻親八/浅井晴美/重松朋/竹田雅則/諸角憲一/飯島肇/新垣樽助/大野エリ/谷井あすか/生原麻友美/上田陽司
[編集] 物語
死刑囚である夫ローレンスの死刑執行が決まり、レティシアは息子と刑務所を訪れ、ローレンスに別れを告げた。
看守ハンクはローレンスの死刑を執行するが、同じく看守の息子ソニーは嘔吐をこらえきれず、満足に職務を果たすことが出来なかった。そんなソニーを弱い人間だと罵るハンクだが、ソニーはハンクと祖父の目の前で拳銃自殺してしまう。ハンクは絶望し、看守を辞する。
夫の死後、レティシアは息子との生活を維持するため懸命に頑張っていた。ところがある夜、道を歩いていた息子が車に轢かれてしまう。そこに車に乗ったハンクが偶然通りかかる。病院までの搬送を懇願するレティシアだったが、彼女はハンクが毛嫌いする黒人。ハンクはためらいながら二人を乗せて病院へ直行するが、結局、息子は助からなかった。落胆するレティシアをハンクは家まで送る。ハンクとレティシアは、カフェで時間を共にする。当初、孤独から逃れるための性的な関係であったが、互いに支え合うようになっていった。だが、ハンクはレティシアに夫を処刑したことを言い出せなかった。
レティシアはハンクの家へ感謝の贈り物をするために立ち寄った。ハンクは不在だったが、バックが家にいた。レティシアを差別用語でなじり、ハンクはただ黒人の女とやりたかっただけであろうとほのめかした。
レティシアはハンクを拒絶した。ハンクはこのことをきっかけにバックを老人ホームへ入所させることにした。ハンクは父親と同じ人種差別者であったが、自分の人生を生きるために断ち切ることにした。レティシアが家賃が払えず立ち退きをせまられたとき、ハンクは引っ越してくるように誘った。レティシアはうなずいた。ハンクがアイスクリームを買いにいった留守に、夫の死刑執行の同意書を見つけた。ハンクが戻るとレティシアは狼狽しているようだったが、すぐに嬉しそうに振る舞った。二人はポーチに座り、アイスクリームを食べながら星を眺めながら「僕らはきっとうまくいくだろう。」ハンクは言った。レティシアは微笑み返したが、何も言わなかった。
[編集] スタッフ
- 監督:マーク・フォースター
- 制作総指揮:マーク・ウルマン、マイケル・パセオネク
- 脚本:ミロ・アディカ、ウィル・ロコス
- 撮影:ロバート・シェイファー
[編集] 受賞
- 第74回アカデミー賞 主演女優賞(非白人として初めての受賞であった)
- 第52回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(女優賞)。
- ゴールデン・サテライト賞 最優秀脚本賞。
- 全米映画俳優組合賞 最優秀主演女優賞。
- フロリダ映画批評家協会賞 最優秀主演男優賞。
[編集] 脚注
- ^ a b c “Monster's Ball (2002)”. Box Office Mojo. 2010年1月24日閲覧。
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