ターミネーター2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ターミネーター2
Terminator 2: Judgment Day
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
ウィリアム・ウィッシャー
製作 ジェームズ・キャメロン
製作総指揮 ゲイル・アン・ハード
マリオ・カサール
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
リンダ・ハミルトン
エドワード・ファーロング
音楽 ブラッド・フィーデル
主題歌 You Could Be Mine
ガンズ・アンド・ローゼズ
撮影 アダム・グリーンバーグ
編集 コンラッド・バフ
マーク・ゴールドブラット
リチャード・ハリス
製作会社 カロルコ・ピクチャーズ
パシフィック・ウェスタン
配給 アメリカ合衆国の旗 トライスター・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 1991年7月3日
日本の旗 1991年8月24日
上映時間 137分(特別編:153分)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $102,000,000[1]
興行収入 $519,843,345[1] 世界の旗
$204,843,345[1]アメリカ合衆国の旗カナダの旗
104.5億円 日本の旗
前作 ターミネーター
次作 ターミネーター3
テンプレートを表示

ターミネーター2』(Terminator 2: Judgment Day)は、1991年アメリカSF映画1984年の映画ターミネーター』の続編として製作された。

概容[編集]

監督は前作と同じくジェームズ・キャメロン。略称は「T2」(ティーツー)。同年のアカデミー賞視覚効果賞メイクアップ賞音響効果賞録音賞を受賞している。

1991年7月3日アメリカ公開(「特別編」1993年 上映時間153分)。上映時間137分。製作費1億ドル(当時の日本円では約140億円[2])。全世界での興行収入は5億6千万ドルを超えた(これはターミネーターシリーズ最大の興行収入記録でもある)。カロルコ作品。マリオ・カサール提供、パシフィック・ウェスタン製作(製作協力はライトストーム・エンタテイメント)。

人類と機械の戦争が続く近未来からそれぞれの勢力が現代へ送り込んだアンドロイドと、戦争を回避すべく奮闘する人間達とが繰り広げる死闘を描く。

本作における未来において、核戦争を生き抜いた残りの人類は、戦争勃発の日を「審判の日(Judgement Day=本作の原題)」と呼ぶ。本作ではこの核戦争が起こった原因の中にソビエト連邦が含まれているが、奇しくも作品の制作年である1991年にソビエト連邦は崩壊した(そのため、テレビ放送された際の吹き替え台詞では「ロシア」に変更されている)。ちなみに審判の日とされる8月29日はソビエト連邦が核実験に初めて成功した日でもある。

スペイン語風の決め台詞「Hasta la vista, Baby!」(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!)は有名となり、U2が同名のライブアルバムを作っているほか、1992年アメリカ合衆国大統領選挙においては「共和党から対立陣営へのメッセージ」として用いられ、その後も政治的な文脈でたびたび使用される[3]。敵役を滅ぼすときはスペイン語であいさつし、最後に人間には英語で「Goodbye.」と別れを告げることについて微妙な問題があるとの指摘もある[4]。なお、スペイン語版にはこの台詞は存在せず、代わりに「Sayonara, Baby!」となっている。日本語字幕や吹き替えでは意訳され「地獄で会おうぜ、ベイビー!」または「さっさと失せろ、ベイビー!」となっている。

テーマソングにガンズ・アンド・ローゼズの「ユー・クッド・ビー・マイン」が使用されており、劇中でも少しであるが流れている(ジョンが悪友とバイクを乗り回しているシーンでスピーカーから流れている)。この曲のPVでは、バンドメンバーとシュワルツェネッガーとの共演が実現している。ちなみに、この曲が収録された同バンドのアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン II』は全米初登場1位となった。この曲は後に『ターミネーター4』でも小ネタ的に用いられている。

ストーリー[編集]

1994年/1995年のロサンゼルス。10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者は無く、近未来に起こるスカイネットとの戦争を口にするサラは精神病患者として警察病院へ収監され、カイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていた。

ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。1体は10年前と同モデルのT-800型、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルT-1000型。2体はそれぞれ共通の目標であるジョンを捜索し、ほぼ同時に発見する。襲いかかるT-1000からジョンを救ったのは、かつてサラを襲ったT-800だった。

T-1000の追撃を振り切った後、T-800は未来のジョンが過去の自分を護るためにT-800を再プログラムしてこの時代へ送り込んだことを告げる。T-800の出現によりサラの話が真実であることを知ったジョンは、T-1000の次の標的であるサラの救出に向かう。

辛くもサラを保護してT-1000から逃れた一行は、メキシコ方面への逃亡を図る。かつて殺されかけたターミネーターと同型のT-800にサラは疑念を拭えなかったが、やがてこの忠実な殺人機械こそがジョンの絶対的な保護者としてふさわしい存在であることを悟る。

T-800から、スカイネット誕生に繋がるコンピュータ素子を開発することになるサイバーダイン社の技術者マイルズ・ダイソンの存在を知らされたサラは、戦争を阻止すべく単身でダイソン宅に侵入して彼の殺害を試みるが、傷つけられてなお妻子と庇い合うダイソンの姿に思い留まった。サラを追って来たジョン達はダイソン夫妻に全てを話し、彼の研究がサラに破壊された最初のターミネーターの残骸に基づいていることを知る。

因果の輪を断ち切るべく、一同はマイルズを伴ってサイバーダイン社へ侵入。警官隊に包囲された中、マイルズの犠牲により研究の全てを破壊するが、逃亡する一同の背後にはT-1000が迫っていた。

逃亡の末、製鉄所でT-800はT-1000との最後の対決に挑む。T-1000は液体窒素での冷凍を経てバラバラにしたが直ぐに再生してしまう。T-1000の脅威的な猛攻の前に一度は動力源を破損し、機能停止するT-800だったが、予備電源により再戦し、M79 グレネードランチャーを撃ち込み、溶鉱炉へ転落させることで、ようやくT-1000を破壊することが出来た。

T-1000は消滅したものの、サイバーダイン社で破壊したプロセッサと同じものがT-800にも内蔵されているため、彼は自身を溶鉱炉へ沈ませて「消滅」させることをサラとジョンに頼む。T-800との別れを悲しむ二人の姿を前に、人間の感情を理解した彼が溶鉱炉へ沈みながら最後に見せたのは、メキシコでジョンに教えられたサムズアップであった。

キャスト[編集]

ターミネーター(T-800) - アーノルド・シュワルツェネッガー
過去のジョンを守るため、未来のジョンがプログラムを書き換えて送り込んだアンドロイド。
サラ・コナー - リンダ・ハミルトン
ジョンの母。自らを鍛えて戦士になってサイバーダイン社爆破を試みるが、失敗して精神病院に入院させられていた。
ジョン・コナー - エドワード・ファーロングマイケル・エドワーズ
後に人類抵抗軍のリーダーになるサラとカイルの息子。T-1000に生命を狙われる。
T-1000 - ロバート・パトリック
過去のジョンを殺害するため、未来のスカイネットが送り込んだ、最新型の液体金属ターミネーター。自分が殺害した白バイ警官の姿になり替わる。
ピーター・シルバーマン - アール・ボーエン
ペスカデロ警察病院の専門医師。サラの理解者を装いつつ、実は彼女が語るターミネーターの話を信じようとしなかった。前作ではカイルの尋問に立会い、T-800ともすれ違っているが、T-800を直接見てはいなかった。しかし本作では間近でT-800とT-1000の攻防を目の当たりにし、絶句する。
マイルズ・ダイソン - ジョー・モートン
サイバーダイン社の特殊開発部部長で、前作のT-800のCPUを基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダー。利に敏く会社の利益が最優先である。
ジャネル - ジェニット・ゴールドスタイン
サラが逮捕された後、里親としてジョンを引き取った養母。ジョンにあまり良い感情を持っていない。T-1000に殺されてしまう。
トッド - ザンダー・バークレー
ジョンの養父でジャネルの夫。ジャネルとは夫婦仲があまり良くない。T-1000に殺されてしまう。
カイル・リース - マイケル・ビーン
サラの夫でジョンの父親。サラの夢の中に出てサラを励ましたり、ジョンを守るよう説得する。特別編のみ出演。

スタッフ[編集]

日本語吹き替え[編集]

役名 ソフト版1 フジテレビ版[5] ソフト版2
T-800 津嘉山正種 玄田哲章
サラ・コナー 駒塚由衣 吉田理保子 日野由利加
ジョン・コナー 田中真弓 浪川大輔 近藤玲子
T-1000 佐古雅誉 江原正士 咲野俊介
ダイソン 金尾哲夫 秋元羊介 上別府仁資
ドクター・シルバーマン 山内雅人 阪脩 をはり万造
タリッサ・ダイソン 叶木翔子 鈴鹿千春 きっかわ佳代
ティム 亀井芳子 石井邦和 小日向みわ
エンリケ 池田勝 幹本雄之 白山修
ジャネル 久保田民絵 相沢恵子 小山田詩乃
トッド 秋元羊介 千田光男 藤原堅一
ダグラス 辻親八 中田和宏 水野光太
ロイド 峰恵研
ダニー 滝沢ロコ
ヨランダ 堀越真己
カイル - 幹本雄之 東城光志
役不明 津田英三
星野充昭
荒川太郎
種田文子
飯野真由美
岡村明美
小峯隆生
小島敏彦
円谷文彦
磯辺万沙子
仲野裕
真地勇志
坂口賢一
小林麻由子
松平真之介
演出 中野寛次 松川陸
翻訳 菊池浩司 鈴木導
調整 栗林秀年
録音 スタジオユニ スタジオザウルス
担当 佐藤洋
プロデューサー 山形淳二
製作 ACクリエイト グロービジョン スタジオ・エコー
  • 各バージョンが収録されているソフト
    • ソフト版1:VHS、LD、DVD通常版、DVDスペシャルコレクション、BDプレミアムエディション(ver.1、2) ※すべて劇場版のみ
    • フジテレビ版:BDプレミアムエディション(ver.2のみ)※特別編のみ
    • ソフト版2:DVDエクストリームエディション、DVDダブルエディション、BDプレミアムエディション(ver.1、2)
  • フジテレビ版 初回放送
    • 劇場版:1993年10月9日(土曜日)フジテレビゴールデン洋画劇場「ターミネーター2 」21:04-23:44
    • 特別編:1995年4月1日(土曜)フジテレビ系 ゴールデン洋画劇場「ターミネーター2 特別編」21:04-23:59

テレビ放送履歴[編集]

回数 放送日時 放送分数 放送局 単発特別番組枠 特別編 視聴率
1 1993年10月09日(土)21:04-23:44 160 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 ----
2 1995年04月01日(土)21:04-23:59 175 28.0%
3 1996年10月05日(土)21:00-23:59 179
4 1998年12月26日(土)21:00-23:44 164 ---- 19.1%
5 2001年02月24日(土)21:00-23:44 164 ---- 23.8%
6 2001年10月27日(土)20:03-22:54 171 ゴールデンシアター 18.1%
7 2003年02月22日(土)20:03-22:54 171 18.7%
8 2004年11月20日(土)21:00-23:24 144 プレミアムステージ ---- 17.1%
9 2006年04月08日(土)21:00-23:24 144 土曜プレミアム ---- 15.0%
10[6] 2008年06月28日(土)21:00-23:30 150 ---- 13.4%
11 2009年06月13日(土)21:00-23:10 130 ---- 14.9%
12 2011年06月04日(土)21:00-23:10 130 ---- 10.6%
13 2013年04月30日(火)25:50-28:25 155 ミッドナイトアートシアター ---- 1.8%

※視聴率はビデオリサーチ調べの関東地区の視聴率。

※2回目放送時の視聴率は、ビデオリサーチの「1995年 年間高世帯視聴率番組30(関東地区)」の30位にランクインした。

※6回目放送時、本来は「めちゃ×2イケてるッ!」を放送する予定だったが、同番組の収録準備中にスタッフの死亡事故が発生したため、予定内容を急遽変更して「ターミネーター2 特別編」が放送された。

製作[編集]

前作『ターミネーター』の予想を超えたヒットにより、早くから続編の製作が期待されていたが、元々B級映画だったために続編製作の権利は複数のマイナー会社に握られており、「作りたくても作れない」状況にあった。さらにキャメロン自身も前作の焼き直しに陥るのを危惧して早期の続編製作には否定的で、「少年とターミネーター」という新たな構想を温め続けていた。

事態が大きく動いたのは1990年、カロルコのマリオ・カサールが『トータル・リコール』に続くシュワルツェネッガー主演の超大作として『T2』の製作を企画、製作の権利を買い集めた事による。脚本・監督の依頼を受けたキャメロンは、ターミネーター同様にサラ・コナーも続編に不可欠な要素と考え、ただちにリンダ・ハミルトンに連絡を取った。彼から新たなサラのキャラクターの概略を聞かされたハミルトンは、契約目前だった他の映画の主演を蹴って本作への参加を決め、激しい筋肉トレーニングや軍事教練を受けて戦士サラ・コナーへと変貌した。 キャメロンは前作で追加シーンの脚本を手がけたウィリアム・フィッシャーと共に脚本執筆を開始。第一稿が完成したのは5月10日、同年のカンヌ国際映画祭へ出発する直前だった。カンヌに向かう飛行機の中でシナリオを読んだシュワルツェネッガーは「期待以上の物だった」と絶賛した。そのカンヌ映画祭で『T2』の制作発表が行われ、封切りは翌年7月と決定したため、この前代未聞の超大作をわずか1年ほどで製作するという難事業にキャメロンは挑む事となった。帰国したキャメロンはただちにシナリオの改稿作業に取り掛かり、序盤の未来戦争のシーン(未来のジョンがカイルとターミネーターを過去に送り出す場面など)や中盤のメキシコのシーンなどが大幅にカットされた。

主役の二人以外のキャスティングも進められ、少年ジョン・コナー役は多くの子役俳優のオーディションが行われたが、結果的に演技経験ゼロだがキャメロンに「他の子役にないリアリティがある」と評価されたエドワード・ファーロングに決定。T-1000役は『ダイ・ハード2』でテロリストの一人を演じたロバート・パトリックが起用された(『ダイ・ハード2』の彼のシーンのオマージュもある)。一方、ターミネーターの特殊メイクとエンドスケルトン(内骨格)のアニマトロニクスは前作に続いてスタン・ウィンストンが担当、ターミネーターの製造工場を描いた最初の予告編の監督も務めている。T-1000の変身エフェクトは『アビス』で変形する海水のCGを手掛けたILMのデニス・ミューレンが手掛ける事となったが、当時のCGのコストがあまりに高額だった事から、当初CGで製作する予定だったシーンの多くがアニマトロニクスに変更されている。

本編撮影は90年10月から翌年4月にかけて行われ、終盤のターミネーターの台詞「休暇が欲しい」は、現場の状況を象徴するものとしてキャメロンとシュワルツェネッガーが採用した物である。また製鉄工場で激しくダメージを受けたターミネーターの特殊メイクは10時間近くを要し、その間シュワルツェネッガーは自身が経営する会社の仕事を行うという多忙振りだった。なお今回シュワルツェネッガー演じるターミネーターが前作から一転して「善玉」となった事について、当初は公開まで極秘にする事が検討されたが、結局はこの事実を早期に公開し、むしろ本作の売りとして積極的にPRする方針が採られる事になった。

編集作業では、上映時間の都合などからカイル登場シーンやターミネーターの手術シーンなどが削除され(特別編で復活)、またラストシーンは核戦争の起きなかった平和な未来の情景から、不確定な未来を暗示するサラのモノローグへと変更された。こうして公開まで一ヶ月を切った91年6月、遂に『T2』は完成した。

ターミネーター2:3-D[編集]

ユニバーサルスタジオのアトラクション。アメリカでは1996年に完成。エドワード・ファーロングなどオリジナルキャストも登場。

大阪市にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも同じタイトルのアトラクションがある。3D立体映像とスタントマンによるアクションを組み合わせたショーが展開される。この映像では吹替版になっており、ターミネーター役の玄田哲章をはじめ声優業を引退していた吉田理保子が本作のため続投するなどテレビ放送版のキャストが踏襲されている。サイバーダイン社のビデオのナレーションは内海賢二。また、ラストシーンの決め台詞は意訳ではなく「アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!」に変更されている。

ストーリー・設定[編集]

サイバーダインシステム社が企画した「ビジターセンターツアー」にツアー参加者(ゲスト)が極秘プレゼンテーションに参加するというもの。舞台はサイバーダインシステム社内。会社なので、社内には受付、エレベーターなどが存在する。ここで働くクルー(従業員)は、サイバーダインシステム社で働く警備員。

極秘プレゼンテーションの前にはプレショーがあり、そこではサイバーダイン社の「メディアコントロール主任・綾小路麗華」が登場。彼女が編集した「自称素晴らしいビデオ」を見させられる。サイバーダインシステム社の理念を理解してもらいたいとのこと。ツアー参加者がこのビデオを見ていると画面にノイズが走り、あのサラ・コナーとジョン・コナーが登場。このままでは人類は滅亡するとのメッセージを、ツアー参加者に伝える。そしていよいよメインホールへ入場。ここで最終プレゼンテーションが行われる…

VFX[編集]

国内で発売されたソフト[編集]

DVD[編集]

1997年国内初発売版。デジタル・ニューマスター版。劇場版のみ。劇場予告編収録。後にトールケース仕様で再発売。
  • ターミネーター2(DTS版)
2000年発売。上記の通常版にdts英語音声を追加収録したもの。定価6800円(税抜)
  • ターミネーター2 特別編
2000年12月発売。特別編の本編のみをドルビー5.1chサラウンドEX、dts-ES音声にて収録したもの。キャスト・スタッフによる音声解説(英語音声と日本語吹き替え)収録。
  • スペシャルコレクション ターミネーター2 特別編
2001年9月発売。国内で発売されたソフトの中で唯一、劇場版と特別編(および拡張特別編)を1枚で見ることのできるDVD。ディスク2には膨大な量の静止画・映像特典が収録されている。劇場版のみ日本語吹き替え音声収録。
  • ターミネーター2 劇場公開版(T3公開記念バージョン)
2003年発売。2000年発売のDTS版を新たなデザインでスケルトンパッケージ、ピクチャーディスク化したもの。
  • ターミネーター2 エクストリーム・エディション
2006年3月発売。HDニューマスターを高レートでエンコードし、今まで発売されたDVDのなかでは最高画質とされる。ディスク1に特別編、ディスク2に劇場公開版を収録。それまで「特別編」の日本語吹き替え版はリリースされていなかったが、(ビデオ版において)特別編初としてシュワルツェネッガーを玄田哲章が吹き替えし、5.1chサラウンドEXで収録。ディスク1には新しい音声解説を収録。特典ディスク(ディスク3)は、特別編を再生中にメイキングやインタビューへ飛べるインタラクティブ仕様(すべて英語。対訳書付き)。
  • ターミネーター2 ダブル・エディション
2009年6月発売。エクストリーム・エディションのディスク1、2のみを新たなパッケージで収録したもの。メタリックジャケット仕様。             

Blu-ray disc[編集]

  • ターミネーター2 特別編
2008年12月発売。本編はDVD版特別編と同じで、音声は英語、日本語ともにドルビーTrueHD収録。特典映像はDVD版スペシャルコレクション、エクストリーム・エディションに収録されていた特典の一部を収めた単品版。
  • ターミネーター2 プレミアム・エディション
2008年12月発売。特別編と劇場公開版をセットにした2枚組の初回限定生産で発売。特別編ディスクは上記のBlu-ray版特別編と同内容。劇場公開版ディスクは、特別編と同じ音声仕様の他、シュワルツェネッガー=津嘉山正種のオリジナル吹き替え版を収録し、特典映像はDVD版スペシャルコレクションに収録されていた特典の一部を収録。

上記Blu-ray disc発売後、一部のディスクで本編再生中、特定の箇所でフリーズし場面が飛んでしまったり、ノイズが発生するという再生不具合があり、発売を中止した。その後、良品の発売を再開し、不良品ディスクは良品との無償交換を実施した。再生不具合の原因については、製造工程トラブルで、記録面の最外周に微小な変形が発生。温度が上昇すると変形が自然に回復するが、未回復のものが再生不良を引き起こす原因になっているという。そのため、全てのディスクで不具合があるわけではないと発表した。

  • ターミネーター2 プレミアム・エディション Ver.2.0
2009年11月20日発売。特別編と劇場公開版をセットにした2枚組の3,000セット限定生産。特別編の本編に、削除されていた2シーンを復活させた「拡張特別編」が再生可能になっている。前バージョンではドルビーTrueHDで収録していた英語と日本語の音声を、DTS-HD Master Audioで収録。加えて、ファンの要望に応えたというフジテレビ放送版の日本語吹き替え音声(モノラル)を新たに収録。オリジナル予告編もHD解像度のものにクオリティアップ。特製解説書も追加された。特典映像はメイキングや特報、予告編など従来のプレミアムエディションと同一。
フジテレビ放送版の日本語吹き替え音声は、特別編をノーカット放映した初回版ではなく、一部分をカットした2回目の放映版が使用されている。具体的にはサイバーダイン社での新米技術者がダイソンに最初のターミネーターの残骸を貸してくれるように頼むシーンからダイソンがそれを取り出しに金庫に行くまでのシーンと、ジョンが盗んだカードでATMから金を引き落とすシーンの最初の部分の吹き替えが欠落して原語に戻っている。拡張特別編の2シーンについてはテレビ放送されたことがないので元々吹き替えは存在していない。
  • ターミネーター2 プレミアム・エディションVer.2.0 (シンプル版)
2010年4月28日発売。上記のプレミアム・エディションVer.2.0のディスクのみを新たなパッケージに収録したもの。

LD[編集]

  • ターミネーター2 〈劇場公開版シネマスコープサイズ〉
オリジナル公開版を劇場と同じシネマスコープサイズで収録。字幕スーパー。オリジナル劇場予告編3種収録。
  • ターミネーター2 〈ビデオ版テレビサイズ〉
公開版をテレビ(アスペクト比4:3)用にキャメロン監督が画角を編集し直したもの。基本的には劇場版より左右の画面が狭く、上下が広く映っている。字幕スーパー、日本語吹き替え版それぞれ発売。
  • ターミネーター2 特別編
公開版と同じくシネマスコープサイズ版とテレビサイズ版の2種類発売。字幕スーパー。オリジナル予告編付き。国内初のTHX-LD仕様で、最終面の終了直前にモニター校正用のテスト信号を収録している。
  • スペシャルコレクション ターミネーター2 特別編
特別編をTHX仕様、ドルビーステレオサラウンドで収録(デジタル音声)。字幕スーパー。アナログ音声にはスタッフ・キャストによる音声解説を収録。音声解説およびインタビュー集は英語と日本語吹き替えの2音声で収録(吹き替えは音声解説のみDVDに流用)。一部、DVD版に未収録の映像有り。解説書付き。

Hi-Vision LD[編集]

  • ターミネーター2
1993年発売。オリジナル公開版をハイビジョン仕様(MUSE方式)、4ch3-1ステレオ(デジタル音声)で収録。字幕スーパー。
当時制作会社のカロルコがパイオニアと提携していたためカロルコ経由のフィルムレンタルが実現。日本国内でのハイビジョンテレシネが行われた。同マスターを使用してワイドテレビ用に左右幅を圧縮しドルビーデジタル方式のサラウンド音声も収録した「スクイーズLD」も発売された。

備考[編集]

ホット・ショット2』等、本作に影響された作品やパロディが数多く存在する。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ラスト・アクション・ヒーロー』では、T-1000役でロバート・パトリックがカメオ出演している。

続編[編集]

ゲーム作品[編集]

ターミネーター2(FC版)
ターミネーター2・ジ・アーケード
  • ミッドウェイ製のガンシューティングゲームで、二人同時プレイ可能。日本国内ではタイトーから発売されたが、後にアクレイムジャパンにより、スーパーファミコン・メガドライブ・ゲームボーイ・ゲームギアのコンシューマー機に移植された。

受賞記録(すべて1991年)[編集]

最優秀メイクアップ賞、最優秀視覚効果賞、最優秀音響賞、最優秀音響編集賞
最優秀SF映画賞、最優秀監督賞(ジェームズ・キャメロン)、最優秀女優賞(リンダ・ハミルトン)
最優秀若手俳優演技賞(エドワード・ファーロング)、最優秀特殊効果賞(スタン・ウィンストン)
最優秀作品賞、最優秀男優賞(アーノルド・シュワルツェネッガー)、最優秀女優賞(リンダ・ハミルトン)
最優秀新人賞(エドワード・ファーロング)、最も魅力的な女性賞(リンダ・ハミルトン)
最優秀アクション・シーン賞(フリーウェイの追跡)
  • ASCAP映画TV音楽賞(ブラッド・フィーデル)
  • ピープルズ・チョイス賞
最優秀映画賞
最優秀ドラマ賞
  • SF&ファンタジー作家賞
ブラッドベリー賞(ジェームズ・キャメロン)
最優秀特殊効果賞、最優秀音響賞
  • ゴールデン・スクリーン賞(ドイツ)
  • キネマ旬報ベストテン(日本)外国映画第8位、読者ベストテン第3位
  • 毎日映画コンクール(日本)外国映画賞

脚注[編集]

  1. ^ a b c Terminator 2: Judgment Day (1991)”. Box Office Mojo. 2010年1月4日閲覧。
  2. ^ 2009年5月30日放送『SmaSTATION!!』より
  3. ^ The New York Times: Behind in Race, Texas Senator Turns Terminator, 1993年5月20日。
  4. ^ H. Hill, Jane. “Mock Spanish: A Site For The Indexical Reproduction Of Racism In American English”. University of Arizona. 2007年4月28日閲覧。
  5. ^ ディレクターズカット版
  6. ^ ハイビジョンマスター版

外部リンク[編集]