佐々木勝彦

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ささき かつひこ
佐々木 勝彦
本名 佐々木 勝彦[1]
生年月日 (1944-12-24) 1944年12月24日(79歳)
出生地 日本の旗 日本東京都[1][2]杉並区[3]
身長 177 cm[4]
血液型 O型[5]
職業 俳優声優
ジャンル テレビドラマ映画吹き替えアニメ
活動期間 1960年代 -
著名な家族
事務所
主な作品
 
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2014年ぼくたちの家族
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佐々木 勝彦(ささき かつひこ[3][6]1944年昭和19年〉12月24日[1][2][3] - )は、日本の男性俳優声優

来歴[編集]

東京都[1][2]杉並区生まれ[3]法政大学[1]経営学部卒業[3]

大学在学中、たまたま父の運転手を務めることになり、撮影所に出入りしているうちに演劇への興味を抱く。大学卒業後、文学座の養成所へ入所[3]文学座研究所第8期[4]、ジャックプロダクション[7]、田中事務所を経て[1]、1988年に青年座映画放送に入団[8]。2020年からバイ・ザ・ウェイに所属[4]。声優業はフクダ&Co.に所属(業務提携)[4]

養成所を卒業後にドラマデビュー。そのドラマを見ていた藤本真澄からの誘いがあり、東宝の専属俳優制末期に入社。1971年誰のために愛するか』で映画デビュー[3]。当初は「小林桂樹の後を継ぐのはお前だ」とのことで三枚目で売り出されたが、1971年に専属制が廃止されると二枚目役が増えた[9]

1994年から声優業に進出。洋画や海外ドラマの吹き替えでは、リーアム・ニーソンロバート・デ・ニーロアレック・ボールドウィンマーティン・シーンウィリアム・ハートチョン・ドンファンなどを担当[10]

共演した京田尚子からは『三国志 Three Kingdoms』の日本語吹き替え版において司馬懿役を担当した際に「本当にお上手でした」と評された[11]

人物[編集]

祖父は佐々木孝丸[3]、父は千秋実[3][6](孝丸の娘婿)。宮本信子は再従妹(宮本の父が千秋と従兄弟)。

ゴジラシリーズに出演しており、特撮ファンに知られている1人。『ゴジラ対メガロ』公開前に東宝ゴジラ着ぐるみを着たことがあったという[9]。父も『ゴジラの逆襲』に出演しており、親子2代にわたりゴジラシリーズに出演を果たしている[6][注釈 1]

特技は[1][2]ギター[1][2]野球[2]。趣味は生け花[2]ゴルフ[2]水泳[1][2]

出演作品(俳優)[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

Vシネマ[編集]

出演作品(声優)[編集]

太字はメインキャラクター。

吹き替え[編集]

担当俳優[編集]

アレック・ボールドウィン
ウィリアム・ハート
エド・ハリス
サム・エリオット
J・T・ウォルシュ
チョン・ドンファン
デニス・ホッパー
ブルース・デイヴィソン
ベン・キングズレー
マーティン・シーン
リーアム・ニーソン
ロバート・デ・ニーロ

映画(吹き替え)[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

テレビアニメ[編集]

1996年
2003年
2004年
2006年
2009年
2013年
2014年
2015年

OVA[編集]

劇場アニメ[編集]

ゲーム[編集]

ラジオドラマ[編集]

ナレーション[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 祖父も『怪獣大戦争』に出演。
  2. ^ 通算7回ゲスト出演。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、84頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i 佐々木勝彦 - 日本タレント名鑑
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 東宝特撮映画全史 1983, p. 530, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  4. ^ a b c d 佐々木 勝彦”. フクダ&Co.. 2020年1月19日閲覧。
  5. ^ 佐々木勝彦 - J:COMオンデマンド for J:COM LINK”. linkvod.myjcom.jp. 2023年6月25日閲覧。
  6. ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, p. 120, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  7. ^ 『日本タレント名鑑'80』VIPタイムズ社、1979年、83頁。 
  8. ^ 佐々木 勝彦”. ザテレビジョン. KADOKAWA. 2020年1月19日閲覧。
  9. ^ a b DVD『ゴジラ対メガロ』のコメンタリーより。
  10. ^ 佐々木 勝彦 - 株式会社フクダ&Co.
  11. ^ 「声」を追求し、究める〈卒業生・京田尚子さん〉”. アオガクプラス (2021年10月15日). 2023年11月10日閲覧。
  12. ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 537, 「主要特撮作品配役リスト」
  13. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 221, 「『ゴジラVSビオランテ』作品解説/俳優名鑑」
  14. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 225, 「『ゴジラVSキングギドラ』作品解説/俳優名鑑」
  15. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 173, 「『血を吸う薔薇』作品解説/俳優名鑑」
  16. ^ ロックダウン”. ワーナー ブラザース ジャパン. 2021年5月17日閲覧。
  17. ^ 「アムステルダム」吹替版に高橋広樹、三石琴乃、田村真、佐々木勝彦、三上哲」『映画ナタリー』ナターシャ、2022年10月14日。2022年10月14日閲覧。
  18. ^ ヴァレリアン 千の惑星の救世主”. ふきカエル大作戦!! (2018年3月30日). 2018年4月23日閲覧。
  19. ^ 波瑠「GODZILLA」日本語吹き替え版声優でヒロインに!”. 映画ニュース. 映画.com (2014年6月25日). 2017年10月5日閲覧。
  20. ^ “ゴジラ キング・オブ・モンスターズ”. ふきカエル大作戦!!. (2019年6月3日). https://www.fukikaeru.com/?p=11931 2019年6月28日閲覧。 
  21. ^ コンタクト”. スターチャンネル. 2023年7月22日閲覧。
  22. ^ ザ・ディープ・ハウス”. インターフィルム公式サイト. 2023年3月21日閲覧。
  23. ^ ジャックと天空の巨人”. ふきカエル大作戦 (2013年3月15日). 2017年7月22日閲覧。
  24. ^ ダークナイト”. 日曜洋画劇場. 2016年7月21日閲覧。
  25. ^ 映画『トラウマ/鮮血の叫び 』《吹替版制作クラウドファンディング》メインキャスト役 声優決定!クラウドファンディングならでは──支援者が選んだ実力派声優が集結!”. 吹替キングダム (2023年11月6日). 2023年11月7日閲覧。
  26. ^ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 -日本語吹き替え版”. 吹替キングダム (2024年2月8日). 2024年2月9日閲覧。
  27. ^ モービウス”. ふきカエル大作戦!! (2022年4月1日). 2022年4月2日閲覧。
  28. ^ ドゥーム・パトロール”. U-NEXT. 2021年7月2日閲覧。
  29. ^ 登場人物”. ヘチ 王座への道. NHK. 2019年12月1日閲覧。
  30. ^ 石原史朗(編)「「暁のヨナ」アニメ最新ニュース!」『花とゆめ』2014年21号、白泉社、2014年10月4日、2頁。 
  31. ^ 映画『ククリレイジュ-三星堆伝奇-』公式サイト”. 2020年2月3日閲覧。
  32. ^ 『バイオハザード6 Special Package(スペシャルパッケージ)』“日本語ボイスパック”など収録DLCを紹介”. ファミ通.com. Gzブレイン. 2013年7月4日閲覧。
  33. ^ 『エルダー・スクロールズ・オンライン』日本語版キャストに藤原啓治さんや平川大輔さんを起用”. 電撃オンライン. アスキー・メディアワークス (2016年5月5日). 2016年5月5日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5 
  • 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。 
  • 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2 
  • 中村 深海/著『永遠の東宝映画俳優』佐々木勝彦インタビュー くまがい書房、2014年

外部リンク[編集]