ハリー・ポッターと謎のプリンス
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| ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince |
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』発売時にできた行列。アメリカ合衆国デラウェア州Borders storeにて。
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| 著者 | J・K・ローリング |
| 訳者 | 松岡佑子 |
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| 発行元 | |
| ジャンル | ファンタジー |
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| 前作 | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 |
| 次作 | ハリー・ポッターと死の秘宝 |
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(ハリー・ポッターとなぞのプリンス、原題: Harry Potter and the Half-Blood Prince)は、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが2005年に発表した、ファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの第6巻。
目次 |
[編集] ストーリー
ホグワーツ魔法魔術学校の6年生となった魔法使いハリー・ポッターが、史上最悪の魔法使いヴォルデモートとの対決に備え、ヴォルデモートの過去と弱点に迫る一年間を描く。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
その日、イギリス首相はコーネリウス・ファッジと5回目の面会をすることになった。首相に就任した最初の晩、顔合わせに来た魔法大臣ファッジは「魔法界で深刻な事態が発生しない限り、二度と会うことはない」と言い、そして二度と会わない予定だった。しかし現実には4回もファッジと顔を合わせており、しかも面会を重ねるたびにファッジはやつれ、魔法界の事態が深刻さを増していることが察せられた。首相は、ここ一週間で起こった不可解な事故や事件に頭を悩ませていたが、ファッジによると、それらの事件は全て魔法界を恐怖で支配した「名前を言ってはいけないあの人」の復活が原因と言う。その失態により魔法大臣職を失ったことをファッジは首相に告げ、新大臣ルーファス・スクリムジョールを紹介する。
同じ頃、ナルシッサ・マルフォイとその姉であるベラトリックス・レストレンジは、「スピナーズ・エンド」という場所でピーター・ペティグリューと一緒に住むセブルス・スネイプを訪れる。ナルシッサはスネイプに、ヴォルデモート卿から危険な使命を受けた息子ドラコを支援するよう頼み、その確約として魔法による決して破る事のできない誓約「破れぬ誓い」を結ぶ。
夏休み、ダーズリー家に帰省していたハリー・ポッターは、彼を迎えに来たアルバス・ダンブルドアから、シリウス・ブラックの遺産を相続したことを知らされる。その後、親友ロン・ウィーズリーの実家「隠れ穴」へ向かう途中、ダンブルドアとともに彼の同僚であるホラス・スラグホーンに面会したハリーは、引退したスラグホーンにホグワーツで再び教鞭を取るよう説得する。説得できたその後、ダンブルドアはこの一年間、自分の個人授業を受けてほしいとハリーに頼む。
「隠れ穴」ではビル・ウィーズリーと婚約したフラー・デラクールが夏を過ごしに来ていたが、それを好ましく思わないハーマイオニー・グレンジャーやジニー・ウィーズリーは彼女を陰で「ヌラー」と呼び侮辱していた。しかし、ロンはフラーが気になるのか、二人をたしなめていて、ハリー達は「隠れ穴」の中の境界線で楽しい日々を送っていた。だが、外の世界では続々と恐ろしい事件が起こり始めていた。
新学期の準備のため、ハリー、ハーマイオニー、ウィーズリー一家はダイアゴン横丁に向かうが、ロンの兄の、フレッドとジョージ・ウィーズリーの悪戯専門店、「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」以外はどこにも活気がなかった。「マダム・マルキン」の洋装店でハリー、ロン、ハーマイオニーは、ドラコと鉢合わせるが、マルフォイの挙動を怪しみ、後を追う。追跡に気づかず、「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」に入ったマルフォイは、オーナーのボージンを脅し何かの修理方法を聞きだすが、結局修理方法は不明のまま。
ハリーは、マルフォイが「マダム・マルキン」の店で左腕に触れられるのを嫌がったことを思い出し、「左肘に「闇の印」が刻印されているのでは?」と考え、彼が父親と同様に死喰い人ではないかと推測するが、ロンとハーマイオニーは、決定的な証拠もないのにマルフォイを疑おうとするハリーの言葉に聞く耳をもたない。躍起になったハリーはホグワーツ特急でマルフォイの正体を探ろうとするが、気づかれて怒った彼に石化されてしまう。そこをトンクスが見つけ、元に戻してもらった事で無事ホグワーツに入ることが出来た。
しかし実際にホグワーツで「闇の魔術に対する防衛術」を担当していたのはスネイプであり、スラグホーンは「魔法薬学」を教えることになっていた。ハリーが借りた魔法薬学の教科書には「『半純血のプリンス』の蔵書」と書かれており、魔法薬の事だけでなく彼が発明した闇の呪文が多く示されていた。蔵書の内容を参考にして行った事で、トップの成績を叩き出したハリーは、それから夢中になって蔵書の内容を研究し始める。
一方、ハリーはアルバス・ダンブルドアの元でヴォルデモートとの対決に備えるための「個人授業」を受ける。ヴォルデモート=トム・リドルの出生と生い立ち、何故彼が闇の魔術に手を染めるようになったかを探っていく。やがてハリーは、過去にヴォルデモートが作り出し、その不死の力を支えている「分霊箱」の存在と、全部で7つあるそれを破壊しなければならないことを知る。
6年次も終わりに近づいていたころ、ハリーはダンブルドアに伴われ、新たに発見した分霊箱の捜索に向かった。二人は辛うじて分霊箱を見つけ出すも、闇の罠と戦ったダンブルドアは著しく衰弱してしまう。ホグワーツ帰還を急ぐ二人が目にしたのは、天文台の塔に浮かぶ死喰い人の紋章だった。ドラコの手引きで侵入した死喰い人と騎士団が戦っている。天文台塔に降り立ったハリーとダンブルドアは包囲され、既に戦う力を失っていたダンブルドアはハリーをかばい、裏切ったセブルス・スネイプに殺害される。
ハリーは蔵書で覚えた闇の呪文でスネイプを攻撃するが、呪文は通じない所か、あっけなく倒されてしまう。何故ならば、蔵書を作成した「半純血のプリンス」の正体こそ、スネイプであったからである。スネイプはハリーを昏倒させ、ドラコ達と共に逃亡した。満身創痍のハリーはダンブルドアの遺体のそばに戻り、分霊箱の「銀のロケット」の蓋を開ける。だが、ロケットから出てきた「R・A・B」なる人物の書置きは、既に本当の分霊箱は破壊されたことを綴っていた。ダンブルドアは偽の分霊箱に命をすり減らしたのだった。
ダンブルドアの校葬が執り行われる中、ハリーは一つの決意を固めていた。来年は学校に戻らず、ただ一人で残りの分霊箱を探し出して破壊することを。親密となっていたジニー・ウィーズリーに別れを告げ、歩き出そうとするハリー。だがロンとハーマイオニーは彼を捕まえ、旅に同行する覚悟を伝えるのだった。
長く苦しい旅が、始まろうとしていた。
[編集] 人気
[編集] 映画
詳細は「ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)」を参照
[編集] その他
日本語版は2006年5月17日に発売された(出版元は、予約開始時には「ハリー・ポッターと混血のプリンス」という原題直訳の仮称をつけていた)。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 外部リンク
- J.K.ローリング 公式サイト
- ブルームズベリー社(英語)
- スコラスティック社(英語)
- 静山社
- 英国政府観光庁 - ハリー・ポッター映画ロケ地
- クエスト 秘宝を探せ(公式サイト)
- Harry Potter Wiki - ワーナー社認定Wiki
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