米津玄師

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米津玄師
基本情報
別名 ハチ
出生 1991年3月10日(23歳)
血液型 O型
出身地 日本の旗 日本 徳島県
ジャンル ロック
ポップス(J-POP)
職業 シンガーソングライター
ギタリスト
ボーカリスト
イラストレーター
コンポーザー
担当楽器 ボーカル
ギター
ベース
活動期間 2009年 -
レーベル BALLOOM
2012年 - )
ユニバーサルシグマ
2013年 - )
公式サイト http://reissuerecords.net/
著名使用楽器
フェンダー・テレキャスター

米津 玄師(よねづ けんし、1991年3月10日 - )は、日本のミュージシャンシンガーソングライターイラストレーター徳島県出身。O型。所属レーベルはユニバーサルシグマ。 別名義はハチ

来歴[編集]

徳島県生まれ。小学校5年生の時にインターネットを利用して、当時WEB上で流行っていたFLASHアニメーション(曲に手描きの動画を合わせたもの)を視聴した際に音楽に対する意識が変わる。その後、中学2年生の終わり頃からMTRを使用してオリジナル曲を製作する。「late rabbit edda」という名義でバンドを結成し、2008年には、10代限定ロックフェス第一回「閃光ライオット」に応募する[1]が、一次審査(デモテープ音源)を通過し、二次審査(スタジオ審査)で落選。また同閃光ライオットを企画するTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」を放送当初から聴いていて、ラジオの公式サイト内の掲示板にも書き込みをしていたという事実を明らかにしている[2]

その後は徳島県の高校を卒業し、大阪府にて美術系の専門学校に通いながらバンド活動を行う。この時はベースボーカル担当だった。パソコンの新調を機にDTMを始め、2008年より「ハチ」という名義で約30曲程度の本人歌唱のオリジナル曲を「ニコニコ動画」などに投稿したが、その後全て削除した。理由として「自分が影響を受けたものの色がものすごく濃く出ていた」「聴くと納得がいかないことが多くてすごく恥ずかしくなってきた」などを挙げている[3]

2009年5月より、初音ミクなどのVOCALOIDを用いて、再び「ニコニコ動画」へオリジナル楽曲の投稿を開始。後に、「マトリョシカ」「パンダヒーロー」等のミリオン再生を越えるヒット曲を数多く生み出し、サイト上での総再生数は2,000万回を超え、世界でも注目されるという群を抜いた実績を残す[4]。またこの時期に自身のブログ「電子帖八番街(当時の名称)」で「WebMoney Award 2009」の「enjoy. Award 2009 ダイヤモンド賞」を受賞[5]

2012年5月16日、 「BALLOOM[6]」より1stアルバム『diorama』をリリース。収録曲全てにおいて、自ら作詞作曲したものを自身の声で歌唱している。これは、VOCALOIDを用いた楽曲のクリエイター「ハチ」として成功した米津の「VOCALOIDを隠れ蓑にしたくない」という考えによるものである[4]

2013年

5月29日ユニバーサルシグマから1stシングル、『サンタマリア』を発売し、メジャーソロデビューした[7]。自身はメジャーで活動する必然性は感じていなかったというが、メジャーレーベルからのリリースを行ったのは、それまで自分一人で作品を作っていたことに対し「自分が作る音楽にちゃんと理解があって、同じ熱量で同じ方向を見てくれる人とモノを作るっていうのが一番正しい姿」という考えからで、たまたまそれに該当する人がメジャーにいたからである[7]

6月より、ROCKIN'ON JAPANにて『かいじゅうずかん』と題した架空のかいじゅうのイラストを描き、特性などを紹介するという連載を開始。

10月28日、2011年に投稿された「パンダヒーロー」以来、2年9ヶ月ぶりに「ニコニコ動画」及び「Youtube」へVOCALOIDを用いた楽曲『ドーナツホール』[1]を投稿した。同楽曲は打ち込みではなく生のバンドサウンドによるものである [8] 。10月現在、2ndシングルを発表し終えた段階でライブコンサート活動は一切行っていないが、「いずれやりたいなと思っている」という[2]

2014年

diorama』以来およそ2年ぶりとなる2ndアルバム『YANKEE』のリリースを発表。また、リリースを記念して初のワンマンライブの実施が決定。

音楽性[編集]

影響を受けたアーティストとしてBUMP OF CHICKENASIAN KUNG-FU GENERATIONを挙げていて、毎回新曲を聴ける時のワクワクが半端ではなかったと公言している[2]。また、歌詞の世界観に宮沢賢治三島由紀夫などを挙げている[9]。しかしその上で「やはり作曲においては他人と同じ事をしていてもしょうがない」というのは第一にあると言う。当時ハチ名義で曲を生み出していた時は、実際にドラムで叩こうとすると腕が2本では叩けないフレーズが入っている。これは意図的によるものではなく、本当のドラムがどの様であるか、ということを知らずにいた米津自身の知識の欠如によるものである。「そこからガチャガチャした色んな音を重ねた曲ができてもそれが従来のレコーディングでは行われないっていう認識もなかった」と公言している[10]

米津本人の楽曲に表れる独特のメロディーは、自分が快感を覚える部分が他人にとって独特である、つまり「自分の快感ポイントのお陰である」と語っている。その反面、王道と呼ばれるポップな曲のコード進行も気持ち良いと感じるので、自分の作品の中でも取り入れたいとも語っている[10]

作品[編集]

アルバム[編集]

タイトル 発売日 規格品番 レーベル 最高順位
1st diorama 2012年5月16日 EQHR-0001 BALLOOM 6位
2nd YANKEE 2014年4月23日 UMCK-9667(画集盤)
UMCK-9668(映像盤)
UMCK-1478(通常版)
ユニバーサルシグマ

シングル[編集]

タイトル 発売日 規格品番 レーベル 最高順位
1st サンタマリア 2013年5月29日 PDCS-5901(限定予約生産)
UMCK-9622(初回盤)
UMCK-5435(通常盤)
ユニバーサルシグマ 12位
2nd MAD HEAD LOVE / ポッピンアパシー 2013年10月23日 UMCK-9639(初回盤)
UMCK-5447(通常盤)
ユニバーサルシグマ 11位

復刻リイシュー[編集]

タイトル 発売日 規格品番 レーベル 最高順位
花束と水葬 2013年10月23日 DDCZ-1915 BounDEE by SSNW 70位
OFFICIAL ORANGE 2013年10月23日 DDCZ-1916 BounDEE by SSNW 72位

未発表曲[編集]

降る朝
2011年3月16日の自身のブログにて歌詞だけ公開されている(降る朝)。その後、2012年5月に発売した「diorama」のトラック1に「街」としてリメイクされて収録されている。
あなたは醜い
2012年8月29日、自身のSoundCloudアカウントで公開されたアコースティックギターによる弾き語りの一発録り。「あなたは醜い それでもあなたを 私は愛したい」というメッセージを歌い上げている[11]。現在は音源は削除されているが、歌詞のみ本人の公式ブログに残っている。(あなたは醜い)
drawing song
「あなたは醜い」同様、SoundCloudアカウントで公開された音源。現在は削除されている。

※この他にも、毎月恒例の本人によるUSTREAMの弾き語り生放送では定期的にアコースティックギター弾き語りによる未発表の新曲が披露される。

自主制作作品[編集]

ハチ名義。基本的にはボーカルパートはVOCALOIDによるもの。

CD[編集]

「ワンダーランドと羊の歌」(2010年7月19日
  • CD+DVDの二枚組。DVDにはPVが収録されていた。
  1. ワンダーランドと羊の歌
  2. 不感症信号機
  3. リンネ
花束と水葬」(2010年2月7日
  • 2013年10月23日に一般流通で再発売。
  1. Persona Alice (retake ver.)
  2. WORLD'S END UMBRELLA
  3. Mrs.Pumpkinの滑稽な夢 (retake ver.)
  4. バウムクーヘン
  5. clock lock works (retake ver.)
  6. Ghost Mansion
  7. Qualia (retake ver.)
  8. 恋人のランジェ (retake ver.)
  9. 花束と水葬
OFFICIAL ORANGE」(2010年11月14日
  • 2013年10月23日に一般流通で再発売。
  • トラック12のみハチ(米津)本人がボーカルを担当。
  1. パンダヒーロー
  2. 演劇テレプシコーラ (retake ver.)
  3. リンネ
  4. 神様と林檎飴
  5. 結んで開いて羅刹と骸 (retake ver.)
  6. 沙上の夢喰い少女 (retake ver.)
  7. 病棟305号室
  8. 眩暈電話
  9. マトリョシカ
  10. 白痴
  11. ワンダーランドと羊の歌
  12. 遊園市街

DVD[編集]

「南方研究所映像集001[ageing nook]」(2010年5月9日
  • 南方研究所による映像集。
  • PV映像の他に楽曲解説なども収録されている。
  1. clock lock works
  2. WORLD'S END UMBRELLA
  3. 沙上の夢喰い少女
  4. Persona Alice(short ver.)

楽曲提供・参加作品[編集]

CD[編集]

  • 『EXIT TUNES PRESENTS Supernova』(EXIT TUNES、2009年12月2日発売)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「clock lock works」を提供。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS Vocalolegend feat. 初音ミク』(EXIT TUNES、2010年1月20日発売)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「結ンデ開イテ羅刹ト骸」を提供。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS Supernova 3』(EXIT TUNES、2010年7月7日発売)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「リンネ」を提供。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS Vocaloanthems feat. 初音ミク』(EXIT TUNES、2010年9月15日発売)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「ワンダーランドと羊の歌」を提供。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat. 初音ミク』(EXIT TUNES、2011年1月19日)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「マトリョシカ」を提供。
  • 『Letters to U』(アニプレックス、2011年4月20日)
    • LiSA」による1stミニアルバム。トラック4「エスケープゲーム」の作曲を担当。
  • 『VOCALOID BEST from ニコニコ動画(あお)』(ドワンゴ・ミュージックダイレクト、2011年6月22日発売)
    • ボーカロイドベストアルバム。「マトリョシカ」を提供。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonation feat. 初音ミク』(EXIT TUNES、2011年7月6日発売)
    • ネットで人気のミュージシャンの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。「リンネ」を提供。
  • 『初音ミク -Project DIVA- extend Complete Collection』(ソニー・ミュージックダイレクト、2011年11月9日発売)
    • PSP用ソフト『初音ミク-Project DIVA- extend』の収録曲を収録したコンピレーション・アルバム。「結ンデ開イテ羅刹ト骸」を提供。
  • 『初音ミク 5thバースデーベスト 〜impacts〜』(BinaryMixx Records、2012年8月1日発売)
    • VOCALOID『初音ミク』の生誕5周年を記念したベストアルバム。「マトリョシカ」を提供。
  • 『GUMI ROCK』(dmARTS、2012年9月26日発売)
    • GUMIのロックチューンをコンパイルしたコンセプチュアルなアルバム。「パンダヒーロー」を提供。
  • 『みんなみくみくにしてあげる♪~Heartsnative2~』(ジェネオン・ユニバーサル、2012年11月7日発売)
    • Heartsnative続編。「マトリョシカ」を提供。
  • 『初音ミク -Project DIVA- F Complete Collection』(ソニー・ミュージックダイレクト、2013年3月6日発売)
    • PS Vita用ソフト『初音ミク-Project DIVA- f』及びPS3用ソフト『初音ミク-Project DIVA- F』の収録曲を収録したコンピレーション・アルバム。「WORLD'S END UMBRELLA -Game Version-」を提供。
  • 『secret base 〜君がくれたもの〜 12 years after special package』(アニプレックス、2013年8月28日)
  • 『balloom BEST』(balloom、2013年9月25日)
    • balloomレーベルに所属する全アーティストの代表曲を収録。「ゴーゴー幽霊船」「駄菓子屋商売」「乾涸びたバスひとつ」を提供。
  • 『ボーカロイド超ベスト-memories-』(due、2013年10月2日発売)
    • 2011年〜2013年を中心にした VOCALOID のヒットソングを網羅したベストアルバム。「パンダヒーロー」を提供。
  • 『ボーカロイド超ベスト-impacts-』(due、2013年10月2日発売)
    • 2011年〜2013年を中心にした VOCALOID のヒットソングを網羅したベストアルバム。「結ンデ開イテ羅刹ト骸-retake ver.-」を提供。

DVD[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 「特集 ボーカロイドが変えた音楽の「リアル」!! 現在進行形のポップミュージック革命に迫る!」、『MUSICA Vol.67 2012年11月号』2012年11月号、Fact、2012年11月15日、 28-37頁。
  2. ^ a b c School Of Lock! 出演時のインタビュー”. WebMoney Corporation. 2013年10月30日閲覧。
  3. ^ “若手ボカロP・ハチさんのインタビューを掲載! プレゼントも”. 電撃オンライン (アスキー・メディアワークス). (2010年1月21日). http://dengekionline.com/elem/000/000/229/229821/index-2.html 2012年7月10日閲覧。 
  4. ^ a b “ハチ=米津玄師、1stアルバム「diorama」発表”. ナタリー (ナターシャ). (2012年4月27日). http://natalie.mu/music/news/68569 2012年7月8日閲覧。 
  5. ^ 電子帖八番街 WebMoney Award 2009”. WebMoney Corporation. 2013年10月28日閲覧。
  6. ^ “「ニコ動」人気クリエイター8組が音楽レーベル設立!”. オリコンスタイル (オリコン). (2011年3月4日). http://www.oricon.co.jp/news/music/85426/full/ 2012年7月10日閲覧。 
  7. ^ a b “米津玄師「サンタマリア」インタビュー”. ナタリー (ナターシャ): p. 2. (2013年5月24日). http://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi02/page/2 2013年6月9日閲覧。 
  8. ^ “米津玄師、2年9カ月ぶり「ハチ」名義でボカロ楽曲公開”. ナタリー (ナターシャ): p. 1. (2013年10月28日). http://natalie.mu/music/news/102376 2013年10月30日閲覧。 
  9. ^ “米津玄師1stアルバム「diorama」インタビュー”. ナターシャ. (2012年5月16日). http://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi/page/2 2012年9月18日閲覧。 
  10. ^ a b ナタリー -【Power Push】 米津玄師「MAD HEAD LOVE / ポッピンアパシー」インタビュー(2/3)”. natalie. 2013年10月18日閲覧。
  11. ^ 米津玄師、新曲「あなたは醜い」をSoundCloudで公開”. natalie. 2013年8月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]