上原ひろみ

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上原ひろみ
スイスティチーノ州メンドリージオ(2007年6月30日)}
基本情報
別名 Hiromi
出生 1979年3月26日(35歳)
日本の旗 日本 静岡県浜松市
学歴 静岡県立浜松北高等学校バークリー音楽大学
ジャンル ジャズ
職業 ピアニストキーボーディスト
担当楽器 ピアノキーボード
活動期間 1986年 -
レーベル テラークユニバーサル
事務所 Ellora Management
共同作業者 HIROMI'S SONICBLOOM
公式サイト HiromiUehara.com
HiromiMusic.com

フランク・ザッパ
バッハ
オスカー・ピーターソン
Ahmad Jamal
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
ドリーム・シアター
キング・クリムゾン
カール・ルイス
マイケル・ジョーダン

上原 ひろみ(うえはら ひろみ、Hiromi Uehara、1979年3月26日 - )とは、ジャズピアニスト静岡県浜松市出身でアメリカ合衆国在住。米国など海外ではHiromiという名前で通している。2007年平成19年)9月1日デザイナー三原康裕と結婚。

人物[編集]

来歴[編集]

生い立ち[編集]

  • 1979年、静岡県浜松市に生まれる。
  • 1985年、6歳でピアノを始める。ヤマハ音楽教室では、ピアノとともに作曲も学ぶ。また、15歳以下の子供たちが参加する、ヤマハ音楽教室主催の「ジュニアオリジナルコンサート」(ヤマハでは、JOC と略称する)に何度も参加した。
  • 1987年、8歳の時、ピアノの教師宅でジャズのレコードを発見。以降ジャズへの傾倒が始まる。その後もジャズ好きの教師たちに恵まれ、周りの影響で小学校時代からすでに、オスカー・ピーターソンエロル・ガーナーに熱中する時代を送り、当時からインプロヴィゼーションをこなす。校内の音楽会で発表するため、人気アニメの主題曲「おどるポンポコリン」を独自に編曲。楽器パートの譜面作りもすべて一人で行い、周囲を驚かせた。
  • 1993年、14歳の時にチェコに行く機会があり、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演する機会をもつ。
  • 1994年、NHK趣味百科「ピアノで名曲を」に生徒として出演。シューマンの「幻想小曲集作品12 (シューマン)」から「飛翔」「なぜに」を演奏した。
  • 1995年静岡県立浜松北高等学校に入学。在学中は、ロックにものめり込んだ。
  • 12月、16歳の時、上京したおりにたまたまヤマハで来日公演のためのリハーサルを行っていたチック・コリアと出会い、彼にうながされて目の前でピアノを弾いた。彼女の技術に感銘を受けたチックも加わり、その場で即興での共演となった。彼女の卓越したピアノの才能を見抜いたチックは来日公演の最終日に彼女をステージに上げ、今度は観客の前で共演を果たす。その後、チックの見立て通り、見事に音楽的才能を開花させた彼女は、国内外のコンサートに出演するかたわら、日産自動車花王などのコマーシャル・ソングを作曲。
  • 1997年 ミシシッピー州知事からの招聘を受けたヤマハが、現地のサリアマラ国際芸術財団とヤマハ・アメリカ共催で開催したチャリティ(インターナショナル)ジュニアオリジナルコンサート(JOC)に米国の子ども8名とともに特別ゲストとして参加。このコンサートは全米三大ネットワークでテレビ放映された。
  • 1999年、20歳のとき、長年付き合いのあるヤマハの音楽支援制度で留学奨学支援(奨学金)を得たのを機に、マサチューセッツ州ボストン市にあるバークリー音楽大学への留学を決意。20歳で法政大学法学部を中退し、渡米する。留学の主要な目的はピアノ修行ではなく、作編曲技術の習得であったので、作編曲科に入学した。

デビュー[編集]

  • 2003年4月22日、バークリー卒業を目前にして米国のジャズの名門、テラーク・レコードと契約。デビュー・アルバム"Another Mind"(日本盤『アナザー・マインド』)をリリースし、世界デビュー。アーマッド・ジャマルと、その友人バークリー音楽院の指導者でジャズ・ベーシストのリチャード・エヴァンスによる共同製作作品として結実することになる。上原はデビューアルバムで、たった3人編成のピアノ・トリオで、どこまで音楽を拡張できるかを課題として追究した。その後、全米各地のジャズフェスティバルに出演。
  • 5月3日、第8回ケネディ・センター・メアリー・ルー・ウィリアム・ウィミン・イン・ジャズ・フェスティヴァル(Eighth Annual Kennedy Center Mary Lou Williams Women in Jazz Festival)にトリオで出演、そこでの演奏は「ロック、ファンク、ジャズ、パンクと音の力を究めた」と評価された。
  • 5月11日バークリー音楽大学を首席で卒業(小曽根真に次ぐ快挙)。
  • 6月25日 ユニヴァーサルより日本盤『アナザー・マインド』リリースし、国内で正式デビュー。
  • 10月19日 毎日放送製作のテレビ特集番組「情熱大陸」に出演し、ボストン在住の上原を密着取材した場面やニューヨークやヨーロッパツアーに同行取材して撮影したライヴ映像などが全国配信される。
  • 12月13日 - キリンのテレビCMに登場。

2004年[編集]

  • 3月10日、第18回日本ゴールドディスク大賞(主催日本レコード協会)で『アナザー・マインド』がジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。
  • 4月21日、セカンド・アルバム『Brain』をリリース。同アルバムはアメリカで『サラウンド・ミュージック・アワード<ニュースター賞>』を受賞。

2005年[編集]

  • 活動の拠点をボストンからニューヨークに移す。
  • 10月19日、サード・アルバム『スパイラル』をリリース。同アルバムは『ジャズディスク大賞 日本ジャズ賞』を受賞。

2006年[編集]

2007年[編集]

  • 2月21日、4作目のアルバム『Time Control』リリース。前作のトリオにDave Fiuczynski (g) を迎えて“Hiromi's Sonicbloom”というプロジェクトを結成。発売に際してタワーレコード渋谷店でインストアライブ、原宿で番組収録イベントを行う。
  • 平成18年度(第57回)芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)に選出される。
  • 世界最大のフェスティバル、英国「グラストンベリー・フェスティバル」に出演。
  • 11月公開の映画『オリヲン座からの招待状』(浅田次郎原作、宮沢りえ主演)にメインテーマ曲「PLACE TO BE」を提供。また、劇中音楽を手がけた作曲家村松崇継はヤマハ音楽教室時代の同窓生。プロになって約11年ぶりに再会を果たした。
  • 9月1日 デザイナーの三原康裕と結婚。

2008年[編集]

  • 1月30日、チック・コリアとのアルバム「Duet:」をリリース。
  • 5月28日、アルバム『Beyond Standard』リリース。
  • 6月27日放送のフジテレビ僕らの音楽』で絢香と競演。
  • 12月30日、「第50回日本レコード大賞優秀アルバム賞」を受賞。

2009年[編集]

2010年[編集]

  • 1月26日、ソロ・ピアノ作品「Place to Be」をリリース(日本国内は2009年発売)し、アメリカのアマゾンのジャズチャートで1位を記録。
  • スタンリー・クラーク・トリオとして北米、日本をツアー。
  • 6月2日、「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI」を発売。

2011年[編集]

  • 日本時間2月14日(現地時間13日)に行われた「第53回グラミー賞」で、バンドのメンバーとして自身も参加したアルバム「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI」が第53回グラミー賞「Best Contemporary Jazz Album」(ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム)を受賞した。

2012年[編集]

  • 4月1日、ニューヨークの国連総会議場で行われたユネスコ主催の「第一回インターナショナル・ジャズ・デー」に参加。
  • 7月27日、Fuji Rock FestivalのOrange CourtにHIROMI THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson &Simon Phillipsとして出場
  • 9月、「上原ひろみ Feat.Anthony Jackson&Simon Phillips」として「MOVE」(アルバム)をリリース。

2013年[編集]

  • 3月『MOVE』の全米発売に合わせ、アメリカで最も権威のあるジャズ専門誌「ダウンビート」4月号の表紙に登場。(日本人アーティストとしては、秋吉敏子以来33年ぶり2人目)
  • 4月、日本人アーティストでは唯一となるニューヨーク・ブルーノートでの9年連続6日間公演を成功させた。
  • 8月、国立新美術館で開催された「アメリカン・ポップ・アート展」の公式テーマ曲を手掛ける

2014年[編集]

  • 5月、「上原ひろみ Feat.Anthony Jackson&Simon Phillips」のザ・トリオ・プロジェクトとして3作目となるアルバム『ALIVE』をリリース


コンサート(パフォーマンス)[編集]

日付 場所 タイトル・内容
2000年8月25日 東京神田・東京TUC 上原ひろみ ピアノライブ THIS IS ME
2003年5月3日 ケネディ・センター 第8回ケネディ・センター・メアリー・ルー・ウィリアム・ウィミン・イン・ジャズ・フェスティヴァル(Eighth Annual Kennedy Center Mary Lou Williams Women in Jazz Festival)にトリオで出演
2003年6月11日 静岡・浜松アクトシティ21 全米デビュー後の日本初ライブ
2003年6月12日 東京渋谷・JZ Brat Sound of Tokyo
2003年9月30日 ニューヨークジャズ・スタンダード
2003年10月10日 ドイツ、バードランド
2003年11月23日 名古屋・ブルーノート 国内デビュー後の日本四大都市凱旋公演
2003年11月25日 - 26日 福岡・ブルーノート 国内デビュー後の日本四大都市凱旋公演
2003年11月27日 - 28日 東京渋谷・JZ Brat Sound of Tokyo 国内デビュー後の日本四大都市凱旋公演
2003年12月1日 - 2日 大阪・ブルーノート(ジャズ・クラブ)(各日2ステージ) 国内デビュー後の日本四大都市凱旋公演
2004年9月18日 東京JAZZ
2004年10月11月 日本公演(東京札幌大阪名古屋福岡横浜
2005年1月 ブルーノートニューヨーク
2005年7月31日 フジ・ロック・フェスティバル
2005年11月 - 12月 日本公演。8都市14公演。(福岡大阪仙台横浜静岡名古屋新潟東京
2006年1月 ブルーノート(ニューヨーク
2006年9月 東京JAZZチック・コリアと共演。
2006年12月8日 昭和女子大学人見記念講堂 矢野顕子とのジョイントライブ
2006年12月11日 - 12月29日 日本(東京名古屋浜松西宮)、タイシンガポールインドネシア アジアツアー
2007年4月 ブルーノート(ニューヨーク 3年連続公演
2007年7月29日 フジ・ロック・フェスティバル'07
2007年7月31日 SUMMER LIVE IN KOUCHI(単独公演)
2007年8月4日 情熱大陸スペシャルライブ大阪公演
2007年8月5日 SAPPORO CITY JAZZ
2007年9月 ブルーノート東京 チック・コリアとのピアノ・デュオでのライブ
2008年4月30日 日本武道館 チック・コリアとのピアノ・デュオ

その他多数

テレビ出演[編集]

ディスコグラフィー[編集]

  • 2003年4月22日 Another Mind, Telarc CD-83558(米国)
    • 2002年9月録音 パーソネル Hiromi Uehara (p)・Mitch Cohn (b)・Dave DiCenso (ds)・ゲストAnthony Jackson (b)・Jim Odgren (as)・Dave Fiuczynski (g)
  • 2003年6月25日アナザー・マインド』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック(Telarcレーベル、以下同じ)UCCT-1077
  • 2004年4月21日ブレイン』ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1090
    • 2003年12月録音 パーソネル Hiromi Uehara (p)・Anthony Jackson (b)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)
    • 米国版は2004年5月25日に発売。
  • 2005年10月19日スパイラル』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1145
    • 2005年5月録音 パーソネル Hiromi Uehara (p)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)
    • 初回版はライブ映像のDVD付として発売。2006年11月22日にはツアー・エディション (UCCT-2004) として別内容のライブ映像のDVD付として発売。いずれも限定版。
    • 米国版は2006年1月17日に発売。
  • 2007年2月21日 『タイム・コントロール』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1181
    • 2006年10月録音 パーソネル Hiromi Uehara (p)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)・David Fiuczynski (g)
    • 前作のトリオにDavid Fiuczynski (g)を迎え、Hiromi's Sonicbloom というユニットで録音。
    • 米国版は2007年3月27日に発売。
  • 2008年1月30日 『デュエット』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック B000YY66ZU
  • 2008年5月28日 『ビヨンド・スタンダード』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1197
    • 2008年1月録音 パーソネル Hiromi Uehara (p)・Tony Grey (b)・Martin Valihora (ds)・David Fiuczynski (g)
    • 初回限定版DVD付き
  • 2009年2月25日 関西テレビ開局50周年記念ドラマ『トライアングル』 サントラ BMG JAPAN
    • 國田大輔 (g)、田中 晋吾 (b)、坂東慧 (ds)
  • 2009年9月5日プレイス・トゥ・ビー』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1218[3]
    • 初のソロアルバム。日本盤にはボーナス・トラックとして矢野顕子参加の「グリーン・ティー・ファーム」が収録されている。
  • 2011年3月16日 『ヴォイス』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-9015(CD + DVD 初回生産限定盤)、UCCT-1227(通常盤)[4]
    • 上原ひろみ THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson & Simon Phillips名義
    • パーソネル Hiromi (p)・Simon Phillps (ds)・Anthony Jackson (b)
  • 2011年11月23日Get Together 〜LIVE IN TOKYO〜』 ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-9022(CD + DVD 初回生産限定盤)、UCCT-1233(通常盤)
    • 矢野顕子×上原ひろみ名義
    • パーソネル 矢野顕子 (vo, p)・上原ひろみ (p)
    • 初回限定版DVD付き
  • 2012年9月5日 『MOVE』(SHM-CD仕様)ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1240
    • 同日、「初回限定SHM-CD+DVD盤 (UCCT-9027)」、「SA-CD SHM仕様盤 (UCGT-9001)」発売
    • パーソネル:上原ひろみ:piano, keyboards / アンソニー・ジャクソン:contrabass guitar / サイモン・フィリップス:drums
  • 2014年5月21日 『ALIVE』(SHM-CD仕様)ユニバーサル・ミュージック・クラシック UCCT-1244
    • 同日、「初回限定SHM-CD+DVD盤 (UCCT-9029)」、「プラチナSHM (UCCT-40001)」発売
    • パーソネル:上原ひろみ:piano, keyboards / アンソニー・ジャクソン:contrabass guitar / サイモン・フィリップス:drums


文献[編集]

  • 2005年10月 - 神舘和典(文)、白土恭子(写真) 『上原ひろみ サマーレインの彼方』 幻冬舎ISBN 4344010566
  • 2009年10月 - 同上 増補版 幻冬舎文庫

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外部リンク[編集]

公式サイト[編集]

オンライン記事[編集]