大橋トリオ
| 大橋トリオ | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出生名 | 大橋好規 |
| 出生 | 1978年7月12日(34歳) |
| 学歴 | 洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースピアノ科卒 |
| 出身地 | |
| ジャンル | J-POP・映画音楽 |
| 職業 | 歌手・音楽家・ナレーター |
| 担当楽器 | ピアノ・ギター・ベース・ドラム・マンドリン・三線・ハーモニカ等 |
| 活動期間 | 2003年 - |
| レーベル | Patch Works Label(2006年 - 2008年) rhythm zone(2009年 - ) |
| 事務所 | ディケイド |
| 公式サイト | [1] |
大橋トリオ(おおはしトリオ、1978年7月12日 - )は、日本の男性歌手・音楽家。本名は大橋好規(おおはし よしのり)。千葉県出身。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースピアノ科卒。所属レーベルはrhythm zone、所属事務所はディケイド。
目次 |
概要 [編集]
2003年、本名の大橋好規名義で音楽家として活動を開始。作曲家や音楽プロデューサー、ナレーター等活動の幅を広げる。2007年より大橋トリオ名義で歌手としても活動を開始し、2009年にエイベックスよりメジャーデビュー。
大橋トリオとは、名前通りトリオ編成という訳ではなく、大橋自身のソロユニット名であり、歌手としてアーティスト活動を行う際に用いる[1]。名前については、ジャズのグループ名によく見られる「○○トリオ」という感覚が気に入ったこと[2]と、1人なのにトリオというキャッチーさを狙ったこと[2]に由来する。また「何となく面白そうだから」[3]とも語っている。
来歴 [編集]
音楽を始めるきっかけとなったのは、父親が音楽関係の仕事に就いていた[2]影響で、幼少の頃より様々な楽器に触れていたことである。3歳の時にピアノを習い始めた[4]のを機に、ローズピアノやガットギター等にも触れ[5]、13歳の時にはドラムを始めた[5]。16歳になるとロックに傾倒し、エレキベース、エレキギター、アコースティックギターをバンド等で演奏し始める[5]。この頃はヘヴィメタルやハードロックを好んで聴くようになり、グリーン・デイや当時の流行歌等を聴いていた[2]が、父親の持っていたジャズのレコードを聴き漁っているうちにジャズに傾倒するようになる[5]。この当時、オスカー・ピーターソンのアルバム『We Get Request』や、父親の仕事の関係で偶然知り合った吉川忠英に多分に影響を受ける[2]。
高校卒業後は洗足学園音楽大学へ進学する[5]。大学進学に関しては、幼少期から映画音楽を作る作曲家を志望し、作曲家になるためにはジャズを勉強した方がいいと考えていたためである[2]。大学ではジャズピアノを専攻。山下洋輔、中村誠一、今泉正明に師事し[6]、音楽理論や演奏技術を学ぶかたわら、様々なジャンルの音楽を聴くようになり、在学中に作曲を始める[5]。初めて作曲をしたのは19歳頃で、当時はパソコンの打ち込みでインストゥルメンタルの曲を制作していた[7]。
大学卒業後の2003年、大橋好規名義で、映画『この世の外へ クラブ進駐軍』にミュージシャン役で出演[2]し、ピアノ演奏および編曲を担当する[6]。その際、俳優の村上淳へピアノの演奏指導を行った[2]ことがきっかけとなり、その後数々の映画音楽やCM・CF音楽を担当するようになる。
2004年には、半野喜弘のアルバム『Lido』の発売を記念したコンサート『Yoshihiro Hanno Concert "Lido"』に、Lido Ensembleのピアノおよびキーボード担当として参加[5]。この頃より他アーティストとの共演を行うようになり、2005年にはTammyのミニアルバム『ギターとラブレター』で初めて音楽プロデューサーを務める。
2006年、映画『colors』のサウンドトラック『colors original soundtrack』を発表。大橋好規としては初の作品発表となる。2007年には、大橋トリオとしての初のアルバム『PRETAPORTER』を発表。関西のFMラジオ局やCDショップを中心に話題となり[1]、9,000枚を超える売上を記録する[5]。以降、大橋好規として計3枚、大橋トリオとして計2枚のアルバムを発表。その他、ナレーターとしても、CMやアーティストの作品のTVスポット等で活動を行う。
2009年、iTunes Storeが発表する『iTunes JAPAN SOUND OF 2009』において、2009年最も活躍が期待できる新人のうちの1組として選出[8]。全国のCDショップ店員の投票によって選出される『第1回CDショップ大賞』では、2008年発表の2枚目のアルバム『THIS IS MUSIC』が準大賞を受賞した[9]。『第1回CDショップ大賞』受賞の翌日には、ミニアルバム『A BIRD』でメジャーデビューした。
音楽性 [編集]
作曲や編曲の他、ほぼ全ての演奏は大橋自身が行うが、作詞だけは作詞家に依頼している[10]。作詞は、日本語詞はmicca、英語詞はJoshua Katrisという人物が、それぞれ担当している。イメージが固まっている場合は作詞家にその旨を伝えるが、よほどのことがない限りは完全に分担作業の制作工程を取っている[10]。歌唱に関してはマイケル・フランクスに似ていると評価されることもある[11]。
音楽性は幅広く、ジャズ、ポップス、ソウル、フォーク、ロック、AOR等、様々なジャンルの音楽を採り入れ、融合を図っている[5]。アルバム『THIS IS MUSIC』では、エレクトロニカやヒップホップの要素も採り入れている[5]。
著名人との関連 [編集]
著名人の中で、俳優の村上淳とは関わりが深い。同じ事務所に所属し、映画共演を機に親交があり、大橋に歌うことを勧めたのも村上である[12]。村上は作品制作にも携わることも多く、これまでにアルバム『PRETAPORTER』『THIS IS MUSIC』のジャケットのアートワークデザイン担当、アルバム『PRETAPORTER』購入者応募特典のTシャツのデザイン担当、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」コラボレーションTシャツのロゴイラスト提供[13]等を行っている。アルバム『THIS IS MUSIC』のタイトルは村上考案によって付けられた[4]。ライブに参加することもあり、メジャーデビュー後初のツアー『A BIRD TOUR 2009』ではMURA-JUN名義でDJ出演する[14]他、2009年5月2日にテレビ朝日にて放送された『VERSUS -iTunes Japan Sound of 2009-』のスタジオライブではギター演奏で参加した[3]。作品や楽曲も高く評価しており、「好きな人へのギフトとして大橋トリオのCD」とコメントしている[12]。また、村上自身がDJとして活動する際、大橋の楽曲をヘビープレイしたことにより服飾関係者や映像関係者の間で話題を呼んだ[15][16]。
映像作家であり映画監督の柿本ケンサクの作品に音楽制作で携わった縁故により、PV監督やビジュアルワークは全てインディーズ時代から柿本が務めている。なお、「DEAREST MAN」「Happy Trail」「贈る言葉」の各PVには村上も出演している。
その他、俳優の瑛太は「大橋さんの音楽に救われてきた」[12]と語っており、映画監督の廣木隆一は曲を聴いた感想を「自分だけのハッピーな映画を観た時の感じに似ている」[12]と評価している。
ディスコグラフィー [編集]
大橋トリオ名義 [編集]
アルバム [編集]
| 枚 | 発売日 | タイトル |
|---|---|---|
| インディーズ1st | 2007年12月5日 | PRETAPORTER |
| インディーズ2nd | 2008年11月5日 | THIS IS MUSIC |
| メジャー1stミニ | 2009年5月13日 | A BIRD |
| メジャー1stフル | 2009年11月11日 | I Got Rhythm? |
| カバー1st | 2010年3月10日 | FAKE BOOK |
| メジャー2ndフル | 2010年11月17日 | NEWOLD |
| カバー2nd | 2011年3月16日 | FAKE BOOK II |
| メジャー3rd&4thフル | 2011年12月7日 | L、R[17] |
| カバー3rd | 2012年3月21日 | FAKE BOOK III |
| メジャー5thフル | 2012年9月19日 | White |
配信限定シングル [編集]
いずれもiTunes Store限定での配信となる。
- はだかの王様(2009年3月4日)
- テレビ朝日系『ビートたけしのTVタックル』エンディングテーマ
- Shine(2009年4月22日)
- A BIRD(2009年4月29日)
- 僕と月のワルツ(2009年9月23日)
- フジテレビショートドラマ『恋時雨』「カナブンはいない」主題歌
- 贈る言葉(2010年2月24日)
- HONEY(2010年11月3日)
参加作品 [編集]
- ジブリ meets Bossa Nova(2009年5月13日)
- 「風の谷のナウシカ」カバー収録
- NO MUSIC, NO LIFE. SONGS(2010年1月27日)
- 「真夜中のメリーゴーランド 〜NO MUSIC, NO LIFE〜」(大橋トリオ×手嶌葵名義)収録
- ディズニー・ロックス!!(2010年3月3日)
- 「Winnie the Pooh」カバー収録
- Happy Holidays! 〜CITY POPS COVERS〜(2011年12月14日)
- 「突然の贈り物」カバー収録
大橋好規名義 [編集]
アルバム [編集]
- borderless(2008年11月5日)
サウンドトラック [編集]
- colors original soundtrack(2006年7月7日)
- 「colors (featuring ohashiTrio)」:映画『colors』主題歌
- BAUMKUCHEN Original Soundtrack(2007年9月29日)
- 「BAUMKUCHEN featuring ohashiTrio」:映画『BAUMKUCHEN』挿入歌
- 余命1ヶ月の花嫁 オリジナル・サウンドトラック(2009年4月29日)
プロデュース作品 [編集]
- Tammy『ギターとラブレター』(2005年6月22日)
- 編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- Nagi「Juradira」(2005年11月16日)
- 作曲・編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- 山本ヒロシとザ・パロッツ『アルバムナンバーワン』(2006年7月7日)
- 音楽プロデュース担当
- 木村竜蔵「愛しい人よ」(2006年10月25日)
- 編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- 中澤優子「ジェニーはご機嫌ななめ」(2006年12月16日)
- 編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- 木村竜蔵「丘を越えて」(2007年3月7日)
- 編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- 小泉今日子『Nice Middle』(2008年11月26日)
- 「恋する男」「あなたと逃避行」作曲・編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- 信近エリ『hands』(2009年6月3日)
- 「DEEP BLUE」作詞・作曲・編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- カコイミク『DIGIDIGI LALA』(2009年7月8日)
- 音楽プロデュース担当
- 持田香織「静かな夜/weather」(2009年7月29日)
- 「静かな夜」編曲・音楽プロデュース・演奏担当
- 持田香織「manu a manu」(2012年8月1日)
- 「HAJIMARI」編曲・音楽プロデュース・演奏担当
参加作品 [編集]
- bonobos「Standing There 〜いま、そこに行くよ〜」(2006年11月1日)
- コーラス参加
- 布袋寅泰「ALL TIME SUPER GUEST」 (2011年8月17日)
- ラストシーン
音楽担当 [編集]
映画 [編集]
- 乾いた花(2004年)
- ファミリーレストラン(2004年)
- 繋いだ手(2004年)
- アップルパイの午後(2005年)
- BUNNYBOY(2005年)
- トワイライトファイル「幻」(2005年)
- スリーピングフラワー(2005年)
- colors(2005年)
- TOKYO BANDITS!!!!(2006年)
- バリガー(2006年)
- BAUMKUCHEN(2007年)
- 星屑夜曲(2007年)
- 病葉流れて(2007年)
- ジャージの二人(2008年)
- 余命1ヶ月の花嫁(2009年)
- 雷桜(2010年)
DVD [編集]
- BLESS(2004年)
テレビ番組 [編集]
- TOKYO NIGHT STYLE(2006年、GyaO)
- HITS ON THE LAN(2006年、GyaO)
- colors2007(2007年、MUSIC ON! TV)
- 藤原紀香 ローマの風 〜古都が伝えた未来〜(2007年、WOWOW)
- かりゆし先生ちばる!(2009年、テレビ東京)
- ハングリー! (2012年、フジテレビ)
CM・CF [編集]
- バンタン(2004年)
- 東芝ボーダフォン『803T』(2005年)
- cocoti渋谷(2006年)
- 東芝『gigabeat』「gigabeat×FUJI ROCK FESTIVAL 2006」篇(2006年)
- スズキ『BURGMAN』(2007年)
- 花王『スタイルフィット』(2008年)
- 花王『ブローネ泡カラー』(2008年 - 2009年)
- 積水ハウス『エバールーフ』(2009年)
- キリン・ディアジオ『スミノフ・スミノフアイス』(2011年)
- トヨタ『ラクティス』(2011年)
出演 [編集]
映画 [編集]
- この世の外へ クラブ進駐軍(2003年、ミュージシャン役)
CM・CFナレーション [編集]
- 大塚食品『銀座ろくさん亭』(2007年)
- 公共広告機構(現:ACジャパン)「まぜるな、資源。」篇(2007年)
- Metis シングル「花鳥風月」(2007年)
- Metis アルバム『ONE LOVE』(2007年)
- 大塚製薬『ポカリスエット』「サボテン」篇(2010年)
テレビ番組 [編集]
ラジオ番組 [編集]
出典 [編集]
- ^ a b “たった一人の「大橋トリオ」、関西から高まる関心度”. ORICON STYLE (2008年2月21日). 2009年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 早川加奈子 (2009年5月8日). “Power Push 大橋トリオ 注目マルチプレイヤーがメジャーシーンに進出 ジャンルレスな音楽性の魅力を解き明かす(前編)”. ナタリー. 2009年5月13日閲覧。
- ^ a b “大橋トリオ スペシャル・インタビュー”. ELLE ONLINE (2009年4月28日). 2009年5月13日閲覧。
- ^ a b “BRANDNEW KOBE::大橋トリオ!”. Kiss-FM KOBE (2008年7月14日). 2009年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 池田 (2008年11月5日). “CLOSE UP 大橋トリオ 話題の新世代ニューシンガー配信開始!!”. recommuni. 2009年5月13日閲覧。
- ^ a b “MySpace - 大橋 好規”. MySpace. 2009年5月13日閲覧。
- ^ “大橋トリオ “トリオ”を名乗るソロ・アーティストがデビュー。インタビュー&CMを!”. WHAT's IN?. 2009年5月24日閲覧。
- ^ “iTunesが期待の新人10組を発表。阿部真央、lego big morlら選出”. BARKS (2009年2月12日). 2009年5月13日閲覧。
- ^ “第1回CDショップ大賞は、4人組バンド・相対性理論のアルバム『シフォン主義』”. ぴあ (2009年5月12日). 2009年5月13日閲覧。
- ^ a b 早川加奈子 (2009年5月8日). “Power Push 大橋トリオ 注目マルチプレイヤーがメジャーシーンに進出 ジャンルレスな音楽性の魅力を解き明かす(後編)”. ナタリー. 2009年5月13日閲覧。
- ^ 岡野詩野「BLOW UP! 大橋トリオ」『bounce』、タワーレコード、2009年6月号。
- ^ a b c d 早川加奈子. “DEEP DIVE ― 大橋トリオ”. Amazon.co.jp. 2009年5月13日閲覧。
- ^ “114 大橋トリオ NO MUSIC, NO LIFE. T-shirt XSサイズ”. TOWER@JP. 2009年5月18日閲覧。
- ^ “大橋トリオ DJ:MURA-JUN”. BEA-NET. 2009年5月24日閲覧。
- ^ “1st Album "PRETAPORTER"”. DECADE. 2009年5月18日閲覧。
- ^ “HEAVY ROTATION|大橋トリオ「A BIRD」”. VMC. 2009年5月18日閲覧。
- ^ 2枚同時発売。