スティーヴィー・ワンダー

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Stevie Wonder
スティーヴィー・ワンダー
ブラジルサルヴァドールにて(2006年7月撮影)
基本情報
出生名 Stevland Hardaway Judkins
別名 Little Stevie Wonder, Stevland Morris, Eivets Rednow, Stevie Wonder
出生 1950年5月13日(63歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミシガン州, サギノー
ジャンル ソウルポップR&Bファンクジャズ
職業 シンガー・ソングライター、マルチ・インストルメンタリスト、音楽プロデューサー
担当楽器 ボーカルピアノキーボードシンセサイザー鍵盤ハーモニカクラヴィネットハーモニカドラムパーカッションベース・ギター
活動期間 1961–present
レーベル モータウン
公式サイト StevieWonder.net

スティーヴィー・ワンダーStevie Wonder, 本名:Stevland Hardaway Judkins, 1950年5月13日 - )はアメリカミュージシャン作曲家音楽プロデューサーのほか、様々な楽器を演奏するマルチ・インストゥルメンタリストであり、11歳の時にモータウンTamlaレーベルと契約し、以来現在までモータウンひと筋に活動する。30曲以上のU.S.トップ10ヒットを放ち、計22部門でグラミー賞を受賞、最も受賞回数の多い男性ソロ・シンガーである[1]

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第9位[2]

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第15位。

Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第34位[3]

目次

プロフィール[編集]

ミシガン州サギノー生まれ。保育器内での過量酸素(未熟児網膜症)が原因で生まれてすぐに目が見えなくなる。

11歳の時、モータウン社長の前で歌と演奏を披露し契約、2年後にデビュー・アルバム「フィンガーティップス」を発表(当初は「リトル・スティーヴィー・ワンダー」名義)。全米No.1となり一躍有名になる。わずか12歳でデビューしたため、ビートルズのメンバーとは年齢が離れているにもかかわらず、ほぼ同等のキャリアを誇る(後年、スティーヴィーはポール・マッカートニーと「エボニー・アンド・アイボリー」で共演)。

1970年に、モータウンから自作のプロデュース権を獲得し、音楽出版会社「タウラス・プロダクション」を設立。自身の新たな音楽を模索していたある時、ロバート・マーゴレフとマルコム・セシルの2人のエンジニアによるユニット「トントズ・エクスパンディング・ヘッド・バンド」のアルバム『ゼロ・タイム』に使われていた、当時開発されたばかりのモーグ・シンセサイザーに感銘を受ける。以後、スティーヴィーはシンセサイザーを駆使し、殆どの楽器を自分で演奏してアルバムを作るスタイルを確立してゆく。

1973年、従兄弟の運転する車に同乗した際に交通事故に遭う。この事故の後遺症で一時味覚嗅覚を失うが、その後のリハビリが功を奏し、ほぼ完全に回復。この体験により慈善活動平和活動に目覚め、後の1980年代には南アフリカアパルトヘイト政策に反対する歌、公民権運動指導者のマーティン・ルーサー・キング牧師を讃える歌を発表する。日本の全盲の中学生との交流がきっかけで仙台市立加茂中学校を訪問し、歌ったこともある。

1974年の第16回グラミー賞で、自身初の受賞を果たす(シングル「迷信」が最優秀男性R&Bボーカル賞と最優秀R&B楽曲賞、「サンシャイン」が最優秀男性ポップ・ボーカル賞、アルバム『インナーヴィジョンズ』が最優秀アルバム賞をそれぞれ受賞)。翌1975年2月のグラミー賞授賞式では、最優秀アルバム賞受賞後のスピーチで、この賞を前年に亡くなったデューク・エリントンに捧げると発言した。

1976年には、2枚組のオリジナル・アルバム『キー・オブ・ライフ (Songs in the Key of Life) 』をリリース。このアルバムは、当時全米アルバムチャート14週1位となる大ヒットになり、この年のグラミー賞の最優秀アルバム賞も受賞した。

1984年の映画「ウーマン・イン・レッド(The Woman in Red)」のサウンドトラックに用いられた「心の愛(I Just Called to Say I Love You)」は、米英で大ヒットするとともにアカデミー歌曲賞ゴールデングローブ賞を受賞した。

1985年にはUSAフォー・アフリカに参加し、ウィ・アー・ザ・ワールドのブリッジ部分でリードボーカルをとった。

2009年12月、国連平和大使に任命。[4]

才能[編集]

ステージでは主にピアノやフェンダー・ローズクラビネットなどのキーボードをプレイしながら歌うことが多いが、他にもやドラム、ハーモニカ、シンセベースなどもプレイするマルチプレイヤーとして有名。

彼の非凡な音楽センスは、物心つく前から目が見えない代わりに神が与えたと称される。様々なジャンルの音楽を違和感無く自身の音楽に消化してしまうことから、異ジャンルの音楽家からも尊敬を集めている。また、視覚障害や音楽的素養などの共通点があることから、しばしばレイ・チャールズと比較される。

政治活動にも積極的に参加し、2000年のゴア対ブッシュのアメリカ大統領選ではフロリダ州にかけつけ民主党のゴアを支援。2008年の大統領選でもオバマの強力なサポーターとして党大会などに参加した。オバマ大統領の就任式のイベントでも何度もステージに立ち人気曲を披露した。

作品[編集]

多作家として知られるが、作品の質に厳しいことでも有名で、今までお蔵入りした曲は数千曲にのぼるという。アルバム制作の際は、収録予定の曲数のほぼ10倍を作曲すると言われており、1976年発表の『キー・オブ・ライフ』の収録曲は、1974年から1976年までに作曲された約1,000曲の中から選ばれた。

スキャンダル[編集]

スティーヴィーと交際して別れた女性が「一生交際するとの約束を反故にされた上に、性病に感染した」として日本円にして約39億円の慰謝料を求める裁判を起こした。スティーヴィー側も破局後に女性がワンダーの家具等の資産を勝手に持ち出したとして訴訟合戦となり泥沼化した。

共演したミュージシャン[編集]

日本公演[編集]

1月29日,30日 日本武道館、31日,2月3日 大阪厚生年金会館、2月1日 静岡駿府会館
3月31日,4月1日 日本武道館
10月28日 福岡国際センター、29日 愛知県体育館、31日,11月1日,2日 フェスティバルホール、4日,5日 日本武道館、6日 横浜文化体育館、8日 宮城県スポーツセンター、9日 郡山市総合体育館
10月23日,24日,25日 大阪城ホール、27日 福岡国際センター、29日,30日,31日 国立代々木競技場第一体育館、11月2日,3日 後楽園球場、5日 仙台市体育館、7日,8日 道立産業共進会場
4月12日 福岡国際センター、13日 広島サンプラザ、15日,16日,17日 大阪城ホール、19日,20日 名古屋レインボーホール、21日 静岡草薙体育館、23日,24日 横浜スタジアム、25日,26日,27日 日本武道館、29日 仙台市体育館
12月13日,15日,16日 大阪城ホール、19日 名古屋レインボーホール、23日,24日 東京ドーム
2月21日,22日 日本武道館、24日,25日,26日 横浜アリーナ、3月1日,2日 大阪城ホール、9月4日,5日 マリンメッセ福岡
9月18日 横浜アリーナ、18日,19日,20日 日本武道館、21日 横田基地、23日 マリンメッセ福岡、24日 大阪城ホール、25日 名古屋レインボーホール、27日 石川産業展示館、29日 盛岡岩手産業センター
8月27日,28日 東京国際フォーラムホールA
12月27日,28日 さいたまスーパーアリーナ、30日 マリンメッセ福岡
1月4日 名古屋レインボーホール、6日,7日 大阪城ホール
2月17日,18日 さいたまスーパーアリーナ、20日 名古屋レインボーホール、24日 仙台グランディ21、27日,28日 大阪市中央体育館
8月7日 大阪・舞洲アリーナ、8月8日 千葉マリンスタジアム

スティーヴィー・ワンダーが影響を受けたアーティスト[編集]

スティーヴィーは自身が尊敬するアーティストとしてデューク・エリントンナット・キング・コールを挙げている。

カヴァーしたJ-POPアーティスト[編集]

また、ホンダ・ロゴキリン午後の紅茶のCMにイズント・シー・ラブリー(Isn't She Lovely)、auトヨタ・ノアのCMに愛するデューク(Sir Duke)、オンワード・23区のCMにオーヴァージョイド(Overjoyed)、TDKのCMに心の愛(I Just Called to Say I Love You)とパートタイム・ラヴァー(Part-Time Lover)、キリン・FIREのCMにフィール・ザ・ファイア(To Feel the Fire)、トヨタ・カムリ三菱UFJフィナンシャルグループのCMにステイ・ゴールド(Stay Gold)などが使われた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Marian Tuin (2010年4月23日). “Music 101: Who has won the most grammys?”. Examiner.com. 2010年4月27日閲覧。
  2. ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Stevie Wonder”. 2013年5月26日閲覧。
  3. ^ Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
  4. ^ スティービー・ワンダー、国連平和大使に任命” (Japanese). CNN (2009年12月4日). 2009年12月4日閲覧。

外部リンク[編集]