贈る言葉

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贈る言葉
海援隊シングル
B面 踊り子
リリース 1979年11月1日
規格 7インチシングル盤
ジャンル フォーク
時間 4分5秒
レーベル ポリドール
作詞・作曲 武田鉄矢(作詞)
千葉和臣(作曲)
惣領泰則(編曲)
チャート最高順位
海援隊 シングル 年表
JODAN JODAN
(1979年)
贈る言葉
(1979年)
心のかたち
1980年
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贈る言葉」(おくることば)は、海援隊の歌。1979年11月1日に最初のシングルが、海援隊の6枚目のシングルとして発売された。また、矢野立美の編曲による、武田ソロの「贈る言葉」も1992年にポリドールから発売された。

概要[編集]

武田が主演するテレビドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)第1シリーズの主題歌として使われ、レコード売上が100万枚を超えるヒットとなった[1]1980年12月31日第22回日本レコード大賞では、この曲により武田が作詩賞(西条八十賞)を受賞[2]。また同日、『第31回NHK紅白歌合戦』にも海援隊として、6年ぶり2度目の出場を果たした。

元来は叶わなかった愛を歌うラブ・ソングとして書かれた曲であった。当の武田自身が博多座の2012年3月公演で、この曲は、福岡市中央区桜坂で“女々しか”(女々しい)という理由で女性に振られて、それを契機に作られた曲(失恋ソング)である、とも語っている。しかし、『金八先生』という学園ドラマの主題歌に使われたことから、1980年以降では山口百恵の「いい日旅立ち」等とともに、学校の卒業式の定番曲ともなっている[要出典]。また、この曲は、映画『エデンの東』のテーマに影響を受けて千葉が作曲したと、武田がのちにラジオ番組で発言した[要出典]。歌詞の一部を太宰治の小説『斜陽』の台詞を元にしたとも語っている[3]

2003年にはFLOWがカヴァーしヒット、また、2004年には金八先生第6シリーズに生徒として出演した上戸彩によるカヴァーバージョンが発売され、PlayStation 2ソフト『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』の主題歌として採用された。この2つのカヴァーに対し武田は、FLOWは「ドンチャン騒ぎの卒業パーティー」、上戸は「女の子が大好きな男の子と別れるときのイメージ」と評している[3]。その後、2010年には大橋トリオによるカバーも発表されている。

収録作品[編集]

シングル[編集]

  • 贈る言葉(1979年)
  • 海援隊オリジナル・ベスト4(1981年)
  • 心が風邪をひいたようで(1982年)
  • 贈る言葉/人として(1983年)
  • 贈る言葉(1989年)
  • 贈る言葉/声援(1992年)

アルバム[編集]

  • 心をこめて 回天篇(1976年、1985年、2002年)
  • 倭人傳(1979年、1989年、2002年)
  • 涙、自ら拭い去る時(1996年)
  • 12の風景(1986年、2002年)
  • 航海誌(1983年、1986年、2002年)
  • エピローグ(1984年)
  • 全曲集(1988年)
  • 贈る言葉 海援隊ベスト・ヒット(1991年)
  • 全曲集〜贈る言葉、人として(1991年)
  • 贈る言葉(1993年)
  • 全曲集(1994年)
  • 「祝、卒業」〜金八先生主題歌集〜(1998年)
  • 海援隊ライヴ・アンコール 1,2/廻り舞台(1980?年、1985年)
  • 一場春夢(1989年、1994年、2002年)
  • 始末記(1982年、1986年、2002年)
  • ラストライブ(1983年、2002年)
  • 回想録(1986年)
  • アコースティック・ライブ〜君の住む町へ〜(2001年)
  • 桜中学音楽大全集(2006年)

岸田智史の「贈る言葉」[編集]

『3年B組金八先生』は当初、海援隊と同じ事務所(ヤングジャパングループ)所属だった岸田智史(現・岸田敏志)が主演するという話で進んでおり、岸田が本曲の詞をスタッフから渡されて曲をつけるように言われたらしい。2009年5月7日放送のTBSサカスさん』に出演した岸田が演奏した「贈る言葉」は、マイナー調で「既に暮れなずんじゃってる感じ」だと自ら語っていた。

カヴァーしたアーティスト[編集]

FLOWのシングル[編集]

贈る言葉
FLOWシングル
収録アルバム 下記参照
B面 僕に捧げるバラード
リリース 2003年1月15日
規格 マキシシングル
ジャンル パンク・ロック
時間 11分14秒
レーベル Fun City Records
作詞・作曲 武田鉄矢(作詞 #1)
KOHSHIKEIGO(作詞 #2)
千葉和臣(作曲 #1)
TAKE(作曲 #2)
チャート最高順位
  • 週間6位オリコン[4]
  • 週間1位(7週連続、オリコンインディーズチャート)[5]
  • 初登場23位(オリコン)[要出典]
  • 2003年度年間27位(オリコン)[要出典]
  • 2003年度年間2位(オリコンインディーズチャート)[要出典]
  • 登場回数23回(オリコン)[4]
FLOW シングル 年表
SUNSHINE 60
2002年
贈る言葉
(2003年)
メロス
(2003年)
テンプレートを表示
  • 日本バンドFLOWのインディーズ3枚目のシングルとして、2003年1月15日に発売(発売元はFun City Records)。
  • オリコンチャートにおいては、初登場順位は23位だったが、発売から5週目(2003年2月24日付け)で6位にランクイン。
  • 累計売り上げは27万枚以上[6][7]。メジャー後のシングル含め、FLOW最大のヒット作となっている。

収録曲[編集]

  1. 贈る言葉 [3:14]
    作詞:武田鉄矢 作曲:千葉和臣 編曲:TAKE & Seiji Kameda
  2. 僕に捧げるバラード [4:48]
    作詞:KOHSHI, KEIGO 作曲:TAKE 編曲:FLOW
    • 中外製薬グロンサン」WEB MOVIE主題歌 & TV-CFソング
    • 「贈る言葉」とは対照的に自分に向けて歌った曲である。なお、題名にバラードとあるが、バラード曲ではない。
  3. 贈る言葉(言葉無し) [3:12]

収録アルバム[編集]

オリジナル
ベスト

脚注[編集]

  1. ^ 読売新聞社文化部『この歌この歌手―運命のドラマ120〈下〉』社会思想社、1997年、122頁。ISBN 4390116029
  2. ^ 第22回日本レコード大賞(日本作曲家協会公式サイト)
  3. ^ a b 『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 公式ガイドブック』チュンソフト、2004年。
  4. ^ a b 「贈る言葉」FLOW (ORICON STYLE)2014年10月6日閲覧。
  5. ^ アーティスト概要(バイオグラフィー) (Amazon.co.jp)2014年10月6日閲覧。
  6. ^ ディスコグラフィ > SPLASH!!! 〜遥かなる自主制作BEST〜 (Sony Music)2014年10月6日閲覧。
  7. ^ FLOW「贈る言葉」も収録したインディーズ音源のベスト・アルバムをリリースVIBE、2003年5月14日更新)2014年10月6日閲覧。
  8. ^ bridgeにFLOW登場中!RO692014年3月12日更新)2014年10月6日閲覧。
  9. ^ ARTIST PICK UP FLOW (SHY GLANCE, INC) 2014年10月6日閲覧。