クインテット (テレビ番組)
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クインテットは、2003年4月7日からNHK教育テレビで放送されている子供向け音楽教養番組。実質的な前番組は、1996年4月1日から2003年4月4日まで放送されていた『ハッチポッチステーション』。
オープニングテーマ曲のタイトルが「ゆうがたクインテット」であり[1]、常設セットの後方には「ゆうがたクインテット」「You gotta quintet」と書かれたフリップが置かれているため、番組名が「ゆうがたクインテット」であると間違えられることもある[要出典]。子供達に音楽の楽しさ、素晴らしさを伝える番組となっている。ピアノ、ヴァイオリン、トランペット、チェロ、クラリネットなどの楽器が登場する。番組中ではピアノ以外の楽器はパペットによって演奏されるが、その演奏方法(運指、ボウイングなど)が極めて正確なのが特徴とされる[要出典]。番組名の由来は「五人組」を表す「クインテット」。
目次 |
[編集] 放送時間
- 2003年度(2003年4月7日 - 2004年4月2日)17時台に4部に分けて放送。
- 第1部:17:00-17:01
- 第2部:17:11-17:14
- 第3部:17:32-17:35
- 第4部:17:45-17:50
- 2004年度 - 2005年度(2004年4月5日 - 2006年3月31日)視聴者からの強い要望や、夕方のタイムテーブルの整理により10分番組に一本化。
- 17:50-18:00
- 2006年度(2006年4月3日 - 2007年3月30日)放送時間の変更およびクインテット・プチ(後述)の放送開始。耳が不自由な人向けの字幕放送の提供開始。
- クインテット:17:30-17:40
- クインテット・プチ:7:55-8:00
- 2007年度(2007年4月2日 - 2008年3月28日)放送時間の変更及びクインテット・プチの廃止。朝に本放送、夕方に朝の再放送を開始。
- 7:50-8:00、17:50-18:00
- 2008年度(2008年3月31日 - 2009年3月27日)放送時間の変更で土曜日にも放送される。なお、土曜日の放送は再放送である。また、クインテット・プチの復活。
- クインテット:月-金 17:50-18:00、土 8:25-8:35
- クインテット・プチ:月-金 7:25-7:30
- 2009年度(2009年3月30日 - )朝の本放送が「からだであそぼ」の放送終了に伴い10分枠を確保できたため再開。クインテット・プチは廃止。なお、2007年度と同じく、朝に本放送、夕方に朝の再放送をするという構成。
- 月-金 7:25-7:35、17:50-18:00、土 8:25-8:35
[編集] 番組構成
[編集] クインテット
- 第1部
- テーマソング。季節によって歌詞と映像が変わる。曲名は「ゆうがたクインテット」。[1]
- 第2部
- 練習の際の出来事などの人形劇。歌謡曲や童謡、民謡、アニメ主題歌、ジャズ等を適宜挿入している。番組のオリジナル曲(作詞:下山啓、作曲:宮川彬良。後述「番組オリジナル曲」を参照)も登場する。
- 第3部
- キャラクター持ちのコーナーや視聴者からの投稿コーナー、番組オリジナル曲のアニメーションPPVバージョンなど。「クインテットショッピング」や「演奏コーナー」「アリアの音楽BOOK」ほか
- 第4部
- 開演前の舞台裏での出来事などの人形劇及び、番組の主体ともいえるコンサート。クラシックのさまざまな曲をクインテットのメンバーたちが演奏する。編曲は宮川彬良。
- 第5部
- テーマソングとスタッフロール。
[編集] クインテット・プチ
2006年度(2006年4月3日 - 2007年3月30日)と2008年度(2008年3月31日 - 2009年3月27日)に放送された。
原則として、第3部・第4部(上記参照)を再構成した内容(まれに独自のものもあった)。
[編集] 主なキャラクター
- アキラ(演:宮川彬良)
- 主に宮川本人が出演しているが、パペット人形の場合もあり、オープニングムービーとエンディングムービーではパペット人形が登場している。番組に出演する唯一の実写の人間であるが、クインテットが演奏を開始する際以外は一言も口を利かず、感情表現をオーバーアクションなピアノの演奏やボディランゲージで行う。年齢不詳。担当はピアノ、鍵盤ハーモニカなど鍵盤楽器全般。他にもギターやカスタネット、トライアングル、リコーダーなど、様々な楽器を演奏する。
- スコア(声:斎藤晴彦)
- パペット人形のキャラクター。この楽団では最高齢。少々早口で「結構、結構」と「ご苦労さん」が口癖。また、あごひげをなでる癖がある。67歳。担当はチェロ。また、名前の由来は「楽譜」を意味する「スコア」。
- フラット(声:玄田哲章)
- パンチパーマで髭もじゃ、左耳にピアスをしている。子守唄と口笛が得意で、よく女性言葉を使う。涙もろい。フォルテと名付けた愛犬がいる。シャープとはしばしば喧嘩をする。自分の不幸に嘆いて家出をしたことがあるほど運が悪い。42歳。担当はクラリネットなど木管楽器全般。時折ハーモニカを演奏する事もある。名前の由来は変化記号の「♭(フラット)」。
- アリア(声:茂森あゆみ)
- パペット人形のキャラクター。楽団の紅一点。怒りっぽい性格。28歳。担当はヴァイオリン、ウクレレなど弦楽器全般と歌。時折、アコーディオンを弾くこともある。名前の由来は音楽の種類の一種の「アリア」。
- シャープ(声:大澄賢也)
- サッカーや漫画が好きな青年のパペット人形のキャラクター。顔は細長く、水色。左右で髪の色が違う。絵が上手い。22歳の大学生。担当はトランペットなど金管楽器および打楽器。第2部の歌や第4部のコンサートで楽器の早変わりを披露している。名前の由来はフラット同じく変化記号の「♯(シャープ)」。
- チーボー
- 赤ちゃんのパペット人形のキャラクター。まだ赤ちゃんなのに様々な楽器を演奏できる。たまにランドセルをしょっていることがある。コンサートなどでも人手が足りない場合、打楽器などを演奏することがある。照明装置やカメラを操作する姿もしばしば見られる。11ヶ月。名前の由来は不明。
[編集] 番組オリジナル曲
すべての曲の作曲は宮川彬良が、作詞は下山啓が行っている。
- 赤ちゃん
- うそ
- ちょっと
- 目はおこってる
- 歩く歩く歩く
- おんぷのマーチ
- 原始時代へウェルカム
- いつか星になったら
- ただいま考え中
- 今だから話そう
- 真夜中の動物園
- ほえろライオン
- おわびのスキャット
- 練習大きらい
- 泣いたっていいんじゃない
- ぼくのクセ
- 明日のいまごろ
- おやつだよ
- ぷっつん☆マンボ
- あまのじゃく
などがある。「ただいま考え中」は2007年4月にキリンビバレッジのCMソングの元歌となった。
[編集] テーマソング
- タイトルの「ゆうがたクインテットテーマ」は、「君には5人の仲間がいるよ」という意味の「You've got a Quintet = You Gotta Quintet」と、初期の放送時間、そして楽団名「夕方五重奏団」にちなんで「ゆうがたクインテット」をかけている。
- 季節によってテーマソングの歌詞が変わる。具体的には、春バージョンが3月 - 5月、夏バージョンが6月 - 8月、秋バージョンが9月 - 11月、冬バージョンが12月 - 2月にかけて放映される(いずれも本放送・再放送を含めての表記)。
- 2007年度より、オープニングの歌詞が変更になった。エンディングは以前と同じ歌詞。同時に本放送が朝となったものの、歌詞内の「ゆうがたクインテット」というフレーズは「You Gotta Quintet」を意識したものに変わっている。
[編集] クインテット雑唱団
クインテット雑唱団は、第3部のコーナーの一つで、5人のパペット人形が歌を歌うコーナーである。クラシック曲にその曲名を歌詞にして歌うものや、童謡のアレンジなどが多い。放送時間の都合上、曲の途中でフェードアウトしながら画面が小さくなっていって終わることもある。
- 愛の挨拶
- 幸せなら手をたたこう
- ボレロ
- 鉄道唱歌 山手線(内回り・外回りそれぞれのバージョンがある)
- 「乙女の祈り」で九九を歌ったもの
- ずいずいずっころばし
- 美しく青きドナウ
- 結婚行進曲
- ユーモレスク
- トロイメライ
などがある。
[編集] スコアは歌う
スコアは歌うは、第3部のコーナーの一つで、スコアが歌を歌うコーナーである。おもに、アキラとのデュオで演奏される。
- 歌劇「フィガロの結婚」序曲でモーツァルトの生涯を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」でおそば屋さんのメニューを歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」でチェロの歴史を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」で町の人達を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」で野菜の種類を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」で鳥の種類を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」でカスタネットの歴史を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」でシロフォンの歴史を歌ったもの
- バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」でピアノの歴史を歌ったもの
- 交響曲第五番「運命」でベートーベンの生涯を歌ったもの
などがある。
[編集] リピートと再放送
[編集] リピート
- 第2部から第4部までの人形劇・アニメーションは毎回新しいものというわけではない。時たま新しいものは出るが、ほとんどの回はまるまるの再放送かそれまでにやった劇をシャッフルして放送しているだけである。これらをリピートという。
- 視聴者からの投稿のコーナーのみはこのリピートがない。
[編集] 再放送
- クインテット
- 連続する2週間のうち2週目は前週の再放送である。
- クインテット・プチ
- 各月の1週目、2週目に本放送が、3週目に1週目の再放送が、4週目に2週目の再放送が放送される。
[編集] 特集放映
本放送・再放送を含めた時期の中に記念日などがあった場合、それにちなんだ内容を放映する事もある。たとえば、12月24日のクリスマスイブと12月25日のクリスマスが近ければクリスマスにちなんだ内容のクリスマススペシャル、10月14日の鉄道の日が近ければ鉄道にちなんだ内容の鉄道の日スペシャル、3月3日のひな祭りが近ければ内容もひな祭りのスペシャルといった具合である。それにあわせて第2部、第3部、第4部もそれに合わせたスペシャルバージョンとなる。
2009年1月2日(再放送:2009年1月3日、2009年1月12日)には「クインテットニューイヤイヤコンサート」と題したお正月スペシャル番組が放映され、「ハッチポッチ」の人形たちとのコラボレーションが実現した。
[編集] 主なスタッフ
- 作・構成 下山啓
- 音楽 宮川彬良、長山善洋、アンサンブル・ベガ+フレンズ、フェイスミュージック
- アート・ディレクション 藤枝リュウジ、デザインオフィス、藤枝リュウジデザイン室
- キャラクター・デザイン 藤枝リュウジ、デザインオフィス、藤枝リュウジデザイン室
- アニメーション 堀口忠彦
- 人形制作 松島ひろし
- 人形操演 木ぐつの木
- 監修 近藤康弘
[編集] 表彰
2005年12月1日、ベトナムのハノイで開かれた第42回ABU総会で「人形を使って音楽の持つ素晴らしさ、楽しさを伝えた」という名目でABU賞(子ども・青少年番組部門)の最優秀部門を受賞した。[2]
[編集] CD・DVD
[編集] CD
- you gotta Quintet - songs - (2004年)
- you gotta Quintet - classics - (2004年)
- you gotta Quintet - concert - (2005年)
- you gotta Quintet - a la carte - (2005年)
- you gotta Quintet - are kore - (2006年)
- ただいま考え中 (2007年)
- you gotta Quintet - 真夜中の動物園 -(2008年)
[編集] DVD
- クインテット ゆかいな5人の音楽家 【クラシック】(2006年)
- クインテット ゆかいな5人の音楽家 【オリジナル】(2006年)
- クインテット ゆかいな5人の音楽家 【収穫祭】(2007年)
- クインテット ゆかいな5人の音楽家 【なに!これ!】(2007年)
- クインテット ゆかいな5人の音楽家 【ガラガラコンサート】(2008年)
- クインテット ゆかいな5人の音楽家 【テンコモリ】(2009年)
[編集] 脚注
- ^ a b CDでは「ゆうがたクインテット テーマ」と表記されることもある。JASRAC作品検索
- ^ NHKホームページより
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- NHKキッズワールド
- 宮川彬良 - Official Website
- クインテット(キッズワールド内のページ)

