エリーゼのために

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バガテルエリーゼのために』(:Für Elise)は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作曲した、よく知られたピアノ曲である。1810年作曲、イ短調ロンド形式。WoO59の番号が与えられている。

目次

[編集] 楽曲の概要

3/8拍子。イ短調の属音であるe音と、半音下の音が揺れ動き、両手のアルペッジョへと続く特徴的な主題により、有名である。ヘ長調に開始される愛らしいものと、主音の保続低音が鳴る激しいものと2つのエピソードを持ち、それらと主部との対比が明確で、形式的にも簡素で分かりやすい点などで、現代も多くの人に愛奏、愛聴されている。

[編集] エリーゼの正体

曲のタイトルにある「エリーゼ」とは誰のことなのか、未だに不明とされている。

「エリーゼのために」は、本来「テレーゼ(Therese)のために」という曲名だったが、悪筆で解読不可能など何らかの原因で「エリーゼ(Elise)」となったという説が有力視されている。本曲の原稿はテレーゼ・マルファッティの書類から発見されたものであり、テレーゼはかつてベートーベンが愛した女性であった。この説ではテレーゼ・マルファッティがエリーゼの正体ということになる。

ただし、他にも説は唱えられており、2009年6月にはドイツのベートーベン研究者であるコーピッツがエリーゼの正体を、ベートーベンの知人の妹とする説を発表したと報道された。ソプラノ歌手のエリザベート・レッケル(1793-1883年)をエリーゼの正体とするもので、エリザベートは作曲後3年の1813年にベートーベンの友人の作曲家と結婚したが、交流は長く続いたとされている。

[編集] 「エリーゼのために」を原曲とした楽曲

[編集] その他

プロ野球千葉ロッテマリーンズが、試合で得点をいれた時や勝利したときは、その度にスタンドのサポーターが「エリーゼのために」のトランペット演奏に合わせて「千葉!!ロッテ!!マリーンズ!!」とリズミカルにコールをあげる(演奏の出だしは「キッスは目にして!」の歌い出しと同様)。

メロディーラインは「エリーゼのために」というより「情熱の花」だが、おそらく千葉ピーナッツ(の産地)→情熱の花」、という発想からだろう(これはヤクルト応援団の「東京音頭」と相通ずるものがある)。

ジェフユナイテッド千葉巻誠一郎選手の応援歌でもある。

[編集] サンプル

[編集] 関連項目