ピアノソナタ第24番 (ベートーヴェン)

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ピアノソナタ第24番嬰ヘ長調テレーゼ』作品78はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作曲したピアノソナタのうちの1曲。テレーゼ・フォン・ブルンスヴィックという伯爵令嬢に捧げられた。ベートーヴェンは彼女の肖像画を贈られたので、そのお礼の意味もあるように思われる。彼はこの肖像画を生涯大切にしていた。

ピアノソナタとしては前作23番「熱情」以来4年ぶりの作品であり、23番とは全く対照的な曲相であることからベートーベンの大きな心境の変化が見て取れる。

[編集] 曲の構成

第1楽章 Adagio cantabile - Allegro,ma non troppo
嬰ヘ長調。古典派音楽の作者にしては非常に調性の選択が特徴的。ハーモニーも半音階を中声部に用いるなどロマン派音楽への展開が認められる。ソナタ形式で中間展開部はこれまでと異なり簡略にしている。穏やかながら形式的約束ごとからは外れている。
第2楽章 Allegro vivace
嬰ヘ長調。右手はヴァイオリン的なイディオム。このためピアノでは弾きにくい。

なお、テレーゼは、同じベートーベンのエリーゼのためにエリーゼの正体と有力視されている「テレーゼ・マルファッティ」とは別人である(本来は「テレーゼのために」と書かれたが、悪筆のために「エリーゼ」と誤読されたとされる説)。

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