北陸本線

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JR logo (white).svg 北陸本線
立山連峰を背景に走行する特急「はくたか」(2009年5月18日 東富山駅 - 水橋駅間)
立山連峰を背景に走行する特急「はくたか」
(2009年5月18日 東富山駅 - 水橋駅間)
北陸本線の路線図
路線総延長 356.5 km
軌間 1067 mm
電圧 米原駅 - 敦賀駅間・
糸魚川駅 - 直江津駅間:
1500 V(直流
電圧 敦賀駅 - 糸魚川駅間:
20,000 V・60 Hz(交流
最高速度 130 km/h

北陸本線(ほくりくほんせん)は、滋賀県米原市米原駅から新潟県上越市直江津駅までを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線幹線)である。このほか、日本貨物鉄道(JR貨物)の通称「敦賀港線」とも呼ばれる敦賀駅 - 敦賀港駅間の貨物支線を持つ。

概要[編集]

滋賀県湖北地区の米原市から北上し、北陸地方福井県石川県富山県および新潟県西部を経由して上越市の直江津駅に至る。米原駅では東海道本線、直江津駅では信越本線に接続している。

東日本旅客鉄道(JR東日本)の信越本線・羽越本線奥羽本線とともに、日本海に沿って近畿と北陸・東北を結ぶ日本海縦貫線の一部を構成している。京阪神名古屋の各都市圏から直通の特急列車首都圏からの上越新幹線に接続する特急列車が数多く運転され、JR貨物による貨物列車の往来も多い。

全線電化完成後は直流電化交流電化に電化方式が分かれており、このため当路線を走行する電車機関車は両方の電源に対応した交直流車両が用いられている。しかし米原側では国鉄分割民営化後に直流電化の区間が延伸され、現在では京阪神地区の東海道本線や湖西線を走る直流電車が敦賀駅まで乗り入れるようになった[1]

現在、当路線に並行して北陸新幹線が計画・建設されており、同新幹線開業に伴って並行在来線となる区間はJR西日本から経営分離され、新潟県部分は「えちごトキめき鉄道」、富山県部分は「あいの風とやま鉄道[2]石川県部分は「IRいしかわ鉄道」と、それぞれ県ごとに設立された第三セクター鉄道会社に移管される予定である。

JR西日本発足後、米原駅 - 長浜駅間は東海道本線の米原駅 - 京都駅間とともに「琵琶湖線」の愛称が付けられ[3]1999年より米原駅 - 近江塩津駅間が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「大阪近郊区間」に編入された。同区間はIC乗車カードICOCA」の近畿圏エリアに含まれている[4]

各区間ごとの管轄は以下のように分かれている。

  • 米原駅 - 近江塩津駅間 … JR西日本近畿統括本部
  • 近江塩津駅 - 南今庄駅間(両端の駅構内のぞく) … JR西日本金沢支社敦賀地域鉄道部[5]
  • 南今庄駅 - 大聖寺駅間(大聖寺駅構内のぞく) … JR西日本金沢支社福井地域鉄道部[5]
  • 大聖寺駅 - 石動駅間(石動駅構内のぞく) …JR西日本金沢支社
  • 石動駅 - 市振駅間(市振駅構内のぞく) … JR西日本金沢支社富山地域鉄道部[5]
  • 市振駅 - 直江津駅間(直江津駅構内のぞく) … JR西日本金沢支社糸魚川地域鉄道部[5]
  • 直江津駅構内 … JR東日本新潟支社(同社との境界駅で、駅構内にある北陸本線下り場内信号機が線路上の境界)

路線データ[編集]

  • 管轄・路線距離(営業キロ):全長356.5km(支線含む)
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:81
    • 旅客駅:78(起終点駅含む)
      • 北陸本線所属の旅客駅に限定した場合、東海道本線所属の米原駅、越美北線所属の越前花堂駅および、信越本線所属の直江津駅の3駅が除外され[6]、75駅となる[3]
    • 貨物駅:4(旅客併設駅のぞく)
  • 複線区間:貨物支線の敦賀駅 - 敦賀港駅間をのぞきすべて複線
  • 電化区間:貨物支線の敦賀駅 - 敦賀港駅間をのぞきすべて電化
    • 米原駅 - 敦賀駅間、糸魚川駅 - 直江津駅間 直流1500V
    • 敦賀駅 - 糸魚川駅間 交流20,000V・60Hz
  • 閉塞方式:複線自動閉塞式(米原駅 - 直江津駅間)、タブレット閉塞式(敦賀駅 - 敦賀港駅間)
  • 保安装置:
    • 米原駅 - 長浜駅間:ATS-P(拠点P方式)およびATS-SW
    • 長浜駅 - 直江津駅:ATS-SW
  • 最高速度
    • 米原駅 - 近江塩津駅間、小杉駅 - 呉羽駅間、東富山駅 - 泊駅間:120km/h
    • 近江塩津駅 - 小杉駅間、呉羽駅 - 東富山駅間、泊駅 - 直江津駅間:130km/h
  • 運転指令所
    • 米原駅 - 近江塩津駅間:大阪総合指令所
    • 近江塩津駅 - 直江津駅間:金沢総合指令所
  • 列車運行管理システムJR京都・神戸線運行管理システム(米原駅 - 近江塩津駅間)

運行形態[編集]

優等列車[編集]

北陸本線には優等列車として以下の列車が運転されている。

北陸本線での特急列車は、1961年の「白鳥」が最初で、その後初の交直流特急電車(481系)により「雷鳥」「しらさぎ」の運転に続き、さらには上野駅発着の電車特急も運転開始した。並行する新幹線がないため、大阪・名古屋方面および新潟・越後湯沢(上越新幹線と接続して東京)方面への特急列車が多数運転されている。最も本数が多い区間は富山駅 - 金沢駅間である。

1975年3月改正から大阪駅発着の特急列車は湖西線を経由するようになり、近畿地方と北陸地方の所要時間短縮が実現した。湖西線では時折比良おろしと呼ばれる強風などで運転見合わせが発生することがあり、この場合は湖西線経由の特急も米原駅経由で運転される。一方湖西線開業後の東海道新幹線米原接続のため、特急「加越」が新設され、のちに「しらさぎ」に統合されて米原・名古屋方面への特急は毎時1本程度運転されている。一方上越線経由「はくたか」と信越本線経由「白山」で運転されていた北陸と東京を結ぶ特急列車は上越新幹線、さらにはほくほく線の開業により越後湯沢までの「はくたか」として毎時1本運転されている。

このほか、臨時列車ながらほぼ定期列車化された「トワイライトエクスプレス」がある。豪華な車内でマスコミ等にもよく取り上げられ、知名度の高い列車であるが、もともと観光列車でありツアーなどの利用も多く、近畿地方・北陸地方と北海道間の移動が主で、北陸線内のみの移動には適さない。深緑の車体は非常に目立ち、北陸本線の被写体としてよく取り上げられている。

かつては高山本線経由の列車が金沢駅 - 富山駅間を走っていた。高山本線の特急「ひだ」は運転開始当初は金沢駅発着であり、また急行のりくら」の一部は金沢からさらに七尾線へも乗り入れていたが、現在は高山本線との直通列車はない。また福井県内の連絡列車として福井駅発着の小浜線直通の急行「わかさ」も運転され、小浜線直通の急行としては山陰本線出雲市駅まで乗り入れていた「あさしお」(のちに「大社」に統合)もあったが、これも現在は運転されていない。

また、北陸本線全線を通じて運転される近畿地方と北陸地方・東北地方を結ぶ夜行列車として、2012年まで寝台特急「日本海」が青森駅まで(1988年から2006年まではさらに青函トンネルを潜って北海道に渡り函館駅まで)毎日運転されていたほか、大阪駅 - 新潟駅間の「きたぐに」も貴重な583系電車使用列車として毎日運転されていた。またこの「きたぐに」は郵便・荷物車の連結があった客車時代には名古屋と北陸地方の荷物・郵便の受け渡しも担っており、名古屋 - 北陸地方間の深夜帯列車でもあった。電車化後は荷物郵便車は連結されていないが、「きたぐに」は2012年3月17日のダイヤ改正で定期運転を終了するまで米原駅経由で運転し、名古屋方面との接続を行っていた。

一方、東海道新幹線開業後も上越新幹線開業前は東京と北陸地方の移動は直江津駅経由による夜行列車が主であった。東京と北陸地方間の最短経路ながら輸送力に制限のある信越線経由に加え、距離の伸びる上越線経由でも夜行列車が存在していた。

地域輸送[編集]

以前は北陸本線の全線を運転する客車で編成された長距離普通列車が多かったが、国鉄末期にはほぼ全列車が急行から転用の475系や特急車両改造の419系により電車化された。電車化により列車の運転区間は徐々に短くなり、区間運転の列車も増加した。

2006年10月21日新快速の敦賀乗り入れ開始で敦賀駅を境に、2011年3月12日の敦賀駅 - 金沢駅間(小松駅 - 金沢駅間の一部列車をのぞく)の新型車両521系への置き換え完了により金沢駅を境に、運転系統が原則として分断された。敦賀駅を越えて運転する列車は朝の湖西線近江今津発福井行きの下り1本のみとなり、金沢駅を越えて運転する列車は2014年3月15日に消滅した。

特急列車と貨物列車が多数運転されているため、特急列車・貨物列車待避を行うことが多く、接続・通過待ち時間が30分を超える列車もある。また普通列車同士の接続が40分以上という場合がある。

米原駅 - 敦賀駅間[編集]

日中1時間あたりの運転本数
(2011年3月12日現在)
種別\駅名 米原 長浜 近江塩津 敦賀
新快速 1本  
1本   1本

おおむね、1時間あたり米原駅 - 長浜駅間では2本、長浜駅 - 敦賀駅間では1本程度設定されている。敦賀駅に近づくほど列車の本数は少なく、日中は基本的に新快速のみ運転されている。

新快速・快速[編集]

北陸本線内では新快速・快速ともに各駅に停車する。

新快速の多くは敦賀駅・近江塩津駅・長浜駅から東海道本線山陽本線(琵琶湖線・JR京都線JR神戸線)を経由して、姫路駅・山陽本線網干駅赤穂線播州赤穂駅まで直通運転している。日中の敦賀駅発着の新快速は湖西線経由で運転されている。ほかに、山陽本線上郡駅から近江塩津駅まで運転される新快速[7]や夜の大阪行きの新快速(いずれも土曜・休日ダイヤのみ)などがある。

日中は1時間あたり米原駅 - 長浜駅間で2本、長浜駅 - 近江塩津駅間および近江塩津駅 - 敦賀駅間で1本の新快速が運転されている。琵琶湖環状線構想の実現として、日中の新快速は湖西線経由の敦賀駅発着の列車と近江塩津駅折り返しの米原駅経由の列車同士で対面乗り換えができるようになっている。

快速は朝晩のみ運転されており、近江塩津駅 - 敦賀駅間では2006年10月21日から湖西線直通の快速列車が運転されている。米原駅 - 長浜駅間では、当該区間では普通列車として運転されるが、大阪発5時台(米原発7時台)の長浜行きは京都駅まで、大阪発18時台(米原発20時台)の長浜行きと長浜発7時台の加古川行きは大阪駅 - 高槻駅間で快速運転を行う。2011年3月11日までは朝5時台の長浜駅始発で京都駅 → 明石駅間で快速運転する列車が設定されていた。

朝の長浜駅発着1往復と夜の米原駅 → 長浜駅間の終電に221系が入るほかは223系(1000番台および2000番台)・225系0番台の電車で運転される。ただし、ホーム有効長が米原駅 - 長浜駅間は8両、長浜駅 - 敦賀駅間は4両に制限されるため、北陸本線内では12両編成で運転されることはない。その関係で近江塩津駅・敦賀駅発着列車は、すべての列車が米原駅 - 近江塩津駅・敦賀駅間と近江今津駅 - 近江塩津駅・敦賀駅間で4両編成での運転となっている。

2011年3月12日からのダイヤ改正では、土曜・休日ダイヤで米原駅 - 姫路駅間のすべての新快速が12両編成での運転となった影響で、長浜駅発着列車の新快速は、米原駅 - 長浜駅間では平日ダイヤはほぼ8両編成での運転に対し、土曜・休日ダイヤでは半数以上が4両編成での運転となっている[8]

普通[編集]

前記の新快速・快速を補完する形で朝晩を中心に運行される。全区間を走る列車のほか、長浜駅・近江塩津駅発着の区間列車も設定されている。ただし、近江塩津駅 - 敦賀駅間のみを走る普通列車はない。

湖西線と直通運転する近江今津駅発着の普通列車があり、多くは敦賀方面との直通である。ただし、朝の近江今津発の1本のみ米原行きである。敦賀発湖西線経由京都行きの普通列車も夜に1本ある。また、琵琶湖線と直通運転する京都駅 - 長浜駅間の普通列車もある。

普通列車については京都方面へ直通する列車についてはJR西日本近畿統括本部所属の電車が、それ以外の電車はJR西日本金沢支社所属の521系電車2両編成で運転されることが多い。

臨時列車「SL北びわこ号」[編集]

2月10月および11月日曜日祝日ゴールデンウイークなどに米原駅 → 木ノ本駅間で臨時列車「SL北びわこ号」が運行されている。通過駅があるが、列車種別は快速ではない。

敦賀駅 - 金沢駅間[編集]

日中1時間あたりの運転本数
(2012年3月17日現在)
種別\駅名 敦賀 福井 小松 金沢
普通 1本   1本
  1本
普通[編集]

2014年3月15日現在、この区間内では敦賀駅・福井駅・金沢駅のそれぞれの間を結ぶ普通列車と、小松駅 - 金沢駅間の普通列車が基本となる運行形態である。ラッシュ時には武生駅・福井駅・芦原温泉駅のそれぞれの間を結ぶ普通列車、敦賀駅 - 芦原温泉駅間、大聖寺駅美川駅松任駅 - 金沢駅間の普通列車も運転されている。

日中は、ほとんどの列車が福井駅で運転系統が分断され、また金沢駅ではおおむね0分に福井行き、おおむね30分に小松行きが交互に発車するようにダイヤグラムが組まれている。日中時間帯(10 - 15時台)は敦賀駅 - 福井駅 - 小松駅間は1時間に1本程度、小松駅 - 金沢駅間は30分に1本程度、列車の本数が確保されている。ただし、日中の運行系統・運転本数は一部時間帯・曜日・区間によって例外もある。

敦賀駅 - 金沢駅間は、原則として新型車両521系電車にて2両もしくは4両、朝ラッシュ時の一部は6両編成で運転される。ただし、小松駅・松任駅 - 金沢駅間の上下2本の列車は国鉄型の電車にて6両編成(金沢 - 小松間運行の列車は休日は3両、金沢 - 松任間運行の列車は土休日運転休止)で運転される。敦賀駅 - 南今庄駅間にはデッドセクションがあるが、この区間を走行する気動車はない。2011年4月1日以降より、冬季以外も正式に年間を通じて521系電車の客用ドアの開閉は押しボタンによる半自動ドア扱いとなった。後述する越美北線の短い編成の列車をのぞいてワンマン運転は実施されず、運転士以外に車掌も乗務している。

また、 越前花堂駅 - 福井駅間では越美北線(九頭竜線)の全列車がキハ120形気動車にて1 - 2両編成(平日朝には3両編成も1本ある)で乗り入れる。越美北線の直通列車と北陸本線内で完結する列車との間で列車番号奇数偶数が逆転している。

快速[編集]

2014年3月15日現在、早朝に福井駅始発敦賀行きが快速として521系電車2両編成で運転されている。1982年11月14日まで急行「くずりゅう」として運転されていた福井発米原行きの早朝1本が快速に格下げされ、のちに何度か普通列車に格下げされたり快速に格上げされたりしながら、敦賀駅で新快速と連絡する現在の上り快速列車に至っている。

福井駅 - 金沢駅間においても、かつては快速列車や途中駅から快速運転を行う列車が設定されていた。普通列車が客車で運転されていた1960年代に、福井駅 - 富山駅間で電車6両編成による快速「こしじ」がおおよそ1時間おきに運転されていたことがあった(年代によってはうち1往復は特別快速)が、のち普通列車の電車化にともない廃止となった。その後快速列車の設定は少なく、国鉄時代とJR時代にそれぞれ快速が設定されては廃止されている。ただし両者の性格は異なるものであり、国鉄時代は前述の快速「こしじ」の流れを汲むもので停車駅は福井駅 - 春江駅 - 丸岡駅(一部停車) - 芦原温泉駅 - 大聖寺駅 - 加賀温泉駅 - 動橋駅 - 粟津駅 - 小松駅 - 寺井駅 - 美川駅 - 松任駅 - 金沢駅と全区間で快速運転されていたのに対し、JR発足後に設定された快速は福井駅 - 小松駅間が各駅停車で小松駅 - 金沢駅間は途中美川駅と松任駅に停車する区間快速的な性質の列車となり、小松駅 - 金沢駅間運転の普通列車とセットで運転されていた。またラッシュ時には寺井駅や西金沢駅にも一部の快速が停車していた。

金沢駅 - 直江津駅間[編集]

日中1時間あたりの運転本数
(2013年3月16日現在)
種別\駅名 金沢 津幡 高岡 富山 直江津
普通 1本   1本  
1本  
  1本
普通[編集]

2014年3月15日現在、この区間の普通列車は直江津駅糸魚川駅泊駅黒部駅 - 富山駅・金沢駅間の普通列車(一部は高岡駅発着)、金沢駅・高岡駅 - 富山駅間の運行が基本となる。金沢駅 - 津幡駅間では七尾線の全列車が乗り入れる。そのため、金沢駅 - 津幡駅間・高岡駅 - 富山駅間は列車の本数が比較的多いが、富山駅を過ぎると新潟県に近づくにつれて運転本数が減り、糸魚川駅 - 直江津駅間は1 - 2時間間隔と北陸本線内のなかでは最も本数が少ない。そのほか、早朝に青海駅始発の直江津行きが1本ある。

日中時間帯の一部車両の余力を活用して、新型車両521系電車による運転が2012年3月17日より金沢駅 - 富山駅間で始まり[9]、直江津方面からの高岡駅止まりの列車はなくなった。日中はほとんどの列車が富山駅で運転系統が分断されている。日中時間帯(10 - 15時台)は1時間あたり金沢駅 - 津幡駅間で2 - 3本程度、津幡駅 - 富山駅 - 泊駅間で1本(高岡駅 - 富山駅間は1 - 2本程度)列車の本数が確保されている。ただし、日中の運行系統・運転本数は一部時間帯・曜日・区間によって例外もある。

この区間では原則として521系電車が2両もしくは4両編成(金沢駅 - 富山駅間)、国鉄型電車が3両編成(金沢駅 - 直江津駅間)もしくは6両編成(金沢駅 - 糸魚川駅間)で運転されている。ただし、七尾線からの直通列車は415系電車3両もしくは6両で、後述の城端線からの直通列車および高岡駅 - 富山駅間の朝晩の一部列車はキハ40形・キハ47形気動車にて運転されている。糸魚川駅 - 梶屋敷駅間にはデッドセクションがあるが、この区間を走行する気動車はない。客用ドアの開閉は、押しボタン式の列車は年間を通じて半自動扱いとなっているが、それ以外の列車は冬季(12月1日 - 3月31日)のみ手動による半自動ドア扱いとなる。すべての列車でワンマン運転は実施されず、運転士以外に車掌も乗務している。

また、平日・土曜日の朝には城端線城端駅から富山駅までキハ40・キハ47形気動車にての片乗り入れがある。平日の朝は3両編成と4両編成で1本ずつ、土曜日の朝は3両編成で1本のみ設定されている。反対に、富山駅から城端駅まで乗り入れる列車は2001年3月3日以降ない。平日の朝晩と土曜日の夜には富山駅から高岡駅まで北陸本線内完結の普通列車がキハ40・47形気動車にて運転される。平日の朝に3両編成で1本、平日の夜に4両編成で1本、土曜日の夜に3両編成1本が設定されている。城端線からの直通列車と北陸本線内で完結する列車との間で列車番号の奇数・偶数が逆転している。また、北陸本線内で完結する列車であっても気動車によって運転される場合は列車番号の最後がDとなっている。

快速「ホリデーライナーかなざわ」[編集]

2014年3月15日現在、土曜日・休日に快速「ホリデーライナーかなざわ」が富山駅 → 金沢駅間で1本が設定されている。この快速は国鉄型の電車にて3両編成による運転で、ワンマン運転は実施されていない。金沢駅 - 富山駅間を走る快速列車の停車駅は国鉄時代から現在に至るまで変更されていない。

普通列車が客車で運転されていた1960年代に、福井駅 - 富山駅間で電車6両編成による快速「こしじ」がおおよそ1時間おきに運転されていたことがあったが、のち普通列車の電車への置き換えにともない廃止となった。その後快速列車の設定は少なかったが、2007年3月18日のダイヤ改正では、久々に快速列車が設定された。2006年11月に開業した商業施設金沢フォーラスへの買い物客の利用を見込み、土曜日・休日の午前中に富山発金沢行上り2本が「ショッピングトレイン」として新設された。このうち1本は以前からも休日のみ運転の快速列車(後に普通列車に降格)として同区間を往復する形ですでに設定されていたが、2004年3月6日に同区間を運行する高速バス金沢 - 富山線」が設定され利用客の流出が起こったため、当該列車の快速列車への再昇格および増発に踏み切った経緯がある。停車駅は、富山駅・小杉駅・高岡駅・福岡駅石動駅・津幡駅・金沢駅で、時刻表には列車名が記載されていないが、専用のヘッドマークが掲示された。なお、金沢駅構内に新たな商業施設として金沢百番街「くつろぎ館」がオープンした2007年5月26日からは列車名を「ホリデーライナーかなざわ」に変更し、ヘッドマークも新規のものが掲示された。2010年3月20日には金沢市内を出発し砺波市を経て高岡市内を結ぶ高速バス「金沢 - 高岡線」が運行されたことに伴ってか、この列車も1本に減便され、ヘッドマークも使われなくなった。現在は列車名も時刻表などには掲載されているものの駅や車内アナウンスでは単に「快速金沢行」と発せられることが多い。

富山駅1番のりばに到着する快速列車(2007年10月21日)

貨物輸送[編集]

日本海縦貫線の一部である北陸本線では、貨物輸送が盛んである。大半の貨物列車は、EF81形電気機関車やEF510形電気機関車が牽引するコンテナ車で編成された高速貨物列車である。また富山貨物駅 - 高岡駅間では高山本線城端線に乗り入れる高速貨物列車がDE10ディーゼル機関車により運転されている。

貨物支線である敦賀駅 - 敦賀港駅間では1往復の高速貨物列車が運行されていたが、2009年4月1日から運行休止となった。

かつては多くの駅で小口扱いの貨物を扱っており、またセメント石油など多くの専用貨物施設も線内に点在していた。私鉄への直通(社線連絡運輸)も多く、武生駅(福井鉄道)・福井駅(京福電気鉄道)・西金沢駅(北陸鉄道)・富山駅(富山地方鉄道)には貨物取扱駅コードも割り当てられていた。神岡線富山港線氷見線・城端線・高山本線や七尾線などの工場専用線から発着する貨物もあり、現在でも城端線・氷見線では二塚駅・高岡貨物駅が受け皿となってでコンテナを集約し、枝線からの貨物列車の組成を行っている。現在は小口扱い駅や社線連絡は消滅し、南福井駅・金沢貨物ターミナル駅・富山貨物駅の各駅でコンテナ貨物の取扱をしている。

使用車両[編集]

北陸本線では、以下の車両が使用されている。

優等列車[編集]

普通列車[編集]

普通列車は全列車がJR西日本の車両によって運転されている。

なお、米原駅 - 敦賀駅間の直流電化区間では、223系などの直流専用車両と521系などの交直両用車両との間で、優先座席の位置が逆転している。

臨時列車[編集]

臨時列車は季節ごとに設定されるため、使用車両・所属は季節によって変更される場合もある。突然設定がなくなり、廃止となる場合もある。

輸送改善[編集]

柳ヶ瀬線迂回ルートの建設[編集]

1889年明治22年)に米原駅で東海道本線と接続する形になってから長い間、普通列車もそのほとんどが米原駅 - 敦賀駅間およびそれ以北の長距離列車で、この区間のローカル需要に合致したものではなかった。昭和初期に近江鉄道(米原駅 - 彦根駅間)や、米原駅 - 長浜駅間のバス路線開通に対抗するためにガソリンカーキハニ5000形とその後キハニ36450形が運転されていた。

明治初期に開通した柳ヶ瀬トンネルを経由するルートは勾配が輸送力のネックになっており、その解消のため木ノ本駅から疋田に塩津経由の新線が開通し、普通列車を含む北陸線列車は新線経由となった。旧ルートは柳ヶ瀬線として気動車列車での運転となったが、のちにこの区間は廃止になった。深坂トンネルを含む新線区間は田村から交流電化で開業し、客車で編成された普通列車を電気機関車が牽いていた。米原駅 - 田村駅間の方は蒸気機関車、のちにディーゼル機関車による牽引で、田村駅で機関車交換を行っていた。古くは大阪や名古屋方面との直通であった普通列車は東海道線普通列車の電車化によって米原駅を始発終着とするようになったが、機関車に牽かれる客車の長い編成で運転され、大阪駅や東京(隅田川駅)に直通する郵便車荷物車を繋げているものも多かった。また彦根駅 - 中ノ郷駅を連絡していた気動車列車は柳ヶ瀬線廃止後も米原駅 - 木ノ本駅間の区間列車を中心に、一部が彦根駅まで運転されていた。

ところで湖北地区は以前は北陸本線がローカル輸送を主にしていないことから、バス網が発達していた。国鉄バスが木ノ本に支所を置き、柳ヶ瀬線の列車廃止代替路線などのほか最盛期は名神米原や敦賀、近江今津まで路線を持っていた。また近江鉄道(バス)は米原 - 長浜 - 木ノ本間で20分おきの高頻度運転を行っていた。が、その後特に長浜直流化を契機としてバス網の縮小・撤退が相次ぎ、多くが駅を起点とするコミュニティバスに衣替えされ残るのみである。

一部区間の直流化[編集]

1974年7月20日に湖西線が開業し、近江塩津駅 - 敦賀駅間で3往復の湖西線直通の普通列車が気動車で運転されるようになったが、本数が少なく、北陸線列車との接続も悪かった。多くの客車普通列車は1985年3月14日の改正で交直流電車475419系電車に置き換えられたものの、長らく電化方式の違いにより交直流電車をローカル用に新製することはできず、北陸線ローカル列車は本数も少なく、東海道線と米原駅で乗り換える必要があり不便であった。また気動車の彦根駅までの運転は1989年3月11日に米原駅発着の新快速増発により廃止になった。

そこで地域を活性化する手段として京阪神からの新快速の直通運転を滋賀県長浜市が主体で計画し、費用の地元負担により1991年9月14日に米原駅 - 長浜駅間が直流電化に切り替えられた。これは坂田駅 - 田村駅間に設置されていた交直のデッドセクションを長浜駅 - 虎姫駅間に移設し、長浜駅まで直流電車の乗り入れを可能とさせたものである。この結果本数の増発などで観光客の増加・地元人口の増加などの効果を呼び、大きな成果を上げた。この長浜駅までの直流化により、木ノ本駅までの区間運転も電車に置き換わり、本数も増発された。のちに区間運転の一部は琵琶湖環状線構想の一環として近江今津駅まで延長され、湖西線北部区間との直通運転が始まった。さらに福井県敦賀市が観光客誘致を目的に敦賀駅までの直流化を計画し、2006年9月に直流へと電化方式が変更され、同年10月21日より京阪神から新快速が直通し、現在に至っている。

敦賀駅までの直流化のもう一つの目的である琵琶湖環状線構想の実現として、湖西線経由の敦賀駅発着の新快速と近江塩津駅折り返し米原駅経由新快速が同一ホーム乗換で短時間接続となるようにダイヤ設定された。また1時間あたり1本の新快速以外に、一部時間帯に米原駅・長浜駅 - 近江塩津駅・敦賀駅間列車が設定されており、湖北地区では一部時間帯をのぞき1時間あたり2本が、また湖北 - 湖西間も近江塩津駅乗り換えで1時間あたり1本の列車が運行されていたが、2011年3月12日の改正で一部列車が廃止または臨時列車(土曜日・休日のみ)に変更された。長浜駅以北の各駅でホームの整備が行われた。直流用125系電車の増備(従来の小浜線用車と増備車が小浜線も含め共通運用)と交直両用の新形式車両521系電車新製により、この区間は京阪神直通の223系とローカル用の両形式で運転されることとなった。

なお、JR化後のこの区間のローカル輸送関連では地元自治体が駅舎や駅前広場整備、あるいは利用促進のための自治体広報PRや、京阪神からの観光客呼び込み施策などを積極的に行っている。直流化工事も地元負担によるものが大きく、利用促進の一方でさらなる増発要望をJR西日本に出している。さらに、同区間では北陸本線内で完結する列車と、米原駅から琵琶湖線へ乗り入れる列車(ほかに近江塩津駅から湖西線へ乗り入れ、近江今津以南駅も運転する列車)との間で、列車番号の奇数・偶数が逆転している。これは前者が米原駅起点を基準とした北陸線の上下方向に、後者が琵琶湖線(JR京都線)の上下方向に列車番号を合わせているためである。

利用状況と競合交通機関[編集]

競合交通機関とプロモーション[編集]

武生駅 - 福井駅間では福井鉄道福武線と、富山駅 - 黒部駅間では富山地方鉄道本線と競合しているが、運賃面と時間面で圧倒的優位に立っているため、JRの利用が多い。特に通学定期乗車券(高校生)においては価格差が大きい。これに対して私鉄各社では、列車の増発や特別企画乗車券(定期券タイプを含む)の発売などで対応している。

金沢駅 - 富山駅・高岡駅間ではそれぞれ、北陸鉄道完全子会社である北鉄金沢バス富山地方鉄道が共同運行する高速バス金沢 - 富山線」、北鉄金沢バスと加越能バスが共同運行する高速バス「金沢 - 高岡線[10][11]と競合している。両路線とも予約は不要である。繁忙期にはツアーバス金沢ライナー」が京福バスによって運行される。これらのバスの運賃はJRよりも若干安く設定されていて、金沢市内の武蔵ヶ辻香林坊富山市内の総曲輪などの繁華街に乗り換えなしで直接アクセスしている。特に「金沢 - 富山線」は普通列車で移動する場合と比べて到着時間に大差はなく、1時間に少なくとも1本が運行されている。

JRでは沿線地域向けに、普通列車に関しては乗り放題タイプの特別企画乗車券「北陸おでかけパス」の発売や快速「ホリデーライナーかなざわ」の運行、特急列車に関しては往復タイプの特別企画乗車券「タウン特急往復きっぷ」・「金沢富山往復きっぷ」、定期券と併用する自由席回数特急券「トクらく」や特急用定期券パスカル」の発売、途中停車駅の増加と停車間隔の均等化などが実施されている。このほかPRISM FUKUIのオープンやマリエとやまの増改築、金沢百番街トレンド館を全面改装して「Rinto」としてリニューアルオープンさせる[12]など、駅ビルおよび周辺を開発して買い物需要の発掘による鉄道利用の増加に努めている。現在はとやま駅特選館のリニューアルオープンに向けた工事が進められている。

また遠方からの旅行需要を喚起するため、通年(一部商品は利用制限期間あり)で、JR東日本からは往復プラス乗り放題タイプの特別企画乗車券「北陸フリーきっぷ」が首都圏エリアの主な駅のみどりの窓口および主な旅行代理店で、往復タイプの特別企画乗車券「北陸往復きっぷ」[13]が新潟エリアの主な駅のみどりの窓口および主な旅行代理店で、JR東海からは往復タイプの特別企画乗車券「北陸往復割引きっぷ」と往復プラス乗り放題タイプの特別企画乗車券「北陸観光フリーきっぷ」が名古屋地区および周辺の主な駅の窓口および主な旅行代理店で発売されている。ほかにも半年および1年おきに見直しがあるものの、通年に近い状態で発売されている北陸方面への旅行者向け特別企画乗車券が多数存在する。

さらに2004年からJR東日本とJR西日本で[14]2006年からはJR東海も加わって[15]、JR本州3社共同でキャンペーン「Japanese Beauty ホクリク」を実施している。その後キャンペーン名称が「JAPANESE BEAUTY 北陸キャンペーン」に変わり[16]、2010年からは「Japanese Beauty Hokuriku キャンペーン」となっている[17]。期間中、駅ポスターなどの交通広告を中心に3社共通の宣伝を展開したり、旅行商品ラインナップや期間限定の特別企画乗車券を充実させたり、鉄道利用者用の特典や体験メニューを用意したりして、各方面からの北陸本線の利用促進を図っている。

利用状況統計[編集]

普通列車の輸送密度は主要駅ごとに区切ると泊駅 - 糸魚川駅間が最も低く[18][19]、特に富山県と新潟県の県境がある越中宮崎駅 - 市振駅間の利用者数は1列車あたり20人程度、1車両あたり7人程度である[20]

2007年11月13日における北陸本線石川県内区間の旅客流動は以下の通りである[21]。ただし以下の数値には夜行列車の利用者が含まれていない。

輸送人員(人/日) 全列車合計 普通列車 特急列車
合計 61,415 41,276 20,139
県内相互 34,968 33,930 1,038
県内 - 富山県方面 9,337 5,321 4,016
県内 - 福井県方面 11,470 1,964 9,506
県内を通過 5,640 61 5,579

2005年11月15日における北陸本線富山県内区間の旅客流動は以下の通りである[22]。ただし以下の数値には夜行列車の利用者が含まれていない。

輸送人員(人/日) 全列車合計 普通列車 特急列車
合計 49,576 36,721 12,855
県内相互 31,680 30,521 1,159
県内 - 石川県方面 12,127 5,693 6,434
県内 - 新潟県方面 2,881 483 2,398
県内を通過 2,888 24 2,864

2012年5月29日には鉄道利用調査が大聖寺駅 - 糸魚川駅間で石川県と富山県によって合同実施された[23]

歴史[編集]

概略[編集]

北陸本線旧線 樫曲トンネル(敦賀市獺河内)
北陸トンネル 敦賀側坑口(敦賀市深山寺)

北陸本線は全線が官営鉄道として建設された。長浜駅 - 敦賀港駅間は東海道線の支線として日本人技術者の手で建設され、1889年に同区間が開業した。敦賀港が1899年に国際港として開港するとロシアなど大陸との定期航路に連絡する列車が運行されるようになった。

当初、木ノ本駅 - 敦賀駅間は塩津経由で計画されていたが、諸事情により柳ヶ瀬駅経由で敷設された。これには柳ヶ瀬駅 - 今庄駅間に連絡線を敷設する意図もあったそうである。その後、後述のように紆余曲折を経て68年後の1957年の近江塩津駅経由の新線への切り替えにより当初の計画通りの路線に落ち着いた。また柳ヶ瀬トンネル掘削工事は難航し、トンネルが開通するまでの2年ほどは雁ヶ谷駅 - 洞道西口駅間は峠越えの徒歩連絡であった。

福井・金沢・富山方面への延伸にあたっては、政府の財政難から民間資本による建設が計画されたが、不況で資金が集まらず会社設立まで至らなかったり、鉄道敷設の仮免状下付にまで漕ぎ付けたものの内紛から着工することができなかったため、結局その後、敦賀以北も官営鉄道として建設することが決定され、1893年に着工された。

1896年に敦賀駅 - 福井駅間が開業し、同年に北陸線と命名された。この時、敦賀駅 - 今庄駅間は険しい山地を避け海側の杉津駅経由で建設されたが、それでも25‰の急勾配と12か所のトンネル、4か所のスイッチバックが連続する難所となった。「北陸線の盲腸」とまで謂われた路線ではあるが、その路線風景の美しさは鉄道唱歌にも詠われたほどである。時の大正天皇が行幸行脚した際には杉津駅で汽車の発車を止めて、しばし眼下に広がる敦賀湾の眺望を堪能したという逸話も残っている。

路線はさらに延伸され、1899年には富山駅まで開業した。当時の富山駅は神通川の付け替え(馳越線)の計画があったことなどから、1903年に神通川が付け替えられた後の1908年に神通川橋梁が完成するまで神通川左岸にあたる田刈屋に設けられた。

北陸最大の難所といわれる親不知海岸を通る富山駅 - 直江津駅間は富山線(富山東線・富山西線)として建設された。1909年の線路名称制定時に米原駅 - 魚津駅間が北陸本線とされ、糸魚川駅までは北陸本線として開業し、糸魚川駅 - 直江津駅間は信越線の一部として開業した。そして1913年に最後の青海駅 - 糸魚川駅間が開業し、米原駅 - 直江津駅間の全線が北陸本線となった。

全通してからは輸送力増大のため、勾配緩和や複線化などの路線改良が課題となった。

木ノ本駅 - 敦賀駅間は日本初のダイナマイト掘削による柳ヶ瀬トンネルなどを含む鉄道敷設黎明期の旧規格の急勾配区間であり、開業時より土砂崩落、雪害、線路凍結やヤスデ異常繁殖による車輪空転事故、トンネル内の窒息事故などが頻発していた。就中、1928年12月の柳ヶ瀬トンネル内の窒息事故を契機に深阪経由の新線を敷設することが決定した。戦争を挟んで工事が一旦、中断したものの戦後第一次5か年計画として1952年に再開。不況により再度中断するもの1957年に木ノ本駅 - 敦賀駅間が近江塩津経由の新線に切り替えられた。この時、同区間の旧線は柳ヶ瀬線として分離される。その後、柳ヶ瀬線は勾配区間用にエンジン2基搭載したディーゼル車キハ52を投入したものの、赤字線から脱することができず、北陸本線並走区間複線化への路盤提供のためもあり、1964年に廃止されている。詳しくは当該項目を参照。

引き続き第二次5か年計画として敦賀駅 - 今庄駅間の改良工事に着手。1962年には全長13,870mの北陸トンネルが開通し、敦賀駅 - 今庄駅間が新線に切り替えられ、杉津駅経由の旧線は無事故を記録したまま廃止された(詳細は北陸トンネル、旧線各駅の項を参照)。

現在、木ノ本駅 - 敦賀駅 - 今庄駅間の旧線ルートの大半には北陸自動車道が通っている。刀根下り、杉津上り両パーキングエリアはかつての駅跡である。この路線変更によりかつての急行停車駅であった中ノ郷駅・今庄駅近辺は寂れ、杉津駅が廃止されたことにより、越前海岸に停車する駅が失われた。柳ヶ瀬区間および杉津区間の在りし日の記録フィルムが2004年に発掘されJR西日本金沢支社の手で編集、DVD化されている。

路線改良はこれに留まらず、勾配緩和を目的とした倶利伽羅峠越えや、海岸沿いの断崖に沿って急曲線の続く親不知付近や、さらにはフォッサマグナ西縁部にあたり、地盤が脆弱で地すべりによる脱線転覆事故が多発していた浦本駅 - 直江津駅間など、いずれも長大なトンネルを含む新線に付け替えられ、輸送力や速度向上、輸送障害の減少などが計られた。一方で風光明媚な海岸線の眺望などの喪失を残念がる年配者の声もある。

電化および複線化も順次進められた。1957年に田村駅 - 敦賀駅間が電化され、1969年には全線の電化・複線化が完成した。田村駅 - 梶屋敷駅間の電化では交流60Hzが採用されたが、交流電化としては仙山線に次いで日本で2番目、60Hzは日本初である。なお、民営化後に新快速など京阪神方面との直通運転のため1991年9月に田村駅 - 長浜駅間が直流電化に転換され、2006年9月24日には長浜駅 - 敦賀駅間が湖西線の永原駅 - 近江塩津駅間とともに直流電化に転換された。

2015年春に北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間が開業する際、金沢駅 - 直江津駅間はJRの経営から分離されることになっており、同区間のうち金沢駅 - 倶利伽羅駅間はIRいしかわ鉄道、倶利伽羅駅 - 市振駅間はあいの風とやま鉄道、市振駅 - 直江津駅間はえちごトキめき鉄道が運行することになっている。なお、北陸本線の富山駅と接続していた富山港線は、北陸新幹線建設に伴う富山駅周辺連続立体交差化事業の影響でJRと経営分離し、第三セクター鉄道の富山ライトレールとなったが、並行在来線の経営分離とは関係が無く、この会社が並行在来線の運行主体となる予定もない。

年表[編集]

長浜 - 敦賀間の開業130周年を記念してヘッドマークが付けられた521系。敦賀駅にて撮影。

全通前[編集]

  • 1882年明治15年)3月10日:長浜駅 - 柳ヶ瀬駅間(15M5C50L≒24.25km)、洞道口駅 - 金ヶ崎駅間(8M76C16L≒14.4km)が開業。柳ヶ瀬駅 - 洞道口駅間は徒歩連絡。長浜駅・大寺駅・河毛駅(初代)・高月駅・木ノ本駅・中ノ郷駅・柳ヶ瀬駅・洞道口駅(後の洞道西口駅)・刀根駅(初代)・麻生口駅・疋田駅・敦賀駅・金ヶ崎駅(現在の敦賀港駅)が開業。
  • 1883年(明治16年)10月21日:洞道口駅が洞道西口駅に改称。
  • 1884年(明治17年)4月16日:柳ヶ瀬トンネル開通に伴い、柳ヶ瀬 - 洞道西口間(2M29C54L≒3.81km)が延伸開業。洞道西口駅・麻生口駅が廃止。
  • 1885年(明治18年)3月16日:高月駅 - 木ノ本駅間に井ノ口駅が開業。刀根駅(初代)が廃止。
  • 1886年(明治19年)5月1日:大寺駅・河毛駅(初代)が廃止。
  • 1889年(明治22年)
    • 7月1日:米原駅 - 長浜駅間(4M50C≒7.44km)が延伸開業。
    • 7月6日:マイル・チェーン・リンク表記からマイル・チェーン表記に簡略化(米原駅 - 金ヶ崎駅間 31M1C21L→31M1C)。
  • 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定により、米原駅 - 敦賀駅 - 金ヶ崎駅間を東海道線とする[24]
  • 1896年(明治29年)7月15日北陸線 敦賀駅 - 福井駅間(38M40C≒61.96km)が開業。杉津駅・今庄駅・鯖波駅(現在の南条駅)・武生駅・鯖江駅・大土呂駅・福井駅が開業。
  • 1897年(明治30年)9月20日:福井駅 - 小松駅間(30M3C≒48.34km)延伸開業。森田駅・新庄駅(現在の丸岡駅)・金津駅(現在の芦原温泉駅)・細呂木駅・大聖寺駅・動橋駅・小松駅が開業。敦賀 - 金ヶ崎間の旅客営業廃止。金ヶ崎駅が金ヶ崎貨物取扱所に変更。井ノ口駅が廃止。
  • 1898年(明治31年)
    • 4月1日:小松駅 - 金沢駅間(17M48C≒28.32km)が延伸開業。美川駅・松任駅・金沢駅が開業。
    • 11月1日:金沢駅 - 高岡駅間(25M29C≒40.82km)が延伸開業。津幡駅・石動駅・福岡駅が開業(高岡駅は中越鉄道の駅として既に同年1月21日に開業)。
  • 1899年(明治32年)3月20日:高岡駅 - 富山駅間(11M5C≒17.8km)が延伸開業。小杉駅・富山駅が開業。
  • 1902年(明治35年)
    • 2月15日:新庄駅が丸岡駅に改称。
    • 6月1日:虎姫駅が開業。
    • 11月1日:米原駅 - 敦賀駅 - 金ヶ崎駅間が北陸線に編入される[25]。全線で改マイル(米原駅 - 富山駅間 +19C≒0.38km、敦賀駅 - 金ヶ崎駅間 +27C≒0.54km)。
    • 11月12日:マイル・チェーン表記からマイル表記に簡略化(米原駅 - 富山駅間 153M7C→153.1M、敦賀駅 - 金ヶ崎駅間 1M5C→1.1M)。
  • 1903年(明治36年)
  • 1907年(明治40年)11月16日:粟津駅が開業。
  • 1908年(明治41年)
    • 2月16日:津幡駅 - 石動駅間に倶利伽羅信号所が開設。
    • 3月21日:杉津駅 - 今庄駅間に大桐信号所が開設。
    • 3月25日:金ヶ崎貨物取扱所を金ヶ崎駅に変更(貨物のみの取り扱いは変更なし)。
    • 4月21日:敦賀駅 - 杉津駅間に東郷信号所が開設。
    • 6月1日:大桐信号所が大桐駅として開業。
    • 11月3日:呉羽駅が開業。
    • 11月16日:呉羽駅 - 富山駅間の経路が変更され、富山駅が移転(+0.4M≒0.64km)。富山線 富山駅 - 魚津駅間(15.8M≒25.43km)が開業。東岩瀬駅(現在の東富山駅)・水橋駅・滑川駅・魚津駅が開業。
  • 1909年(明治42年)
    • 6月1日:敦賀駅が移転し、米原方面 - 福井方面スイッチバック運転を解消(代りに米原方面 - 金ヶ崎駅がスイッチバックとなる)。
    • 6月15日:倶利伽羅信号所が倶利伽羅駅として開業。
    • 10月12日国有鉄道線路名称制定により、米原駅 - 魚津駅間、敦賀駅 - 金ヶ崎駅間を北陸本線とする。
  • 1910年(明治43年)4月16日:魚津駅 - 泊駅間(14.7M≒23.66km)が延伸開業。三日市駅(現在の黒部駅)・生地駅・入善駅・泊駅が開業。
  • 1911年(明治44年)
    • 7月1日:信越線 直江津駅 - 名立駅間(9.2M≒14.81km)が開業。郷津駅・谷浜駅・名立駅が開業。
    • 11月1日:森本駅が開業。
  • 1912年(明治45年)
    • 3月2日:敦賀駅構内の線路を付け替え米原方面から金ヶ崎へのスイッチバックを解消。
    • 8月1日:野々市駅(初代、現在の西金沢駅)が開業。
    • 10月15日:泊駅 - 青海駅間(14.5M≒23.34km)が延伸開業。市振駅・親不知駅・青海駅が開業。
    • 12月16日:信越線 名立駅 - 糸魚川駅間(16.5M≒26.55km)が延伸開業。筒石駅・能生駅・梶屋敷駅・糸魚川駅が開業。
    • 12月20日:寺井駅が開業。

全通以後[編集]

北陸本線全通100周年記念エンブレム(写真はクハ455-60)
直江津にて(2013年6月24日)
  • 1913年(大正2年)4月1日:青海駅 - 糸魚川駅間(4.1M≒6.6km)が開業し米原駅 - 直江津駅間が全通。新規開業区間と信越線糸魚川駅 - 直江津駅間が北陸本線に編入。柳ヶ瀬駅 - 疋田駅間に刀根信号所が開設。
  • 1914年(大正3年)12月14日:筒石駅付近で地すべりが発生。駅舎とホームが倒壊するとともに路盤が移動し、1日間不通となる。
  • 1916年(大正5年)
    • 11月1日:東郷信号所が新保駅として開業。
    • 12月25日:刀根信号所が刀根駅(2代目)として開業。
  • 1918年(大正7年)11月15日:細呂木駅 - 大聖寺駅間に熊坂信号所が開設。
  • 1919年(大正8年)
    • 1月11日:敦賀駅 - 敦賀港駅間で旅客営業再開、改キロ(+0.4M≒0.64km)。金ヶ崎駅が敦賀港駅に改称。
    • 11月25日:新保駅 - 杉津駅間に葉原信号所が、杉津駅 - 大桐駅間に山中信号所が開設。
  • 1921年(大正10年)4月15日:熊坂信号所が牛ノ谷駅として開業。
  • 1922年(大正11年)
  • 1923年(大正12年)
  • 1925年(大正14年)
    • 8月1日:金沢駅 - 森本駅間に小坂信号場が、森本駅 - 津幡駅間に花園信号場が開設。
    • 10月1日:野々市駅が西金沢駅に改称。
  • 1926年(大正15年)
    • 5月1日:春江駅が開業。
    • 7月3日:東岩瀬駅 - 水橋駅間に浜黒崎仮停車場が開業。
  • 1927年昭和2年)
    • 9月1日:呉羽駅 - 富山駅間に田苅屋信号場が開設。飛越線(現在の高山本線)分岐点。
    • 12月20日:王子保駅が開業。
  • 1929年(昭和4年)8月10日:能生駅 - 浦本駅間の3箇所で地すべりが発生。浜木浦では、列車が地すべりに巻き込まれて脱線転覆。10日間不通。
  • 1930年(昭和5年)4月1日:マイル表示からメートル表示に変更、一部営業キロ修正(米原駅 - 直江津駅間 228.3M→366.5km、敦賀駅 - 敦賀港駅間 1.5M→2.7km)。
  • 1931年(昭和6年)
    • 3月21日:浦本駅付近で貨物列車が地すべりに巻き込まれ脱線転覆。死者1名負傷者4名。
    • 9月15日:法性寺駅(現在の坂田駅)が開業。
    • 10月14日:田村駅が開業。
  • 1932年(昭和7年)9月20日:貨物支線 敦賀港駅 - 敦賀新港駅間 (1.2km) が開業。貨物取扱駅として敦賀新港駅が開業。
  • 1933年(昭和8年)8月1日:小坂信号場が東金沢駅として開業。
  • 1938年(昭和13年)
    • 1月23日:能生駅 - 浦本駅間の浜木浦で、列車が地すべりに巻き込まれて脱線転覆。10日間不通。
    • 6月1日:三国線直通ガソリンカー専用駅として丸岡駅 - 金津駅間に越前下関駅が開業。
    • 10月1日:金沢駅 - 津幡駅間が複線化。花園信号場が廃止。
  • 1940年(昭和15年)
    • 11月1日:法性寺駅・田村駅・越前下関駅が廃止。
    • 12月1日:福井操車場が開業。福井操車場 - 福井駅間が複線化。
  • 1943年(昭和18年)
    • 4月1日:貨物支線 敦賀港駅 - 敦賀新港駅間 (1.2km) が廃止(1986年10月31日まで敦賀港駅構内側線として存続)。
    • 4月10日:今庄駅 - 鯖波駅間に湯ノ尾信号場が開設。
    • 10月1日:福井駅 - 森田駅間に北福井信号場が、大聖寺駅 - 動橋駅間に作見信号場が、滑川駅 - 魚津駅間に早月信号場が開設。
  • 1944年(昭和19年)10月11日:敦賀駅 - 新保駅間に深山信号場が開設。作見信号場が作見駅(現在の加賀温泉駅)として開業。
  • 1945年3月:名立駅 - 有間川駅間で地すべりが発生。列車が地すべりに巻き込まれて脱線転覆。死傷者5名。

第二次大戦後[編集]

1948年の福井地震で倒壊した福井駅 - 森田駅間の九頭竜川鉄橋(九頭竜川橋梁)
  • 1946年(昭和21年)
    • 9月1日:名立駅 - 谷浜駅間に有間川仮乗降場が開業。
    • 12月12日:筒石駅付近で地すべりが発生。駅構内の路盤が移動し、4日間不通となる。
  • 1947年(昭和22年)7月1日:有間川仮乗降場が有間川駅として開業。
  • 1948年(昭和23年)
    • 2月13日:田苅屋信号場が田刈屋信号場に改称。
    • 6月28日福井地震発生。福井駅 - 森田駅間の九頭竜川鉄橋が倒壊し、特に大土呂駅 - 牛ノ谷駅間は構内建物のほとんどが全壊した[26]
    • 8月25日:福井駅 - 森田駅間に九頭竜仮信号場が開設。
    • 8月30日:浜黒崎仮停車場が廃止。
    • 9月1日:湯ノ尾信号場が湯尾駅として開業。
  • 1949年(昭和24年)
  • 1950年(昭和25年)
  • 1951年(昭和26年)9月1日:北福井仮乗降場が廃止。
  • 1952年(昭和27年)12月1日:福井操車場が南福井駅として開業(貨物取り扱いのみ)。
  • 1954年(昭和29年)
    • 8月1日:坂田駅が開業(法性寺駅の復活)。河毛駅(2代目)が開業。
    • 12月10日:田村駅が再開業。
  • 1955年(昭和30年)
    • 5月1日:北鯖江駅が開業。
    • 10月1日:富山操車場が開設。
    • 11月11日:倶利伽羅駅 - 石動駅間に安楽寺信号場が開設。
  • 1956年(昭和31年)
    • 4月10日:三日市駅が黒部駅に改称。
    • 11月10日:富山駅 - 富山操車場間が複線化。
    • 11月19日:福岡駅 - 高岡駅間に西高岡信号場が開設。田刈屋信号場が廃止。
  • 1957年(昭和32年)
    • 4月25日:西高岡信号場が西高岡駅として開業。
    • 8月12日:田村駅 - 長浜駅間が複線化。
    • 10月1日:木ノ本駅 - 近江塩津駅 - 敦賀駅間 (23.4km) が単線で開業。余呉駅・近江塩津駅・新疋田駅が開業。近江塩津駅 - 新疋田駅間に沓掛信号場が、新疋田駅 - 敦賀駅間に鳩原信号場が、牛ノ谷駅 - 大聖寺駅間に熊坂信号場が、泊駅 - 市振駅間に越中宮崎信号場が開設。木ノ本駅 - 敦賀駅間の旧線 (26.1km) を柳ヶ瀬線として分離。田村駅 - 近江塩津駅 - 敦賀駅間が交流電化。米原駅 - 田村駅間が複線化。
      • 米原駅 - 田村駅間は非電化のまま残され、蒸気機関車の牽引により交直接続を行った。機関車交換のため、田村駅は急行停車駅となる。
      • 当初は倶利伽羅峠越え旧線に使用していたE10形が充てられたが、1962年(昭和37年)春までに全車運用終了(2号機のみ青梅鉄道公園で保存)。以降は信越線に使用していたD50形が投入された。
    • 11月15日:市振駅 - 親不知駅間に風波信号場が開設。
    • 11月20日:越中宮崎信号場が越中宮崎駅として開業。
  • 1958年(昭和33年)
    • 4月10日:貨物支線 東富山駅 - 富山操車場 - 蓮町駅間 (8.5km) が開業(東富山駅 - 富山操車場間は本線との二重戸籍区間)。
    • 9月25日:高月駅 - 木ノ本駅間が複線化。
    • 9月28日:長浜駅 - 虎姫駅間が複線化。
    • 9月29日:小杉駅 - 呉羽駅間が複線化。
    • 9月30日:虎姫駅 - 高月駅間が複線化。
  • 1959年(昭和34年)3月31日:生地駅 - 入善駅間に西入善信号場が開設。

1960年代[編集]

  • 1960年(昭和35年)
    • 5月31日:呉羽駅 - 富山駅間が複線化。
    • 7月1日:西入善信号場が西入善駅として開業。
    • 9月26日:松任駅 - 西金沢駅間が複線化。
    • 9月28日:西金沢駅 - 金沢駅間が複線化。
    • 9月30日:石動駅 - 福岡駅間が複線化。
  • 1961年(昭和36年)
    • 9月28日:福井駅 - 森田駅間が複線化。
    • 9月29日:魚津駅 - 黒部駅間に片貝信号場、青海駅 - 糸魚川駅間に姫川信号場が開設。
  • 1962年(昭和37年)
    • 2月19日:丸岡駅 - 金津駅間が複線化。
    • 3月19日:今庄駅 - 湯尾駅間が複線化。
    • 3月21日:今庄駅 - 福井駅間が交流電化。
    • 5月10日:複線電化に先立ち、今庄機関区廃区式を挙行。
    • 6月2日:新線切り替えに先立ち、敦賀駅 - 今庄駅間の旧線区間廃線式を挙行。
    • 6月9日:早朝上り216列車と下り225列車をもって、下り線線路付け替えのため敦賀駅 - 杉津駅 - 今庄駅間 (26.4km) が廃止。以降終日新線を暫定使用。運行は旧ダイヤに基づき、敦賀駅・余座踏切地点・南今庄地点・今庄駅で時間差調整された。深山信号場・新保駅・葉原信号場・杉津駅・山中信号場・大桐駅がこの日早朝限りで廃止。今庄機関区が廃区。
      • 敦賀機関区・今庄機関区に在籍していた(小浜線用をのぞく)旧線用蒸気機関車は金沢機関区に移籍(一部は長野機関区移籍。DF50形およびDD50形ディーゼル機関車は富山機関区移籍。後にDD50形は米原機関区に移籍し、柳ヶ瀬線で3両編成旅客車牽引として使用の後、交・直流ジャンクションの中継機として使用された)。
    • 6月10日:北陸トンネル正式開通。敦賀駅・福井駅にて祝賀式典が執り行われる。敦賀駅 - 今庄駅間が複線交流電化新線 (19.3km) 開業。南今庄駅が開業。
      • 同時に福井駅 - 金沢駅間の旅客列車はディーゼル機関車牽引となり福井駅が機関車付け替え駅となる。
    • 8月1日:安楽寺信号場 - 石動駅間が複線化。
    • 8月10日:福岡駅 - 西高岡駅間が複線化。
    • 9月15日:倶利伽羅駅 - 安楽寺信号場間が複線化。安楽寺信号場が廃止。
    • 9月25日:津幡駅 - 倶利伽羅駅間が複線化。
    • 9月27日:松梨信号場 - 寺井駅間が複線化。小松駅 - 寺井駅間に松梨信号場が開設。
    • 9月28日:能生駅 - 筒石駅間に百川信号場が開設。
    • 9月29日:寺井駅 - 小舞子駅間が複線化。入善駅 - 泊駅間に小川信号場が開設。
    • 9月30日:熊坂信号場 - 大聖寺駅間が複線化。
    • 12月10日:粟津駅 - 小松駅間が複線化。
    • 12月28日:米原駅 - 田村駅間が直流電化。田村駅の米原寄りにデッドセクションを設置。
  • 1963年(昭和38年)
    • 3月16日:能生駅 - 筒石駅間で列車が地すべりに巻き込まれて脱線転覆(「頸城トンネル#1963年の地すべり災害」を参照)。
    • 4月4日:福井駅 - 金沢駅間が交流電化。
    • 4月15日:武生駅 - 鯖江駅間が複線化。
    • 7月22日:牛ノ谷駅 - 熊坂信号場間が複線化。熊坂信号場が廃止。
    • 9月1日:小舞子駅 - 美川駅間が複線化。
    • 9月16日:王子保駅 - 武生駅間が複線化。
    • 9月25日:鯖波駅 - 王子保駅間が複線化。
    • 9月27日:小松駅 - 松梨信号場間、高岡駅 - 越中大門駅間が複線化。松梨信号場が廃止。
    • 9月30日:新設された衣掛隧道ループ線(鳩原ループ線)を上り線として使用開始に伴い、新疋田駅 - 敦賀駅間が複線化。
    • 10月1日:本線下り線専用となるため柳ヶ瀬線の疋田駅 - 敦賀駅間休止し、前日より代替バスに移行。鳩原信号場が廃止。
    • 10月20日:筒石駅 - 名立駅間に西名立信号場が開設。
  • 1964年(昭和39年)
    • 4月10日:(仮)小舞子駅が正式な駅に昇格し小舞子駅が開業。
    • 5月11日:柳ヶ瀬線 木ノ本駅 - 柳ヶ瀬駅 - 疋田駅 - 敦賀駅間 (26.1km) が廃止。
    • 8月24日:金沢駅 - 富山操車場間が交流電化。
    • 9月22日:浦本駅 - 能生駅間に木浦信号場が開設。
    • 9月24日:旧柳ヶ瀬線線路盤を本線上り線に転用し、木ノ本駅 - 余呉駅間が複線化。
    • 9月26日:春江駅 - 丸岡駅間が複線化。
    • 9月29日:西高岡駅 - 千保川信号場間が複線化。西高岡駅 - 高岡駅間に千保川信号場が開設。
    • 11月20日:早月信号場が東滑川駅として開業。
  • 1965年(昭和40年)
    • 4月23日:生地駅 - 西入善駅間が複線化。
    • 5月27日:細呂木駅 - 牛ノ谷駅間が複線化。
    • 7月5日:越中大門駅 - 小杉駅間が複線化。
    • 7月20日:上市川信号場 - 滑川駅間が複線化。水橋駅 - 滑川駅間に上市川信号場が開設。
    • 7月30日:富山操車場 - 東富山駅間が複線化。
    • 8月9日:近江塩津駅 - 沓掛信号場間が複線化。
    • 8月20日:美川駅 - 加賀笠間駅間が複線化。
    • 8月25日:千保川信号場 - 高岡駅間が複線化。千保川信号場が廃止。富山操車場 - 泊駅間が交流電化。
    • 8月31日:青海駅 - 姫川信号場間が複線化。
    • 9月23日:余呉駅 - 近江塩津駅間が複線化。
    • 9月25日:動橋駅 - 粟津駅間が複線化。
    • 9月27日:金津駅 - 細呂木駅間が複線化。
    • 9月30日:市振駅 - 風波信号場、黒岩信号場 - 青海駅間が複線化。泊駅 - 糸魚川駅間が交流電化。
    • 12月10日:黒部駅 - 生地駅間が複線化。
  • 1966年(昭和41年)
    • 3月11日:湯尾駅 - 鯖波駅間が複線化。
    • 3月16日:森田駅 - 春江駅間が複線化。
    • 3月18日:加賀笠駅間 - 松任駅間が複線化。
    • 3月24日:風波信号場 - 親不知駅間が複線化。風波信号場が廃止。
    • 6月1日:水橋駅 - 上市川信号場間が複線化。上市川信号場が廃止。
    • 8月30日:東滑川駅 - 角川信号場間が複線化。東滑川駅 - 魚津駅間に角川信号場が開設。
    • 9月7日:鯖江駅 - 北鯖江駅間が複線化。
    • 9月13日:北鯖江駅 - 大土呂駅間が複線化。
    • 9月22日:大聖寺駅 - 作見駅間が複線化。
    • 9月24日:大土呂駅 - 南福井駅間が複線化。
    • 9月29日:作見駅 - 動橋駅間が複線化。
    • 11月25日:西入善駅 - 入善駅間が複線化。
    • 11月30日:沓掛信号場 - 新疋田駅間が複線化。沓掛信号場が廃止。
    • 12月3日:東富山駅 - 水橋駅間が複線化。
    • 12月15日:親不知駅 - 黒岩信号場間が複線化。黒岩信号場が廃止。
  • 1967年(昭和42年)
    • 5月19日:泊駅 - 越中宮崎駅間が複線化。
    • 8月22日:滑川駅 - 東滑川駅間が複線化。
    • 8月29日:小川信号場 - 泊駅間が複線化。
    • 9月20日:入善駅 - 小川信号場間が複線化。小川信号場が廃止。
    • 9月29日:越中宮崎駅 - 市振駅間が複線化。
  • 1968年(昭和43年)
    • 3月25日:野々市駅(2代目)が開業。
    • 8月9日:魚津駅 - 片貝信号場間が複線化。
    • 9月16日:姫川信号場 - 糸魚川駅間が複線化。姫川信号場が廃止。
    • 9月25日:有間川駅 - 谷浜駅間が複線化。
    • 9月27日:角川信号場 - 魚津駅間が複線化。角川信号場が廃止。
    • 10月1日:越美北線の越前花堂駅に北陸本線ホームが開設。米原駅 - 田村駅間のD50形運用終了。
  • 1969年(昭和44年)
    • 6月4日:糸魚川駅 - 梶屋敷駅間が複線化。
    • 6月17日:片貝信号場 - 黒部駅間が複線化。片貝信号場が廃止。
    • 6月19日:梶屋敷駅 - 浦本駅間が複線化。
    • 9月16日:親不知駅付近で地すべりが発生。列車が地すべりに巻き込まれて脱線転覆。
    • 9月29日:浦本駅 - 有間川駅間が頸城トンネル経由の新線に切り替えられ複線化。能生駅・筒石駅・名立駅が移転。木浦信号場・百川信号場・西名立信号場が廃止。
    • 10月1日:谷浜駅 - 直江津駅間が新線に切り替えられ複線化。郷津駅が廃止。糸魚川駅 - 直江津駅間が直流電化され、全線の複線電化が完成。全線で営業キロ改定、計2.8km短縮。
      • 余呉駅 - 近江塩津駅間・新疋田駅 - 敦賀駅間・武生駅 - 鯖江駅間・大土呂駅 - 越前花堂駅間・森田駅 - 春江駅間・動橋駅 - 粟津駅間・西金沢駅 - 金沢間駅・高岡駅 - 越中大門駅間・滑川駅 - 東滑川駅間・生地駅 - 西入善駅間で0.1kmずつ延長。
      • 近江塩津駅 - 新疋田駅間・南今庄駅 - 今庄駅間・今庄駅 - 湯尾駅間・鯖波駅 - 王子保駅間・鯖江駅 - 北鯖江駅間・福井駅 - 森田駅間・春江駅 - 丸岡駅間・作見駅 - 動橋駅間・野々市駅 - 西金沢駅間・倶利伽羅駅 - 石動駅間・石動駅 - 福岡駅間・越中大門駅 - 小杉駅間・魚津駅 - 黒部駅間・西入善駅 - 入善駅間・越中宮崎駅 - 市振駅間・青海駅 - 糸魚川駅間で0.1kmずつ短縮。
      • 寺井駅 - 小舞子駅間で0.2km短縮。小舞子駅 - 美川駅間・市振駅 - 親不知駅間で0.2km延長。
      • 浦本駅 - 能生駅間で0.5km短縮、能生駅 - 筒石駅間で1.1km延長、筒石駅 - 名立駅間で2.4km短縮、名立駅 - 有間川駅間で0.4km短縮、有間川駅 - 谷浜駅間で0.1km延長、谷浜駅 - 直江津駅間を0.3km短縮。浦本駅 - 直江津駅間の新線切り替え区間は計2.4km短縮。

全線複線電化完成後[編集]

  • 1970年(昭和45年)10月1日:作見駅が加賀温泉駅に改称。大聖寺駅・動橋駅に振り分けていた特急・急行停車を同駅に統合。接続連絡していた北陸鉄道加南線全廃の引き金となる。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月15日:3月1日に三国線が廃止されたことにより、金津駅が芦原温泉駅に改称。
    • 11月6日:北陸トンネル内で急行「きたぐに」の食堂車から出火し、30名が死亡(北陸トンネル火災事故)。
  • 1973年(昭和48年)4月1日:鯖波駅が南条駅に改称。
  • 1975年(昭和50年)3月10日:大阪方面発着の特急・急行が一部のぞき湖西線経由となる。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:貨物支線 東富山駅 - 蓮町駅間 (8.5km) が廃止。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月31日:敦賀駅 - 敦賀港駅間の旅客営業が廃止。富山操車場が駅に変更され富山操駅として開業。
    • 4月1日:国鉄分割民営化により、米原駅 - 直江津駅間 (353.9km) を西日本旅客鉄道が承継。日本貨物鉄道が米原駅 - 直江津駅間の第二種鉄道事業者、敦賀駅 - 敦賀港駅間 (2.7km) の第一種鉄道事業者となる。
  • 1988年(昭和63年)10月1日:明峰駅が開業。
  • 1990年(平成2年)
    • 3月10日:富山操駅が富山貨物駅に改称。
    • 6月5日:金沢駅付近が高架化。
  • 1991年(平成3年)9月14日:田村駅 - 長浜駅間が交流電化から直流電化に変更。デッドセクションが坂田駅 - 田村駅間から長浜駅 - 虎姫駅間に変更。坂田駅が米原駅寄りに0.2km移転。湖西線との直通列車がすべて電車化され、近江今津駅 - 敦賀駅間の所要時分が長浜駅・永原駅以北直流化後の新快速並みとした。
  • 1995年(平成7年)10月1日:近江塩津駅(構内のぞく)- 大聖寺駅(構内のぞく)間が金沢支社から福井地域鉄道部の直轄に、石動駅 - 市振駅(構内のぞく)間が金沢支社から北陸地域鉄道部の直轄に、市振駅 - 直江津駅(構内のぞく)間が金沢支社から糸魚川地域鉄道部の直轄になる[27]
  • 2000年(平成12年)2月8日:近江塩津駅 - 直江津駅間に列車集中制御装置 (CTC) が導入される[28]
  • 2002年(平成14年)
    • 10月21日:金沢駅 - 森本駅間の旅客線が、並行する貨物線を転用して移設 (-0.1km)[29]。あわせて東金沢駅が移設。
    • 11月18日:小松駅付近が高架化[29]
  • 2003年(平成15年)6月12日:JR貨物の金沢駅が金沢貨物ターミナル駅に改称。
  • 2005年(平成17年)4月18日:福井駅付近が高架化。
  • 2006年(平成18年)
    • 9月24日:長浜駅 - 敦賀駅間が交流電化から直流電化に変更。デッドセクションが北陸トンネル敦賀口付近に変更。
    • 10月21日:ダイヤ改正により、新快速の敦賀駅乗り入れが開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 4月1日:敦賀駅 - 敦賀港駅間の貨物列車の設定が廃止。
    • 6月1日:組織改正により、石動駅 - 市振駅(構内のぞく)間が北陸地域鉄道部から富山地域鉄道部の管轄に[30]、近江塩津駅(構内のぞく)- 南今庄駅(構内のぞく)間が敦賀地域鉄道部の管轄に、南今庄駅 - 大聖寺駅(構内のぞく)間が福井地域鉄道部の管轄になる[31]
  • 2011年(平成23年)
    • 1月31日:北陸地方での前日からの大規模な大雪の影響で、除雪作業のため長浜駅 - 直江津駅間の全列車が終日運休。今庄駅などで特急が最大7本立ち往生した。全区間の運休は前例が無く、民営化以来の終日運休は初[32]
    • 4月2日 - 4月7日:東日本大震災で福島県内の車両部品工場が被災し保守部品調達の見通しが立たなくなったため、日中の金沢駅 - 直江津駅間(七尾線直通列車含む)において、普通列車の本数や車両数の削減や行先変更が実施される。また、北陸本線内のみの気動車列車が運転される(富山駅 - 黒部駅間)[33][34]
  • 2012年(平成24年)9月25日:米原駅 - 長浜駅間でATS-P(拠点P方式)の使用開始。
  • 2013年(平成25年)12月12日:北陸新幹線開業に伴う新幹線並行区間の金沢駅 - 直江津駅間の廃止届が提出される[35]

列車の沿革[編集]

北陸本線の列車の沿革については、以下の各項目を参照(それぞれ前身列車も含む)。

過去の列車[編集]

駅一覧[編集]

  • (貨):貨物専用駅、◇・■:貨物取扱駅(貨物専用駅を除く。◇は定期貨物列車の発着なし、■はオフレールステーション

米原駅 - 敦賀駅間[編集]

  • 停車駅
    • 新快速・快速・普通…すべての旅客駅に停車
    • SL北びわこ号」…列車記事を参照
    • 特急・急行…優等列車に挙げられている各列車記事を参照
  • 全区間直流電化
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
米原駅 - 0.0 西日本旅客鉄道東海道本線琵琶湖線
東海旅客鉄道東海道新幹線東海道本線
近江鉄道本線
滋賀県 米原市
坂田駅 2.4 2.4  
田村駅 2.3 4.7   長浜市
長浜駅 3.0 7.7  
虎姫駅 5.1 12.8  
河毛駅 2.8 15.6  
高月駅 2.6 18.2  
木ノ本駅 4.2 22.4  
余呉駅 4.1 26.5  
近江塩津駅 4.9 31.4 西日本旅客鉄道:湖西線
新疋田駅 7.8 39.2   福井県
敦賀市
敦賀駅 6.7 45.9 西日本旅客鉄道:北陸本線(武生方面)・小浜線
日本貨物鉄道:北陸本線貨物支線(休止中)

敦賀駅 - 金沢駅間[編集]

  • 停車駅
    • 普通…すべての旅客駅に停車
    • 快速…●印の駅は全列車停車、↑印の駅は通過(上り列車のみ運転)
    • 特急・急行…優等列車に挙げられている各列車記事を参照
  • 累計営業キロは米原駅からのもの
電化方式 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 快速 接続路線 所在地
直流 敦賀駅 - 45.9 西日本旅客鉄道:北陸本線(近江塩津方面)・小浜線
日本貨物鉄道:北陸本線貨物支線(休止中)
福井県
敦賀市
交流 (この間で北陸トンネルを通る)
南今庄駅 16.6[* 1] 62.5   福井県 南条郡
南越前町
今庄駅 2.6 65.1  
湯尾駅 3.6 68.7  
南条駅 3.5 72.2  
王子保駅 4.5 76.7   越前市
武生駅 4.3 81.0 福井鉄道福武線越前武生駅
鯖江駅 5.2 86.2   鯖江市
北鯖江駅 3.2 89.4  
大土呂駅 4.7 94.1   福井市
越前花堂駅 3.2 97.3 西日本旅客鉄道:越美北線(九頭竜線)[* 2]
(貨)南福井駅 0.8 98.1  
福井駅 1.8 99.9 えちぜん鉄道勝山永平寺線三国芦原線[* 3]
福井鉄道:福武線 …福井駅前停留場
森田駅 5.9 105.8    
春江駅 2.3 108.1     坂井市
丸岡駅 3.8 111.9    
芦原温泉駅 5.7 117.6     あわら市
細呂木駅 3.8 121.4    
牛ノ谷駅 3.1 124.5    
大聖寺駅 5.7 130.2     石川県 加賀市
加賀温泉駅 4.1 134.3    
動橋駅 3.2 137.5    
粟津駅 4.9 142.4     小松市
小松駅 5.8 148.2    
明峰駅 2.8 151.0    
寺井駅 3.0 154.0     能美市
小舞子駅 3.0 157.0     白山市
美川駅 1.8 158.8    
加賀笠間駅 4.0 162.8    
松任駅 4.4 167.2    
野々市駅 3.3 170.5     野々市市
西金沢駅 2.4 172.9   北陸鉄道石川線新西金沢駅 金沢市
金沢駅 3.7 176.6   西日本旅客鉄道:北陸本線(津幡方面)・七尾線[* 4]
北陸鉄道:浅野川線北鉄金沢駅
  1. ^ 2013年8月現在、JR西日本管内の在来線では最も長い駅間距離となっている
  2. ^ 越美北線の路線の起点は越前花堂駅だが、運転系統上は全列車福井駅へ乗り入れる
  3. ^ えちぜん鉄道三国芦原線は福井口駅が起点だが、運転系統上は全列車福井駅に乗り入れる
  4. ^ 七尾線の路線の起点は津幡駅だが、運転系統上は全列車が金沢駅へ乗り入れ、一部列車は小松方面と直通運転する

金沢駅 - 直江津駅間[編集]

  • 停車駅
    • 普通…すべての旅客駅に停車
    • 快速「ホリデーライナーかなざわ」…●印の駅は全列車停車、↑印の駅は通過(土休日上り列車のみ運転)
    • 特急・急行…優等列車に挙げられている各列車記事を参照
  • 累計営業キロは米原駅からのもの
電化方式 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 快速 接続路線 所在地
交流 金沢駅 - 176.6 西日本旅客鉄道:北陸本線(小松方面)
北陸鉄道:北陸鉄道浅野川線 …北鉄金沢駅
石川県 金沢市
(貨)金沢貨物ターミナル駅 2.6 179.2  
東金沢駅  
森本駅 2.8 182.0  
津幡駅 6.1 188.1 西日本旅客鉄道:七尾線[* 1] 河北郡
津幡町
倶利伽羅駅 6.3 194.4  
石動駅 6.8 201.2   富山県 小矢部市
福岡駅 7.2 208.4   高岡市
西高岡駅 3.5 211.9  
高岡駅 5.3 217.2 西日本旅客鉄道:城端線氷見線
万葉線高岡軌道線高岡駅停留場
越中大門駅 3.7 220.9   射水市
小杉駅 3.7 224.6  
呉羽駅 6.6 231.2   富山市
富山駅 4.8 236.0 西日本旅客鉄道:高山本線
富山地方鉄道本線電鉄富山駅
富山地方鉄道:市内軌道線富山駅前停留場
富山ライトレール富山港線富山駅北停留場
(貨)富山貨物駅 2.8 238.8    
東富山駅 3.8 242.6    
水橋駅 4.9 247.5    
滑川駅 5.5 253.0   富山地方鉄道:本線 滑川市
東滑川駅 3.5 256.5    
魚津駅 5.0 261.5   富山地方鉄道:本線 …新魚津駅 魚津市
黒部駅 6.3 267.8     黒部市
生地駅 4.0 271.8    
西入善駅 4.2 276.0     下新川郡
入善町
入善駅 3.9 279.9    
泊駅 5.2 285.1     下新川郡
朝日町
越中宮崎駅 4.7 289.8    
市振駅 4.7 294.5     新潟県 糸魚川市
親不知駅 8.6 303.1    
青海駅 5.3 308.4    
糸魚川駅 6.6 315.0   西日本旅客鉄道:大糸線
直流 梶屋敷駅 4.3 319.3    
浦本駅 3.5 322.8    
能生駅 5.1 327.9    
筒石駅 7.5 335.4    
名立駅 4.2 339.6     上越市
有間川駅 4.2 343.8    
谷浜駅 3.4 347.2    
直江津駅 6.6 353.8   東日本旅客鉄道信越本線
北越急行ほくほく線[* 2]
  1. ^ 七尾線の路線の起点は津幡駅だが、運転系統上は全列車が金沢駅へ乗り入れ、一部列車は小松方面と直通運転する
  2. ^ 北越急行ほくほく線は正式には信越本線犀潟駅が終点だが、一部を除き多数の列車が直江津に乗り入れる

貨物支線[編集]

北陸本線貨物支線
  • 日本貨物鉄道の管轄。全線非電化で両駅とも福井県敦賀市に所在する。2009年4月1日からは運行休止となり、踏み切りはアスファルトで埋め立てられたうえに、線路上には柵が設けられた。
駅名 営業キロ 接続路線
敦賀駅◇ 0.0 西日本旅客鉄道:北陸本線(本線)・小浜線
(貨)敦賀港駅 2.7  

駅の運営形態[編集]

以下に記述する駅以外は、簡易委託駅もしくは無人駅である(ただし簡易委託駅のうち、高月駅はみどりの窓口、虎姫駅・今庄駅・南条駅・森田駅・丸岡駅・加賀笠間駅・野々市駅・西高岡駅・生地駅・青海駅の10駅にはPOS端末設置)。

  • JR西日本の直営駅(21駅)
    • 米原駅(新幹線除く)・長浜駅・木ノ本駅・敦賀駅・武生駅・鯖江駅・福井駅・芦原温泉駅・加賀温泉駅・小松駅・松任駅・金沢駅・津幡駅・石動駅・高岡駅・小杉駅・富山駅・滑川駅・魚津駅・黒部駅・泊駅・糸魚川駅
  • JR東日本の直営駅(1駅)
    • 直江津駅
  • ジェイアール西日本金沢メンテックによる業務委託駅(16駅)
    • 春江駅・大聖寺駅・粟津駅・寺井駅・美川駅・西金沢駅・東金沢駅・森本駅・福岡駅・越中大門駅・呉羽駅・東富山駅・水橋駅・入善駅・能生駅・筒石駅

廃止区間[編集]

名称(駅・信号場などの別含む)は廃止時点のもの。柳ヶ瀬線も参照。( )内は起点からの営業キロ。

敦賀 - 今庄間(1962年廃止、俗称:杉津線もしくは山中線)
敦賀駅 (0.0km) - 深山信号場 (2.3km) - 新保駅 (5.9km) - 葉原信号場 (9.3km) - 杉津駅 (12.9km) - 山中信号場 (17.8km) - 大桐駅 (21.1km) - 今庄駅 (26.4km)
貨物支線(1943年廃止)
敦賀港駅 (0.0km) - 敦賀新港駅 (1.2km)
貨物支線(1986年廃止)
東富山駅 (0.0km) - 富山操車場 (3.8km) - 蓮町駅 (8.5km)
※東富山 - 富山操車場間は本線との二重戸籍区間。

新線付け替え区間[編集]

  • 今庄駅 - 湯尾駅
  • 牛ノ谷駅 - 熊坂信号場 - 大聖寺駅
  • 倶利伽羅駅 - 安楽寺信号場 - 石動駅
  • 市振駅 - 風波信号場 - 親不知駅 - 黒岩信号場 - 青海駅
  • 浦本駅 - 木浦信号場 - 能生駅 - 百川信号場 - 筒石駅 - 西名立信号場 - 名立駅 - 有間川駅
  • 有間川駅 - 谷浜駅
  • 谷浜駅 - 郷津駅 - 直江津駅

廃駅[編集]

#廃止区間にある駅をのぞく。( )内は米原駅起点の営業キロ

  • 法性寺駅 : 1940年廃止 (2.6km)
  • 田村駅(初代) : 1940年廃止 (4.6km)
  • 大寺駅 : 1886年廃止(約13.3km)
  • 河毛駅(初代) : 1886年廃止(約15.8km)
  • 井ノ口駅 : 1897年廃止・高月 - 木ノ本間(約19.7km)
  • 北福井仮乗降場 : 1951年廃止・福井 - 森田間(約100.3km)
  • 越前下関駅 : 1940年廃止・丸岡 - 芦原温泉間 (114.9km) - 三国線直通ガソリンカー専用駅。1938年6月に開業[36]
  • 浜黒崎仮停車場 : 1948年廃止・東富山 - 水橋間 (245.3km)
  • 郷津駅1969年廃止・谷浜 - 直江津間(谷浜から2.4km、直江津まで4.5km)

廃止信号場[編集]

#廃止区間にある信号場をのぞく。( )内は米原駅起点の営業キロ

  • 沓掛信号場 : 1966年廃止・近江塩津駅 - 新疋田駅間(約33.5km)- 跡地は現在では近江塩津駅に吸収されている。
  • 鳩原信号場1963年廃止・新疋田駅 - 敦賀駅間(約44.7km)
  • 九頭竜仮信号場 : 1949年廃止・福井駅 - 森田駅間(約101.3km)
  • 熊坂信号場 : 1963年廃止・牛ノ谷駅 - 大聖寺駅間 (127.2km)
  • 松梨信号場 : 1963年廃止・明峰駅付近 (151.5km)
  • 花園信号場 : 1938年廃止・森本駅 - 津幡駅間 (185.1km)
  • 安楽寺信号場 : 1962年廃止・倶利伽羅駅 - 石動駅間(約199.1km)
  • 千保川信号場 : 1965年廃止・西高岡駅 - 高岡駅間 (214.8km)
  • 田刈屋信号場 : 1956年廃止・呉羽駅 - 富山駅間 (234.7km、高山本線 西富山駅 - 富山駅間、岐阜起点224.4km)
  • 上市川信号場 : 1966年廃止・水橋駅 - 滑川駅間 (250.6km)
  • 角川信号場 : 1968年廃止・東滑川駅 - 魚津駅間 (258.9km)
  • 片貝信号場 : 1969年廃止・魚津駅 - 黒部駅間(約276.0km)
  • 小川信号場 : 1967年廃止・入善駅 - 泊駅間 (282.6km)
  • 風波信号場 : 1966年廃止・市振駅 - 親不知駅間(市振駅から5.9km、親不知駅まで2.5km)
  • 黒岩信号場 : 1966年廃止・親不知駅 - 青海駅間(親不知駅から4.2km、青海駅まで1.1km)
  • 姫川信号場 : 1968年廃止・青海駅 - 糸魚川駅間(青海駅から3.2km、糸魚川駅まで3.5km)
  • 木浦信号場 : 1969年廃止・浦本駅 - 能生駅間(浦本駅から4.1km、能生駅まで1.5km)
  • 百川信号場 : 1969年廃止・能生駅 - 筒石駅間(能生駅から4.3km、筒石駅まで2.1km)
  • 西名立信号場 : 1969年廃止・筒石駅 - 名立駅間(筒石駅から4.1km、名立駅まで2.5km)

過去の接続路線[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 七尾線やかつての富山港線などの支線部を含めて非電化路線を除く周辺路線はすべて直流電化されており、電化方式としては孤立している。
  2. ^ “「あいの風とやま鉄道」に内定 並行在来線運営会社の社名”. 日本経済新聞. (2013年5月30日). http://www.nikkei.com/article/DGXNZO55656210Q3A530C1LB0000/ 2013年5月30日閲覧。 
  3. ^ a b 鉄道事業ダイジェスト - 西日本旅客鉄道
  4. ^ ご利用可能エリア 近畿圏エリア|ICOCA:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
  5. ^ a b c d データで見るJR西日本 - 西日本旅客鉄道
  6. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6
  7. ^ ただ、『普通列車編成両数表』(vol.30 ジェー・アール・アール編、交通新聞社刊、2012年6月25日発行)130 - 135頁でも触れている通り、北陸本線 - 上郡駅または播州赤穂駅間列車は、時刻表上設定されている全区間を直通運転しない列車が大半であり、よって北陸本線内も運転するのは姫路駅または網干駅から(まで)の車両が大半である(当該誌当該頁でも触れている通り、長浜駅 - 播州赤穂駅間運転の新快速でさえも、全区間直通運転する列車としない列車の双方が混在する)。また乗り入れ先の一つである赤穂線相生駅 - 播州赤穂駅間でも、ホーム有効長が8両分しかないため、12両編成の乗り入れはできない。
  8. ^ 鉄道ダイヤ情報』2012年2月号、交通新聞社、2012年 p.46 - p.55。
  9. ^ 平成24年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース 2011年12月16日
  10. ^ 高岡・砺波〜金沢 高速バス - 加越能バス
  11. ^ -高速バス 高岡- - 北陸鉄道
  12. ^ 第24回定時株主総会招集通知添付書類 (PDF) - 西日本旅客鉄道 p.4
  13. ^ JR西日本も、同じ名称の特別企画乗車券「北陸往復きっぷ」を通年に近い状態で発売しているが、内容が全く異なっている。
  14. ^ 「Japanese Beautyホクリク」キャンペーンスタート (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2004年3月25日
  15. ^ Japanese Beautyホクリク キャンペーンスタート (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2006年2月23日
  16. ^ JAPANESE BEAUTY 北陸キャンペーンスタート - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2009年10月22日
  17. ^ Japanese Beauty Hokuriku キャンペーンを開催します! - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2010年5月13日
  18. ^ 旅客流動調査結果について(図4-3 時間帯別駅間通過人員変動状況) (PDF) - 第7回石川県並行在来線対策協議会幹事会
  19. ^ II. 3つの特徴 特徴1 (PDF) - えちごトキめき鉄道株式会社
  20. ^ 新潟県並行在来線の運行の課題と方向性 「県境等の利用状況」 (PDF) - えちごトキめき鉄道株式会社
  21. ^ 第7回石川県並行在来線対策協議会幹事会の資料をもとに一部を修正して作成した。
  22. ^ 「北陸本線(富山県内区間)旅客流動調査」の結果 - 富山県
  23. ^ 鉄道利用調査(5月29日(火曜日)実施)へのご協力をお願いします - 石川県
  24. ^ 明治27年度鉄道局年報』逓信省鉄道局、1895年 p.60(国立国会図書館 近代デジタルライブラリーより)
  25. ^ 明治35年度鉄道局年報』逓信省鉄道局、1903年 p.1(国立国会図書館 近代デジタルライブラリーより)
  26. ^ 『福井震災誌』(名古屋鉄道局、1950年)
  27. ^ 『データで見るJR西日本 2001』西日本旅客鉄道
  28. ^ 『JR気動車客車編成表』'00年版 ジェー・アール・アール 1998年 ISBN 4-88283-121-X
  29. ^ a b 『JR気動車客車編成表』'03年版 ジェー・アール・アール 2003年 ISBN 4-88283-124-4
  30. ^ 鉄道部組織改正について(北陸エリア)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年5月11日
  31. ^ データで見るJR西日本 2009』と『データで見るJR西日本 2010』との比較
  32. ^ 大雪、JR終日運休 北陸線・七尾線の全線 - 北國新聞 2011年2月1日
  33. ^ 東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による列車運行について (PDF) - 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース 2011年3月25日
  34. ^ 車両保守部品の不足に伴う列車運転計画の見直しについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年4月6日
  35. ^ 北陸線(金沢〜直江津駅間)の廃止届出書の提出について - 西日本旅客鉄道プレリリース 2013年12月12日
  36. ^ 「思い出アルバムガソリン列車専用駅」2004年6月20日福井新聞。みくに龍翔館 坂井の鉄道博覧会 目録。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]