羽越本線

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JR東日本 羽越本線
雄物川橋梁(新屋-羽後牛島間)
羽越本線の路線図
路線総延長 274.4 km
軌間 1067 mm
電圧 新津 - 村上間:
1500 V(直流
電圧 村上 - 秋田間:
20,000 V・50 Hz(交流

羽越本線(うえつほんせん)は、新潟県新潟市秋葉区新津駅から秋田県秋田市秋田駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線幹線)。このほか、酒田駅から酒田港駅までの日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物支線を持つ。

目次

[編集] 概要

新潟県と東北地方日本海側の大動脈路線。奥羽本線信越本線および西日本旅客鉄道(JR西日本)の北陸本線湖西線とともに日本海縦貫線の一部を形成し、JR貨物による貨物列車や、「日本海」「あけぼの」「いなほ」などの長距離特急列車が走る。村上駅以北で線路は日本海に沿って進むが、日本海側特有の自然災害に弱く、長期にわたる運休を強いられる事故がしばしば起きている。

新発田駅以北の列車は白新線と一体の運転系統として運行され、特急列車を始めとして多くの列車が新潟駅に乗り入れる。新津駅 - 新発田駅間は主に区間列車が運行されている(詳細は運行形態を参照)。また、新津駅 - 新発田駅間は旅客営業規則が定める大都市近郊区間の「新潟近郊区間」およびIC乗車カードSuica」の新潟エリアに含まれている。

[編集] 路線データ

  • 管轄・路線距離(営業キロ):全長274.4km(支線含む)
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:61
    • 旅客駅:60(起終点駅含む)
    • 貨物駅:1(旅客併設駅を除く)
      • 羽越本線所属駅に限定した場合、新津駅(信越本線所属)と秋田駅(奥羽本線所属)が除外され、59駅(うち旅客駅58駅)となる。
  • 複線区間:#駅一覧も参照。
    • 新発田駅 - 金塚駅間
    • 中条駅 - 平林駅間
    • 村上駅 - 間島駅間
    • 越後早川駅 - 桑川駅間
    • 越後寒川駅 - 勝木駅間
    • 府屋駅 - 小岩川駅間
    • あつみ温泉駅 - 羽前大山駅間
    • 藤島駅 - 本楯駅間
    • 遊佐駅 - 吹浦駅間
    • 金浦駅 - 仁賀保駅間
    • 西目駅 - 折渡駅間
    • 道川駅 - 下浜駅間
  • 電化区間:
    • 新津駅 - 村上駅間 直流1,500V
    • 村上駅 - 秋田駅間 交流20,000V・50Hz
    • 酒田駅 - 酒田港駅間 非電化
  • 閉塞方式:複線自動閉塞式(複線区間)、単線自動閉塞式(単線区間)
  • 最高速度(電車または気動車)
    • 新津駅 - 新発田駅間 95km/h
    • 新発田駅 - 村上駅間 優等列車120km/h、普通列車100km/h
    • 村上駅 - 今川駅間 100km/h
    • 今川駅 - 三瀬駅間 95km/h
    • 三瀬駅 - 酒田駅間 優等列車120km/h、普通列車100km/h
    • 酒田駅 - 秋田駅間 95km/h
  • 運転指令所
    • 新津駅 - 酒田駅間 新潟総合指令室 (CTC)
    • 酒田駅 - 秋田駅間 秋田総合指令室 (CTC)

新津駅 - 酒田駅間は新潟支社管轄、本楯駅 - 秋田駅間は秋田支社管轄である。

[編集] 運行形態

[編集] 広域輸送

上越新幹線に接続する特急「いなほ」が新潟駅 - 酒田駅・秋田駅間に運転されているほか、夜行寝台特急として関西と東北日本海側・北海道を結ぶ「日本海」・「トワイライトエクスプレス」・東京と東北日本海側を結ぶ「あけぼの」が運転されている。

2001年3月2日までは大阪駅と青森駅を直通で結ぶ特急「白鳥」も運転されており、当該列車の廃止以降は特急「いなほ」の一部が新潟駅 - 青森駅間で運転されていた。しかし、短・中距離利用者が主体となり長距離を乗り通す利用者が激減し、また東北新幹線が新青森駅まで延長された結果、現在は、「サンダーバード」・「北越」・「いなほ」・「つがる」の4系統に分割された。

[編集] 過去に羽越本線を通った優等列車

  • 特急「白鳥」:大阪 - 青森(1965年から新潟経由)
  • 特急「鳥海」:上野 - 青森(1982年-1985年は昼行、1990年-1997年は夜行)
  • 特急「出羽」:上野 - 秋田
  • 急行「天の川」:上野 - 秋田(新潟経由)
  • 急行「鳥海」:上野 - 秋田
  • 急行「羽越」:新潟 - 秋田
  • 急行「きたぐに」:大阪 - 青森(1982年から大阪 - 新潟に短縮)
  • 急行「しらゆき」:金沢 - 青森(新潟経由)
  • 急行「出羽」:上野 - 酒田(東北・奥羽・陸羽西線経由)
  • 急行「月山」:鼠ヶ関・吹浦・酒田 - 山形・仙台

[編集] 地域輸送

全線を通し運転される列車はなく、酒田駅を境に新潟支社秋田支社が担当する区間におおむね区分される。さらに新潟・山形、山形・秋田の両県境区間の輸送量の段差や、他線区との直通運転の関係でさらに運転区間は細分化されている。

[編集] 新津駅 - 酒田駅間

新津駅 - 新発田駅間は、朝と夕方に1往復ずつ115系電車が使用される以外はすべて気動車での運用となっている。1 - 2時間に1本程度の運行で一部の列車が1991年10月1日から新津運輸区キハ110系気動車によりワンマン運転されている。また、村上駅以北で使用する車両の出入庫を兼ねた、気動車による新津駅 - 酒田駅間の列車が1日2往復設定されているほか、新津駅 - 坂町駅間にも米坂線への車両送り込みを兼ねた下り1本が設定されている。2004年10月16日に大都市近郊区間として新潟近郊区間に設定され、2008年3月15日からはSuicaのサービスも開始されたが、この区間のダイヤは主に沿線在住の高校生の通学需要に特化しているという側面もあって運行本数は少なく、さながらローカル線といった感がある。

新発田駅 - 村上駅間は、新潟駅からの白新線と一体の運転系統として運行されている。通勤・通学、都市間輸送に加え、上越新幹線との乗継需要も多いことなどから、一部を除く普通列車の大半が新潟方面発着となっており、1時間あたり1本程度が運行されている。新潟駅直通列車の車両は、米坂線直通の快速「べにばな」を除きすべて電車で、新潟車両センター(旧上沼垂運転所)の115系・E127系電車が使用される。E127系を使用する新潟駅 - 村上駅間の日中の1往復では1995年5月8日から、米坂線直通の快速「べにばな」では車両がキハE120形やキハ110系気動車に置き換えられた2009年3月14日からそれぞれワンマン運転が行われている。車両の向きの関係上、新津駅 - 村上駅間を直通する電車列車は設定されていない(1日1往復長岡駅 - 村上駅間の普通列車が設定されているが、この列車は新津駅 - 新発田駅間は新潟駅(信越本線・白新線)経由で運行される)。

村上駅 - 酒田駅間は、村上駅 - 間島駅間にデッドセクション(電化方式の切替え区間)が存在し、新潟支社が通勤・近郊形の交直流電車を保有していないなどの事情から、秋田車両センター701系電車で運転される鶴岡駅 - 酒田駅間の1往復を除き普通列車はすべてが気動車によって運行されており、3時間ほど運行のない時間帯がある。キハ110系気動車については、鼠ヶ関駅 - 酒田駅間の一部の区間列車でワンマン運転が実施されている。このほか、余目駅 - 酒田駅間に陸羽西線からの乗り入れ列車が設定されている。

  • 快速「べにばな」:新潟駅 - 米沢駅間(白新線経由・米坂線直通)
  • 快速「きらきらうえつ」:新潟駅 - 酒田駅・象潟駅間(白新線経由、土曜・休日を中心に運行)
  • 快速「最上川」:新庄駅 - 酒田駅間(陸羽西線直通)

[編集] 酒田駅 - 秋田駅間

1993年から南秋田運転所(現秋田車両センター)の701系電車を使用しており、一部列車ではワンマン運転が実施されている。全区間を直通する列車のほか、酒田駅 - 吹浦駅間、羽後本荘駅・道川駅・新屋駅 - 秋田駅間の区間列車の設定があり、1 - 2時間に1本運行されている。酒田駅を境に管轄支社が変わるため、同駅での村上方面と羽後本荘・秋田方面相互の列車接続(「いなほ」との接続を含む)はよくない。

1988年3月13日 - 2002年11月30日まで酒田駅・羽後本荘駅 - 秋田駅間を運行する快速列車に「こよし」の名称が与えられていた。現在、朝1本のみ設定されている羽後本荘発秋田行き快速列車は、かつて「こよし1号」として運転されていた列車のダイヤを引き継いだものである。

[編集] 貨物輸送

日本海縦貫線の一部である本路線は、貨物輸送が盛んである。県境区間等では旅客列車の本数の少なさゆえ、貨物列車の方が本数が多いのではないかと思うほどの盛況振りである。EF81形電気機関車牽引のコンテナ列車が大半を占める。沿線のコンテナ取り扱い駅は新潟貨物ターミナル駅(白新線東新潟駅)、中条オフレールステーション (ORS)酒田港駅羽後本荘ORS秋田貨物駅。コンテナ・車扱貨物の取り扱い駅として羽前水沢駅がある。また臨時車扱貨物の取扱駅として新津駅新発田駅がある。

また、秋田貨物 - 酒田間に臨時貨物列車「8880・8881列車」の設定がありその際にはED75形電気機関車が牽引にあたっていた。羽越線内でED75が運用されるほぼ唯一の機会であったが、2007年3月18日のダイヤ改正で運転を終了した。

[編集] 使用車両

キハとあるのは気動車、特記のないものは電車

[編集] 現在の使用車両

[編集] 特急列車

[編集] 快速・普通列車

[編集] 過去の使用車両

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[編集] 観光誘致の臨時列車

[編集] きらきらうえつ

「きらきらうえつ」(2005年5月4日 山形県鶴岡市
D51 498「SL村上ひな街道号」(2007年3月18日 新発田駅)

JR東日本では沿線活性化を図るために、485系を改造した「きらきらうえつ」が2001年11月から白新線:新潟 - 新発田間を通じて、酒田まで運行を始めている。また、2003年からは要望により時折、象潟や羽後本荘まで延長運転が行われている。

[編集] 蒸気機関車牽引列車(SL列車)の運行

2002年3月上旬に、村上市で開催された「村上町屋の人形様巡り」のオープニングイベントとして、高崎車両センターより借り受けた蒸気機関車D51 498および「ばんえつ物語」用の12系客車を使用して、「SL村上ひな街道号」を新潟駅から白新線経由で、村上駅まで運転した。当初、坂町の転車台の整備が整っていなかったことから、下り列車のみの運転であったが、好評のため翌年以降にも運転。以後、ばんえつ物語用12系の本来の牽引機であるC57 180とともに毎年運転されている(ただし、2006年団体臨時列車として運転、2007年はC57 180が全般検査中かつばんえつ物語用12系もリニューアル工事中だったため、D51 498と12系一般車6両編成で運転された)。また、2003年7月6日も同じく「村上大祭」に合わせて、「SL村上大祭号」をC57 180牽引で運転。2004年も団体臨時列車として運転されたが、これ以降の運転は無かった。2004年9月には、「おいしい山形デスティネーションキャンペーン」の締めを飾るため、村上駅 - 酒田駅間を2日1往復で「SL出羽街道号」を運転。これは同区間で蒸気機関車の運転が終了してから34年ぶりのことになる。

[編集] 歴史

羽越本線の建設は、おおむね県ごとの3区間に分かれて行われた。

新潟県内は、信越線の新津 - 新発田間を村上線に編入して北へ延長する形で、山形県内は、新庄から酒田に向かって延長されてきた酒田線(1917年に陸羽西線(りくうさいせん)に改称)を南北にそれぞれ延長する形で、秋田県内は秋田から羽越北線(うえつほくせん)を南に延長する形で建設が進められ、1924年に各県境区間が接続して全通、羽越線と改称し、1925年に支線(赤谷線)の開業に伴って羽越本線と改称された。

羽後岩谷・折渡間には石油層という軟弱な地盤を掘削するため1917年に日本初のシールド工法を利用して建設された折渡トンネルがある(現在の下り線に採用されたが思うような結果が出ず、工事の途中で従来の工法に戻されたようである)。

太平洋戦争中は、日本海岸を縦貫する幹線ルートの一部として輸送力増強の要請から信号場が数多く追設され、戦後も部分的にではあるが複線化が行われている(当初は新発田 - 秋田を複線化する予定であったが、財務状況の悪化と輸送量の減少により中断された結果である)。海岸線を走るという特徴のため、従来線(単線)に増設して複線にしただけでなく、内陸に複線の新線を建設し従来線を廃止するといった手段も取られた。このため村上・三瀬間には旧線の遺構が数多く見られる。また、一部には建設途中で中止されたと思われる未成線もある。1972年には全線が電化されている。

[編集] 年表

[編集] 新津 - 鼠ヶ関間(信越線→村上線)

  • 1912年(大正元年)9月2日 新津 - 新発田間 (26.0km) を信越線として開業、水原・天王新田・新発田の各駅を新設
  • 1914年(大正3年)
    • 6月2日 新発田 - 中条間 (13.1km) を村上線として延伸開業、信越線新津 - 新発田間を編入して新津 - 中条を村上線とする。加治・金塚・中条の各駅を新設
    • 11月1日 中条 - 村上間 (20.3km) を延伸開業、平木田・坂町・岩船町・村上の各駅を新設

[編集] 鼠ヶ関 余目間(陸羽西線)

  • 1918年(大正7年)9月21日 余目 - 鶴岡(仮)間 (13.3km) を陸羽西線として延伸開業、藤島・鶴岡の各駅を新設
  • 1919年(大正8年)
    • 7月6日 鶴岡(仮) - 鶴岡間 (1.8km) を延伸開業
    • 12月5日 鶴岡 - 羽前大山間 (6.0km) を延伸開業、羽前大山駅を新設
  • 1922年(大正11年)5月22日 羽前大山 - 三瀬間 (10.2km) を延伸開業、三瀬駅を新設
  • 1923年(大正12年)
    • 3月18日 三瀬 - 温海間 (13.4km) を延伸開業、五十川・温海の各駅を新設
    • 11月23日 温海 - 鼠ヶ関間 (8.8km) を延伸開業、鼠ヶ関駅を新設

[編集] 余目 - 羽後岩谷間(酒田線→陸羽西線)

  • 1914年(大正3年)12月24日 酒田線余目 - 酒田間 (12.2km) を延伸開業、砂越・酒田の各駅を新設
  • 1915年(大正4年)4月25日 酒田 - 最上川間 (2.7km) の貨物支線を開業、(荷貨)最上川駅を新設
  • 1917年(大正6年)11月1日 新庄 - 酒田間・貨物支線酒田 - 最上川間を陸羽西線と改称
  • 1919年(大正8年)12月5日 酒田 - 遊佐間 (12.2km) を延伸開業、本楯・遊佐の各駅を新設
  • 1920年(大正9年)
    • 1月12日 高屋信号所を新設
    • 7月20日 遊佐 - 吹浦間 (7.0km) を延伸開業、吹浦駅を新設
  • 1921年(大正10年)11月15日 吹浦 - 象潟間 (17.3km) を延伸開業、小砂川・象潟の各駅を新設
  • 1922年(大正11年)
    • 6月30日 象潟 - 羽後本荘間 (25.5km) を延伸開業、金浦・羽後平沢・西目・羽後本荘の各駅を新設
    • 10月16日 羽後本荘 - 羽後岩谷間 (7.1km) を延伸開業、羽後岩谷駅を新設

[編集] 羽後岩谷 - 秋田間(羽越北線)

  • 1920年(大正9年)
    • 2月22日 秋田 - 道川間 (19.9km) を羽越北線として開業、新屋・下浜・道川の各駅を新設
    • 7月30日 道川 - 羽後亀田間 (8.1km) を延伸開業、羽後亀田駅を新設
  • 1921年(大正10年)7月31日 羽後牛島駅を新設
  • 1924年(大正13年)4月20日 羽後亀田 - 羽後岩谷間 (7.7km) を延伸開業、陸羽西線鼠ヶ関 - 羽後岩谷間を編入して秋田 - 鼠ヶ関を羽越線と改称

[編集] 全通以後

  • 1924年(大正13年)7月31日 村上 - 鼠ヶ関間 (41.6km) を延伸開業、村上線を羽越線に編入して新津 - 秋田間・酒田 - 最上川間が羽越線として全通。間島・越後早川・桑川・越後寒川・勝木・府屋の各駅を新設
  • 1925年(大正14年)11月20日 支線である赤谷線の開業に伴い羽越本線と改称
  • 1926年(大正15年)9月5日 羽前水沢駅を新設
  • 1934年(昭和9年)4月6日 加治川仮乗降場を新設
  • 1941年(昭和16年)2月1日 最上川駅を酒田港駅に改称
  • 1943年(昭和18年)9月30日 京ヶ瀬信号場を新設
  • 1944年(昭和19年)
  • 1949年(昭和24年)7月11日 北余目信号場(初代)を廃止
  • 1950年(昭和25年)?月?日 平林仮乗降場を新設
  • 1950年(昭和25年)
    • 2月1日 小岩川・小波渡の両信号場を駅に変更
    • 3月15日 南余目信号場を西袋駅に改称・変更
    • 9月1日 天王新田駅を月岡駅に改称
  • 1951年(昭和26年)4月1日? 鳥海・上浜の両仮乗降場を新設
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月16日 鳥海仮乗降場を南鳥海駅に変更・改称
    • 3月1日 上浜仮乗降場を駅に変更
    • 5月15日 平林仮乗降場を駅に変更
  • 1953年(昭和28年)7月1日 中浦信号場を駅に変更
  • 1955年(昭和30年)1月20日 神山信号場を駅に変更
  • 1957年(昭和32年)
    • 4月27日 五十川 - 小波渡間119.3キロポスト付近にて下り旅客列車(蒸気機関車C51形牽引)が崩れた岩石に衝突して転覆。26日後の5月23日に運転再開
    • 9月28日 折渡信号場を新設
    • 9月29日 北余目信号場(2代)を新設、余目 - 北余目信号場間を複線化
  • 1958年(昭和33年)12月25日 東酒田信号場を駅に変更
  • 1960年(昭和35年)10月1日 北余目信号場(2代)を廃止、北余目信号場 - 砂越間を複線化
  • 1961年(昭和36年)
    • 2月9日 村上 - 間島間63.1キロポスト付近で急行「日本海」が崩れた土砂に乗り上げ脱線転覆。蒸気機関車C57 1が大破
    • 8月29日 新津 - 京ヶ瀬間において下り旅客列車が踏切で衝突したトレーラーとともに阿賀野川橋梁に激突し、その衝撃で阿賀野川橋梁のトラス4連の内の新津方1連が破損し落橋。機関車C57 106と客車2両が脱線し、機関車は川に転落し大破。機関車乗務員2人が死亡、乗務員・乗客12人負傷。9月19日に仮復旧するまで不通となる
    • 10月1日 大阪と青森を北陸・信越・羽越・奥羽線経由で結ぶ気動車特急「白鳥」が運転開始。羽越線を通る初めての特急列車であった
  • 1962年(昭和37年)
    • 4月1日 京ヶ瀬信号場を駅に変更
    • 7月20日 砂越 - 東酒田間を複線化
    • 8月1日 加治川仮乗降場を廃止
    • 9月16日 前年に事故で落橋した阿賀野川橋梁が本復旧。
    • 9月27日 二古信号場を新設
    • 9月29日 出戸信号場を新設
    • 9月30日 桂根信号場を新設
    • 10月30日 女鹿信号場を新設
    • 11月29日 羽後本荘 - 羽後岩谷間で下り単行蒸気機関車(D51形)と上り貨物列車(ディーゼル機関車DF50 548牽引)が正面衝突、貨物列車の乗務員2名が殉職した。羽越本線列車衝突事故を参照のこと
    • 11月30日 東酒田 - 酒田間を複線化
  • 1964年(昭和39年)
    • 2月1日 北余目駅を新設
    • 3月9日 列車運転の安全と線路容量の緩和を図るため、新津 - 余目、酒田 - 秋田間259.5kmを単線自動化することを国鉄常務会で決定
    • 7月7日 国鉄理事会にて中条 - 平木田、村上 - 間島、三瀬 - 羽前水沢の線増工事決定
    • 9月30日 幕ノ内信号場を開設
  • 1965年(昭和40年)
    • 3月20日 国鉄理事会にて新発田 - 余目間の線増を決定
    • 5月20日 新発田 - 余目間複線化工事開始
    • 9月1日 新川信号場を新設、新川信号場 - 平木田間を複線化
    • 9月26日 西鶴岡信号場を新設
    • 12月22日 国鉄理事会にて酒田 - 秋田間の線増を決定
  • 1966年(昭和41年)
    • 8月9日 中条 - 新川信号場間を複線化
    • 9月20日 新川信号場を廃止
    • 9月22日 矢引信号場を新設、矢引信号場 - 羽前水沢間を複線化
  • 1967年(昭和42年)
    • 8月28日 羽越水害により羽越線も被害に遭い運休
    • 9月21日 道川 - 下浜間を複線化
    • 10月14日 村上 - 間島間を複線化
    • 10月17日 矢引信号所を廃止、三瀬 - 矢引信号場間を複線化
    • 12月1日 加治 - 金塚間を複線化
  • 1968年(昭和43年)
    • 4月1日 羽後平沢駅を仁賀保駅に改称
    • 8月30日 越後早川 - 桑川間を複線化
    • 9月5日 羽後本荘 - 羽後岩谷間を複線化
    • 9月13日 酒田 - 本楯間を複線化
    • 9月17日 新発田 - 加治間を複線化
    • 9月20日 越後寒川 - 勝木間を複線化
    • 10月1日 大阪と青森を北陸・信越・羽越・奥羽線経由で結ぶ寝台特急「日本海」が運転開始。羽越線を通る初めてのブルートレイン
  • 1969年(昭和44年)
    • 7月21日 国鉄理事会にて新津 - 秋田間の電化を決定
    • 9月17日 遊佐 - 吹浦間を複線化
    • 9月19日 鼠ヶ関 - 小岩川間を複線化
    • 10月1日 東京と秋田を上越・羽越線経由で結ぶ気動車特急「いなほ」が運転開始。東京とを結ぶ初めての特急列車
  • 1970年(昭和45年)
    • 3月20日 村上にて新津 - 秋田間及び白新線新発田 - 新潟間の電化工事起工
    • 9月29日 温海 - 五十川間を複線化
  • 1972年(昭和47年)
    • 6月22日 西目 - 羽後本荘間を複線化
    • 7月11日 西袋 - 余目間を複線化
    • 7月20日 平木田 - 坂町間を複線化
    • 8月5日 新津 - 村上間を直流1500Vで、村上 - 秋田間を交流50Hz・20kVで電化
    • 9月1日 新津 - 酒田間(旧新潟鉄道管理局内)営業近代化実施(主要駅以外での貨物・荷物取扱廃止や駅員無配置化等)及びCTC試使用開始
    • 9月11日 酒田 - 秋田間CTC試使用開始
    • 9月19日 羽後岩谷 - 折渡間を複線化
    • 9月22日 金浦 - 仁賀保間を複線化
    • 10月2日 電化完了に伴い気動車で運行していた特急「白鳥」「いなほ」を電車化。同時に蒸気機関車での定期運用を終了、CTC本使用開始。羽越線の無煙化
  • 1974年(昭和49年)
    • 6月7日 酒田 - 本楯間で青森発富山操車場行き貨物列車(34両編成)の4両目から24両目までの21両が脱線し16両が転覆。競合脱線と考えられている
    • 7月10日 西目 - 羽後本荘間の船岡トンネル入口で八戸発百済行きの上り貨物列車(ED75電気機関車牽引)が崩れた土砂に乗り上げ機関車2両、貨車4両が脱線。機関士が機関車とトンネルに挟まれ殉職。ED75 736は廃車
    • 9月3日 藤島 - 西袋間を複線化
    • 9月25日 羽前水沢 - 羽前大山間を複線化
  • 1976年(昭和51年)
    • 7月16日 坂町 - 平林間を複線化
    • 9月8日 府屋 - 鼠ヶ関間を複線化
  • 1977年(昭和52年)
    • 10月1日 温海駅をあつみ温泉駅に改称
    • 10月18日 五十川 - 小波渡間を複線化
  • 1978年(昭和53年)9月26日 小波渡 - 三瀬間を複線化
  • 1980年(昭和55年)
    • 5月8日 三瀬 - 小波渡間の八ツ森トンネルを走行中の貨物列車の8,9両目間の連結器が外れ、後部30両を置き去りに。連結器ピンの脱落が原因
    • 7月24日 西目駅を通過中の特急「いなほ2号」が安全側線に突っ込み3両が脱線。夕方には復旧
    • 11月11日 金浦駅を発車した貨物列車が後部8両を置き去りにする。原因は酔っ払いのイタズラ
  • 1982年(昭和57年)
    • 9月23日 複線化のために新たに建設されたトンネルを使用して勝木 - 府屋を新線切換(複線化はのちに凍結)
    • 11月15日 上越新幹線が大宮 - 新潟間で開業。羽越線内の輸送形態にも大きな変更(新潟での新幹線接続がその主たる任務となる)があった
  • 1983年(昭和58年)8月 国鉄の財務状況悪化のため、複線化を凍結。小岩川 - あつみ温泉のトンネル等が未使用のまま放置されることとなる
  • 1985年(昭和60年)3月14日 上越新幹線が上野まで延伸。羽越線内から東京まで直通する昼行優等列車が消滅
  • 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化にともない東日本旅客鉄道が新津 - 秋田間を、日本貨物鉄道が酒田 - 酒田港間を第1種鉄道事業者として継承、日本貨物鉄道が新津 - 秋田間の第2種鉄道事業者となる。今川駅を臨時駅から駅に変更、女鹿・折渡・桂根の各信号場を駅に変更
  • 1993年(平成5年)3月1日 本楯 - 秋田間にPRCシステム導入
  • 1996年(平成8年)12月5日 新津 - 本楯間にPRCシステム導入
  • 2000年(平成12年)12月19日 村上 - 間島間で海沿いを通る下り線が高波の影響を受け路盤消失、この区間で2001年(平成13年)2月5日の復旧までの間上り線を用いて単線運転を行う
  • 2001年(平成13年)
    • 3月3日 大阪と青森を結ぶ日本最長昼行特急「白鳥」廃止。羽越線内は新潟 - 青森の「いなほ」になる
    • 12月1日 岩城みなと駅を新設
  • 2002年(平成14年)6月3日 天皇・皇后の山形訪問(植樹祭臨席など)に伴い、1号御料車編成によるお召し列車を新庄から陸羽西線経由で酒田へ運転(片道のみ)。DD51 842牽引(予備機はDD51 895)
    • 2007年(平成19年)7月に1号御料車編成に代わる皇室用車両を含めたE655系電車が導入され、2008年(平成20年)11月12日にE655系電車による初めてのお召し列車が常磐線内で運転されたことから、1号御料車編成によるお召し列車は事実上これが最後となった。
  • 2004年(平成16年)11月27日 新潟圏在来線への自動改札機投入に伴い新潟近郊区間が設定され、羽越線では新津 - 新発田間が新潟近郊区間となった(羽越線内の自動改札は12月2日新津駅、12月16日新発田駅に設置)
  • 2005年(平成17年)12月25日 砂越 - 北余目間で新潟行き特急「いなほ14号」が脱線。死者5人、負傷者33人。この事故により酒田 - 鶴岡間が不通となった。詳細はJR羽越本線脱線事故を参照。不通区間は2006年(平成18年)1月19日に復旧し、全線で運転が再開されたが、当分の間事故現場付近は45km/hの徐行運転
  • 2006年(平成18年)
    • 7月13日 午後8時10分頃、大雨の影響で小岩川 - あつみ温泉間で土砂崩れ。鼠ヶ関 - あつみ温泉間が不通。村上 - 酒田間と鼠ヶ関 - あつみ温泉間でバス代行輸送。「あけぼの」については、13 - 15日のみ奥羽本線・北上線・東北本線経由迂回
    • 8月9日 応急復旧工事により同区間の運転再開、現場付近は完全復旧(2006年内を予定)まで45km/h規制
    • 12月1日 脱線事故からの復旧時(1月19日)より事故現場周辺で行っていた速度規制 (45km/h) を、防風柵設置に伴い解除
    • 12月5日 あつみ温泉 - 小波渡間に「強風警報システム」導入
    • 12月27日 砂越 - 北余目間に「強風警報システム」導入
  • 2007年(平成19年)1月29日 余目駅構内にドップラー・レーダーを設置。3月から研究に向けたデータ収集を開始
  • 2007年(平成19年)12月17日 藤島 - 西袋間に「強風警報システム」導入
  • 2008年(平成20年)
    • 1月 新津 - 酒田間及び白新線新潟 - 新発田間で、気象情報を活用した新運転規制の試験を3月まで行う予定。これは気象情報から突風が発生する恐れがあると予測された際、列車を事前に運転中止にするというもの
    • 3月15日 京ヶ瀬 - 中浦間の全駅でSuicaが利用可能になる(新津・新発田の両駅では2006年1月21日から利用可能)

[編集] 優等列車の沿革

[編集] 駅一覧

[編集] 本線(東日本旅客鉄道)

  • 駅名 … (貨):貨物専用駅、◆・◇・■:貨物取扱駅(◇は定期貨物列車の発着なし、■はオフレールステーション
  • 停車駅
  • 線路 … ∥:複線区間、◇:単線区間(列車交換可能)、|:単線区間(列車交換不可)、∨:ここより下は単線、∧:ここより下は複線
電化方式 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 快速 接続路線 線路 所在地
直流 新津駅 - 0.0 白新線直通 東日本旅客鉄道信越本線磐越西線 新潟県 新潟市秋葉区
京ヶ瀬駅 6.1 6.1   阿賀野市
水原駅 4.1 10.2  
神山駅 3.7 13.9  
月岡駅 3.9 17.8   新発田市
中浦駅 3.7 21.5  
新発田駅 4.5 26.0 東日本旅客鉄道:白新線(村上方面と直通あり)
加治駅 4.3 30.3  
金塚駅 5.0 35.3  
中条駅 3.8 39.1   胎内市
平木田駅 5.6 44.7  
坂町駅 3.3 48.0 東日本旅客鉄道:米坂線 村上市
平林駅 3.6 51.6  
岩船町駅 3.6 55.2  
村上駅 4.2 59.4  
交流 間島駅 7.1 66.5    
越後早川駅 4.9 71.4    
桑川駅 6.9 78.3    
今川駅 4.3 82.6    
越後寒川駅 4.9 87.5    
勝木駅 5.3 92.8    
府屋駅 3.1 95.9    
鼠ヶ関駅 5.1 101.0     山形県 鶴岡市
小岩川駅 4.4 105.4    
あつみ温泉駅 4.4 109.8    
五十川駅 5.9 115.7    
小波渡駅 4.4 120.1    
三瀬駅 3.1 123.2    
羽前水沢駅 5.7 128.9    
羽前大山駅 4.5 133.4    
西鶴岡信号場 - 136.6    
鶴岡駅 6.0 139.4    
幕ノ内信号場 - 142.6    
藤島駅 6.6 146.0    
西袋駅 5.1 151.1     東田川郡
庄内町
余目駅 3.6 154.7   東日本旅客鉄道:陸羽西線[* 1]
北余目駅 2.7 157.4    
砂越駅 3.0 160.4     酒田市
東酒田駅 3.3 163.7    
酒田駅 3.2 166.9   日本貨物鉄道:羽越本線貨物支線(酒田港駅方面)
本楯駅 6.4 173.3    
南鳥海駅 2.6 175.9    
遊佐駅 3.2 179.1     飽海郡遊佐町
吹浦駅 7.0 186.1    
女鹿駅 3.6 189.7    
小砂川駅 5.1 194.8     秋田県 にかほ市
上浜駅 3.7 198.5    
象潟駅 4.9 203.4    
金浦駅 5.8 209.2    
仁賀保駅 5.5 214.7    
出戸信号場 - 217.8     由利本荘市
西目駅 8.4 223.1    
羽後本荘駅 5.8 228.9 由利高原鉄道鳥海山ろく線
羽後岩谷駅 7.1 236.0  
折渡駅 4.7 240.7  
羽後亀田駅 3.0 243.7  
二古信号場 - 248.3  
岩城みなと駅 6.5 250.2  
道川駅 1.6 251.8  
下浜駅 6.6 258.4   秋田市
桂根駅 3.3 261.7  
新屋駅 4.0 265.7  
羽後牛島駅 3.3 269.0  
秋田駅 2.7 271.7 東日本旅客鉄道:秋田新幹線奥羽本線男鹿線[* 2]
  1. ^ 陸羽西線の列車は、一部を除き余目駅から酒田駅まで乗り入れる
  2. ^ 男鹿線の正式な起点は奥羽本線追分駅だが、運転系統上は全列車秋田駅まで乗り入れる

[編集] 貨物支線(日本貨物鉄道)

  • 非電化。両駅とも山形県酒田市に所在。
駅名 営業キロ 接続路線
酒田駅 0.0 東日本旅客鉄道:羽越本線(本線)
(貨)酒田港駅 2.7  

[編集] 廃駅・廃止信号場

[編集] 過去の接続路線

[編集] 脚注および参考文献

[編集] 関連項目

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