高岡市

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高岡市
たかおかし
日章旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 富山県 
団体コード 16202-7
面積 209.38km²
総人口 178,235
推計人口、2008年4月1日)
人口密度 851人/km²
隣接自治体 富山県 氷見市小矢部市砺波市射水市
石川県 津幡町宝達志水町
市の木 コシノヒガンザクラ
市の花 カタカゴ(いわゆる「カタクリ」)
高岡市役所
所在地 〒933-8601 富山県
高岡市広小路7番50号
電話番号 0766-20-1111
外部リンク 高岡市ホームページ

高岡市位置図(富山県)

:市 / :町・村
Template (ノート 解説) 日本の市町村pj

高岡市(たかおかし)は、中部地方北陸地方)の富山県にあるである。

目次

[編集] 概要

富山県の北西部に位置する、富山県西部(高岡都市圏)の中心地。面積は富山市南砺市黒部市立山町上市町氷見市に次ぎ、富山県第7位。人口は富山市に次ぎ、富山県第2位。現在の市街地は、かつて高岡城城下町として盛え、北部の伏木地区越中国国府だった。1889年4月1日に市制施行、日本初のの1つとなった。

市名の由来は、加賀藩主の前田利長が付けた「高岡」という地名。現在の高岡地域は、「関野ヶ原」と呼ばれていたが、高岡城が小高い丘(岡)に立地していたことや、詩篇詩経』の中の「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」という言葉から、街が開かれた時に前田利長が「高岡」と命名した。これが今も市名に使われている。

産業都市として発展し、今日ではアルミサッシの生産額日本一で知られる。富山地域と共に新産業都市の指定地域にもなっている。また、伝統工芸も盛んで、高岡銅器高岡漆器などの伝統工芸品が有名である。

[編集] 地理

面積は209.38km2(20,938ha)、富山県の面積の約5%を占めている。面積の内訳は209.38km2は、36.22km2宅地、56.92km2農地、22.7km2山林、2.21km2原野、85.44km2公有地(公園など)、5.89km2荒地となっている。

また、高岡市の市域は南北に19.2km、東西に24.5kmに亘る。市の周囲は125.9kmであり、海岸線の総距離が日本で3番目に短い富山県(147km)で考えると、同じぐらいの長さに匹敵する。

富山県の4の氷見市小矢部市砺波市射水市)、石川県の2の津幡町宝達志水町)、合わせて6の市町と隣接する。

[編集] 地形

隣接する氷見市との境から市の南西部(福岡地区)にかけて、150m~300mぐらいの山々が連なり、特に氷見市近くの二上山を中心とする二上山丘陵には高い山が集まっている。

また、庄川小矢部川が流れ、支流が市内を縫っている。小さな河川も含めると、10数本の河川が市内を流れている。

日本の渚百選にも選ばれる雨晴海岸が市の北部にある。海水浴場がひしめき、夏場は海水浴で賑わう。また、海岸の沖に高岡市唯一のである男岩がある。近くには女岩というもあり、こちらは立山連峰と重なる風景で有名。

市の中心部および北部~東部は射水平野の一部で、西部~南部は砺波平野の一部。

庄川
庄川
地久子川
地久子川
丘陵
  • 二上山:高岡市の最高峰で、二上山丘陵の中心峰。274m。
  • 城山:二上山の西に位置する。259m。
  • 鉢伏山:二上山の東に位置する。200m。
  • 大師ヶ岳:高岡市の山で最も北に位置する。253m。
  • 三方峰:氷見市との境にある。150m。
  • 三千坊山:高岡市で二番目に高い山。264m。
  • 金山:市の南に位置する。160m。
  • 清水山:市の南に位置する。170m。
  • 城ヶ平山:市の南に位置する。170m。
  • 元取山:市の南に位置する。195m。
  • 向山:市の南に位置する。203m。
  • 奥山:市の南に位置する。200m。
  • 平尻山:高岡市の山で最も南に位置する。119m。
河川
  • 庄川:高岡市と射水市の境に沿って流れる。河口は射水市にある。
  • 和田川:庄川の支流。和田川ダムを有する。
  • 小矢部川:南砺市から流れる。高岡市、射水市の境を河口とする。
  • 岸渡川:小矢部川の支流。桜並木で知られる。
  • 黒石川:小矢部川の支流の一つ。
  • 子撫川:小矢部川の支流の一つ。
  • 千保川:小矢部川の支流。庄川から小矢部川へ流れ込む。
  • 祖父川:小矢部川の支流の一つ。
  • 和田川:小矢部川の支流の一つ。
  • 地久子川:小矢部川の支流。農業用水を水源とする。
海岸
  • 富山湾:大泊鼻と生地鼻を結ぶ日本有数の湾。
  • 雨晴海岸:能登半島国定公園の一部。日本の渚百選にも選ばれる。
島嶼
  • 男岩:高岡市の唯一の島。無人島。
  • 女岩:男岩の近くの岩。立山連峰と重なる風景で有名。
  • 義経岩:雨晴海岸の砂浜にある大岩。義経伝説が残る。

[編集] 気候

気候は日本海側気候に含まれる。富山県の全域が豪雪地帯であることもある、が多い。年によっては豪雪になることもあり、平成18年豪雪でも、最深積雪59cmを記録した。

2005年の気象記録では、平均気温は13.8℃、平均湿度は74%、年間総降水量は約2,698.0mm、日照時間は1,544.7時間だった。

[編集] 人口

高岡市と全国の年齢別人口分布図(比較) 高岡市の年齢・男女別人口分布図
紫色は高岡市
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 歴史

古代、現在の高岡の郊外は、越中国国府であり、そのため、746年国司として大伴家持が赴任し、在任した五年間にとても多くの秀歌を残した。これは、高岡市が“万葉の里”と呼ばれる由来であり、現在も行われている高岡万葉まつりのメインイベントである万葉集全20巻朗唱の会にも受け継がれている。近世になると、1609年に加賀藩主の前田利長高岡城に入り、“高岡”の町が開かれる。この1609年の開町により、近世高岡の文化が始まることとなる。開町の当時は、5,000人にも満たない人々で町が構成され、城の周囲や南の台地に、武家屋敷が配置されていた。だが、1615年一国一城令により、高岡城は無くなってしまった。当時、「城の無い城下町は衰退していく」と言われていたが、前田利常の「高岡の人々の転出を規制し、商業都市への転換を図る」という政策が功を奏したため、高岡は発展の道を辿り始め、高岡の“商工業の町”としての歴史が始まっていく。高岡銅器高岡漆器などもこの頃から始まった。近代では、1889年4月1日青森県弘前市などの全国30都市と共に市制が施行され、日本初のの1つとして、“高岡市”が誕生する。この頃から伏木港現・伏木富山港)での交易が盛んになってくる。1890年代末期には、高岡駅前商店街などの開発も進んでいった。現代では、2004年に高岡駅前に公共民間総合施設のウイング・ウイング高岡がオープンするなどして、市街地の活性化も進んできている。また、2005年11月1日に隣接する福岡町と共に旧高岡市と旧福岡町を廃止し旧市と旧町をもって新設合併し、新しく“高岡市”が発足し県西部における中核的な市としてのスタートを切った。

大伴家持像
大伴家持像
前田利長像
前田利長像
ウイング・ウイング高岡
ウイング・ウイング高岡

[編集] 歴史の年表

[編集] 合併の年表

[編集] その他の歴史

この節では、高岡市の自治教育の歴史を解説する。高岡市は、1954年警察法の制定まで、高岡市警察という自治体警察が警察に関係する仕事をしていた。この警察組織は、1954年富山県警察に吸収された。また、高岡市に存在した旧制学校としては、高岡工業専門学校高岡高等商業学校が挙げられる。この二つの学校は同一の学校であり、1924年に設立の高岡高等商業学校が、1944年高岡工業専門学校に転換された。1949年富山大学に包括されるまで、25年間、旧制学校が存在したことになる。

[編集] 行政

現在、高岡市行政は橘慶一郎市長奥田紀元副市長高田哲副市長を中心に動かされている。また、市議会二上桂介市議会議長般若進二市議会副議長を長に議会が行われている。現在の橘慶一郎市長新・高岡市の初代の市長である。新市発足後(2005年11月1日 - 2005年11月19日)は、石澤義文旧・福岡町長職務執行者(市長の代理)を務め、選挙によって新市長ならびに新議会組織が誕生した。

[編集] 歴代市長一覧

[3]

代目 名前 就任年月日 退任年月日
旧・1代目 奥田貞済 1889年5月16日 1891年4月9日
旧・2代目 市川伯孝 1891年6月20日 1892年11月7日
旧・3代目 堀二作 1892年11月8日 1898年11月7日
旧・4代目 筏井甚吉 1898年11月11日 1901年9月20日
旧・5代目 堀二作 1901年10月2日 1907年10月1日
旧・6代目 松島喜五郎 1907年10月15日 1913年10月14日
旧・7代目 鳥山敬二郎 1913年11月28日 1917年11月27日
旧・8代目 1917年12月8日 1921年12月7日
旧・9代目 上埜安太郎 1922年9月16日 1926年5月21日
旧・10代目 南慎一郎 1926年8月7日 1930年5月6日
旧・11代目 早苗西蔵 1930年8月11日 1934年8月10日
旧・12代目 堀豊 1934年8月26日 1938年7月22日
旧・13代目 木津太郎平 1938年12月4日 1942年11月27日
旧・14代目 1942年12月3日 1945年12月19日
旧・15代目 堀健治 1946年1月23日[4] 1946年11月22日
旧・16代目 武田儀八郎 1947年4月5日 1948年4月14日
代目 名前 就任年月日 退任年月日
旧・17代目 南慎一郎 1948年6月1日 1952年5月31日
旧・18代目 堀健治 1952年6月1日 1956年5月24日
旧・19代目 1956年5月25日 1960年5月24日
旧・20代目 1960年5月25日 1964年5月24日
旧・21代目 1964年5月25日 1968年5月24日
旧・22代目 1968年5月25日 1972年5月24日
旧・23代目 1972年5月25日 1976年5月24日
旧・24代目 1976年5月25日 1980年5月24日
旧・25代目 1980年5月25日 1984年5月24日
旧・26代目 1984年5月25日 1988年5月24日
旧・27代目 佐藤孝志 1988年5月25日 1992年5月24日
旧・28代目 1992年5月25日 1996年5月24日
旧・29代目 1996年5月25日 2000年5月24日
旧・30代目 2000年5月25日 2004年5月24日
旧・31代目 橘慶一郎 2004年5月25日 2005年10月31日
新・1代目 2005年11月20日 現在

[編集] 市役所

[編集] 警察

[編集] 消防

[編集] 郵便局

[編集] 経済

伝統産業としては、梵鐘仏具などの銅器製造(高岡銅器)が全国的に有名である。日本三大大仏の一つ、高岡大仏に生かされている。また、高岡漆器高岡仏壇も有名である。豊富なを利用した水力発電のために、電力が安いことから、アルミの製品の生産が発展している。現在でも、アルミの建材の出荷は多額で、三協立山アルミの本社や新日軽の工場がある。事業所を置く会社としては、隣の砺波市で創業された、大手運輸会社の一つ、トナミ運輸の本社がある。また、創業者のゆかりの地という経緯から、読売新聞の北陸支社が設けられている。他に、ショウワノートの本社、チューリップテレビの本社、北陸コカ・コーラボトリングの本社もある。また、国勢調査2000年)による産業就業人口は、第一次産業が2,036人、第二次産業が35,760人、第三次産業が53,594人だった。

[編集] 主な本社設置企業

[編集] 工場・事業所を置く主な企業

[編集] 主な大型商業施設

[編集] 地域

地域図(実際の地域の位置=図中の地名の位置)
地域図(実際の地域の位置=図中の地名の位置)
伏木地区
高岡市北部、富山湾に面する地域。伏木富山港を有し、昔から海運によって栄えてきた。富山県でも有数の港町の一つ。
牧野地区
二上地区
野村地区
国吉地区
東五位地区
西五位地区
高岡市西部、石川県と接する地域。旧・福岡町の北部にあたる。山が多く、五位ダムなどを有する。
福岡地区
旧・福岡町の中心部を含む地域。
二塚地区
戸出地区
高岡市南部の庄川西岸の地域。
中田地区
高岡市南部の庄川東岸の地域。

[編集] 教育

高岡市は、高岡の“ものづくり”の産業を知ってもらうため、独自の科目「ものづくり・デザイン科」を取り入れている。現在、高岡市内の小学5年生小学6年生中学1年生が、「ものづくり・デザイン科」を学んでいる。

[編集] 保育所

[編集] 幼稚園

[編集] 小学校

[編集] 中学校