西金沢駅

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西金沢駅
にしかなざわ - Nishi-Kanazawa
所在地 石川県金沢市
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細
北陸鉄道駅詳細

西金沢駅(にしかなざわえき)は、石川県金沢市西金沢一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線である。

なお、当駅東側に隣接する北陸鉄道石川線新西金沢駅(しんにしかなざわえき)についても本項で解説する。

JR西日本 西金沢駅[編集]

西金沢駅
東口(2013年4月30日)
東口(2013年4月30日)
にしかなざわ - Nishi-Kanazawa
野々市 (2.4km)
(3.7km) 金沢
所在地 石川県金沢市西金沢一丁目1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 北陸本線
キロ程 172.9km(米原起点)
電報略号 ニサ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
2,398人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1912年大正元年)8月1日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
* 1925年に野々市駅(初代)から改称。

歴史[編集]

  • 1912年大正元年)8月1日 - 国鉄北陸本線の松任駅と金沢駅間に、野々市駅として開業する(一般駅)。
  • 1925年(大正14年)10月1日 - 西金沢駅に改称する。
  • 1961年昭和36年)4月 - 駅舎を改築する。
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物の取扱を廃止する(旅客駅となる)。
    • 廃止以前は、駅周辺にある加賀製紙工場や日本たばこ産業金沢工場(2009年3月末閉鎖)、羽二重豆腐工場などへ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。また、側線を有していたほか貨物車への積み降ろしを行う小規模な貨物ホームが設置されており、ホーム上ではフォークリフトが運用されていた。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止する。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 2011年平成23年)10月2日 - 橋上駅の駅舎および東西を連絡する自由通路の供用を開始する[1]。また金沢市も、管轄する西口駐輪場を同日から供用開始した。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。かつて駅舎が地上にあった頃は複数の側線を有していたが、2011年の橋上駅化にあわせて撤去された。ただし側線用地は残っているほか、跨線橋を兼ねる東西自由連絡通路はその用地をも跨いでいるため、駅施設(島式ホーム1面2線)に比して空中部分は比較的長い。

金沢駅が管理し、ジェイアール西日本金沢メンテックが業務を受託する業務委託駅である[2]みどりの窓口自動券売機が設置されている[3]改札は乗客自らが入鋏する設備が備わっているが、日中の改札のみ業務委託先の社員が行っていることもある[要出典]。なお、1990年代末までは駅構内にキヨスク駅そばがあったが、2011年現在駅に付帯する商業施設はない。

北陸鉄道石川線とは、線路は常時接続されていないものの、かつては北陸鉄道の車両をJR線を経由してから輸送するときに一時的に接続するための用地が確保されており、甲種輸送の際には多くのファンが詰めかけることもあった[要出典]。しかし、この用地は後に北陸新幹線の橋脚用地に転用された。

工事[編集]

北陸新幹線金沢駅以西の開業までは金沢駅 - 白山総合車両基地の回送線となる)が通過するため、旧地上駅舎敷地を新幹線高架橋脚用地に転用すべく2011年現在その工事が進められている。

駅舎橋上化によって西口が設けられた。西口新設に伴い2011年現在、金沢市都市計画に沿い「西口駅前ロータリー」および既存道路からの「取り付け道路」の建設・整備を進めている。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 北陸本線 上り 小松福井方面
2 北陸本線 下り 金沢富山方面

北陸鉄道 新西金沢駅[編集]

新西金沢駅*
駅舎正面(左側)とホーム(2009年8月)
駅舎正面(左側)とホーム(2009年8月)
しんにしかなざわ - Shin-nishikanazawa
西泉 (1.1km)
(1.3km) 押野
所在地 石川県金沢市米泉町
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 石川線
キロ程 2.1km(野町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
914人/日
-2006年-
開業年月日 1915年(大正4年)6月22日
備考 * 1925年に新野々市駅から改称。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅本屋からホームへは構内踏切を経て連絡する。

単線区間の交換可能駅であるが、現行ダイヤ(2006年12月1日改正)においてこの駅で上下列車が交換する本数は平日朝の上下各7本と平日夕方の上下各3本に限られており、それ以外の時間帯および休日の全日は、野町駅と額住宅前駅で交換するダイヤとなっている。

かつては車両整備工場や車庫を併設した石川線の核となる駅であった。工場・車庫が移転した後も、待機車両用の留置線を2本有している。2駅離れた終点の野町駅が、旅客車両の駐留のみであったことに対して、新西金沢の留置線は貨物用電気機関車や除雪用機械、現役を退いた予備車両などが留置されていた。

利用状況[編集]

  • JR西日本 - 2012年度の1日平均乗車人員は2,398人である。
  • 北陸鉄道 - 2006年度の1日平均乗降人員914人である。

近年の推移は以下のとおり[5]

年度別一日平均乗車人員[6]
年度 JR西日本
1日平均
乗車人員
1998年(平成10年) 2,565
1999年(平成11年) 2,473
2000年(平成12年) 2,279
2001年(平成13年) 2,192
2002年(平成14年) 2,221
2003年(平成15年) 2,223
2004年(平成16年) 2,253
2005年(平成17年) 2,222
2006年(平成18年) 2,182
2007年(平成19年) 2,193
2008年(平成20年) 2,253
2009年(平成21年) 2,170
2010年(平成22年) 2,270
2011年(平成23年) 2,338
2012年(平成24年) 2,398

両駅前と付近の施設[編集]

JRの駅名は伝統的な地域名称などではなく都市名に方角を冠したのみだが、付近には「西金沢」の町名もあり、この地域を示す名称として市民に定着している。地域は西金(にしかね)と通称されることが多く、付近のバス停のうちいくつかは「西金○丁目」と命名されている。なお、JR駅の所在地は西金沢一丁目1である。

JR西金沢駅東口前を通る石川県道195号倉部金沢線沿いには「西金プリンスロード商店街」と称する小規模な商店街が形成され、金融機関のほかコンビニエンスストアなども立地している。また、周辺にはJR西金沢駅東口側(北陸鉄道新西金沢駅側)に加賀製紙金沢製粉、JR西金沢駅西口側に凍り豆腐を全国に出荷する羽二重豆腐の本社・工場がある。

東口前にはタクシー乗場が設置されている。

公共施設
  • 金沢市健民スポレクプラザ(県内唯一のアイススケートリンク)
店舗(JR西金沢駅東口側)

路線バス[編集]

JR西金沢駅東口[編集]

同駅東口降車用バス停前で乗車時刻を待つ加賀白山バス(当時)の車両。待機後反対車線側の乗車用バス停へ転回する

JR西金沢駅東口の東側に、石川線の新西金沢駅がある。石川線の踏切近隣に北陸鉄道のバス停が降車用乗車用それぞれあり、降車用バス停近くでは市内中心部向け路線バスが待機し、乗車時刻に至って反対車線側の乗車バス停へ転回する。いずれも西金沢方向の系統番号は53。

北鉄金沢バス
  • 53系統/96系統 西金沢線 : 片町香林坊兼六園下・旭町・若松・金沢大学(角間) 方面
    • 土休日には兼六園下止まりの便が多数運行されるがその場合の系統番号は53
    • 兼六園下以東に乗り入れる便は96系統を掲出(平日のほとんどの便は金沢大学 行き)
  • 82系統鳴和増泉線 : 金沢駅・神宮寺経由 柳橋 行き

JR西金沢駅西口[編集]

西口から約300mから400mほどの場所には「西金新町」および「保古町」バス停があり、主に以下の路線が運行されている。

北鉄金沢バス
  • 50番系統上荒屋線 : 上荒屋方面、兼六園下方面、柳橋・御所二丁目・星稜高校方面 行き

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
北陸本線
野々市駅 - 西金沢駅 - 金沢駅
北陸鉄道
石川線
西泉駅 - 新西金沢駅 - 押野駅

脚注[編集]

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  1. ^ 北陸本線西金沢駅橋上駅舎の供用開始について (PDF) - いいね金沢(金沢市公式ウェブサイト)
  2. ^ 営業エリア - ジェイアール西日本金沢メンテック(2013年9月10日閲覧)
  3. ^ 外部リンク(JR西日本)を参照。(2013年9月10日閲覧)
  4. ^ 「地方鉄道駅名改称」『官報』1926年3月5日(国立国会図書館デジタル化資料)
  5. ^ 出典:石川県統計書、金沢市統計書
  6. ^ 8.運輸・通信 - 金沢市統計書

関連項目[編集]

外部リンク[編集]