北越 (列車)
| 北越 | |
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485系 特急「北越」
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| 運行鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 金沢駅 - 新潟駅 |
| 経由線区 | 北陸本線・信越本線 |
| 使用車両 (所属区所) |
485系電車(新潟車両センター) |
| 運転開始日 | 1969年10月1日 |
| 備考 | 2012年3月17日現在 |
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この表について
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北越(ほくえつ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が金沢駅 - 新潟駅間を北陸本線・信越本線経由で運行する特急列車である。
本項では、北陸地方の各都市間を結んでいた優等列車の沿革についても記述する。
目次 |
[編集] 概要
1969年10月に大阪駅 - 新潟駅間(東海道本線・北陸本線・信越本線経由)で臨時列車として運転を開始した特急列車で、1970年3月には定期列車に変更された。1975年3月には湖西線が開業したことにより、同線経由に変更されている。
しかし、1978年10月に北陸方面の特急列車の運転区間の見直しにより、金沢駅を境に系統分割されるようになり、大阪駅発着の列車を「雷鳥」とし、「北越」は一時期は福井駅まで運転されていたときもあったが、金沢駅発着として北陸地方都市間を結ぶ役割を担うようになった。
2001年3月には大阪駅発着の「雷鳥」「サンダーバード」の運転系統の整理に伴い、大阪駅 - 新潟駅間の「雷鳥」2往復と「白鳥」が廃止され、金沢駅 - 新潟駅間は「北越」に統合されている。
[編集] 列車名の由来
旧国名である越国の北部にあたる、越中国と越後国の2国を併せて指す呼称である北越が列車名の由来となっている。
[編集] 運行概況
2012年3月17日現在の運行概況は次の通り[1]。
全列車が金沢駅 - 新潟駅間の運転で、5往復が運転されている。本数が少ない理由は、当列車の運行区間である北陸本線内では「サンダーバード」や「しらさぎ」、「はくたか」なども運行されており、これらの補完列車という意味合いが強いためである。また、信越本線内では「北越」の補完列車として快速「くびき野」も運転されている。
[編集] 停車駅
金沢駅 - (津幡駅) - (石動駅) - 高岡駅 - (小杉駅) - 富山駅 - (滑川駅) - 魚津駅 - (黒部駅) - (入善駅) - (泊駅) - 糸魚川駅 - 直江津駅 - 柿崎駅 - 柏崎駅 - 長岡駅 - 見附駅 - 東三条駅 - 加茂駅 - 新津駅 - 新潟駅
- ( )は一部の列車のみ停車
[編集] 使用車両・編成
| 表・編・話・歴・PJR・PJRN・C | ||||||||||||||
| 北越 | ||||||||||||||
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← 金沢
新潟 →
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JR東日本の新潟車両センターに所属する485系電車(1000番台主体のT編成および3000番台のR編成)6両編成が使用されており、「いなほ」と「北越」は共通運用となっている。主にリニューアル車(3000番台)か1000番台(いわゆる「上沼垂色」)またはT18編成、K1・2編成いずれかで運転される。
1000番台のうち、K編成の全車両とT編成中間の座席指定席車には座席を3000番台のものに取り替えた車両を編成に組み込んでいる場合がほとんどである。自由席車は従来の簡易リクライニングシートのクッションをバケットタイプに交換した車両と元「雷鳥」編成のデラックス車が含まれ、これに座席のみデラックス車と同等で座席部のハイデッキ化や座席の前後間隔拡大などはされていない車両も存在する。
JRにおける在来線特急列車の英語表記は「Limited Express」であるが、485系3000番台の車内LED式案内表示器では新幹線特急列車を指す「Super Express」が表示される。また、3000番台では前面LED式のヘッドマークに描かれる波模様が動くようになっている。
[編集] 担当乗務員区所
車掌はJR東日本とJR西日本がそれぞれ自社線内を担当し、直江津駅で交代する。なお、2004年3月ダイヤ改正までは運転士のみ交代し、JR東日本の車掌が金沢駅まで、JR西日本の車掌が新潟駅までそれぞれ越境乗務していた。
- 直江津駅 - 新潟駅間(車掌・運転士):JR東日本新潟運輸区・長岡運輸区・直江津運輸区
- 直江津駅 - 金沢駅間(車掌・運転士):JR西日本金沢列車区・糸魚川地域鉄道部糸魚川運転センター・富山地域鉄道部富山運転派出
[編集] 車内販売
北陸トラベルサービス・日本レストランエンタプライズ (NRE) による車内販売が行われているが、担当会社は列車により異なる。ただし、2号・8号・10号・3号・5号・9号では車内販売は営業していない[2]。また、1号・6号は直江津駅 - 新潟駅間のみ営業している[3]。なお NRE 担当でもSuicaによる決済はできない。
[編集] 北陸都市間優等列車概説
[編集] きたぐに
大阪駅 - 新潟駅間の臨時列車として運転されている急行「きたぐに」については「きたぐに (列車)」を参照
1961年10月に運転を開始した急行列車で、石川県と新潟県を結ぶ役割を担う列車として金沢駅 - 新潟駅間で運転を開始した。従来、北陸地方の都市間の連絡列車としては「北陸」など上野駅 - 大阪駅間の列車や、「日本海」など日本海縦貫線直通列車が担っていた。しかし、必ずしも効率的な運用がなされないことや、同日に特急「白鳥」の運転を開始したが、同列車が新潟駅を経由しないためその補助の役割を担っていたことが背景に挙げられる。
キハ58系が使用され、雪の結晶がデザインされた大型のヘッドマークを取り付けて運転されていた。1963年に大阪駅 - 新潟駅間に運転区間が延長され、大阪駅 - 金沢駅間では「奥能登」と併結された12両編成で運転を行っていた。
1968年10月に大阪駅 - 青森駅間の寝台急行に「きたぐに」の名称が使用されることにより、大阪駅 - 新潟駅間の「きたぐに」は「越後」を名乗ることになった。
[編集] 白馬
「白馬」(はくば)は、北陸と信州を結び、新たな観光需要の開発を目的として1971年7月から1975年3月まで運転された急行列車で、当初は臨時列車であったが、利用客が見込めると判断されて1972年3月に定期列車化された。金沢駅 - 糸魚川駅間は「しらゆき」と併結運転されていたが、観光客を中心に人気が高い列車で、1972年に糸魚川駅 → 信濃大町駅間の季節列車も運転されていた。
しかし、1982年に併結運転していた「しらゆき」が「白鳥」に統合されるのと同時に「白馬」も廃止され、大糸線全線を走行する優等列車は廃止されることになった。
[編集] かがやき
1988年に金沢駅 - 長岡駅間で運転を開始し、「北越」の速達列車として位置づけられ、停車駅は、直江津駅・富山駅・高岡駅に限られていた。車両は、485系が使用され、普通車のみであるが全車座席指定席で、自由席は連結されていなかった。長岡駅では上越新幹線「あさひ」に接続するように考慮されたダイヤで、金沢駅 - 上野駅間は4時間10分に大きく短縮された。列車名は公募によって決定された。
なお、同時に東海道新幹線に接続する「しらさぎ」の速達列車として、「きらめき」も運転を開始している。
[編集] 北陸都市間優等列車沿革
[編集] 創始
- 1961年(昭和36年)10月1日:金沢駅 - 新潟駅間で急行「きたぐに」が運転開始。
- 1963年(昭和38年)4月20日:ダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
- 1968年(昭和43年)10月1日:大阪駅 - 青森駅間の夜行急行 501・502列車に「きたぐに」の名称を与え、これまでの「きたぐに」は「越後」(えちご)に変更。
[編集] 特急「北越」の登場とその後
| はくたか | ||||||||||||||||||||||
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← 上野
金沢 →
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- 1969年(昭和44年)10月1日:大阪駅 - 新潟駅間(東海道本線・北陸本線・信越本線経由)で臨時列車として特急「北越」が運転開始。
- 1970年(昭和45年)3月1日:「北越」が定期列車になる。
- 1971年(昭和46年)7月20日:金沢駅 - 松本駅間(大糸線経由)で、臨時列車として「白馬」が運転開始(糸魚川駅 - 松本駅間は普通列車)。
- 1972年(昭和47年)3月15日:「白馬」が定期列車化され、全区間が急行列車化。季節列車として、糸魚川駅 → 信濃大町駅間で1本が増発。
- 1973年(昭和48年)3月1日:「北越」が2往復増発され、大阪駅 - 新潟駅間2往復と金沢駅 - 新潟駅間(毎日運転の臨時列車)1往復になる。
- 1975年(昭和50年)3月10日:湖西線開業に伴うダイヤ改正で次のように変更(1975年3月10日国鉄ダイヤ改正)。
- 「北越」が湖西線経由に変更。
- 「白馬」は糸魚川駅 → 信濃大町駅間の季節列車が廃止され、1往復になる。
- 1978年(昭和53年)10月2日:特急列車の再編により、大阪駅発着列車が「雷鳥」に統合され、「北越」は1往復になる。
[編集] 上越新幹線接続による特急化・速達化
- 1982年(昭和57年)11月15日:上越新幹線開業に伴うにより、以下のように変更(1982年11月15日国鉄ダイヤ改正)。
- 「北越」が3往復増発。
- 「しらゆき」が特急列車に変更され、福井駅 - 青森駅間の「白鳥」になり、廃止。
- 「白馬」が廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:福井駅 - 青森駅間の「白鳥」1往復の運転区間が福井駅 - 新潟駅間に短縮されて「北越」に統合。「北越」は1往復増発されて、5往復になる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:一本列島のダイヤ改正により、金沢駅 - 長岡駅間で特急「かがやき」2往復が運転開始。
- 1989年(平成元年)3月11日:「かがやき」が2往復増発され、4往復になる。
- 1991年(平成3年)3月16日:福井駅 - 長岡駅間の「かがやき」が1往復増発され、5往復になる。また、「北越」の1往復が長岡発着になる。
- 1992年(平成4年)3月14日:「かがやき」にグリーン車の連結が開始。和倉温泉駅 - 長岡駅間の「かがやき」が1往復増発され、6往復になる。「北越」の下り1本が長岡駅 → 新潟駅間は普通列車に、上り1本が新潟駅 → 長岡駅間は快速列車になる。
- 1994年(平成6年)12月3日:「北越」の1往復が長岡駅発着になる。
[編集] ほくほく線開業以降
- 1997年(平成9年)3月22日:北越急行ほくほく線開業によるダイヤ改正により、次のように変更。
- 上越新幹線に接続するほくほく線経由の特急「はくたか」が運転開始。
- 「北越」の一部も「はくたか」に統合されたため、「北越」は金沢駅 - 新潟駅間の2往復になる。
- 「かがやき」が廃止。
- 2001年(平成13年)3月3日:「雷鳥」「サンダーバード」の運転区間の見直しにより、大阪駅 - 新潟駅間の「雷鳥」2往復と「白鳥」が廃止。これに伴い、「北越」は金沢駅 - 新潟駅間で5往復になる[5]。
- 2004年(平成16年)10月23日 - 11月28日:新潟県中越地震の影響により「北越」の全列車が全区間運休(1往復については12月12日まで)。
- 2007年(平成19年)
[編集] 脚注
- ^ 『JR時刻表』2012年3月号、交通新聞社。
- ^ 特急列車 車内販売のご案内 - 東日本旅客鉄道
- ^ 車内販売のご案内:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- ^ 三宅俊彦・寺本光照『時刻表に見る〈国鉄・JR〉列車編成史』JTBパブリッシング、2011年、p.106。ISBN 978-4-533-08344-0。
- ^ -平成13年3月 ダイヤ改正について- I 在来線特急・急行(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年12月8日
[編集] 参考文献
- 寺本光照『国鉄・JR列車名大事典』中央書院、2001年。ISBN 4-88732-093-0。
- 今尾恵介・原武史『日本鉄道旅行歴史地図帳-全線・全駅・全優等列車- 6号・北信越』新潮社、2010年。ISBN 978-4-10-790040-1。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 北越 485系:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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